JPH0359800B2 - - Google Patents

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JPH0359800B2
JPH0359800B2 JP60101717A JP10171785A JPH0359800B2 JP H0359800 B2 JPH0359800 B2 JP H0359800B2 JP 60101717 A JP60101717 A JP 60101717A JP 10171785 A JP10171785 A JP 10171785A JP H0359800 B2 JPH0359800 B2 JP H0359800B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
oil chamber
mold
cylinder
press
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60101717A
Other languages
English (en)
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JPS61259900A (ja
Inventor
Takenobu Kudo
Yoshihiro Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takahama Industry Co Ltd
Original Assignee
Takahama Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takahama Industry Co Ltd filed Critical Takahama Industry Co Ltd
Priority to JP10171785A priority Critical patent/JPS61259900A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、粘土の水分および硬度または素地の
厚みの変化に対して、プレス稼働中においても遠
隔操作により容易に、かつ無段階に成形圧力が調
整できることを目的としたプレス圧力調整装置を
窯業界に提供するものである。
(従来技術) 一定の下死点を有するカム式などのプレス機に
よるプレス成形において、従来は、成形素材の変
化に対する成形圧力の調整は、型とラム間のライ
ナーの厚みの増減によつて行つていたので、微調
整が非常に困難であり、特に、複数枚同時成形の
プレス機の場合には複数の成形型相互の調整がほ
とんど不可能であつた。
また、クランク式プレスにおいては、コネクシ
ヨンロツドのネジを回転させることにより成形圧
力を調整していたが、前記のライナーによるも
の、およびこのネジ回転によるものの何れも、プ
レス機の運転を停止して行わねばならず、従つて
機械の稼動率を低下させるという欠点があつた。
さらにまた、上型とラムとの間に圧油室を設
け、それに開閉制御可能なバルブを介してアキユ
ムレーターを接続させるものもあるにはあつた
(特公昭56−5166号公報)が、上記のバルブ開閉
により成形品の瞬時加圧および暖やかな加圧を適
宜選択して行うことはできても、プレス機の稼動
中に遠隔操作による微調整はできなかつた。
そしてまた、油圧ポンプを用いて圧力油を常に
供給し、一定の高圧を保つ方法も行われたが、こ
れは油圧ポンプで常に油量を汲み上げ、油の殆ん
どを逃がして使用するので、油温上昇を来し、油
温の変化に伴つて油圧が変動するので、長時間の
使用には不適当で実用には供されなかつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記の欠点に鑑み、 (1) プレス機が稼動中でも遠隔操作による微調整
が容易に、かつ無段階にできること。
(2) 長時間運転しても油温が上昇しないこと。
(3) プレス成形圧力を一定にして、成形型および
機械本来の摩耗、疲労を小さくすること。
以上の問題点の解決が要望されていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の問題点を解決する手段とし
て、上型とラムとの間または下型とベツドとの間
の圧油室を構成するシリンダーとピストンと、こ
の圧油室に連結する配管機構中に、アキユムレー
ター、ブースター、バルブを介装したものであ
る。
(発明の作用) 本発明の作用を工程順に述べると、 (1) 注油口より圧油室に油を圧入すると、油は圧
油室、ブースターの油圧シリンダーに充満し、
さらにアキユムレーター内に所定圧力に達する
まで入る。
(2) 空気圧力源を作動させて、調圧弁によりブー
スターの空気圧シリンダーの圧力を調整して圧
油室の成形圧力に設定し、各止メ弁を閉止す
る。
(3) プレス機を作動させて成形作業を行う。
(4) 上型に設定された成形圧力より高い圧力が少
しでもかかると、圧油室内に充満された油は、
ピストンの下降により、アキユムレーター内の
ガスを圧縮して、アキユムレーター内へ逃げる
が、これは極めて微量のため、油温の上昇、油
室の劣化等は生じない。
(5) このようにして、常に圧油室に充満された油
は殆んど流動せず、この油により設定される成
形圧力の微調整が無段階に行われる。
(6) 必要に応じ油圧の圧力計の止メ弁を開いて、
設定圧力のチエツクを行う。
(実施例) 本発明を実施例の図に基づいて説明する。
図に示すように、調整装置1は、成形プレスP
のベツトB上に下型D1を設置し、これに係合す
る上型D2上にシリンダー2を固定し、シリンダ
ー2の中央部に圧油室3を凹設し、この圧油室3
に外周にパツキン4を嵌設したピストン5を嵌装
し、圧油室3内の圧力が設定圧力pに達したと
き、このシリンダー2の上面とプレス機Pのラム
Rの下面との間に間〓dを設けてラムRがシリン
ダー2にシリンダーガイドピン6を介して取付け
られている。
シリンダー2の上面とラムRの下面との間に間
〓dを設けてある理由は次のとおりである。
この装置によつてプレスされるものは、予め土
練機により、一定の厚さに成形された瓦用の荒地
Sなどである。
通常土練機により成形される荒地は一定の厚さ
を備えたものであるが、土練機が長期間に亘つて
稼働される場合、成形型の摩耗により荒地の厚さ
は必ずしも一定に成形されることなく、基準の厚
さに比較して多少厚さが増加して成形されること
も稀ではない。
そこで、連続的に供給される荒地の厚さが多少
厚く成形されてもプレス時にその増加した荒地の
厚さに対応できるようにするため、増加する厚み
