JPH0358687A - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置

Info

Publication number
JPH0358687A
JPH0358687A JP1196172A JP19617289A JPH0358687A JP H0358687 A JPH0358687 A JP H0358687A JP 1196172 A JP1196172 A JP 1196172A JP 19617289 A JP19617289 A JP 19617289A JP H0358687 A JPH0358687 A JP H0358687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminance signal
image
circuit
mixing
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1196172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2549923B2 (ja
Inventor
Masato Sakui
作井 正人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1196172A priority Critical patent/JP2549923B2/ja
Publication of JPH0358687A publication Critical patent/JPH0358687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2549923B2 publication Critical patent/JP2549923B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気画像再生装置に関し、特に、再生されるべ
き画像の明るさに応じた画質調整を行なうことのできる
磁気画像再生装置に関する。
[従来の技術] 磁気画像再生装置として代表的な家庭用VTR(ビデオ
テープレコーダ)には、一般に、再生画像の画質をユー
ザがコントロールするための外部つまみが設けられる。
ユーザはこの外部つまみを回すことによって、再生画像
のシャープネス(鮮鋭さ)をコントロールすることがで
きる。
第5図は、家庭用VTRの再生系の一般的な構成を示す
概略ブロック図である。図を参照して、磁気テープ1か
ら磁気ヘッド2によって読取られたFM信号はアンブ3
によって増幅された後、クロマ信号系ブロック4および
輝度信号系ブロック7に与えられる。
輝度信号系ブロック7において、アンプ3から出力され
たFM信号は、そのレベルをFM−AGC(自動利得制
御)回路70によって所定値に調整される。FM−AG
C回路70によってレベル調整されたFM信号はFMイ
コライザ回路71によって周波数補償を施される。
FMイコライザ回路71によって周波数補償されたFM
信号は、FM復調回路72に勾えられる。
FM復調回路72は与えられたFM信号を復調して輝度
信号を導出する。この輝度信号は輝度信号処理I C7
3によって必要な処理が施された後、クロマ信号混合回
路5に出力される。
一方、クロマ信号系ブロック4に人力されたFM信号か
らは、クロマ信号が再生される。このクロマ信号はクロ
マ信号混合回路5に与えられる。
クロマ信号混合同路5は、クロマ信号系ブロック4およ
び輝度信号系ブロック7からそれそれ出力されるクロマ
信号および輝度信号を合成して、画面上に画像を映し出
す最終的なビデオ信号を作成し出力する。
さて、輝度信号処理IC73の1端′T−Tには、外部
つまみ8に接続される可変電圧′ri.75の出力電圧
を付与される。この外部つまみ8が、ユーザが再生画像
のシャープネスをコントロールするためのつまみである
。外部つまみ8によって可変電圧源75の出力電圧が制
御される。一般に、外部つまみ8を、画像のシャープネ
スが良くなる方向に回すと、可変電圧源75の出力電圧
は小さくなる。
第5図は、輝度信号処理IC73における、画質のコン
トロールに関する部分の同路図である。
図を参照して、画質制御されるべき輝度信号はまず、遅
延回路731aおよび731bと、差動アンプA1およ
びA2とによって構成されるコザイン型BPF (バン
ドパスフィルタ)731に与えられる。
遅延回路731aを通過後の輝度信号は、抵抗R1およ
