JPH0358510B2 - - Google Patents

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JPH0358510B2
JPH0358510B2 JP57185349A JP18534982A JPH0358510B2 JP H0358510 B2 JPH0358510 B2 JP H0358510B2 JP 57185349 A JP57185349 A JP 57185349A JP 18534982 A JP18534982 A JP 18534982A JP H0358510 B2 JPH0358510 B2 JP H0358510B2
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magazine
belt
copying machine
roller
wall
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TETORA SA
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Publication of JPH0358510B2 publication Critical patent/JPH0358510B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小型の普通紙静電複写機に関するもの
である。
現在多くの普通紙静電複写機が市販されてお
り、カールソンのオリジナル発明は広範囲にわた
つているため過去10年間に発展した従来特許によ
る実施例が数多くある。基本的には、この型式の
すべてのものは同一の原理で作動する。
即ち原稿またはグラフ資料を照射し、この光像
を予め帯電した静電記録ドラム、ベルトまたは平
面部材に投影し、原稿に記載されている内容の潜
像を静電記録部材の表面に形成する。静電記録部
材にトナー粒子(懸濁液中の、または乾燥粒子状
の)を付着させることにより現像し、これらトナ
ー粒子を検電特性を有するものとし、これにより
投影された光像の光の部分によつて除電されなか
つた静電記録部材の順次の領域にトナー粒子が引
き付けられるようにしている。静電記録部材の除
電領域は粒子を引き付けない。
このように現像された像を静電記録部材から普
通紙のシートに転写し、熱または圧力またはその
双方によりトナーをシートに定着させ、このよう
にして得られた原稿のコピーを装置から送出す
る。
本発明による複写機は上述したと同様に作動す
るが、本発明は複写機を超小型にし、構造簡単か
つ廉価であり、信頼性を高く、軽量、しかも効率
的にすることができる構造に特徴がある。
普通の複写機は、既知のように、大型であり、
重量が重く、作動に相当多量の電気エネルギを消
費し、多くの部分に極めて複雑な作動装置を使用
する高価な装置であつた。従つて複写機メーカー
にとつて小型で経済的な普通紙複写機を提供する
ことが長年の目標であつた。しかしこの目標は、
本発明に至るまでは本発明が達成した程度には達
成されなかつた。
多くの従来の複写機に見られる一つの試みとし
ては、原稿を投影ステーシヨン上に移動させるキ
ヤリツジを設けることがあつたが、他の必要な機
構の他に追加のモータ、並びに複雑な駆動機構を
必要とした。またキヤリツジを移動するには、キ
ヤリツジ全行程にわたる空間を必要とし、この移
動行程は装置の通常のシヤーシを越えて突出する
のが一般的である。また寸法の異なる紙の場合シ
ヤーシからはみ出るような異なる寸法のカセツト
を必要とする。
従来の普通紙複写機において実行すべき手順を
考慮すると、紙を曲りくねつた経路を経て静電記
録ドラムまたは他の静電記録部材に至るものにし
ないと、機構は順次隣接配置しなければならず、
最小長さは機構の長さプラス紙の長さとなる。し
かし曲りくねつた経路を通過させる型式の複写機
は複雑な構成になる。即ち、シート束を保持する
マガジンからシートを剥ぎ取り、ローラ、ベルト
および案内により回転を行わせて転写ステーシヨ
ンに送り、転写し、定着し、送出する必要がある
からである。従つて紙詰りがよく起り、また紙詰
りを取除くのも困難である。更に装置を小型化す
る要請によつて装置内部の異なる部分に接近しに
くくなつているため、点検整備が困難になつてい
る。
従来の複写機は、効率および信頼性を高くする
ため或る必要条件の下に構成しなければならな
い。これらの必要条件の基本的なものは、装置の
消耗部品に関係している。交換すべきものとして
トナーがあり、摩耗および/または疲労して交換
しなければならなくなるものとして静電記録部材
があり、点検および/または交換すべきものとし
てスプロケツトチエーンがあり、補充しなければ
ならないものとして紙の束があり、調整または焦
点合わせすべきものとして投影装置があり、経時
変化するものとして照明手段があり、また整備員
が整備のために機構および電気装置に容易に接近
することができなければならないという条件があ
る。
これら必要条件は複写機を複雑にする。更に複
写機は、多部数コピー、拡大または縮小コピー、
濃淡調整コピー、書籍コピー等を行うための機構
および電気装置とともに製造することがある。
本発明によれば、基本的で好適な形式として、
手で装置に送入するシートタイプの原稿から1回
につき1枚のコピーを作る構成簡単かつ小型の複
写機を想定する。多部数コピーは原稿が照明およ
び投影ステーシヨンを即座に通過するため複写サ
イクルが完了したときに得られる原稿を装置に再
送入することによつて得られる。拡大または縮小
コピーは得られないが、上述の必要条件の残りの
すべては装置を小型化および効率化しても達成す
ることができる。本発明は、小型タイプライタ程
度の寸法にし、また小型タイプライタの重量に匹
敵する程度の重さの複写機として構成することが
できるが、本発明はこのような小型軽量のものに
限定するものではない。
本発明による普通紙複写機においては、円弧形
状のマガジンに紙を収容保持し、現像された静電
像を有する静電記録部材のベルトに紙を掛合させ
るよう紙を移送する。マガジンの円弧形状は、円
筒体のほぼ四分割象限をなすものとし、複写機の
現像装置、投影および結像手段、およびマスター
ベルト骨組の大部分をこの円弧形状により規定さ
れる象限内に配置し、この構成により複写機は紙
のシート寸法による制約を受けずに極めて小型に
することができる。また本発明によればマガジン
を新規な構造にし、このマガジンをハウジングに
着脱自在にし、マガジンを取外したとき装置内部
に接近することができる。
また本発明によれば、静電記録ベルト組立体を
着脱自在に取付ける構造を設け、これにより構成
簡単かつ効率的になる。
更に本発明によれば、原稿を照明する光を調整
する手段を設け、この調整手段を複写機の外部か
ら調整することができるようにする。
更に本発明による複写機の他の特徴は、原稿を
投影ステーシヨンに送る極めて効率的かつ構成簡
単な構造を設けた点である。
次に、図面につき本発明の実施例を説明する。
本発明は、普通の複写機とほぼ同一の構造のも
のとし、基本的な構成部分は、構成部材をぎつし
りと詰め込むことなく、しかも消耗材を補充する
ために接近する必要がなく、また修理が困難でな
い極めて小容積の装置にまとめることができる。
本発明は、円筒体の四分割円弧状の給紙マガジ
ンを設け、この円弧状マガジンに対向する四分割
象限部に重要構成部分即ち静電記録ベルトおよび
転写ステーシヨンにおいて紙をベルトに引き渡す
手段を配置し、装置の長さおよび高さを縮少する
ようこれらの部分を配列する。
更に、本発明装置は、原稿を複写機に供給し、
この原稿を露光ステーシヨンで照明および投影す
る有効な手段、特別な現像装置および装置を駆動
する新規な駆動手段との組合せを設け、これらす
べての部分を単独のモータからの動力を受けるよ
うにする。
本発明の他の点について以下に説明する。
第1図に、本発明による複写機の外観の斜視図
を示し、この外観は種々の形状に変化させること
ができるが、本発明に関連する構造部分は有する
ものとする。複写機10は内部骨組および/また
は構造鋼材によるシヤーシを設け、この骨組また
はシヤーシにモータ、軸、電子回路構成部分、等
を有する構成部材および機構を懸垂するか、また
は取付ける。装置外部は板金部材により形成し、
適切な形状にしたり互いに固着し、または成形合
成樹脂若しくは他の方法で形成することができ
る。
第1図に、底部12、前面パネル(前端壁)1
4、頂面パネル(頂壁)16、ヒンジ連結した左
側面パネル18(第5および6図に示す開放位置
に回動自在である)、ヒンジ連結右側面パネル2
0(図示しないがパネル18と全く同じように開
放位置に回動自在である)、遮光カバー部材22
(原稿26を収容する水平溝孔24を設ける)、原
稿の一方の端縁を溝孔24に案内するための直立
隆起部またはフランジ28、および転向部材即ち
デフレクタ30(原稿を上方に巻き上げ、原稿を
照射および投影した後に複写機10から送出し、
取出すことができるようにする)を示す。
基本的な複写機10において、オペレータは、
送出される原稿26′を見てハウジングの頂点に
倒れ落ちる前に原稿26′を取出す。本発明は、
ブラケツトに支持した送出される原稿26′を受
ける簡単なバスケツトまたは板金プラツトホーム
を設けるものを除外するものではない。
スタートボタン32を図面に示すが、このボタ
ンは複写機を付勢させ、複写サイクルを始動させ
るに必要な単なる操作制御装置である。光量調整
つまみホイール34をカバー部材22の側面に沿
つて頂面パネル16から突出させる。カバー部材
22の後端部に大形のU字状凹所36を形成し、
この凹所にデフレクタ30および給紙マガジン3
8(第3図参照)を収容する(補充紙の束40の
みが第1図に見える)。カバー部材に宝石に似た
インジケータ39を設け、原稿を照射するランプ
によりこのインジケータを照らし、複写サイクル
の進行状態をオペレータに知らせるようにする。
パネル14の下方の底部12において水平溝孔
42を設け、この溝孔42からコピー紙44(一
点鎖線で示す)を送出する。この位置に送出され
るコピーを受けるバスケツトまたはトレーを配置
することもできる。
本発明による複写機によれば、オペレータは原
稿を複写機10に手で供給しなければならない
が、それにもかかわらずオペレータの動きは少な
くて作動する。オペレータは複写機10の前面に
おいてパネル14に面して立つ。オペレータは原
稿をパネル16に伏せて載置し、左方に移動して
左側端縁を案内28に掛合させ、案内の右側にあ
る原稿26の頂面を押さえ付ける。次にオペレー
タは原稿26の前縁を溝孔24内にできる限り滑
り込ませる。この原稿挿入は以下に示す一対のロ
ーラの掛合点まで進入させることができる。次に
オペレータはどちらかの手でボタン32を押して
複写機を付勢して複写サイクルを開始させる。
本発明の重要な特徴は、複写機10の作動を原
稿26の移動に同期させることである。この点に
関しては以下に詳細に説明するが、ここに簡単に
説明する。複写機が静止状態、即ち通電されてい
ないとき、以下に説明するように原稿の前縁をロ
ーラ対の掛合点に掛合させる。この段階において
複写機を付勢する。原稿は即座に前進し、照射お
よび投影され、これに続くサイクルを開始する。
このことは同期させる簡単でしかも最も有効な方
