JPH035992Y2 - - Google Patents

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JPH035992Y2
JPH035992Y2 JP14757982U JP14757982U JPH035992Y2 JP H035992 Y2 JPH035992 Y2 JP H035992Y2 JP 14757982 U JP14757982 U JP 14757982U JP 14757982 U JP14757982 U JP 14757982U JP H035992 Y2 JPH035992 Y2 JP H035992Y2
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JP
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circuit
output
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resistor
time constant
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JP14757982U
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は二線式伝送器、特にダンピング回路
に特徴を有する二線式伝送器に関する。
従来よりよく使用される二線式伝送器の回路接
続図を第1図に示している。同図において1はそ
の入力に圧力、温度あるいは流量等の物理量を受
けると、その物理量を容量変化、インダクタンス
変化、抵抗変化等に変換しさらにこの変化に応じ
た電圧変化e1,e2を出力する変換回路、R
1,R2は加算(演算)回路を構成する抵抗、2
は演算増幅器である。演算増幅器2の入力端と
c.c.電位間に接続される可変抵抗RDと演算増幅器
2の出力端と可変抵抗RDの可動端子に接続され
るコンデンサCによりダンピング回路3が構成さ
れている。演算増幅器2の出力端はトランジスタ
Trのベース電極に接続されている。トランジス
タTrと出力抵抗R0は直列接続されて出力回路を
構成し、電源部(定電圧源もしくは定電流源)4
とc.c.電位間に接続されている。
Rfは帰還抵抗であつてこの抵抗の両端に発生
した電圧efは抵抗R3を介して演算増幅器2の
入力端に帰還されるようになつている。なお5は
電源(たとえばDC24V)、6は負荷である。
上記回路において抵抗RD及びコンデンサCの
時定数回路すなわちダンピング回路3は、入力信
号が場合によつて大きく変動する場合(たとえば
ポンプ直後の流量信号)出力信号の変動を少くす
るために設けられている。このダンピング回路3
は、可変抵抗RDの可動端子をその電位が演算増
幅器2の入力端と同電位となるように移動した
とき時定数が最大(R2RD)となり、逆に可
変抵抗RDの可動端子をその電位がc.c.電位となる
ように移動したとき時定数が最小(0)となる。
このようなダンピング回路3を含む従来の二線
式伝送器の欠点は可変抵抗RDの可動端子を急激
に移動させると、時定数の変化のみならずコンデ
ンサCの充電電圧のため出力変動が生じること
と、コンデンサCの初期条件よりすなわち演算増
幅器2の出力端が0電位である初期条件下におい
て、電源投入すると電源部4よりトランジスタ
Trあるいは演算増幅器2を形成するICを通じて
コンデンサCに充電電流が流れその出力電流が第
3図に示すように一旦上昇することである。
この考案の目的は上記従来の二線式伝送器の欠
点を解消し、時定数を変化させても出力変動を生
じさせない、また電源投入時に出力電流上昇の生
じない、二線式伝送器を提供するにある。
上記目的を達成するためにこの考案の二線式伝
送器は、演算回路と演算増幅器の一方の入力端間
に時定数回路を構成する抵抗を接続するととも
に、演算増幅器の前記入力端と出力端間に時定数
回路を構成するコンデンサを接続し、かつ出力回
路の出力抵抗と基準電位間にツエナダイオードを
設けてなるダンピング回路を特徴的に備えてい
る。
以下、実施例によりこの考案をさらに詳細に説
明する。
第2図はこの考案の一実施例を示す二線式伝送
器の回路接続図である。
同図においてダンピング回路7以外は、第1図
に示す回路と同様に構成されている。ダンピング
回路7は、時定数回路を構成する可変抵抗RD
コンデンサC及びツエナダイオードZDから構成
されている。
可変抵抗RDは演算回路を構成する抵抗R2の
一端と演算増幅器2の入力端間に接続されてお
りまた、この演算増幅器2の入力端とその出力
端間にコンデンサCが接続されており、さらに出
力抵抗R0とc.c.電位間にツエナダイオードZDが接
続されている。このツエナダイオードZDはその
ツエナ電圧VZが入力電圧e1・e2よりも大き
なものが選定され使用される。なお抵抗R2の出
力側端とc.c.電位間には抵抗R4が接続されてい
る。
この実施例回路において、可変抵抗RDの抵抗
値を変化させても時定数が変るだけであり、演算
増幅器2への入力には影響が生じない。したがつ
て出力変動を与えることなく時定数を変化でき
る。
一方、電源投入時はコンデンサCの演算増幅器
2の出力側の端子電圧がツエナダイオードZDに
より入力電圧e1,e2の電位よりも高く持ち上
げられているためコンデンサCは常に演算増幅器
2の出力側が正となり、この方向から充電される
ことはなく、この回路の電源投入時の出力電流特
性は第4図に示す通りとなり出力電流値が一旦上
昇することはない。
なお第3図、第4図においてtiは電源投入時点
を示している。
以上のようにこの考案の二線式伝送器によれ
ば、タンピング回路の時定数回路構成用の抵抗を
演算回路と演算増幅器の入力の一端間に接続しか
つ時定数回路構成用のコンデンサを演算増幅器の
前記入力の一端とその出力端間に接続するもので
あるから、その抵抗値等を変化して時定数を変え
ても出力に変動を与えることはない。その上出力
抵抗と基準電位間にツエナダイオードを設けるも
のであるからこのツエナダイオードのツエナ電圧
が入力電圧よりも大となるものを選定し使用すれ
ば、電源投入時に出力電流が一旦上昇する不都合
も解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の二線式伝送器の回路接続図、第
2図はこの考案の一実施例を示す二線式伝送器の
回路接続図、第3図は第1図に示す二線式伝送器
の電源投入時の出力電流特性を示す図、第4図は
第2図に示す二線式伝送器の電源投入時の出力電
流特性を示す図である。 1……変換回路、2……演算増幅器、4……電
源部、7……ダンピング回路、R1,R2……演
算回路構成抵抗、RD……可変抵抗(時定数回路
構成用)、C……コンデンサ(時定数回路構成
用)、R0……出力抵抗、Tr……出力トランジス
タ、ZD……ツエナダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧力、温度あるいは流量等の物理量を受けて電
    気信号に変換する変換回路と、この変換回路より
    の電気信号を受けて演算する演算回路と、演算増
    幅器と、トランジスタ及び出力抵抗が直列接続さ
    れる出力回路とを含む二線式伝送器において、 前記演算回路と前記演算増幅器の一方の入力端
    間に時定数回路を構成する抵抗を接続するととも
    に、演算増幅器の前記入力端と出力端間に時定数
    回路を構成するコンデンサを接続し、かつ前記出
    力回路の出力抵抗と基準電位間にツエナダイオー
    ドを設けたことを特徴とする二線式伝送器。
JP14757982U 1982-09-28 1982-09-28 二線式伝送器 Granted JPS5953499U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14757982U JPS5953499U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 二線式伝送器

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JP14757982U JPS5953499U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 二線式伝送器

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Publication Number Publication Date
JPS5953499U JPS5953499U (ja) 1984-04-07
JPH035992Y2 true JPH035992Y2 (ja) 1991-02-15

Family

ID=30328141

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JP14757982U Granted JPS5953499U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 二線式伝送器

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JPS5953499U (ja) 1984-04-07

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