JPH0468080B2 - - Google Patents

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JPH0468080B2
JPH0468080B2 JP60073126A JP7312685A JPH0468080B2 JP H0468080 B2 JPH0468080 B2 JP H0468080B2 JP 60073126 A JP60073126 A JP 60073126A JP 7312685 A JP7312685 A JP 7312685A JP H0468080 B2 JPH0468080 B2 JP H0468080B2
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JP
Japan
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pressure
air
blank holder
hydro
sensor
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JP60073126A
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English (en)
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JPS61232100A (ja
Inventor
Kazunari Kirii
Mamoru Toyoda
Masaaki Uchiumi
Akio Asai
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Priority to US06/766,359 priority patent/US4698991A/en
Priority to DE3530204A priority patent/DE3530204B4/de
Publication of JPS61232100A publication Critical patent/JPS61232100A/ja
Publication of JPH0468080B2 publication Critical patent/JPH0468080B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/14Control arrangements for mechanically-driven presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/28Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
    • B30B15/281Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof overload limiting devices
    • B30B15/284Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof overload limiting devices releasing fluid from a fluid chamber subjected to overload pressure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、メカニカル複動プレス機械における
プレス条件の設定方法およびその装置に関するも
のである。
(従来の技術) 例えば、深絞り用メカニカル複動プレス機械
は、第3図に示すように、下型37に対して別駆
動される上型(インナ)38とブランクホルダ
(アウタラム)39とを具備しており、ブランク
ホルダ39は、その下死点時においてアウタコン
ロツド40がたわみ変形することによつて加圧力
を発生するようになつている。一方、アウタコン
ロツド40のブランクホルダ39への取り付け部
である。アウタコンロツドコネクタ部7には、前
記加圧力を伝達し成形中のオーバーロードを吸収
できるよう油圧が供給されており、この油圧を設
定する手段として、従来にあつては第4図に示す
るよな油気圧系が用いられていた。
すなわち、前記アウタコンロツドコネクタ部7
は、ブランクホルダ39に穿設されたシリンダ4
2と、該シリンダ42に内装され前記アウタコン
ロツド40が取り付けられたピストン43とから
成つており、そこには油室8が画成されている。
一方、従来の油気圧系には油室18aとエア室1
8bとを有するハイドロブランクホルダ装置18
