JPH0358939A - 老化防止食品及びその製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、神経を強壮にし、消化不良、トニック、知
力、記憶力強化に有効な老化防止食品剤及びその製造法
に関する。

（従来の技術） 従来、老化防止食品については、幾多の研究がなされ、
市販もされている。また、主として草木類の薬効を明ら
かにし、その粉末又は抽出物中の有効成分の確定につい
ても、夫々研究されている。

然して、その多くは単独の抽出物であり、単独の薬効を
主張するもので、複数の植物で、複数の薬効を主張する
ものは極めて少ない。尤も、或種の薬用酒には多数の植
物を用いているようであるが、各植物による夫々の薬効
は明らかでないばかりでなく、老化防止効果については
、何等知られていない。

（発明により解決すべき課題） 前記従来の植物、又はその抽出物において、特に老化防
止に有効なものは知られていないが、今後、日本社会に
おける高齢化に伴い、老化防止は益々重要になって来る
ので、食品関係から老化を防止しようとする試みもある
が、従来品は未だ適格性に欠ける問題点があった。

（課題を解決するための手段） 然るにこの発明は、ミロバランノキの果肉又はその抽出
物を主剤とし、これに他の薬効を有する植物の粉末又は
抽出物を混入することにより、老化防止に相乗効果を奏
する食品剤を得たのである。

即ちこの発明は、ミロバランノキの果肉又はその抽出物
を主剤とし、これにセイタカミロバラン、マラッカノキ
、オトメアゼナ、ツボクサ、トリパラ又はカンゾウの粉
末又は抽出物の一種又は複数種を混合したことを特徴と
する老化防＋Ｊ＝食品剤である。また、ミロバランノキ
５０％〜７０％にオトメアゼナ及びカンゾウの抽出物を
等量混合物５０％〜３０％を混合することを特徴とした
老化防［ヒ食品剤である。更に、方法の発明は、ミロバ
ランノキの果肉粉末を溶剤に混入して低ｄ１！加熱した
後、濾過し、濾波を低温濃縮乾燥して粉末を得る。

この粉末と、オトメアゼナ及びカンゾウの溶剤抽出物か
ら得た粉末とを混合し、この混合物の所定量を錠剤化す
ることを特徴とした老化防止食品剤の製造法であり、次
に、他の方法の発明は、ミロバランノキの果肉粉末を溶
剤に混入してエキスを抽出し、この抽出エキスと、セイ
タカミロバラン及びマラッカノキの溶剤抽出エキスとを
混合し、０；１２混合物を低温乾燥して粉末を得た。こ
の粉末を少晴宛分取し、錠剤を成形することを特徴とし
た老化防止食品剤の製造法である。

前記において、ミロバランノキの果肉の粉末又はそのア
ルコール抽出物は、歯の強化、強壮剤、便秘防止効果が
あり、更に、神経系統の病気に有効である。また、セイ
タカミロバランの果肉の粉末、又はその抽出物は、腫脹
、疼痛、風邪、Ｇ＞炎、吐血、略血、体力減弱、毛髪の
成長及び皮膚疾患に有効である。

更に、マラッカノキは、皮に１疾患、発汗による身体の
浄化、老廃物排除（催下剤）及び強壮剤として有用であ
る。また、オトメアゼナは、精神分裂症、消化不良、不
妊症、強壮剤、知ツバ記憶力の増強、特に脳細胞の活性
化に引動がある。カンゾウは、鼻炎、眼病に有効であり
、強壮効果がある。また、小麦は、カンゾウと一緒に服
用することによって、強精効果が認められた。次に、ツ
ボクサは、分裂症、精神錯乱、ｌｚ上礼分泌不良などに
有効で、強精効果も認められた。また、トリパラは、を
髄、皮ｈ’４疾患、眼力回復、白髪予防、血行を良好に
し、脳を活性化するなど、諸効果が認められた。

前記におけるミロバランノキと他の植物の一種又は複数
種の粉末又は混合物を錠剤化し、これを毎日服用するこ
とにより、各種薬効の相乗作用が認められた。

（実施例　１） ミロバランノキの果肉粉末２ｋｇと、セイタカミロバラ
ンの果肉粉末１ｋｇと、カンゾウ粉末１ｋｇとを均一に
混合し、これに適量の水及びサイクロデキシトリン０．
５ｋｇを加え、１゜２ｋｇの賦形剤を加えて、−錠３５
０ｍｇの錠剤１０００錠を製造した。

前記錠剤を６０才の男性２人に毎食曲３錠宛服用させた
ところ、２週間後位から皮に１の血色の改善、疲労感の
減退が認められた。特にその中の１人は頑固な便秘があ
ったが、著しく改善され、毛髪に艶を増したことが認め
られた。

