JPH0357525B2 - - Google Patents
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- JPH0357525B2 JPH0357525B2 JP58057022A JP5702283A JPH0357525B2 JP H0357525 B2 JPH0357525 B2 JP H0357525B2 JP 58057022 A JP58057022 A JP 58057022A JP 5702283 A JP5702283 A JP 5702283A JP H0357525 B2 JPH0357525 B2 JP H0357525B2
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/04—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/08—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes
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- G06K7/084—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors inductive sensing magnetic material by relative movement detecting flux changes without altering its magnetised state
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気カードに記録された情報をトラン
スデユーサにより読取る磁気カード読取装置に関
する。
スデユーサにより読取る磁気カード読取装置に関
する。
金融機関、ガソリンスタンド、データテレフオ
ン等の各端末装置に多用されている磁気カード読
取装置にあつては、カードの移動を案内するため
にカード通路を有するが、この通路空隙はカード
の移動を円滑にするため、通常カード肉厚よりも
相当な余裕をもつている。ところがこの通路内部
において、トランスデユーサ、つまり磁気ヘツド
は磁気カードの記録面と確実に密着されるように
しなければならない。
ン等の各端末装置に多用されている磁気カード読
取装置にあつては、カードの移動を案内するため
にカード通路を有するが、この通路空隙はカード
の移動を円滑にするため、通常カード肉厚よりも
相当な余裕をもつている。ところがこの通路内部
において、トランスデユーサ、つまり磁気ヘツド
は磁気カードの記録面と確実に密着されるように
しなければならない。
この密着性を確保するために、従来では弾性材
からなる回転ローラを通路に臨んで配置し、この
ローラによつてカードを磁気ヘツドに押圧する構
造が採用されている。しかしながら従来の構造で
はローラおよびローラを支持するための部品の数
が増し、またカード通路の両側に部品を取り付け
なければならないので読取装置が大形化する不具
合がある。
からなる回転ローラを通路に臨んで配置し、この
ローラによつてカードを磁気ヘツドに押圧する構
造が採用されている。しかしながら従来の構造で
はローラおよびローラを支持するための部品の数
が増し、またカード通路の両側に部品を取り付け
なければならないので読取装置が大形化する不具
合がある。
このようなことから本出願人は、特開昭58−
9263号に記載されているように、トランスデユー
サを板ばねで支持し、この板ばねでトランスデユ
ーサを磁気カードを磁気カード側に押圧付勢し、
しかも板ばねを案内部材に対して回動自在に支持
して磁気カードに傾きや反りがあつてもトランス
デユーサの読取部が磁気カードの情報記録部に確
実に密着するようにした読取装置を提案し、この
ものは構造が簡単で読取の信頼性が向上する。
9263号に記載されているように、トランスデユー
サを板ばねで支持し、この板ばねでトランスデユ
ーサを磁気カードを磁気カード側に押圧付勢し、
しかも板ばねを案内部材に対して回動自在に支持
して磁気カードに傾きや反りがあつてもトランス
デユーサの読取部が磁気カードの情報記録部に確
実に密着するようにした読取装置を提案し、この
ものは構造が簡単で読取の信頼性が向上する。
一方、磁気ヘツドにより読取つた情報を処理す
るための回路部は、従来、カード通路を挾んで磁
気ヘツドの反対側に配置されていた。このような
構造は上記のようにカード通路の両側に部品が配
置されるので大形化するばかりでなく、磁気ヘツ
ドと回路部とを電気的に接続するリード線を引き
回し配線しなければならず、この引き回し配線の
スペースを確保したり、配線作業を必要とし、し
かもリード線としてシールド線を使用するとして
も静電ノイズ、電磁ノイズ等の誘導ノイズを発生
する可能性があり、誤作動の原因になる心配があ
る。
るための回路部は、従来、カード通路を挾んで磁
気ヘツドの反対側に配置されていた。このような
構造は上記のようにカード通路の両側に部品が配
置されるので大形化するばかりでなく、磁気ヘツ
ドと回路部とを電気的に接続するリード線を引き
回し配線しなければならず、この引き回し配線の
スペースを確保したり、配線作業を必要とし、し
かもリード線としてシールド線を使用するとして
も静電ノイズ、電磁ノイズ等の誘導ノイズを発生
する可能性があり、誤作動の原因になる心配があ
る。
