JPH0359867B2 - - Google Patents

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JPH0359867B2
JPH0359867B2 JP19945984A JP19945984A JPH0359867B2 JP H0359867 B2 JPH0359867 B2 JP H0359867B2 JP 19945984 A JP19945984 A JP 19945984A JP 19945984 A JP19945984 A JP 19945984A JP H0359867 B2 JPH0359867 B2 JP H0359867B2
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JP
Japan
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valve
brake
ram cylinder
brake valve
working
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JP19945984A
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JPS6177556A (ja
Inventor
Akira Tatsumi
Junichi Hosono
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6177556A publication Critical patent/JPS6177556A/ja
Publication of JPH0359867B2 publication Critical patent/JPH0359867B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/58Combined or convertible systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、作業車両のブレーキ回路に関するも
のである。
〔発明の背景〕
油圧シヨベルなどの作業車両に搭載されるブレ
ーキ回路には、走行中の車両を減速または停止
させる機能と、作業車両の停止状態を継続する
機能と、走行時若しくは作業車両を停止しての
作業時、ブレーキ装置が備えられた車輪を懸架す
るラムシリンダを固定する機能が要求される。
かかる機能を備えた作業車両のブレーキとし
て、従来、第3図に示すようなブレーキ回路が知
られている。
第3図において、1は空気圧源であり、エンジ
ン2と、エンジン2によつて駆動される圧縮機3
と、圧縮機3によつて圧縮された空気を蓄積する
エアタンク4と、前記エアタンク4内に蓄積され
た圧縮空気が前記圧縮機3に逆流するのを防止す
る逆止弁5と、前記エアタンク4内の空気圧が設
定値以上になつた場合、エアタンク4内の圧縮空
気を大気中に放出するリリーフ弁6とから成つて
いる。7は走行中の作業車両を減速、停止するた
めに用いる走行用ブレーキ弁であり、8は作業車
両の作業中の停止状態を継続するために用いる作
業用ブレーキ弁であつて、前記空気圧源1の空気
供給管路1aの下流に並列に設定されている。9
はシヤトル弁であつて、2つの入口に前記走行用
ブレーキ弁7および作業用ブレーキ弁8の出力管
路10,11がそれぞれ接続されている。12は
空気圧油変換倍力装置であつて、ピストン12a
の両側に空気室12bと油室12cとが形成され
ており、前記空気室12bに、ロータリジヨイン
ト13を介して前記シヤトル弁9の出口管路14
が接続される。15は車輪に組み込まれたブレー
キ装置であつて、圧油管路16により前記空気圧
油圧変換倍力装置12の油室12cと接続される
ホイールシリンダ17と、前記ホイールシリンダ
17によつて作動されるブレーキシユー18と、
前記ブレーキシユー18が押圧されるブレーキド
ラム19とを有している。20,20aは前記ブ
レーキ装置15を備えた車輪のうち、前輪が懸架
されるラムシリンダ、21はこのラムシリンダ2