びコンデンザC1によって構或されるLPF(ローパス
フィルタ)732に勾えられる。
BPF731は、入力された輝度信号の所定の高域成分
( 3 M H Z {;I近)、すなわち交流成分を
抽出し、LPF732は、人力された輝度信号の所定の
低域成分、すなわち、直流成分を抽出する。
BPF731によって抽出された高域成分およびLPF
732によって抽出された低域成分は、混合同路733
に与えられる。
混合回路733は、外部つまみ8によって制御される可
変電圧源75の出力電圧を端子Tを介して受けて、与え
られた高域成分および低域成分を、可変電圧源75の出
力電圧に応した混合比でa合して出力する。この混合回
路733の出力は、画質制御された輝度信号としてバッ
ファ735を介して次段の回路(図示せず)に与えられ
る。
第7図(a)は、BPF731の原理を説明するため図
である。図を参照して、BPF731は、まず、与えら
れた輝度信号を遅延回路731aおよび73]bによっ
て所定の遅延時間τずつ遅延させる。次に、BPF73
1は、遅延回路731aおよび73lbによって遅延時
間2×τだけ遅延された輝度信号と、遅延されない輝度
信号とを加算手段7 3 1− cによって加算し、こ
の加算された信号を可変増幅手段731dによって或る
利得で増幅する。BPF731は、さらに、可変増幅千
段731dの出力信号と、遅延回路731aに5 よって遅延時間τだけ遅延された輝度信号と加算手段7
31eによって加算する。この結果、得られた信号が混
合回路733に与えられるべき高域戊分てある。
第7図(b)は、第7図(a)に示されるような原理で
高域成分を抽出する、コサイン型BPFの周波数特性を
示す図である。図において、横軸は周波数、縦軸は利得
である。第7図における可変増幅手段731eの増幅早
を八。、遅延回路731aおよび73]bのそれぞれに
よる遅延時間をτで表わすと、コサイン型BPFの出力
信号の利得Gは、一般に、G−E(1−A/2Cosω
τ)・ej“(t−1r)というコザイン関数を含む式
て表わされる(上式において、Eは入力信号の振幅、ω
は人力信号の角周波数を表わす。)。したかって、コザ
イン型BPFの周波数特性は、第7図(b)に示される
ように、各周波数ωと遅延時間τとの積がπ(ラジアン
)となる周波数f1すなわち、1周期が遅延時間τの2
倍の時間となる周波数f (=1./2X1/τ)を有
する人力信号6 に対して最も高い利得を示すものとなる。
第6図において、遅延回路731aおよび731bによ
って遅延された輝度信号と遅延されない輝度信号とに対
する上記一連の加算増幅処理は、電圧源Voと接地との
間に設けられる、抵抗R6およびR7とNPN型トラン
ジスタQ1およびQ2と定電流源S2およびs3と基準
電圧源Ref3とを含む差動アンプA1と、抵抗R8と
NPN型トランジスタQ3およびQ4と定電流源s3お
よびS4とを含む差動アンプA2とによって行なわれる
。BPF731の出力は、トランジスタQ2およびQ3
のコレクタ電流として取出され、混合回路733にちえ
られる。
混合回路733は、電圧源Voと接地との間に設けられ
る、3つの差動アンプA3,A4,およびA5と、可変
電圧源75の出カ電圧を受ける端子Tと接地との間に設
けられる、抵抗R4およびR5と、差動アンブA4およ
びA5と接地との間に設けられる基準電圧源Ref2と
を含む。
混合回路733において、LPF732の出ヵ信号、す
なわち、輝度信号の低域成分は、NPN型トランジスタ
Q5およびQ6と抵抗R2と定電流源S5およびS6と
基準電圧源Reflとを含む差動アンプA3によって、
基準電圧源Reflの出力電圧を県準に差動1曽幅され
l・ランジスタQ5のコレクタ電流として取出される。
トランジスタQ5のコレクタから取出された信号は、N
PN型トランジスタQ7およびQ8を含む差動アンプに
おいて、基S電圧源Ref2の出力電圧と、抵抗R4お
よびR5の接続点の電圧との差によって決まる利得で増
幅されてトランジスタQ8のコレクタ電流として取出さ
れる。
同様に、BPF73]の出力信号、すなわち、輝度信号
の高域成分は、抵抗R3とNPN型トランジスタQ9お
よびQ ]. Oとを含む差動アンブA5において、基
準電圧源Ref2の出力電圧と端子Tに与えられる可変
電圧源75の出力電圧との差によって決まる利得で増幅
されて、トランジスタQ9のコレクタ電流として取出さ
れる。
トランジスタQ8のコレクタとトランジスタQ9のコレ
クタとは混合接続点Mで互いに接続される。したがって