法である。即ち遅延させる手段および/または機
構的に若しくは電気回路を用いて同期させる手段
を必要としないで多くの作動を開始させることが
できるためである。
サイクルが完了する前に、原稿26の前縁は上
方に移動してカバー部材22の後部の凹所36か
ら符号26′で示すように送出される。オペレー
タは出てくる原稿をつかんで完全に出きる前に保
持するか、または自ずから出るようにする。オペ
レータは原稿をわきにどけるか、またはもう一度
パネル16上に載置し、同一原稿のコピーをもう
一枚撮るかする。この間にコピー44は複写機1
0の前面の孔溝42から出てくる。
オペレータは自分の肉体的位置を変化させる必
要はなく、複写機10の前方に立つているだけで
よい。1枚のコピーが出来上つたとき複写機は自
然に停止し、インジケータは暗くなる。もう一枚
のコピーを撮るときオペレータはボタン32をも
う一度押し、原稿を溝孔24に再び挿入する。
次に、再び複写機10の構造および作用の基本
的なものの詳細を第2図につき説明する。
第2図に示す重要構成部分は次の通りである。
即ち、 複写機10の後部において着脱自在の給紙マガ
ジン38; 現像装置即ちトナー貯蔵および供給装置48; 駆動モータ50; 照射ステーシヨンおよび投影手段52: コロナ除電手段54; 照明除電手段56; 帯電手段58; 静電記録ベルト組立体60; 転写コロナ装置62; 原稿送り手段64;および トナー定着装置66; である。
種々の駆動部材、ローラ、案内、クラツチ、ギ
ヤ、および種々の作用を行うための調整機構も図
示し、これらに関しても以下に説明する。
先ず上述の基本的な構成部分につき詳細に説明
する。
本発明の最も重要な点は、ほぼ円弧状に構成し
た給紙マガジンの着想にある。本装置において、
この円弧形状は、紙の束40をマガジンの円弧状
の室に垂直に挿入し、束の前方部が水平になる底
部仕切り板70に達するまで押し込むように配列
する。このようにして紙の束40は90°にわたり
湾曲し、複写機の外殻またはシヤーシとともに円
筒体のほぼ四分割象限をなし、この象限部に、マ
ガジン38の内側湾曲壁または前壁72、頂面パ
ネル16の後端16′(第2図参照)、および垂直
面74(一点鎖線にて示す)が対向し、この垂直
面74は仕切り板70により規定され、複写機の
横方向に延びる。
マガジン38に円弧状の後壁76を設け、この
後壁を前壁72にほぼ平行にし、また前壁72が
なす円筒体の軸線とほぼ同一の軸線の周りに円筒
体をなすようにする。後壁76は、第2図に示す
ように、この後壁に溶接または他の方法によつて
取付けた補強材78により垂直板80に固着し、
この垂直板80の脚82を摺動板84に溶接し、
この摺動板84によりマガジン38を担持する。
マガジン38の全体を横切るピアノヒンジ86が
図面において板80の上端に見えており、このヒ
ンジの一方の部片が補強材76と垂直板80との
間に挾まれる。ヒンジの他方の部片を溶接により
後壁76の湾曲した連続部をなす延長部88の上
端に取付け、双頭矢印90により示す限定範囲内
での垂直移動を可能にし、摺動板84と延長部8
8の遊端との間に曲げて配設した板ばね92によ
り延長部88を上方に押上げる。単独の細長ヒン
ジ86の代わりに軸線方向に整列した一連の個別
ヒンジを使用することができること明らかであ
る。
ばね92の弾性は、紙の束40を壁72,76
間に生ずる紙収容円弧状室94に押し込むときに
撓みはするが、紙の束の底端部40′が剥ぎ取り
ローラ96に圧着するように上昇させることがで
きる程度にし、ただし、束の角部を小三角形状の
コーナーストツプ98により保持し、これらコー
ナーストツプ98の仕切り板70の両側の端部に
形成し、これら止部が束の頂面に掛合するように
する。剥ぎ取りローラ96にエラストマ表面を設
け、紙の束の底端部40′の上側シートに摩擦掛
合し、紙のすみを僅かに曲げることによりコーナ
ーストツプ98の抵抗に打勝つて上側シートを第
2図で見て右方に送り、このシートはこれらスト
ツブを越えた後にほぼ平坦な状態に弾発的に戻
る。この紙の経路を一点鎖線44で示す。
紙の束は自ら円弧状延長部88と剥ぎ取りロー
ラ96の間でばね92の圧力に抗して押下る。し
かし延長部88を手動レバー(図示せず)に連結
し、この手動レバーをマガジン38の外部に突出
させ、紙の束を第2図に示す位置に容易に移動す
ることができるようにすることが望ましいときに
延長部88を手操作で押下げることができるよう
にすることができる。このために自動手段お設け
ることができる(第4図につき後に説明する)。
剥ぎ取りローラ96を軸100に取付け、ギヤ
102により駆動する。ローラ96、軸100、
ギヤ102を、第2図には示さないがマガジン3
8の側壁に取付ける。
紙の束40′を仕切り板70に連結した平坦案
内部材104によりローラ対106,108の掛
合点まで送り、この下側ローラ106を軸110
に取付け、この軸110の一端に取付けたギヤ1
12によりこの軸110を駆動する。ローラ10
6にエラストマ被覆し、紙がローラ対の掛合点を
経て転写ステーシヨン114に移動するときにロ
ーラ108および紙44を駆動することができる
ようにする。案内板116を支柱118に取付
け、この案内板116を、支柱122に取付けた
他の案内板120と共同作用するよう配置し、紙
44を転写ステーシヨンに移送する。
また案内部材104と共同して作用する上方案
内板124を配設する。
案内部材104、軸110、ローラ106,1
08、軸126、支柱118、案内板116をす
べてマガジン38の構造部分に取付ける。摺動板
84を底板128上の適当な案内および/または
摩擦防止手段上で摺動するように構成するとよ
く、この底板128は複写機10の主シヤーシの
一部をなし、この底板が底部12を有するものと
するか、または底板に連結する。壁72の上端に
フランジ130を設け、このフランジ130を上
方パネル16′の端部と共同して上方パネル1
6′を閉じるようにするが、マガジン38全体を
複写機10の後方に引き出すとき容易に後退する
ことができるようにする。簡単な止部材132を
底板128に取付け、マガジン38の内方移動、
即ち第2図の右方への移動を制限する。
図示の実施例ではマガジンを複写機10の後端
部に滑り込ませたり、引き出したりすることがで
きる引き出し部材として示す。マガジンを所定位
置に保持するのにマガジンの自重が寄与すると考
えるべきではない。従つてラツチ、戻り止め、ピ
ン、または他の簡単な機械的手段を使用してマガ
ジンを所定位置に強固に保持し、また所要に応じ
容易に釈放できるようにする。更に安全のために
電気的連続装置を本装置に組み込み、マガジン3
8を取出したとき電源回路が開くようにする。
マガジン38の後壁76に溶接により補強板1
34を取付け、この補強板の底部につまみ突出部
136を形成し、マガジン38を複写機10の後
部から引き出したいときに掴むことができるよう
にする。
補強板78を板ばねとした場合、後壁76は後
方(第2図で見て左方)に回転して紙の束を挿入
したり、取出したりするのに室94が拡開するこ
とができるようになり、これによつて室94内に
おいて紙が巻き上つたり、詰つたりする恐れがな
くなる。これに代る構成を第4図に示すが、一般
的には不要である。第4図に示す実施例の場合壁
76はマガジンを形成する端板即ちガセツト間に
永久的に取付けることができる。紙の束は平素巻
き上ることなく室94に滑り込む。壁72,76
間の距離は、約100枚の普通紙がぎつしり詰まる
ことなく収容することができる寸法に選択する。
マガジン38の構造上の細部を第3および4図
につき説明する前に、第2図の端部の他の部分に
ついて説明する。
現像装置即ちトナー貯蔵および供給装置48を
第2図で見て左側の複写機10の後部に示し、マ
ガジン38と垂直面74により規定される象限内
に全体が納まる。頂部に開口を有するホツパ13
8を設け、この頂部を蓋140によりカバーし、
このホツパの底部に円筒状部142を設ける。こ
の円筒状部142をホツバ138の右端底端縁1
44からベルト組立体60に至るまで開放し、ホ
ツパに収容したトナー材料146をベルト組立体
60に分配することができるようにする。端縁1
44を磁気ローラ(磁気ブラシ)148の表面の
上方に僅かに離れさせ、トナー材料146の層を
磁気ローラ148の表面145に均一に形成する
計量端縁として作用するよう構成する。このトナ
ー材料層をベルト組立体60のベルトに掛合させ
る。
ホツパは真ちゆうまたはプラスチスクなどの非
磁性材料から形成するとよく、複写機の幅全体に
わたり延材させ、ベルト組立体60のベルトの全
体にわたりトナー材料146を供給することがで
きるようにする。
磁気シリンダまたは磁気ローラ148を円筒状
部142内で軸150の周りに毎分数百回転の速
度で回転する。この速度はベルト組立体のベルト
の速度の多数倍であり、従つて駆動伝達系は異な
るものとする。他の回転部材の代表的な速度は毎
分20〜30回転である。図示の複写機において、プ
ーリ152を軸150の一端に取付け、ベルト1
51によりモータの軸に連結したプーリ153
に、ベルト155、綱車157およびプーリ15
9を介して連結する。
現像装置48の回転磁気ローラ148は「磁気
ブラシ」と称されることがよくあり、この用語は
請求の範囲で使用する。
複写機10に好適なトナー材料146は、電子
写真乾式トナーの磁気タイプである。ローラ14
8は磁気を帯びているため、ホツパ138からト
ナーを吸着し、ベルトに圧着しつつ転動し、次に
ベルトの光導電表面の帯電領域がトナーを静電的
に吸着し、ベルトの非帯電領域は空白部として残
る。ベルトの非帯電領域により吸着されなかつた
トナーはローラ148によつてホツパ138内の
トナー材料146の貯蔵部分に戻れる。
本発明によれば、ベルト組立体60を着脱自在
にし、従つてベルト組立体60を取外すときトナ
ー貯蔵および供給装置48全体をベルト組立体6
0から僅かな距離移動させる何らかの手段を設け
る。このことによりトナーがこぼれたり、ベルト
を破損したりすることを防止することができる。
第2図において、軸150をヨークまたはリンク
154に取付け、このリンクを軸またはロツド1
56に固着する。ロツド156を複写機10の骨
組構体またはシヤーンの一部に貫通させ、この軸
156を操作することができるようにする。装置
全体を適当なばね158により右方に偏倚し、磁
気ローラ148がベルトに圧着するか、またはト
ナー材料146がベルトに効果的に転写するに適
切なギヤツプを生ずる程度に接近させる。この目
的のため適当な止手段を設けるが、第2図には図
示しない。
軸156を反時計方向に回すことによつて、装
置48はばね158の偏倚力に抗して左方に傾動
し、磁気ローラ148とベルト組立体60のベル
トとの間のギヤツプを拡開し、これと同時にホツ
パの頂部の開口部を図示の位置の左方に移動す
る。マガジン38が所定位置をとらない場合、複
写機10の後端部全体が開き、ホツパ138に接
近することができる。ホツパの上方開口部を傾斜
させ、軸156を回すことによつて左方に相当な
距離回動したときホツパを直立させ、蓋部材14
0を取外し、トナー材料をホツパ138に補充す
ることができる。トナー貯蔵および供給装置48
を任意の位置に保持するロツク装置を使用する。
