JPH0356034Y2 - - Google Patents

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JPH0356034Y2
JPH0356034Y2 JP1985178518U JP17851885U JPH0356034Y2 JP H0356034 Y2 JPH0356034 Y2 JP H0356034Y2 JP 1985178518 U JP1985178518 U JP 1985178518U JP 17851885 U JP17851885 U JP 17851885U JP H0356034 Y2 JPH0356034 Y2 JP H0356034Y2
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terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数の電気二重層キヤパシタセルを積
層してなる清掃型電気二重層キヤパシタに関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般に、この種のキヤパシタは、第6図に例示
されているように、複数の電気二重層キヤパシタ
セル2を重ねてなるセル積層体1を備えている。
この場合、各キヤパシタセル2はボタン形もしく
はコイン形をなす金属ケース内に電解液を含有し
たセパレータをはさんで2つの分極性電極を対向
的に配置したものからなる。
セル積層体1は導電性材料からなる有底筒状体
をなすケース3内に収納され、その上部にはケー
ス3の開口部を通つて外部に突出し得るリード線
4aを有する第1の端子板4が載置される。
セル積層体1の周面および第1の端子板4の上
面側には同セル積層体1をケース3から電気的に
絶縁するための電気絶縁体5が配置され、ケース
3の開口部にはリード片6aを有する第2の端子
板6を嵌合し、同ケース3の開口部端縁をかしめ
ることにより、第2の端子板6がケース3に導通
した状態で固定される。
したがつて、セル積層体1の一方の極は第1の
端子板4のリード片4aから取り出され、他方の
極はケース3を介して第2の端子板6のリード片
6aから取り出されることになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、第1の端子板4を電気絶縁体5内に
おいてセル積層体1上に配置し、一方、第2の端
子板6を電気絶縁体5の外側においてケース3の
開口部内に配置する際、リード片4aと6aとの
間隔を一定に保つためには、両端子板4,6を同
軸的に位置決めする必要がある。
そこで、従来では例えば実開昭58−195426号公
報に開示されているように、電気絶縁体の内面側
と外面側の各々に突出部を形成するとともに、電
極板側にはその突出部に形状的に合致する孔を穿
設し、その雌雄嵌合にて電気絶縁体に対する位置
合わせを行なうようにしている。
しかしながら、これには次のような欠点があ
る。すなわち、電気絶縁体の内面側と外面側の
各々に突出部を形成するため、その分金型が複雑
になり、コスト的に好ましくない。
また、その突出部は電極板との間で相対的な回
転が生じないように、例えば変形小判形などの特
異形状になされているため、組立に際しては、予
め両者の回転方向における相対角度(方向性)な
どを揃える工程が必要となり、生産効率が悪い。
ちなみに、最終的にケースをかしめることによ
り、各電極板はそのかしめ圧にて強固に押え付け
られるため、上記の突出部による回転防止手段
は、本来製品化後には不要なものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の欠点を解決するためになさ
れたもので、その構成上の特徴は、導電性材料か
らなる真円状の有底筒状体をなすケースを有し、
該ケース内に複数の電気二重層キヤパシタセルを
その最下部のものが該ケースの底面に電気的に接
触するように積層配置するとともに、該セル積層
体の上部に該ケースの開口部を通つて外部に突出
し得るリード片を有する第1の端子板を載置し、
底部に上記第1の端子板のリード片を挿通するた
めの挿通孔を有する真円状の有底筒状体をなす電
気絶縁体にて上記セル積層体の周面および上記第
1の端子板を上記ケースとの間において電気的に
絶縁し、かつ、上記ケースの開口部にリード片を
有する第2の端子板を配置してその開口部端縁を
かしめることにより、該第2の端子板を上記ケー
スに電気的に接触させて固定してなる積層型電気
二重層キヤパシタにおいて、上記電気絶縁体の底
部外周縁には、上記第2の端子板を上記第1の端
子板に対して同軸的に位置決めするための外部に
突出する環状リブからなるガイド手段が同電気絶
縁体の軸線を中心として同心円状に形成されてい
ることにある。
〔作用〕
上記構成によると、環状リブからなるガイド手
段は電気絶縁体の軸線を中心として同心円状に形
成されているため、第2の端子板をそれに嵌合す
るにあたつて、特にその方向合わせをする必要が
ないとともに、その嵌合により第1の端子板に対
して同軸的に位置決めされる。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図面に示されている実施例
を参照しながら詳細に説明する。
第1図に示されているように、この積層型電気
二重層キヤパシタ10は導電性材料からなる真円
状の有底筒状のケース11を備えており、このケ
ース11内には、先に説明した従来例と同様に複
数の電気二重層キヤパシタセル2を重ね合わせて
なるセル積層体1が収納されている。
この場合、ケース11の底部には、セル積層体
1との電気的接触を確実に保つための突起11a
が設けられている。
セル積層体1の上部には、第1の端子板12が
同セル積層体1と電気的に接触するように配置さ
れる。この第1の端子板12は第2図A,Bに例
示されているように、例えばキヤパシタセル2と
ほぼ同径になされた円盤状の基板部12aを持
ち、この基板部12aに所定の大きさの透孔12
bを形成するとともに、その透孔12bの一辺か
らリード片12cをほぼ直角に折り曲げたものか
らなる。
上記セル積層体1の周面および第1の端子板1
2は、電気絶縁体13によりケース11の内面と
の間において電気的に絶縁される。すなわち、第
3図を参照すると、この電気絶縁体13は、真円
状の有底筒状体をなし、その底部には上記第1の
端子板12のリード片12cを挿通するための挿
通孔13aが穿設されている。