そこで、上記磁気ヘツドで読取つた情報を出力
処理する回路を、トランスデユーサに一体的に設
けるようにすることが考えられる。このようにす
れば格別なリード線およびこれの引き回し配線が
不要であり、構造が簡単になつて組立ての手間も
少なくなり、かつ誘導ノイズの発生も防止するこ
とができる。
処理する回路を、トランスデユーサに一体的に設
けるようにすることが考えられる。このようにす
れば格別なリード線およびこれの引き回し配線が
不要であり、構造が簡単になつて組立ての手間も
少なくなり、かつ誘導ノイズの発生も防止するこ
とができる。
しかしながら前記のように、板ばねでトランス
デユーサを磁気カード側に押圧付勢し、しかもこ
の板ばねを案内部材に対して回動自在に支持して
磁気カードの傾きや反りに対してトランスデユー
サの回動によりこの読取部を磁気カードの情報記
録部に密着させるようんした読取装置であつて、
かつ上記トランスデユーサに読取回路部を一体的
に取り付けるようにしたものは、トランスデユー
サの回動に伴い読取回路部も回動し、このためこ
の読取回路部に接続されるワイヤリードに引つ張
りが発生する。
デユーサを磁気カード側に押圧付勢し、しかもこ
の板ばねを案内部材に対して回動自在に支持して
磁気カードの傾きや反りに対してトランスデユー
サの回動によりこの読取部を磁気カードの情報記
録部に密着させるようんした読取装置であつて、
かつ上記トランスデユーサに読取回路部を一体的
に取り付けるようにしたものは、トランスデユー
サの回動に伴い読取回路部も回動し、このためこ
の読取回路部に接続されるワイヤリードに引つ張
りが発生する。
ワイヤリードを緊張して配線しておくと、引つ
張り抵抗が生じ、上記トランスデユーサの回動を
阻害する欠点がある。
張り抵抗が生じ、上記トランスデユーサの回動を
阻害する欠点がある。
本発明はこのような事情にもとづきなされたも
ので、その目的は、トランスデユーサを板ばねで
支持して回動可能とし、かつこの上記トランスデ
ユーサに読取回路部を一体的に取り付けたものに
おいて、読取回路部に接続されたワイヤリードに
無理な引つ張りが発生せず、トランスデユーサの
回動を阻害することがないようにした磁気カード
読取装置を提供しようとするものである。
ので、その目的は、トランスデユーサを板ばねで
支持して回動可能とし、かつこの上記トランスデ
ユーサに読取回路部を一体的に取り付けたものに
おいて、読取回路部に接続されたワイヤリードに
無理な引つ張りが発生せず、トランスデユーサの
回動を阻害することがないようにした磁気カード
読取装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため本発明は、トランスデ
ユーサを板ばねで支持し、この板ばねの両端部を
案内部材に回動可能に支持することにより上記ト
ランスデユーサを回動可能に支持し、かつこのト
ランスデユーサまたはトランスデユーサを支持す
る保持枠に上記トランスデユーサで読取つた情報
を出力する読取回路部を設けた磁気カード読取装
置において、上記読取回路部に接続されたワイヤ
リードを上記トランスデユーサの回動を許容すべ
くたるみを持たせるようにワイヤ固定部によつて
案内部材に支持させたことを特徴とする。
ユーサを板ばねで支持し、この板ばねの両端部を
案内部材に回動可能に支持することにより上記ト
ランスデユーサを回動可能に支持し、かつこのト
ランスデユーサまたはトランスデユーサを支持す
る保持枠に上記トランスデユーサで読取つた情報
を出力する読取回路部を設けた磁気カード読取装
置において、上記読取回路部に接続されたワイヤ
リードを上記トランスデユーサの回動を許容すべ
くたるみを持たせるようにワイヤ固定部によつて
案内部材に支持させたことを特徴とする。
上記構成によると、読取回路部に接続されたワ
イヤリードがたるみを有して配線されているの
で、トランスデユーサが回動してもこのワイヤリ
ードに引つ張りを発生させることがない。このた
めワイヤリードに低抗が生じなく、トランスデユ
ーサの回動を許容することができる。
イヤリードがたるみを有して配線されているの
で、トランスデユーサが回動してもこのワイヤリ
ードに引つ張りを発生させることがない。このた
めワイヤリードに低抗が生じなく、トランスデユ
ーサの回動を許容することができる。
以下本発明の一実施例を第1図ないし第9図に
もとづき説明する。
もとづき説明する。
図において1は磁気カードであり、一側面に帯
状の磁気記録面2を有している。10は合成樹脂
からなる案内部材で、磁気カード1が通過し得る
カード通路12を形成するアツパープレート11
A、アンダープレート11B、およびサイドプレ
ート11Cを一体成形により有している。カード
通路12はカード1の肉厚に対して2倍弱程度の
一定の空隙を有し、磁気カード1がスムースに移
動できるようになつている。
状の磁気記録面2を有している。10は合成樹脂
からなる案内部材で、磁気カード1が通過し得る
カード通路12を形成するアツパープレート11
A、アンダープレート11B、およびサイドプレ
ート11Cを一体成形により有している。カード
通路12はカード1の肉厚に対して2倍弱程度の
一定の空隙を有し、磁気カード1がスムースに移
動できるようになつている。
アツパープレート11Aにおいて、磁気ヘツド
13を保持するための保持機構が構成されてい
る。保持機構は磁気ヘツド13と一体的に構成さ
れた可動体14とそれを支持するために案内部材
10から通路12と反対方向に突出された2つの