第5および6図において、側壁162からノブ1
60を突出させ、このノブをオペレータが操作す
ることができるようにし、上述の目的を達成する
ことができるようにする。トナー貯蔵および供給
装置を任意と回転位置に保持するのに任意のロツ
ク装置を使用することができ、例えば、ノブ16
0とともに移動する簡単なばね押圧ピン64を側
壁162の数個の孔166に掛合することができ
るようにする。オペレータは1個の孔からピンを
抜き出し、次にノブ160を回転し、ピンを他の
所要の孔に差込む。平素の作用状態ではピンは孔
に差込まない。
駆動モータ50をパネル16の下方で複写機1
0の前方に配置し、このモータは上述の象限部の
外側に位置する。このモータを側板(一方の側板
162のみが図面に見える)のいずれか一方に取
付ける。モータに歯車減速手段を設け、副軸16
8を適度の速度で矢印の方向に回転させ、スプロ
ケツトホイール170,172を駆動する。これ
らのスプロケツトホイール170,172は、ベ
ルト組立体60の取外しに支障がないように位置
決めするのに必要である。スプロケツトチエーン
174により軸176を、この軸176に取付け
たスプロケツトホイール178を介して回転駆動
する。またスプロケツトホイール172によりス
プロケツトチエーン180駆動し、このスプロケ
ツトチエーン180を軸184に取付けたスプロ
ケツトホイール182に連結し、この軸184に
トナー定着装置66の底部ローラ188に連結す
る。種々のスプロケツトホイールおよびローラの
回転方向は矢印で示す。
上述したように、現像装置即ちトナー貯蔵およ
び供給装置48の磁気ローラ148を複写機の他
の機構のいずれよりも相当高速で駆動する。従つ
てこの磁気ローラは減速比の大きい歯車減速装置
を経ることなくモータ50に駆動連結し、軸15
0を回転する。好適にはモータ50直接回転軸に
よりプーリおよびベルト装置151,152,1
53,155,157,159を介して駆動す
る。
次に第2図に示す照明ステーシヨンおよび投影
手段52の構成を説明する。厳密には照射ステー
シヨンおよび投影手段52を一つの構成部分とし
て称するのは適切でない。即ちこの構成部分は数
個の要素よりなり、数個の異なる作用を行うため
である。従つて、この場合、使用される用語によ
つて限定すべきものではない。
照明ステーシヨンおよび投影手段でなす構成部
分は、ガラス板(遮光板)190により構成し、
このガラス板をカバー部材22の内側で複写機の
大部分にわたり配設し、金属フレーム192によ
り所定位置に保持し、このガラス板190が頂部
パネル16において複写機内部を覗くことができ
る唯一の窓である。ガラス板190の下面を板金
で形成した遮光部194に対向させ、この遮光部
194をパネル16の下面に取付ける。遮光部の
下壁を傾斜部198,200により樋のように形
状に形成し、これら傾斜部を平行に下方に延びる
フランジ202に連続させる。フランジ202を
ベルト組立体60のベルトの真上の位置204に
達するまで突出させる。この位置204では先に
帯電した静電記録部材を照明ステーシヨンおよび
投影手段52から入射するパターン化した放射エ
ネルギによつて選択的に除電するため、この位置
204は露光ステーシヨンを称することができ
る。
ランプ206,208の対を遮光部194の底
部に取付け、双方のランプを遮光部に貫通させ、
側壁の外側に突出させ、普通のソケツト取付け、
電源に接続する。これらランプは、水銀またはア
ルゴンガスを封入した細長蛍光管とすると好適で
あるが、石英ヨウ素ランプとすることもできる。
本発明による投影装置の構成配置および効率の良
さのため、これらランプは普通の複写機のランプ
よりも低い照明レベルで作動することができる。
図示のランプ206,208にはほぼ不透明の蛍
光被膜を外面または内面に細条状の窓210,2
12を除いて被覆し、窓がガラス板190の底面
の長さに沿つてほぼ中心に指向するようにランプ
の軸線の周りの向きを決める。図示のように、窓
212の位置が代わるようにランプ208のソケ
ツトを回転することによつて明るさを調整可能に
する。
フランジ202をねじ220により互いに対向
するクランプ細条216,218の対に取付け、
これらクランプ細条を遮光部194の幅全体にわ
たり延在させ、これら細条間にレンズとしての矩
形細長部材214を掛合する。レンズ214はク
ランプ細条216,218間での位置を上下に移
動することにより焦点位置を調節する。骨組によ
り担持し、レンズ端部に掛合する止ねじにより任
意の調節位置にロツクすることができる。マガジ
ン38を取外したとき、ねじ220および照明ス
テーシヨンおよび投影手段の他の部分に手を近づ
けることができる。レンズ調整は、複写機を製造
する工事で行うのが一般的である。
レンズ214は、細長で矩形断面の成形プラス
チツク部材よりなる既知の素子とし、このプラス
チツク部材の長さ方向に沿う互い違いの位置で上
端縁から底端縁まで延びる複数本の光フアイバを
設ける。上端縁222に入射した光は光フアイバ
により底端縁まで平行に透過し、露光ステーシヨ
ン204でベルトに投射される。
原稿26がガラス板190上を移動するとき、
ガラス板の下側からランプ206,208により
照射し、反射した照射像をレンズ214によつて
露光ステーシヨン204に伝送する。フランジ2
02間のレンズ214の位置は鮮明な像が得られ
るよう調整し、この所定位置に永久的にクランプ
しなければならない。原稿26の表面における細
条部分のみが投影され、従つてベルト組立体60
のベルトと原稿を同期させることが重要である。
しかし図面から明らかなように、すべての移動を
単一のモータ50により行つているため、このよ
うな同期をとる上で問題はない。
複写サイクルの進行中に、先に転写ステーシヨ
ン114で転写されずに残つたトナーをベルトか
ら除去することが必要である。この除去はベルト
を除電させ、コロナまたは照明により残留トナー
粒子を中和することによつて行うことができる。
残留トナー粒子の機械的除去はトナー貯蔵および
供給装置48によつて直接行うことができる(こ
のことを後に説明する)。コロナ除電手段54、
照明除電手段56、および帯電手段58をすべて
単一の構体に取付けることができる。即ちこれら
手段のすべてはワイヤによつて給電しなければな
らないためである。非絶縁材料のブラケツトまた
は板としてのホルダ228に隔壁により隔室23
0,232,234を設ける。矢印で示すベルト
の移動方向を考慮すると、第1隔室230におい
て、コロナワイヤ236を配置し、このコロナワ
イヤは単一または複数本のワイヤにより構成する
ことができる。このコロナワイヤによりベルト幅
にわたり帯電しているコロナに対向させて反対極
性のコロナをあてることによつてベルトに存在す
るいかなる帯電も放電させ、ベルト上のトナー粒
子を中和させる。
次の隔室232に照明除電手段56を配置し、
複数個のタングステンランプ238をベルトの幅
にわたり配設する。これらランプによりコロナ除
電手段54を通り抜けた後にもベルト上に残存す
る帯電領域を除電する。最後の隔室234におい
て、コロナワイヤ240よりなる高圧帯電手段を
配置し、このコロナワイヤによりベルトの幅にわ
たり均等に電荷を与え、この帯電はベルトの光導
電被膜に許容される極性の十分高い強さにする。
次に他の構成部分に関連するベルト組立体60
について説明する。
ベルト組立体60を自蔵式ユニツトとし、複写
機10から容易に取外すことができるようにする
とよい。1対の両側の楕円形側板(第5および6
図において一方の側板242のみ見える)を設け
る。これら側板を適当なロツドまたは支柱(図示
せず)により互いに離す。第2図においてベルト
を通して反対側の側板244が見える。
ベルト組立体の基本的な構成部分は2個のベル
ト支持ローラ246,248であり、これらロー
ラをアルミニウムシリンダにより形成し、ベルト
組立体の幅全体にわたり延在させる。後方ローラ
246を他方のローラよりも大径にし、上述の象
限内に配置し、垂直面74の左側に位置させる。
ローラの上端縁、即ちローラ246の軸線に平行
な直線を沿つて、ローラ248,246により担
持されるベルト250を露光ステーシヨン204
に通過させ、第2図で見てこの露光ステーシヨン
の右側において帯電手段58の直下で帯電ステー
シヨン252を生じ、この帯電ステーシヨンにお
いてベルト250はコロナワイヤ240からベル
ト上に降り注がれる帯電イオンを受ける。ベルト
は複写機10の下側で第2図で見て右側の方向に
モータ50の下方の小径ローラ248の方向に向
う。
実際上の装置ではベルト250は3層積層ベル
トとして形成し、底部層をポリエステルシート、
中間層を金属薄層、外側層を亜鉛化合物層とす
る。この構成の部材を帯状にし、幅を215.9mm
(8 1/2インチ)よりも僅かに大きくし、端部相
互を連結し、無端循環ベルトのループを形成す
る。このようにしてベルトの外面254には静電
記録に関与する酸化亜鉛表面が表われ、ベルトの
内面256がローラ246,248に接触するよ
うにする。参照符号のない中間層には所要の電気
抵抗を有する層を設ける。酸化亜鉛型の光導電被
膜表面254は帯電のために負のコロナを必要と
し、従つてコロナワイヤ240は負帯電を生ずる
ように付勢し、除電のためのコロナワイヤ236
は正イオンを生ずるように付勢する。ワイヤ24
0の電圧は約6500ボルトにし、ワイヤ236は約
4000ボルトにする。他の光導電材料も使用するこ
とができ、例えば負帯電を生ずるに必要な米国特
許第4025339号に記載の硫化カドミウム結晶被膜
を使用することができる。更に正帯電光導電体を
使用することもできる。
第2図に見える側面、即ち複写機の右側のシヤ
ーシまたは骨組にスプロケツトホイール178を
有する軸176を担持し、このスプロケツトホイ
ールをスプロケツトチエーン174およびモータ
50により駆動する。軸176にギヤ270を取
付け、このギヤ270を軸274に固着した大平
歯車154に噛合させる。この軸274複写機の
右側の側板に固着したロツドとするか、またはこ
の側板に回転自在に支承する。複写機10の側板
に回転自在に支承した場合、ギヤ154の側面に
複数個のピン276を担持し、これらピンを、ロ
ーラ246の端部を閉鎖するデイスク280に形
成した開口278に嵌合させる。軸274のギヤ
154の存在する側とは反対側にスプロケツトホ
イール282を設け、このスプロケツトホイール
282を軸274により上述の目的のために駆動
する。軸274を固着ロツドとした場合、スプロ
ケツトホイール282をロツドに支承する。
ローラ248をローラ246よりも小径にし、
ベルト組立体の底部の転写ステーシヨン114に
おいてベルトに掛合する紙がベルトの周りに巻き
付かないようにする。このことによりベルトの下
端部の小さい曲率とは対照的なる。ローラ248
の開放端部をデイスク284または軸受により閉
鎖し、これらデイスクまたは軸受に軸286を支
承する。ベルト組立体60を複写機10から取出
すとき若干浮動することができる軸286の周り
にローラを回転させる。ローラ248の軸286
をローラ248が左方に僅かに移動することがで
きるよう支持側板242,244間に取付ける。
このような取付けは側板242,244に溝孔2
43を形成することによつて行うことができる。
ベルトを交換することが必要な場合、ローラ24