が組込まれており、この油室18aと前記アウタ
コンロツドコネクタ部7の油室8とは相互に結ば
れている。この両油室8,18aには、油圧モー
タ46a及び圧力設定弁46b等を具備する油圧
源46から所定の油圧が供給されている。また、
ハイドロブランクホルダ装置18のエア室18b
には、レギユレータ弁47a及びアキユムレータ
47b等を具備するエア圧源47から所定のエア
圧が供給されている。
上記構成により、アウタコンロツドコネクタ部
7の油室8には、レギユレータ弁47aによつて
調整されたエア圧、すなわちエアレギユレータ圧
とバランスする油圧が作用し、ブランクホルダ3
9の加圧力が決定される。この場合、レギユレー
タ弁47aの設定圧を変えると、これとバランス
する油圧の大きさが変わるために、ブランクホル
ダ39の加圧力すなわちウアタ荷重も変わる。ま
たこの場合、レギユレータ圧を高圧に設定してハ
イドロブランクホルダ装置18を固定状態とする
と、アウタコンロツドコネクタ部7の油室8内の
油圧変化に応じてアウタ荷重が変わる。
そして、ブランクホルダ39の上部に連結した
アウタバランスシリンダ(第3図の符号48)の
内圧を、プレス下死点時にアウタ上型重量及びス
ライダ重量を持ち上げるのに見合つた大きさにレ
ギユレータ(図示せず)で調整すると、前述の設
定油圧に応じたアウタ荷重が伝達される。逆に、
前記上型重量及びスライド重量を持ち上げるのに
見合つた大きさ以上の値にレギユレータ(図示せ
ず)で調整すると、前述の設定油圧に応じた加圧
力から、余分な持ち上げ力(レギユレータ圧の過
大な大きさに分)を差し引いた大きさのウアタ荷
重が伝達される。また、使用する油によつてその
圧縮性(弾性常数)が微妙に変化するため、作動
油が変わつた場合は設定圧が同じでも前記アウタ
荷重が変化する。
(発明が解決しようとする問題点) しかして、上述した従来技術においては、次の
ような問題点を有していた。すなわち、ハイドロ
ブランクホルダ装置18のエア室18bの内圧、
アウタバランスシリンダ48の内圧、およびアウ
タコンロツドコネクタ部7の油室8の内圧は、プ
レス加工の成形性に大きく影響を及ぼすが、この
圧力設定は作業者が手動にて行つているのみで、
成形過程における設定値の変化を把握できないこ
とから、該設定値の異常な変化を発見できないま
ま不良品を多く発生させることがあつた。
また、従来の手動による圧力設定では、多くの
手間と時間を要するばかりでなく、上死点時に設
定した上記油圧が成形過程で変化しこれを補正で
きないため安定した品質が得難いという問題があ
つた。
本発明は、上記従来技術の有する問題点を解決
すべくなされたもので、プレス条件特にしわ押え
荷重を任意かつ自動的に設定することにより、不
良品発生を防止し、安定したプレス成形を行い得
るようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) この技術的課題を達成するため、本発明方法の
構成は、メカニカル複動プレス機械のアウタラム
が下死点に達した以降のプレス成形過程に、イン
ナストロークの変化を検出し、それとともにアウ
タコンロツドコネクタ部の油室内の油圧、ハイド
ロブランクホルダ装置のエア室に接続されたハイ
ドロブランクホルダエアタンクの内圧およびアウ
タバランスシリンダのエア室に接続されたアウタ
バランスエアタンクの内圧を検出しつつ、前記油
圧、エア圧および内圧の大きさを、ブランクホル
ダが下死点に到達した以後の前記インナストロー
クの変化に対応して予め設定した圧力値と比較
し、該設定圧力値が得られるように前記各内圧を
調整しアウタ荷重を制御することを特徴とする。
プレス加工条件は、材質、板厚、形状等の材料
諸元情報、型諸元情報、キヤリヤー、ロツト生産
数等の一連のデータを集めて、カウタおよびイン
ナの双方が上死点に位置する型段取り時に最適条
件に自動設定するものとする。ロツト生産数によ
つては型表面温度の上昇により局部当りが発生
し、割れ、かじり等の不具合が起こることがある
ため、これに対拠すべく本発明では、型表面温度
の変化に対応して各ハイドロブランクホルダエア
タンクのエア圧を連続的または間欠的に適宜変化
させ、もつてワークの円滑な加工を促進させるよ
うにするのが望ましい。
また、本発明装置の特徴は、材料諸元情報、型
諸元情報、ロツト生産数等の一連のデータを入力
して予め設定圧力が記憶されたコントローラに、
各種のセンサ類と油・・気圧制御装置とを信号系
で結んでフイードバツク回路を形成し、プレス機
械側のプレス成形に係る油・気圧等の諸条件を自
動的に設定・修正する機能を具備させる構成とし
たものである。
すなわち、本発明装置の構成は、複動プレス機
