JPH0359777A - イメージデータ編集方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、画面表示されたイメージデータをマウス等
のポインティングデバイスを用いて編集するイメージデ
ータ編集方式に関する。

（従来の技術） 従来、ワークステーション等においてイメージデータを
表示する際、表示画面内の表示領域サイズよりも大きな
サイズの原画を表示する場合には、原画のイメージデー
タを表示領域サイズに縮小して表示している。このため
、表示されたイメージデータの解像度は原画のそれに比
べて悪くなる。

また、このように表示されたイメージデータの合成や切
り出し等の編集を行う際には、編集したい部分のイメー
ジデータを含む矩形領域をマウス等で設定して行ってい
る。

さらに、Ｓ集後、設定した矩形領域の位置に誤りがあっ
た場合には、再度、原画のイメージデータ全体を縮小表
示してから矩形領域を再設定して編集を行っている。

（発明が解決しようとする課題） このような、従来の編集方式であれば、縮小表示された
イメージデータは解像度が悪いため、原画に対応する正
確な位置に矩形領域を設定するのは困難である。このた
め、設定を誤って編集をしてしまった場合には、再度原
画のイメージデータ全体を縮小表示させ、編集作業を初
めからやり直さなければならず、編集時間が長くなると
いう欠点があった。

また、矩形領域による編集しかできなかったため、ドツ
ト単位ごとの細かな編集ができないという不具合があっ
た。

そこで、この発明は、このような従来の事情に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、ドツト単
位で編集できるようにすることにより、操作性を向上さ
せ、また、誤って編集した部分のみを原画に復元させる
ことによって編集時間を短縮させることができるイメー
ジデータ編集方式を提供することにある。

［発明の構成］ （課題をｒｆＩ決するための手段） 上記目的を達成するために、この発明は、原画のイメー
ジデータを格納する格納手段と、この格納手段に格納さ
れている原画のイメージデータを原画サイズと等しいサ
イズで画面表示する表示手段と、この表示手段によって
画面表示されたイメージデータをドツト単位で編集する
編集手段と、この編集手段によって編集したイメージデ
ータの任意領域を指定する指定手段と、この指定手段に
よって指定された任意領域に対応する前記原画のイメー
ジデータを前記格納手段より抽出してこの任意領域に複
写することにより、前記編集手段によって編集したイメ
ージデータの任意領域を原画に復元する復元手段とから
構成されている。

（作用） 上記構成において、この発明は、原画のイメージデータ
を原画サイズと等しいサイズで表示画面の表示領域に表
示し、表示領域内でスクロールさせることによりイメー
ジデータ全体を表示するようにしている。そして、Ｂ集
したいイメージデータをドツト単位で編集する。また、
編集に誤りがあった場合には、誤って編集した領域を指
定することによってこの領域に対応する原画のイメージ
データを誤って編集したイメージデータに複写し、この
ｆｒＪ域を原画に復元するようにしている。

（実施例） 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明のイメージデータ編集方式を説明す
るための編集装置の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。

同図において、ＣＰＵ　（セントラルブロセッシングユ
ニット）１は、編集装置全体を制御するものであり、主
メモリ３に圧縮したイメージデータを格納させたり、ビ
ットマツプメモリ５にイメージデータを書き込ませるも
のである。また、ＣＰＵ１は、主メモリ３に格納されて
いる編集プログラムに基づいて、原画サイズと等しいサ
イズでイメージデータを表示させたり、ドツト単位の編
集を行わせるものである。

主メモリ３は、ＩＰ（イメージプロセッサ）７によって
圧縮された原画のイメージデータ、イメージデータを編
集するための編集プログラム、表示領域サイズ等の編集
情報、あるいは編集装置全体を制御する制御プログラム
等を格納するところである。

ＩＰ７は、イメージデータを圧縮して主メモリ３へ格納
したり、主メモリ３に格納されているイメージデータを
伸長してビットマツプメモリ５に書き込むものである。

さらに、ＩＰ７は、原画に復元したいイメージデータを
含む領域に対応する原画のイメージデータを主メモリ３
より抽出し、ビットマツプメモリ５上のイメージデータ
に複写するものである。

ビットマツプメモリ５は、ＩＰ７によって書き込まれた
メージデータを蓄えるところであり、さらに、ＣＲＴＣ
（表示コントローラ）９の制御によってイメージデータ
を並直変換器１１へ出力している。

並直変換器１１は、ビットマツプメモリ５より出力され
たイメージデータをシリアルデータに変換してＣＲＴｌ
３へ送出するものである。

ＣＲＴｌ３は、並直変換器１１より送出されたシリアル
なイメージデータを、編集情報によって指定されるサイ
ズの表示領域内に原画サイズと等しいサイズで画面表示
するところである。また、ＣＲＴｌ　３は、表示領域内
のイメージデータをスクロールすることによって原画の
イメージデータ全体を表示することができるマルチウィ
ンドウ機能を有している。

マウス１５は、ＣＲＴｌ３に表示されたイメージデータ
をドツト単位で削除したり、イメージデータの上から塗
りつぶしを行う等の編集を行うポインティングデバイス
である。また、マウス１５は、原画に復元したいイメー
ジデータを含む矩形領域を設定するものである。さらに
、マウス１５は、編集やオペレーティングを行う上で必
要な指示を画面上のアイコンを指定して行う役目も有し
ている。

