JPH0356310Y2 - - Google Patents

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JPH0356310Y2
JPH0356310Y2 JP1986054185U JP5418586U JPH0356310Y2 JP H0356310 Y2 JPH0356310 Y2 JP H0356310Y2 JP 1986054185 U JP1986054185 U JP 1986054185U JP 5418586 U JP5418586 U JP 5418586U JP H0356310 Y2 JPH0356310 Y2 JP H0356310Y2
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water
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cylinder
water flow
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は水道の蛇口に取付けられ、飲料水を
浄化する器具に関する。
(従来の技術) 従来の浄水器は容器の上面へ蛇口取付孔を設
け、前記容器の下面へ流水孔を設け、前記容器内
へ浄化剤を収めたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 通常、水道からの水は飲料用であると同時に食
器等の洗滌のためにも使用される。従来例の場
合、流水孔からのみの注水であり、洗滌効果が小
さい。
(問題点を解決するための手段) この考案は、これらの不都合を解消するもの
で、すなわち硬質の本体部2へ弾性を有する軟質
の蓋部4を嵌着し、本体部2へ硬質の底部3を着
脱自在に設けてプラスチツク製の容器1を形成
し、蓋部4の上面へ漏斗状の水道蛇口取付孔41
を形成し、底部3の下面へ流水孔36を設け、ま
た筒体5の上面および下面へ多数個の通水孔5
2,52,52……を設け、筒体内5へ浄化剤5
7を充填し、筒体5を容器1内へ出入自在に収
め、さらに流水孔36の周囲で、かつ複数の同心
円位置へ多数個の洗滌用噴水孔37,37,37
……を設けることを特徴とするものである。
(実施例の構成) 図において1は透明はプラスチツク製の容器で
あり、容器1は本体部2、底部3、蓋部4とから
成る。本体部2は硬質であり、本体部2の上方へ
は首部20、外向鍔21が連設され、本体部2の
内周面の下方には雌ねじ22が螺設されている。
底部3は本体部2と同様に硬質であり、その周壁
30は底方に向かつて絞られて下面の水平部31
に続き、絞り部32の内周面には段部33,3
4,35が周設され、水平部31の中央には直径
3mmの流水孔36が穿設され、水平部31、段部
33,34,35には直径1mmの洗滌用噴水孔3
7が多数個、穿設され、しかもこれら洗滌用噴水
孔37,37,37……は第4図示のように流水
孔36を中心とする複数の同心円上に配設され、
底部3の上方には雄ねじ38が螺設されている。
また本体部2、底部3の外周面は第3,4図示の
ように凹凸が連設して形成されている。蓋部4は
本体部2、底部3よりも軟質で弾性を有し、下方
には内向鍔40が形成され、上面へ漏斗状の水道
蛇口取付孔41が形成されている。さらに図にお
いて5はプラスチツク製の筒体であり、この筒体
5は外筒50へ内筒51が嵌挿されて成り、内筒
51の上面および外筒50の下面へは多数個の通
水孔52,52,52……が穿設され、外筒50
の上縁へは外向鍔53が周設され、外向鍔53へ
はパツキング部54が一体的に周設され、外筒5
0の下面板55上へは薄板状のフイルター56が
置かれ、内筒51内へ浄化剤57としてやしがら
活性炭57aと固形の脱塩素剤57b例えば粉末
の亜硫酸カルシウムを焼結して棒状にしたものが
充填されている。
そして首部20へ内向鍔40を嵌着することに
より、本体部2へ蓋部4を取付け、薄板状のフイ
ルター6および筒体5を本体部2内へ下方より入
れる。このとき内筒51の上縁51′が本体部2
の内周面へ当接し、外向鍔53が段部23に係止
する。続いて雄ねじ38を雌ねじ22へ螺着する
ことにより本体部2へ底部3を取付ける。このと
きパツキング部54が底部3の上端縁に密着し、
外向鍔53は段部23と底部3の上端縁とで挾持
される。
なお、前記実施例では容器1の最大内径を36
mm、本体部2、底部3の合計高さを60mmとした。
(実施例の使用法、作用) 水道蛇口取付孔41を蛇口7へはめれば、蓋部
4の材料のプラスチツクの弾性によつて水道蛇口
取付孔41は仮想線位置(第1図示)になり、蛇
口7へ密着して取付けられる。
蛇口7の弁を略半開させると、水はフイルター
6、通水孔52、浄化剤57、フイルター56、
通水孔52を通つて流水孔36から細く流れ出
る、このとき水圧が小さいため、水平部31の洗
滌用噴水孔37より漏水するが、噴水せず、流水