支持部材15,16とを包含する。
13を保持するための保持機構が構成されてい
る。保持機構は磁気ヘツド13と一体的に構成さ
れた可動体14とそれを支持するために案内部材
10から通路12と反対方向に突出された2つの
支持部材15,16とを包含する。
可動体14は第4図および第5図に詳細を示す
ように、磁気ヘツド13を圧入して保持するため
の中空部17を設けた合成樹脂製の保持枠18
と、この保持枠から左右に伸びる金属製(ステン
レスばね材またはリン青銅ばね材、ベリリウム銅
ばね材など)の板ばね19と、この板ばね19の
各端部に取付けられた断面円形の合成樹脂(たと
えばABS樹脂)製の棒状部20,21と、さら
には回路部40とを主要素としている。なお、保
持枠18と板ばね19および棒状部20,21は
インサート成形により一体化されている。
ように、磁気ヘツド13を圧入して保持するため
の中空部17を設けた合成樹脂製の保持枠18
と、この保持枠から左右に伸びる金属製(ステン
レスばね材またはリン青銅ばね材、ベリリウム銅
ばね材など)の板ばね19と、この板ばね19の
各端部に取付けられた断面円形の合成樹脂(たと
えばABS樹脂)製の棒状部20,21と、さら
には回路部40とを主要素としている。なお、保
持枠18と板ばね19および棒状部20,21は
インサート成形により一体化されている。
詳述すると、保持枠18はアース機能を奏する
金属板22と磁気ヘツド13とを一体にしたもの
を、白抜き矢印方向(第4図参照)に圧入した状
態で保持する。この場合接着剤でヘツドと保持枠
とを固定してもよいが、保持枠18の内側に突状
を成形しておき、磁気ヘツド13と金属板22と
を圧入したとき、両者を内側に圧迫して保持する
のが、作業性の簡易化において望ましい。なお、
保持枠は磁気ヘツド13の圧入位置を決めるため
の段部23を有している。
金属板22と磁気ヘツド13とを一体にしたもの
を、白抜き矢印方向(第4図参照)に圧入した状
態で保持する。この場合接着剤でヘツドと保持枠
とを固定してもよいが、保持枠18の内側に突状
を成形しておき、磁気ヘツド13と金属板22と
を圧入したとき、両者を内側に圧迫して保持する
のが、作業性の簡易化において望ましい。なお、
保持枠は磁気ヘツド13の圧入位置を決めるため
の段部23を有している。
金属板22は磁気ヘツド13の外側板と良好な
電気的接触を確保するため、第6図に示すよう
に、数個の突起22a…をプレス加工にて形成し
てある。金属板22の端子部22bは、磁気ヘツ
ド13の端子13a,13bとともに保持枠18
の開口部に突出し、回路部40と接続される。金
属板22はたとえば磁気ヘツド13の外側板をア
ースするのに有効である。
電気的接触を確保するため、第6図に示すよう
に、数個の突起22a…をプレス加工にて形成し
てある。金属板22の端子部22bは、磁気ヘツ
ド13の端子13a,13bとともに保持枠18
の開口部に突出し、回路部40と接続される。金
属板22はたとえば磁気ヘツド13の外側板をア
ースするのに有効である。
保持枠18は左右方向に伸びる突部24を有
し、後述する位置決め部材と協同して磁気カード
1の誤挿入に対するストツパの役割を果す。
し、後述する位置決め部材と協同して磁気カード
1の誤挿入に対するストツパの役割を果す。
板ばね19は左右方向に伸びて各々弾性部材2
5,26を形成しており、一方の端部には円柱形
の第1の棒状部20がインサート成形で一体化さ
れ、他方の端部には円柱形であつて、くびれ部2
1aを有するつづみ形の第2の棒状部21が同じ
く一体化されている。これら2つの棒状部は中心
軸がほぼ一致しており、その中心軸において可動
体14を回動可能に支持する。
5,26を形成しており、一方の端部には円柱形
の第1の棒状部20がインサート成形で一体化さ
れ、他方の端部には円柱形であつて、くびれ部2
1aを有するつづみ形の第2の棒状部21が同じ
く一体化されている。これら2つの棒状部は中心
軸がほぼ一致しており、その中心軸において可動
体14を回動可能に支持する。
第2図に示すように第1の支持部材15はイン
サート成形によつてアツパープレート11Aから
垂直に起立されており、円形の穴部15Aに第1
の棒状部20を嵌装して、回動かつ摺動可能に支
持する。一方、第2の支持部材16もインサート
成形によつてアツパープレート11Aに垂直に起
立されており、内周が逆J字状になる切れ溝16
Aを有し、第2の棒状部21のくびれ部21aを
回動可能(軸方向へ摺動不可)に支持する。な
お、切れ溝16Aはくびれ部21aの支持をより
強固にするため、くびれ部21aを穴部に押し込
むための通路をくびれ部21aよりわずかに狭く
してもよい。
サート成形によつてアツパープレート11Aから
垂直に起立されており、円形の穴部15Aに第1
の棒状部20を嵌装して、回動かつ摺動可能に支
持する。一方、第2の支持部材16もインサート
成形によつてアツパープレート11Aに垂直に起
立されており、内周が逆J字状になる切れ溝16
Aを有し、第2の棒状部21のくびれ部21aを
回動可能(軸方向へ摺動不可)に支持する。な
お、切れ溝16Aはくびれ部21aの支持をより
強固にするため、くびれ部21aを穴部に押し込
むための通路をくびれ部21aよりわずかに狭く
してもよい。
第2の支持部材16が起立している近傍のアツ
パープレート11Aに開口された穴部27は、棒
状部21の嵌め込み作業を容易にするために設け
られている。
パープレート11Aに開口された穴部27は、棒
