JPH0355572A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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JPH0355572A
JPH0355572A JP1191680A JP19168089A JPH0355572A JP H0355572 A JPH0355572 A JP H0355572A JP 1191680 A JP1191680 A JP 1191680A JP 19168089 A JP19168089 A JP 19168089A JP H0355572 A JPH0355572 A JP H0355572A
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roller
transfer
photoreceptor
paper
duct
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Sakae Ishikawa
栄 石川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機等の静電記録装置に関する。
従来の技術 一般に、静電記録装置では、感光体表面を帯電チャージ
ャにより一様帯電した後、露光・現像工程を経て顕像を
形成し、これを転写チャージャにより転写紙に転写し、
さらに、定着プロセスを経るようにしている。
ここに、帯電チャージャや転写チャージャの放電により
生ずるオゾンO.は感光体上の静電潜像に悪影響を及ぼ
す。即ち、オゾン05が感光体表面に付着すると、帯電
チャージャ等による均一帯電性が損なわれ、均一に帯電
電荷がのらないため、画像ボケ等の原因となる。
このため、機内空間の気流を考慮し、このようなオゾン
○,を送風ファンによりフィルタを介して機外に排出さ
せるようにしている。また、このような送風ファンを帯
電ケース内に設け、オゾンO.を強制除去するようにし
たものもある。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような方式ではオゾンO.の除去効率が悪
く、オゾンO.による悪影響の防止が不十分である。ま
た、専用の送風ファンを設けたものではコスト高となる
課題を解決するための手段 無端帯ベルト状の感光体表面を帯電手段により一様帯電
した後、感光体上に静電潜像を形成し、現像手段により
顕像化し、この顕像化された画像を転写手段により転写
紙上に転写し、転写された画像を熱源を内蔵した定着ロ
ーラを備えた定着手段により定着するようにした静電記
録装置において、機内を冷却するための冷却ファンが取
付けられて前記定着ローラの上部空間を覆う断熱カバー
を設け、前記転写手段による転写位置近傍に延設させた
開口を有し前記冷却ファンを含めてこの断熱カバー全体
を覆う吸気のための第lダクトを設け、前記帯電手段に
よる帯電位置近傍に延設させた開口を有し前記冷却ファ
ンに連通させた吸気のための第2ダクトを設け、前記冷
却ファンの排気側に連通して排気流を機外に案内する第
3ダクトを設けた。
作用 帯電手段や転写手段による放電により感光体周りに発生
したオゾンは、開口位置をこれらの部材位置近傍に延設
させた第1ダクト、第2ダクトとともに排気用の第3ダ
クトをガイドとして冷却ファンの吸排気流により強制的
に効率よく排気され、オゾンによる悪影響が軽減される
。この際、熱源内蔵の定着ローラによる機内温度の上昇
を防止するための冷却ファンを利用しており、オゾン排
気のために専用のファンを要しない。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第2図ないし第4図により本発明が適用される複
写機の全体の概略構成及び作用を説明する。第2図は未
使用時の全体外観を示す斜視図、第3図はそのコピー処
理待機状態の外観を示す斜視図、第4図はプロセス構成
の概略を示す断面構造図である。本実施例の複写機は第
2図等に示すように主として壁に沿って立て掛けて使用
する縦型・薄型複写機として構成したものである。
本実施例の複写機は、外観的には、第2図に示すように
、各々外装カバーを兼用する原稿搬送テーブル1と、前
カバー2と、給紙テーブル3と、左右の側面カバー4,
5と、背面カバー6により囲まれている。左右の側面カ
バー4,5には各々ルーバ7が設けられている。
このような未使用時状態からコピー処理待機状態にする
には、まず、原稿搬送テーブルlの外面側上部に設けた
把手8を持ち手前側に開放回動させて、第3図に示すよ
うに所定の位置まで開く。
このように開かれた状態では原稿搬送テーブル1内而側
の一対のサイドガイド9が露出し、原稿のセット挿入の
ガイドとなる。一対のサイドガイド9は双方が連動して
接近・離反し、原稿幅に合わせ得るものである。原稿搬
送テーブル1の最奥部側には原稿サイズ及びセンタ用の
位置を示すサイズマーク10が付されており、原稿の挿
入セットの目安とされる。また、原稿搬送テーブルlの
開放回動により、内部表面に位置する排紙コロ11や、
原稿搬送カバーを兼用する原稿排紙テーブルl2が、第
3図図示の如く露出する。
給紙テーブル3はその外面を押すと、ロック手段(後述
する)が解除され、支点部に設けたダンバー手段(後述
する)によりリニアに開放回動し、第3図に示すように
所定の位置で開放固定される。
この給紙テーブル3は表面上にコピーすべき転写紙を積
載セットさせるものであり、原稿搬送テーブルlと同様
に用紙サイズに合わせて連動して接近・離間し、用紙先
端カールをガイドする一対のサイドガイドl3が設けら
れている。給紙テーブル3の手前側位置には用紙サイズ
及びセンタ用の位置を示すサイズマークl4が付されて
おり、転写紙の挿入セットの目安とされる。また、この
給紙テーブル3の最奥部中央には呼出しコロ15に対向
接触するフリクションパツドl6が設けられている。給
紙テーブル3を開放させると、その内部表面に設けられ
て定着部等を覆うインナカバーl7が露出する。
このように原稿搬送テーブルlと給紙テーブル3とを開
放させると、本機のメイン電源が起動し、約20秒で待
機状態となる。そこで、この起動からコピー終了までの
動作を第4図により説明する。
ここに、静電記録方式の複写機の基本として、概略的に
は第4図に示すように、無端帯ベルト状の感光体20が
設けられ、この感光体20の周囲には静電写真プロセス
に従い、帯電チャージャ21、露光光学系22、現像装
置23、転写チャージャ24、定着装置25、クリーニ
ング装置26及び除電LEDアレイ27の各プロセスユ
ニットが順に設けられている。また、露光光学系22に
よる露光位置上に対しては原稿給紙搬送手段28が設け
られ、転写チャージャ24による転写位置下に対しては
転写紙給紙搬送手段29が設けられている。本実施例で
は、感光体20をケース内のほぼ中央位置に縦長でベル
ト内の中央部の間隔が幅狭となる状態に設け、上記の各
プロセスユニットがこのような感光体20の周囲に上方
から下方に順に幅狭状態のまま配設されている。クリー
ニング装置26の下部には冷却ファン30も設けられて
いる。
まず、原稿搬送テーブル1を開放回動させると、この開
放は原稿搬送テーブル開閉スイッチ3lにより検知され
る。また、給紙テーブル3を押すとロック手段が解除さ
れ、ダンバ一手段により半自動的に給紙テーブル3が開
放状態となると、この開放が給紙テーブル開閉スイッチ
32により検知される。これらの開閉スイッチ31.3
