JPH0359279B2 - - Google Patents
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- JPH0359279B2 JPH0359279B2 JP56146461A JP14646181A JPH0359279B2 JP H0359279 B2 JPH0359279 B2 JP H0359279B2 JP 56146461 A JP56146461 A JP 56146461A JP 14646181 A JP14646181 A JP 14646181A JP H0359279 B2 JPH0359279 B2 JP H0359279B2
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Description
[発明の分野]
本発明は一般にフアンに関するものである。更
に詳しく言えば本発明は例えば自動車用ラジエタ
ーから流出する流れのような渦乱流空気流中にお
いて低騒音作動をなすようにした軸流フアンに関
するものである。 [従来技術とその問題点] 本発明が意図する形状をもつた高度にスキユー
したフアンブレードを設計する際の固有の一つの
問題は、遠心力によつてもたらされる相当大きな
負荷がしばしばフアンブレードに悪影響をもたら
すということである。他の問題はフアンブレード
の作動表面下流の高圧領域からフアン上流の低圧
側へと流れる空気の再循環作用である。この再循
環作用の一つの経路は各フアンブレードの外端部
の周辺にある。有意の再循環作用が生じると空気
の流動が分離することとなる。この状態はしばし
ば相当大きな騒音が発生することによつて明らか
になる。これら設計上の問題の幾つか、特に騒音
の問題は、フアンが渦乱流空気流中で作動する場
合に助長される。 自動車に使用する際にはフアンは通常はラジエ
ターの後方に配置され、ラジエターから空気流を
吸引するように構成される。自動車においてはラ
ジエターを冷却するには多量の空気流が必要とさ
れるので作動効率は重要ではあるが、フアンによ
つて起る騒音の大きさ(騒音レベル)も又極めて
重要な設計上の考察事項である。この騒音の重要
性は自動車においてエンジンが停止した後フアン
が作動し続ける場合に、又は他の騒音源が極めて
静かでフアンが一番の騒音源となつているような
場合に適用し得るであろう。 通常の自動車用フアンは大抵の室内用フアンと
同じように、その根元部が回転軸によつて駆動さ
れるハブに取付けられた一組のフアンブレードを
具備する。通常フアンブレードは真直でありスキ
ユーしてはいない。つまり、フアンブレードの弦
はフアンブレードの半径方向中心線のまわりに概
略一様に配置されており、又中心線は真直であ
る。フアンブレードは回転したとき空気を軸方向
に推進するべく或る角度に屈曲されるか又は或る
ピツチで配置される。フアンブレードは金属薄板
を打抜いて作る場合が多く、又フアンブレードに
はピツチを設ける他にカンバーを或る程度設ける
こともできる。 現在使用されている大抵の自動車用フアンは上
記のカテゴリーに属するものであるが、少なくと
も一つのフアンは、フアンブレードを包囲しそし
てフアンブレードの外端部に取付けられる外側リ
ングを使用している。この構造はフアンブレード
に対する機械的支持力を増大することとなる。米
国特許番号第1441852号は同じ目的で外側リムを
用いた自動車用フアンの初期のものを開示してい
る。該リムは狭い連結ストリツプによつて各フア
ンブレードに取付けられた構造材料にて形成され
た細いリングである。フアンブレードは真直であ
るが、そのピツチアングルはハブからリムへと増
大し、又カンバーが形成されている。外側支持リ
ングは時には室内用フアンにも使用されており、
例えば米国特許番号第818804号に開示される。し
かしながら該米国特許においては外側リングはハ
ブとリングとの間に懸架された可撓性材料にて作
られたフアンブレードを支持するためのものであ
る。 舶用プロペラも又、プロペラフアンブレードを
支持するために外側リングを使用するよう設計さ
れている。これは、米国特許番号第5364、
506572、1518501号及び2270615号に例示される。
支持機構の他に、米国特許番号第5364号にはフア
ンブレードの作動表面から離れる水の接線方向流
れを制限するための外側ケーシングが開示され、
又米国特許番号第1518501号にはノズルとして作
用するシユラウドが開示されている。 上記舶用プロペラの技術に、又フアンの技術分
野においても、或る程度はフアンブレードをスキ
ユーさせること、つまりフアンブレードをその根
元部分の中心線に対して回転方向にスキユーさせ
ることは知られている。米国特許番号第1518501
号は適当に回転方向へとスキユーしたフアンブレ
ードを例示している。又該特許にはフアンブレー
ドのピツチアングルがハブから外側シユラウドへ
と一定にて減少している態様が示されている。空
気フアンにおいて回転方向にスキユーされたフア
ンブレードは主として古い室内用フアンに使用さ
れているように思われる。 フアンブレード外端部の中心位置及びフアンの
回転中心を結んだ線と、フアンブレード根本部の
中心位置及びフアンの回転中心を結んだ線とが、
隣り合う2枚のフアンブレードのフアンブレード
根本部の中心位置及びフアンの回転中心を結んだ
各々の線が成す角度の少なくとも半分の角度を成
すようにして回転方向にスキユーしたフアンブレ
ード及び該フアンブレードの端部に取付けられた
外側支持部材の両方を備え、低騒音作動を可能と
する軸流空気フアンは今まで存在していない。 又、舶用プロペラの設計に当つては空気フアン
とは異なる設計上の考察事項が必要であることに
注目されたい。水中にて良好に作動するようにし
たプロペラの構成は必ずしも空気フアンの構成に
とつて価値あるものではない。その一つの理由は
大抵のプロペラは水中で船を前進運動させるため
に使用される。この運動はプロペラのフアンブレ
ードに軽負荷しか生ぜしめない。つまり流速には
わずかの増大しか付与しない。空気フアンには通
常対応する運動はない。設計上の仮定及び原理は
作動流体、つまり空気と水の相違を反映せねばな
らない。例えばキヤピテーシヨンはプロペラの設
計では重要な問題であるが、フアンの設計では存