、差動アンプA4によって増幅された、輝度信号の低域
戊分と、差動アンプA5によって増幅された、輝度信号
の高域成分とは混合接続点Mで混合された後、混合回路
733の出力信号としてバッファ回路735に与えられ
る。
ここで、輝度信号の低域成分(直流成分)は、輝度信号
の平均レベルであり、画像の平均的な明るさを示す。一
方、輝度信号の高域戒分(交流l戊分は、輝度信号のレ
ベル変動であり、画像のコントラストを示す。したがっ
て、この高域成分のレベル(振幅)が、低域成分のレベ
ルに対して太きいはど画像のコントラストが強い。一般
に、コントラストが強い方が画像は鮮鋭に見える。そこ
で、画像のシャープネスを上げるための方法として画像
のコントラストを強くすることが考えられる。
このような目的で、画像のコントラストを調整するため
に設けられたのが外部っまみ8によって制御される可変
電圧源75である。
可変電圧源75の出力電圧が上昇すると、混合9 回路733において、抵抗R4およびR5の接続点の電
圧および端子Tの電圧が上昇する。これに伴って抵抗R
4およびR5の接続点の電圧が基準電圧源Ref2の出
力電圧よりも大きくなる方向に変化して、差動アンブA
4においてl・ランジスタQ8に流れる電流が増加して
トランジスタQ7に流れる電流が減少し、差動アンプA
5においてトランジスタQIOに流れる電流が増加して
トランジスタQ9に流れる電流が減少する。これは、差
動アンプA4の増幅率、すなわち、輝度信号の低域成分
に対する利得が増加し、逆に差動アンプA5の増幅率、
すなわち、輝度信号の高域成分に対する利得が低下する
ことを意味する。このように、可変電圧源75の出力電
圧が上昇すると、混合回路733における、輝度信号の
低域成分に対する利得が増加する。この結果、混合回路
733の出力信号において、輝度信号のレベル変動が強
調されなくなる。これによって、画像のコントラストが
弱くなり画像のシャープネスは低下する。
逆に、可変電圧源75の出力電圧が低下した場]0 合、すなわち、差動アンプA4およびA5においてトラ
ンジスタQ8およびQIOのベース電圧が基準電圧源R
ef2の出力電圧以下となる方向に変化l7た場合には
、先の場合と逆の現象が生じる。
すなわち、差動アンプA4において、トランジスタQ7
に流れる電流か増加し1・ランジスタQ8に流れる電流
が減少する。そして、差動アンプA5において、トラン
ジスタQ9に流れる電流が増加しトランジスタQ10に
流れる電流が減少する。
したがって、この場合には混合回路733の出力信号に
おいて、輝度信号のレベル変動幅はその直流レベルに対
して大きくなり、輝度信号のレベル変動が強調される。
これによって、画像のコントラストが強くなり画像のシ
ャープネスは向上する。
以上のことからわかるように、外部っまみ8の調整は、
再生系回路の周波数特性のコントロールを意味する。つ
まり、外部つまみ8の操作によって輝度信号処理IC7
3の端子Tの電圧が下降すると、再生画像において図柄
の輪郭を決定する、輝度信号の高域成分に対する利得が
上がる、ずな11 わち、再生系回路の周波数特性が」二かる。逆に輝度信
号処理I C73の端子Tの電圧が上昇すると、高域成
分に対する利得か下がる、すなわち、再生系回路の周波
数特性が下がる。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来のVTRの再生系においては、再生
画像において図柄の輪郭を決定する、輝度信号の高域成
分に対する利得の設定、すなわち、輝度信号に対する再
生系回路の周波数特性の設定が画像の明るさに無関係に
一律に行なわれる。すなわち、従来の家庭用VTRに代
表される磁気画像再生装置は、輝度信号からその低域成
分および高域成分を抽出し、抽出した低域成分および高
域成分の各々に対する利得比を変えることによって、画
像のシャープネスを制御する。その際の前記利得比の調
整は、画像の明るさに無関係になされる。
つまり、1つの画像の暗い部分と明るい部分とについて
、あるいは暗い画像と明るい画像とについて前記利得比
は同一である。その結果次のような問題が生じる。なお
、説明にあたっては第7図を12 参照する。第7図は前記問題点を説明するための、1フ
レーム分の輝度信号の波形図である。
画像のシャープネスを上げるべくユーザが外部つまみを
操作し、これによって高域戊分の利得の、低域戒分の利
得に対する比が大きくなった場合を想定する。この場合
、高域成分に対する利得の増加に伴い、画像の暗い部分