0,20aに供給される作動油を貯蔵するオイル
タンク、22,22aは前記ラムシリンダ20,
20aとオイルタンク21とを接続する管路、2
3は前記ラムシリンダ20,20aとオイルタン
ク21との間に介設されるラムシリンダロツク
弁、24は前記作業用ブレーキ弁8の出口管路と
ラムシリンダ制御弁23の信号圧入力ポート23
aとを接続するパイロツト管路である。23bは
前記ラムシリンダロツク弁23の切換位置Eに備
えられた絞りであり、23cは前記ラムシリンダ
ロツク弁23の切換位置Rに備えられた逆止弁を
示す。
今、第3図に示すように、走行用ブレーキ弁7
および作業用ブレーキ弁8が共に切換位置Dにあ
る状態から、走行用ブレーキ弁7が切換位置Uに
切り換えられると、エアタンク4の空気圧力が、
空気供給管路1a、走行用ブレーキ弁7、管路1
0、シヤトル弁9、管路14を介して空気圧油圧
変換倍力装置12の空気室12bに伝えられる。
これによつて、油室12cの油圧が上昇し、ホイ
ールシリンダ17が駆動されてブレーキシユー1
8がブレーキドラム19に押圧され、各車輪が制
御される。ブレーキペダル7aを解除して走行用
ブレーキ弁7が切換位置Dに戻されると、空気室
12bの圧力空気は管路14、シヤトル弁9、管
路10、走行用ブレーキ弁7の排気ポート7bを
通して外部へ排出され、空気室12b、油室12
cの圧力が低下し、ホイールシリダ17が作動状
態から解放されてブレーキ装置が解除される。
また、走行用ブレーキ弁7に代えて作業用ブレ
ーキ弁8が切換位置Uに切り換えられると、エア
タンク4の空気圧力が、空気供給管路1a、作業
用ブレーキ弁8、管路11、シヤトル弁9、管路
14を介して空気圧油圧変換倍力装置12の空気
室12bに伝えられると共に、パイロツト管路2
4を通してパイロツト信号がラムシリンダ制御弁
23の信号圧入力ポート23aに伝えられる。こ
れによつて、ホイールシリンダ17が駆動されて
各車輪が制動されると共に、ラムシリンダロツク
弁が切換位置Rに切り換えられてラムシリンダ2
0,20aからの作動油の流出が規制され、ラム
シリンダ20,20aが固定される。操作レバー
8を解除して作業用ブレーキ弁8が切換位置Dに
戻されると、空気室12bの圧力空気は管路1
4、シヤトル弁9、管路11、作業用ブレーキ弁
8の排気ポート8bを通して外部へ排出され、空
気室12b、油室12cの圧力が低下してブレー
キ装置15が解除されると共に、ラムシリンダ制
御弁23が切換位置Eに復帰し、ラムシリンダ2
0,20aが揺動可能になる。
上記した従来の作業車両のブレーキ装置は、特
に上部旋回体と下部走行体で構成される作業車両
にとつて好適なものである。即ち、空気圧源1、
走行用ブレーキ弁7、作業用ブレーキ弁8、シヤ
トル弁9を上部旋回体に設置し、空気圧油圧変換
倍力装置を下部走行体に設置することにより、ロ
ータリジヨイント13の通過流体を空気とするこ
とができ、そのため、作業機械の作動油とは異種
のブレーキ油がロータリジヨイント13を通過す
る際、ロータリジヨイント13のシールを劣下さ
せて他の管路に浸入する如き事態を完全に防止す
ることができるものである。
ところで、上記した従来の作業車両のブレーキ
回路は、走行用ブレーキ弁7、作業用ブレーキ弁
8のうちのいずれか一方のブレーキ弁が切り換え
られた場合、切り換えられた一方のブレーキ弁か
ら空気圧油圧変換倍力装置12の空気室12bに
空気圧源1からの圧力空気を供給し、かつ前記切
り換えられた一方のブレーキ弁から未操作の他方
のブレーキ弁に通ずる空気流路を遮断するために
は、シヤトル弁9を必要不可欠とする。
しかしながら、作業車両のブレーキ装置に使用
されるシヤトル弁は、両端に供給される空気圧の
差圧によつて作動するものであつて、作動空気内
に混入したゴミがシヤトルピストンに噛み込んだ
り、或いは作動空気内に混入した水分が凍結し易
い環境にあり、ステイツク(シヤトルピストンが
作動不良を起す現象)を生じ易く、機構的に信頼
性の低い部材といえる。即ち、シヤトル弁がこの
ステイツクを起すと、いずれか一方のブレーキ弁
が切り換えられた時に、圧力空気はシヤトル弁を
