JPH0356973Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0356973Y2
JPH0356973Y2 JP5124987U JP5124987U JPH0356973Y2 JP H0356973 Y2 JPH0356973 Y2 JP H0356973Y2 JP 5124987 U JP5124987 U JP 5124987U JP 5124987 U JP5124987 U JP 5124987U JP H0356973 Y2 JPH0356973 Y2 JP H0356973Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
holder
push button
fitting
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5124987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63159222U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5124987U priority Critical patent/JPH0356973Y2/ja
Publication of JPS63159222U publication Critical patent/JPS63159222U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0356973Y2 publication Critical patent/JPH0356973Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、押釦の操作によつてマイクロスイツ
チを作動させ、このマイクロスイツチの作動状態
に対応して発光素子を明滅させるようにした主と
して小形の照光式押釦スイツチに関するものであ
る。
<従来の技術> この種の従来の押釦スイツチは、第3図に示す
ように、内部に複数個の発光ダイオードを装着し
た構成の発光素子1が、ランプリード端子2を貫
装したランプホルダ3に挿着され、このランプホ
ルダ3の下方に位置するスイツチホルダ4にマイ
クロスイツチ5が収納保持された構成になつてい
る。同図ではマイクロスイツチ5A,5Bを2個
設けた2C(双極双投)接点構造のものを示してい
るが、第4図a,bに示すようにマイクロスイツ
チ5が1個の1C(単極単投)接点構造とする場合
もある。この種のスイツチにおいて一般的な形状
である丸穴小形スイツチは、スペースが小さいた
めに、第4図および第5図にそれぞれ示すように
マイクロスイツチ5,5A,5Bがベースキツト
レベルで1C接点用と2C接点用とに専用化されて
いる。即ち、各マイクロスイツチ5,5A,5B
の構成上において基体となるスイツチベース6,
7は、これらの平面をそれぞれ示した第4図b,
第5図bから明らかなように、1C接点用スイツ
チベース6は3個のピン孔6Aが穿設されて1個
のマイクロスイツチ5しか取付けられないように
なつており、2C接点用スイツチベース7は各3
個づつで計6個のピン孔7A,7Bが穿設されて
いる。このスイツチベース7を1C接点用のマイ
クロスイツチの構成に利用しようとすれば、使用
しない何れか3個のピン孔7Aまたは7Bを防塵
のために閉塞しなければならず、極めて煩雑な作
業を要する。そこで、1C接点用と2C接点用とに
それぞれ専用のスイツチベース6,7が設けられ
ている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、前述の押釦スイツチでは、ラン
プホルダ3とスイツチホルダ4とが別体になつて
いることと、1C接点用と2C接点用とに専用化さ
れた2種のスイツチベース6,7を必要とするこ
ととにより、部品点数が多くなり、部品の在庫管
理が煩雑となり、これらがコスト高の要因となつ
ている。また、スイツチベース6,7をそれぞれ
基体として構成される各マイクロスイツチ5,5
A,5Bは、これ自体を単物品として独立的に取
扱えない欠点があり、この点からも在庫管理がさ
らに煩雑になつている。
<考案の目的> この考案は、このような従来の問題点に鑑みな
されたもので、部品点数を削減してコストダウン
を図ることができるとともに、マイクロスイツチ
を単物品として扱える構成とし、構成の簡素化に
より組立性を向上させた照光式押釦スイツチの提
供を目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> この考案の照光式押釦スイツチは、前記目的を
達成するために、一端部にスイツチング操作用押
釦を有し、且つ他端の平坦面より端子が突出され
た形態で、前記押釦の作動により1個または2個
のマイクロスイツチが所定のスイツチ位置にある
時に発光素子を点灯させる照光式押釦スイツチに
おいて、ほぼ逆U字形状となつた本体部の両側内
面にそれぞれ個別のマイクロスイツチの嵌合部を
有し上部に前記発光素子を装着するランプホルダ
部を一体に備えたスイツチホルダと、このスイツ
チホルダの前記各嵌合部にそれぞれ嵌着された一
対のマイクロスイツチ間に嵌合される2C接点用
スペーサと、前記スイツチホルダの何れか一方の
嵌合部に嵌着されたマイクロスイツチと前記スイ
ツチホルダの他方の嵌合部との間に嵌着される
1C接点用スペーサとを備えた構成を特徴とする
ものである。
<作用> 1C接点構造とする場合には、1個のマイクロ
スイツチと1C接点用スペーサとを相互に嵌着す
るとともに、この組立体をスイツチホルダの両側