および明るい部分に対応する輝度信号の高域戊分に含ま
れるノイズの振幅が一律に大きくなる。一方、輝度信号
の直流戊分のレベルが高いほど、画像は明るい。したが
って、たとえば第7図に示されるように、1つの画像の
明るい部分(第7図(a)参照)および暗い部分(第7
図(b)図参照)に対応する映像信号の直流戊分レベル
がそれぞれ、IOOIRE (=0. 7 1.4V 
: I REはInstitute  of  Rad
io  Enginerrs  (アメリカ無線学会)
に由来する単位)および1,OIREであり、ノイズ振
幅が21REであったとすると、明るい部分におけるS
/N比は、20XILOg(2 I RE/1 00 
I RE) 、すなわち、−3413 dBであるのに対し、暗い部分におけるそれは、20X
uog (2IRE/RIE) 、すなわち、− 1.
 4 d Bとなる。つまり、画像の暗い部分における
映像信号のS/N比が明るい部分におけるそれよりも著
しく小さくなる。これは、画像の暗い部分においてノイ
ズが増えその部分の画質が悪くなることを意味する。画
像のシャープネスを上げるほど、すなわち、輝度信号の
高域戊分に対する利得が高いほど、この傾向は強い。し
たがって、従来のVTRにおいては、画像のシャープネ
スを上げるほど、暗い画像あるいは画像の暗い部分の画
質は逆に低ドするという問題があった。
本発明の目的は上記のような問題点を解決し、画像の明
るさに適した、画像のシャープネス調整を行なうことが
できる磁気画像再生装置を提供することである。
[課題を解決するための千段] 上記のような目的を達成するために本発明に係る磁気画
像再生装置は、輝度信号が記録された磁気記録媒体から
輝度信号を再生する手段と、この14 再生手段によって再生された輝度信号の高域成分および
低域成分をそれぞれ抽出する第1および第2の抽出手段
と、第1の抽出手段によって抽出された高域成分と第2
の抽出手段によって抽出された低域戊分とをある利得比
で増幅して混合する増幅/混合手段とに加えて、増幅/
混合手段の出力の平均レベルを検波する検波手段と、こ
の検波手段の検波出力に応答して、混合増幅手段の利得
比を制御する手段とを含む。
[作用] 」二記のように本発明に係る磁気画像再生装置は、従来
含まなかった検波千段を含むため、再生されるべき画像
の明るさが検波手段の検波出力として得られる。さらに
本発明に係る磁気画像再生装置は、前記検波手段の検波
出力に応答して混合増幅手段の利得比を制御する手段を
含むため、再生されるべき画像の明るさは、混合増幅手
段における利得比に反映される。
[尖施例コ 第1図は本発明の一実施例を示す、家庭用VT15 Rの再生系の概略ブロック図である。
図を参照して、この再生系は第5図に示される従来の家
庭用VTRの再生系と同様に、磁気テープ〕からFM信
号を読取る磁気ヘッド2と、磁気ヘッド2によって読取
られたFM信号を増幅するアンプ3と、アンプ3によっ
て増幅されたFM信号から輝度信号およびクロマ信号を
それぞれ再生するための輝度信号系ブロック7およびク
ロマ信号系ブロック4と、輝度信号系ブロック7および
クロマ信号系ブロック4からそれぞれ出力される輝度信
号およびクロマ信号を合成(7て最終的なビデオ信号を
作成するクロマ信号混合回路5とを含む。
輝度信号系ブロック7は従来と同様に、アンプ3によっ
て増幅されたFM信号のレベルを所定のレベルになるよ
うに制御するFM−AGC同路70と、FM−AGC回
路70によって所定のレベルに増幅されたFM信号に対
し周波数補償を行なうFMイコライザ回路71と、FM
イコライザ回路7]による処理を施されたFM信号を復
調して16 ビデオ信号を導出するFM復調回路72と、FM復調回
路72によって導出された輝度信号を、画面上に画像を
映し出す最終的な輝度信号に変換する輝度信号処理IC
7Bと、輝度信号処理IC73の1端子Tに接続されて
、ユーザが画像のシャープネスを制御するための外部つ
まみ8によって制御される可変電圧lg.75とを含む
しかし、従来と異なり輝度信号系ブロック7は、輝度信
号処理I C73において、端子Tに与えられた電圧に
応じた利得比で低域成分および高域成分を混合[7て得
られた輝度信号に基づいて、端子Tに与えられるべき適
正な電圧を出力する端子電圧自動制御回路76と、端子
電圧自動制御回路76の出力電圧と可変電圧源75の出
力電圧のいずれかを選択的に端子Tに供給する切換部7
4とを含む。なお、切換部74の内部接続状態は、ユー