介して未操作の他方のブレーキ弁の排気ポートか
らエア洩れを生じ、ブレーキ回路内の圧力が低下
してブレーキが動作不能になる虞れがある。
従つて、圧力空気の制御手段としてシヤトル弁
を備えた従来のブレーキは、高い信頼性が要求さ
れる作動車両用のブレーキ装置として不適当であ
る。
また、従来のブレーキ回路は、走行用ブレーキ
弁7およびシヤトル弁9、あるいは作業用ブレー
キ弁8およびシヤトル弁9を介して空気圧源1の
空気圧力を空気圧油圧変換倍力装置12に入力し
ているので、走行用ブレーキ弁7あるいは作業用
ブレーキ弁8から空気圧油圧変換倍力装置12ま
での空気供給管路が長大で、ブレーキ装置15の
応答性が遅く、この点からも安全性に問題があつ
た。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来の作業車両のブレーキ
回路の欠点を解消し、動作が確実で、信頼性の高
い作業車両のブレーキ回路を提供することを目的
とした考案である。
〔発明の概要〕
本発明は、上記の目的を達成するため、空気圧
源と、この空気圧源に接続された走行用ブレーキ
弁および作業用ブレーキ弁と、これら走行用ブレ
ーキ弁および作業用ブレーキ弁の一方が切り換え
られたとき作動するブレーキ装置と、このブレー
キ装置が備えられる車輪が懸架されるラムシリン
ダと、このラムシリンダに供給される作動油が貯
蔵されるオイルタンクと、前記ラムシリンダおよ
びオイルタンクを連絡する管路に介設されたラム
シリンダロツク弁とを備えた作業車両のブレーキ
回路において、前記空気圧源に前記走行用ブレー
キ弁および前記作業用ブレーキ弁および前記空気
圧源から前記ブレーキ装置に供給される圧力空気
を制御するダブルリレーバルブを並列に接続し、
前記走行用ブレーキ弁の出力ポートおよび前記作
業用ブレーキ弁の出力ポートと前記ダブルリレー
バルブの2つの信号圧入力ポートとをパイロツト
管路にて連絡し、前記作業用ブレーキ弁の出力ポ
ートと前記ダブルリレーバルブの信号圧入力ポー
トとを連絡するパイロツト管路と前記ラムシリン
ダロツク弁を信号圧入力ポートとをパイロツト管
路に連絡したこと、および前記空気圧源に前記走
行用ブレーキ弁および前記作業用ブレーキ弁およ
び前記空気圧源から前記ブレーキ装置に供給され
る圧力空気を制御するダブルリレーバルブを並列
に接続し、前記走行用ブレーキ弁の出力ポートお
よび前記作業用ブレーキ弁の出力ポートと前記ダ
ブルリレーバルブの2つの信号圧入力ポートとを
パイロツト管路にて連絡し、前記空気圧源と前記
ラムシリンダロツク弁の信号圧入力ポートとをラ
ムシリンダロツク弁を介してパイロツト管路にて
連絡したことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の実施例を第1図および第2図に
基いて説明する。なお、これらの図において第3
図に示したと同様の部材については同一の符号を
表示して説明を省略する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図で
ある。この図において、30は走行用ブレーキ
弁、31は作業用ブレーキ弁、32はダブルリレ
ーバルブを示す。
走行用ブレーキ弁30には、入力ポート30
a、外気と通じる排気ポート30b、および不作
動時にこの排気ポート30bと連通する出力ポー
ト30cが設けられており、入力ポート30aに
空気圧源1の空気供給管路1aが接続される。
作業用ブレーキ弁31には、入力ポート31
a、外気と通じる排気ポート31b、および不作
動時にこの排気ポート31bと連通する出力ポー
ト31cが設けられており、入力ポート31aに
空気圧源1の空気供給管路1aが接続される。
ダブルリレーバルブ32には、入力ポート32
a、外気と通じる排気ポート32b、および不作
動時にこの排気ポート31bと連通する出力ポー
ト32c、およびこのダブルリレーバルブ32を
切り換えるパイロツト信号が入力される2つの信
号圧入力ポート32d,32eが設けられてお
り、前記空気圧源1と前記空気圧油圧変換倍力装
置12の空気室12bを連絡する空気供給管路1
aに介設される。
33は前記走行用ブレーキ弁30の出力ポート