械のインナストロークを検出するインナストロー
クセンサと、アウタコンロツドコネクタ部の油室
の内圧を検出する油圧センサと、ハイドロブラン
クホルダ装置のエア室に接続されたハイドロブラ
ンクホルダエアタンクの内圧を検出するエア圧セ
ンサと、アウタバランスシリンダのエア室に接続
されたアウタバランスエアタンクの内圧を検出す
る圧力センサと、アウタコンロツドコネクタ部の
油室と油圧源とを結ぶ回路中に設けた油圧制御装
置と、ハイドロブランクホルダエアタンクとエア
圧源とを結ぶ回路中に設けたエア圧制御装置と、
アウタバランスエアタンクと圧力源とを結ぶ回路
中に設けた圧力制御装置と、インナストロークセ
ンサからの信号に基いて油圧制御装置、エア圧制
御装置および圧力制御装置の作動を予め設定した
大きさの圧力値が得られるよう制御するコントロ
ーラとからなることを特徴とする。
本発明において、上記ハイドロブランクエアタ
ンクには、該タンク内の油量を検出する、液量セ
ンサを設け、油圧回路からの油洩れを即時発見で
きるようにし、また、ハイドロブランクホルダ装
置には、このピストンロツドの変位を検出する変
位センサを設け、ハイドロブランクホルダ装置の
作動不良を即時発見できるようにするのが望まし
い。さらに本発明において上記コントローラに
は、プレス成形時に時々刻々変化する上記各セン
サからの出力値を監視して異常作動を即時発見で
きるよう、検出値表示手段を具備させるようにす
ることができる。
(作 用) このような構成において、アウタであるブラン
クホルダが下死点に達したプレス成形過程におい
て、インナである型のインナストロークはインナ
ストロークセンサにより検出されてその検出信号
がコントローラに入力されるとともに、アウタコ
ンロツドコネクタ部の油室の内圧は油圧センサに
より、ハイドロブランクホルダエアタンクの内圧
はエア圧センサにより、アウタバランスエアタン
クの内圧は圧力センサによりそれぞれ適宜検出さ
れそれぞれの検出信号がコントローラに入力され
る。
コントローラは前記各センサからの検出信号を
入力することにより、インナストロークの変化量
に対する前記油室の内圧、ハイドロブランクホル
ダエアタンクの内圧、アウタバランスエアタンク
の内圧の大きさを設定値と比較判断し、その結果
を受けて油圧制御装置、エア圧制御装置、圧力制
御装置に適切な作動指令信号を送る。このことに
より、油圧制御装置、エア圧制御装置、圧力制御
装置の作動は自動的に制御され、前記アウタコン
ロツドコネクタ部の油室の内圧、ハイドロブラン
クホルダエアタンクの内圧、アウタバランスエア
タンクの内圧の大きさがそれぞれ、インナストロ
ークの変化量に対応してコントローラに予め設定
した値と合致すべくフイードバツク制御方式に自
己修正される。
ところで、アウタ荷重FKは、アウタコンロツ
ドコネクタ部に発生する力をFP、アウタバラン
スシリンダによる持上力をFV、アウタスライド
重量をWS、アウタ上型重量をWKとすると、下記
一般式により与えられる。
FK=FP−FV+WS+WK こゝで、FPは、ハイドロブランクホルダ装置
内のエア圧と油圧とを適当にバランスさせてハイ
ドロブランクホルダ装置をフローテイング可能と
した場合はハイドロブランクホルダエアタンクの
内圧P1により、ハイドロブランクホルダ装置内
のエア圧を高圧に設定してハイドロブランクホル
ダ装置を固定した場合はアウタコンロツドコネク
タ部の油圧P2によりそれぞれ決定される値、FV
はアウタバランスエアタンクの内圧P3によ決定
される値である。したがつてハイドロブランクホ
ルダ装置をフローテイングさせるか固定するかを
選択し、ハイドロブランクホルダエアタンクの内
圧P1またはアウタコンロツドコネクタ部の油圧
P2とアウタバランスエアタンクの内圧P3とを変
化させれば、アウタ荷重FKが変化することとな
り、インナストロークの変化に応じてこのアウタ
荷重を制御することにより安定成形を実現でき
る。なお、ハイドロブランクホルダ装置をフロー
テイングさせるか固定するかの選択は、板材の成
形性を考慮して決定される。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1図は本発明にかかるプレス条件設定装置の
系統を示したものである。なお、第2図および第
3図に示したものと同一構成要素には適宜それと
同一符号を付し、その説明は省略する。第1図に
おいて、1は本発明装置の中心部を構成するコン
トローラで、ここではマイクロコンピユータが使
用されている。コントローラ1には、入力用A/
D変換装置2、デジタル出力装置3、出力用D/
A変換装置4の他に、キーボード及びデイスプレ