在しない。 [発明の目的] 従つて、本発明の主たる目的は、 渦乱流中にて同寸法及び同機能を持つた従来の
フアンに比べ低騒音にて作動することが出来、 従来の同じ駆動力を使用したフアンに比べ同一
の圧力降下での空気流量を増大せしめることが出
来るか又は低い動力消費量にて同等の空気流量を
生ぜしめ得、それによつて極めて高い作動効率を
提供し得、 高圧領域から低圧領域への空気循環を制御し得 更には、製造が簡単で、機械的強度が大で、比
較的低重量で製造価格が安いといつた諸利益を有
したフアン装置を提供することである。 [発明の概要及び問題を解決する為の手段] 本発明によれば、第1の方向に整列したフアン
のための回転中心を有するハブと、前記ハブと同
中心で且つ該ハブを包囲した前記第1方向に延び
る円形状のバンドと、前記ハブと前記バンドとの
間に取付けられた複数のフアンブレードとを具備
し、前記各フアンブレードは、 (i) 前方向に高度にスキユーされていること。 (ii) ブレードピツチアングルが、少なくとも前記
バンドに隣接したブレード部分において、各フ
アンブレードの外側30%の半径部分に於てフア
ンブレードの半径の増大と共にフアンブレード
半径の関数として増大されていること。 (iii) フアンブレードがその幅に沿つて前記バンド
に連続して取付けられていることを特徴とす
る、特に空気渦乱流中にて低騒音にて作動する
ようにしたフアンが提供される。 [発明の効果] 本発明の低騒音フアンは上記構造によつて、 (1) 前記構成(i)により、フアン作動時のフアンブ
レード振動の少なくとも第2高調波が除去さ
れ、従つて渦乱流中にて同寸法及び同機能を持
つた従来のフアンに比べ低騒音にて作動するこ
とが可能であり、 (2) 前記構成(ii)により、ラジエター及びシユラウ
ドの如きによつて生じる高抵抗環境のために適
切な軸方向スラストの発生を可能とし、更には
該軸方向スラストをして、前述の如き騒音低下
効果を得るためには所望されざるものであると
ころの回転速度、即ち、フアンブレードがその
回転方向への前述の如きスキユーに起因する不
適切な回転速度を生じないよう調整可能とし、
結果的に、従来の同じ駆動力を使用したフアン
に比べ同一の圧力降下での空気流量を増大せし
めることができるか又は低い動力消費量にて同
等の空気流量を生ぜしめ得、それによつて極め
て高い作動効率を提供し得、また、 (3) 前記構成(iii)により、フアンに構造的強度が付
与されるのに加え、フアンブレード28の仕事
表面に空気が保持され、特に空気がフアンブレ
ードの高圧側から低圧側へとフアンブレードの
外端縁周辺を通つて流れるのが防止されそれに
より、高圧領域から低圧領域への空気の循環が
制御され、フアンブレードの先端部の空気の再
循環及び過乱流が制限され、結果的にフアン作
動時の騒音を減少し且つ流れ効率を助長し、 (4) 前記構成(i)〜(iii)により、製造が簡単で、機械
的強度が大で、比較的低重量で製造価格を安価
とし得る、といつた効果を奏し得る。例えば、
本発明の構成に従い、フアンブレードを前方、
即ち回転方向に高度にスキユーさせそれをバン
ドに結合する構造とした場合、直径が15インチ
(約38.1センチ)、平均圧力50mmHgに対して
800cfm(約22.7m3/分)、の流量を生じるフア
ンにおいて、従来の同等製品に比較して
8dBA/yd(8dBA/91.4cm)もの騒音レベル低
下を可能とする軸方向スラストが提供され得
る。 [具体例の説明] 第7図は本発明に従つて構成された自動車用フ
アン12を示す。該自動車用フアンは熱交換器、
即ち典型的には主ラジエター14の後方、或いは
下流側に配置され、該ラジエターから空気を吸引
するように構成される。矢印16で示されるフア
ンの出力空気流れはラジエターから離れる方向へ
と差し向けられる。空気流は軸流、つまり自動車
用フアン12の回転軸線に沿うものである。本発
明に係るフアンは特に自動車の空調システムに於
て有効である。典型的な構成においては空調シス
テムと関連した別個のラジエター20が主ラジエ
ター14の前方、即ち上流側に配置される。 自動車用フアン12の有意の使用状況に於て
は、ラジエター14から自動車用フアン12へと
供給される空気は比較的激しい渦乱流であり且つ
空間的不均一性を有している。このように流入流
れが不均一であるにも拘わらず、フアンはラジエ
ター20及び/又は空調クーラを冷却するに十分
な空気流を生ぜしめねばならない。設計に当つて
の他の重要な考察事項は、所望の冷却を行なうに
十分な空気流を発生せしめるのに消費される動力
である。関連フアクタとしては作動フアン効率が
ある。該作動フアン効率は体積空気流量×平均圧
力降下÷所要フアン駆動動力として定義される。 第三の考察事項は、空調システムを使用した場
合に自動車のエンジンが停止した後、フアンが作
動し続けるといつたランオン状態があるというこ
とであり、この時には騒音が極めて重要な問題と
なる。直径が15インチ(約38.1センチ)、平均圧
力5.0mmHgに対して800cfm(約22.7m3/分)の流
量を生じる通常のフアンにとつて作動時にフアン
の発生する典型的な騒音レベルは概略72dBA/
yd(72dBA/約91.4cm)である。この値は自動車
の運転者がエンジン自体の作動騒音とフアンの騒
音とを区別し得ない程度の騒音レベルである。こ
れに対し、本発明に係るフアンは同じ状態にて概
略64dBA/yd(64dBA/約91.4cm)のレベルの騒
音しか発生しない。この騒音レベルの低減は使用
者にとつては重要なことである。又、本発明に従
つて構成された自動車用フアン12は自動車のラ
ジエター及び空調用クーラを貫流して実質的に同
じ空気流量を低消費動力にて発生せしめることが
できる。 改良されたこのような性能を特に空調装置付の
自動車にて達成するためには、自動車用フアン1
2はラジエター14と自動車用フアン12の外端
縁との間に延在するシユラウド24と一緒に使用
するのが好ましい。シユラウド24の主たる目的
はフアンの下流側の高圧領域からラジエター14
に隣接したフアンの反対側の低圧領域へとフアン
の外端縁周囲を空気が再循環するのを防止するこ
とである。斯る再循環は流れの剥離、及び付随し
た騒音レベルを増大せしめる。シユラウドはこの
ような再循環流れを防止することのできる任意の
構造とされる。一つの構造例としては図示される
