JPH0357721B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0357721B2
JPH0357721B2 JP58186434A JP18643483A JPH0357721B2 JP H0357721 B2 JPH0357721 B2 JP H0357721B2 JP 58186434 A JP58186434 A JP 58186434A JP 18643483 A JP18643483 A JP 18643483A JP H0357721 B2 JPH0357721 B2 JP H0357721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilling
rotor
straight cutting
circular flange
mounting base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58186434A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6078501A (ja
Inventor
Teruhisa Kobashi
Masashi Kobashi
Teruo Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobashi Industries Co Ltd
Original Assignee
Kobashi Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobashi Industries Co Ltd filed Critical Kobashi Industries Co Ltd
Priority to JP18643483A priority Critical patent/JPS6078501A/ja
Publication of JPS6078501A publication Critical patent/JPS6078501A/ja
Publication of JPH0357721B2 publication Critical patent/JPH0357721B2/ja
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  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、部分深耕ローターに関し、特に深耕
溝の外側壁面をきれいに仕上げるようにした耕耘
爪を装着した深耕ローターに関するものである。
〔従来の技術〕
例えば牛蒡、長芋等の長根類作物の栽培畦を耕
起する場合、根部が真直ぐ下方に深く伸びること
が望ましく、このため、部分深耕ローターが用い
られている。この部分深耕ローターとして、ほぼ
垂直方向に回転する大径の円形フランジの外周部
に耕耘爪を装着し、圃場を部分的に深耕するもの
が周知であるが、従来の深耕ローターの耕耘爪B
は、第4図および第5図に示すように、フランジ
Aへの取付基部aから連続して真直ぐに延びて縦
刃部bが設けられ、この縦刃部bの終端からほぼ
直角に側方に向け屈曲して横刃部cを形成したも
のである。そして、耕耘爪Bは、フランジAに対
して横刃部cが交互に左右外側に向くようにして
所定の間隔に取付けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、耕耘爪Bによつて深耕される際に土
中に形成される深耕溝Cは、第5図イ,ロに示す
ように側壁部分が横刃部cの先端によつて凹凸が
形成されることになり、長根類が真直ぐ伸びるの
に都合が悪く、また長根類の表面が前記凹凸部に
接触して成育すると表面が凹凸になるともいわれ
ている。また、耕耘爪Bが第5図ロに示すように
耕土に対しほぼT字形の軌跡を描いて耕耘作用を
する結果、矢印に示すように溝の底部と縦刃部b
の両側の土壌が破砕されるのみで、遠心力によつ
て外周方向の土壌が固くなつて深耕溝内のその他
の部分の耕土は膨軟にならず、横刃部cの先端は
溝の両側面と常に接触して耕耘トルクも大きく、
作業能率も悪いという解決すべき問題があつた。
本発明は、上記の課題を解決することを目的と
なされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明は、前記耕耘爪
は、直線状の取付基部から外側斜め方向に屈曲し
て延びる斜刃部と、斜刃部の終端から屈曲して鉛
直方向に延びる直線切削刃と、直線切削刃から内
側にほぼ直角に屈曲し、先端を自由端とした直線
切削部と、で構成し、この耕耘爪の取付基部から
外側斜め方向への屈曲方向が左右対称となるもの
を用意して上記円形フランジに装着するようにし
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成により、耕耘爪の形状が大きく変更
されることによつて、深耕溝の両側壁部分がほぼ
直線状、即ち平らに形成され、また、深耕溝内全
体の耕土が膨軟となつて長根類の生育に都合がよ
く、しかも耕耘トルクも小さくなつて作業能率が
向上する。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図に図示した実施例を
参照して本発明を説明する。
第1図において、符号1は部分深耕ローター
で、この深耕ローター1の前部には、図示省略し
たトラクタに連結されるトツプリンクヒツチ2お
よび左右一対のロアリンクヒツチ3が設けられ、
これらヒツチ2,3を支持する本体フレーム4の
左右方向ほぼ中間部にはギヤボツクス5が設けら
れ、このギヤボツクス5にはトラクタのPTO軸
から動力が伝達されるようになつている。本体フ
レーム4の一側には伝動ケース6の基部が取付け
られてギヤボツクス5から本体フレーム4を介し
て動力が伝達されるようになつており、この伝動
ケース6の下端部には回転軸を介して大径の円形
フランジ7が、ほぼ垂直方向に回転するよう軸支
される。円形フランジ7の外周部には、第2図に
拡大して示す耕耘爪8が所定間隔に装着されてい
る。
円形フランジ7に装着される耕耘爪8は、直線
状の取付基部8aと、取付基部8aから外側に向
