JPH036002Y2 - - Google Patents

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JPH036002Y2
JPH036002Y2 JP1984048309U JP4830984U JPH036002Y2 JP H036002 Y2 JPH036002 Y2 JP H036002Y2 JP 1984048309 U JP1984048309 U JP 1984048309U JP 4830984 U JP4830984 U JP 4830984U JP H036002 Y2 JPH036002 Y2 JP H036002Y2
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JP
Japan
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circulator
coil
lumped constant
resonant circuit
alumina
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JP1984048309U
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JPS60160606U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野の説明〕 本考案はVHF帯で使用される耐電力のすぐれ
た広帯域集中定数型サーキユレータの改良に関す
る。
〔従来技術の説明〕
従来より増幅素子の固体化に伴ない負荷変更に
よつて生じる反射電力から増幅素子の破壊を防ぐ
ため、サーキユレータが一般に採用されている。
特に、近年固体化回路の進歩及び半導体増幅素
子の高出力化に伴ない、大電力のサーキユレータ
の要求がますます強くなるばかりである。
一般に従来の広帯域集中定数型サーキユレータ
については、直並列のキヤパシタ及び直並列のイ
ンダクタンスを用いて双峰特性又は三峰特性にす
ることはよく知られている。
この広帯域集中定数型大電化するため第1図
a,bに示すようにサーキユレータの内部の集中
定数部品の発熱をおさえる為、集中定数部品の取
付板にはアルミナ基板2を使用し、しかもサーキ
ユレータ筐体1と前記のアルミナ基板2との間に
アルミブロツク21をはさみ込んだ構造として放
熱性を高めていた。又集中定数部品の1つである
キヤパシタ6,7,8,9,10,11,12,
13,14にはアルミナ基板2に密着して取り付
けられるチツプ型のコンデンサを使用していた。
しかしながら、40〜110MHz、通過電力100W以
上で使用すると直列のインダクタンスとして動作
する集中定数型コイル3,4,5の中央部分が著
しく発熱し、その熱がサーキユレータ内部にこも
りサーキユレータの特性劣化及び信頼性をそこな
うという欠点があつた。なお、図中15,18,
19は入力端子、16,17はアース端子、20
はフエライトである。
〔考案の目的の説明〕
本考案の目的はインダクタンスの発熱を少くし
信頼性の低下を防止した高電力広帯域集中定数型
サーキユレータを提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案は三端子に加えられた信号の同相励振成
分のみと結合する直列LCあるいは並列LC共振回
路を内部に備えた広帯域集中定数型サーキユレー
タであつて、 前記直列LCあるいは並列LC共振回路の取付け
用のアルミナ基板と、 前記アルミナ基板とサーキユレータ筐体の間に
挟み込んで介在されたアルミのブロツクと、両端
が端子あるいは基板のコンデンサに接続されて共
振回路の一部を構成する空心コイルと、 各コイルの直下の前記アルミナ基板に付された
浮島導体とを有し、 該空心コイルの中央付近の一部に結線された熱
良導体を前記浮島導体に接続したことを特徴とす
る広帯域集中定数型サーキユレータである。
〔実施例の説明〕
以下に本考案の実施例を図によつて説明する。
第2図a,bにおいて、本考案においてもサー
キユレータの内部の集中定数部品の発熱をおさえ
る為、集中定数部品の取付板にアルミナ基板2を
使用し、また、サーキユレータ筐体1と、前記の
アルミナ基板2との間にアルミナブロツク21を
はさみ込んだ構造として放熱性を高めている点は
従来のサーキユレータと同じである。第2図a,
b中、第1図a,bと同一構成部分には同一番号
を付してその説明を省略する。その基本構造は、
入力端子15,18,19に加えられた信号の同
相励磁成分のみと結合する集中定数型コイル3,
4,5とコンデンサとの組合せによる直列LCあ
るいは並列LC共振回路を内部に備えている。
本考案は各集中定数型コイル3,4,5を設置
すべき位置の直下のアルミナ基板2上に予じめ印
刷等によりそれぞれ浮島の導体22,23,24
を設け、各コイル3,4,5の中央部を熱良導体
25をもつて前記導体22,23,24にそれぞ
れ接続したものである。各集中定数型コイルは空
心コイルであり、その両端が端子あるいは基板上
のコンデンサに接続されているものであるが、第
2図b中、コイル3について示すように空心コイ
ルの中央部付近に熱良導体25を結線してこれを
その直下の浮島の導体22に接続する。これによ
つて、各集中定数コイル3,4,5の中央部に発
生する著るしい熱はアルミナ基板2とアルミブロ
ツク21を通してサーキユレータ筐体1に放熱さ
れ、広範囲の特性を得るために調整が必要とされ
る集中定数型コイルに十分な自由度をもたせるこ
とができる。
〔考案の効果の説明〕
本考案は以上説明したように、集中定数型コイ
ルの中央部をアルミナの部品取付基板の浮島の導
体に熱良導体で接続したため、コイルの発熱を少
なくし、信頼性の低下を防止することができる効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来の集中定数型サーキユレータの
平面図、bは断面図、第2図aは本考案の一実施
例を示す平面図、bは断面図である。 図において、1はサーキユレータ筐体、2はア
ルミナ基板、3,4,5は集中定数型コイル、
6,7,8,9,10,11,12,13,14
はチツプ型コンデンサ、15,18,19は入力
端子、16,17はアース端子、20はフエライ
ト、21はアルミブロツク、22,23,24は
アルミナ基板上の導体の浮島、25は熱良導体で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 三端子に加えられた信号の同相励振成分のみと
    結合する直列LCあるいは並列LC共振回路を内部
    に備えた広帯域集中定数型サーキユレータであつ
    て、 前記直列LCあるいは並列LC共振回路の取付け
    用のアルミナ基板と、 前記アルミナ基板とサーキユレータ筐体の間に
    挟み込んで介在されたアルミのブロツクと、両端
    が端子あるいは基板のコンデンサに接続されて共
    振回路の一部を構成する空心コイルと、 各コイルの直下の前記アルミナ基板に付された
    浮島導体とを有し、 該空心コイルの中央付近の一部に結線された熱
    良導体を前記浮島導体に接続したことを特徴とす
    る広帯域集中定数型サーキユレータ。
JP4830984U 1984-04-02 1984-04-02 広帯域集中定数型サ−キユレ−タ Granted JPS60160606U (ja)

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JP4830984U JPS60160606U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 広帯域集中定数型サ−キユレ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS60160606U JPS60160606U (ja) 1985-10-25
JPH036002Y2 true JPH036002Y2 (ja) 1991-02-15

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ID=30564444

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JP4830984U Granted JPS60160606U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 広帯域集中定数型サ−キユレ−タ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152760A (ja) * 1974-11-01 1976-05-10 Nippon Electric Co Aisoreeta
JPS5765001A (en) * 1980-10-07 1982-04-20 Nec Corp Direct current bias circuit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152760A (ja) * 1974-11-01 1976-05-10 Nippon Electric Co Aisoreeta
JPS5765001A (en) * 1980-10-07 1982-04-20 Nec Corp Direct current bias circuit

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JPS60160606U (ja) 1985-10-25

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