JPH081031Y2 - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH081031Y2
JPH081031Y2 JP2489693U JP2489693U JPH081031Y2 JP H081031 Y2 JPH081031 Y2 JP H081031Y2 JP 2489693 U JP2489693 U JP 2489693U JP 2489693 U JP2489693 U JP 2489693U JP H081031 Y2 JPH081031 Y2 JP H081031Y2
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JP
Japan
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mounting hole
faucet
funnel
mounting
water purifier
Prior art date
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JP2489693U
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JPH0677882U (ja
Inventor
勘一 神林
Original Assignee
有限会社丸善
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は水道の蛇口に取り付け
られ、飲料水を浄化する器具に関し、特に前記器具の蛇
口取付部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より水道の蛇口の口径は一定ではな
い(具体的には13mm〜24mm)。そのため異径の
各種蛇口に取り付けられるように浄水器の蛇口取付口を
一直線に傾斜する漏斗状に形成したり(第1従来例)、
大口径の蛇口取付口へ小口径のマウスピースを着脱自在
に取り付けられるようにしている(第2従来例)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】水道の蛇口口径は小口
径(13mm)のものが最も多いため、第1従来例は漏
斗状口の下端を最小径に、上端を大径に設定してある
が、この蛇口取付口は一直線に傾斜しているため大径の
蛇口に取り付けると、漏斗状口が拡開する際に漏斗面の
上端まで亀裂が入りやすく、水漏れし、第1従来例では
事実上、小径の蛇口以外は不適である。
【0004】第2従来例はマウスピースを別体に形成す
るためその金型費用、組立の手間、費用等、高価につ
く。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案はこれらの不都
合を解消するもので、すなわちプラスチック製の浄水器
1の上方へ蛇口取付部2を設け、蛇口取付部2へ大口径
の蛇口3に嵌着する第1取付孔4と小口径の蛇口5に嵌
着する第2取付孔6とを連続して形成し、第1取付孔4
を垂直孔状に形成するとともに第2取付孔6を漏斗状に
形成することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】大口径の蛇口3に取り付ける場合には蛇口3へ
第1取付孔4および第2取付孔6を押し込めばよく、第
1取付孔4の周壁9と漏斗状部7が、ともに蛇口3へ密
嵌する。なお取り付ける前に漏斗状部7へ複数個の切れ
目8、8・・を入れれば小さい力で、容易に取り付ける
ことができ、しかも第1取付孔4と第2取付孔6との境
で傾斜が変わり、周壁9へ亀裂が入ることはなく、水が
上方より漏れるおそれがない。
【0007】小口径の蛇口5へ取り付ける場合には第2
取付孔6を蛇口5へ押し込めばよく、漏斗状部7が押し
拡げられるとともにその復元力で蛇口5へ密嵌する。
【0008】
【実施例】浄水器1は例えばスチロール樹脂のような硬
質のプラスチックより成る透明の容器部12と、例えば
EVA(エチレン酢酸ビニル)のような弾性を有するプ
ラスチックより成る蓋状の蛇口取付部2と、同じくEV
Aのようなプラスチック製の弾性帯輪13とより成る。
【0009】本実施例における容器部12は上下に流水
孔14、15を有し、容器部12内へやしがら活性炭1
6、固形の脱塩素剤17例えば粉末の亜硫酸カルシウム
を燒結して棒状にしたものおよびフィルター18例えば
スチロールの燒結材をもって形成したものを通水板1
9、20、21および内向鍔30を介して順次、充填
し、上縁へ断面コ字状の外向鍔22を一体的に周設す
る。
【0010】蛇口取付部2は洞斗状部7と、漏斗状部7
の上端口より連続して垂直状に立ち上がる周壁9と、周
壁9より連続して倒漏斗状に下降する外壁23とを一体
形成して成り、この実施例では漏斗状部7により小口径
の蛇口5に嵌着する第2取付孔6が形成され、具体的に
は第2取付孔6はその下端口径L1が最小径の蛇口より
やや小さい径、例えば11mmであり、また上端口径L
2が23.5mm、高さH1が5mmで、しかも下端口
はその高さH2が1mmの垂直孔であり、また周壁9に
より大口径の蛇口3に嵌着する垂直孔状の第1取付孔4
が形成され、具体的には第1取付孔4はその口径L3が
23.5mm、高さH5(1mm)の上端口24を含ま
ない高さH3が6mmである。
【0011】さらに周壁9の内向面と漏斗状部7の内向
面との境へ凸弧状の内向突部10を一体的に周設し、具
体的には図5で示すように内向突部10の肉厚L4が
0.2mm〜0.3mm、高さH4が1.5mmであ
る。
【0012】また内向突部10を含む周壁9を外壁23
の頂部と一体にして厚肉に形成し、漏斗状部7を薄肉に
形成し、周壁9の上端口24を薄肉に形成し、漏斗状部
7の外向面の頂部11を第1取付孔4ど第2取付孔6の
境位置と同一の高さ位置に形成する。
【0013】外壁23はその頂部が周壁9と一体となり
倒漏斗状に下降し、外向面へ段部25、25・・を周設
し、下端へ嵌合周溝26を有する断面L字状の外向鍔2
7を連続して形成する。
【0014】弾性帯輪13は外向鍔27へ密嵌するため
のもので、その周面へ突起28、28、28・・・を一
体的、かつ間隔をおいて突設し、上端口へ係止用の内向
鍔29を一体形成する。