状部21の嵌め込み作業を容易にするために設け
られている。
2つの位置決め部材28,29が、アツパープ
レート11Aと一体に成形されている。2つの位
置決め部材28,29が起立している間にあけら
れた穴部30は、磁気ヘツド13の頭部をカード
通路12に臨ませる開口部に相当している。
レート11Aと一体に成形されている。2つの位
置決め部材28,29が起立している間にあけら
れた穴部30は、磁気ヘツド13の頭部をカード
通路12に臨ませる開口部に相当している。
位置決め部材28,29は、可動体14の取付
け状態において、弾性部材25,26の各々保持
枠18に近い部分に当接し、その当接部とカード
通路12の基準平面との最小間隔を決定し、磁気
ヘツド13の読取面のオフセツト位置を決定す
る。さらに、位置決め部材28,29の高さは、
両支持部材15,16に支持される棒状部20,
21の中心軸の、案内部材基準面からの高さに比
して、若干高く設定してある。このため、弾性部
材25,26は、各端部を棒状部20,21にお
いて軸止めした状態で、磁気ヘツドの近傍におい
て第3図矢印の向きにわずかに付勢される。
け状態において、弾性部材25,26の各々保持
枠18に近い部分に当接し、その当接部とカード
通路12の基準平面との最小間隔を決定し、磁気
ヘツド13の読取面のオフセツト位置を決定す
る。さらに、位置決め部材28,29の高さは、
両支持部材15,16に支持される棒状部20,
21の中心軸の、案内部材基準面からの高さに比
して、若干高く設定してある。このため、弾性部
材25,26は、各端部を棒状部20,21にお
いて軸止めした状態で、磁気ヘツドの近傍におい
て第3図矢印の向きにわずかに付勢される。
これによつて、弾性部材は磁気ヘツド13を矢
印の反対向きに付勢する初期荷重を与えられ、磁
気ヘツドの読取面をカード通路に挿入した磁気カ
ードに対して強く密着させ、また振動や外部から
の圧力などによつて磁気ヘツド13の位置が変位
するのを防ぐ。
印の反対向きに付勢する初期荷重を与えられ、磁
気ヘツドの読取面をカード通路に挿入した磁気カ
ードに対して強く密着させ、また振動や外部から
の圧力などによつて磁気ヘツド13の位置が変位
するのを防ぐ。
位置決め部材28,29はまた、可動体14の
回動の停止位置を設け、また回動がスムースに行
なわれるようにカード通路と平行な平坦部29b
(第7図参照)を先端に有している。
回動の停止位置を設け、また回動がスムースに行
なわれるようにカード通路と平行な平坦部29b
(第7図参照)を先端に有している。
回路部40はプリント基板41に各種必要な回
路素子、たとえば集積回路IC、コンデンサ、抵
抗体を取り付けたものが用いられる。プリント基
板41には取付孔42a,42b,42cが開口
されており、これら取付孔42a,42b,42
cに前記磁気ヘツド13の端子13a,13bお
よびアース兼用金属板22の端子部22bが挿通
され、これら端子13a,13b,22bはプリ
ント基板41の背面でプリント回路(図示しな
い)と半田付けされている。
路素子、たとえば集積回路IC、コンデンサ、抵
抗体を取り付けたものが用いられる。プリント基
板41には取付孔42a,42b,42cが開口
されており、これら取付孔42a,42b,42
cに前記磁気ヘツド13の端子13a,13bお
よびアース兼用金属板22の端子部22bが挿通
され、これら端子13a,13b,22bはプリ
ント基板41の背面でプリント回路(図示しな
い)と半田付けされている。
回路部40を小形、軽量化するために、集積回
路としてフリツプチツプ用IC43、コンデンサ
としてチツプコンデンサ(但し使用個数に制限な
し)44、抵抗体としてチツプ抵抗(但し使用個
数に制限なし)45が好ましい。しかしながら回
路部40の小形、軽量化を阻害しない場合には、
チツプタイプの素子に限らず、リードタイプの素
子を使用してもよい。またICは、フリツプチツ
プタイプの外に、ミニフラツトパツケージタイプ
IC、チツプキヤリアタイプIC、ワイヤボーデイ
ングタイプIC等であつてもよい。
路としてフリツプチツプ用IC43、コンデンサ
としてチツプコンデンサ(但し使用個数に制限な
し)44、抵抗体としてチツプ抵抗(但し使用個
数に制限なし)45が好ましい。しかしながら回
路部40の小形、軽量化を阻害しない場合には、
チツプタイプの素子に限らず、リードタイプの素
子を使用してもよい。またICは、フリツプチツ
プタイプの外に、ミニフラツトパツケージタイプ
IC、チツプキヤリアタイプIC、ワイヤボーデイ
ングタイプIC等であつてもよい。
プリント基板41の一側部位には、ワイヤリー
ドの接続部46を有し、この接続部46にはワイ
ヤリード50が接続される。
ドの接続部46を有し、この接続部46にはワイ
ヤリード50が接続される。
プリント基板41、各端子部13a,13b,
22b、回路素子43,44,45および接続部
46は、電気絶縁性のコーテイング層47により
被覆されている。これは各素子の耐湿性、防塵
性、電気絶縁性に適しているだけではなく、各素
子の振動による剥れを防止するのに役立つ。
22b、回路素子43,44,45および接続部
46は、電気絶縁性のコーテイング層47により
被覆されている。これは各素子の耐湿性、防塵
性、電気絶縁性に適しているだけではなく、各素
子の振動による剥れを防止するのに役立つ。
ワイヤリード50は出来る限り軽量で、かつ可
動性を良くするために軟度の良いものが望まし
