JPH0356581A - シリコーン2成分型シーリング材組成物 - Google Patents

シリコーン2成分型シーリング材組成物

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JPH0356581A
JPH0356581A JP19320489A JP19320489A JPH0356581A JP H0356581 A JPH0356581 A JP H0356581A JP 19320489 A JP19320489 A JP 19320489A JP 19320489 A JP19320489 A JP 19320489A JP H0356581 A JPH0356581 A JP H0356581A
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JP
Japan
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calcium carbonate
fatty acid
silicone
acid ester
adhesion
Prior art date
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Pending
Application number
JP19320489A
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English (en)
Inventor
Katsunori Fukumoto
勝憲 福本
Toshio Fujiwara
敏男 藤原
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Maruo Calcium Co Ltd
Original Assignee
Maruo Calcium Co Ltd
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Publication date
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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は脂肪酸エステル表面処理した炭酸カルシウムを
含有するシリコーン2成分型シーリング材組或物に関し
、更に詳しくは、適正な硬化時間による良好な作業性、
優れた接着性及び適正な低モジェラスを付与するシリコ
ーン2威分型シーリング材組威物に関するものである. 〔従来の技術〕 シリコーン2戒分型シーリング材(以下、シリコーン2
成分型と略す)は建築、自動車、床材等の分野で防水、
シール等の目的で広く使用されている.シリコーン2*
分型はウレタン、ポリサルファイド等のシーリング材に
比べて耐水性、耐候性、密着性等に優れ、ここ数年、使
用量において高い伸び率が続いている.近年、超高層ビ
ルの建設が増加してきたが、超高層ビルの上層部は一日
の寒暖差が非常に大きく、耐候性、密着性に優れたシリ
コーンシーラント以外のシーラントではこの分野では使
用出来ない.また最近ビルの窓枠の形式が、従来のよう
な窓枠にガラスをはめ込んで周辺をシールする方法では
なく、窓枠のない状態で直接ガラスの周りにシーリング
材を使ってガラスを貼り付けていく方法が広く採用され
るようになった.この方法では従来以上にシーリング材
に強い密着性が要求され、このような分野でもシリコー
ンシーラントが広く使用される. 従来、シリコーン2戒分型は、チキン性、密着性向上の
ために一次粒子径0. 0 5〜0. 1μm程度のコ
ロイド炭酸カルシウムが使用されており、これらは表面
を脂肪酸石鹸、樹脂酸石鹸等で表面処理されている.し
かし、これらのコロイド炭酸カルシウムでは充分な密着
性が得られず、またシーラント一般に要求される適正な
伸び、適正な低モジュラスの点でも不充分であった.そ
して、最も大きな問題点は、施工前に2戒分を混合した
場合、初期段階での硬化速度が速く、即ち初期増粘が速
く、施工時に充分良好な作業性が得られないということ
である.かくして、シリコーン2戒分型は耐候性、耐水
性の良い優れたシーリング材でありながら、このような
問題を含有するために今一歩普及が伸び悩んでいるのが
実情である.従って、シリコーン2威分型用としての優
れた配合剤の開発が強く望まれている. 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の如く、従来、2成分型の分野ではチキソ性付与剤
、密着性向上剤として一次粒子径が0.05〜0.1μ
mで、脂肪酸又は樹脂酸等で表面処理されたコロイド炭
酸カルシウムが使用されている.しかしケら、この種の
炭酸カルシウムには次のような問題点がある; ■2tc分型混合後の硬化速度が速すぎる.このため硬
化速度調整のための配合上の手直しが大変である. ■密着性向上のために使用されるのであるが、密着性が
未だ不充分である. 本発明者らは、これらの問題を解消するべく鋭意研究の
結果、特定物質で表面処理した.含有水分の少ない炭酸
カルシウムを使用することにより、所期の目的が迷戒さ
れることを見出し、本発明を完戒した. 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、BET比表面積3rrf/g以上の炭酸カル
シウムを脂肪酸エステルで表面処理し、これをシリコー
ンボリマー100重量部に対して10〜200重量部配
合してなるシリコーン2威分型シーリング材&l戒物を
内容とするものである.本発明に使用される炭酸カルシ
ウムは比表面積が3rrf/g以上、好ましくは6rr
r/g以上の粒度のもので、粒子表面は脂肪酸エステル