8を第2図で見て左側に僅かに移動することによ
りベルトの張力を緩めることができる。このため
に他の適当な機構を設けることもできること勿論
である。
ベルト組立体の内部で互いに連結され、側板2
42,244の内側でベルト250により生ずる
楕円の軸線に沿つて摺動可能なリンク288を設
ける。この摺動は各リンクに設けたピン−溝孔連
結によつて規定される。第2図で見えるリンク2
88を両端面にそれぞれ設ける。リンク288の
右端部を軸286に掛合させる(溝孔243はリ
ンクではなく側板244に形成する)。ベルト組
立体60の側板に連結したばね292によりリン
ク288を右方に引張つてベルト250を緊張さ
せるとともに軸286およびローラ248溝孔2
43の許す限り右方に押しつける。側板から突出
し、ノブ298を連結した軸296の各端部に取
付けたレバー294を各リンク288のピン30
0に掛合させる。ノブ298により軸296を反
時計方向に回転することによつて、オペレータは
ベルト250緊張を緩め、ベルトを組立体のフレ
ームから抜き出して交換することができる。ノブ
を釈放すると、ばね292がローラ248を右方
に移動してベルト250を緊張させる。
ギヤ154のピン276およびデイスク280
の開口278とよりなる上述の連結は2つの作用
を果たす。先ずギヤ154とローラ246との分
離可能な軸連結を行なつてローラを駆動すること
である。第2番目は、ベルト組立体を複写機に据
付けるとき、ベルト組立体60の左端の正確の位
置決めを行うことである。この連結は、例えば確
実の駆動掛合を得るには半径方向の整列は不要な
無限大掛合クラツチまたは摩擦連結に代えること
ができる。
ベルト組立体の右端縁も正確に位置決めしなけ
ればならないが、ローラ248は遊んでいるため
左端部の取付けよりも条件は激しくない。従つて
骨組の端壁に短軸またはピン291を担持し、ベ
ルト組立体60を複写機10に据付けるとき、こ
のピン29を支持側板244の通路293に掛合
させる。取外しのときはこの通路をピン291か
らピンの軸方向に容易に抜き出すことができる。
ギヤ154を電磁クラツチ/ギヤ装置302に
噛合させ、この装置302を付勢するとき軸30
4を駆動してこの軸304に連結したギヤ306
を回転する。このギヤ306をギヤ102に噛合
させる。マガジン38を複写機10に完全に据付
けたときギヤ102はギヤ306に噛合すること
になり、これによつて大径ギヤ154が磁気クラ
ツチ/ギヤ装置302の状態に基づいて剥ぎ取り
ローラ96駆動することができる。
ギヤ308をギヤ270に噛合させ、軸310
を駆動する。このギヤ308により、ギヤ308
と同一であり、やはり同一の軸310に取付けた
第2ギヤ314(ただし磁気クラツチ312によ
り軸310とは別体である)を駆動する。軸31
0に設けた第2ギヤ314をギヤ308に整列さ
せるが、軸310は互いに整列した2部分よりな
り、従つて磁気クラツチ312を付勢させない限
りギヤ314は回転しない。ギヤ112はギヤ3
14に噛合するが、マガジン38を所定位置に配
置したときにこの噛合を生ずるようにする。マガ
ジン38を複写機10から引き出すことによりギ
ヤ102,112を対応のギヤ306,314と
の噛合状態から引き離す。
次に原稿送り手段64の駆動機構について説明
すると、2組のローラ316,318を設け、こ
れらローラをそれぞれ軸320,322に取付
け、これら軸320,322にそれぞれプーリ3
24,326を取付ける。ローラ316,318
をゴム被覆にし、第7図に明示するように遮光部
200内で複写機10を横切つて延在させる。第
7図はカバー部材22取外した状態を示す。ロー
ラ組の各ローラを軸線方向に互いに離して配置し
て駆動を確実にするとともに取付けを容易にす
る。カバー部材22は適当な手段、例えば戻り止
め、ねじ等により着脱自在にすることができ、ま
たこのカバー部材22にバツクアツプローラ32
8,330を担持し、これらローラ328,33
0は軸332,334に取付ける。バツクアツプ
ローラ328,330を金属製にするとともに、
駆動ローラ324,326をゴム製または他のエ
ラストマ材料製にする。ローラ328,330を
ばね負荷によりローラ324,326に掛合させ
る。
カバー部材に押下げ板336を設け、この押下
げ板を図で見て右上りになるよう傾斜させ、この
押下げ板がガラス板190の上面に圧着するよう
に偏倚させる。原稿26を駆動ローラ316およ
びバツクアツプローラ328により左方に駆動す
るとき、原稿はガラス板190の上面に平らに押
し付けられ、ランプ照明により照射される。
スプロケツトホイール282により歯付きゴム
ベルト338を駆動し、このゴムベルト338を
プーリまたは小スプロケツトホイール324,3
26に巻き掛けてローラ316,318を駆動す
る。
トナー定着装置66は高い圧力を加えることに
よつて記録紙にトナーを定着させる装置である。
転写コロナ装置62は転写コロナワイヤ340を
有し、このワイヤ340によりベルト250の下
側部分の現像された像を移動する紙シート44に
転写し、このシート44は案内342に沿つて移
動し、駆動ローラ188と圧力ローラ344との
間に挾み込まれる。
装置66の構成は既知であり、この装置は市販
されており、従つて構成および作用について詳述
しない。また任意の形式の定着装置を使用するこ
とができること勿論である。例えばトナーを熱で
定着させることができ、この場合複写機10の前
面側のトナー定着装置66の位置に熱源または赤
外線源を設ける。
次に第3および第4図につき説明する。第3図
において実際のマガジン38の斜視図を示し、こ
のマガジンの若干の部分については既に説明し
た。マガジン38のための骨組またはシヤーシを
摺動板84に組付け、この摺動板84の頂面の両
側端縁に沿つて1対のL字状構造部材348,3
50を適当なフランジ352により取付ける。側
方に突出する突部354をマガジンの両側面に設
け、マガジンを複写機10の後部に挿入するとき
にマガジンの心決めを行う。代案として、案内、
摩擦防止ローラ等を複写機に設けてマガジン38
の複写機への出し入れの際のマガジン収容および
心決めを行うようにすることもできる。
前方または内方の円弧状壁72を側板348,
350間に永久的に取付け、垂直方向の端部7
2′を若干延長して厳密に四分割象限の湾曲に対
応させない。前端縁356は補強用のフランジで
ある。
剥ぎ取りローラ96を軸100に取付け、適当
な軸受358,360により支承する。ギヤ10
2を側板350の側方に設ける。このギヤ102
は上述したようにギヤ306に掛合し、このギヤ
306を軸304に連結し、この軸304に、磁
気クラツチとギヤ154に掛合するギヤ302を
担持する。このようにして、磁気クラツチを複写
機のプログラム(図示しないが装置を作動させる
電子装置に組込む)に従つて付勢するとき、剥ぎ
取りローラ96が駆動され、40′で示す紙の束
から上側の紙シートを剥ぎ取り、ローラ106,
108の掛合点に送る。この紙シートを一点鎖線
44で示し、この位置で駆動ローラ106が駆動
されるタイミングまで待機する。
駆動ローラ106を第3図に示すように軸11
0に取付けたゴム被覆ローラとし、側板348,
359において適当な軸受362に支承する。ギ
ヤ112を軸110の一端に取付け、ギヤ314
に噛合させ、このギヤ314は磁気クラツチ31
2を付勢したとき軸310によつて回転されるよ
うにする。このようにしてギヤ270により駆動
されるギヤ308をギヤ112に駆動連結する。
バツクアツプローラ108を側板348,350
の軸受364に支承した軸126に取付ける。
マガジン38の後壁76は室94が開放できな
いよう固着した実施例を図示したが、上述したよ
うにヒンジ連結して後方に回転可能にすることも
できる。一例として補強剤78を板ばねとする実
施例については既に説明した。第4図に他の実施
例のマガジン38′を線図的に示す。
第4図において、摺動板84、仕切り板70、
コーナーストツプ98、前方円弧状壁72、垂直
壁80並びに脚部82、剥ぎ取りローラ96、お
よび板ばね92は、第2図に示した複写機のもの
とほぼ同一のものとする。補強材78はこの構体
の板ばねとして設けても設けなくてもよい。ヒン
ジ86は双方のヒンジ片をほぼ同一にする。後壁
を参照符号76′で示し、大部分は第2図の壁7
6の輪郭と同一にするが、底端部を壁76′の輪
郭により規定される湾曲ラインからへこませて浅
い棚部366を形成する点が異なる。揺動板36
8に前方部370と後方部372とを設ける。前
方部370を後方部に対して上方にずらし、マガ
ジンの後壁76′の輪郭に連続するようにし、ま
た固定ブリツジ板374を設け、このブリツジ板
を後壁76′の下端部に隣接する曲げ部376か
ら揺動板368の中心378まで張り渡し、この
中心378をずらした前方部370の起点とす
る。
揺動板368の中心378を、摺動板84の上
面を横切つてこれに溶接した直立板382に枢軸
380により回動自在に取付ける。板ばね92に
より前方部370を枢軸380の周りに反時計方
向に回動させて上方に押圧し、この前方部上に載
置している紙シートを剥ぎ取りローラ96に圧着
させ、紙の両側のコーナを三角形状のストツプ9
8により保持する。これらストツプおよびローラ
96により紙がないときの前方部370の前端縁
の上方移動を制限する。
揺動板368の後方部372の最終端縁384
は第4図に示すように、紙がないとき曲げ部37
6の下方で後壁76′の棚部366上に接触する。
マガジン38′に紙の束があるときばね92が圧
縮されて揺動板368の前方部370は図示の位
置よりも低い位置をとる。紙のシートを紙の束か
ら順次剥ぎ取り転写ステーシヨン114に送る。
紙の束があるとき最後端縁384は棚部366か
ら上方に僅かに持上がるが、紙の束から紙シート
が取出されていくにつれて徐々に下降する。
紙の束が使い果されたと仮定すると後壁76′
を任意のばね偏倚力に抗してヒンジ86の周りに
反時計方向に揺動して「開放」することができ、
このばね偏倚力は例えば第4図に板ばねとして示
した補強材78により生ずるようにすることがで
きる。この補強材の上端縁を後壁76′に取付け、
下端縁を垂直壁80および/またはヒンジ86の
固定ヒンジ片に対して摺動自在にする。
後壁76′を「開放」状態に揺動させるとき、
室94の円弧状部の大部分に沿つて手を出し入れ
することができ、紙詰りを取外いたり、紙の束の
挿入を容易にすることができる。また長さが通常
の215.9mm(8 1/2インチ)よりも短い紙を挿入
することができるようになる。
紙の束が厚く、しかも丈夫な紙であるときには
紙の束の底前端縁をばね92に抗して剥ぎ取りロ
ーラ96と揺動板368の前方部370との間に
対向させるのは困難ではない。しかし紙補給を簡
単にするために、この構体は壁76′を外方に揺
動するとき自動的に前方部370を下降させるよ
うに作用する。このことは揺動板368の後方部
372の後端部384が棚部366によつて上昇
させられることによつて生ずる。この上昇移動に
より揺動板368の枢軸380の周りに時計方向
に回転し、前方部370をばね92に抗して剥ぎ
取りローラ96から離れて下降させる。この結果
ばねは圧縮される。
後壁76′を外方開放状態に保持する間にオペ