い。このワイヤリード50は案内部材10の底壁
から一体に突設されたワイヤリード固定部51に
よりクランプされる。固定部51は案内部材10
の側壁52との間に隙間を存して対向されてお
り、第2図の矢印X方向へ弾性変位可能となつて
いる。したがつてこの間隙にワイヤリード50を
挿通させると固定部51の復帰力により側壁52
との間でワイヤリード50を挾持する。このワイ
ヤリード50は固定部51に形成したストツプ爪
53により抜出が阻止される。したがつてワイヤ
リード50は固定部51により側壁52に押し付
けられるのでがたつくことはない。なおワイヤリ
ード50は固定部51とプリント基板40との間
で、可動体14が移動するのを許すようなたるみ
をもつている。
動性を良くするために軟度の良いものが望まし
い。このワイヤリード50は案内部材10の底壁
から一体に突設されたワイヤリード固定部51に
よりクランプされる。固定部51は案内部材10
の側壁52との間に隙間を存して対向されてお
り、第2図の矢印X方向へ弾性変位可能となつて
いる。したがつてこの間隙にワイヤリード50を
挿通させると固定部51の復帰力により側壁52
との間でワイヤリード50を挾持する。このワイ
ヤリード50は固定部51に形成したストツプ爪
53により抜出が阻止される。したがつてワイヤ
リード50は固定部51により側壁52に押し付
けられるのでがたつくことはない。なおワイヤリ
ード50は固定部51とプリント基板40との間
で、可動体14が移動するのを許すようなたるみ
をもつている。
上記構成の装置においては、その組立てに際し
て、可動体14に磁気ヘツド13、金属板22を
圧入し、かつ回路部40を一体的に組み込んだも
のが用意されるとともに、これとは別に一体成形
によつて支持部材15,16および位置決め部材
28,29を設けた案内部材10が用意される。
そして、まず可動体14の第1の棒状部20が支
持部材15の穴部に挿入され、次に板ばねがたわ
められ他方の第2の棒状部21のくびれ部21a
が第2の支持部材16における切れ溝16aに嵌
めこまれる。この過程において、位置決め部材2
8,29に設けたテーパ28a,29aは、弾性
部材25,26がスムースに平坦部に納まれるの
を助ける。また棒状部21の第2の支持部材16
への嵌めこみに対して、穴部27は棒状部21の
動きを邪魔しないで、スムースに棒状部が移動で
きるようにしている。
て、可動体14に磁気ヘツド13、金属板22を
圧入し、かつ回路部40を一体的に組み込んだも
のが用意されるとともに、これとは別に一体成形
によつて支持部材15,16および位置決め部材
28,29を設けた案内部材10が用意される。
そして、まず可動体14の第1の棒状部20が支
持部材15の穴部に挿入され、次に板ばねがたわ
められ他方の第2の棒状部21のくびれ部21a
が第2の支持部材16における切れ溝16aに嵌
めこまれる。この過程において、位置決め部材2
8,29に設けたテーパ28a,29aは、弾性
部材25,26がスムースに平坦部に納まれるの
を助ける。また棒状部21の第2の支持部材16
への嵌めこみに対して、穴部27は棒状部21の
動きを邪魔しないで、スムースに棒状部が移動で
きるようにしている。
かくして磁気ヘツド13が保持された状態で、
ヘツド13は第3図に示すごとく、穴部30から
カード通路12に対して突出する。ヘツド読取面
の位置は位置決め部材28,29によつて一定の
ところに保たれている。
ヘツド13は第3図に示すごとく、穴部30から
カード通路12に対して突出する。ヘツド読取面
の位置は位置決め部材28,29によつて一定の
ところに保たれている。
第1図に示すように磁気カード1がカード通路
12に沿つて手動で移動されると、カード1の肉
厚の分だけ磁気ヘツド13は第3図の矢印の向き
に押し上げられる。このため、磁気ヘツド13は
弾性部材25,26の復元力によつてさらに付勢
され、磁気カード1により強く密着する。磁気ヘ
ツド13の上記変位によつて生じる弾性部材2
5,26の左右方向の縮みは、第1の棒状部20
の支持部材15に対する摺動として現われる。
12に沿つて手動で移動されると、カード1の肉
厚の分だけ磁気ヘツド13は第3図の矢印の向き
に押し上げられる。このため、磁気ヘツド13は
弾性部材25,26の復元力によつてさらに付勢
され、磁気カード1により強く密着する。磁気ヘ
ツド13の上記変位によつて生じる弾性部材2
5,26の左右方向の縮みは、第1の棒状部20
の支持部材15に対する摺動として現われる。
第7図および第8図は、磁気カード1が傾いて
挿入された場合と歪んだカードが挿入された場合
とを示す。これらの場合のように、カードの磁気
ヘツド13との当接面が、カード通路と平行でな
いと、磁気ヘツド13はカードの肉厚によつて持
ち上げられる際に、傾きを生じる。しかして、可
動体14は回動可能に支持されており、ヘツド読
取面がカード1に密着するようにスムースに回動
する。従つて、これらの場合にも磁気カードの記
録情報を正確に読取ることができる。
挿入された場合と歪んだカードが挿入された場合
とを示す。これらの場合のように、カードの磁気
ヘツド13との当接面が、カード通路と平行でな
いと、磁気ヘツド13はカードの肉厚によつて持
ち上げられる際に、傾きを生じる。しかして、可
動体14は回動可能に支持されており、ヘツド読
取面がカード1に密着するようにスムースに回動
する。従つて、これらの場合にも磁気カードの記
録情報を正確に読取ることができる。