ように、ラジエターの後方、即ち下流側の概略矩
形表面と、フアンの、より面積が小さい一般に円
形の外端縁との間に漏斗様の構造体を配置するこ
とが掲げられる。シユラウドとフアン又はラジエ
ターとの間には製造誤差を許容するために幾分間
〓を設けることができるが、この間〓は有意の再
循環を許容するような大きさのものとはするべき
でない。 第1図〜第6図には自動車用フアン12の詳細
が示される。ハブ26は、円筒状の軸方向に伸延
する円筒状の部分26b内に中央開口26aを具
備する。該中央開口26aはフアンブレードを取
付けた軸を回転自在に受容する。中央開口26a
はハブ26とフアンブレードの両方の概略中心に
設けられ、フアンの回転軸線を画定する。図示さ
れる好ましい態様ではハブは一般に中空の外殻状
構造体であつて、フアンの前方即ち低圧側は滑ら
かな凸状前面とされ(第1図)、フアンの後方即
ち高圧側は中空の凹状面とされる(第2図)。 自動車用フアン12は一組のフアンブレード2
8を具備し、各フアンブレードはハブから外側バ
ンド30へとのびる。外側バンドは各フアンブレ
ードを包囲し且つ一般にフアンの回転軸線上に中
心を有している。外側バンド30は本発明に係る
フアン構造体の重要な構成要素である。外側バン
ドはフアンブレードの先端を支持することによつ
てフアンに構造的強度を付与する他にフアンブレ
ード28の仕事表面に空気を保持し、特に空気が
フアンブレードの高圧側から低圧側へとフアンブ
レードの外端縁周辺を通つて流れるのを防止す
る。バンド30は横断面形状が好ましくは、半径
方向に薄く且つ軸方向にはフアンブレード28の
幅に少なくとも等しい距離だけ突出するようにさ
れる。バンドの内側半径はフアンの軸方向に変動
する。更に詳しく言えば、バンドの内側半径はフ
アンのリーデイングエツジで最大とされ、そして
バンドを貫流する空気流を加速するノズル効果を
提供するためにトレーリングエツジに向けて急速
に減少される。この形状は第6図に最もよく図示
されている。バンドの内壁はこの初期時の急激な
半径減少があつた後は一般に一定の半径を有する
ように形成される。リーデイングエツジの狭少部
は外方にスキユーしたバンドリツプ部30dによ
つてもたらされる。 各フアンブレード28はハブ26に取付けられ
たフアンブレード根元部28aからバンド30の
内面に取付けられたフアンブレード外端部28b
へと伸延する。 本発明の一つの特徴は、各フアンブレードのフ
アンブレード外端部28bが一点又は狭い連結帯
域にてバンドに接続されるのではなく、フアンブ
レードの全幅に渡つて該バンドに接合されるとい
うことである。この接続態様はフアンブレードの
高圧側仕事表面から反対側の低圧側への空気の再
循環を制御する際に重要となる。これは又空気を
フアンブレード28の高圧側仕事表面へと渦乱流
を最小にして差し向ける際にも有効である。 本発明の他の重要な特徴は、各フアンブレード
が半径方向外側に行くに従つて、第1図の矢印3
2によつて示されるようにフアンの回転方向に高
度にスキユーしていることである。回転方向にこ
のように高度にスキユーさせることによつて、フ
アン作動時のフアンブレード振動の内、少なくと
も第2高調波を除去可能となる。このためフアン
ブレード28の、バンド30に接合するフアンブ
レード外端部28bの弦の中心部及びハブ中心間
を結んだフアンブレード外側中心線34と、ハブ
に接合するフアンブレード根元部28aの弦の中
心部及びハブ中心間を結んだフアンブレード内側
中心線36とは、フアンの回転方向に或る角度を
成すように構成される。この角度は、隣り合う2
枚のフアンブレードの各々の前記フアンブレード
内側中心線間の成す角度の少なくとも半分とされ
る。従つて、例えばフアンが図示されるように5
枚のフアンブレードを有しているとすれば、各フ
アンブレード間の夫々のフアンブレード内側中心
線の成す角度は、この角度が全て等しいものとす
れば72゜となる。フアンブレード外側中心線34
は従つて、フアンブレード内側中心線36からフ
アンの回転方向に少なくとも36゜だけ離隔される
こととなる。 本発明に係るフアンの更に他の重要な特徴は、
各フアンブレード28のフアンブレードピツチが
フアンブレード半径の外側30%に於て、つまり第
1図の領域38に於て、フアンブレードの半径の
関数として増大するということである。図示され
るように、フアンブレードピツチはフアンブレー
ド根元部28aからフアンブレード外端部28b
へと一様に増大する。第3図〜第5図にはフアン
ブレードのピツチが増大する様子が横断面にて連
続的に示される。フアンブレードのピツチは半径
増大と共にフアンブレード根元部からフアンブレ
ード半径の70%位置にかけて増大するが、該フア
ンブレードのピツチは好ましくは半径の関数とし
て単調に増大する。つまり該ピツチは一定である
か又は増大し、減少することはない。 本発明に係るフアン構成は、作動時にフアンブ
レードに働く遠心力による機械的負荷を増大させ
るということに注目されたい。この増大した負荷
は、バンド30によつて提供される機械的支持体
に於て消滅する。また、上述の如きバンドの働き
及びバンド及びフアンブレード28の外端部間の
連続接合態様により、フアンブレードの先端部の
空気の再循環及び渦乱流は制限され、騒音が減少
されそして流れ効率が助長せしめられる。 フアンブレード28はそのフアンブレードピツ
チに所望の変動を与えるように平らなシート状材
料を端部と端部とを縦につなぎそして捩ることに
よつて形成することができるが、好ましくは各フ
アンブレードは第3図〜第5図に最もよく図示さ
れるように翼形とされる。加うるに、各フアンブ
レード28は好ましくはフアンブレードの弦に沿
つて負荷を分布させるべく有効態様のカンバーが
与えられる。各フアンブレードのリーデイングエ
ツジは一般に丸形状とされ、トレーリングエツジ
は狭小縁へと傾斜されるのを特徴としている。好
ましい実施態様においてはフアンブレードの中心
厚さはフアンブレード弦の少なくとも4%とされ
る。 上記自動車用フアン12の各構成要素を別々に
作り、その後フアンを形成するべく組立てること
ができるが、好ましい実施態様においてはフアン
は単一体ユニツトとして形成される。更に詳しく
は、フアンは好ましくは射出成形し得る高耐衝撃
性プラスチツク材料で成形される。適当な材料は