なお、主メモリ３、ビットマツプメモリ５、ＩＦ５、お
よびマウス１５は、バス１７を介してＣＰＵ１と接続さ
れている。

このように、この発明に係る編集装置の一実施例は構成
されており、次にこの実施例の作用を第２図に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。

主メモリ３に格納されている圧縮された複数の原画のイ
メージデータのうち表示を希望するイメージデータを、
オペレータがマウス１５によるアイコン指定か、あるい
はキーボード（図示せず）によるキー人力等によって表
示するよう指示する（ステップ１０１〉。

表示指示されたイメージデータは、ＩＦ５によって伸長
され、ビットマツプメモリ５に樗き込まれる。

ビットマツプメモリ５に書き込まれ、蓄えられたイメー
ジデータは、ＣＲＴＣ９の制御によって並直変換器１１
へ出力され、さらに並直変換器１１によってシリアルデ
ータに変換される。

シリアル変換されたイメージデータは、並直変換器１１
よりＣＲＴｌ　３へ送出され、編集情報によって予め設
定されたサイズの表示領域内に表示される（ステップ１
０３）。ここで、表示されたイメージデータのサイズは
、原画サイズと等しいサイズであり、解像度を悪くする
ことはない。また、原画サイズが表示領域サイズよりも
大きい場合は、原画の１部しか表示することができない
が、表示領域内でスクロールさせることにより、原画の
イメージデータ全体を表示させることができる。

このように表示されたイメージデータを編集する際には
、オペレータは、原画を見ながらマウス１５を用いて編
集したい数ドツトを選択し、例えば削除指示をアイコン
指定等によって行うことにより、この数ドツトを削除す
る。あるいは、イメージデータの上から塗りつぶしを行
う際には、塗りつぶしを行う指定をした後、マウス１５
を自由に動かすことにより、この動きに沿って塗りつぶ
しが行われる（ステップ１０５）。

この時、表示されたイメージデータの編集を行うと、随
時編集された内容が、ビットマツプメモリ５に蓄えられ
ているイメージデータへ書き込まれて行く。すなわち、
表示されているイメージデータとビットマツプメモリ５
に蓄えられているイメージデータとは、常に同じ内容の
ものとなっている。

一方、編集途中において、誤った編集を行ってしまった
場合には、復元を行う旨の指示を行った後、誤って編集
してしまったイメージデータを含む矩形領域をマウス１
５を用いて設定する（ステップ１０７〜１０９〉。

すると、この矩形領域に対応する主メモリ３に格納され
ている原画のイメージデータがＩＦ５・によって抽出さ
れ、さらに伸長されて、ビットマツプメモリ５に蓄えら
れている編集されたイメージデータへ複写される（ステ
ップ１１１）。これにより、設定された矩形領域のイメ
ージデータは原画に復元され、復元されたイメージデー
タがＣＲＴｌ３に表示される。オペレータは、原画に復
元され、表示されたイメージデータを見ながら再びマウ
ス１５を用いて編集を行う（ステップ１０５）編集が終
了するとオペレータは、編集が終了した旨の指示をキー
人力、あるいはアイコン指定等によって行う（ステップ
１１３肯定）。

終了指示が行われると、ビットマツプメモリ５に蓄えら
れている編集されたイメージデータは、ＩＰ７によって
圧縮され、さらに主メモリ３に格納される（ステップ１
１５）。

このように、原画サイズと等しいサイズでイメージデー
タを表示するようにしたので、解像度を悪くすることが
なくなり、ドツト単位で編集できるようになる。

また、誤った編集をした場合には、誤った領１或だけを
指定することにより、原画のイメージデータに復元する
ことができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、ドツト単位で
イメージデータを編集できるようにしたので、細かな１
ｌｉｉ集が可能となり、操作性を向上させることができ
る。さらに、誤って編集した領域だけを原画に復元でき
るようにしたので、短時間で編集作業を行うことが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のイメージデータ編集方式を説明する
ための編集装置の一実施例を示すブロック図、第２図は
このイメージデータ編集方式の作用を説明するためのフ
ローチャート図。 １・・・ＣＰＵ　（セントラルプロセッシングユニット
） ３・・・主メモリ ５・・・ビットマツプメモリ ７・・・ＩＰ（イメージプロセッサ〉 １３・・・ＣＲＴ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原画のイメージデータを格納する格納手段と、この格納
   手段に格納されている原画のイメージデータを原画サイ
   ズと等しいサイズで画面表示する表示手段と、 この表示手段によつて画面表示されたイメージデータを
   ドット単位で編集する編集手段と、この編集手段によつ
   て編集したイメージデータの任意領域を指定する指定手
   段と、 この指定手段によつて指定された任意領域に対応する前
   記原画のイメージデータを前記格納手段より抽出してこ
   の任意領域に複写することにより、前記編集手段によっ
   て編集したイメージデータの任意領域を原画に復元する
   復元手段と を有したことを特徴とするイメージデータ編集方式。