JPH0356604A - 放電焼結装置及びその装置を用いて放電焼結を行う方法 - Google Patents
放電焼結装置及びその装置を用いて放電焼結を行う方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
装置に関する。
百kg/c*”程度、最大でも3T/cm’程度の圧力
を掛けて軽く圧縮した状態で直流通電又は直流と交流の
重畳通電を行い、材料の温度が十分に高くなったとき、
圧力を上げて加圧威形するものである。
抵抗が、圧力の3乗根に逆比例して減少するため、通電
以前に高圧力で圧縮すると、抵抗が減少し過ぎて、通電
に支障があると考えられていたためである。
う観点からすると、従来の低圧縮通電方式では、必ずし
も満足し得る品質が得られず、又、焼結のため大電力が
必要であると言う問題もあった。
の目的とするところは、従来よりも緻密かつ均質で寸法
精度も高い良質の焼結体が得られる新規で経済的な放電
焼結方法及び装置を提供することにある。
/cm2の高圧力で圧縮し、次いでパルス通電を加えつ
\圧縮焼結することにより達成される。
室を具えた焼結炉と、 導電性物質から成り、上記焼結炉の開口部からそれぞれ
炉室内に摺動自在に挿入される円柱状の一対の圧縮通電
用パンチと、 上記炉室内に挿入された一対の圧縮通電用パノチの間に
設けられ、その圧縮通電用パンチから圧縮力と電流とを
供給される焼結成形用のダイ及びパンチと、 上記焼結成形用のダイ及びパンチの位置及び加圧力を制
御する装置と、 上記一対の圧縮通電用パンチにパルス電流を供給し得る
電源回路と、 上記焼結成形用のダイ及びパンチ又はその内部の温度を
検出する装置と、 上記上記温度検出装置の出力に応じ、かつ予め定められ
たプログラムに従って少なくとも上記電源回路の出力す
るパルス電流のパルス幅を制御する装置とから成る放電
焼結装置により実施できるものである。
ば、従来公知の方法よりも緻密で均質な焼結体か得られ
る。
可能となるので、粉体材料に対する制約が緩和され、か
つ材料の性質を損なうことなく良質の焼結体が得られる
。
ので、電力効率も良好である。
る。
正面略図、第2図は第1図に示した装置の主要部の構造
を示す断面図、第3図は電源回路の■例を示す説明図で
ある。
直立するカラム、4は焼結炉を収容する真空容器、5は
真空容器4の蓋、6はカラム2、3に昇降自在に支承さ
れた真空容器支持アーム、7は蓋5を開閉するアーム、
8は焼結加工用のヘッド、9はヘッド8を昇降するアー
ム、IOは上パンチ、l1は下パンチである。
る。
に支承されており、真空容器4を昇降せしめる。
しつけてそれを気密に閉鎖する。
)により昇降せしめられ、又下バンチ11はベッドl内
に設けた昇降装置(図示せず)により昇降せしめられる
。
固定され、焼結威形用バンチl4を支持するパンチホル
ダ、l5は焼結成形用のダイ、l6はダイl5を支承す
る支台、l7は下パンチ11の上面に固定されたダイホ
ルダ、l8ばボール、l9は焼結用の材料又は焼結体、
20は排気管、2lは真空ポンプである。
に固定されており、その中心部に円筒状の炉室を有し、
かつその炉室内には上下からそれぞれ上パンチlO及び
下パンチ11が挿入される。
チl4及びダイl5がセットされる。
けられたパンチホルダl3により支承されている。
6は下パンチ11の上面に取りつけられたダイホルダl
7及び復数のボールl8、l8を介して支承されている
。
計か装着されており、それらの出カは後述する制御装置
に人力せしめられるように.構成されている。
り排気され、真空状態に保たれる。これは焼結体内のガ
ス抜きと、焼結炉l2の外面の断熱のために行うしので
ある。
共に、上パンチ10及び下バンチ11を押し上げて、焼
結成形用パンチI4及びダイl5を蓋5の上に押し出し
、ダイl5の内部に所定量の材料を装填する。
形用バンチ14及びダイI5を焼結炉I2内に引き入れ
、真空容器4を気密に閉鎖し、真空ポンプ2lを作動さ
せて焼結炉12内を真空状態とし、必要に応じて上バン
チIO及び下パンチ11内に設けたガス供給路10a及
びllaから適宜の雰囲気ガスを供給する。
料を少なくとも5T/cm2、望ましくは10乃至l5
T,’cm”、場合によっては、20乃至30T /c
ya”の圧力で圧縮し、高密度の圧縮成形体とし、然る
後、上下のパンチ10111に例えば第3図に示すよう
な電源からパルス電流を供給する。
以下では材料の緻密化と抵抗の減少か不十分となり、装
置内で集中的な通電か出来ず、又小電流で完全な焼結か
不可能となるためである。
m2としたのは、主として型の経済性によるものである
。従って、十分強力な型か安価に供給される場合には、
加圧力を20乃至30T /cm”とすることが出来る
。
は整流回路、24は電流制御回路、25は焼結炉l2の
内部やダイl5に取りつけられる温度検出器、26は力
検出器、27及び28はA/D変換器、29はCPU、
30はパルス幅変調回路、3lはスイッチング回路、3
2は上パンチ10に接続される給電端子、33は下パン
チ11に接続される給電端子、34は装置の各部に設け
られるアクチュエー夕、モータ等の作動制御装置である
。
り、そのプログラムに従って給電パルスのピーク値とパ
ルス幅か制御されるよう構成されている。尚、本実施例
に於いては、最も望ましいものとして給電パルスのピー
ク値とパルス幅を制御するよう説明するか、ピーク値の
制御は必須のものでなく、ピーク値は一定の望ましい値