30cと前記ダブルリレーバルブ32の一方の信
号圧入力ポート32dを連絡するパイロツト管
路、34は前記作業用ブレーキ弁31の出力ポー
ト31cと前記ダブルリレーバルブ32の他方の
信号圧入力ポート32eを連絡するパイロツト管
路、35はこのパイロツト管路34とラムシリン
ダロツク弁23の信号圧入力ポート23aとを連
絡するパイロツト管路である。
上記実施例の作業車両のブレーキ回路は、第1
図に示すように、走行用ブレーキ弁30および作
業用ブレーキ弁31が共に操作されず切換位置D
にある場合は、ダブルリレーバルブ32が切り換
わらない。従つて、空気供給源1からの空気圧力
はこのダブルリレーバルブ32において遮断さ
れ、空気圧油圧変換倍力装置12の空気室12b
に伝えられないので、ブレーキ装置15は作動し
ない。また、パイロツト管路35に信号圧が発生
しないので、ラムシリンダロツク弁23が切り換
えられず、ラムシリンダ20,20は揺動可能の
状態にある。
ここで、走行用ブレーキ弁30が切換位置Uに
切り換えられる、パイロツ管路33に発生する信
号圧によつてダブルリレーバルブ32が切換位置
Uに切り換えられ、パイロツト管路33の信号圧
の大きさに比例した空気圧力が、空気供給管路1
a、ダブルリレーバルブ32を介して空気圧油圧
変換倍力装置12の空気室12bに伝えられる。
このため、油室12cの油圧が空気圧に比例して
上昇し、ホイールシリンダ17が駆動されてブレ
ーキシユー18がブレーキドラム19に押圧さ
れ、各車輪が制動される。
この場合、作業用ブレーキ弁31が切り換えら
れていないのでラムシリンダロツク弁23は切換
位置Eにあり、ラムシリンダ20,20aが揺動
可能な状態にあるため、走行に伴う路面からの衝
撃を緩衝することができる。
ブレーキペダル30dを解除して走行用ブレー
キ弁30が切換位置Dに戻されると、空気圧12
bの圧力空気は空気管路1a、ダブルリレーバル
ブ32の排気ポート32bを通して外部へ排出さ
れ、その結果、空気室12b、油室12cの圧力
が低下してホイールシリンダ17が作動状態から
解放され、ブレーキ装置15が解除される。
また、走行用ブレーキ弁30に代えて作業用ブ
レーキ弁31が切換位置Uに切り換えられると、
パイロツト管路34に信号圧が発生し、ダブルリ
レーバルブ32が切換位置Uに切り換えられると
共に、ラムシリンダロツク弁23を切換位置Rに
切り換えられる。ダブルリレーバルブ32が切換
位置Uに切り換えられることによつて、エアタン
ク4の圧力空気が、空気供給管路1a、ダブルリ
レーバルブ32を介して空気圧油圧変換倍力装置
12の空気室12bに供給され、上記走行用ブレ
ーキ弁30が切り換えられた場合と同様、ホイー
ルシリンダ17が駆動されて各車輪が制動され
る。またラムシリンダロツク弁23が切換位置R
に切り換えられることによつて、油管路22,2
2aに逆止弁23cが介設され、ラムシリンダ2
0,20aからの作動油の流出が規制されてラム
シリンダ20,20aが固定される。これによつ
て、作業時の作業車両の移動とノーズダイブが防
止され、安全な作業を行うことができる。
操作レバー31dを解除して作業用ブレーキ弁
31が切換位置Dに戻されると、パイロツト管路
34,35に発生していた信号圧が作業用ブレー
キ弁31の排気ポート31bから外部に排出さ
れ、パイロツト管路34,35内の圧力が低下し
てダブルリレーバルブ32が切換位置Dに、ま
た、ラムシリンダロツク弁23が切換位置Eに復
帰する。ダブルリレーバルブ32が切換位置Dに
復帰すると空気室12bの圧力空気は空気供給管
路1a、ダブルリレーバルブ32の排気ポート3
2bを通して外部へ排出され、空気室12b、油
室12cの圧力が低下してブレーキ装置15が解
除される。一方、ラムシリンダ制御弁23が切換
位置Eに復帰すると、油管路22,22aが絞り
23を介して導通され、ラムシリンダ20,20
aが揺動可能になる。
第2図は本発明の第2の実施例を示す回路図で
ある。この実施例は、上記した第1実施例のブレ
ーキ回路において、ラムシリンダロツク弁23の
パイロツト管路を、作業用ブレーキ弁31とは独
立に設けたことを特徴とする。