ザによって操作される外部スイッチ6によって切換えら
れる。
なお、本実施例では、外部つまみ8を画像のシャープネ
スを上げる方向に回すと、可変電圧源の] 7 出力電圧は下降するものとする。
端子電圧自動制御回路76は、輝度信号処理■C73か
ら与えられた輝度信号の直流成分の平均レベル(APL
)、すなわち、画像の明るさを検出する明るさ検出部7
6aと、明るさ検出部76aの検出出力のレベルに応じ
て、出力レベルが変化する電圧調整部76bとを含む。
具体的には、電圧調整部76bは、明るさ検出部76a
の検出出力が大きいほど、すなわち画像が明るいほど、
出力電圧が低くなるように構或される。
第2図は、第T図に示される輝度信号系ブロック7の、
端子電圧自動制御回路76を含む、画質のコントロール
に関する部分の具体的な回路構成を示す回路図である。
図を参照して、画像のシャープネス制御は、従来と同様
に、BPF731によって抽出された、輝度信号の高域
成分と、L P F 7 3 2によって抽出された、
輝度信号の低域成分とを混合回路733において、端子
Tに与えられた電圧に応じた利得比で増幅混合すること
によって行なわれる。
]8 BPF731,LPF732,および混合回路733の
回路構或は、第6図におけるそれと同一である。
混合回路733において、低域成分と高域成分とが混合
されて得られた輝度信号はバッファ734を介して次段
の回路に人力されるとともに、端子電圧自動制御回路7
6に与えられる。
端子電圧自動制御回路76は、バッファ734を介して
与えられる、混合回路733からの輝度信号を垂直同期
信号の先端電位を基準に直流再生する、すなわち、前記
輝度信号にシンクチップクランプをかけるクランプ回路
76aと、クランプ回路76aによってシンクチップク
ランプをかけられた輝度信号を所定の電位2Vrrに増
幅ずる直流アンプ76bと、直流アンプ76bによって
増幅された輝度信号を、1垂直期間1■ごとに積分する
積分回路76cと、積分回路76cの出力竃圧を反転増
幅ずる反転アンブ76dと、反転アンプ76dの出ノ〕
電圧に応じたレベルの直流電圧を出力するエミッタフォ
ロワ回路76eとを含む。
19 直流アンプ76bによって増幅された輝度信号は、積分
回路76cにおいて、抵抗R9およびコンデンザC2に
よって、1垂直期間]Vごとに、その平均レベルAPL
を検波される。したがって、積分回路76cからは画像
の明るさに応じたレベルの直流電圧が出力される。つま
り、1つの画像における明るい部分に対応する、積分回
路76Cの出力電圧は、暗い部分に対応するそれよりも
低い。同様に、全体的に明るい画像に対応する、積分回
路76Cの出力電圧は、全体的に暗い画像に対応するそ
れよりも低い。
次に、積分回路76cの出力電圧は、反転アンプ76d
に与えられる。反転アンプ76dは電圧源Voと接地と
の間に設けられる、抵抗R 1. 0とPNP型トラン
ジスタQllと抵抗Rllとの直列接続を含む。反転ア
ンプ76eの出力電圧は1・ランジスタQ 1. 1の
コレクタから取出される。
積分同路76cの出力電圧は、反転アンプ76dにおい
て1・ランジスタQ ]. 1のベースに与えられる。
したがって、積分回路76cの出力電圧が20 低いほど、すなわち、混合回路733よって画質制御さ
れるべき画像が暗いほど、トランジスタQ]1は深い導
通状態となるため、トランジスタQ1]のコレクタ電圧
が電圧源vOの高電圧によって高くなる。逆に、積分回
路76cの出力電圧が高いほど、すなわち、混合回路7
33によって画質制御されるべき画像が明るいほど、ト
ランジスタQllは非導通状態となる方向に変化するた
め、トランジスタQllのコレクタ電圧は低くなる。
このように、制御回路76に与えられる輝度信号の直流
成分レベルが高いほど反転アンプ76dの出力電圧は低
下する。
反転アンプ76dの出力電圧はエミッタフォロワ回路7
6eに与えられる。エミッタフォロワ回路76eは、電
圧源Voと接地との間に設けられる、NPN型トランジ
スタQ 1 2および抵抗R12の直列接続と、抵抗R
 1. 3とを含む。エミッタフォロワ回路76eの出
力電圧は、トランジスタQ12のエミッタから抵抗R1
Bを介して取出され切換部74に与えられる。
21 エミッタフォロワ回路76eにおいて、反転アンプ76
dの出力電圧は、トランジスタQ ]. 2のベースに
与えられる。したがって、反転アンプ76dの出力電圧
が高いほど、すなわち、混合回路733によって画質制
御されるべき画像が暗いほど、トランジスタQ12は深