レータはマガジンに紙補給を行うことができる。
紙は容易にブリツジ板374上に載り、前方部3
70および仕切り板70に掛合する分配位置に送
られる。
第5図において、パネル18をヒンジ390の
周りに揺動させて開放した状態を示し、このヒン
ジ390によりパネル18と底板128または複
写機10の板金底部12とを連結する。普通の磁
気掛止装置を設けることができ、この掛止装置を
複写機のシヤーシの側板に取付けた小磁石392
とパネル18の内側面に取付けた小鋼板394と
により構成する。側板18を開けるには小鋼板3
94に対する磁石392の吸引力に抗して外方に
引張るだけでよい。
複写機10の左側の側板18を図示の位置に引
き開けると、ベルト組立体60の側板242が露
出され、このベルト組立体はシヤーシの側板16
2を切除した楕円孔396を通して見ることがで
きる。上述したように、ベルト250を駆動する
すべての駆動連結手段は複写機の右側のシヤーシ
または側板に取付ける。このことは直接図示しな
いが、上述の説明から明らかであろう。
丈夫な金属により形成した心決め支持ブラケツ
ト398をシヤーシにヒンジ連結し、底板128
に直接連結するか、または底板128に重なる板
金に連結する。このブラケツトに受口または孔4
02を設け、この孔は軸274の先端404に掛
合するよう正確に位置決めする。軸274が回転
する場合には、この孔402に摩擦防止スリープ
を設ける。ブラケツトの上端に突耳406を設
け、第5図の破線で示すようにブラケツトを引き
倒すことができるつまみとする。ブラケツトを引
き倒したとき、ベルト組立体60のハンドルを掴
んで、第6図に示すようにシヤーシから引き出す
ことができる。しかしこの引き出しは、上述した
ように現象装置48がベルト200との掛合を外
しておかない限り容易に行うことはできない。
ベルト組立体60を取出す際に、ピン276は
ローラ246の端部デイスク280の孔278か
ら離れ、デイスクは軸274から滑り抜けるとと
もに、通路293もピン291から抜け出る。組
立体60を複写機10から分離したときノブ29
8を操作してローラ248を後退させベルト25
0を取出し交換することができる。組立体60の
再配置はこの手順を逆に行えばよい。
第7図において、カバー部材22を取外した状
態の複写機の頂部の斜視図を示す。枠板192の
中心にガラス板190を設ける。枠板の前方およ
び後方に一連のローラ群316,318を設け、
これらローラ群をそれぞれ対応の軸320,32
2の長さ方向に互いに離して配置する。頂面パネ
ル16に各ローラを互いに分離するフインガとし
てローラ間に突出する部分を設ける。パネルの端
部にプーリまたはスプロケツトホイール324,
326の上方部分がパネル16の溝孔から僅かに
突出するのが見える。
ランプ206,208は互いにまたガラス板1
90に対して、第2図に線図的に示したよりも十
分接近させて配置する。第7図において透明ガラ
ス板190を通してこれらランプが見え、互いの
離間距離が相当小さいことがわかる。この距離は
数分の1インチである。
ランプ28のソケツトに連結したつまみホイー
ル34をパネル16の溝孔から突出させ、ランプ
208を僅かに回転させて光量を調整することが
できるようにする。ホイールおよび/またはパネ
ルに適当なマークを付け、ホイール34の異なる
位置によつて生ずる明度を示すようにすることが
できる。
第8図に、ランプ208、ガラス板190、カ
バー部材22および複写機の一部との相対位置関
係を線図的に示す。ランプ208(第8図には示
さないランプ206と全く同一)をガラス板の端
部を越えない位置まで十分突出させ、末端にソケ
ツトを設け、このソケツト410(一方のみを図
示)をシヤーシの側板162の外側に配置する。
つまりホイール34をソケツト410の周囲に取
付け、カバー部材22のわきでパネル16の溝孔
412から突出させる。ホイール34を回転する
ことにより、上述のようにランプ208の窓21
2に対する姿勢が変化し、ガラス板19に圧着す
る原稿の細条部分の照明総光量が変化する。
複写機10の装置を簡素化することにより少な
い回路でプログラミングおよび調時(タイミン
グ)を行うことができるようになる。使用される
回路は、作用が理解されれば当業者ならば容易に
導き出すことができる。従つて回路は図示しない
代りに、タイミングチヤート図(ダイヤグラム)
とそれに対する説明だけて十分であろう。
第9図にこのタイミングチヤート図(ダイヤグ
ラム)を示し、水平棒線420,422,42
4,426,428および430は複写機10の
重要な作用を行つている時間を示す。これらすべ
ての作用はベルト250の移動の総行程に密接に
関係する。第9図の実施例ではベルトの周長を
40.64cm(16インチ)に選択し、ベルトの2回転
即ち81.38cm(32インチ)のベルト移動により1
サイクルが完了するものとなる。この実施例では
サイクル時間は12秒より僅かに長いだけであり、
第9図において同一の横軸にベルト移動距離と経
過時間とを目盛る。
ベルト位置とサイクルタイミングとの関係は、
もしベルトに継ぎ目があれば、この継ぎ目に対す
るベルト位置を考慮することが必要になる。この
場合、各サイクル毎にベルトがほぼ同じ姿勢で停
止し、継ぎ目が潜像に干渉しないようにすること
が重要である。
ベルトに継ぎ目があると仮定すると構造は実際
上複雑になり、ベルト端縁にタイミングホール4
32(第2図参照)を設けることが必要である。
ベルト250の端縁に薄片または金属細条を設
け、ベルト250の電気抵抗サブストレートに電
気接触させ、光電導材料表面254がベルトの外
側にくるようにする。金属端縁は複写機の骨組に
取付けてアースした金属ブラシ(図示せず)に掛
合させ、コロナ装置のワイヤとアースしたベルト
250の導電サブストレートとの間に帯電コロナ
および除電コロナ用のコロナギヤツプを生ずるよ
うにする。ホール432を導電細条に設け、第2
図に示すようにホール感知手段を複写機10のシ
ヤーシの側板に取付けると好適である。このホー
ル感知手段を光源434と光検出器436とによ
り示す(第2図参照)。
ベルト組立体を複写機に着脱自在にするため、
ベルト組立体60の側方移動を妨害しないように
光源434および光検出器436をシヤーシの側
面に配置することが必要になる。
次に第9図のタイミングチヤート図(ダイヤグ
ラム)につき説明する。棒線420は、除電コロ
ナ手段54の作動、モータ50の付勢、ベルト2
50の移動、ランプ206,208の付勢、ロー
ラ316,318の作動、現像装置即ちトナー貯
蔵および供給装置48の作動およびトナー定着装
置66の作動に対するベルト250の移動量およ
びタイミングを示す。更にこの棒線420はダイ
ヤグラム全体にわたつて延びる。この棒線420
は、オペレータがボタン32を押して通電すると
モータ50が始動してサイクル完了まで持続し、
電子回路がランプ206,208並びに除電コロ
ナ手段54をサイクルが完了するまで付勢するこ
とを意味する。モータ50は複写機10の駆動ロ
ーラのすべてに機械連結するが、この連結はベル
トローラ246、トナー定着装置用駆動スプロケ
ツトホイール188、トナー磁気ローラ148、
ローラ316,318および現象装置48のロー
ラ148はギヤを介して直接連結する。従つて直
接連結ローラは全サイクルにわたり作用を果さな
くとも回転を続ける。
この構成によれば、複写機の作動を簡単かつ信
頼性が高いものにすることができる。
ホール感知手段434/436によりホール4
32を感知することによつて複写機への通電を停
止し、手でボタン32を押すことによつて通電を
再開するよう電子回路を構成する。また通電再開
後に最初に孔432を検出する場合にはホール感
知手段は動作せず2度目に孔432を検出したと
きに動作するよう電子回路を構成し、これにより
ベルト250を各サイクル毎に2回転させること
ができる。
電子回路に通電したとき、クロツクがスタート
し、このクロツクにより、適当なスイツチング手
段およびロジツク回路を介して、モータ50の回
転およびモータと同時にサイクル全体にわたり付
勢される電気装置によつて直接作用を受けない機
能のタイミングを制御する、棒線422,424
によつて表わされる第1の機能はベルト250が
数分の1インチ移動した後に生ずる。帯電コロナ
58に通電され、剥ぎ取りローラ用磁気クラツチ
302が付勢されると剥ぎ取りローラ96の回転
を開始する。このときランプ206,208は点
灯されており、ローラ316,318が原稿26
を保持し照射しているガラス板190の方向に前
進させているため原稿26の進行するパターン細
条はレンズ214を通して露光ステーシヨン20
4に投影される。コロナ帯電手段58はベルト2
50の光導電表面254を帯電し、露光ステーシ
ヨン204において潜像が徐々に形成され、現像
ステーシヨンの方向に反時計方向に運ばれて磁気
ローラ148とベルト250とが掛合する。この
ようにして潜像はベルト250に徐々に形成され
る。
剥ぎ取りローラ96の運動により紙の束40′
から頂面の紙シートを経路44に沿つていわゆる
同期ローラ106とバツクアツプローラ108と
の掛合点に送り、この位置で停止し、紙シートは
僅かに弓なり状態になり、この状態により紙の前
進を開始するときの紙の移動を確実かつ迅速にす
ることができる。(第2図の右側参照)。同期ロー
ラ106の位置で停止するまでの紙の移動は第9
図のダイヤグラムで示すようにベルトが5インチ
移動したときに停止する。このときクラツチ30
2が減勢される。ベルト250が2インチ移動す
る数分の1秒後に磁気クラツチ312を付勢し、
同期ローラ106が紙のシートをかみ込み、経路
44に沿つて転写ステーシヨン114に送り、こ
の転写ステーシヨンにおいて、ベルトの下側走行
部に形成されている現像した像に出合う。この間
においてベルト250が約9インチ移動した点で
転写コロナ装置62を付勢する。ベルトの光導電
表面254がコロナ手段58によつて負に帯電す
る形式のものとすると、転写コロナを紙シートの
背部で負の極性にして正のトナーをベルトから紙
に引き付けるようにする。電圧は約6000ボルトの
直流電圧とするのが一般的であり、トナーの一般
的に50%〜75%に及ぶ大部分のトナーがベルト2
50から紙のシートに転写され、この紙シートは
案内342に沿つてローラ188,344間に移
動し、この位置でトナーが紙に定着され、複写機
の溝孔42から送出される。コロナ帯電手段58
は約6500ボルトの直流電圧で負の極性にし、ベル
トの1回転の全体にわたり、即ち16インチの移動
行程にわたり付勢しつづける。従つて紙の束40
は紙が11 1/2インチまたは13〜14インチの長のも
のでもどちらかの寸法の原稿の複写をベルトの1
回転で行うことができる。それよりも短い紙の場
合も同様にして容易に処理できること勿論であ
る。
ベルトが1回転した後にコロナ帯電手段58を
減勢し、あとの1回転によりベルトのクリーニン
グを行う。
ローラ248が図示のように小直径であるため
紙がベルトに付着しにくく、紙がローラから剥が
れて定着装置66に向つていくようローラ248
は回転する。一般的に、また本明細書で説明した
実際上の複写機にとつて、大径の駆動ローラ24
6の直径を50.8mm(2インチ)とし、小径遊びロ
ーラ248の直径を25.4mm(1インチ)とする。