2のANDをとることにより、本機のウオームアップが
開始される。ここに、熱源としての定着ヒータ33、蛍
光灯ヒータ34及び前記冷却ファン30が約20秒後に
ウオームアップを完了する。このような状態で、原稿と
同じサイズ又はコピーしたいサイズの転写紙を給紙テー
ブル3上でサイドガイド13をガイドとして先端ガイド
35に突き当てセットする。すると、給紙テーブル3に
設けられた用紙有無センサ36がオンして表示部(図示
せず)に用紙がセットされた旨が表示される。これによ
り、コピー可能状態となり、原稿の挿入セットを待つ。
そこで、サイドガイド9及びサイズマーク10をガイド
として原稿を原稿面下向きにして原稿搬送テーブルl上
に挿入セットし、一対の原稿搬送ローラ37,38に突
き当てる。このような原稿挿入セットは入口ローラ37
の手前に設けた原稿有無センサ39により検知される。
この検知後、一定パルス時間を経て搬送ローラ37,3
8が駆動され、原稿搬送が開始される。即ち、原稿有然
センサ39出力が搬送ローラ37,38の駆動開始時間
を規制するものであり、この待ち時間が原稿先端をレジ
ストローラに追従させるものとなる。
つまり、スキュー補正時間が確保されることになる。も
っとも、原稿先端が搬送方向に対し直角のものに限られ
る。
搬送ローラ37,38により搬送される原稿は、さらに
、内部の原稿押え板40により押えられつつコンタクト
ガラス41上を奥方に搬送される。
この搬送時に、原稿先端はコンタクトガラス41の下部
に設けたyK稿先端検知センサ42により検知される。
このセンサ42による原稿先端検知を行わせるため、原
稿押え板40のセンサ42に対向する位置には丸孔又は
切欠が形威されている。
このようなセンサ42の下流側に、前記露光光学系22
が設けられている。露光光学系22はコンタクトガラス
41上を搬送される原稿の原稿面を露光する蛍光灯43
と、蛍光灯43の光の一部を効率よく原稿面に反射させ
る反射板44と、原稿面からの反射光を前記感光体20
上に集光照射させるリンス(結像光学素子)45とから
なる。
一方、前記搬送ローラ37,38により挿入搬送された
原稿は、コンタクトガラス4lよりも奥側に設けられた
一対の搬送ローラ46,47により搬送を引継がれ、内
側ガイド48と外側ガイド49とにより形成された反転
搬送路50を経て、排紙コロ1lにより原稿排紙テーブ
ル12上に排出される。前記外側ガイド49は背面カバ
ー6の一部により形成され、外装カバーを兼用する。こ
れらのローラ1 1,37,38,46,47、反転搬
送路50及びテーブル1,l2等により、前記原稿給紙
搬送手段28が構成されている。
原稿有無センサ39による原稿検知によって駆動モータ
と連動して感光体20の駆動が開始されるのに同期して
、転写チャージャ24、除電LEDアレイ27及び前記
蛍光灯43がオンされる。
原稿先端がリンス45の光軸に達する位置に対応する感
光体20の位置が、駆動開始から帯電チャージャ21の
位置に達する前のタイミングで、この帯電チャージャ2
1がオンされ、感光体20の表面を一様帯電、即ち、均
一な電位を付与する。
そして、リンス45によりKMからの反射光が感光体2
0上に結像されて静電潜像が形威される。
この静電潜像は現像装置23により現像され、顕像化さ
れたこのトナー像は、転写チャージャ24位置にて転写
紙上に転写される。転写後で、感光体20上に残留した
トナーはクリーニング装置26のブレード51により掻
き落とされる。さらに、感光体20表面の残留電位は除
電LEDアレイ27の光照射により除去される。
ここに、感光体20は継目を有するもので、継目位置に
またがって画像が形威されないように、第4図に示すよ
うに感光体20の表面端部に設けた反射マーク52及び
現像装置23の下部に設けた継目センサ53により感光
体20のホームポジションを検知し、ベルト駆動、即ち
、駆動モータをオフさせる構或とされている。
一方、原稿有無センサ39の検知信号により駆動モータ
と連動して給紙テーブル側のクラッチに駆動が伝達され
、原稿先端検知センサ42の検知信号により給紙ソレノ
イドがオンし、かつ、上記クラッチ軸に係合する給紙ロ
ーラ55及び呼出しコロ15により給紙テーブル3上に
積載された転写紙が給紙搬送される。この時、給紙ロー
ラS5に圧接させたフリクションパッド56により積載
転写紙の最上位l枚だけが分lll搬送される。また、
呼出しコロl5の下降給紙動作に連動するタイミングで
先端ガイド35も下方退避位置に下降変位する。
給紙ローラ55により搬送された転写紙は、内側ガイド
57と外側ガイド58とよりなる反転搬送路59を通り
、反転される状態で感光体20の転写位置に向かう。こ
こに、転写位置前にはレジストローラ60,従動ローラ
6lが設けられており、転写紙は一旦、これらのローラ
60,61位置で停止し、感光体20上の画像先端と一
致するようにタイミング制御される。即ち、レジストロ
ーラ60の軸に係合しているクラッチは、上記の給紙ク
ラッチの駆動伝達と同様に駆動モータと連動し、原稿先
端検知センサ42の検知信号によリレジストローラ60
に駆動伝達され、顕像との同期がとられる。また、レジ
ストスタート信号としては継目センサ53の検知信号を
利用することも可能である。また、レジストローラ60
直前の位置にはジャム検知を行う用紙有無検知センサ6
2が設けられている。
レジストローラ60により所定タイミングで搬送された
転写紙は転写チャージャ24により感光体20上のトナ
ー像の転写を受ける。その後、転写紙は定着装置25の
定着ローラ63・加圧ローラ64対により熱定着されつ
つ搬送され、剥離爪65により剥離案内され、排紙コロ
66により機外に排出される。即ち、本実施例の転写紙
給紙搬送手段29における転写紙搬送経路は、給紙テー
ブル3、呼出しコロl5、給紙ローラ55及びフリクシ
ョンパッド56による給紙手段の給紙経路と、反転搬送
路59と、レジストローラ60・従動ローラ61対と、
転写チャージャ24による転写経路と、定着ローラ63
・加圧ローラ64対と、排紙コロ66による排紙経路と
よりなり、原稿給紙搬送手段28の場合と同じく、操作
側(手前側)が用紙挿入及び用紙排紙側となるように設
定されている。
即ち、反転搬送路49.59は第4図においてともに時
計回りに用紙を反転搬送させるものであり、反時計方向
に回転される感光体2oに対し、原稿給紙搬送装置28
側では反転前に露光に供し、転写紙給紙搬送装置29側
では反転後に転写に供することにより、原稿及び転写紙
の移動方向が各々の作用位置では感光体移動方向と一致
するようにされている。よって、原稿及び転写紙の操作
を全て装置の操作側のみで行うことができ、操作性のよ
いものとなる。
この時、排紙コロ66の近傍に設けた排紙検知センサ6
7の検知信号を用いてレジスト部のセンサ63からのジ
ャム検知を行い、そのオフ信号(後端通過時)により継
目センサ53に信号を与え、感光体20上の反射マーク
52を検知し、駆動モータをオフさせる。駆動モータの
オフに同期して転写チャージャ24、除電LEDアレイ
27及び蛍光灯43がオフされる。
また、帯電チャージャ2lは原稿有無検知センサ39が
オフした位置がリンス45の光軸に達した時に対応する
感光体20の位置でオフする。給紙ソレノイドはレジス
トソレノイドのオンと同期してオフし、レジストソレノ
イドは排紙検知センサ67のオフと同期してオフされる
これにより、コピー処理動作が終了し、待機状態となる
。そこで、原稿搬送テーブル1及び給紙テーブル3を第