【0015】そして外向鍔27と外向鍔22とを嵌合周
溝26、31を介して密嵌し、さらに弾性帯輪13を外
向鍔27へ密嵌して締着し、浄水器1を組み立てる。
【0016】大口径(例えば外径24mm)の蛇口3に
浄水器1を取り付けるには、漏斗状部7へ仮想線で示す
ように複数個の切れ目8、8・・・を等間隔で入れ、図
2で示すように蛇口3へ第1取付孔4、第2取付孔6を
押し込む。ここに漏斗状部7は小さい押し込み力でも容
易に拡開するとともにその復元方向へ作用する力で蛇口
3に密着し、例えば口径が23.5mmの第1取付孔4
もやや開かれた後、その復元方向へ作用する力で蛇口3
に密着し、第1取付孔4よりも例えば0.2mm〜0.
3mm突出している内向突部10も押しつぶされた後、
その復元方向へ働く力で蛇口3に密着する。なお第2取
付孔6と第1取付孔4とでは傾斜が変わり、しかもあら
かじめ切れ目8、8・・を入れておくことにより、漏斗
状部7の拡開の際に大きい力が入らないので周壁9へ亀
裂が入るおそれが極めて小さく、水漏れのおそれがな
い。
【0017】実施例のように内向突部10を形成すれ
ば、より確実に亀裂を防止でき、さらに薄肉の漏斗状部
7の外向面の頂部11を第1取付孔4と第2取付孔6の
境位置と同一の高さ位置に形成すれば、これより上は厚
肉であり、亀裂を完全に防ぐことができる。
【0018】小口径(例えば13mm〜20mm)の蛇
口5に浄水器1を取り付けるには、前記と異なり、切れ
目8、8・・を入れることなく、図3で示すように蛇口
5へ第1取付孔4を外挿した後、第2取付孔6を蛇口5
へ押し込む。ここに下端口が例えば11mmの漏斗状部
7は拡開し、その後、その復元方向へ作用する力で蛇口
5へ密着する。
【0019】次に蛇口3若しくは5の弁を開けば、水は
蛇口、第1取付孔4、第2取付孔6、流水孔14、通水
板19、やしがら活性炭16、通水板20、脱塩素剤1
7、通水板21、フィルター18および流水孔15を通
って排出される。
【0020】水がやしがら活性炭16を通過する際に、
水中に含まれている殺菌用カルキは吸着され、カルキ特
有の臭いは除去される。脱塩素剤17を通過する際に、
水中に含まれている残留塩素や不純物が吸着され、さら
にフィルター18を通過する際に、微小な塵埃や銹の微
粒子が濾別される。
【0021】
【考案の効果】請求項1の考案によれば、亀裂を生ずる
ことなく、大口径の蛇口へ確実に取り付けることがで
き、しかも小口径の蛇口へも取り付けることができ、口
径の異なる各種の蛇口へ取り付けることができ、また安
価に製造することができる。
【0022】請求項2の考案によれば、大口径の蛇口へ
取り付ける際に周壁への亀裂を確実に防止できるととも
により確実に取り付けることができ、請求項3の考案に
よれば、さらに確実に亀裂を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す一部切欠き正面図であ
る。
【図2】同上の実施例を大口径の蛇口へ取り付けた場合
の蛇口取り付け部の断面図である。
【図3】同上の実施例を小口径の蛇口へ取り付けた場合
の蛇口取り付け部の断面図である。
【図4】この考案の実施例の平面図である。
【図5】同上の実施例の要部を拡大した断面図である。
【符号の説明】
1 浄水器 2 蛇口取付部 3 蛇口 4 第1取付孔 5 蛇口 6 第2取付孔 7 漏斗状部 9 周壁 10 内向突部 11 頂部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製の浄水器1の上方へ蛇口
    取付部2を設け、蛇口取付部2へ大口径の蛇口3に嵌着
    する第1取付孔4と小口径の蛇口5に嵌着する第2取付
    孔6とを連続して形成し、第1取付孔4を垂直孔状に形
    成するとともに第2取付孔6を漏斗状に形成することを
    特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】 第1取付孔4を形成する周壁9の内向面
    と第2取付孔6を形成する漏斗状部7の内向面との境へ
    内向突部10を一体的に周設する請求項1記載の浄水
    器。
  3. 【請求項3】 第1取付孔4を形成する周壁9を厚肉に
    形成し、第2取付孔6を形成する漏斗状部7を薄肉に形
    成し、漏斗状部7の外向面の頂部11を第1取付孔4と
    第2取付孔6の境位置と同一の高さ位置に形成する請求
    項1または2の浄水器。
JP2489693U 1993-04-02 1993-04-02 浄水器 Expired - Lifetime JPH081031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2489693U JPH081031Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 浄水器

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JP2489693U JPH081031Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 浄水器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0677882U JPH0677882U (ja) 1994-11-01
JPH081031Y2 true JPH081031Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=12150955

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JP2489693U Expired - Lifetime JPH081031Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 浄水器

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JPH0677882U (ja) 1994-11-01

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