JPH035625Y2 - - Google Patents

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JPH035625Y2
JPH035625Y2 JP1984043270U JP4327084U JPH035625Y2 JP H035625 Y2 JPH035625 Y2 JP H035625Y2 JP 1984043270 U JP1984043270 U JP 1984043270U JP 4327084 U JP4327084 U JP 4327084U JP H035625 Y2 JPH035625 Y2 JP H035625Y2
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handle
lock
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floor
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建物の床面に形成され、床下の配
管や配線を点検する際に床下への入口として使用
される床点検口に係り、特に、内蓋の開閉を規制
する施錠装置を備えた床点検口に関する。
〔従来技術〕
従来、施錠装置を備えた床点検口としては、掛
止片が回動可能に取付けられた錠装置を床蓋に取
替可能に装着し、この錠装置には鍵付取手を脱離
及び回動可能に装入し、この鍵付取手の回動によ
り前記掛止片を回動させて前記外枠体に設けた掛
止受部に掛止可能に構成したものが知られてい
る。
この従来の錠付床点検口は、床蓋開閉を規制す
るという初期の目的を達成することはできるが、
床蓋開閉の際に使用される取手をこの床蓋とは別
体に形成し、この取手に直接鍵を取付けているの
で、鍵付取手が必然的に大型化し、定期的な点検
や配管、配線の修理の際に使用されるだけの鍵付
取手の保管や管理が面倒であるほか、床蓋側に取
付けられた錠装置の鍵穴が床蓋上面に常時露出
し、この鍵穴内に塵埃や砂、水等が入り込み、錠
装置が故障したり作動不良を引き起す原因にな
る。そこで、このような鍵付点検口においては、
床蓋に取付けた錠装置の頭部に鍵穴を保護するた
めの錠蓋を設けることが必要になるが、床点検口
の開閉のたびに上記錠蓋の開閉が必要になるほ
か、床点検口を開放して床下の配管、配線を点検
あるいは修理している間に錠蓋を紛失したり、錠
蓋を取付けるために錠装置の頭部を床蓋上面より
上方に突出し、床点検口使用時の錠蓋の管理や床
面の利用に大変な不便があるという問題が生じ
る。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる観点に鑑みて創案されたもの
であり、その目的とするところは、鍵の保管や管
理が面倒でなく、しかも、錠蓋等の鍵穴を保護す
る部材を別個に用意することなく鍵穴内に塵埃、
砂、水等が侵入するのを防止することができ、か
つ、施錠装置が床面より上方に突出して床面利用
に不便を来たしたり、あるいは、施錠装置に直接
荷重が作用して作動不良を引き起すようなことが
ない施錠装置付床点検口を提供することにある。
〔考案の構成〕
すなわち、本考案は、床面に開設した床開口の
開口縁部に固定される外枠体と、この外枠体内に
嵌脱可能に嵌合されて上記床開口を開閉する内蓋
とからなり、上記内蓋には使用時には内蓋上面よ
り上方に引き出され、かつ、不使用時には内蓋上
面より下方に格納される取手とこの内蓋を外枠体
に係止する施錠装置とを設けてなる施錠装置付床
点検口において、上記内蓋には取手ケースに取り
付けられた取手をこれらの上面が略面一となるよ
うに取り付けると共に、上記取手ケースの下部に
は上面に鍵穴を有するシリンダー錠からなるロツ
ク本体とこのロツク本体に取り付けられて先端が
上記外枠体に係止するロツクロツドとからなる施
錠装置を設け、上記取手をその不使用位置に格納
した際にこの取手で上記ロツク本体の鍵穴を保護
する施錠装置付床点検口である。
本考案において、取手の形状は、使用時にこの
取手を把持して内蓋を開閉できると共にそれが不
使用位置に格納されている時にその下方に位置す
るロツク本体の鍵穴をカバーして保護できるもの
であれば、特に限定されるものではなく、例え
ば、取手を取手ケースに回動可能に取り付けられ
るハンドルとこの取手ケースの上方開口を閉塞す
る蓋体とで構成したものや、取手を構成するハン
ドルの握り部でロツク本体の鍵穴をカバーするよ
うにしたものや、さらには取手にロツク本体の鍵
穴をカバーするカバー部を取り付けたもの等を挙