2図に示すような状態に閉じることにより、各々の開閉
スイッチ31.32がオフし、これに同期して定着ヒー
タ33、蛍光灯ヒータ34及び冷却ファン3oがオフす
る。
以下、上記の概略作用をなす本機を構威する各プロセス
ユニット等の構或・作用等を個別に詳細に説明する。
〔感光体20]・・・第5図ないし第8図参照。
無端帯ベルト状の感光体20はその内周側に位置させた
複数のローラ、即ち駆動ローラ70とクリーニングロー
ラ71と転写ローラ72とにより逆三角形状なる縦長状
態に支持され、かつ外周面に対しては現像ローラ73と
テンションローラ74とを凹状に食い込む形で当接する
ことによりベルト内の中央部の間隔が幅狭状態とされて
いる。
駆動モータ75 (第7図参照)がオンすると、駆゜動
ローラ70に係合する駆動ギャ76が連動し、感光体2
0を原稿搬送ローラ37と等速で回転駆動させる。ここ
に、駆動ローラ70はゴムローラ、植毛ローラ等の摩擦
抵抗の大きい材質からなり、感光体20に対しリンス4
5によるv4像位置よりも下流であるが、現像ローラ7
3よりも上流位置に設けられている。このような位置に
駆動ローラ70を設けることにより、感光体20は結像
位置に常に平面性を与えるための引張りが付与され、か
つ、現像ローラ73側がゆるみ側となり、現像ローラ7
3と感光体20とのニップ部のストレスが和らげられ、
双方の追従性が得られる。
転写ローラ72は現像ローラ73よりも下流であって転
写チャージャ24に対向する位置に配置されている。こ
れらの上下同一直線上のほぼ同一位置に位置する駆動ロ
ーラ70、現像ローラ73及び転写ローラ72により感
光体20は、凹状に凹まされ、現像ローラ73における
現像ニツプが広く確保されているとともに、中間の現像
ローラ73を食い込ませて感光体20の内周側の空きス
ペースを極力少なくしているため、装置は薄型化される
クリーニングローラ71は駆動ローラ70と同一高さ位
置、即ち、駆動ローラ70に対向して感光体20の結像
部分がリンス45による結像光軸に対して直交する状態
となる位置に配置されている。このクリーニングローラ
7lには前記ブレード5lが対向している。テンション
ローラ74はクリーニングローラ7lと転写ローラ72
との中間外周位置にて感光体20を凹状に凹ませる状態
に押圧されて配置されている。このようにして、感光体
20は縦長状態であって、かつ、その中央部が極力凹ま
された幅狭状態で設けられていることになる。
ここに、テンションローラ74の位置が転写位置より下
流であって帯電位置よりも上流であり、感光体20上の
潜像及び顕像に影響を与えることがないため、導体であ
っても絶縁体であってもよい。このテンションローラ7
4は感光体20の表面の劣化を防止するため、ブラシロ
ーラ又は表面植毛ローラ等のソフトタッチローラであっ
て、感光体20と等速で従動するものがよい。植毛材質
としでは、アクリルボリマーベースの炭素配列有機導電
性繊維がよい。
また、転写ローラ72は表面が平滑で低摩擦のものが用
いられている。そこで、感光体20の片寄りを防止する
ため、この感光体20の内周の両側には片寄り防止ガイ
ド突条77が形成され(第5図等参照)、転写ローラ7
2端部にて規制されるように構成されている(第35図
参照)。このガイド突条77は主としてウレタン系ゴム
材によるもので、感光体20のループの屈曲性に支障な
く、かつ、環境に対する劣化が防止されている。
転写ローラ72は感光体20のループ内の温度上昇を防
止するために感光体20の表面性に問題のない多孔質中
空ローラが適している。
なお、感光体20の結像位置内面にテンションプレート
等の平面性を与える手段を設け、結像ボケを防止するよ
うにしてもよい。もっとも、本実施例によれば上記構成
により、駆動ローラ70とクリーニングローラ71との
スパンが最小限とされ、かつ、結像位置が駆動ローラ7
0の引張り側に位置しているため、特にこのようなテン
ションプレート等を設けなくても結像ボケを防止し得る
ところで、継目によりループ形状とされた感光体20の
表面の画像有効域の両側には、第5図に示すように黒色
塗装による導電層78が設けられている。感光体20の
ケーシング79にはこの導電層78に対向接触する除電
ブラシ80が駆動口−ラ70近傍位置に設けられている
。除電ブラシ80には板ばね81が接触しており、前記
導電層78は除電ブラシ80、板ばね8lを介してアー
スされる。継目検知用の前記検知マーク52は金色のも
のであり、前記導電層78上の一部に設けられている。
ケーシング79にはこの検知マーク52の軌跡上位置に
て1継目センサ53に対向する位置に開口82が形成さ
れ、継目センサ53によりこの検知マーク52を検知可
能とし、継目位置を常に非画像域とさせるための制御に
供される。
また、感光体20表面の一部には、用紙先端に対して3
±2.5間に相当する位置に転写紙先端白抜け部形成用
の非帯電層部83が全幅に渡って形威されている。この
非帯電層部83は黒色導電性材料を塗装することにより
形成されたものであり継目センサ53の検知信号により
位置制御される一般に、この種の静電記録装置では、感
光体20上の画像を転写紙に転写し感光体20から分離
した後、定着等の後プロセスを行うが、転写紙先端に白
抜け部を形成し、転写紙の定着ローラ63への巻付きに
よる定着ジャムを防止する必要がある。ここに、感光体
20表面を一様帯電した後、露光・現像・転写・定着の
各プロセスを経て転写紙上に画像が得られるが,感光体
20の非帯電層部83は帯電チャージャ2lによる一様
帯電を受けてもf電されず、静電潜像も形威されないこ
とになるので、イレーサにより電荷消去したと等価とな
る。よって、非帯電層部83の位置と転写紙先端とのタ
イミングを合わせることにより、イレーサを用いること
なく、転写紙先端に白抜け部を形或できる。よって、装
置のコンパクト化が可能となる。また、ベルト状の感光
体においてこのような非帯電層部83を設けることは上
記の如く、塗装等により容易である。
このような感光体20周りの機構を支持しカバーリング
するケーシング79は、各ローラ7o〜72をすベリ軸
受を介して回動自在に支持するとともに、感光体20の
ループ構成による屈曲癖からケーシング79内面との接
触が発生し得る場合を考慮し、感光体2oの劣化を防ぐ
内,面処理(低摩擦処理)又はケーシング79内の要所
に低摩擦部材が設けられる。
なお、ケーシング79は、両側の本体側板85に設けた
下ガイド(図示せず)に転写ローラ72の軸受を嵌合さ
せ、同様に、本体側板85に係合する上ガイド88にク
リーニングローラ7lの軸受89(第8図参照)を回転
装着させることにより、後述すーる露光光学系との位置
決めがなされる。
〔原稿給紙搬送手段28]・・・第9図及び第10図参
照。
原稿給紙搬送手段28は感光体2oの上方の最上位に配
置されている。まず、外面が外装カバーを兼用する原稿
搬送テーブルlをマニアルで押すと、その内部に設けた
ロック9oが解除され、把手8を把持して持ち上げると
、中継支点91、回動支点92、アーム93を経て回動
変位し、原稿搬送テーブルlは設定開放位置に導かれる
原稿搬送テーブル1上に設けられた一対のサイドガイド
9は、第10図に示すように、各々に結合され内部に配
設されたラックギャ94.95と、中央に位置してこれ
らのラックギャ94.95に噛合するビニオンギャ96
とにより、片方のサイドガイド9を動かすと、他方のサ
イドガイド9も連動して同じ量だけ逆方向に移動するよ
うに構成されている。
内部においては、本体側板85に軸受を介して回動自在