内面の嵌合部に嵌着する。一方、2C接点構造と
する場合には、2個のマイクロスイツチをこれら
の間に2C接点用スペーサを介在させて相互に嵌
着し、この組立体をスイツチホルダの両側内面の
嵌合部にそれぞれ嵌着する。このように、1C接
点構造と2C接点構造の2種の構造に対してスペ
ーサを変えればよく、マイクロスイツチは、両構
造に対し共用できるから、予め完成品としたもの
を用いることができる。また、ランプホルダ部が
スイツチホルダに一体に形成されているから、部
品点数が減少して構成が簡素化され、組立性が向
上する。
<実施例> 以下、この考案の好適な実施例を図面に基いて
詳細に説明する。
この考案の一実施例の縦断面を示した第1図に
おいて、スイツチ本体10に対し押釦11のホル
ダ部12が移動自在に設けられている。スイツチ
本体10下部には、合成樹脂により本体部分がほ
ぼ逆U字状となつたスイツチホルダ13が圧入嵌
着されている。このスイツチホルダ13は、要部
分解図を示した第2図のように、両側の対向内面
に2条の平行なレールからなる嵌合部13A,1
3Bが形成され、また上部に発光素子1のランプ
ホルダ部13Cが一体に形設され、更に両側外面
にそれぞれランプリード端子14,15を挿通さ
せて保持する保持枠13D,13Eが突設されて
いる。両ランプリード端子14,15は、それぞ
れ保持枠13D,13Eに挿通されるとともに、
各々の上端縁部がランプホルダ部13C内に折り
込まれ、ランプホルダ部13C内に挿入される発
光素子1の口金部に接触され、電気的に接続され
る。このランプリード線14は、端子部14Aを
その両側部分を互いに内方に折り返して接触部1
3Bより厚く形成されている。
マイクロスイツチ15は、単物品として扱える
スイツチ完成品で、下部の合成樹脂製スイツチベ
ース15Aの両側面にそれぞれ平行な2条のレー
ルが突設された形状の嵌合部15B,15Cが形
成されている。この嵌合部15B,15Cはスイ
ツチホルダ13の各嵌合部13A,13Bに対し
齟齬状に嵌合する。2個マイクロスイツチ15が
組み込まれる2C接点構造の場合には、2C接点用
スペーサ16が用いられる。この2C接点用スペ
ーサ16は、スイツチホルダ13内に嵌着された
一対のマイクロスイツチ15間に介在できる偏平
板状であつて、下部両側面に、それぞれ2条の平
行なレールからなる嵌合部16A,16Bが形設
されており、この両嵌合部16A,16Bはそれ
ぞれ対向するマイクロスイツチ15の各嵌合部1
3A,13Bに齟齬状に嵌合する。また、第2図
に1点鎖線で示す1C接点用スペーサ17は、偏
平板状の支持板部17Aの下端から直交方向に閉
塞板部17Bが延設された断面L字形状で、支持
板部17Aの下部一側面に2条の平行なレールか
らなる嵌合部17Cが形設され、この嵌合部17
Cはマイクロスイツチ15の嵌合部15Cに齟齬
状に嵌合する。一方、閉塞板部17Bの端面には
1本のレールが突設されてなる嵌合部17Dが突
設され、この嵌合部17Dはスイツチホルダ13
の嵌合部13Bに嵌入する。
次に、前記実施例の作用について説明すると、
このスイツチは、押釦11を押圧操作することに
より作動軸(図示せず)が下動され、この作動軸
でマイクロスイツチ15を切換え作動させるとと
もに、ランプリード端子14を介して発光素子1
に通電してこれを点灯させるものである。この照
光式押釦スイツチは、2S接点構造に構成する場
合、一対のマイクロスイツチ15をそれぞれこれ
の嵌合部15B,15Cをスイツチホルダ13の
対応する嵌合部13A,13Bに嵌合させた後、
この両マイクロスイツチ13の相対向する嵌合部
15C,15Bに2S接点用スペーサ16の両側
の嵌合部16A,16Bを摺動させながら嵌入
し、両マイクロスイツチ15はこれらの間に介在
させた2C接点用スペーサ16により保持固定さ
れる。尚、組立てに際しては、2個のマイクロス
イツチ15をそれぞれ2C接点用スペーサ16に
両側から挟み付けるように嵌着しておき、この組
立体をスイツチホルダ13に摺動させながら嵌入
してもよい。
一方、1C接点構造に構成する場合、1個のマ
イクロスイツチ15をスイツチホルダ13の一方
の嵌合部13Aに嵌着するとともに、このマイク
ロスイツチ15の嵌合部15Cとスイツチホルダ
13の他方の嵌合部13Bとの間に1C接点用ス
ペーサ17を嵌合する。即ち、1C接点用スペー
サ17の嵌合部17Cをマイクロスイツチ15の
嵌合部15Cに嵌合させてスペーサ17の支持板
部17Aをマイクロスイツチ15の側面に接合さ
せるとともに、スペーサ17の嵌合部17Dをス
イツチホルダ13の嵌合部15Cに嵌合させるこ
とにより、マイクロスイツチ15がスイツチホル
ダ13とスペーサ17の支持板部17Aとにより
挟持固定されるとともに、スペーサ17の閉塞板
部17Bによりマイクロスイツチ15の端子導出
面とスイツチホルダ13との間〓が閉塞されて平
坦面が形設される。
この照光式押釦スイツチは、スイツチホルダ1
3の上端部に、ランプホルダ部13Cが一体に形
成されているとともにスイツチホルダ13の両側
外面にランプリード端子14,15の保持枠13
D,13Eが形成されているから、部品点数が減
少し、コストダウンを図ることができる。また、
1C接点用スペーサ17と2C接点用スペーサ16
とを選択的に用いることによつてマイクロスイツ
チ15を1C接点構造と2C接点構造とに同一構成
のものを共用できるため、マイクロスイツチ15
はスイツチ完成品としたものを用いることがで
き、単物品として独立に扱うことができ、在庫管
理が容易であるとともに組立性が向上する。
<考案の効果> 以上詳述したように、この考案の照光式押釦ス
イツチによると、スイツチホルダにランプホルダ