い導通状態となる方向に変化するため、トランジスタQ
12のエミッタ電圧は電圧源Voの電位によって高くな
る。逆に、反転アンプ76dの出力電圧が低いほど、す
なわち、混合回路733によって画質制御されるべき画
像が明るいほど、トランジスタQ12は非導通状態とな
る方向に変換するため、トランジスタQ12のエミッタ
電圧は低下する。したがって、エミッタフォロワ回路7
6eから出力される直流電圧は、混合回路733におい
て利得制御されるべき輝度信号の直流成分レベルが高い
ほど低くなる。すなわち、再生されるべき画像が明るい
ほど端子電圧自動制御回路76から切換部74に与えら
れる直流電圧は低くなる。
端子電圧自動制御回路76の出力電圧は、切換22 部74を介して端子Tに与えられる。“従来の技術”に
おいて説明したように、混合回路733における、輝度
信号の高域戊分の低域成分に対する利得比は、端子Tに
与えられる直流電圧が低いほど大きくなる。したがって
、端子電圧自動制御回路76の出力電圧が切換部74を
介して端子Tにぢえられる場合、再生されるべき画像が
明るいほど端子Tの電圧は低下し、混合回路733にお
いて輝度信号の高域成分に対する利得が上昇する。
つまり、再生されるべき画像が明るく輝度信号の直流成
分レベルかノイズ振幅に対して十分に大きい場合には、
従来と同様の原理で再生画像のシャープネスは向上され
る。しかし、再生されるべき画像が暗く、輝度信号の直
流戊分レベルがノイズ振幅に対して十分に大きくない場
合には、従来と異なり、混合回路733において輝度信
号の高域成分に対する利得が下降し低域成分に対する利
得が上昇する。このため、再生されるべき画像が暗い場
合でも、輝度信号のS/N比は劣化しない。
第3図は、端子電圧自動制御回路76の人力信23 号/出力信号の一例を示す波形図である。たとえば、端
子電圧自動制御回路76に1−垂直期間コ−■において
第3図(a)に示されるような波形の輝度信号が人力さ
れると、この輝度信号が垂直同期信号の先端電位VC,
を基準に直流再生されて得られた信号の・1ト均レベル
が反転増幅され、その結果第3図(b)に示されるよう
な波形の信号が制御回路76から出力される。第3図か
らわかるように、1つの画像における明るい部分および
暗い部分に対応する輝度信号はそれぞれ、端子電圧自動
制御回路76の出力においてレベルの低い部分および高
い部分に対応する。つまり、本実施例によれば、出力端
子Tの電圧は、再生されるべき画像の明るさに追従して
、映像信号のS/N比の劣化を回避しながら画像のシャ
ープネスを上げるように変化する。
第4図は、端子電圧自動制御回路76の出力電圧か端子
Tに与えられる場合の、混合回路733の周波数特性を
示す図である。図において横軸は周波数、縦軸は利得を
示す。上述のように再生さ24 れるべき画像が暗いほど混合回路733における、輝度
信号の高域成分に対する利得が低下する。このため、混
合回路733は、第3図■,■,および■で示されるよ
うに、再生されるべき画像が暗いほどBPF731によ
って抽出される3MHZを中心とする高域成分に対する
利得が低いという周波数特性を示す。この結果、上述の
ような効果が得られる。
なお、本実施例では、外部スイッチ6の切換えにより端
子Tに制御回路76の出力電圧および可変電圧源75の
出力電圧のいずれを与えることも可能である。したかっ
て、可変電圧源75の出力電圧が端子Tに与えられるよ
うに外部スイッチ6を設定すれば、ユーザは外部っまみ
8によって従来と同様のシャープネス調整を手動にて行
なうことができる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、再生されるべき画像が暗
いほど、すなわち、輝度信号の直流成分レベルが低いほ
ど、輝度信号の高域成分に対する25 利得か小さくなるように、増幅/混合手段の周波数特性
を変化させることかできる。この結果、暗い再生画像に
おけるS/N比を劣化させることなく再生画像のシャー
プネスを上げることか可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す家庭用VTRの再生系
の概略ブロック図、第2図は実施例における輝度信号系
ブロック内部の具体例を示す部分回路図、第3図は第2
図における端子電圧自動制御回路の機能を説明するため
の波形図、第4図は丈施例における渇合回路の周波数特
性を示す図、第5図は従来の家庭用VTRの再生系の概
略ブロック図、第6図は第5図に示される再生系におけ