孔36からの水と合流することが確認された。ま
た段部33,34,35の洗滌用噴水孔37,3
7,37……からは排水されないことが確認でき
た。なお、水圧は一般住宅、高層住宅或いは地域
等により差があるため、噴水しないようにするに
は、蛇口7の弁の開き加減を適宜、調節すればよ
い。
水がフイルター6,56を通過する際に、微少
な塵埃や銹の微粒子が濾別され、やしがら活性炭
57aを通過する際に、水中に含まれている殺菌
用カルキが吸着され、カルキ特有の臭いが除去さ
れ、脱塩素剤57bを通過する際に、水中に含ま
れている残留塩素や不純物が吸着され完全に除去
される。
また蛇口7の弁を全開せず、水を流水孔36よ
り細く出すので、水は充分、浄化される。なお、
外向鍔53、パツキング部54、内筒51の上縁
51′によりシールされるため、水が筒体5外よ
り流出することはなく、また筒体5もガタを生ず
ることがない。
食器等を洗滌するには、底部3を本体部2から
取外すとともに筒体5、フイルター6を取出し、
再び底部3を本体部2へ螺着して、蛇口7の弁を
全開すればよく、ここに水は洗滌用噴水孔37,
37,37……より噴水かつ散水し、効果的な洗
滌水となる。この際の噴水力も蛇口7の弁の開き
加減を適宜、調節すればよい。
食器等を大量に洗滌する場合は、前述のように
筒体5を取出せばよいが、少量の場合は筒体5を
容器1内へ収容したままでもよい。なお、このと
き浄化剤57が無駄となり、噴水力も多少、弱ま
るが短時間のことであり、支障はない。
そして長期間の使用により、浄化剤の効果がな
くなつた時点で筒体5ごと取り換えればよい。
(考案の効果) このようにこの考案は流水孔の周囲へ多数個の
洗滌用噴水孔を設けるので、蛇口の弁の開き調節
により、浄水器のみならず洗滌用シヤワーとして
も用いることができるとともに、取扱い操作が容
易であり、しかも構造が簡単なために安価に製造
できるものである。また多数個の洗滌用噴水孔を
流水孔の周囲で、かつ複数の同心円位置へ設ける
ので、広範囲へ散水させることができ、洗滌用シ
ヤワーとして良好な洗滌効果をあげることがで
き、さらに硬質の本体部へ弾性を有する軟質の蓋
部を嵌着するので、蓋部を本体部へ容易かつ確実
に取付けることができ、しかも弾性を有する蓋部
の上面へ漏斗状の水道蛇口取付孔を形成するの
で、口径および形状の異なる複数種類の蛇口へ確
実に取付けることができる。また筒体を使用せ
ず、シヤワー切換の可能な通水器としても使用で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は
縦断面図、第2図は平面図、第3図は本体部の一
部を切欠いたA−A断面図、第4図はB−B断面
図である。 1……容器、2……本体部、3……底部、4…
…蓋部、5……筒体、36……流水孔、37……
洗滌用噴水孔、41……水道蛇口取付孔、52…
…通水孔、57……浄化剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質の本体部2へ弾性を有する軟質の蓋部4を
    嵌着し、本体部2へ硬質の底部3を着脱自在に設
    けてプラスチツク製の容器1を形成し、蓋部4の
    上面へ漏斗状の水道蛇口取付孔41を形成し、底
    部3の下面へ流水孔36を設け、また筒体5の上
    面および下面へ多数個の通水孔52,52,52
    ……を設け、筒体内5へ浄化剤57を充填し、筒
    体5を容器1内へ出入自在に収め、さらに流水孔
    36の周囲で、かつ複数の同心円位置へ多数個の
    洗滌用噴水孔37,37,37……を設けること
    を特徴とする浄水器。
JP1986054185U 1986-04-10 1986-04-10 Expired JPH0356310Y2 (ja)

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JP5640347B2 (ja) * 2009-09-16 2014-12-17 三菱レイヨン株式会社 浄水器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140185B2 (ja) * 1980-07-04 1986-09-08 Sekisui Plastics

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JPS6140185U (ja) * 1984-08-14 1986-03-13 ソニー株式会社 浄水器のカ−トリツジ

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JPS6140185B2 (ja) * 1980-07-04 1986-09-08 Sekisui Plastics

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