ナイロン又はポリプロピレンである。加うるに、
プラスチツクにて成形することにより、金属成形
構造体に比較して低重量のフアンを提供すること
ができ、且つ種々のピツチで且つ回転方向への既
述の如きスキユーを有した翼形断面のフアンブレ
ードを簡単に形成することができる。このような
フアンブレードはもし金属にて製造すれば極めて
高価となるであろう。 自動車用フアン12の寸法及び形状はその用途
に応じて種々に変え得るが、次に掲げる諸寸法は
自動車、特に自動車用フアン12を第7図に関連
して記載したように配置しそして使用するように
した空調システムを備えた自動車に使用するのに
適した本発明の好ましい態様を示す。自動車用フ
アン12は最大外径寸法が概略15.25インチ(約
38.74センチ)であり、幅が2.125インチ(約5.39
センチ)である。バンドの内側半径は最大値が、
7.5インチ(約19.05センチ)で、リツプ部分32
dに於て最小7.1875インチ(約9.54センチ)まで
減少する。ハブ26は概略6.0インチ(約115.24
センチ)の直径を有し、従つて各フアンブレード
は半径方向の全長が、概略4.25インチ(約10.78
センチ)となる。各フアンブレードは弦が概略
3.75インチ(約8.53センチ)で、ブレードピツチ
はフアンブレード根元部分で概略28゜、中間点で
概略30゜、90%の半径位置で概略34゜とされる。半
径の外側30%におけるフアンブレードのピツチは
30゜から39゜まで増大する。次表はフアンブレード
形状のより完全な形状を示す。
に詳しく言えば本発明は例えば自動車用ラジエタ
ーから流出する流れのような渦乱流空気流中にお
いて低騒音作動をなすようにした軸流フアンに関
するものである。 [従来技術とその問題点] 本発明が意図する形状をもつた高度にスキユー
したフアンブレードを設計する際の固有の一つの
問題は、遠心力によつてもたらされる相当大きな
負荷がしばしばフアンブレードに悪影響をもたら
すということである。他の問題はフアンブレード
の作動表面下流の高圧領域からフアン上流の低圧
側へと流れる空気の再循環作用である。この再循
環作用の一つの経路は各フアンブレードの外端部
の周辺にある。有意の再循環作用が生じると空気
の流動が分離することとなる。この状態はしばし
ば相当大きな騒音が発生することによつて明らか
になる。これら設計上の問題の幾つか、特に騒音
の問題は、フアンが渦乱流空気流中で作動する場
合に助長される。 自動車に使用する際にはフアンは通常はラジエ
ターの後方に配置され、ラジエターから空気流を
吸引するように構成される。自動車においてはラ
ジエターを冷却するには多量の空気流が必要とさ
れるので作動効率は重要ではあるが、フアンによ
つて起る騒音の大きさ(騒音レベル)も又極めて
重要な設計上の考察事項である。この騒音の重要
性は自動車においてエンジンが停止した後フアン
が作動し続ける場合に、又は他の騒音源が極めて
静かでフアンが一番の騒音源となつているような
場合に適用し得るであろう。 通常の自動車用フアンは大抵の室内用フアンと
同じように、その根元部が回転軸によつて駆動さ
れるハブに取付けられた一組のフアンブレードを
具備する。通常フアンブレードは真直でありスキ
ユーしてはいない。つまり、フアンブレードの弦
はフアンブレードの半径方向中心線のまわりに概
略一様に配置されており、又中心線は真直であ
る。フアンブレードは回転したとき空気を軸方向
に推進するべく或る角度に屈曲されるか又は或る
ピツチで配置される。フアンブレードは金属薄板
を打抜いて作る場合が多く、又フアンブレードに
はピツチを設ける他にカンバーを或る程度設ける
こともできる。 現在使用されている大抵の自動車用フアンは上
記のカテゴリーに属するものであるが、少なくと
も一つのフアンは、フアンブレードを包囲しそし
てフアンブレードの外端部に取付けられる外側リ
ングを使用している。この構造はフアンブレード
に対する機械的支持力を増大することとなる。米
国特許番号第1441852号は同じ目的で外側リムを
用いた自動車用フアンの初期のものを開示してい
る。該リムは狭い連結ストリツプによつて各フア
ンブレードに取付けられた構造材料にて形成され
た細いリングである。フアンブレードは真直であ
るが、そのピツチアングルはハブからリムへと増
大し、又カンバーが形成されている。外側支持リ
ングは時には室内用フアンにも使用されており、
例えば米国特許番号第818804号に開示される。し
かしながら該米国特許においては外側リングはハ
ブとリングとの間に懸架された可撓性材料にて作
られたフアンブレードを支持するためのものであ
る。 舶用プロペラも又、プロペラフアンブレードを
支持するために外側リングを使用するよう設計さ
れている。これは、米国特許番号第5364、
506572、1518501号及び2270615号に例示される。
支持機構の他に、米国特許番号第5364号にはフア
ンブレードの作動表面から離れる水の接線方向流
れを制限するための外側ケーシングが開示され、
又米国特許番号第1518501号にはノズルとして作
用するシユラウドが開示されている。 上記舶用プロペラの技術に、又フアンの技術分
野においても、或る程度はフアンブレードをスキ
ユーさせること、つまりフアンブレードをその根
元部分の中心線に対して回転方向にスキユーさせ
ることは知られている。米国特許番号第1518501
号は適当に回転方向へとスキユーしたフアンブレ
ードを例示している。又該特許にはフアンブレー
ドのピツチアングルがハブから外側シユラウドへ
と一定にて減少している態様が示されている。空
気フアンにおいて回転方向にスキユーされたフア
ンブレードは主として古い室内用フアンに使用さ
れているように思われる。 フアンブレード外端部の中心位置及びフアンの
回転中心を結んだ線と、フアンブレード根本部の
中心位置及びフアンの回転中心を結んだ線とが、
隣り合う2枚のフアンブレードのフアンブレード
根本部の中心位置及びフアンの回転中心を結んだ
各々の線が成す角度の少なくとも半分の角度を成
すようにして回転方向にスキユーしたフアンブレ
ード及び該フアンブレードの端部に取付けられた
外側支持部材の両方を備え、低騒音作動を可能と
する軸流空気フアンは今まで存在していない。 又、舶用プロペラの設計に当つては空気フアン
とは異なる設計上の考察事項が必要であることに