即ち、ラムシリンダロツク弁23の信号圧入力
ポート23aと空気供給管路1aとをパイロツト
管路36にて連絡し、このパイロツト管路36に
ラムシリンダ制御弁37を介設してある。
上記第2実施例の作業車両のブレーキ回路は、
ラムシリンダロツク弁23を走行用ブレーキ弁3
0および作業用ブレーキ弁31とは独立に設けた
ので、ラムシリンダ制御弁37を操作することに
よつて、ラムシリンダロツク弁23を単独で切り
換えることができる。従つて、上記第1実施例の
ブレーキ回路と同様、作業用ブレーキ弁31を操
作しての作業時、ラムシリンダロツク弁23を切
換位置Rに切り換えてラムシリンダ20,20a
をロツクし、作業時の車体の揺動を防止すること
のほか、走行時、ラムシリンダロツク弁23を単
独で切換位置Rに切り換えておいて、走行用ブレ
ーキ弁30を操作したときのノーズダイブを防止
することもできる。これにより、例えば、吊り荷
走行(作業車両のアクチユエータに荷を吊下げた
状態で走行する作業)など、第1実施例のブレー
キ回路を備えた作業車両では行うことができなか
つた作業が可能となる。
尚、走行用ブレーキ弁30を操作したときのブ
レーキ装置15の動作、および作業用ブレーキ弁
31を操作したときのブレーキ装置15の動作に
ついては、上記第1実施例の場合と同様であるの
で、説明を省略する。
また、上記の実施例はいずれも空気圧源1とホ
イールシリンダ17との間に空気圧油圧変換倍力
装置12を設定し、ホイールシリンダ17を油圧
で作動するようにした空気圧油圧ブレーキを用い
た場合の実施例であるが、本考案の要旨はこれに
限定されるものではなく、空気圧源の圧力空気を
直接ホイールシリンダ17に供給する空気圧ブレ
ーキを用いることもできる。この場合には当然空
気圧油圧変換倍力装置12は不要になる。
〔発明の効果〕
上記のように本考案の作業車両のブレーキ回路
は、シヤトル弁を省略したので、ステイツクを発
生する可能性が皆無となり、これに起因するブレ
ーキの動作不良を生ずることがなく、信頼性の高
いブレーキ回路を提供することができる。従つ
て、走行用ブレーキ弁を操作しての車両の減速、
停止、および作業用ブレーキ弁を操作しての車両
のパーキングの選択が確実に行われ、ブレーキ弁
の切り換え不全によるブレーキシユーの異常摩耗
などを生ずることもなく、車両の安全性、作業性
を高めることができる。
また、空気圧源の圧力空気をダブルリレーバル
ブを介して空気圧油圧変換倍力装置に入力するよ
うにしたので、従来のように走行用ブレーキ弁あ
るいは作業用ブレーキ弁を介して空気圧源の圧力
空気を空気圧油圧変換倍力装置に入力する場合に
比べて空気供給管路の長さが格段に短かくなり、
その分、ブレーキ装置の応答性が向上する。
加えて、ダブルリレーバルブをロータリジヨイ
ントの上部、即ち作業車両の上部旋回体に設けた
ので、ロータリジヨイントを通す配管の数が増加
することもなく、安価に実施することができる。
尚、ダブルリレーバルブをロータリジヨイントの
上部に設けると、ダブルリレーバルブと空気圧油
圧変換倍力装置の間の空気管路が長くなつてブレ
ーキ解除時の圧力空気の排出おくれが大きくなる
が、走行速度が低い作業車両においては、実用上
全く問題となることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る作業車両のブレーキ回路
の第1の実施例を示す回路図、第2図は本発明に
係る作業車両のブレーキ回路の第2の実施例を示
す回路図、第3図は従来の作業車両のブレーキ回
路を示す回路図である。 1:空気圧源、1a:空気供給管路、7:走行
用ブレーキ弁、8:作業用ブレーキ弁、9:シヤ
トル弁、12:空気圧油圧変換倍力装置、13:
ロータリジヨイント、15:ブレーキ装置、2
0,20a:ラムシリンダ、21:オイルタン
ク、23:ラムシリンダ制御弁、30:走行用ブ
レーキ弁、31:作業用ブレーキ弁、32:ダブ
ルリレーバルブ、33,34,35,36:パイ
ロツト管路、37:ラムシリンダ制御弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気圧源と、この空気圧源に接続された走行