げることができる。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づいて、本考
案の施錠装置付床点検口を説明する。
第1図ないし第3図において、本考案の第一実
施例に係る施錠装置付床検口Aが示されている。
この実施例において、床点検口Aは床面1に開設
した床開口2の開口縁部3に固定される外枠体4
と、この外枠体4内に嵌脱可能に嵌合されて上記
床開口2を開閉する内蓋5とで構成されており、
また、この内蓋5には内蓋5の開閉の際に使用さ
れる取手6とこの取手6の下方に位置する施錠装
置7が設けられている。
上記内蓋5は、4枚の内枠片9を矩形に枠組み
して形成された内枠体8と、この内枠体8の下方
部分に取付けられる底板10と、内枠体8内底板
10上に充填されるモルタル11と、このモルタ
ル11上に敷設され、内枠体8の上端面、外枠体
4の上端面及び周囲の床面1と略同一平面を形成
する床材12とで構成されている。
上記内蓋5には、その底板10の上面に沿つて
複数並行に設けられたリブ13を利用し、このリ
ブ13の間に上記施錠装置7のロツクケース14
が取付けられており、また、このロツクケース1
4の上面には上記取手6の取手ケース15が取付
けられている。
上記施錠装置7は、そのロツクケース14の上
壁略中央部にその下面側から固定されたシリンダ
ー錠からなるロツク本体16と、このロツク本体
16の下部に左右方向摺動可能に取付けられ、先
端が内蓋5の内枠体8を構成する内枠片9aを摺
動可能に貫通して外枠体4に設けた係止受部17
aに係脱可能に係止するロツクロツド18と、上
記ロツクロツド18が摺動可能に貫通する内枠片
9aに相対面する内枠片9bにその外方に向けて
突設され、上記ロツクロツド18の先端が係脱可
能に係止する係止受部17aの反対側に位置する
ように外枠体4に設けられた係止受部17bに係
脱可能に係止する係止ピン19とで構成されてい
る。またロツクロツド18は、上記ロツク本体1
6を貫通してキー操作により左右に摺動する駆動
片20と、この駆動片20の先端に水平方向回動
自在に枢着されたロツド21とで形成され、これ
によつて駆動片20の摺動方向とロツド21の摺
動方向との間に若干のずれが生じでもこれを吸収
できるようになつており、そして、上記ロツクケ
ース14には上記内枠体8内において上記ロツク
ロツド18の上方を覆うロツドカバー22が設け
られ、これによつて内枠体8内に充填されるモル
タル11から上記ロツクロツド18を保護するよ
うになつており、さらに、上記外枠体4に設けら
れた各係止受部17a,17bにはその外側から
受部カバー23が取付けられ、これによつて外枠
体4を床開口2の開口縁部3に取付ける際に上記
各係止受部17a,17bを保護するようになつ
ている。
また、上記取手6は、上記ロツクケース14の
上面に取付けられた取手ケース15に支軸24を
介して回動可能に枢支されたハンドル25と、こ
のハンドル25の内側に位置して上記支軸24に
回動可能に枢支され、取手ケース15の上方開口
を周囲の内蓋5上面と略面一になるように閉塞す
る蓋体26とで構成され、この蓋体26がロツク
ケース14上壁略中央部に取付けられたロツク本
体16の頭部に設けられて上方に向けて開口する
鍵穴27をその上方から被覆し保護するようにな
つている。
なお、この第一実施例において、ロツクケース
15は、第2図及び第3図に示すように、ロツク
ケース14に開設された透孔28を貫通し、取手
ケース15に形成されたナツト受部29内に埋設
されたナツト30に螺合するボルト31により、
内蓋5の底板10にその下方からねじ止めされて
おり、これによつて上方から操作して施錠装置7
を取外すことができないようになつている。
従つて、この第一実施例の施錠装置付床点検口
によれば、この床点検口Aを開放して床開口2を
開口させる場合には、先ず、取手6のハンドル2
5と蓋体26とをその使用位置の上方へ起立さ
せ、取手ケース15内に表われたロツク本体16
の鍵穴27に鍵を差し込んで回転させ、これによ
つてロツクロツド18の先端を外枠体4の係止受
部17aから解錠し、ハンドル25を持つて内蓋
5を持ち上げ、係止ピン19を外枠体4の係止受
部17bから外しながら内蓋5を外枠体4内から
取り外す。反対に、内蓋5を外枠体4内に嵌合し
て床開口2を閉塞する場合には、内蓋5の係止ピ
ン19を外枠体4の係止受部17bに係止させる
ようにこの内蓋5を外枠体4内に嵌合し、ロツク
本体16の鍵穴27に鍵を差し込んで回転させ、
これによつてロツクロツド18の先端を外枠体4
の係止受部17aに係止させて施錠し、鍵を引き
抜いた後に取手6の蓋体26とハンドル25とを
その不使用位置に倒伏させる。