イ(表示手段)等のマン・マシン・インターフエ
イス群5が付設されている。
6は油圧制御装置で、アウタコンロツドコネク
タ部7の油室8と油圧源9とを結ぶ油圧回路中に
介装されている。この油圧制御装置6は、図示し
ない制御弁と増幅器を有しており、前記D/A変
換装置4とは信号系で結ばれていて、コントロー
ラ1からの指示信号にもとづいて適宜作動するよ
うになつている。油圧制御装置6と油圧源9との
間の油圧回路中には、リリーフ弁10および油圧
ポンプ11が介装されている。
12はエア圧制御装置で、ハイドロブランクホ
ルダ装置18のエア室18bに接続されたハイド
ロブランクホルダエアタンク13とエア源14と
を結ぶエア回路中に介装されている。エア圧制御
装置12は、図示しない排気弁及び電流比例エア
レギユレータ装置をを有しており、D/A変換装
置4とは信号系で結ばれていて、コントローラ1
からの指示信号にもとづいて適宜作動するように
なつている。
15は前記エア圧制御装置12と同一構造のエ
ア圧制御装置(圧力制御装置)で、アウタバラン
スシリンダ48のエア室48bに接続されたアウ
タバランスエアタンク16とエア圧源(圧力源)
14とを結ぶエア回路中に介装されている。エア
圧制御装置15はD/A変換装置4と信号系によ
り結ばれており、コントローラ1からの指示信号
にもとづいて適宜作動するようになつている。
17はハイドロブランクホルダ装置18のピス
トンロツド18cの作動変位を検出する変位セン
サで、ハイドロブランクホルダ装置18のピスト
ンロツド18cに追随して作動するようになつて
いる。変位センサ17は、信号処理装置19たと
えば増幅器を経て前記A/D変換装置2と信号系
で結ばれている。変位センサ17の検出信号がコ
ントローラ1に送られると、コントローラ1は、
ハイドロブランクホルダ装置18のピストンロツ
ド18cの作動変位量を把握し、これとマン・マ
シン・インターフエイス群5にて各ストローク毎
に画像表示するとともに、該ピストンロツド18
cの変位量がある設定範囲値になつたとき警告表
示するようになつている。
20はハイドロブランクホルダエアタンク13
内の溜り油の液面高さを検出する液位センサで、
例えば増幅器等の信号処理装置21を経てA/D
変換装置2と信号系で結ばれている。液位センサ
20の検出信号がコントローラ1に送られると、
コントローラ1は、ハイドロブランクホルダエア
タンク13内の溜り油の液位を液量に演算してマ
ン・マシン・インタフエイス群5にて前記溜り油
の液量を画面表示するとともに、該液量がある設
定量になつたとき警告表示するようになつてい
る。なお、液位センサ20に代えて、ハイドロブ
ランクホルダエアタンク13内の油液量を直接検
出するセンサを使用してもよい。
22はソレノイドバルブ23がオンのときハイ
ドロブランクホルダエアタンク13の内圧を検出
するエア圧センサで、たとえば増幅器等の信号処
理装置24を経てA/D変換装置2と信号系で結
ばれている。エア圧センサ22の検出信号がコン
トローラ1に送られると、コントローラ1は、イ
ンナストロークセンサ25の信号にもとづきハイ
ドロブランクホルダエアタンク13の内圧を設
定・制御するものである。
26はソレノイドバルブ27がオンのときアウ
タコンロツドコネクタ部7の油室8の内圧を検出
する油圧センサで、増幅器等の信号処理装置28
を経てA/D変換装置2と信号系で結ばれてい
る。油圧センサ26の検出信号がコントローラ1
に送られると、インナストロークセンサ25の信
号にもとづきアウタコンロツドコネクタ部7の油
室8の内圧を設定・制御するものである。
29はソレノイドバルブ30がオンのときアウ
タバランスエアタンク16の内圧を検出するエア
圧センサで、増幅器等の信号処理装置31を経て
A/D変換装置2と信号系で結ばれている。エア
圧センサ29の検出信号がコントローラ1に送ら
れると、コントローラ1は、インナストロークセ
ンサ25の信号にもとづきアウタバランスエアタ
ンク16の内圧を設定・制御するものである。
23,27,30は、コントローラ1の指示に
もとづくデジタル出力装置3からのオンオフ信号
で開閉制御されるソレノイドバルブで、上記各セ
ンサ22,26,29の作動タイミングを適宜設
定するものである。32はデジタル出力装置3に
よつて開閉制御されるソレノイドバルブで、ハイ
ドロブランクホルダエアタンク13内の油を油溜
め33に排出し該タンク13のエア容積の変化に
よる不具合を防止するためのものである。
39は型表面温度を検出する温度センサで、
A/D変換装置2と信号系で結ばれている。3
4,35,36はそれぞれ、D/A変換装置4と
油圧制御装置6、エア圧制御装置12,15との
間の各信号系中に設けられたアンプ、48bはア