組立体60には、ベルト250が側方に蛇行せず
に正確に軌道を維持する任意を既知の手段を設け
る。
サイクル期間中定着装置はずつと駆動されるた
め、現像された像に転写した現像シートが到着す
る時点は重要でない。現像シートは定着されて複
写機の溝孔42から送出される。
ベルト250の1回転後、現像像を構成した表
面254の前縁は除電コロナワイヤ236の直前
に達する。この点で除電手段56の除電タングス
テンランプ238が付勢される。ベルトに残留
し、転写されなかつたいかなるトナーもコロナ除
電手段54により中和され、このときコロナ除電
手段は約4000ボルトの正の直流電圧に維持され、
この除電コロナによりトナーのベルトに対する付
着力は弱まる。実際の除去は回転磁気ローラ14
8によつて行う。コロナ除電手段はサイクル期間
全体にわたり付勢する。
照明除電手段56はベルト250に残留するす
べての帯電を光によつて除電するものである。潜
像を発生するに使用する手段も光であること勿論
である。除電ランプはベルトが第1回目の回転を
行つた後に点灯し、ベルトの第2回目の全回転中
付勢を維持する。ランプのこの選択的な点灯によ
り、手段56からの光が直ぐ隣りの隔室のコロナ
帯電手段58による光導電表面254の帯電を確
実に妨害しないようにする。光の洩れは光導電表
面254の作用を完全にまた均一に行わせる上で
悪影響を与える。
ホール感知手段434/436にホール432
が第1回目の回転の終了時に達してもこの手段4
34/436は不作動であるが、第2回目の回転
を終了する時点で応答する準備が電子回路によつ
て行われる。
ベルト表面のクリーニングは磁気現象装置即ち
トナー貯蔵および供給装置48によつて行われ、
この装置48は転写後に残留しているすべてのト
ナーをこすり落す。2回目のベルトの回転中にコ
ロナ除電手段54および照明除電手段56により
トナーは中和され、またベルトは全体的に除電さ
れる。磁気ローラ148は複写機10が付勢され
ると期間中ずつと迅速に回転する。
現像された像を転写は、現像された像の前縁が
ベルト250の下側走行部を通過してベルト組立
体60の底部における遊びローラ248に対向す
る転写ステーシヨン114に達するまでは行われ
ない。従つて転写はベルトが1回目の回転を完了
しても行われて2回目の回転中にも続行される。
このことは第9図の棒線430の長さおよび位置
によつて示されており、ベルトが9インチの移動
した時点で転写がスタートし、25インチ移動する
時点まで続行され、この期間中のベルトの総移動
量は16インチである。転写コロナ装置62はベル
トが25インチ移動した時点で滅勢する。即ちこれ
以上の付勢は必要ないためである。
孔432が2回目にホール感知手段434/4
36に達したとき、複写機の通電は自動的に停止
する。ランプ206および208はサイクル期間
中点灯しておき、この点灯によりパワーオン中で
あることを示し、点灯時にはパワーオフであるこ
とを示すようにする。これらランプからの光は、
オペレータがインジケータ39を通して見ること
ができ、従つてオペレータはインジゲータ39が
暗いときにパワーオフであることを正確に知るこ
とができる。
ベルト250は、所要に応じ適当な手段により
制御することができるが、ローラ188,344
が互いに及ぼし合う圧力が相当な摩擦力を発生
し、電源が切れ、モータ50が停止するとき惰力
は極めて小さいことがわかつている。
本発明による複写機10がいかに小型にするこ
とができるかを実際の装置の若干の寸法を挙げる
ことによつて示す。装置の他の部分の寸法はこれ
らの寸法から推定できるであろう。
ベルト組立体60を構成するローラの寸法は既
に述べた。これらローラの軸間の距離はベルト2
50の長さによつて決定され、図形的に計算する
ことができる。この軸間距離は約142.875mm(5
5/8インチ)である。
磁気ローラ148の複写機の横方向を長さは
228.6mm(9インチ)とし、幅215.9mm(8 1/2)
の紙により生ずるベルト上の像をカバーすること
ができる。ベルトの幅は接点細条を除いて約
241.3mm(9 1/2インチ)にすることができる。
横倒しできる側板を含めた実際上の複写機の全
幅は381.0mm(15インチ)とし、複写機の前後の
長さは約355.6mm(14インチ)とすることができ
る。高さは約203.2mm(8インチ)とすることが
できる。溝孔24の高さは約9.525mm(3/8イン
チ)とすることができる。
本発明の特徴の若干のものは他の複写機にも有
利に使用できるが、これらの特徴を組合せること
によつて小型化することができるのは、独特な組
合せによるものであり、これにより小型でかつ効
率のよい複写機が得られる。例えば、ベルト組立
体60の底部においてベルトが第1回目の回転を
越える回転中にも転写を行う特別な方法により、
寸法を縮小して小型化でき、このことは大変重要
な特徴である。
特許請求の範囲においては、種々の変更例をカ
バーするような用語を使用しており、明細書に説
明した実施例に限定するものではない。原稿26
はグラフまたは文章などいかなる種類のものでよ
く、パターン原稿と称する。この原稿は既にコピ
ーしたものであつてもよい。現像用磁気ローラ1
48がベルトに掛合する位置は現像ステーシヨン
と称する。潜像はこの位置で現像されると考える
ことができる。位置204は露光ステーシヨンと
称する。即ちこの位置で帯電したベルトが原稿か
ら投影された連続的に移動する細条光によつて露
光されるためである。束40をなす普通紙のシー
トはキヤリヤ媒体シートと称する。即ちこれは、
紙、プラスチツクシートまたは既に印刷してある
が仕上げを行うべき中間形式のもの、両面コピー
を行うため裏返しにしたコピー材料であつてもよ
いためである。マガジン38は頂部に挿入口と送
出口とを設け、この送出口には上側シートが取出
されるまで紙を所定位置に保持する構体を設ける
ものとする。従つて第2図に示す構体においてマ
ガジンの送出口に仕切り板70を設け、この仕切
り板とフランジ356との間に上側開口を生じ、
この上側開口から複写機の始動中シートが引き出
される。
定着装置66はベルト250から転写されたト
ナーを定着させるものであり、「定着手段」と称
する。
ベルト250は楕円形状をなすと述べたが、本
明細書および図面で示したように平坦側面、上側
走行面および下側走行面および半径の異なる円弧
状端部を有する楕円も含めた一般的な形状を称呼
するものとする。特に楕円の一方の端部を円弧状
マガジン38の対向象限内に配置するため、ベル
トの形状を楕円と称するのが最適である。円弧状
マガジン38の利点は、水平よりも若干傾斜した
状態で移動する静電記録部材を有する複写機にお
いて得られる。例えば、ドラムを使用することに
より生ずる円筒形状は好適形状よりも垂直方向の
高さが増加するが、やはり小型にすることができ
る。
ベルトに沿つて光導電表面254が帯電する位
置を参照符号252(第2図参照)で示し、請求
の範囲では帯電ステーシヨンと称する。結像装置
は帯電ステーシヨンおよび露光ステーシヨン20
4を含む幾つかの観点を総称するものとして使用
する。照明ステーシヨンおよび投影手段52は、
幾つかの構成部分よりなり、具体的には原稿26
のパターンをベルトに投影する作用を行う。特許
請求の範囲の記載は作用の点で異なりパターン投
影手段と称し、原稿を照明し、パターンを平行に
露光ステーシヨンに投影するのに必要なものと解
される。
特許請求の範囲で使用される他の表現は明細書
中の記載から明らかであろう。相対位置は、例え
ば用語「前方」、「後方」、「側面」、「頂面」、「底
部」等で示される。用語「下流域」および「上流
域」はベルトの移動方向に対する構成部材の位置
を示すのに使用する。マガジン38の送出口の後
壁134からの間隔は、マガジン頂部における円
弧に近接する平面からの距離によつて規定され
る。即ち後壁134自体は構体にとつて重要でな
いためである。垂直面74はマガジンの湾曲によ
り形成される象限を限定する便宜上のものであ
る。
上述示したところは、本発明の例を示したに過
ぎず、特許請求の範囲において種々の変更を加え
ることができること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による複写機の斜視図、第2
図は、第1図の複写機の前後にわたるほぼ中心部
の縦断面図、第3図は、本発明複写機のマガジン
の斜視図、第4図は、マガジンの変更例の部分縦
断面図、第5図は、本発明複写機の左側パネルを
引き開けた状態を示す斜視図、第6図は、ベルト
組立体を引き出した状態を示す第5図と同様の斜
視図、第7図は、本発明複写機のカバー部材を外
した状態を示す部分斜視図、第8図は、ランプ、
カバー部材およびガラス板との位置関係を示す部
分縦断面図、第9図は調時関係を有する各種の作
用のチヤート図である。 10……複写機、12……底部、14……前面
パネル(前端壁)、16……頂面パネル(頂壁)、
18,20……側面パネル、22……遮光カバー
部材、24……原稿用水平溝孔、26……原稿、
28……フランジ、30……転向部材即ちデフレ
クタ、32……スタートボタン、34……光量調
整つまみホイール、38……給紙マガジン、39
……インジケータ、40……紙の束、42……コ
ピー用水平溝孔、44……コピー、48……現像
装置、即ちトナー貯蔵および供給装置、50……
駆動モータ、52……照明ステーシヨンおよび投
影手段、54……コロナ除電手段、56……照明
除電手段、58……帯電手段、60……静電記録
ベルト組立体、62……転写コロナ装置、64…
…原稿送り手段、66……トナー定着装置、70
……仕切り板、84……摺動板、92……板ば
ね、94……円弧状室、96……剥ぎ取りロー
ラ、98……コーナーストツプ、114……転写
ステーシヨン、138……ホツパ、146……ト
ナー材料、148……磁気ローラ(磁気ブラシ)、
162……シヤーシの側板、190……ガラス板
(遮光板)、194……遮光部、204……露光ス
テーシヨン、206,208……ランプ、214
……レンズ、236,240……コロナワイヤ、
238……タングステンランプ、242,244
……ベルト組立体の側板、246,248……ベ
ルト支持ローラ、250……ベルト、302……
剥ぎ取りローラ用磁気クラツチ、316,318
……原稿移動または供給ローラ、340……転写
コロナワイヤ、344……圧力ローラ、368…
…揺動板、398……心決め支持ブラケツト、4
10……ソケツト、432……ホール、434,
436……ホール感知手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 卓上静電複写機において、 A 頂壁、底部、前端壁、この前端壁に対向する
    後端壁および両側の側壁とを有するハウジング
    と、 B ハウジング内に収容した結像装置であつて、
    可撓性静電記録ベルト、ほぼ水平に細長く延ば
    し緊張させて楕円ループ状にして前記ベルトを
    支持し、上側走行部および下側走行部を生ずる
    ローラ、ループ状のベルトを駆動するため少な
    くとも1個のローラを回転する駆動手段、ベル
    トの上側走行部に隣接して所定方向に移動する
    ベルトの幅にわたり細条状のパターン光を順次
    に照射して潜像を徐々に形成する露光ステーシ