第9図は磁気カード1の挿入方向が正規の方向
に対して垂直であつて、全く読取不可能な場合を
示している。このような挿入に対し、磁気ヘツド
13はカード1の端部から圧力を受けて傾けら
れ、可動体も回動する。しかし、可動体の保持枠
18に設けられた2つの突部24は位置決め部材
28,29と当接し、可動体がそれ以上回動する
のを防止する。これによつて、可動体が復元不能
な角度に回転するのが防止される。
に対して垂直であつて、全く読取不可能な場合を
示している。このような挿入に対し、磁気ヘツド
13はカード1の端部から圧力を受けて傾けら
れ、可動体も回動する。しかし、可動体の保持枠
18に設けられた2つの突部24は位置決め部材
28,29と当接し、可動体がそれ以上回動する
のを防止する。これによつて、可動体が復元不能
な角度に回転するのが防止される。
上記の実施例においては回路部40を磁気ヘツ
ド13の背面に一体的に取り付けたので、従来の
ごとくカード通路12を挾んで磁気ヘツドの反対
側、つまりアンダプレート11B側に回路部を配
置する場合に比べて取付構造が簡単となり、取付
部品も少くなる。加えて磁気ヘツド13とプリン
ト基板41を直接に電気接続したから、従来のリ
ード線が廃止され、リード線の引き回し配線が不
要となるから、引き回し配線に必要なスペースお
よび作業を削減でき、かつリード線によるノイズ
の発生も未然に防止される。
ド13の背面に一体的に取り付けたので、従来の
ごとくカード通路12を挾んで磁気ヘツドの反対
側、つまりアンダプレート11B側に回路部を配
置する場合に比べて取付構造が簡単となり、取付
部品も少くなる。加えて磁気ヘツド13とプリン
ト基板41を直接に電気接続したから、従来のリ
ード線が廃止され、リード線の引き回し配線が不
要となるから、引き回し配線に必要なスペースお
よび作業を削減でき、かつリード線によるノイズ
の発生も未然に防止される。
なお本発明は上記の実施例に限られるものでは
ない。
ない。
たとえば磁気カードを移動させる場合には手動
に制約されるものではなく、モータ駆動などによ
り自動的にカードを移動させてもよい。
に制約されるものではなく、モータ駆動などによ
り自動的にカードを移動させてもよい。
また棒状体20,21は断面円形ではなくて角
形であつてもよく、要は支持部材15,16によ
つて回動可能に支持されるようにすればよい。ま
た棒状体20,21の材質は樹脂に限らず、金属
であつてもよいし、かつ支持部材15,16は金
属に限らず、樹脂であつてもよい。
形であつてもよく、要は支持部材15,16によ
つて回動可能に支持されるようにすればよい。ま
た棒状体20,21の材質は樹脂に限らず、金属
であつてもよいし、かつ支持部材15,16は金
属に限らず、樹脂であつてもよい。
回路部40は磁気ヘツド13に対して端子13
a,13bおよび22bの半田付けにより取り付
けるようにしたが、これらの連結に当つては接着
剤により接合してもよく、また第10図に他の実
施例として示されたように、保持枠18より突出
させた固定突起101…を熱かしめすることによ
り固定してもよい。
a,13bおよび22bの半田付けにより取り付
けるようにしたが、これらの連結に当つては接着
剤により接合してもよく、また第10図に他の実
施例として示されたように、保持枠18より突出
させた固定突起101…を熱かしめすることによ
り固定してもよい。
そしてまた、本発明は構造が簡素でありかつコ
ンパクトであるため、第11図に示すような構造
にも適用できる。つまり、案内部材の本体110
をユーザにおいて作りたいという要求がある場合
には、アツパープレート111Aのみを準備し、
該アツパープレート111Aに磁気ヘツド13、
保持枠18、板ばね19、回路部40などの構成
部材を一体的に組み込んでユニツト化する。この
ようなユニツトをユーザに提供すれば、ユーザ側
において準備した案内部材の本体110に自在に
装備することができる。なお、112はワイヤリ
ード50を支持するために支持部材16に形成し
た係止溝である。
ンパクトであるため、第11図に示すような構造
にも適用できる。つまり、案内部材の本体110
をユーザにおいて作りたいという要求がある場合
には、アツパープレート111Aのみを準備し、
該アツパープレート111Aに磁気ヘツド13、
保持枠18、板ばね19、回路部40などの構成
部材を一体的に組み込んでユニツト化する。この
ようなユニツトをユーザに提供すれば、ユーザ側
において準備した案内部材の本体110に自在に
装備することができる。なお、112はワイヤリ
ード50を支持するために支持部材16に形成し
た係止溝である。
さらにまた案内部材10、つまりアツパープレ
ート11A、アンダープレート11Bおよびサイ
ドプレート11C等は樹脂製品に限らず、金属板
をプレス加工により成形したものであつてもよ
い。
ート11A、アンダープレート11Bおよびサイ
ドプレート11C等は樹脂製品に限らず、金属板
をプレス加工により成形したものであつてもよ
い。
以上説明した通り本発明によれば、磁気ヘツド
を板ばねによりカード通路に向けて押圧付勢する
ようにし、かつ磁気ヘツドがカードの歪みや傾斜
に対して追随するように上記板ばねの両端部を回
動可能に支持したので、構造が簡単になりかつ小
形化する。これに加えて磁気ヘツドまたは保持枠
に読取回路部を取り付けたので、回路部の取り付
け部品が少くて回路部の支持構造が簡単となり、
よつて全体として小形、コンパクトとなる。そし