そして、ケース11の開口部内において、この
電気絶縁体13上に第2の端子板14が載置さ
れ、ケース11の開口部端縁を図示しないかしめ
機により内側に丸めるようにかしめることによ
り、同第2の端子板14がケース11に導通した
状態で固定されるのであるが、この考案において
は、第2の端子板14をケース11の開口部内に
おいて第1の端子板12に対し同軸的に位置決め
するため、上記電気絶縁体13の底部外周縁に位
置決めガイド手段13bを形成し、同位置決めガ
イド手段13bにて第2の端子板14を第1の端
子板12に対して同軸的に配置し得るようにして
いる。
本考案において、上記位置決めガイド手段13
bは、電気絶縁体13の軸線を中心として真円状
に形成された外部に突出する環状リブから構成さ
れている。したがつて、これによれば、その金型
は単純なものでよく、その分コストを低減するこ
とができる。また、第2の端子板14をこの位置
決めガイド手段13bに嵌合する際、特にその方
向性を合わせることなく嵌合することが可能とな
る。もつとも、最終的にはそのリード片14cと
第1の端子板12のリード片12cとが電気絶縁
体13の直径線上に位置するように調整する必要
があるが、これは例えば次工程への搬送途中にお
いて適当なガイドバーなどにて簡単に行なうこと
ができる。
なお、この実施例においては、上記第2の端子
板14は上記第1の端子板12と同形状、同寸法
に形成されており、その具体的な構成について
は、第2図において第1の端子板と対応する部分
に参照符号14a〜14cを併記してその説明に
代える。すなわち、第1の端子板12と第2の端
子板14は同一物であつて、陽極用、陰極用の区
別がない。したがつて、この端子板の打抜き金型
は1つであつてよく、また、組立作業する上にお
いても各端子板を判別する必要がないようにして
いる。
また、第4図に示されているように、第1およ
び第2の端子板12,14のほぼ中央部にリード
片12c,14cとは反対方向に突出させてなる
断面台形状の凸部15を形成してもよい。これに
よれば、第1の端子板12にあつては、セル積層
体1との電気的接触がより確実なものとなるとと
もに、第2の端子板14においては、その周縁部
が若干弾性変形可能となるため、ケース11の開
口部端縁をかしめる際、その端縁により強固に密
着することになる。もつとも、上記の凸部15に
代えて第5図に示されているような環状突起16
としても同様な効果が得られるが、凸部15にし
た場合には、リード片12c,14cを直角に折
り曲げる際、その折曲基部が折損しにくいという
利点がある。
〔考案の効果〕
上記したように、本考案によれば、真円上をな
す電気絶縁体13の底部外周縁に、同電気絶縁体
13の軸線を中心とする真円状の外部に突出する
環状リブからなる位置決めガイド手段13bを形
成するという簡単な構成であるため、複雑な金型
を必要とせず、生産コストをより引き下げること
ができる。
また、電気絶縁体13に対する回転角度(方向
性)などを考慮することなく、単に第2の端子板
14をその位置決めガイド手段13b内に嵌合す
るだけで、同第2の端子板14と第1の端子板1
2とを同軸的に配置することが可能となる。
したがつて、組み立て作業が簡略化され、生産
性の向上が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による積層型電気二重層キヤパ
シタの一実施例を示した断面図、第2図は同実施
例に適用されている端子板を示したもので、同図
Aは平面図、同図BはそのB−B線断面図、第3
図は同実施例に適用されている電気絶縁体の断面
図、第4図は上記端子板の変形例を示したもの
で、同図Aは平面図、同図BはそのB−B線断面
図、第5図は上記端子板の他の変形例を示した断
面図、第6図は従来の積層型電気二重層キヤパシ
タを示した断面図である。 図中、1はセル積層体、2は電気二重層キヤパ
シタセル、10は積層型電気二重層キヤパシタ、
11はケース、12は第1の端子板、12cはリ
ード片、13は電気絶縁体、13aは位置決めガ
イド手段、14は第2の端子板、14cはリード
片、15は凸部、16は環状リブである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性材料からなる真円状の有底筒状体をなす
    ケースを有し、該ケース内に複数の電気二重層キ
    ヤパシタセルをその最下部のものが該ケースの底
    面に電気的に接触するように積層配置するととも
    に、該セル積層体の上部に該ケースの開口部を通
    つて外部に突出し得るリード片を有する第1の端
    子板を載置し、底部に上記第1の端子板のリード
    片を挿通するための挿通孔を有する真円状の有底
    筒状体をなす電気絶縁体にて上記セル積層体の周
    面および上記第1の端子板を上記ケースとの間に
    おいて電気的に絶縁し、かつ、上記ケースの開口
    部にリード片を有する第2の端子板を配置してそ
    の開口部端縁をかしめることにより、該第2の端
    子板を上記ケースに電気的に接触させて固定して
    なる積層型電気二重層キヤパシタにおいて、上記
    電気絶縁体の底部外周縁には、上記第2の端子板
    を上記第1の端子板に対して同軸的に位置決めす
    るための外部に突出する環状リブからなるガイド
    手段が同電気絶縁体の軸線を中心として同心円状
    に形成されていることを特徴とする積層型電気二
    重層キヤパシタ。
JP1985178518U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH0356034Y2 (ja)

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JPS6287428U JPS6287428U (ja) 1987-06-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58195426U (ja) * 1982-06-21 1983-12-26 日本電気株式会社 電気二重層コンデンサ

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JPS6287428U (ja) 1987-06-04

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