る輝度信号系ブロックの部分回路図、第7図は第5図に
おけるBPFの原理および周波数特性を説明するための
図、第8図は従来のVTRの問題点を説明するための波
形図である。 図において、1は磁気テープ、2は磁気ヘッド、3は再
生アンプ、4はクロマ信号系ブロック、526 はクロマ信号混合回路、6は外部スイッチ、7は輝度信
号系ブロック、70はFM−AGC回路、71はFMイ
コライザ回路、72はFM復調回路、73は輝度信号処
理IC,76は端子電圧自動制御回路、76aは明るさ
検出部、76bは電圧調整部、Tは端子である。 なお、図中、同一?1号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 輝度信号を含む画像信号が記録された磁気記録媒体から
    輝度信号を再生する手段と、 前記再生手段により再生された輝度信号の高域成分およ
    び低域成分をそれぞれ抽出する第1および第2の抽出手
    段と、 前記第1の抽出手段によって抽出された高域成分と前記
    第2の抽出手段によって抽出された低域成分とをある利
    得比で増幅して混合する増幅/混合手段と、 前記増幅/混合手段の出力の平均レベルを検波する検波
    手段と、 前記検波手段の検波出力に応答して、前記混合増幅手段
    の前記利得比を制御する手段とを備えた、磁気画像再生
    装置。
JP1196172A 1989-07-27 1989-07-27 画像信号処理装置 Expired - Fee Related JP2549923B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1196172A JP2549923B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 画像信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1196172A JP2549923B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 画像信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0358687A true JPH0358687A (ja) 1991-03-13
JP2549923B2 JP2549923B2 (ja) 1996-10-30

Family

ID=16353400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1196172A Expired - Fee Related JP2549923B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 画像信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2549923B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4239994A1 (en) * 1991-11-27 1993-06-03 Hitachi Ltd Video signal processing equipment for automatic control of picture quality - receives luminance signal by average level detector and noise detector to control voltage shift stage coupled to picture quality unit
US7609282B2 (en) * 2004-02-24 2009-10-27 Hitachi, Ltd. Image display method and apparatus

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58155507A (ja) * 1982-03-10 1983-09-16 Hitachi Ltd 磁気録画再生装置
JPS62165767A (ja) * 1986-01-17 1987-07-22 Toshiba Corp 輝度信号処理回路
JPS6381464U (ja) * 1986-11-13 1988-05-28