に支持された搬送ローラ37,46がコンタクトガラス
41の前後位置に設けられている。
これらの搬送ローラ37,46の上部には従動回転する
従動ローラ38,47が設けられている。
コンタクトガラス4l上面に位置する原稿押え板40は
従動ローラ47の軸受に対して回動自在に支持されて自
重によりコンタクトガラス4l上に位置するように設け
られている。また、原稿押え面40の下面は白色とされ
、がっ、低摩擦材料により形成されている。
また、外側ガイド49は本体の背面カバー6のリブによ
りガイドフィンとして形成されている。
そして、外側ガイド49に対して一定間隔を持ちローラ
46,j7対により搬送される原稿を排紙側へ案内する
内側ガイド48が設けられている。
また、これらのガイド48,49による反転搬送路50
を搬送される原稿を、原稿給紙搬送手段28側に取付け
られた排紙コロl1と、本体の背面カバー6側に取付け
られて排紙コロ11に圧接する複数の従動コロ97とに
より排出させるものである。
原稿搬送排出経路が上記の如く、簡略・短縮化されてい
るため、最大複写原稿をコピー処理する場合に転写紙が
レジスト位置以降での搬送途中でトラブルを生じジャム
検知が働いて駆動モータ75が停止したとしても、原稿
は排出完了してしまうので、転写紙ジャム時の原稿につ
いてのメンテナンスが不要となる。また、転写紙のレジ
スト位置以前の給紙途中でジャムが生じた場合には、原
稿はその搬送途中であるので原稿給紙搬送手段28内に
存在することになるが、この場合にはインナカバーをな
す原稿排紙テーブル12をヒンジ98を中心に開放回動
し、さらに、原稿押え板40もその把手を持って従動ロ
ーラ47軸周りに持ち上げることにより、コンタクトガ
ラス4lないしは外側ガイド49部分が開放露出し、原
稿除去が可能となる。また、コンタクトガラス4l上の
クリーニングも可能となる。
[jl光光学系22]・・・第11図ないし第13図参
照。
露光光学系22は感光体20の直上であって、原稿給紙
搬送手段28の下部に配設されている。
この露光光学系22では本体側板85に取付けた光学ユ
ニットベース100により各構威パーツが1フロア内に
レイアウトされている。まず、この光学ユニットベース
100の立上り片には原稿搬送ローラ37により搬送さ
れる原稿が厚さ3 mmのコンタクトガラス4l上を通
過する際に魚明する蛍光灯43の両端を保持するソケッ
ト101が位置決めされて取付けられている。蛍光灯4
3の管壁温度により画像濃度が変化するために設定光量
に達するまでには安定時間を要する。これは、環境やマ
ニアルノッチ操作によっても変化するので、本実施例で
は蛍光灯43下面に対して蛍光灯ヒータ34を設け、本
体のウォームアップ開始と同期して蛍光灯43の管壁の
ウォームアップを行うようにしている。この蛍光灯ヒー
タ34も光学ユニットベース100上に支持されている
ものであり、ばね102により蛍光灯43側に押付けら
れている。このような蛍光灯43の管壁温度を考慮した
場合、本実施例によれば、当該ユニット部を光学ユニッ
トベース100によって1フロア化しており、蛍光灯4
3の放熱による冷却を防止していることによってもウォ
ームアップ時間が短縮され、かつ、外部環境による変動
も低減される。
蛍光灯43のアパーチャ角は光量に対して最も効率のよ
い60〜80゜程度の範囲に設定されている。原稿面か
らの反射光を集光させるための反射板44には軽量かつ
低コストなアルミニウム光輝合金板が使用され、感光体
20の複写最大有効幅より外側位置に反射させるサイド
イレース形状部44aも一体的に屈曲形威されている。
このようなサイドイレース形状部44aにより両側画像
域外をサイドイレースすることによりクリーニング装置
26の両側付近でのトナー飛散防止の負担が軽減される
反射板44の背面側にはこの反射板44に形成した開口
44bに対向する状態で自動調光センサ103が光学ユ
ニットベース100上に取付けられている。この自動調
光センサ103は蛍光灯43の光量を受光検知し、電圧
変換し、CPUにより、予めマニアルノッチで指定され
た基準電圧と比較し、比較結果に応じた調光制御信号を
蛍光灯安定器に出力する。蛍光灯安定器は調光制御信号
を点灯信号変換して蛍光灯43の発光出力を可変し、こ
れを繰返すことにより、蛍光灯43の光量が予め指定さ
れたノッチにて安定するように制御される。蛍光灯43
の発光色は緑色であり、ピーク波長が543nmに設定
されているが、これは、感光体20の感光体層の分光感
度に対し最も適した波長である。
なお、原稿先端検知センサ42はこの自動調光センサ1
03と同一のケース内に収納して設けられている。
光学ユニットベース100にはコンタクトガラス4lの
支持位置決めをなし、かつ、リンス45の位置決めホル
ダとしてその両側を支持するブラケット104が設けら
れている。このブラケット104に近接して前記リンス
45を固定させるための板ばね(図示せず)も設けられ
ている。リンス45周りに対しては反射光を遮光するた
めの軟質発泡ポリウレタン105が設けられ、リンス4
5に対向させて光学ユニットベース100に形成された
露光スリット106側に対するフレア光を防止するとと
もに、本体側からの共振をも防止するようにされている
〔帯電チャージャ21及び除電LEDア27〕・・・第
6図及び第14図ないし第l9図参照。
帯電チャージャ2lは感光体20上部位置であって、リ
ンス45の上流位置に配設されている。
より具体的には、光学ユニットベース100下面に位置
し、感光体20の移動方向に対し露光スリット106よ
りも上流側に配置される。帯電チャージャ2lはケーシ
ング110とチャージワイヤ111とグリッド112と
からなる。ケーシング110は光学ユニットベース10
0に形威された切り曲げ部113をガイドとし、この切
り曲げ部113に相対するケーシング爪114を嵌合さ
せ、光学ユニットベース100にケーシング爪114と
は反対側のケーシングアーム部115を固定させてなる
。光学ユニットベース100には板ばね116が設け・
られ、ケーシング爪114に近接する位置でケーシング
110を押圧して位置決めする。ケーシング110の上
面部には開口117が長手方向に3箇所に形成され、静
電潜像形或に悪影響を及ぼす放電によるオゾン03をケ
ーシング110内から外部に逃すようにされている。
なお、感光体20に均一な帯電電位を与えるためのグリ
ッド112は、第6図に示すように、ケーシング79に
係合させたブラケット118にばね119を介して張力
を付与し、感光体20に対して常に一定ギャップを維持
するようにされている。帯電チャージャ21の放電ムラ
、環境変動、電源変動等の影響を受けることなく一定し
た放電を行わせるためのバリスタ120が光学ユニット
ベース110上に設けられている。このバリスタ120
との接続は絶縁ホルダ121を介して設けられた板ばね
122により行われる。これにより、外部要因による不
均一な帯電が防止される。また、前記除電ブラシ80の
アース用の板ばね8lも光学ユニットベースlOOによ
り支持されている。
除SLEDアレイ27は帯電チャージャ2lよりも上流
側位置に配置され、転写工程後に感光体20表面に残っ
た残留電位を除去するものである。
この除電LEDアレイ27は光学ユニットベース100
に取付けたホルダ123により位置決め支持されている
。この除電LEDアレイ27は帯電チャージャ21の帯
電幅よりも広域で光強度23〜46μW/crdで照射
される。
〔現像装置23〕・・・第20図ないし第24図参照。