に設定しておいて、パルス幅のみを制御するようt#l
ltしてもよいこと勿論である。
り准定される。温度検出器25の出力はA/’D変換器
27によりデジタル信号に変換され、CPU29に送ら
れる。
26により検出される。力検出器26の出力はA/D変
換器28によりデジタル信号に変換され、CPU29に
送られる。
制御回路24及びパルス幅変調回路30を制御し、焼結
体19の温度を所定の昇温曲線に合わせて制御すると共
に、制御装132を介して、焼結作業中はヘッド8内に
設けた上パンチ昇降用モータ及びベッドl内に設けた下
パンチ昇降用モータの作動を制御し、焼結体に加えられ
る圧力を制御し、かつ、材料の装填及び焼結体の取り出
しを実行するときは、カラム2及び3の内部に設けられ
た図示されていない真空容器支持アーム駆動用モータ、
蓋開閉アーム駆動用モータ、ヘッド昇降用アーム駆動用
モータ等の作動を制御するものである。
WMにより正確に温度か制御できることもあるが、特に
本発明方法による場合、直流によるよりも焼結体内に均
一に通電かでき、偏析が生しないので、均質な焼結体か
得られることが判明したためである。
形威されるとその後はその通電路に沿って電流が持続し
て流れる傾向があり、他の部分に対する通電が不十分と
なることか多く、特に本発明方法に於いてはその弊害が
大きい。
電点か適宜に移動するので、全体的に均質な通電か可能
となり、そのため均質で緻密な焼結体が得られるもので
ある。
小さいから、電滝は主として焼結体材科を流れるが、焼
結炉l2、ダイ15等は、例えばグラフ7イト等の導電
性物質で製漬されるので、電流は焼結体l9のみならず
、焼結炉l2及びダイ15をら通って売れる。これらの
電流により焼結炉l2及びダイ15は高温度に加熱され
るか、この熱は予め計算されており、かつ結局焼結体l
9に吸収されるので、焼結時間の短縮に役立つ。
ことができるが、電源価格の観点から低周波電源が推奨
される。
概ねsoo − tooo℃程度でよい。
3000℃程度に昇属できるので、経済的能率は極めて
高い。
は、従来公知の焼結方法に依る場合に較べて、より緻密
で均質な焼結体を得ることができる。
ら、本発明方法は型焼結に適しており、本発明によると
きは、従来品よりは寸法精度が高く、密度誤差が少ない
良質の焼結体が得られるものである。
電流が小さくて済み、このため電源回路が比較的小容量
で足りる。
7ス合金その池の従来公知の全ての粉末材料のM8桔か
可能であるばかりでなく、低温度で焼結が可能なので、
従来焼結不可能であった材料のl尭結も可能となるもの
である。
正面略図、第2図は第1図に示した装置の主要部の構造
を示す断面図、第3図は電源回路の構或を示す説明図で
ある。 1 − −一−・ −−−−ベッド 2、3−− −・一 カラム 4 −−−一 真空容器 5 − − 一蓋 6− − 一真空容器支持アーム7−−−−
一− 蓋開閉アーム 8 〜−−−−t\ツド 9 −・一 〜 ヘッド昇降用アーム10−−
一 上パンチ 1 1−− −〜−一 下パンチ 焼結炉 パンチホルダ 焼結成形用パンチ ダイ 支台 ダイホルダ ボール ・材料又は焼結体 排気管 真空ポンプ 商用電源接続端子 整流回路 電流制御回路 温度検出器 力検出器 A/D変換器 CPU パルス幅変調回路 スイッチング回路 給電端子 34 モータ制御回路
Claims (2)
- (1)粉末状の材料を金型内に充填し、加圧圧縮しつつ
通電して焼結体を得る放電焼結方法に於いて、材料の圧
縮圧力を5T/cm^2以上20T/cm^2とし通電
以前に高密度に圧縮する工程と、 上記高密度に圧縮された材料に、加圧下でパルス状電流
を通電すると共に、そのピーク電流とパルス幅とを制御
して材料温度を制御しつゝ圧縮焼結する工程とから成る
上記の放電焼結方法。 - (2)下記(a)乃至(g)に記載の構成要素を具備す
る放電焼結装置。 (a)導電性物質から成り、両端に円筒状の開口部を有
する炉室を具えた焼結炉。 (b)導電性物質から成り、上記焼結炉の開口部からそ
れぞれ炉室内に摺動自在に挿入される円柱状の一対の圧
縮通電用パンチ。 (c)上記炉室内に挿入された一対の圧縮通電用パンチ
の間に設けられ、その圧縮通電用パンチから圧縮力と電
流とを供給される焼結成形用のダイ及びパンチ。 (d)上記焼結成形用のダイ及びパンチの位置及び加圧
力を制御する装置。 (e)上記一対の圧縮通電用パンチにパルス電流を供給
し得る電源回路。 (f)上記焼結成形用のダイ及びパンチ又はその内部の
温度を検出する装置。 (g)上記上記温度検出装置の出力に応じ、かつ予め定
められたプログラムに従って少なくとも上記電源回路の
出力するパルス電流のパルス幅を制御する装置。
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JP1190512A JP2986480B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 放電焼結装置及びその装置を用いて放電焼結を行う方法 |
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-
1989
- 1989-07-25 JP JP1190512A patent/JP2986480B2/ja not_active Expired - Lifetime
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