で表面処理されたものである. 本発明に使用される脂肪酸エステルとしては特に制限は
ないが、それを構成する脂肪酸の炭素数が8以上である
ことが好ましく、そして出来るだけ炭素数が多い高級脂
肪酸である方がシーリング材のチキソ性は良好である.
もう一方の構Fli戒分てあるエステル基については特
に制限はないが、これも脂肪酸と同様に出来るだけ炭素
数が多い程、シーリング材のチキン性は良好である.即
ち、エステルの構戒或分である脂肪酸もエステル基も炭
素数が多いものが好ましく、このような脂肪酸エステル
としては、例えばステアリン酸ステアレート、ステアリ
ン酸ラウレート、バルミチン酸ステアレート、パルミチ
ン酸ラウレート、グリセリン等の多価アルコール等が挙
げられる.就中、グリセリン等の多価アルコールから生
威する脂肪酸エステルが好適である. 本発明に使用される炭酸カルシウムはBET法で測定し
た場合の比表面積が3rrf/g以上の粒度であること
が必要であるが、これより比表面積が小さい(粒子が大
きい)と、たとえ本発明で規定する脂肪酸エステルで表
面処理しても十分なチキン性を付与することが出来ない
. 上記炭酸カルシウムの製法については、Ca (OR)
富の水スラリーにCOtガスを導入して生戒させる沈降
製炭酸カルシウムと、石灰石を機械的に粉砕、分級する
重質炭酸カルシウムとがあるが、このどちらでもよい.
表面処理の方法としては沈降製炭酸カルシウムの場合は
気液反応であるため、水スラリー中又は含水ケーキ中で
表面処理するのが好ましい.脂肪酸エステルは一般に疎
水性であるが、スラリー中に加え撹拌するか、含水ケー
キ中に混練すると、水スラリー中又は含水ケーキ中の炭
酸カルシウムと十分に吸着結合する.重質炭酸カルシウ
ムの場合は乾式で粉砕することが多いので、乾式で表面
処理するのが好ましい.例えばヘンシェルミキサー等の
加熱、撹拌装置を使用するのが良い. 表面処理量については特に制限はないが、炭酸カルシウ
ムの粒度に応じて変量した方がよい.一般には炭酸カル
シウムに対して1.0〜20.0重量%程度が良い. 上記の如くして得られた炭酸カルシウムは、シリコーン
ボリマー100重量部に対して10〜200重量部、好
ましくは30〜150重量部配合される.かかる配合組
威からなるシリコーン2威分型はチキソ性、密着性、硬
化時間のいずれにおいても従来にない優れた効果を発揮
する.〔作用・効果〕 本発明に使用される炭酸カルシウムは脂肪酸エステルで
表面処理されているので含有水分は極力少ない状態とな
っている.また該炭酸カルシウムは使用前に乾燥するこ
とにより、含有水分を更に少なくすることができ、更に
良好な結果が基体できる. 従来から使用されている炭酸カルシウムは、たとえ使用
前に乾燥させても含有水分が多く、その結果、主剤と硬
化剤の2威分を混合した後の粘度の上昇、即ち硬化速度
が速く、作業面において間題があったが、本発明品は2
威分混合後の粘度上昇が緩やかであり、充分余裕のある
作業時間(可使時間)を得ることができる. また、シリコーン2成分型においては、炭酸カルシウム
を使用する方が、全く使用しない場合に比べて密着性が
向上する.本発明のシリコーン2威分型は、この点にお
いても充分な効果を発揮する.゜その他、シリコーン2
威分型の重要物性であるチキン性や強度物性においても
優れた物性を発揮する. 〔実施例〕 以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない. 実施例I BET比表面積30rd/gの粒子の炭酸カルシウムを
10.0重量%(炭酸カルシウムに対して)のステアリ
ルグリセリンで表面処理した.得られた炭酸カルシウム
をシリコーンボリマー100重量部に対して80重量部
配合した後、両者を3本ロールで混練し分散させた.こ
うして調製した主剤に対して主剤/硬化剤−40/1の
比で2戒分を混合し、シーラント物性を測定した.結果
を第1表に示す. 比較例l 実施例lにおいて、ステアリルグリセリン10.0重量
%に代えて、樹脂酸石鹸4.0重量%で表面処理した以
外は全て実施例1と同様に操作した.結果を第1表に示
す. 比較例2 実施例1において、ステアリルグリセリン1 0.0重
量%に代えて、脂肪酸石鹸を4.0重量%で表面処理し
た以外は全て実施例1と同様に操作した.結果を第l表
に示す. シーラント物性試験法: シーラント物性についてはチキソ性、密着性、初期増粘
性(可使時間)の3項目について下記の方法により観察
・測定した; (a)チキン性 JIS A 5758に準じてスランプ、フリツプ性を
確認した. (b)密着性 H型物性で界面剥離か凝集破壊かを調べた.(c)初期
増粘性 2威分型を混線直後から、30分(at20℃)放置後
の増粘性を調べた. 第    1    表 O:優れている Δ:やや劣っている ×:劣っている 第l表の結果より、本発明のシリコーン2戒分型ll或
物は従来品に比べて優れた物性を発揮することが分かる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、BET比表面積3m^2/g以上の炭酸カルシウム
    を脂肪酸エステルで表面処理し、これをシリコーンポリ
    マー100重量部に対して10〜200重量部配合して
    なるシリコーン2成分型シーリング材組成物。 2、脂肪酸エステルを構成する脂肪酸の炭素数が8以上
    である請求項1記載の組成物。
JP19320489A 1989-07-26 1989-07-26 シリコーン2成分型シーリング材組成物 Pending JPH0356581A (ja)

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Cited By (6)

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