一様帯電後、露光光学系22により感光体20上に形威
された静電潜像は、駆動ローラ70位置で略反転された
後、その下流略直下に位置し、かつ、操作側とは反対の
最奥部の背面カバー6内の後カバーベース130に設け
られた現像装置23によって現像される。ここに、現像
装置23はベルト状の感光体20が凹状に凹む状態に現
像ローラ73をこの感光体20に接触させているので、
十分な硯像ニップを確保して安定した現像動作を行わせ
ることができる。また、ベルト内の無駄なスペースが極
力小さくなり、現像ローラ23による凹状回りに現像装
置23を配役でき、より一層の薄型コンパクト化が可能
となる。また、現像装置23だけを感光体20よりも奥
側に配置させることにより、開放等を伴う操作側におい
て現像剤汚れ等の少ないものとなる。
現像装置23は一成分磁気ロール現像方式によるもので
、トナーカートリッジ131により消費トナーの補給を
行うようにしている。このトナーカートリッジ131は
両側の現像ユニット側板132に形成されたガイド溝1
33に、トナーカートリッジ131の回動軸134を嵌
合位置決めさせ、かつ、トナーカートリッジ131を回
動させながら両端のビン135を現像ユニット側板I3
2の位置決め溝136に嵌合位置決めさせる。
トナーカートリッジ131からのトナーの補給は、現流
のシールド巻取りを行い、付属のウインチ137をシー
ルドに係合させ、かつ、トナーカートリッジ131によ
り回動自在に支持されたローラ138にチャックし、マ
ニアルで回転させることにより行う。これにより、シー
ルドがローラ138に巻取り剥離され、トナーカートリ
ッジ131下面が全開状態となって内部のトナーが落下
する。
落下したトナーは現像ユニット側板132、ケーシング
139及びブレードホルダ140がらなる現像ハウジン
グ内に落積される。この落積移送工程時に問題となるト
ナー飛散に関しては、これらのケーシング139、ブレ
ードホルダ140及び現像ユニット側板132のケーシ
ング設置部に各々軟質発泡ポリウレタン141を介在さ
せて密封することにより防止される。
現像ハウジング内に落積されたトナーは、現像ユニット
側板132にシールド軸受を介して回転自在に支持され
たアジテータ142により撹拌され、トナー溜積による
ブロッキングが防止される。
このアジテータ142より下部でハウジング内最下位に
はアジテータ142と同様に現像ユニット側板132に
シールド軸受を介して回転自在に支持された2つの2枚
羽根ローラ143,144が現像ローラ73と横並びで
設けられている。ここに、ケーシング139底部がこれ
らの2枚羽根口−ラ143,144の回転軌跡に沿った
湾曲形状に形成されているため、回転する2枚羽根ロー
ラ143,144はケーシング139との間で幅狭部を
形成することになり、これらの2枚羽根ローラ143,
144部分に落下したトナーはその回転方向に移送され
る。これにより、トナーはアジテータ142から2枚羽
根ローラ143を経て2枚羽根ローラ144側に移送さ
れ、この2枚羽根ローラ144により現像ローラ73側
に円滑に供給される。
現像ローラ73はトナーを搬送するための磁石を内蔵し
ている。また、トナーを摩擦帯電させるための金属ブレ
ード板145がブレードホルダ140に取付けられ、下
部側が内蔵磁石の磁力により現像ローラ73表面に吸着
されている。即ち、現像ユニット側板132に取付けら
れたブレードホルダ140により、ブレード板145、
は現像ローラ73に対して位置決めされる。ブレードホ
ルダ140は上記のようにアジテータ142に対するケ
ーシングも兼ねており、トナー撹拌性を向上させている
。よって、現像ローラ73の回転によりその内部の極性
配列させた磁石の磁力によりブレード板145が振動す
るため、現像ローラ73との間に間欠的にギャップが生
じる。このギャップからトナーが磁力作用により搬送さ
れる時に、+極性に摩擦帯電され、ほぼ均一なトナー層
が現像ローラ73表面に形威される。ここに、現像ロー
ラ73のジャーナル部には現像ユニット側板132との
間のギャップをシールするための軟質発泡ウレタンのリ
ング146が介在されている。よって、現像ローラ73
と現像ユニット側板132とのギャップからのトナー飛
散・落下も防止される。さらに、外的な要因による共振
等により現像・ローラ73から落下するトナーのユニッ
ト外への飛散を防止して受け止めるために、アンダケー
スl47(ここでは、ケーシング1、39と一体的に形
成されている)が、現像ローラ73下流位置に現像ユニ
ット側板132と同幅の長さで設けられている。また、
このアンダケース147内には、現像後に現像ローラ7
3表面に残る電位を除去するための除電ブラシ148が
現像ローラ73表面に接触する状態でそのほぼ全長に渡
って設けられている。また、前記アンダケース147の
上部開口は、現像ローラ73〉感光体20なる位置に設
けられているので、落下トナーは気流の大きな現像ロー
ラ73側(線速比は4:1)に流入することになる。
また、現像ローラ73表面のトナーを感光体20側に移
送させて現像させるために、現像ユニット側板132に
設けた電極板149を電極ビンl50を介して接地する
一方、本体現像バイアス電源からこの電極ビン150を
介して現像ローラ73に電圧を印加することにより電位
差を持たせるようにしている。また、露光後の感光体2
0表面において用紙地肌に相当する箇所には電位が残留
するが、このような現像バイアス電圧の印加制御によっ
てトナーの転移を防止しているので、耘写後の地肌汚れ
は防止される。
ところで、このような現像処理が繰返されることにより
ユニット内のトナーが消費されるが、その消費状況は本
体に設けたトナーエンドセンサl51により検知される
。このトナーエンド検知につき、第22図及び第23図
等により説明する。
まず、アジテータ142の軸上にはギャ152が設けら
れている。このギャ152は溝を有するとともに、内周
部にはアジテータ142と係合させるためのばね153
が介在されている。また、このばね153と、アジテー
タ142の軸に係合し、かつ、切欠部154aが形成さ
れたディスクl54が設けられている。このディスク1
54外周にはばね155により付勢させたアクチュエー
タl56のコロ157が転動自在に設けられている。
これにより、トナーが存在する時にはアジテータ142
がトナー負荷によりギャ152より遅れて回転する。こ
のため、ディスク154の切欠部l54aとギャ152
の溝とはずれたままとなり(第22図(a)及び第23
図(a)に示す状態)、コロ157は双方の外周上を従
動する。一方、トナーがなくなると、アジテータ142
の負荷が軽くなるため、ディスク154の切欠部154
aとギャ152の溝とが一致し(第22図(b)及び第
23図(b)に示す状態)、・コロ157が嵌合するの
で、アクチュエータ157がフォトインタラプタ型のト
ナーエンドセンサ151をオンさせる。
そして、トナー補給表示が点灯されることになる。
ところで、現像装置23の駆動、特に現像ローラ73の
回転駆動は、駆動モータ75により直接的に回転駆動さ
れるもので、第24図及び第21図に示すように、駆動
モータ75軸上の駆動ギャ160に対し現像ローラ73
のギャ161は異径のギャ162a,162bを介して
略直結されている。この他、現像装置23内の他の部材
、即ち、アジテータ142及び2枚羽根ローラ143,
144は、ギャ161と一体的で径の異なるギャ163
の池、ギヤ164,165,166,167a.,16
7b,152を経て駆動される。ギャ165は2枚羽根