ウタバランスシリンダ48のエア室である。
次に、この実施例に係るプレス条件設定装置の
作動について説明する。
図示しないプレス機械の駆動軸のクランク角度
と、インナストロークおよびアウタストロークと
の間には第2図に示すような相関がある。すなわ
ち、ブランクホルダ39はクランク角度の約100
度〜210度(図中、P〜Q点間)で下死点状態と
なるのに対し、インナは約180度(図中、R点)
で下死点状態となる。そして、P〜Q点間の範囲
がアウタコンロツド40のたわみ変形によるしわ
押え力発生範囲となり、この範囲内でインナによ
る絞り成形が行われるものとなる。しかるに、ア
ウタ荷重は前記一般式により与えられるので、こ
のしわ押え力発生範囲内におけるアウタ荷重を制
御するには、インナストロークに対応させて、ア
ウタコンロツドコネクタ部7の油室8の油圧、ハ
イドロブランクホルダエアタンク13のエア圧、
アウタバランスエアタンク16のエア圧を適宜変
化させればよいことになる。
まず、ブランクホルダ40の下死点到達は、油
圧センサ26により検出されてコントローラ1に
送られる。この後、インナストロークセンサ25
により検出されたインナストローク情報はコント
ローラ1に入力される。その一方で、ブランクホ
ルダ39のアウタコンロツドコネクタ部7の油室
8、ハイドロブランクホルダエアタンク13の内
室、アウタバランスエアタンク16の内室の各圧
力を油圧センサ26、エア圧センサ22、エア圧
センサ29でそれぞれ検出し、その検出信号は、
信号処理装置28,24,31およびA/D変換
装置2を経てコントローラ1に入力される。この
ときの油圧センサ26、エア圧センサ22、エア
圧センサ29の作動タイミングは、コントローラ
1の指令で適宜開閉動作するソレノイドバルブ2
7,23,30により設定制御される。これらの
センサ25,26,29と同様に、成形過程にお
いては変位センサ17、液位センサ20、温度セ
ンサ39からの検出信号もコントローラ1に送ら
れる。そして、前述の各種センサ25,26,2
9,22,17,30,39から得られた情報
は、コントローラ1に付設したマン・マシン・イ
ンターフエイス群5のデイスプレイにより連続的
に表示される。
コントローラ1が油圧センサ26、エア圧セン
サ22、エア圧センサ29からの信号を入力する
と、それらの検出値を、コントローラ1に予め記
憶させた設定値と比較判断する。この場合、もし
油圧センサ26、エア圧センサ22、エア圧セン
サ29のいずれかの検出値が、上記設定値から大
きくはずれた異常範囲値にあるときは、マン・マ
シン・インタフエイス群5のデイスプレイにより
即時に警告表示され、その程度如何ではプレス機
械作動停止の指令が発信される。
上記プレス機械の作動停止が実施されない場
合、コントローラ1は、油圧センサ26、エア圧
センサ22、エア圧センサ29の検出値がそれぞ
れ設定値と合致するよう、D/A変換装置4から
油圧制御装置6、エア圧制御装置12、エア圧制
御装置15にそれぞれ指示信号が出力される。こ
れらの制御装置6,12,15がコントローラ1
からの指示信号を受けると、これにもとづいて該
制御装置6,12,15は、アウタコンロツドコ
ネクタ部7の油室8、ハイドロブランクホルダエ
アタンク13、アウタバランスエアタンク16の
各内圧値がインナストロークの変化に応じて上記
設定値と一致するよう制御する。
なお、成形過程においてハイドロブランクホル
ダ装置18のピストンロツド18c作動不良を起
こすと、これを変位センサ17が検出してコント
ローラ1に送り、マン・マシン・インタフエイス
群5にて即時に警告表示され、その程度如何によ
つてはコントローラ1よりプレス機械作動停止指
令が発せられる。
また、ハイドロブランクホルダエアタンク13
内の溜り油の高さがある値を越えると、これを液
位センサ20が検出してコントローラ1に送り、
コントローラ1よりドレーン抜き指令が発せられ
る。このドレーン抜き指令は、所定時間おきにコ
ントローラ1より定期的に発信されるように構成
してもよい。
ワークのロツト生産数が増えて型表面温度が上
昇した場合には、これを温度センサ39が検出し
てコントローラ1に送る。コントローラ1では温
度センサ39からの情報にもとづいて、ハイドロ
ブランクホルダエアタンク13内の圧力を型表面
温度と対応する最適値を求め、D/A変換装置4
からエア圧制御装置12に指示信号が出力され、
ハイドロブランクホルダエアタンク13のエア圧
を型表面温度に応じて各タンクごとに適宜変化さ
せる。これにより、型表面温度の上昇に越因する
ワークと型との局部当りが未然に防止され、ワー