注目されたい。水中にて良好に作動するようにし
たプロペラの構成は必ずしも空気フアンの構成に
とつて価値あるものではない。その一つの理由は
大抵のプロペラは水中で船を前進運動させるため
に使用される。この運動はプロペラのフアンブレ
ードに軽負荷しか生ぜしめない。つまり流速には
わずかの増大しか付与しない。空気フアンには通
常対応する運動はない。設計上の仮定及び原理は
作動流体、つまり空気と水の相違を反映せねばな
らない。例えばキヤピテーシヨンはプロペラの設
計では重要な問題であるが、フアンの設計では存
在しない。 [発明の目的] 従つて、本発明の主たる目的は、 渦乱流中にて同寸法及び同機能を持つた従来の
フアンに比べ低騒音にて作動することが出来、 従来の同じ駆動力を使用したフアンに比べ同一
の圧力降下での空気流量を増大せしめることが出
来るか又は低い動力消費量にて同等の空気流量を
生ぜしめ得、それによつて極めて高い作動効率を
提供し得、 高圧領域から低圧領域への空気循環を制御し得 更には、製造が簡単で、機械的強度が大で、比
較的低重量で製造価格が安いといつた諸利益を有
したフアン装置を提供することである。 [発明の概要及び問題を解決する為の手段] 本発明によれば、第1の方向に整列したフアン
のための回転中心を有するハブと、前記ハブと同
中心で且つ該ハブを包囲した前記第1方向に延び
る円形状のバンドと、前記ハブと前記バンドとの
間に取付けられた複数のフアンブレードとを具備
し、前記各フアンブレードは、 (i) 前方向に高度にスキユーされていること。 (ii) ブレードピツチアングルが、少なくとも前記
バンドに隣接したブレード部分において、各フ
アンブレードの外側30%の半径部分に於てフア
ンブレードの半径の増大と共にフアンブレード
半径の関数として増大されていること。 (iii) フアンブレードがその幅に沿つて前記バンド
に連続して取付けられていることを特徴とす
る、特に空気渦乱流中にて低騒音にて作動する
ようにしたフアンが提供される。 [発明の効果] 本発明の低騒音フアンは上記構造によつて、 (1) 前記構成(i)により、フアン作動時のフアンブ
レード振動の少なくとも第2高調波が除去さ
れ、従つて渦乱流中にて同寸法及び同機能を持
つた従来のフアンに比べ低騒音にて作動するこ
とが可能であり、 (2) 前記構成(ii)により、ラジエター及びシユラウ
ドの如きによつて生じる高抵抗環境のために適
切な軸方向スラストの発生を可能とし、更には
該軸方向スラストをして、前述の如き騒音低下
効果を得るためには所望されざるものであると
ころの回転速度、即ち、フアンブレードがその
回転方向への前述の如きスキユーに起因する不
適切な回転速度を生じないよう調整可能とし、
結果的に、従来の同じ駆動力を使用したフアン
に比べ同一の圧力降下での空気流量を増大せし
めることができるか又は低い動力消費量にて同
等の空気流量を生ぜしめ得、それによつて極め
て高い作動効率を提供し得、また、 (3) 前記構成(iii)により、フアンに構造的強度が付
与されるのに加え、フアンブレード28の仕事
表面に空気が保持され、特に空気がフアンブレ
ードの高圧側から低圧側へとフアンブレードの
外端縁周辺を通つて流れるのが防止されそれに
より、高圧領域から低圧領域への空気の循環が
制御され、フアンブレードの先端部の空気の再
循環及び過乱流が制限され、結果的にフアン作
動時の騒音を減少し且つ流れ効率を助長し、 (4) 前記構成(i)〜(iii)により、製造が簡単で、機械
的強度が大で、比較的低重量で製造価格を安価
とし得る、といつた効果を奏し得る。例えば、
本発明の構成に従い、フアンブレードを前方、
即ち回転方向に高度にスキユーさせそれをバン
ドに結合する構造とした場合、直径が15インチ
(約38.1センチ)、平均圧力50mmHgに対して
800cfm(約22.7m3/分)、の流量を生じるフア
ンにおいて、従来の同等製品に比較して
8dBA/yd(8dBA/91.4cm)もの騒音レベル低
下を可能とする軸方向スラストが提供され得
る。 [具体例の説明] 第7図は本発明に従つて構成された自動車用フ
アン12を示す。該自動車用フアンは熱交換器、
即ち典型的には主ラジエター14の後方、或いは
下流側に配置され、該ラジエターから空気を吸引
するように構成される。矢印16で示されるフア
ンの出力空気流れはラジエターから離れる方向へ
と差し向けられる。空気流は軸流、つまり自動車
用フアン12の回転軸線に沿うものである。本発
明に係るフアンは特に自動車の空調システムに於
て有効である。典型的な構成においては空調シス
テムと関連した別個のラジエター20が主ラジエ
ター14の前方、即ち上流側に配置される。 自動車用フアン12の有意の使用状況に於て
は、ラジエター14から自動車用フアン12へと
供給される空気は比較的激しい渦乱流であり且つ
空間的不均一性を有している。このように流入流
れが不均一であるにも拘わらず、フアンはラジエ
ター20及び/又は空調クーラを冷却するに十分
な空気流を生ぜしめねばならない。設計に当つて
の他の重要な考察事項は、所望の冷却を行なうに
十分な空気流を発生せしめるのに消費される動力
である。関連フアクタとしては作動フアン効率が
ある。該作動フアン効率は体積空気流量×平均圧
力降下÷所要フアン駆動動力として定義される。 第三の考察事項は、空調システムを使用した場
合に自動車のエンジンが停止した後、フアンが作
動し続けるといつたランオン状態があるというこ
とであり、この時には騒音が極めて重要な問題と
なる。直径が15インチ(約38.1センチ)、平均圧
力5.0mmHgに対して800cfm(約22.7m3/分)の流
量を生じる通常のフアンにとつて作動時にフアン
の発生する典型的な騒音レベルは概略72dBA/
yd(72dBA/約91.4cm)である。この値は自動車
の運転者がエンジン自体の作動騒音とフアンの騒
音とを区別し得ない程度の騒音レベルである。こ
れに対し、本発明に係るフアンは同じ状態にて概
略64dBA/yd(64dBA/約91.4cm)のレベルの騒
音しか発生しない。この騒音レベルの低減は使用
者にとつては重要なことである。又、本発明に従
つて構成された自動車用フアン12は自動車のラ
ジエター及び空調用クーラを貫流して実質的に同
じ空気流量を低消費動力にて発生せしめることが
できる。 改良されたこのような性能を特に空調装置付の