部と個別のマイクロスイツチが嵌着する一対の嵌
合部とを一体に形成し、両マイクロスイツチ間に
嵌入する形状の2C接点用スペーサと、スイツチ
ホルダの一方の嵌合部に取り付いた1個のマイク
ロスイツチとスイツチホルダの他方の嵌合部との
間に嵌入する形状の1C接点用スペーサとを備え
た構成としたので、部品点数が減少して相応のコ
ストダウンを図ることができ、また、マイクロス
イツチは、同一形状のものを1C接点構造と2C接
点構造とに共用できるから、スイツチ完成品とし
たものを独立した単物品として用いられることに
よつて、扱いが容易となつて在庫管理がし易く、
組立性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の照光式押釦スイツチの一実
施例の縦断面図、第2図は第1図の要部の分解
図、第3図は従来の照光式押釦スイツチの一部の
縦断面図、第4図a,bはそれぞれ従来スイツチ
の1C接点構造とする場合のマイクロスイツチの
断面図およびこれのスイツチベースの平面図、第
5図a,bはそれぞれ従来スイツチの2C接点構
造とする場合のマイクロスイツチの断面図および
これのスイツチベースの平面図である。 1……発光素子、11……押釦、13……スイ
ツチホルダ、13A,13B……スイツチホルダ
の嵌合部、13C……ランプホルダ部、15……
マイクロスイツチ、15B,15C……マイクロ
スイツチの嵌合部、16……2C接点用スペーサ、
16A,16B……2C接点用スペーサの嵌合部、
17……1C接点用スペーサ、17C,17D…
…1C接点用スペーサの嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部にスイツチング操作用押釦を有し、且つ
    他端の平坦面より端子が突出された形態で、前記
    押釦の作動により1個または2個のマイクロスイ
    ツチが所定のスイツチ位置にある時に発光素子を
    点灯させる照光式押釦スイツチにおいて、ほぼ逆
    U字形状となつた本体部の両側内面にそれぞれ個
    別のマイクロスイツチの嵌合部を有し上部に前記
    発光素子を装着するランプホルダ部を一体に備え
    たスイツチホルダと、このスイツチホルダの前記
    各嵌合部にそれぞれ嵌着された一対のマイクロス
    イツチ間に嵌合される2C接点用スペーサと、前
    記スイツチホルダの何れか一方の嵌合部に嵌着さ
    れたマイクロスイツチと前記スイツチホルダの他
    方の嵌合部との間に嵌着される1C接点用スペー
    サとを備えた照光式押釦スイツチ。
JP5124987U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH0356973Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5124987U JPH0356973Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5124987U JPH0356973Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63159222U JPS63159222U (ja) 1988-10-18
JPH0356973Y2 true JPH0356973Y2 (ja) 1991-12-25

Family

ID=30875334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5124987U Expired JPH0356973Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0356973Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5929254B2 (ja) * 2012-02-01 2016-06-01 株式会社リコー 押下スイッチ機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63159222U (ja) 1988-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0356973Y2 (ja)
JPH0142897Y2 (ja)
JPS6193954U (ja)
JPH0110826Y2 (ja)
JP3020252B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JPS6343707Y2 (ja)
JPH02138822U (ja)
KR970001843Y1 (ko) 푸쉬버튼스위치의 구조
JP2510101Y2 (ja) 照光押ボタンスイッチ
JPS6110270Y2 (ja)
JPS5937949Y2 (ja) 多連押釦スイツチ
JPH0648698Y2 (ja) 小形押釦スイッチ
JPH049707Y2 (ja)
JPH0239320Y2 (ja)
JPS5824345Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPH0319155Y2 (ja)
JPH0357529U (ja)
JPH01158626U (ja)
JPS5926997Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPS6118585Y2 (ja)
JPH0218495Y2 (ja)
JPH0235145Y2 (ja)
JPH0356974Y2 (ja)
JPS61169927U (ja)
JPH0392326U (ja)