てまた回路部が磁気ヘツドと直接に電気接続され
ることになるため、従来のように引き回しリード
線が不要となり、引き回し配線のスペースや作業
を必要とせず、かつリード線に原因する誘導ノイ
ズの発生を末然に防止する。さらに、上記読取回
路部に接続されたワイヤリードはたるみをなして
配線されているので、トランスデユーサが回動し
てもこのワイヤリードに引つ張りを発生させるこ
とがなく、このためワイヤリードに抵抗が生じな
く、トランスデユーサの回動を許容することがで
きるなどの効果がある。
を板ばねによりカード通路に向けて押圧付勢する
ようにし、かつ磁気ヘツドがカードの歪みや傾斜
に対して追随するように上記板ばねの両端部を回
動可能に支持したので、構造が簡単になりかつ小
形化する。これに加えて磁気ヘツドまたは保持枠
に読取回路部を取り付けたので、回路部の取り付
け部品が少くて回路部の支持構造が簡単となり、
よつて全体として小形、コンパクトとなる。そし
てまた回路部が磁気ヘツドと直接に電気接続され
ることになるため、従来のように引き回しリード
線が不要となり、引き回し配線のスペースや作業
を必要とせず、かつリード線に原因する誘導ノイ
ズの発生を末然に防止する。さらに、上記読取回
路部に接続されたワイヤリードはたるみをなして
配線されているので、トランスデユーサが回動し
てもこのワイヤリードに引つ張りを発生させるこ
とがなく、このためワイヤリードに抵抗が生じな
く、トランスデユーサの回動を許容することがで
きるなどの効果がある。
第1図ないし第9図は本発明の一実施例を示
し、第1図は斜視図、第2図は分解した斜視図、
第3図は第1図中−線に沿う断面図、第4図
は可動体の上面図、第5図は可動体の正面図、第
6図aは金属板の正面図、第6図bは第6図aの
A−A断面図、第6図cは金属板の下面図、第7
図ないし第9図はカード挿入状態の作動をそれぞ
れ示す説明図である。第10図および第11図は
それぞれ本発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。 1……磁気カード、2……記録面、10……案
内部材、12……カード通路、13……磁気ヘツ
ド、14……可動体、15,16……支持部材、
18……保持枠、19……板ばね、20,21…
…棒状部、40……回路部、41……プリント基
板、43,44,45……回路素子、50……ワ
イヤリード、51……ワイヤリード固定部。
し、第1図は斜視図、第2図は分解した斜視図、
第3図は第1図中−線に沿う断面図、第4図
は可動体の上面図、第5図は可動体の正面図、第
6図aは金属板の正面図、第6図bは第6図aの
A−A断面図、第6図cは金属板の下面図、第7
図ないし第9図はカード挿入状態の作動をそれぞ
れ示す説明図である。第10図および第11図は
それぞれ本発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。 1……磁気カード、2……記録面、10……案
内部材、12……カード通路、13……磁気ヘツ
ド、14……可動体、15,16……支持部材、
18……保持枠、19……板ばね、20,21…
…棒状部、40……回路部、41……プリント基
板、43,44,45……回路素子、50……ワ
イヤリード、51……ワイヤリード固定部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気カードの移動を案内するカード通路の少
なくとも1つの面を形成する案内部材と、 この案内部材の上記カード通路に臨む位置に配
置され磁気カードに記録された情報を読取るトラ
ンスデユーサと、 このトランスデユーサを支持した保持枠と、こ
の保持枠を支持して上記トランスデユーサをカー
ド通路に向けて押圧付勢し上記磁気カードの移動
方向に伸びる板ばねと、 上記トランスデユーサが磁気カードの移動方向
と交差する方向へ回動可能となるように上記板ば
ねの両端部を前記案内部材に回動可能に支持させ
る支持手段と、 上記保持枠もしくはトランスデユーサにおける
上記カード通路と反対側の面に設けられ上記トラ
ンスデユーサで読取つた情報を出力する読取回路
部と、 上記読取回路部に接続されたワイヤリードと、 上記トランスデユーサの回動を許容すべく上記
ワイヤリードにたるみを持たせてこのワイヤリー
ドを前記案内部材に支持させるワイヤ固定部と、 を具備したことを特徴とする磁気カード読取装
置。 2 上記読取回路部は、 読取回路を構成する回路素子と、 この回路素子と上記トランスデユーサとが実装
される回路基板と、 を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の磁気カード読取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5702283A JPS59185006A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 磁気カ−ド読取装置 |
BR8401471A BR8401471A (pt) | 1983-04-01 | 1984-03-30 | Dispositivo de leitura de cartoes magneticos |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5702283A JPS59185006A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 磁気カ−ド読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185006A JPS59185006A (ja) | 1984-10-20 |