ローラ144軸上に設けられ、ギヤ166は2枚羽根ロ
ーラ143軸上に設けられ、ギャ152は前述したよう
にアジテータ142軸上に設けられている。一方、現像
装置23以外の各プロセスユニット中の駆動部材も1つ
の前記駆動モータ75を駆動源として駆動されるが、現
像装置23に対する駆動伝達中継とは別経路の第7図等
に示すようなギヤ群による中継伝達手段168を経て駆
動される。このように、現像ローラ73の駆動が駆動モ
ータ75に略直結された状態で、他のプロセスユニット
とは関係なく行われることにより、他のユニット等の振
動が現像ローラ73に伝わることがなく(共振せず)、
画像濃度ビッチムラといった現像不良も防止される。
[転写紙給紙搬送装置29の給紙部]・・・第25図な
いし第32図参照。
転写紙給紙搬送装置29は感光体20の直下に位置させ
て設けられている。まず、給紙テーブル3は両側のユニ
ット側板170に支持軸171を介して回動開閉自在に
支持されている。この時、支持軸171上にはセクタギ
ャ172が設けられ、前記ユニット側板170に固定支
持されたオイルダンパギャ173に噛合して、ギャダン
バ構成とされている。また、ユニット側板170にはロ
ック部材174が設けられ、前記給紙テーブル3の両側
に突出形成されたフック175が係脱することにより、
ロック又はロック解除されて開放し得るように構成され
ている。即ち、閉じられた給紙テーブル3の外面をマニ
アルで押すと、フックl75がロック部材174から外
れてロック解除となり、給紙テーブル3は支持軸171
を回動中心とし、かつ、セクタギャ172とオイルダン
パギャ173との噛合により、リニアに半自動的に開放
状態とされる。この際、給紙テーブル3の一部によりセ
フテイスイッチ32が押されてオンし、スイッチ31の
オン信号とのANDによりウオ−ムアップ状態となる。
また、給紙テーブル3はその一部が本体側に設けたスト
ツバ176に当接することにより開放状態の位置決めが
なされる。
ここに、開放された給紙テーブル3にあっては、原稿搬
送テーブル1の場合と同様に、一対のサイドガイド13
がラックギャ177,178とビニオンギャ179との
組合せにより、連動して幅方向に移動するように構成さ
れている。また、給紙テーブル3の最奥部中央に設けら
れたフリクションバッド16は呼出しコロl5と対とな
り、積載された転写紙を最後の1枚まで確実に給紙させ
るためのものである。
給紙テーブル3上に転写紙がセットされ、原稿給紙搬送
側での原稿先端検知信号により、ユニット側板170に
設けられた給紙ソレノイド180がオンし、クラッチ爪
181の爪181aがスリーブ182から離れるととも
に、爪18lbは凸部183から離れ、メインモータ7
5からの駆動力が、給紙コロ55及び角ベルト184を
介して呼出しコロ15に伝達され、かつ、フィードクラ
ッチ185のカム部186に伝達され、各々回転駆動さ
れる,カム部186が回転することによりビン187a
をカム部186外周に接合させたセクタギャ187が反
時計方向に回転し、ビニオンギャ188を介してビック
アップアーム189を時計方・向に回転させる。このビ
ックアップアーム189はカム形状をしており、呼出し
コロl5の支持体190(給紙コロ55の軸を中心に回
動自在)に連結させたアーム191が押圧接触している
。よって、ビックアップアーム189が時計方向に回動
することにより、呼出しコロ15が転写紙上に下降変位
する。また、ビックアップアーム189に対してはビニ
オンギャ192、セクタギャ193を介して先端フェン
ス32の軸が連結されており、ビックアップアーム18
9の時計方向の回動により先端フェンス35も前方に傾
く状態に回動され、転写紙の給紙が可能となる。さらに
、カム部186が回転すると、今度は、セクタギャ18
7が時計方向に回転することになり、呼出しコロl5が
上昇変位するとともに、先端フェンス35も起き上がっ
た状態に戻される。これにより、重送が防止される。
ここに、フイードクラッチ186とカム部l86との働
きは、給紙ソレノイド180がオンすると、第31図(
a)に示すように、クラッチ爪18lbが凸部183か
ら離れ、カム部186が反時計方向に回転する。また、
クラッチ爪181aもスリーブ182から離れる。カム
部186がさらに回転すると、第3l図(b)に示すよ
うに、突起194がクラッチ爪181cに当り、カム部
186の回転を停止させる。この時点で、セクタギャ1
87はl往復動作を終えており呼出しコロ15は上昇し
終えている。給紙ソレノイド180がオフすると、第3
0図(C)に示すように、クラッチ爪18lbが凸部1
83に当り、クラッチ爪l81aもスリーブ182に掛
かることになる。
次に、分離給紙動作を第32図を参照して説明する。ま
ず、先端フェンス35が前方に倒され、呼出しコロl5
が給紙テーブル3上の転写紙195に接触する。この呼
出しコロl5の回転が転写紙195に伝わり、フリクシ
ョンパッドl6によって給紙テーブル3から1枚のみ給
紙される。給紙された転写紙195は給紙ローラ55に
よってそのまま搬送が継続され、フイードクラッチ18
6のカム部186の回転により、呼出しコロl5は転写
紙から離れ、また、先端フェンス35も起き上がり、次
の転写紙195の送り出しが防止される。そして、レジ
ストセンサ62の検知により一定のたるみを持たせた状
態で給紙ソレノイドl80をオフさせ、感光体20上の
顕像と同期させるため待機する。
また、未使用時には、マニアルでそのまま給紙テーブル
3を持ち上げて閉じる方向に回動させることにより、フ
ツク175がロック部材174に係合して閉じた状態に
ロックされる。
〔転写チャージャ24付近〕・・・第33図ないし第3
5図参照。
転写チャージャ24は感光体20の直下位置に転写ロー
ラ72に対向して配置されている。このような転写チャ
ージャ24の上流側位置にはレジストローラ60が本体
側板85に対して軸受200を介して支持されている。
この軸受200のスライス部に嵌合支持されてその外径
により回動自在な転写ケーシング201が設けられてい
る。この転写ケーシング201の開口部には前記レジス
トローラ60に対向圧接して従動回転する従動ローラ6
1が、軸受202及びブラケット203を介して設けら
れており、転写紙搬送についての下ガイドをなす。レジ
ストローラ60・従動ローラ61対により搬送された転
写紙195は感光体20に近接対向して入口ガイドとな
るマイラー204を設けた転写ケーシング201により
ガイドされる。このマイラー204は、転写紙先端が感
光体20上の顕像と同期するようにするため転写紙面が
均一に追従するように幅方向中央部が凸状とされている
。また、転写ケーシング201は転写ローラ72の中心
直下の20±0.2nnの位置にトナーと逆極性を放電
するためのチャージワイヤ205の両端を張設状態で保
持するエンドブロック206が設けられている。これに
より、転写紙195は顕像と相対し静電吸着されて搬送
されることにより、感光体20上のトナー像が転写紙1
95側に転写されることになる。
ここに、転写ケーシング201において転写チャージャ
24としての開口部には、内部への転写紙巻込み進入を
防止するため、ナイロンワイヤ207が紙搬送方向に対
し拡開するような状態で張設されている。
また、転写後には転写紙195を感光体20から分離さ
せる必要がある。この点、一般には分離チャージャ等に
より分離させることによるが、本実施例では、転写ロー
ラ72の曲率により分離させるものであり、専用の剥離