    ヨン、この露光ステーシヨンに上流域側で隣接
    配置し、露光ステーシヨンを通過する前にベル
    トの幅にわたりベルト表面を帯電させる帯電手
    段を設けた帯電ステーシヨンよりなる結像装置
    と、 C パターン原稿を頂壁に沿つて徐々に移動する
    手段、および原稿の照射パターンを頂壁からハ
    ウジング内に導入しベルトの移動に同期させて
    露光ステーシヨンに投影し、照射したパターン
    により生ずる細条状のパターン光がベルトの帯
    電した表面を選択的に除電して徐々に潜像を形
    成する投影手段と、 D 露光ステーシヨンの下流域で前記ローラの一
    方に隣接し、潜像がベルトに支持されて前記一
    方のローラの周りに移動し、ベルトの下側走行
    部に向うとき潜像をベルト表面に現像する手段
    を設けた現像ステーシヨンと、 E ベルトの下側走行部に隣接してこの下側走行
    部に支持されている現像した像をキヤリヤ媒体
    のシートに転写する転写ステーシヨンと、 F キヤリヤ媒体のシートの束を保持するよう後
    端壁に設けた円弧状マガジンであつて、頂壁と
    マガジンとの結合部に頂部挿入口およびこの頂
    部挿入口を経てシート束を収容させるための垂
    直通路を有するシート供給用の円弧状内部室を
    設け、また底部に近接し、前記頂部挿入口の近
    傍でマガジンに接する垂直面から前端壁の方向
    に向つて内方に離れている送出口を設け、この
    送出口によりキヤリヤ媒体のシートがマガジン
    から送り出される水平通路を生じ、前記室を垂
    直状態から水平状態まで滑らかに湾曲させ、シ
    ート束を湾曲状態に保持するよう構成したマガ
    ジンと、 G マガジンの送出口でマガジン内のキヤリヤ媒
    体の束から1枚のシートを剥ぎ取り、ベルトの
    移動に同期しかつ現像ステーシヨンから近づい
    てこの現像した像に調時関係を保つて前記剥ぎ
    取つたシートを転写ステーシヨンに供給する剥
    ぎ取りおよび供給手段と、 H シートが転写ステーシヨンを通過した後にハ
    ウジングの前端壁から送り出す送出手段と、 を具え、マガジンをハウジングから引き出し可能
    とし、ハウジングの後部を開放することができる
    よう構成したことを特徴とする静電複写機。 2 少なくとも現像ステーシヨン、前記一方のロ
    ーラ、剥ぎ取り手段の大部分、露光ステーシヨ
    ン、パターン原稿移動手段および投影手段の大部
    分を、マガジンの室、頂壁、側壁、およびマガジ
    ンの送出口の位置で底部に直交する垂直面で規定
    される三次元図形部分内でハウジング内に配置し
    たことを特徴とする特許請求の範囲1記載の静電
    複写機。 3 転写ステーシヨンと前端壁との間にトナー定
    着手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    1記載の静電複写機。 4 剥ぎ取りおよび供給手段を、マガジンに担持
    したシート剥ぎ取りローラ手段およびシート同期
    ローラ手段により構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲2記載の静電複写機。 5 剥ぎ取りおよび供給手段を、マガジンに担持
    したシート剥ぎ取りローラ手段およびシート同期
    ローラ手段により構成し、マガジンをハウジング
    に据付けるときこれらローラ手段を駆動手段に駆
    動連結し、マガジンを引き出すときこの駆動連結
    が解離するよう構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲1記載の静電複写機。 6 ローラ手段と駆動手段との間に選択作動連結
    手段を設け、剥ぎ取りローラ手段および同期ロー
    ラ手段を互いに独立的に調時動作することができ
    るよう構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    4記載の静電複写機。 7 前記解離可能な連結を機械的連結とし、また
    ローラ手段と駆動手段との間に電気的に選択作動
    する連結手段を設け、マガジンをハウジングに据
    付けたとき剥ぎ取りローラ手段と同期ローラ手段
    とが互いに独立的に調時動作することができるよ
    う構成したことを特徴とする特許請求の範囲5記
    載の静電複写機。 8 前記剥ぎ取り供給手段を送出口の位置でシー
    ト束の頂部の一枚のシートに掛合するよう配置し
    た剥ぎ取りローラと、シート束から一枚のシート
    を取出して中間位置を経て転写ステーシヨンに移
    送するため剥ぎ取りローラを駆動手段に選択的に
    連結する第1分離可能手段と、前記中間位置で一
    枚のシートを受け取つて転写ステーシヨンに至る
    まで移動し、この転写ステーシヨンからシートを
    ハウジング外に送出する送出手段まで移送する1
    対の互いに掛合する同期ローラと、一枚のシート
    の転写ステーシヨンまでの移動をベルト上の現像
    された像が転写ステーシヨンに至る移動に同期さ
    せるため前記同期ローラを選択的に駆動手段に連
    結する第2分離可能手段と、により構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲1記載の静電複写
    機。 9 前記分離可能手段を磁気クラツチとし、この
    磁気クラツチをプログラミング操作手段により作
    動させるよう構成したことを特徴とする特許請求
    の範囲8記載の静電複写機。 10 少なくとも剥ぎ取りローラ手段を前記三次
    元図形部分に配置したことを特徴とする特許請求
    の範囲4記載の静電複写機。 11 マガジンをハウジングから引き出し可能に
    してハウジング後部を開放することができるよう
    構成したことを特徴とする特許請求の範囲2記載
    の静電複写機。 12 剥ぎ取りおよび供給手段を、シート剥ぎ取
    りローラ手段とシート同期手段とにより構成し、
    少なくともシート剥ぎ取りローラ手段を前記三次
    元図形部分に配置したことを特徴とする特許請求
    の範囲11記載の静電複写機。 13 前記送出手段がハウジング内で前端壁に隣
    接してトナー定着手段をなすよう構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲1記載の静電複写機。 14 前記トナー定着手段を、駆動手段により駆
    動されるローラ手段により構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲13記載の静電複写機。 15 前記送出手段がハウジング内で前端壁に隣
    接してトナー定着手段をなすよう構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲2記載の静電複写機。 16 前記送出手段がハウジング内で前端壁に隣
    接してトナー定着手段をなすよう構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲1記載の静電複写機。 17 頂壁、底壁、側壁、前壁、および後壁を有
    するハウジングと;回転静電記録部材、この回転
    静電記録部材を支持して規定された循環経路に回
    転させる回転手段、前記経路に沿つて所定方向に
    静電記録部材を移動させる駆動手段、静電記録部
    材の順次の領域を帯電する手段、静電記録部材を
    選択的に除電して潜像を形成する手段、および静
    電記録部材の順次の帯電した領域にパターン原稿
    のパターンを順次に照明および投影する手段を有
    する結像手段と;潜像を順次に現像する手段と;
    静電記録部材に同期して移動するキヤリヤ媒体シ
    ートに現像した像を順次に転写する手段と;転写
    後にシートをハウジングの前壁から送出する送出
    手段とを設けた静電複写機において、 前記後壁の少なくとも一部をなしキヤリヤ媒体
    シートを収容保持する円弧状マガジンを設け、こ
    のマガジンには、垂直方向にシートを投入するた
    めの挿入口および水平方向にシートを送出する送
    出口を設け、またこのマガジンを円筒体の四分割
    象限をなす形状に形成し、また前記複写機には、
    マガジンの送出口でマガジンからシートを剥ぎ取
    り、かつ転写手段に移動させる手段を設け、この
    剥ぎ取りおよび移動手段を前記駆動手段に駆動連
    結し、マガジンをハウジングから引き出し可能と
    し、ハウジングの後部を開放することができるよ
    う構成したことを特徴とする静電複写機。 18 静電記録部材を可撓性ベルトとし、回転手
    段をローラにより構成し、規定された循環経路を
    これらローラの周りの楕円状ループとしたことを
    特徴とする特許請求の範囲17記載の静電複写
    機。 19 マガジンをハウジングに対して着脱自在に
    し、ハウジング内部に手を出し入れすることがで
    きるよう構成したことを特徴とする特許請求の範
    囲17または18記載の静電複写機。 20 マガジンをハウジングに対して着脱自在に
    し、ハウジング内部に手を出し入れすることがで
    きるよう構成し、前記剥ぎ取りおよび移動手段を
    少なくともマガジンと共同して作動する剥ぎ取り
    ローラにより構成し、前記駆動手段と少なくとも
    剥ぎ取りローラとの間の連結手段を分離可能に
    し、また剥ぎ取りローラをマガジンに着脱自在に
    取付けたことを特徴とする特許請求の範囲17ま
    たは18記載の静電複写機。 21 マガジンをハウジングに対して着脱自在に
    し、ハウジングの内部に手を出し入れすることが
    できるよう構成し、前記剥ぎ取りおよび移動手段
    を少なくともマガジンと共同して作動する剥ぎ取
    りローラにより構成し、前記駆動手段と少なくと
    も剥ぎ取りローラとの間の連結手段を分離可能に
    し、また剥ぎ取りローラをマガジンに着脱自在に
    取付け、剥ぎ取りおよび移動手段には、前記剥ぎ
    取りローラの他に、静電記録部材の移動に同期し
    てシートを転写手段に同期移動させる1対の互い
    に掛合する同期ローラを設け、前記駆動手段と同
    期ローラとの間の連結手段を分離可能にし、これ
    ら同期ローラをマガジンに着脱自在に取付けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲17または18記
    載の静電複写機。 22 マガジンを、互いにほぼ平行な円弧状壁に
    より構成し、これら円弧状壁間に円弧状室を形成
    し、この円弧状室を挿入口と送出口との間に延在
    させ、一方の円弧状壁の曲率半径を他方の円弧状
    壁の極率半径よりも大きくし、この一方の円弧状
    壁により外側円弧状壁を構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲17または18記載の静電複写