次に、第4図は、上記第一実施例の変形例であ
り、内蓋5が内枠体8と、この内枠体8の上方部
分に取付けられた底板10と、この底板10の上
面に敷設され、内枠体8の上端面、外枠体4の上
端面及び周囲の床面1と略同一平面を構成する床
材12とで構成されており、この内蓋5にはその
底板10の下面側にロツクケース14と取手ケー
ス15とが取付けられている。
また、第5図及び第6図は本考案の第二実施例
に係る施錠装置付床点検口Aを示すもので、この
第二実施例においては、内蓋5が第2図の場合と
同様に構成されており、ロツクケース14が内蓋
5の底板10上面にビス等の手段で固定され、ま
た、このロツクケース14の上壁上面にその下面
側からビス32によつて取手ケース15が取付け
られている。この実施例において、取手6は、取
手ケース15及びロツクケース14にそれぞれ穿
設された挿通孔33,34を遊貫する一対の脚部
35と、これら各脚部35の上端に架設された握
り部36と、上記各脚部35の下端に取付けられ
て引き上げられた際に取手ケース15の挿通孔3
3周縁部に係止する係止ナツト37とからなるハ
ンドル25で構成され、また、上記取手ケース1
5はその全体が肉厚に形成され、その上面側には
上記ハンドル25の握り部36が嵌合する凹部3
8が形成されていると共にその略中央部にはロツ
クケース14に取付けられたロツク本体16の頭
部が嵌合する透孔39が開設されている。なお、
上記取手ケース15に穿設された挿通孔33は上
方に向けて拡開するようにその周壁がテーパ面に
形成されているほか、上記ロツクケース14に穿
設された挿通孔34は上記ハンドル25の係止ナ
ツト37よりも大きく形成されており、これによ
つてハンドル25を上方に引き上げた際に係止ナ
ツト37が肉厚に形成された取手ケース15の下
面側に係止すると共にこのハンドル25が傾斜
し、ハンドル25の握り部36が取手ケース15
の凹部38内に位置するロツク本体16の鍵穴2
7上方から横にずれてこの鍵穴27内に容易に鍵
を差し込むことができるようになつている。
この第二実施例においては、取手6を構成する
ハンドル25の握り部36が取手ケース15の凹
部38内に嵌合し、取手ケース15の透孔39内
に位置するロツク本体16の鍵穴27をその上方
から被覆し保護するようになつている。
さらに、第7図は、本考案の第三実施例に係る
施錠装置付床点検口Aを示すもので、この実施例
においては、内蓋5が上記第4図の場合と同様に
構成されており、また、上記各実施例におけるロ
ツクケース14と取手ケース15に相当するもの
が取付ケース40として一体に形成されている。
そして、この取付ケース40には、断面略半円形
状に形成された取手6がその中心部で支軸24に
より回転可能に枢支されていると共に、その内側
面下方部分に内方に向けて突設されたロツク取付
部41には施錠装置7のロツク本体16が取付け
られており、上記取手6に設けられたカバー部4
2がこの取手6の不使用位置で上記ロツク本体1
6の鍵穴をその上方から被覆し保護するようにな
つている。
なお、上記各実施例においては、内蓋5の一側
方寄りに取手6を設け、この取手6の下方位置に
施錠装置7を設け、また、内蓋5の他側方には係
止ピン19を設け、施錠装置7のロツクロツド1
8の先端と係止ピン19とを外枠体4の係止受部
17a,17bに係止させるようにしているが、
施錠装置7として左右方向に延びる一対のロツク
ロツドを備えたグレモン錠タイプのものを使用し
て係止ピン18とその係止受部17bをロツクロ
ツドとその係止受部に変えることができるほか、
大型の床点検口であつてその内蓋に一対の取手を
有するような場合には各取手の下方位置にそれぞ
れ施錠装置を設けてもよい。また、上記各実施例
においては、施錠装置7による内蓋5と外枠体4
との間の係止について、内蓋5の内枠体8を貫通
するロツクロツド18の先端を外枠体4に設けた
係止受部17aに係止させることにより行つてい
るが、この施錠装置7の係止についてもこれに限
定されるものではなく、施錠装置7の種類に応じ
て従来公知の手段を任意に採用することができ
る。さらに、取手6には、その不使用位置で施錠
装置7のロツク本体16の頭部に密着し、このロ
ツク本体16の鍵穴27をその上方から気密に密
閉するシール部材を設け、これによつて鍵穴27
からロツク本体16内に水等が侵入するのを防止
するようにすることもできる。
〔考案の効果〕
本考案の施錠装置付床点検口によれば、その内
蓋に設けられた取手によつて施錠装置、特にその
鍵穴をその上方から被覆し保護するようにしてい
るので、取手の不使用時には施錠装置が内蓋上面