自動車にて達成するためには、自動車用フアン1
2はラジエター14と自動車用フアン12の外端
縁との間に延在するシユラウド24と一緒に使用
するのが好ましい。シユラウド24の主たる目的
はフアンの下流側の高圧領域からラジエター14
に隣接したフアンの反対側の低圧領域へとフアン
の外端縁周囲を空気が再循環するのを防止するこ
とである。斯る再循環は流れの剥離、及び付随し
た騒音レベルを増大せしめる。シユラウドはこの
ような再循環流れを防止することのできる任意の
構造とされる。一つの構造例としては図示される
ように、ラジエターの後方、即ち下流側の概略矩
形表面と、フアンの、より面積が小さい一般に円
形の外端縁との間に漏斗様の構造体を配置するこ
とが掲げられる。シユラウドとフアン又はラジエ
ターとの間には製造誤差を許容するために幾分間
〓を設けることができるが、この間〓は有意の再
循環を許容するような大きさのものとはするべき
でない。 第1図〜第6図には自動車用フアン12の詳細
が示される。ハブ26は、円筒状の軸方向に伸延
する円筒状の部分26b内に中央開口26aを具
備する。該中央開口26aはフアンブレードを取
付けた軸を回転自在に受容する。中央開口26a
はハブ26とフアンブレードの両方の概略中心に
設けられ、フアンの回転軸線を画定する。図示さ
れる好ましい態様ではハブは一般に中空の外殻状
構造体であつて、フアンの前方即ち低圧側は滑ら
かな凸状前面とされ(第1図)、フアンの後方即
ち高圧側は中空の凹状面とされる(第2図)。 自動車用フアン12は一組のフアンブレード2
8を具備し、各フアンブレードはハブから外側バ
ンド30へとのびる。外側バンドは各フアンブレ
ードを包囲し且つ一般にフアンの回転軸線上に中
心を有している。外側バンド30は本発明に係る
フアン構造体の重要な構成要素である。外側バン
ドはフアンブレードの先端を支持することによつ
てフアンに構造的強度を付与する他にフアンブレ
ード28の仕事表面に空気を保持し、特に空気が
フアンブレードの高圧側から低圧側へとフアンブ
レードの外端縁周辺を通つて流れるのを防止す
る。バンド30は横断面形状が好ましくは、半径
方向に薄く且つ軸方向にはフアンブレード28の
幅に少なくとも等しい距離だけ突出するようにさ
れる。バンドの内側半径はフアンの軸方向に変動
する。更に詳しく言えば、バンドの内側半径はフ
アンのリーデイングエツジで最大とされ、そして
バンドを貫流する空気流を加速するノズル効果を
提供するためにトレーリングエツジに向けて急速
に減少される。この形状は第6図に最もよく図示
されている。バンドの内壁はこの初期時の急激な
半径減少があつた後は一般に一定の半径を有する
ように形成される。リーデイングエツジの狭少部
は外方にスキユーしたバンドリツプ部30dによ
つてもたらされる。 各フアンブレード28はハブ26に取付けられ
たフアンブレード根元部28aからバンド30の
内面に取付けられたフアンブレード外端部28b
へと伸延する。 本発明の一つの特徴は、各フアンブレードのフ
アンブレード外端部28bが一点又は狭い連結帯
域にてバンドに接続されるのではなく、フアンブ
レードの全幅に渡つて該バンドに接合されるとい
うことである。この接続態様はフアンブレードの
高圧側仕事表面から反対側の低圧側への空気の再
循環を制御する際に重要となる。これは又空気を
フアンブレード28の高圧側仕事表面へと渦乱流
を最小にして差し向ける際にも有効である。 本発明の他の重要な特徴は、各フアンブレード
が半径方向外側に行くに従つて、第1図の矢印3
2によつて示されるようにフアンの回転方向に高
度にスキユーしていることである。回転方向にこ
のように高度にスキユーさせることによつて、フ
アン作動時のフアンブレード振動の内、少なくと
も第2高調波を除去可能となる。このためフアン
ブレード28の、バンド30に接合するフアンブ
レード外端部28bの弦の中心部及びハブ中心間
を結んだフアンブレード外側中心線34と、ハブ
に接合するフアンブレード根元部28aの弦の中
心部及びハブ中心間を結んだフアンブレード内側
中心線36とは、フアンの回転方向に或る角度を
成すように構成される。この角度は、隣り合う2
枚のフアンブレードの各々の前記フアンブレード
内側中心線間の成す角度の少なくとも半分とされ
る。従つて、例えばフアンが図示されるように5
枚のフアンブレードを有しているとすれば、各フ
アンブレード間の夫々のフアンブレード内側中心
線の成す角度は、この角度が全て等しいものとす
れば72゜となる。フアンブレード外側中心線34
は従つて、フアンブレード内側中心線36からフ
アンの回転方向に少なくとも36゜だけ離隔される
こととなる。 本発明に係るフアンの更に他の重要な特徴は、
各フアンブレード28のフアンブレードピツチが
フアンブレード半径の外側30%に於て、つまり第
1図の領域38に於て、フアンブレードの半径の
関数として増大するということである。図示され
るように、フアンブレードピツチはフアンブレー
ド根元部28aからフアンブレード外端部28b
へと一様に増大する。第3図〜第5図にはフアン
ブレードのピツチが増大する様子が横断面にて連
続的に示される。フアンブレードのピツチは半径
増大と共にフアンブレード根元部からフアンブレ
ード半径の70%位置にかけて増大するが、該フア
ンブレードのピツチは好ましくは半径の関数とし
て単調に増大する。つまり該ピツチは一定である
か又は増大し、減少することはない。 本発明に係るフアン構成は、作動時にフアンブ
レードに働く遠心力による機械的負荷を増大させ
るということに注目されたい。この増大した負荷
は、バンド30によつて提供される機械的支持体
に於て消滅する。また、上述の如きバンドの働き
及びバンド及びフアンブレード28の外端部間の
連続接合態様により、フアンブレードの先端部の
空気の再循環及び渦乱流は制限され、騒音が減少
されそして流れ効率が助長せしめられる。 フアンブレード28はそのフアンブレードピツ
チに所望の変動を与えるように平らなシート状材
料を端部と端部とを縦につなぎそして捩ることに
よつて形成することができるが、好ましくは各フ
アンブレードは第3図〜第5図に最もよく図示さ
れるように翼形とされる。加うるに、各フアンブ
レード28は好ましくはフアンブレードの弦に沿
つて負荷を分布させるべく有効態様のカンバーが