    用ブレーキ弁および作業用ブレーキ弁と、これら
    走行用ブレーキ弁および作業用ブレーキ弁の一方
    が切り換えられたとき作動するブレーキ装置と、
    このブレーキ装置が備えられる車輪が懸架される
    ラムシリンダと、このラムシリンダに供給される
    作動油が貯蔵されるオイルタンクと、前記ラムシ
    リンダおよびオイルタンクを連絡する管路に介設
    されたラムシリンダロツク弁とを備え、前記空気
    圧源および走行用ブレーキ弁および作業用ブレー
    キ弁を上部旋回体に配置すると共に、前記ブレー
    キ装置、ラムシリンダ、オイルタンクおよびラム
    シリンダロツク弁をロータリジヨイントを介して
    下部走行体に配置した作業車両のブレーキ回路に
    おいて、前記空気圧源に前記走行用ブレーキ弁お
    よび前記作業用ブレーキ弁および前記空気圧源か
    ら前記ブレーキ装置に供給される圧力空気を制御
    するダブルリレーバルブを並列に接続して前記上
    部旋回体に配置し、前記走行用ブレーキ弁の出力
    ポートおよび前記作業用ブレーキ弁の出力ポート
    と前記ダブルリレーバルブの2つの信号圧入力ポ
    ートとをパイロツト管路にて連絡し、前記作業用
    ブレーキ弁の出力ポートと前記ダブルリレーバル
    ブの一方の信号圧入力ポートとを連絡するパイロ
    ツト管路と前記ラムシリンダロツク弁を信号圧入
    力ポートとをパイロツト管路にて連絡したことを
    特徴とする、作業車両のブレーキ回路。 2 空気圧源と、この空気圧源に接続された走行
    用ブレーキ弁および作業用ブレーキ弁と、これら
    走行用ブレーキ弁および作業用ブレーキ弁の一方
    が切り換えられたとき作動するブレーキ装置と、
    このブレーキ装置が備えられる車輪が懸架される
    ラムシリンダと、このラムシリンダに供給される
    作動油が貯蔵されるオイルタンクと、前記ラムシ
    リンダおよびオイルタンクを連絡する管路に介設
    されたラムシリンダロツク弁とを備え、前記空気
    圧源および走行用ブレーキ弁および作業用ブレー
    キ弁を上部旋回体に配置すると共に、前記ブレー
    キ装置、ラムシリンダ、オイルタンクおよびラム
    シリンダロツク弁をロータリジヨイントを介して
    下部走行体に配置した作業車両のブレーキ回路に
    おいて、前記空気圧源に前記走行用ブレーキ弁お
    よび前記作業用ブレーキ弁および前記空気圧源か
    ら前記ブレーキ装置に供給される圧力空気を制御
    するダブルリレーバルブを並列に接続して前記上
    部旋回体に配置し、前記走行用ブレーキ弁の出力
    ポートおよび前記作業用ブレーキ弁の出力ポート
    と前記ダブルリレーバルブの2つの信号圧入力ポ
    ートとをパイロツト管路にて連絡し、前記空気圧
    源と前記ラムシリダロツク弁の信号圧入力ポート
    とをラムシリンダ制御弁を介してパイロツト管路
    にて連絡したことを特徴とする、作業車両のブレ
    ーキ回路。
JP19945984A 1984-09-26 1984-09-26 作業車両のブレ−キ回路 Granted JPS6177556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19945984A JPS6177556A (ja) 1984-09-26 1984-09-26 作業車両のブレ−キ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19945984A JPS6177556A (ja) 1984-09-26 1984-09-26 作業車両のブレ−キ回路

Publications (2)

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JPS6177556A JPS6177556A (ja) 1986-04-21
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