手段を別個に要しないものである。゛転写後に感光体2
0から剥離された暢写紙195を、定着装置25の定着
ニツプ部にガイドするためのガイドフイン208がナイ
ロンワイヤ207と同様に転写ケーシング201の一S
を利用して取付けられている。
[定着装置25]・・・第1図、第36図及び第37図
参照。
定着装置25は定着ローラ63と加圧ローラ64とのロ
ーラ対により、転写部側から進入する転写紙195上の
未定着トナーを加熱定着するもので、感光体20下部で
あって転写部よりも手前側位置に配置されている。まず
、定着ローラ63はその軸上に駆動モータ75により回
転駆動されるギャ210を有し、すベリ軸受211を介
して前記ユニット側板170により支持されている。ま
た、加圧ローラ64側はユニット側板170に対してす
ベリ軸受212を介して上下スライド自在に支持されて
おり、かつ、ばね213が係合された加圧レバー214
により定着ローラ63に加圧接触するように付勢されて
いる。転写紙195はこのようなローラ63,64対を
通過する際に、一定の温度(180〜185°C)、一
定の圧力(18〜21}cg)を受けて定着される。
ここに、定着ローラ63は、ジャーナル部一体成形の熱
伝導率の高い薄肉AQ管ローラにテフロンコーティング
したものが用いられ、軸心上には定着ヒータ33が内蔵
されている。この定着ヒータ33の両端はブラケット端
子215により支持されつつ通電される。この時、熱効
率を向上させるため、定着ローラ63の内壁面に黒色塗
装辱を施してもよい。
ところで、本実施例では、前記定着ローラ63の上周部
の一部に接触させて前記定着ヒータ33の温度制御を行
うためのサーミスタ220が設けられている。また、何
らかのアクシデント等による定着ヒータ33の温度の過
昇を防止するためのサーモスタット221も前記定着ロ
ーラ63の上周部に接触させて設けられている。より具
体的には、これらのサーミスタ220とサーモスタット
221とは、遮熱板222を介して幅方向の離れた位置
に取付け支持されている。この遮熱板222は前記定着
ローラ63の外周付近に位置してこの定着ローラ63か
らの輻射熱を反射させるものである。さらに、この遮熱
板222に対し空間223を介して対向させた断熱カバ
ー224が設けられている。つまり、定着ローラ63周
りは、遮熱板222と空間223とによる2層断熱構造
とされている。前記断熱カバー224の外面側は植毛さ
れている。
ところで、この断熱カバー224には、定着ローラ63
のほぼ真上に位置させて複数のスリット(通気口)22
5を有する切り曲げ部が設けられ、ここに、2つの冷却
ファン30が取付け保持されている。即ち、切り曲げ部
は通気口を形成するとともに、冷却ファンブラケットと
もなる。また、2つの冷却ファン30の取付け位置とし
ては、定着ローラ63の軸方向にみた場合、複写最小サ
イズ端から複写最大サイズ端までの間に位置するように
されている。さらに、上方には、冷却ファン30も含め
てこの断熱カバー224をほぼ全域に渡ってシールドす
る第1ダクト226が設けられている。この第1ダクト
226は前記感光体20用のケーシング79により形成
されたもので、転写位置付近に延設させた下部開口を有
するとともに、第1ダクト226と断熱カバー224と
の当接部に対しては発泡ポリウレタン等の断熱材227
が介在されている。これにより、熱変形が防止される。
特に、本実施例にあっては、この当接面、即ち、断熱カ
バー224の外面が植毛処理されたものであり、断熱効
果の高いものとなる。
さらに、第1ダクト226の上部には、前記冷却ファン
30の排気口側に連通して排気流を機外に案内する左右
一対の第3ダクト228,229が設けられている。こ
れらの第3ダクト228,229の排気出口付近にはフ
ィルタ230が設けられている。
また、前記第1ダクト226の中央上部に対しては、上
部開口を前記帯電チャージャ21位置付近に向けて延設
させた吸気用の第2ダクト231が設けられ、外装カバ
ーをなす前カバー2の裏面に形威されたリブ232と嵌
合してダクトが形威されている(第13図参照)。
このような本実施例の定着ローラ63周りの断熱・冷却
構成によれば、定着ローラ63の輻射熱を遮熱板222
による第l空気層で保ち、第2空気層なる空間223の
熱は断熱カバー224により吸収される。かつ、この時
に、遮熱板222がダクト形状をなしており、冷却ファ
ン30の吸弓により温度上昇した空気が第1.2.3ダ
クト226,231,228,229により機外に排気
されるため、感光体20面側に位置する各パーツの温度
上昇を防止できる。特に、本実施例によれば第1ダクト
226がケーシング79利用により形威されているため
、感光体20に対する冷却効果も発揮される。さらには
、転写部より発生するオゾンO.もこの冷却ファン30
及び第1.3ダクト226,228,229により吸引
・排気させることが可能であり、オゾン○.及び温度上
昇に伴う感光体20表面の感光層の劣化を防止し得る。
定着後の転写紙195を定着ローラ63から剥離して排
紙コロ66側にガイドするための複数の剥離爪65が回
動自在に設けられ、ばね240により定着ローラ63側
に付勢されている。排紙コロ66は加圧ローラ64に近
接配置されて外装カバーをも兼用するガイド板241に
より支持されている。また、この徘紙コロ66に近接さ
せて排紙センサ67もこのガイド板241を利用して設
けられ、レジスト位置からの転写紙搬送時間検知に供さ
れ、このスパンにおけるジャム検知を受持つようにされ
ている。
ところで、定着ローラ63と加圧ローラ64とによる定
着ニップ部で転写紙195が何んらかのアクシデントに
より停止してしまった場合には、加圧ローラ64の軸上
に設けたギャ243に噛合するギャ244を有するノブ
245をマニアルにて回動させればよい。
また、定着ニップ部前の位置で転写紙195が停止した
場合の処理のため、まず、前記ユニット側板170に係
合させた加圧スプリング213と前記加圧ローラ64に
対する加圧レバー214を中継係合するブラケット24
7が設けられている。
このブラケット247には本体側板85にカシメにより
設けた位置決めピン248に嵌合するロックレパー24
9がビン250により連結されている。また、前記ブラ
ケット247の手前側中央には把手251が固定されて
いる。よって、この把手251を把持してブラケット2
47を手前側に引くと、ロックレバー249が反時計方
向に回動して位置決めピン248から外れ、ロックが解
除される。このロックが解除されると、ユニット側板2
52に支持された転写紙給紙搬送部及び定着部のユニッ
トが、本体側板85に設けられでビン250の移動をガ
イドするガイド253を介して手前側にスライドする。
この時、ビン250に一端が連結されたレバー254、
このレバー254をその長手力向にスライド自在に抱え
込み保持して他端が本体側板85にビン255を介して
連結された保持レバー256も、一体的に移動するが、
ビン255が本体側板85のガイド穴257によりガイ
ドされるため、第36図中に一点鎖線で示すような状態
となる。また、ユニット側板252の手前側への移動時
には、本体ベース258に設けた支持部材259も手前
側に移動する。この支持部材259とユニット側板25
2との間にはビン260により回動レバー261が介在
され、手前引出し状態でユニット側板252を含むユニ
ットがビン260を中心に下方八回動できるようにされ
ている。よって、この給紙部付近のユニットを第37図