与えられる。各フアンブレードのリーデイングエ
ツジは一般に丸形状とされ、トレーリングエツジ
は狭小縁へと傾斜されるのを特徴としている。好
ましい実施態様においてはフアンブレードの中心
厚さはフアンブレード弦の少なくとも4%とされ
る。 上記自動車用フアン12の各構成要素を別々に
作り、その後フアンを形成するべく組立てること
ができるが、好ましい実施態様においてはフアン
は単一体ユニツトとして形成される。更に詳しく
は、フアンは好ましくは射出成形し得る高耐衝撃
性プラスチツク材料で成形される。適当な材料は
ナイロン又はポリプロピレンである。加うるに、
プラスチツクにて成形することにより、金属成形
構造体に比較して低重量のフアンを提供すること
ができ、且つ種々のピツチで且つ回転方向への既
述の如きスキユーを有した翼形断面のフアンブレ
ードを簡単に形成することができる。このような
フアンブレードはもし金属にて製造すれば極めて
高価となるであろう。 自動車用フアン12の寸法及び形状はその用途
に応じて種々に変え得るが、次に掲げる諸寸法は
自動車、特に自動車用フアン12を第7図に関連
して記載したように配置しそして使用するように
した空調システムを備えた自動車に使用するのに
適した本発明の好ましい態様を示す。自動車用フ
アン12は最大外径寸法が概略15.25インチ(約
38.74センチ)であり、幅が2.125インチ(約5.39
センチ)である。バンドの内側半径は最大値が、
7.5インチ(約19.05センチ)で、リツプ部分32
dに於て最小7.1875インチ(約9.54センチ)まで
減少する。ハブ26は概略6.0インチ(約115.24
センチ)の直径を有し、従つて各フアンブレード
は半径方向の全長が、概略4.25インチ(約10.78
センチ)となる。各フアンブレードは弦が概略
3.75インチ(約8.53センチ)で、ブレードピツチ
はフアンブレード根元部分で概略28゜、中間点で
概略30゜、90%の半径位置で概略34゜とされる。半
径の外側30%におけるフアンブレードのピツチは
30゜から39゜まで増大する。次表はフアンブレード
形状のより完全な形状を示す。
【表】
上記寸法及び他の値は一実施例を示すものであ
つて本発明を限定するものではない。 本発明に従うフアンの1具体例における作動時
の騒音発生状況を、同じ空気流量で従来型のフア
ンと比較したグラフが第8図に示される。 以上、特に渦乱流の空気流に使用し、フアンの
騒音発生を著しく減少することのできるフアン及
びフアンシステム(フアンとシユラウドの組合せ
体)用構造体についての説明がなされた。該フア
ンシステム用構造体は作動性能が良好であるとい
う特徴をも有する。これら各種の作動上の改良
は、フアンブレードの各々が回転方向に既述の如
く高度にスキユーし且つそれとは別にフアンブレ
ードピツチアングルが、その根本部から少なくと
も半径方向内側の70%位置にかけて増大するよう
に構成し、そうした一組のフアンブレードの全幅
にわたり外側バンドが取り付けられているという
特徴ある構成によつて達成せられる。 好ましい実施態様において、バンドの内側半径
はそのリーデイングエツジから中心線に向つて狭
まり、次でトレーリングエツジへと一定か又は拡
開し、フアンブレードのその領域にノズル効果を
提供するように構成され、又フアンブレード自体
も翼形のカンバー断面を有するようにされる。 本発明は好ましい実施態様に関連して記載した
けれども、本発明の範囲内で種々の変更実施態様
が可能であることを理解されたい。例えば、フア
ンブレードは平らなシート材料から翼形状をもた
ないように、即ちカンバーなしで作ることもでき
る。又、上述のようにフアンブレードピツチがフ
アンブレードの半径方向内側の70%に渡つて増大
するということは重要なことではない。一般的に
言えば、ハブ及びフアンブレードの該ハブと隣接
する領域の構造及び作動は、バンドに隣接したフ
アンブレード外端部の構造に比較すればそれほど
重要ではない。 更に又、本発明は射出成形された一体部品であ
るとして説明したが、勿論、例えば金属薄板のよ
うな他の構造材料にて構成することも、又例えば
このような構造体を複数の構成要素から作り例え
ば溶接、接着又はリベツトのような適当な締付け
手段によつて組立てることも可能である。同様
に、本発明はフアンと渦乱流空気源との間に漏斗
状シユラウドを配設することとして説明したが、
同じ機能を提供するために他の構造をも使用する
ことができる。 このような他の種々の実施態様は上記教示に従
えば当業者には容易に想到されるであろう。斯る
実施態様も本発明の範囲内である。
つて本発明を限定するものではない。 本発明に従うフアンの1具体例における作動時
の騒音発生状況を、同じ空気流量で従来型のフア
ンと比較したグラフが第8図に示される。 以上、特に渦乱流の空気流に使用し、フアンの
騒音発生を著しく減少することのできるフアン及
びフアンシステム(フアンとシユラウドの組合せ
体)用構造体についての説明がなされた。該フア
ンシステム用構造体は作動性能が良好であるとい
う特徴をも有する。これら各種の作動上の改良
は、フアンブレードの各々が回転方向に既述の如
く高度にスキユーし且つそれとは別にフアンブレ
ードピツチアングルが、その根本部から少なくと
も半径方向内側の70%位置にかけて増大するよう
に構成し、そうした一組のフアンブレードの全幅
にわたり外側バンドが取り付けられているという
特徴ある構成によつて達成せられる。 好ましい実施態様において、バンドの内側半径
はそのリーデイングエツジから中心線に向つて狭
まり、次でトレーリングエツジへと一定か又は拡
開し、フアンブレードのその領域にノズル効果を
提供するように構成され、又フアンブレード自体
も翼形のカンバー断面を有するようにされる。 本発明は好ましい実施態様に関連して記載した
けれども、本発明の範囲内で種々の変更実施態様
が可能であることを理解されたい。例えば、フア
ンブレードは平らなシート材料から翼形状をもた
ないように、即ちカンバーなしで作ることもでき
る。又、上述のようにフアンブレードピツチがフ
アンブレードの半径方向内側の70%に渡つて増大
するということは重要なことではない。一般的に
言えば、ハブ及びフアンブレードの該ハブと隣接
する領域の構造及び作動は、バンドに隣接したフ
アンブレード外端部の構造に比較すればそれほど
