JPH0360113A - リフトオフ用レジストパターン形成方法 - Google Patents

リフトオフ用レジストパターン形成方法

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JPH0360113A
JPH0360113A JP19391489A JP19391489A JPH0360113A JP H0360113 A JPH0360113 A JP H0360113A JP 19391489 A JP19391489 A JP 19391489A JP 19391489 A JP19391489 A JP 19391489A JP H0360113 A JPH0360113 A JP H0360113A
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JP
Japan
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resist
lift
electron beams
electron beam
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP19391489A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Ishii
清 石井
Korehito Matsuda
松田 維人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、化合物半導体デバイスに用いられているマツ
シュルーム型ゲートを形成するための電子ビームを用い
たリフトオフ用レジストパターン形成方法に関する。
〔従来の技術〕
化合物半導体デバイスではゲート長の微細化によるゲー
ト抵抗の増大が問題となっている。
そこでゲート長を微細化したままゲート抵抗の低減を図
ることのできる、マツシュルーム型ゲートの必要性が高
まっている。マツシュルーム型ゲートとは、ゲートを断
面より見たときに半導体基板と接しているゲート下部の
ゲート長は微細として、ゲート上部はゲート下部に比べ
て数倍程度の幅を持っている、マツシュルームに似た構
造のゲートを言う。
この構造ではゲート下部は微細なためデバイスの高速化
が図れると同時に、ゲート上部の断面積が大きいためゲ
ート抵抗の低減を図ることができる。マツシュルーム型
ゲートは以上のような特長を有するために、化合物半導
体デバイスの性能向上に必要不可欠な技術となっている
このマツシュルーム型ゲートはリフトオフによって形成
する方法が一般的であり、それ以外の方法では実用性が
低い。
従来のマツシュルーム型ゲートを形成するためのリフト
オフ用レジストパターン形成方法を第2図を参照して以
下に示す。すなわち第2図は従来技術によるリフトオフ
用しジストパ9−ン形成工程を示す断面図であって、符
号1は第1電子ビームレジスト、2は半導体基板、3は
第2電子ビームレジスト、4は高エネルギー電子ビーム
を意味する。従来法では、まず例えばポリメチルメタク
リレート (PMMA)のような低感度のポジ型レジス
ト1を下層レジストとじ−C半導体基板2上に塗布、ベ
ータを行う。その上に松下ポジ型しジス)  (MPR
)のような下層レジストに対して高感度なポジ型レジス
ト3を塗布、ベータを行い、第2図(a)に示す2層の
レジスト構成とする。このとき上層と下層レジストの感
度差は3〜4倍程度になるようにレジストを選ぶ必要が
ある。この試料に20〜30KVの一般に使われている
エネルギーの電子ビーム4で図形を描画する〔第2図(
b)〕。次に現像〔例えばPMMA/MPHのレジ・ス
ト構成の場合、メチルイソブチルケトン(MIBK)1
に対しイソプロピルアルコール(IPΔ)3の混合溶液
〕を行い、リフトオフに適した断面形状を持つレジスト
パターンを得る〔第2図(C)〕この従来法は2種類の
レジストの感度差を利用する。すなわち、下層レジスト
に上層レジストより低感度なレジストを使用し、1種類
のエネルギーの電子ビームを用いた単一ドーズ量による
1回の描画と1回の現像を行う。下部に微細な開口幅を
持つパターンを形成できるドーズは及び現像条件では、
上層レジスト部は下層レジスト部に比較してパターン形
成するために必要なドーズ量は少なくてよいため、上層
レジスト部では幅の広いパターンが形成できる。したが
って、前記方法では、使用するレジストの種類、レジス
トに与えるドーズ量、現像条件によって上部開口幅と下
口開口幅が決まる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来法では、ある特定の感度差を持つ2種類のレジスト
を使用する必要があり、更に特定の現像条件のときのみ
所望の開口幅をもつレジストパターンが形成できるため
に、任意のレジストの選択をすることができず、また現
像条件も限られるため高解像性が得られにくい欠点があ
った。また多層にレジストを塗布することからパターン
形成工程が多くなりデバイス形成のためのターンアラン
ドタイムが長くなる欠点があった。
本発明の目的は、従来法のリフトオフ用レジストパター
ンの形成工程のターンアランドタイムを短縮すること、
並びにレジストの選択条件及び現像条件の制限を解決す
ることによって、微細なゲート長を持つマツシュルーム
型ゲート形成のためのリフトオフ用レジストパターンを
電子ビームを用いて形成可能にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明はりフトオフ用しジストパ
ターン形成方法に関する発明であって、電子ビーム描画
技、術を用いるパターン3[方法において、1種類のレ
ジスト材料を試料に塗布する工程、2種類の異なる工・
ネルギーの電子ビームにより図形を描画する工程、及び
1回の現像工程の各工程を包含することを特徴とする。
本発明は、下部開口部はレジスト膜厚より十分にレジス
ト中の侵入深さの大きい高エネルギーの電子ビーム、上
部開口部は所望の深さを現像できる低エネルギーの電子
ビームの2種の異なったエネルギーの電子ビームを同一
場所にそれぞれを最適なドーズ量で描画することによっ
て、単層に塗布したポジ型レジストを用いてマツシュル
ーム型ゲート形成に適した断面形状を持つリフトオフ用
レジストパターンを得ることを主要な特徴とする。また
電子ビームはイオンビームに比べて微細に集束すること
ができ、描画装置の完成度も高くより実用的であるため
、本発明は特に電子ビームを用いることも特徴とする。
従来法では2層に塗布したレジスト構成で1種類のエネ
ルギーの電子ビームを用いるのに対して、本方法は単層
に塗布したレジスト構成で2種類のエネルギーの電子ビ