に露出して目に触れるようなことがなく、また、
鍵穴内に塵埃、砂、水等が侵入するのを確実に誤
りなく防止でき、施錠装置が解錠不能になつたり
施錠不能になるのを未然に防止できるほか、紛失
し易い錠蓋等の鍵穴保護部材を別途に用意する必
要がなく、しかも、使用時には取手をその使用位
置に移動させるだけで鍵穴が外部に露出しその操
作が容易である。
また、取手が取り付けられる取手ケースの下部
に施錠装置を取り付けるようにしているので、施
錠装置の取付けのために取手ケースをそのまま利
用でき、施錠装置取付けのために内蓋に別個の開
口や取付部分を設ける必要がなく、施錠装置の取
付けが容易になる。
さらに、取手の不使用時にはこの取手が内蓋や
取手ケースの上面と略面一になつており、この取
手によつて施錠装置がその上方から被覆され保護
されているので、不使用位置にある取手の上面に
踏圧や何らかの荷重が作用しても、これらの踏圧
や荷重が施錠装置に直接作用することがなく、施
錠装置の保護が完全になり、その破損や作動不良
を引き起こすこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る施錠装置付
床点検口の平面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は第2図の取手と施錠装置とを示す
斜視図、第4図は上記第一実施例の変形例を示す
第2図と同様の断面図、第5図は第二実施例の要
部を示す断面図、第6図は第5図の取手と施錠装
置を示す斜視図、第7図は第三実施例の要部を示
す断面図である。 符号説明、A……点検口、1……床面、2……
床開口、3……開口縁部、4……外枠体、5……
内蓋、6……取手、7……施錠装置、15……取
手ケース、16……ロツク本体、18……ロツク
ロツド、27……鍵穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面に開設した床開口の開口縁部に固定される
    外枠体と、この外枠体内に嵌脱可能に嵌合されて
    上記床開口を開閉する内蓋とからなり、上記内蓋
    には使用時には内蓋上面より上方に引き出され、
    かつ、不使用時には内蓋上面より下方に格納され
    る取手とこの内蓋を外枠体に係止する施錠装置と
    を設けてなる施錠装置付床点検口において、上記
    内蓋には取手ケースに取り付けられた取手をこれ
    らの上面が略面一となるように取り付けると共
    に、上記取手ケースの下部には上面に鍵穴を有す
    るシリンダー錠からなるロツク本体とこのロツク
    本体に取り付けられて先端が上記外枠体に係止す
    るロツクロツドとからなる施錠装置を設け、上記
    取手をその不使用位置に格納した際にこの取手で
    上記ロツク本体の鍵穴を保護することを特徴とす
    る施錠装置付床点検口。
JP4327084U 1984-03-28 1984-03-28 施錠装置付床点検口 Granted JPS60157841U (ja)

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JP4327084U JPS60157841U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 施錠装置付床点検口

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JP4327084U JPS60157841U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 施錠装置付床点検口

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JPS60157841U JPS60157841U (ja) 1985-10-21
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JP2837097B2 (ja) * 1994-08-12 1998-12-14 江本工業株式会社 回転把手装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747655B2 (ja) * 1972-01-27 1982-10-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5747655B2 (ja) * 1972-01-27 1982-10-12

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