重要ではない。 更に又、本発明は射出成形された一体部品であ
るとして説明したが、勿論、例えば金属薄板のよ
うな他の構造材料にて構成することも、又例えば
このような構造体を複数の構成要素から作り例え
ば溶接、接着又はリベツトのような適当な締付け
手段によつて組立てることも可能である。同様
に、本発明はフアンと渦乱流空気源との間に漏斗
状シユラウドを配設することとして説明したが、
同じ機能を提供するために他の構造をも使用する
ことができる。 このような他の種々の実施態様は上記教示に従
えば当業者には容易に想到されるであろう。斯る
実施態様も本発明の範囲内である。
第1図は本発明に従つて構成されたフアンの正
面図である。第2図は第1図に図示されたフアン
の背面図である。第3図は第1図の線3−3に沿
つて切り取つた断面図である。第4図は第1図の
線4−4に沿つて切り取つた断面図である。第5
図は第1図の線5−5に沿つて切断した断面図で
ある。第6図は第1の線6−6に沿つて切断した
バンドの横断面図である。第7図はフアンとラジ
エターとの間にシユラウドを設けた従来の自動車
に第1〜第6図のフアンを使用した態様を示す概
略平面図である。第8図は、本発明に従うフアン
の1具体例に於ける作動時の騒音発生状況を、同
じ空気流量での従来型のフアンと比較したグラフ
である。 12:フアン、14,20:ラジエター、2
4:シユラウド、26:ハブ、28:フアンブレ
ード、28a:フアンブレード根本部、28b:
フアンブレード外端部、30:バンド。
面図である。第2図は第1図に図示されたフアン
の背面図である。第3図は第1図の線3−3に沿
つて切り取つた断面図である。第4図は第1図の
線4−4に沿つて切り取つた断面図である。第5
図は第1図の線5−5に沿つて切断した断面図で
ある。第6図は第1の線6−6に沿つて切断した
バンドの横断面図である。第7図はフアンとラジ
エターとの間にシユラウドを設けた従来の自動車
に第1〜第6図のフアンを使用した態様を示す概
略平面図である。第8図は、本発明に従うフアン
の1具体例に於ける作動時の騒音発生状況を、同
じ空気流量での従来型のフアンと比較したグラフ
である。 12:フアン、14,20:ラジエター、2
4:シユラウド、26:ハブ、28:フアンブレ
ード、28a:フアンブレード根本部、28b:
フアンブレード外端部、30:バンド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の方向に整列したフアンのための回転中
心を有するハブと、前記ハブと同中心で且つ該ハ
ブを包囲した前記第1方向に延びる円形状のバン
ドと、前記ハブと前記バンドとの間に取付けられ
た複数のフアンブレードとを具備し、前記各フア
ンブレードは、 (i) 前方向に高度にスキユーされ、 (ii) ブレードピツチアングルは少なくとも前記バ
ンドに隣接したブレード部分において、各フア
ンブレードの外側30%の半径部分においてフア
ンブレードの半径の増大と共にフアンブレード
半径の関数として増大され、 (iii) フアンブレードがその幅に沿つて前記バンド
に連続して取付けられていることを特徴とす
る、特に空気渦乱流中にて低騒音にて作動する
ようにしたフアン。 2 各フアンブレードはカンバーをもつた翼形形
状の横断面を有する特許請求の範囲第1項記載の
フアン。 3 バンドは空気流がバンドを貫流して第1の方
向へと加速されるような横断面形状を有する特許
請求の範囲第1項記載のフアン。 4 フアンブレードは一体構造にて形成される特
許請求の範囲第1項記載のフアン。 5 成形プラスチツク材料で一体構造にて形成さ
れる特許請求の範囲第4項記載のフアン。 6 フアンブレードピツチアングルはフアンブレ
ード半径の関数として単調に増大される特許請求
の範囲第1項記載のフアン。 7 フアンブレードの前方向へのスキユーは、フ
アンブレードの、バンドに接合する外端部の弦の
中央及びハブ中心間を結んだ外側中心線と、ハブ
に接合するフアンブレード根本部の弦の中央及び
ハブ中心間を結んだ内側中心線とが、フアンの回
転方向に於て隣り合う2枚の各フアンブレードに
おける前記フアンブレード内側中心線間の為す角
度の半分或いはそれ以上と等しくされるように構
成される特許請求の範囲第1項記載のフアン。 8 各フアンブレードの肉厚はフアンブレードの
弦の少なくとも4%に等しくされる特許請求の範
囲第1項記載のフアン。 9 ラジエターと関連した空気渦乱流領域から第
1の方向に軸方向空気流を生じせしめる低騒音作
動に適したフアン装置であつて、 前記第1の方向に整列したフアン回転中心を有
するハブと、 該ハブと同中心で且つ該ハブを包囲しまた前記
第1の方向に貫流する空気流が加速されるような
横断面形状を有した円形状のバンドと、 前記ハブと前記バンドとの間に取付けられた複
数のフアンブレードにして、 (i) 前方向に高度にスキユーされ、 (ii) ブレードピツチアングルは少なくとも前記バ
ンドに隣接したブレード部分において、各フア
ンブレードの外側30%の半径部分においてフア
ンブレードの半径の増大と共にフアンブレード
半径の関数として増大され、 (iii) フアンブレードがその幅に沿つて前記バンド
に連続して取付けられている前記複数のフアン
ブレードと、 フアンの高圧側から低圧側への空気の循環を防
止するための手段と を具備することを特徴とする前記フアン装置。 10 空気循環防止手段は、ラジエターからフア
ンへと第1の方向に伸び、バンドの外側周囲の空
気流を防止するシユラウドから成る特許請求の範
囲第9項記載のフアン装置。 11 シユラウドはラジエターと同延の入口端
と、バンドから離間して設けられた出口端とを備
えた漏斗状部材である特許請求の範囲第9項記載
のフアン装置。 12 ラジエターからフアンへと空気を差し向け
且つフアンの一方側の高圧領域から他方側の低圧
領域へと、該フアンの該端縁の回りにて流動する
空気の循環を防止するために、ラジエターからフ
アンの該端縁から離隔した点へと第1の方向に伸
延するシユラウド部材を設けた特許請求の範囲第
9項記載のフアン装置。 13 フアンブレードは5枚であり、各ブレード
の形状は次表の如く半径の関数として変動する特
許請求の範囲第9項記載のフアン。 【表】
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