JPS63261574A (ja) * 1987-04-17 1988-10-28 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58155507A (ja) * 1982-03-10 1983-09-16 Hitachi Ltd 磁気録画再生装置
JPS62165767A (ja) * 1986-01-17 1987-07-22 Toshiba Corp 輝度信号処理回路
JPS6381464U (ja) * 1986-11-13 1988-05-28
JPS63261574A (ja) * 1987-04-17 1988-10-28 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4239994A1 (en) * 1991-11-27 1993-06-03 Hitachi Ltd Video signal processing equipment for automatic control of picture quality - receives luminance signal by average level detector and noise detector to control voltage shift stage coupled to picture quality unit
US5436729A (en) * 1991-11-27 1995-07-25 Hitachi, Ltd. Video signal processing apparatus with automatic picture quality control function and signal processing circuit
DE4239994C2 (de) * 1991-11-27 1995-11-23 Hitachi Ltd Videosignalverarbeitungseinrichtung
US7609282B2 (en) * 2004-02-24 2009-10-27 Hitachi, Ltd. Image display method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2549923B2 (ja) 1996-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3134434B2 (ja) 記録再生装置
JPH0358687A (ja) 画像信号処理装置
JPH05151705A (ja) ビデオ信号処理装置および信号処理回路
JP3148814B2 (ja) 磁気記録再生装置
US5438424A (en) Video signal processing apparatus with image quality adjustment
US4931857A (en) Voltage controlled comb filter
US5189565A (en) Slew rate converter for a video signal recording apparatus
EP0901292B1 (en) Video processing circuit
JP3115181B2 (ja) Secam方式記録回路
JPH0591463A (ja) ビデオテープレコーダーのテープ録画装置
JPH0358686A (ja) 磁気画像再生装置
JPS62115986A (ja) 映像信号処理回路
JPS6313482A (ja) 磁気記録再生装置
JPH10285612A (ja) 映像信号処理装置
JPH01152883A (ja) ドロップアウト補償回路
JPH0773359B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0391102A (ja) 磁気再生装置
JPH0456496A (ja) ビデオディスク再生装置
JPH0832015B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH04354492A (ja) 磁気記録再生装置
JPH04104596A (ja) 映像信号処理装置
JPS60218989A (ja) サ−チノイズ抑圧回路
JPS62165767A (ja) 輝度信号処理回路
JPH08294084A (ja) 映像信号処理回路
JPH0478282A (ja) 磁気再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees