JPH0356710Y2 - - Google Patents

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JPH0356710Y2
JPH0356710Y2 JP1986172370U JP17237086U JPH0356710Y2 JP H0356710 Y2 JPH0356710 Y2 JP H0356710Y2 JP 1986172370 U JP1986172370 U JP 1986172370U JP 17237086 U JP17237086 U JP 17237086U JP H0356710 Y2 JPH0356710 Y2 JP H0356710Y2
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cylinder
male
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synthetic resin
female
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JP1986172370U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、特に金属管の外周面を合成樹脂層で
被覆したライニング管同志を接続する際に、双方
のライニング管を電気的に絶縁して内側の金属管
の電食を防止すると共に、金属製継手部材の外周
面を合成樹脂層で被覆してその酸化腐食を防止し
た絶縁防蝕管継手に関する。
(従来技術、およびその問題点) 従来からこの種絶縁防蝕管継手としては、第3
図に部分断面図で示したものがある。
この絶縁防蝕管継手は雌ねじを有する金属製雌
筒体1′と、雄ねじを有する金属製雄筒体2′とを
軸方向に所定の間隔を保つて配設し、この間〓に
合成樹脂層3′を介在させると共にそれぞれの筒
体1′,2′の外周面を合成樹脂層3′で一体的に
被覆したものであり、合成樹脂層3′の外周面に
は六角形状の係止部30′が設けられていた。し
かしながら、この管継手は金属部材が存在しない
筒体1′,2′の間〓部で破損し易いという欠点が
あつた。
即ち、この管継手にライニング管の端部を螺合
する場合、スパナ等の工具を係止部30′に係合
させて捻つたときに、金属部材が存在しない部分
にモーメントが作用して亀裂が生じ、破損する危
険性があつた。
本考案は、かかる従来継手の欠点を解消したも
のであつて、ライニング管、給水栓等の被接続部
材を管継手に螺合接続する際に、管継手の外周面
に設けた係止部にスパナ等の工具を係合させて捻
つたときにも破損する恐れが全くなく、また被接
続部材の電食、酸化腐食を確実に防止できる絶縁
防蝕管継手を提供するものである。
(問題を解決するための手段) 本考案の絶縁防蝕管継手は、一端部に雌ねじ1
1を有する金属製雌筒体1の他端部12と、一端
部に雄ねじ21を有する金属製雄筒体2の他端部
22とを径方向に所定の間隔を保つて重ね合わ
せ、該間〓に合成樹脂層3を介在させて相互に結
合すると共に、前記雌筒体1の外周面および雄筒
体2の雄ねじ21を除く外周面を合成樹脂層3で
一体的に被覆し、該合成樹脂層3の外周面には軸
方向に所定の幅をもつた四角形、六角形等の多角
形状の係止部30を設けたことを特徴とするもの
である。
以下、本考案の構成を実施例に基づいて詳細に
説明する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、
第2図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、管継手とライニング管との接続状態を示した
部分断面図である。
図中符号1は金属製雌筒体、2は金属製雄筒体
であり、これらの筒体1,2は被接続部材の材質
に合わせて鋼、黄銅、鋳鉄等の金属材料が適宜選
択使用できる。3は塩化ビニル樹脂、ポリエチレ
ン、ポリブテン、ABS樹脂(アクリロニトリル、
ブタジエン、スチレンの3成分系の共重合物)等
からなる合成樹脂層、4,5および6はライニン
グ管である。
雌筒体1は一端部に雌ねじ11を有し、その他
端部12はテーパ状の段差をもつて拡径してい
る。この雌筒体1と同一軸線上に配列された雄筒
体2は一端部に雄ねじ21を有し、その他端部2
2が前記雌筒体1の他端部12内に挿入されてい
る。筒体1,2のそれぞれの他端部12,22
は、径方向に所定の間〓を保つて配設されてお
り、該間〓に介在させた合成樹脂層3を介して両
者が一体的に結合している。また、雌筒体1の外
周面および雄筒体2の雄ねじ21を除く外周面
は、所定の厚みをもつた合成樹脂層3で一体的に
被覆されており、その外周面のほぼ中央部には、
軸方向に所定の幅をもつた四角形、六角形等の多
角形状の係止部30が設けられている。
本考案の絶縁防蝕管継手は、以上に述べた基本
構造からなるものであるが、更にはこの管継手に
接続されるライニング管、給水栓等の被接続部材
との接続態様に応じて種々の構成をとることがで
きる。
例えば第1図に示した如く、雌筒体1の雌ねじ
11の内周側には合成樹脂層3から一体的に連続
した内筒31を設け、該内筒31と雌ねじ11と
の間に所定の間〓を設けてもよい。このように内
筒31を設けた場合には、雌ねじ11に金属管4
1の内・外周面が合成樹脂層42で被覆されたラ
イニング管4を螺合したときに、ライニング管4
の先端部内周面が内筒31の外周面に密着して水
密性が一層確実に確保され、また金属管41の先
端面が完全に管内流体から遮断されるので、その
酸化腐食を完全に防止できるという利点がある。
また、第2図に示した如く、雄筒体2の内周面
を合成樹脂層3から連続する合成樹脂層33で一
体的に被覆してもよい。この構成の場合には、雄
筒体2が管内流体によつて酸化腐食され易い鋼、
鋳鉄等の金属材料からなるときに特に有効であ
る。更には、第2図に示した如く、雌筒体1およ
び雄筒体2を一体的に被覆している合成樹脂層3
のそれぞれの端部から筒部32,32を突設して
もよく。この構成は、金属管51,61の外周面
が合成樹脂層52,62で被覆されたライニング
管5,6を接続する場合に適しており、同図の接
続状態から更に筒部32の内周面とライニング管
5,6の外周面との間〓にシリコン、ブチル樹脂
等の粘弾性を有するシーリング剤を充填すれば、
金属管51,61の先端部が管の外側から酸化腐
食するのを確実に防止することができる。
(考案の作用、および効果) 本考案の絶縁防蝕管継手は、雌ねじを有する金
属製雌筒体の他端部と、雄ねじを有する金属製雄
筒体の他端部とを径方向に所定の間〓を保つて配
設し、この間〓に合成樹脂層を介在させて結合し
たので、それぞれの筒体に接続したライニング
管、給水栓等の被接続部材は電気的に絶縁され、
迷走電流が配管ライン全体に流れることによる電
食が完全に防止される。また、雌筒体と雄筒体の
外周面を合成樹脂層によつて一体的に被覆したの
で、雨水、地下水等によつてそれぞれの筒体が管
の外側から酸化腐食することがない。
しかも、それぞれの筒体は軸方向に空間のな
い、重ね合わされた状態で合成樹脂層によつて被
覆されているので、管継手の剛性が高まり、合成
樹脂層の外周面に設けた係止部にスパナ等を係合
させて捻つたときに、亀裂が生じて破損する恐れ
も全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、
第2図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、管継手とライニング管との接続状態を示す部
分断面図、第3図は従来の絶縁防蝕管継手の部分
断面図である。 1……金属製雌筒体、11……雌ねじ、2……
金属製雄筒体、21……雄ねじ、12,22……
他端部、3……合成樹脂層、30……係止部、3
1……内筒、32……筒部、4,5,6……ライ
ニング管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部に雌ねじ11を有する金属製雌筒体1の
    他端部12と、一端部に雄ねじ21を有する金属
    製雄筒体2の他端部22とを径方向に所定の間隔
    を保つて重ね合わせ、該間〓に合成樹脂層3を介
    在させて相互に結合すると共に、前記雌筒体1の
    外周面および雄筒体2の雄ねじ21を除く外周面
    を合成樹脂層3で一体的に被覆し、該合成樹脂層
    3の外周面には軸方向に所定の幅をもつた四角
    形、六角形等の多角形状の係止部30を設けたこ
    とを特徴とする絶縁防蝕管継手。
JP1986172370U 1986-11-10 1986-11-10 Expired JPH0356710Y2 (ja)

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JPS6377189U JPS6377189U (ja) 1988-05-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074385Y2 (ja) * 1989-04-19 1995-02-01 日立金属株式会社 内外面樹脂被覆継手
JPH074386Y2 (ja) * 1989-04-19 1995-02-01 日立金属株式会社 水用電気絶縁管継手

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170991A (ja) * 1982-03-31 1983-10-07 日立金属株式会社 管継手

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JPS59132980U (ja) * 1983-02-24 1984-09-06 株式会社クボタ 管継手

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JPS58170991A (ja) * 1982-03-31 1983-10-07 日立金属株式会社 管継手

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JPS6377189U (ja) 1988-05-23

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