ームを用いる点が異なる。
〔実施例〕 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例 以下、本発明に係わるリフトオフ用レジストパターン形
成方法の1実施例につき第1図を参照して詳細に説明す
る。なお、第1図は本発明を実施するためのリフトオフ
用しジストパターン形成工程の1例の概要を示す断面図
であって、符号2は半導体基板、4は高エネルギー電子
ビーム、5は電子ビームレジスト、6は下部開口部、7
は上部開口部、8は低エネルギー電子ビームを意味する
この第1図に示す実施例については電子ビーム用ポジ型
レジスト5としてPMMAを用い、まず半導体基板(シ
リコン)2上にIIPrnの厚さに塗布し、160℃で
30分間の通常のベーキング処理をし、1種類のレジス
トによる単層レジスト層を基板に構成する〔第1図(a
)〕。次いで下部開口部6を形成するために高エネルギ
ー(25KV)の電子ビーム4を用い、所望の開口幅を
形成できるドーズ量(80μC/cm’)で描画する〔
第1図(b)〕。次に上部開口部7を形成するための低
エネルギー(5KV)の電子ビーム8を用い、所望の開
口幅を形成できるドーズ量(40μc/cm’ )で描
画する〔第1図(C)〕。下部開口部を形成するための
電子のエネルギーは、本実施例では25KVを用いたが
、25KVを超えるエネルギーとしてもよいことは明ら
かである。また描画の順序は逆となってもよい。更に上
部開口部を形成するための描画において40μC/cm
2より多くのドーズ量を与えることにより更に広い開口
幅を得ることもできる。次に一般に用いられている標準
現像条件(MIBK/IPA=1/3)で現像を行う。
5KVのエネルギーの電子ビームのレジスト(PMMA
)中での飛程は約0.64.である。そのため、その厚
さ以上深くは電子が到達しないので、0.64Fm以上
は深く現像されない。また第1図(C)に示すように、
電子はレジストの断面より見たとき円状に散乱されるた
め、現像後のパターンはパターン上部にリフトオフする
ために必要なひさしが形成される。以上の工程で第1図
(d)に示すマツシュルーム型ゲート形成に適したリフ
トオフ用レジストパターンが得られる。この後、金属を
蒸着、レジストをはく離する通常の工程を経てマツシュ
ルーム型ゲートが得られる。
なお、本方法ではレジストはポジ型ならばどのような電
子ビーム用レジストでもよい。
実施例2 リフトオフを行うための実用的なレジスト膜厚は0.5
〜2/7−IT+である。この膜厚の約50〜80%の
深さを上部開口幅とするときゲートの3倍以上の低抵抗
化が図れるマツシュルーム型ゲートのためのパターンを
形成することができた。このためには0.25〜1.6
Frnの侵入深さを持つ電子ビームを用いる必要がある
ことから、上部開口部を形成するための加速電圧は3〜
9KVとしなければならない。2KV以下では電子のレ
ジスト中への侵入距離が小さいため低抵抗化に十分な断
面積を持つ上部開口幅を形成できなかった。またloK
V以上のエネルギーでは電子はレジスト膜厚以上侵入す
るためマツシュルーム型ゲート形成に必要なレジストパ
ターンは得られなかった。一方、下部開口部を形成する
ための電子の加速電圧は本実施例では25KVを用いた
が、50KVのエネルギーとしたときも微細な開口幅が
得られた。しかし20KV未満のエネルギーではレジス
ト中の電子の散乱が大きくなるために微細な下部開口幅
ができなかった。そこで下部開口幅を形成するためのエ
ネルギーは20KV以上のエネルギーとすることが必要
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればマツシュルーム型
ゲートを形成するために必要なレジストパターンを1種
類のレジストのみを用いた単層のレジスト構成で形成で
きる。そのため2種類のレジストを用いている従来技術
に比ベレジスト塗布の工程が簡略化されるため、デバイ
ス製作のターンアランドタイムが短縮できる。
また従来技術では2種類のレジストの感度差を考慮して
レジストを選択する必要があったが、本発明ではレジス
トは1種類のみ用いているために、使用するポジ型電子
ビーム用レジストは任意に選ぶことができ、高解像性レ
ジストを用いて微細なゲート長を持つマツシュルーム型
ゲートを形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するためのリフトオフ用レジスト
パターン形成工程の1例の概要を示す断面図、第2図は
従来技術によるリフトオフ用レジストパターン形成工程
を示す断面図である。 l:第1電子ビームレジスト、2:半導体基板、3:第
2電子ビームレジスト、4:高エネルギー電子ビーム、
5:電子ビームレジスト、6:下部開口部、7:上部開
口部、8:低エネルギー電子ビーム ((2) (b) 8/ 図 (C4”) (bン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電子ビーム描画技術を用いるパターン形成方法にお
    いて、1種類のレジスト材料を試料に塗布する工程、2
    種類の異なるエネルギーの電子ビームにより図形を描画
    する工程、及び1回の現像工程の各工程を包含すること
    を特徴とするリフトオフ用レジストパターン形成方法。
JP19391489A 1989-07-28 1989-07-28 リフトオフ用レジストパターン形成方法 Pending JPH0360113A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6300414B1 (en) 1998-08-28 2001-10-09 Basf Corporation Additive for coating compositions for adhesion to TPO substrates
US6423778B1 (en) 1999-06-30 2002-07-23 Basf Corporation Process for coating olefinic substrates
KR100422811B1 (ko) * 1996-10-05 2004-06-16 주식회사 하이닉스반도체 전자빔장치를이용한패턴형성방법
US6939916B2 (en) * 2000-11-07 2005-09-06 Basf Corporation Adhesion promoter, coating compositions for adhesion to olefinic substrates and methods therefor

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