分を見込んで余裕を持たせ、前記したとおり間〓
dがシリンダー2とラムR間に設けられている。
したがつてこの間〓dを設けてあるため、荒地
の肉厚が基準の厚さより、多少厚くてもプレス時
における過負荷を抑制できるから、成形圧力を一
定に制御できる。
前記シリンダー2の一側に通孔8を穿設し、注
油口9からの油圧配管10を連結し、この油圧配
管10に、注油口9の近くに止メ弁11、逆止メ
弁12を並設し、さらにこの逆止メ弁12と前記
シリンダー2の通孔8との中間にアキユムレータ
ー13を取付配管14を介して取付ける。
シリンダー2の他側に穿設した別の通孔15に
連結した別の油圧配管16を、ブースター17の
小径の油圧シリンダー18と連結し、この油圧配
管16の中間に別の逆止メ弁19を設け、この逆
止メ弁19を誇いで連結したバイパス配管20に
別の止メ弁21を設け、前記シリンダー2の通孔
15と前記逆止メ弁19との間に別の止メ弁22
を介して油圧の圧力計23を圧力計配管24によ
り取付ける。
前記ブースター17の小径の油圧シリンダー1
8に嵌装した小径ピストン25と大径の空気圧シ
リンダー26嵌装した大径ピストン27とを連結
枠28により結合し、この空気圧シリンダー26
の空気圧室29と空気圧力源30との間に空気圧
配管31を連結し、中間に空気圧の圧力計32お
よび調圧弁33を並設する。
図中Sは成形素地を示す。
なお、本実施例では上型に圧油室を設けた場合
を示したが、下型に圧油室を設けても同様であ
る。
(発明の効果) 本発明は上記の構成にしたので、次の利点を有
する。
(1) 荒地の肉厚の大小の変化、成形型の摩耗等に
対して成形圧力を無段階に容易に微調整ができ
るため、一定の成形圧力を容易に得ることがで
き、成形歩止まりの向上および成形品の品質均
一化につながる。
(2) 遠隔操作ができるので、プレス稼動中でも調
整可能となり、プレス機の稼動率をいちぢるし
く向上させることができる。
(3) 圧油室、アキユムレーター及び圧油室とアキ
ユムレーターの間の配管に限つてプレスの動作
が作用する構造であるから、簡単でしかも短い
配管が可能となり、その結果プレスの動作に応
答する圧油の移動を短時間で行うことができ、
成形サイクルが短く、成形能力の高いプレスに
も充分対応できる。
また、この発明ではプレス機の動作がブースタ
ー及び空気圧回路には作用せずアキユムレータ
ー、圧油室及びアキユムレーターと圧油室の間の
配管に限つて作用するので、短い配管が可能とな
り、しかもアキユムレーターと圧油室間の配管以
外の油圧回路及び空気圧回路、ブースターをプレ
ス機の本体とは別の場所に設置することができ、
遠隔操作による圧油圧力の調整と成形サイクルが
短く、成形能力の高いプレス機への対応を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例の部分開示、略線正面系統
図である。 (主要部分の符号の説明)、1:プレス圧力調
整装置、2:シリンダー、3:圧油室、5:ピス
トン、6:シリンダーガイドピン、7:ナツト、
13:アキユムレーター、17:ブースター、1
8:油圧シリンダー、25:小径ピストン、2
6:空気シリンダー、27:大径ピストン、3
3:調圧弁、D1:下型、D2:上型、B:ベツド、
P:成形プレス、R:ラム、d:間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上型の上部または下型の下部に圧油室を形成
    し、この圧油室に嵌装したピストンの上面または
    下面が、圧油室内の圧力が所定の成形圧力に設定
    されたとき、上型の上面とラムの下面との間、ま
    たは下型の下面とベツドの上面との間に、それぞ
    れ僅かな間隙をもつように、上型をラムに、また
    は下型をベツドにそれぞれ取付け、前記圧油室の
    一側と注油口とを連結する油圧配管にアキユムレ
    ーターを、また前記圧油室の他側とブースターの
    油圧シリンダーと連結する油圧配管に逆止メ弁、
    バイパス配管および圧力計を設けた圧力計配管を
    取付け、前記ブースターの空気圧室と空気圧源と
    を連結する空気圧配管に空気圧力計および調圧弁
    を取付けたことを特徴とするプレス圧力調整装
    置。
JP10171785A 1985-05-14 1985-05-14 プレス圧力調整装置 Granted JPS61259900A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10171785A JPS61259900A (ja) 1985-05-14 1985-05-14 プレス圧力調整装置

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JP10171785A JPS61259900A (ja) 1985-05-14 1985-05-14 プレス圧力調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS61259900A JPS61259900A (ja) 1986-11-18
JPH0359800B2 true JPH0359800B2 (ja) 1991-09-11

Family

ID=14308054

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JP10171785A Granted JPS61259900A (ja) 1985-05-14 1985-05-14 プレス圧力調整装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677878B2 (ja) * 1988-09-12 1994-10-05 株式会社栗本鐵工所 自動機械式鍛造プレスの荷重制御装置
JP2746844B2 (ja) * 1994-10-26 1998-05-06 浅井興産株式会社 油圧駆動リンクプレス機のオ−バ−ロ−ドプロテクタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522200A (en) * 1978-08-03 1980-02-16 Kraftwerk Union Ag Inspection device
JPS606300A (ja) * 1983-06-27 1985-01-12 Toyota Motor Corp プレス荷重の制御方法およびその装置

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