（実施例　２） ミロバランノキの果肉粉末５ｋｇにアルコール５ρ、水
５βを入れ、６０℃で１２時間加熱した後、濾過し、こ
の濾波を低温濃縮して粉末２ｋｇを得た。

一方、トリパラ２ｋｇとカンゾウ２ｋｇを夫々エーテル
に入れてエキスを抽出し、濾過し、濾波を低温濃縮した
後、凍結乾燥により夫々６ｋｇの粉末を得た。

が１記ミロバランノキのエキス粉末５０％と、トリパラ
のエキス粉末１０％及びカンゾウのエキス粉末Ｔｏ％に
サイクロデキシトリン３０％、水ｌＯ％を加えて均一に
混練した後、２ｋｇの賦形剤を添加し、製錠機で１錠３
５０ｍｇの錠剤をつくった。

この錠剤は、原則として成人男子１　Ｆｌ　９錠（食前
各３錠）服用すれば、勢力減退、視力、知力、記憶力の
低下が防止できると共に、皮ｈＸＴに艶を生じるなど、
老化防止効果が認められた。

（実施例　：３） ミロバランノキ、セイタカミロバラン、マラッカノキの
果肉粉末を夫々！７０ｇ、３７℃の水５００ｍβの中に
２４時間入れ、毎分１０２回のストロ−カーで撹拌し、
５００ｍ１の濃縮液を得た。

これに、サイクロデキシトリン５００ｇを加え、混合乾
燥、粉砕して粉末とし、賦形剤としてアラビアゴム５０
０ｇを加え、３５０ｍｇの錠製品とした。

１回の服用量は３錠、１，０５０ｍｇ、１日３回毎食後
であった。

実施例２と同様の老化防止効果が認められた。

（実施例　４） ミロバランノキ、セイタカミロパラン、マラッカノキの
同量を果実乾燥粉末（６４メツシユ）にし、８０％アル
コール（６０℃〜８０℃）、水で抽出した。原料１００
ｋｇに対し、同Ｆ、１の液抽出物を得た。これを濃縮乾
燥腰固形分は、ミロバランノキ３２％、セイタカミロバ
ラン３３％、マラッカノキ４２％であった。

この混合物の１回服用は５００ｍｇもしくは１ｇとした
。

何れの場合も、老化防止効果が認められた。

（実施例　５） ミロバランノキ２ｋｇ、セイタカミロバラン、マラッカ
ノキの果肉粉末夫々５００ｇと、オトメアゼナ、ツボク
サの全草大々５００ｇを１０βの水で熱水抽出（４０℃
〜８０℃）し、１２時間撹拌して濾過し、縮液１．３ｋ
ｇ（固形分３５％）を得て、同量の賦形剤を加え、混合
、乾燥、粉砕して粉末とし、２．６ｋｇを回収した。こ
の粉末にアラビアゴム８００ｇを加え、３５０ｍｇの錠
剤にした。

これを５０才の男性に毎日３回、毎食後３錠を服用させ
たところ、ｌケ月後、髪の毛が黒々とし、髪も再びはえ
てきて、忘れっぽいのが無くなってきて、体力の減弱が
回復した。

（実施例　６） ミロバランノキ２ｋｇとセイタカミロバラン、マラッカ
ノキ夫々４００ｇの果肉粉末と、カンゾウ（け草）、オ
トメアゼナ、ツボクサ夫々４００ｇの合計４ｋｇの原料
を６４メツシユの粉末とし、ベンセンと９５％アルコー
ルに対し、６０℃〜８０℃の２＝１である抽出液で濾過
し、２０％の固形分（８００ｇ）を得た。これに、同ｉ
はのサイクロデキシトリンを混合、乾燥、粉砕し、８０
０ｇのアラビアゴムを加えて１錠３５０ｍｇの錠剤を製
造した。

■　これを１回２錠７００ｍｇ／　１日３回、食後に服
用したところ、八人の結果を得た。

表１ 表２ 表３ 表 ４ 退防止、皮膚や頭髪の数倍、消化器系疾患の治療など、
広範囲に老化制御効果が得られるという効果がある。

表

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ミロバランノキの果肉又はその抽出物を主剤とし、
   これにセイタカミロバラン、マラッカノキ、オトメアゼ
   ナ、ツボクサ、トリパラ又はカンゾウの粉末又は抽出物
   の一種又は複数種を混合したことを特徴とする老化防止
   食品剤 ２　ミロバランノキ５０％〜７０％にオトメアゼナ及び
   カンゾウの抽出物を等量混合物５０％〜３０％を混合す
   ることを特徴とした老化防止食品剤 ３　ミロバランノキの果肉粉末を溶剤に混入して低温加
   熱した後、濾過し、濾波を低温濃縮乾燥して粉末を得る
   。この粉末と、オトメアゼナ及びカンゾウの溶剤抽出物
   から得た粉末とを混合し、この混合物の所定量を錠剤化
   することを特徴とした老化防止食品剤の製造法 ４　ミロバランノキの果肉粉末を溶剤に混入してエキス
   を抽出し、この抽出エキスと、セイタカミロバラン及び
   マラッカノキの溶剤抽出エキスとを混合し、前記混合物
   を低温乾燥して粉末を得た。この粉末を少量宛分取し、
   錠剤を成形することを特徴とした老化防止食品剤の製造
   法