    機。 23 マガジンを、互いにほぼ平行な円弧状壁に
    より構成し、これら円弧状壁間に円弧状室を形成
    し、この円弧状室を挿入口と送出口との間に延在
    させ、一方の円弧状壁の曲率半径を他方の円弧状
    壁の曲率半径よりも大きくし、この一方の円弧状
    壁により外側円弧状壁を構成し、前記外側円弧状
    壁の少なくとも一部を、内側円弧状壁に対して揺
    動するよう回動自在にし、挿入口により生ずるよ
    りも幅広の円弧状室への出入口を生ずるよう構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲17または
    18記載の静電複写機。 24 マガジンの送出口の位置で、前記円筒体の
    ほぼ半径方向に伸びる垂直仕切り板を設け、マガ
    ジンの送出口を、この仕切り板とマガジンの底部
    に隣接してマガジンの上側面に設けた開口とによ
    り形成したことを特徴とする特許請求の範囲18
    記載の静電複写機。 25 マガジンを、互いにほぼ平行な円弧状壁に
    より構成し、これら円弧状壁間に円弧状室を形成
    し、この円弧状室を挿入口と送出口との間に延在
    させ、一方の円弧状壁の曲率半径を他方の円弧状
    壁の曲率半径よりも大きくし、この一方の円弧状
    壁により外側円弧状壁を構成し、マガジンの底部
    において前記円弧状室を阻止する仕切り板をマガ
    ジンに設け、内側円弧状壁をこの仕切り板までは
    達しないよう構成し、これによつて送出口をなす
    開口を生ぜしめたことを特徴とする特許請求の範
    囲17または18記載の静電複写機。 26 マガジンを、互いにほぼ平行な円弧状壁に
    より構成し、これら円弧状壁間に円弧状室を形成
    し、この円弧状室を挿入口と送出口との間に延在
    させ、一方の円弧状壁の曲率半径を他方の円弧状
    壁の曲率半径よりも大きくし、この一方の円弧状
    壁により外側円弧状壁を構成し、マガジンの底部
    において前記円弧状室を阻止し、マガジン内のシ
    ートの前端縁に掛合する仕切り板をマガジンに設
    け、内側円弧状壁には仕切り板に隣接して溝孔を
    形成し、この溝孔により送出口を構成し、またマ
    ガジンの底部における外側円弧状壁の少なくとも
    送出口に対向する部分を揺動自在にし、この部分
    を上方に押し上げて円弧状室内のシート束の底端
    部を強制的に送出口の方向に移動する偏倚手段を
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲17また
    は18記載の静電複写機。 27 マガジンを、互いにほぼ平行な円弧状壁に
    より構成し、これら円弧状壁間に円弧状室を形成
    し、この円弧状室を挿入口と送出口との間に延在
    させ、一方の円弧状壁の曲率半径を他方の円弧状
    壁の曲率半径よりも大きくし、この一方の円弧状
    壁により外側円弧状壁を構成し、マガジンの底部
    において前記円弧状室を阻止し、マガジン内のシ
    ートの前端縁に掛合する仕切り板をマガジンに設
    け、内側円弧状壁には仕切り板に隣接して溝孔を
    形成し、この溝孔により送出口を構成し、またマ
    ガジンの底部における外側円弧状壁の少なくとも
    送出口に対向する部分を揺動自在にし、この部分
    を上方に押し上げて円弧状室内のシート束の底端
    部を強制的に送出口の方向に移動する偏倚手段を
    設け、前記剥ぎ取りおよび移動手段を、前記送出
    口に配置したローラにより構成し、前記偏倚手段
    によりシート束の底端部を前記ローラの方向に押
    し付けるよう構成したことを特徴とする特許請求
    の範囲17または18記載の静電複写機。 28 マガジンを、互いにほぼ平行な円弧状壁に
    より構成し、これら円弧状壁間に円弧状室を形成
    し、この円弧状室を挿入口と送出口との間に延在
    させ、一方の円弧状壁の曲率半径を他方の円弧状
    壁の曲率半径よりも大きくし、この一方の円弧状
    壁により外側円弧状壁を構成し、前記外側円弧状
    壁の少なくとも一部を、内側円弧状壁に対して揺
    動するよう回動自在にし、挿入口により生ずるよ
    りも幅広の円弧状室への出入口を生ずるよう構成
    し、前記円弧状室の底端部に仕切り板を設け、こ
    の仕切り板により前記室内にシート束がある場合
    に、このシート束の前端縁を位置決めし、また前
    記送出口、この仕切り板に隣接して内側円弧状壁
    にマガジンの横方向にわたり延在するよう構成し
    た溝孔により構成し、シート束の前端縁をこの溝
    孔の方向に上方に押圧する手段を設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲17または18記載の静
    電複写機。 29 マガジンを、互いにほぼ平行な円弧状壁に
    より構成し、これら円弧状壁間に円弧状室を形成
    し、この円弧状室を挿入口と送出口との間に延在
    させ、一方の円弧状壁の曲率半径を他方の円弧状
    壁の曲率半径よりも大きくし、この一方の円弧状
    壁により外側円弧状壁を構成し、前記外側円弧状
    壁の少なくとも挿入口に隣接する上方部分を内側
    円弧状壁に対して揺動するよう回動自在にし、こ
    の上方部分を揺動する前記挿入口により生ずるよ
    り幅広の円弧状室への出入口を生ずるよう構成
    し、前記円弧状室の底端部に仕切り板を設け、こ
    の仕切り板により前記室内にシート束がある場合
    にこのシート束の前端縁を位置決めし、また送出
    口をこの仕切り板に隣接して内側円弧状壁に形成
    した通路として構成し、前記外側円弧状壁の下端
    部を上昇させてシート束の前端縁を押圧し送出口
    から突出させる偏倚手段を設け、更に外側円弧状
    壁の下端部に連結し、この連結を、外側円弧状壁
    の上方部分を連結し、外側円弧状壁の上方部分を
    外方に揺動したとき前記外側円弧状壁の下端部を
    前記偏倚手段の押上げ作用に抗して降下させるよ
    うリンク構成にしたことを特徴とする特許請求の
    範囲17または18記載の静電複写機。 30 前記結像装置および現像装置のほぼ全体を
    前記四分割象限内に配置したことを特徴とする特
    許請求の範囲17または18記載の静電複写機。 31 卓上静電複写機において、 A 少なくとも底部および頂壁を有するハウジン
    グと、 B ハウジング内に配置した結象装置であつて、 少なくとも1対のローラに取付け、静電記
    録外表面を有する可撓性無端循環ベルトであ
    り、これらローラのうちの一方を駆動可能に
    してこの一方のローラに連結してベルトを回
    転させる駆動手段を設け、ベルトの各走行部
    を一方のローラから他方のローラに向う方向
    に延在させ、上側走行部を前記一方のローラ
    に向かつて移動するよう構成した循環ベル
    ト、 ベルト上側走行部に隣接するとともに前記
    一方のローラに近接配置したコロナ発生装置
    を設け、ベルト表面を帯電させる帯電ステー
    シヨン、 ベルトの移動方向にみて帯電ステーシヨン
    の直後の位置で前記一方のローラにおけるス
    テーシヨンであつて、ベルトが前記一方のロ
    ーラの周りを通過しベルトがこの一方のロー
    ラの上側部分に掛合するときベルトの幅にわ
    たり横方向に伸びる投影細条光をベルトに投
    影して前記帯電を選択的に除電し、ベルト表
    面上に順次に潜像を形成する細条光投影装置
    を設けた潜像形成ステーシヨン、 よりなる結像装置と、 C ハウジングの頂壁に受け、パターン原稿を収
    容するとともに、このパターン原稿を徐々に移
    動させる照明ステーシヨンであつて、 前記駆動手段に連結し、ベルト移動に同期
    させてパターン原稿をこの照明ステーシヨン
    に通過させる原稿移送手段、 前記頂壁を経て前記細条光投影装置に光学
    的に連結した透光板であり、前記原稿移送手
    段により原稿を伏せた状態で徐々に移動する
    ときこの透光板に掛合させ、原稿の少なくと
    も細条部分が照明ステーシヨンを通過してい
    くようにする透光板、 原稿の透光板に掛合する部分を照明する照
    明手段、 照明手段により生ずる照明をベルトに対し
    て遮蔽する遮光手段、 を設けた照明ステーシヨンと、 D ハウジング内で前記一方のローラに隣接さ
    せ、この一方のローラの双方のベルト走行部が
    延びる起点をなすローラ側面に対向配置させた
    現像ステーシヨンであつて、ベルト上の潜像が
    前記一方のローラの周りに通過するときトナー
    を潜像に供給し、この結果ベルト上に現像像を
    徐々に形成し、前記一方のローラの底部の周り
    に通過させ、ベルトの下側走行部を前記1対の
    ローラのうちの他方のローラの方向に移動させ
    る現像ステーシヨンと、 E 前記他方のローラに隣接し、この他方のロー
    ラに関してベルトの下側走行部に同期して移動
    するキヤリア媒体シートに現像した像を徐々に
    転写するよう構成したキヤリヤ媒体転写ステー
    シヨンと、 F 挿入口および送出口を有し、キヤリア媒体シ
    ートの束を保持するとともにハウジングの一端
    を閉鎖するマガジンであつて、軸線がハウジン
    グ内部にあるほぼ円筒体の四分割象限をなす形
    状にし、マガジンの頂部挿入口をハウジングの
    前記一端の頂壁の位置に配置し、マガジンの底
    部送出口をハウジング底部の前記一端から内方
    に離れた位置に配置し、マガジンにはハウジン
    グの前記一端により規定される垂直面からはみ
    でる部分がほとんどないよう構成したマガジン
    と、 G 前記キヤリヤ媒体のシート束から前記送出口
    においてシートを剥ぎ取つて前記転写ステーシ
    ヨンの方向に移動させる剥ぎ取り移動手段と、 H 現像した像をキヤリア媒体シートに転写した
    後にこのキヤリア媒体シートを前記ハウジング
    の一端とは反対の他端を経て送り出す送出手段
    と、 を具え、 I 少なくとも前記一方のローラ、現像ステーシ
    ヨン、剥ぎ取り手段、照明ステーシヨンのほぼ
    大部分を前記マガジンにより規定される円筒体
    の四分割象限内に配置し、これによりハウジン
    グの外部寸法を制限し、 J マガジンをハウジングから引き出し可能と
    し、ハウジングの後部を開放することができる
    よう構成した ことを特徴とする静電複写機。 32 前記転写ステーシヨンとハウジングの前記
    他端との間の送出手段をトナー定着手段として構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲31記載
    の静電複写機。
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