JPH0357525B2 true JPH0357525B2 (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=13043800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5702283A Granted JPS59185006A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 磁気カ−ド読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185006A (ja) |
BR (1) | BR8401471A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4001336A1 (en) | 2020-11-13 | 2022-05-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Polyurethane, polyurethane production method, conductive paste composition, conductive wire, and method for producing conductive wire |
WO2023062922A1 (ja) | 2021-10-15 | 2023-04-20 | 信越化学工業株式会社 | ポリウレタン、ポリウレタンの製造方法、導電性ペースト組成物、導電配線および導電配線の製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11285226A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-10-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 振動型リニアアクチュエータ |
JP7164382B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2022-11-01 | 日本電産サンキョー株式会社 | 磁気ヘッド機構およびカードリーダ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589263A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-19 | Nippon Denso Co Ltd | 磁気カ−ド読取装置 |
JPS589261A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-19 | Nippon Denso Co Ltd | 磁気カ−ド読取装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4968918U (ja) * | 1972-09-29 | 1974-06-15 |
-
1983
- 1983-04-01 JP JP5702283A patent/JPS59185006A/ja active Granted
-
1984
- 1984-03-30 BR BR8401471A patent/BR8401471A/pt not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589263A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-19 | Nippon Denso Co Ltd | 磁気カ−ド読取装置 |
JPS589261A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-19 | Nippon Denso Co Ltd | 磁気カ−ド読取装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4001336A1 (en) | 2020-11-13 | 2022-05-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Polyurethane, polyurethane production method, conductive paste composition, conductive wire, and method for producing conductive wire |
WO2023062922A1 (ja) | 2021-10-15 | 2023-04-20 | 信越化学工業株式会社 | ポリウレタン、ポリウレタンの製造方法、導電性ペースト組成物、導電配線および導電配線の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR8401471A (pt) | 1984-11-06 |
JPS59185006A (ja) | 1984-10-20 |
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