クの円滑な加工が保たれる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明方法によれば、アウタ
コンロツドコネクタ部の油室の内圧、ハイドロブ
ランクホルダエアタンクの内圧、アウタバランス
タンクの内圧をブランクホルダが下死点に到達し
た以後のインナストロークの変化に対応して自動
的に調整したアウタ荷重を制御するようにしたの
で、手動によるプレス条件設定作業をなくし設定
ミスによる多量の不良品発生を防止でき、加えて
下死点時における成形条件特にしわ押え荷重を所
望の値に正確に設定することができ、もつた成形
品の品質向上を図ることができる。
本発明装置によれば、成形過程におけるプレス
圧力設定値の変化を連続的に把握しつつ自動修正
を行うことができるとともに、成形途中で不良品
発生を即時発見することができる。しかも、プレ
ス機械の変更又は型精度修正に対しては、コント
ローラによりプレス条件を短時間のうちの設定変
更させることができ、安定した品質を再現性よく
得ることができる。また、油圧回路系の油漏れ等
による作動不良が生じた場合、この不具合をコン
トローラにより即刻自己判定することができ、従
来のように手間のかかる型修正作業を強要される
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプレス条件設定装置を示
す系統図、第2図はクランク角度とインナストロ
ークおよびアウタストロークとの関係を示す相関
図、第3図はメカニカル複動プレス機械の構造の
一例を示す要部模式図、第4図は従来のアウタ荷
重制御装置を示す系統図である。 1…コントローラ、6…油圧制御装置、7…ア
ウタコンロツドコネクタ部、8…油室、12,1
5…エア圧制御装置、13…ハイドロブランクホ
ルダエアタンク、16…アウタバランスエアタン
ク、18…ハイドロブランクホルダ装置、22,
29…エア圧センサ、25…インナストロークセ
ンサ、26…油圧センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メカニカル複動プレス機械による成形過程に
    おいてインナストロークを検出するとともにアウ
    タコンロツドコネクタ部の油室の内圧、ハイドロ
    ブランクホルダ装置のエア室に接続されたハイド
    ロブランクホルダエアタンクの内圧およびアウタ
    バランスシリンダのエア室に接続されたアウタバ
    ランスエアタンクの内圧を検出し、これらの内圧
    を、ブランクホルダが下死点に到達した以後の前
    記インナストロークの変化に対応して予め設定し
    た圧力値と比較し、該設定圧力値が得られるよう
    に前記各内圧を調整しアウタ荷重を制御すること
    を特徴とする安定成形プレス条件設定方法。 2 ハイドロブランクホルダエアタンクの内圧を
    型表面温度の変化に応じて補正することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の安定成形プレス
    条件設定方法。 3 メカニカル複動プレス機械のインナストロー
    クを検出するインナストロークセンサと、アウタ
    コンロツドコネクタ部の油室の内圧を検出する油
    圧センサと、ハイドロブランクホルダ装置のエア
    室に接続されたハイドロブランクホルダエアタン
    クの内圧を検出するエア圧センサと、アウタバラ
    ンスシリンダのエア室に接続されたアウタバラン
    スエアタンクの内圧を検出する圧力センサと、ア
    ウタコンロツドコネクタ部の油室と油圧源とを結
    ぶ回路中に設けた油圧制御装置と、ハイドロブラ
    ンクホルダエアタンクとエア源とを結ぶ回路中に
    設けたエア圧制御装置と、アウタバランスタンク
    と圧力源とを結ぶ回路中に設けた圧力制御装置
    と、前記インナストロークセンサからの信号に基
    き、前記油圧制御装置、エア圧制御装置および圧
    力制御装置の作動を予め設定した圧力値が得られ
    るよう制御するコントローラとからなることを特
    徴とする安定成形プレス条件設定装置。 4 コントローラに検出値表示手段が付設されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の安定成形プレス条件設定装置。 5 ハイドロブランクホルダエアタンクが該タン
    ク内の油量を検出するセンサを有することを特徴
    とする特許請求の範囲第3項または第4項記載の
    安定成形プレス条件設定装置。
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