に二点鎖線で示すように下方へ回動させることにより、
反転搬送路59面が大きく露出し、転写紙195の除去
が可能となる。この開放状態では、ユニットは、レバー
254,256が二点鎖線で示す状態に伸びることによ
り、保持される。
また、このようなジャム処理用の開放後の着装時にもガ
イド253により支持されているので、そのまま閉じる
方向に案内され、加圧スプリング213の作用によりロ
ックレバー249が位置決めビン248に係合し、再び
ロックされる。このような装着時に、転写チャージャ2
4は感光体20に対するケーシング79に設けた板ばね
262(第5図に示す)に押圧されて位置決めされる。
〔クリーニング装置26〕・・・第38図及び第39図
参照。
クリーニング装置26は転写工程後で感光体20上に残
存しているトナーをブレード51によりクリーニング除
去するためのもので、感光体20に対して上部手前側に
配置されている。ここに、ブレード51はブラケット2
70に支持されており、このブラケット270をケーシ
ング79に設けたスプリング271により押圧すること
によってブレード51先端がクリーニングローラ71上
にて感光体20に圧接している。前記ブラケット270
はケーシング79に止めビン272を介して回動自在に
設けられ、ブレード5l先端の位置決めをなしている。
また、このブレード51部ではケーシング開口よりトナ
ーが掻き取られて落下するため、開口下先端位置にはケ
ーシング79外へのトナー落下を防止するためのガイド
部材としてマイラ273が設けられている。さらには、
ケーシング79にはテンションローラ74の軸受274
を押圧してテンションを付与するためのスプリング27
5も設けられている。
[電装パーツ及びその回路構成]・・・第40図参照。
まず、AC電源300に対するACラインにはインタロ
ックスイッチ301、ノイズフィルタ302、メインス
イッチ303、トライアツク304,前記サーモスタッ
ト221、定着ヒータ33、駆動モータ75及び2つの
冷却ファン30が接続されている。また、A.Cライン
に対して電源トランス305を介して接続されたDC電
源306によるDCラインには転写チャージャ24用の
パワーバック307が接続されている。また、DC22
Vラインは、中継基板308を介してトータルカウンタ
309、給紙ソレノイド180、レジストソレノイド3
10に対し出力される。前記中継基板308はメインP
C基板311からの出力を受けて上記22Vラインに接
続された蛍光灯43及び蛍光灯安定器312、パワーパ
ック313、除電LEDアレイ27、蛍光灯ヒータ34
の出力制御を行う。パワーバック313は前記バリスタ
120を介して前記帯電チャージャ2Iに電源を供給す
るものである。DC5Vラインには、中継基板308を
介して給紙部センサ36、排紙センサ67及びサーミス
タ220が接続されている。
また、22Vラインにも同様にメインPC基板311よ
り自動調光センサ103、回収トナーセンサ3l4、継
目センサ53、バノレスジエネレータ315及びトナー
エンドセンサ151に対する出力制御がなされる。
発明の効果 本発明は、上述したように、機内を冷却するための冷却
ファンが取付けられて定着ローラの上部空間を覆う断熱
カバー全体を覆い、開口を転写位置近傍に延設させた吸
気のための第lダクトと、開口を帯電位置近傍に延設さ
せた吸気のための第2ダクトと、冷却ファンの排気側に
連通して排気流を機外に案内する第3ダクトを設けたの
で、作像プロセスにおいて帯電手段や転写手段により感
光体周りに発生したオゾンを、これらの第1〜第3ダク
トをガイドとして冷却ファンの吸・排気流により強制的
に効率よく排気させることができ、よって、オゾンによ
る悪影響を軽減でき、この際,熱源内蔵の定着ローラに
よる機内温度の上昇を防止するための冷却ファンを利用
しており、オゾン排気のために専用のファンを要せず、
結局、定着ローラ回りにおいて、冷却ファンとダクトと
により冷却とオゾン排気との機能を発揮させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は一部切欠いて
定着部付近を示す正面図、第2図は複写機の未使用時の
外観斜視図、第3図は使用可能状態の外観斜視図、第4
図は全体の概略側面図、第5図は感光体の外観斜視図、
第6図は感光体を主体として示す概略側面図、第7図は
一部を切欠いて示す感光体を主体とした正面図、第8図
は一部を切欠いて示す正面図、第9図は原稿給紙搬送装
置の概略側面図、第10図は原稿搬送テーブル部分の平
面図、第11図は露光光学系の概略側面図、第12図は
その概略平面図、第13図はその一部を切欠いて示す概
略正面図、第14図は帯電・除電部付近の概略側面図、
第l5図はその一部の概略平面図、第16図はその一部
の正面図、第17図は帯電チャージャ付近の概略平面図
、第18図は帯電チャージャ付近の分解斜視図、第19
図はその正面図、第20図は現像装置付近を示す概略側
面図、第21図は一部を切欠いて示す現像装置の正面図
、第22図はトナーエンド検知動作を示す側面図、第2
3図はその斜視図、第24図は現像装置に対する駆動伝
達系の側面図、第25図は一部を切欠いて示す転写紙給
紙部付近の概略側面図、第26図は給紙テーブル付近の
平面図、第27図は一部を切欠いて示す給紙部付近の平
面図、第28図はその正面図、第29図は斜視図、第3
0図はその一部の斜視図、第31図は給紙制御動作を示
す側面図、第32図は給紙動作を示す側面図、第33図
は転写部付近の平面図、第34図はその側面図、第35
図は一部を切欠いて示す正面図、第36図は一部切欠い
て示す定着部付近の側面図、第37図はジャム時の開放
動作を示す側面図、第38図は一部切欠いて示すクリー
ニング装置の側面図、第39図はその正面図、第40図
は電装パーツ及びその回路構成を示すブロック図である
。 20・・・感光体、21・・・帯電手段、23・・・現
像手段、24・・・転写手段、30・・・冷却ファン、
33・・・熱源、63・・・定着ローラ、224・・・
断熱カバー226・・・第lダクト、228,229・
・・第3ダクト、231・・・第2ダクト 出 願 人   株式会社   リ コ3 5図 3丸喚 ,¥),/7喚 3」6断 J ,Iq 図 J,2図 (a) (b) ,¥)風回 J, zq 財 ,% ,30母 一コ U ?,−」 3勇図 3J 興

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無端帯ベルト状の感光体表面を帯電手段により一様帯電
    した後、感光体上に静電潜像を形成し、現像手段により
    顕像化し、この顕像化された画像を転写手段により転写
    紙上に転写し、転写された画像を熱源を内蔵した定着ロ
    ーラを備えた定着手段により定着するようにした静電記
    録装置において、機内を冷却するための冷却ファンが取
    付けられて前記定着ローラの上部空間を覆う断熱カバー
    を設け、前記転写手段による転写位置近傍に延設させた
    開口を有し前記冷却ファンを含めてこの断熱カバー全体
    を覆う吸気のための第1ダクトを設け、前記帯電手段に
    よる帯電位置近傍に延設させた開口を有し前記冷却ファ
    ンに連通させた吸気のための第2ダクトを設け、前記冷
    却ファンの排気側に連通して排気流を機外に案内する第
    3ダクトを設けたことを特徴とする静電記録装置。
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