け屈曲して斜め方向に伸びる斜刃部8bと、斜刃
部8bの終端から屈折して取付基部8aとほぼ平
行の鉛直方向に伸びる直線切削部8cと、直線切
削部8cから内側にほぼ直角に屈曲させ、先端を
自由端とした横刃部8dとからなるものである。
そして、耕耘爪8は左右対称のものが用意され
て、円形フランジ7に対し、左右のものが交互に
所定間隔に取付けられる。耕耘爪8を取付けたロ
ーターの上方は、カバー9で覆われている。
このような構成の部分深耕ローターにおいて
は、トラクタに装着されて、例えば牛蒡、長芋等
を栽培する圃場において、幅狭で耕深の深い深耕
溝10(90〜120cm)を掘りながら、この溝内の
耕土を耕耘する。このとき、本発明における耕耘
爪8は斜刃部8b、直線切削部8c、横刃部8d
を有しているので、円形フランジ7に取付けられ
た耕耘爪が交互に圃場に打込まれることにより、
第3図ロに示すように横刃部8dで深さ方向への
切削を行ない、直線切削部8cでは溝10の側壁
面10aを直線状に切削し、また、斜刃部8bで
は溝10内の土壌を耕耘する。そのときの土壌の
破砕、移動状況を矢印で示す。
このようにして掘削された深耕溝10は、その
側壁面が直線状に平らであり、しかも溝内の土壌
はよく耕耘されて膨軟となつており、牛蒡や長芋
等を栽培した場合、真直ぐ下方に深く伸び、しか
も発育過程で根部の側面が側壁面に接触してもそ
の表面が平らなので根部表面に凹凸を生ずること
がなく、品質の良好なものが生産される。また、
耕耘土壌は、斜刃部8b、直線切削部8c、横刃
部8dに囲まれて移動するものと、斜刃部8bの
外側から円形フランジ7、側壁面10aに沿つて
移動するものとに分かれるので、耕耘トルクが小
さくなり、作業能率を向上することができる。
なお、深耕ローターは上記実施例のように1連
に限らず、2連またはそれ以上にしてもよいもの
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の部分深耕ロータ
ー1によれば、耕耘爪8に深耕する溝部の外側壁
面を直線状に切削する直線切削部8cを設けたか
ら、掘削された溝の側壁面が直線状に平らにな
り、凹凸のないきれいな溝を掘削することができ
る。
また、耕耘爪8の直線切削部8cを挾む横刃部
8d、斜刃部8bによつて、溝内の土壌は膨軟と
なつて、この溝内に栽培される長根作物の生育に
好結果をもたらす。
さらに、耕耘爪の形状よつて、耕耘トルクが従
来の耕耘爪より少くなり、作業能率を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す部分深耕ロー
ターの斜視図、第2図は本発明による耕耘爪の斜
視図、第3図イおよびロは作業状態を示す斜視図
および部分断面図、第4図は従来の耕耘爪を示す
斜視図、第5図イおよびロは従来の耕耘爪による
作業状態を示す斜視図および部分断面図である。 1……部分深耕ローター、2……トツプリンク
ヒツチ、3……ロアリンクヒツチ、4……本体フ
レーム、5……ギヤボツクス、6……伝動ケー
ス、7……円形フランジ、8……耕耘爪、8a…
…取付基部、8b……斜刃部、8c……直線切削
部、8d……横刃部、9……カバー、10……深
耕溝、10a……側壁面、B……従来の耕耘爪。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ほぼ垂直方向に回転する円形フランジの外周
    部に耕耘爪を装着した部分深耕ローターにおい
    て、 前記耕耘爪は、直線状の取付基部から外側斜め
    方向に屈曲して延びる斜刃部と、斜刃部の終端か
    ら屈曲して鉛直方向に延びる直線切削刃と、直線
    切削刃から内側にほぼ直角に屈曲し、先端を自由
    端とした直線切削部と、で構成し、 この耕耘爪の取付基部から外側斜め方向への屈
    曲方向が左右対称となるものを用意して上記円形
    フランジに装着するようにしたことを特徴とする
    部分深耕ローター。
JP18643483A 1983-10-05 1983-10-05 部分深耕ローター Granted JPS6078501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18643483A JPS6078501A (ja) 1983-10-05 1983-10-05 部分深耕ローター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18643483A JPS6078501A (ja) 1983-10-05 1983-10-05 部分深耕ローター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6078501A JPS6078501A (ja) 1985-05-04
JPH0357721B2 true JPH0357721B2 (ja) 1991-09-03

Family

ID=16188369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18643483A Granted JPS6078501A (ja) 1983-10-05 1983-10-05 部分深耕ローター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6078501A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63129902A (ja) * 1986-11-20 1988-06-02 小橋工業株式会社 耕耘爪
JP3003154U (ja) * 1994-04-15 1994-10-18 日本中央競馬会 爪ハロー
JP5594912B2 (ja) * 2012-07-31 2014-09-24 株式会社苫米地技研工業 トラクタに連結する長径根菜類の部分深耕ロータリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6078501A (ja) 1985-05-04

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