JPH0355911A - 厚みすべり振動モードを利用した圧電トラップおよびその製造方法 - Google Patents
厚みすべり振動モードを利用した圧電トラップおよびその製造方法Info
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- JPH0355911A JPH0355911A JP19207789A JP19207789A JPH0355911A JP H0355911 A JPH0355911 A JP H0355911A JP 19207789 A JP19207789 A JP 19207789A JP 19207789 A JP19207789 A JP 19207789A JP H0355911 A JPH0355911 A JP H0355911A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims abstract description 25
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は圧電共振子およびその製造方法、特に2以上の
素子を含み、厚みすべり振動モードを利用した圧電共振
子に関するものである.〔従来の技術J テレビジョン受像機の音声信号は、各国方式によって4
.5/5.5/6.0/6.5 MH2の何れかの周波
数を用いている.映像信号回路では、このような音声信
号による画像障害を防ぐため、同周波数に対応した音声
信号トラップ回路を設けている.このトラップ回路とし
て、第7図に示すように映像信号系に直列にインダクタ
30を接続するとともに、このインダクタ30の入力側
とアースとの間、およびインダクタ30の出力側とアー
スとの間に圧電共振子3lを設けたものが知られている
。
素子を含み、厚みすべり振動モードを利用した圧電共振
子に関するものである.〔従来の技術J テレビジョン受像機の音声信号は、各国方式によって4
.5/5.5/6.0/6.5 MH2の何れかの周波
数を用いている.映像信号回路では、このような音声信
号による画像障害を防ぐため、同周波数に対応した音声
信号トラップ回路を設けている.このトラップ回路とし
て、第7図に示すように映像信号系に直列にインダクタ
30を接続するとともに、このインダクタ30の入力側
とアースとの間、およびインダクタ30の出力側とアー
スとの間に圧電共振子3lを設けたものが知られている
。
トラップ回路に用いられる圧電共振子3lは、同一の圧
電セラミック基板内に2素子の共振子を形成したものが
殆どである。この場合、圧電セラミック基板の圧電材料
定数,素子部の厚み等が同一に設定されることから、そ
の共振特性も同一特性となっている。このため、トラッ
プとして使用した場合、第6図破線のような伝送特性を
有し、最大減衰量特性は良いが、トラップ帯域幅が狭い
という問題を有していた. そこで、本発明の目的は、圧電セラミック基板の厚みや
組威等を変更せずに、1枚の圧電基板で簡単にトラップ
帯域幅を拡張できる圧電共振子およびその製造方法を提
供することにある.〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、第1の発明は、2以上の素子
を含み、厚みすべり振動モードを利用した圧電共振子に
おいて、少なくとも1個の素子の分極軸方向が厚み方向
に.傾いており、各素子の周波数が相違していることを
特徴とする.また、第2の発明は、2以上の素子を含み
、厚みすべり振動モードを利用した圧電共振子の製造方
法において、圧電セラ主ツク基板に対しその平面方向に
前分極処理を行う工程と、圧電セラミック基板の表裏面
の対向位置に複数組の電極を設ける工程と、圧電セラξ
ツク基板の少なくとも1&llの電極に直流電圧を印加
することにより、厚み方?の後分極処理を行う工程とを
含むものである.〔作用〕 例えば2個の素子を含む厚みすべり振動モードの圧電共
振子の場合、片方の素子の分極軸方向を厚み方向に少し
傾けると、両方の素子の周波数が相違することになる.
一般に、同一厚みの圧電セラミック基板において、厚み
すべり振動の周波数より厚み縦振動の周波数の方が高い
ので、分極軸を厚み方向に傾けると、分極軸を傾けた素
子の周波数は分極軸を傾けない素子の周波数に比べて高
くなる.そのため、両素子の共振特性は第3図破線のよ
うに、主となる厚みすべり振動モードにおいて2個の共
振周波数f■+fr2と2個の反共振周波数f■,fo
とを有することになり、その合成された共振特性は実線
のようになる.したがって、両素子をトラップ回路に用
いると、その伝送特性は第6図実線のようにトラップ帯
域幅が高周波数域へ拡大することになる. なお、厚み方向の後分極電圧は、マザープレート状態で
前分極処理された電圧に比べて、単位厚み当りの電圧は
低くてよい.その理由は、分極軸の傾きが僅かでも第6
図実線で示すようなトラップ帯域幅の拡大効果を発揮で
きるからであり、逆に分極軸を傾け過ぎると、両素子の
共振周波数が掛け離れてしまい、目的とする伝送特性が
得られなくなるからである. また、後分極処理に際して、圧電セラミック基板に格別
な電極を形成する必要はなく、予め形威された電極に直
流電圧を印加するだけで簡単に分極軸を傾けることがで
きるので、分極処理作業が簡単である. 〔実施例〕 第1図は本発明にかかる2素子を含む圧電共振子の一例
を示す. この圧電共振子lは、圧電セラミック基板2の一生面に
人出力電極3.4が設けられており、各電極3.4は円
形の振動電極3a+4aと、各振動電極3a,4aから
圧電セラミック基Fi2の下縁部両端に引き出された端
子電極3b, 4bとで構威されている。また、圧電セ
ラξツク基板2の他主面には1個の共通電極5が設けら
れ、この電極5は上記振動電極3a,4aと対向する2
個の振動電極5a,5bと、これら振動電極5a,5b
から圧電セラミック基仮2の下縁部中央に引き出された
端子電極5Cとで構威されている.圧電セラミック基仮
2の全域には、平面方向(矢印P方向)の前分極処理が
施されているので、上記振動電極3a,4aおよび5a
,5bで挟まれた圧電セラミック基板2の部分にはj1
みすべり振動が励起される。
電セラミック基板内に2素子の共振子を形成したものが
殆どである。この場合、圧電セラミック基板の圧電材料
定数,素子部の厚み等が同一に設定されることから、そ
の共振特性も同一特性となっている。このため、トラッ
プとして使用した場合、第6図破線のような伝送特性を
有し、最大減衰量特性は良いが、トラップ帯域幅が狭い
という問題を有していた. そこで、本発明の目的は、圧電セラミック基板の厚みや
組威等を変更せずに、1枚の圧電基板で簡単にトラップ
帯域幅を拡張できる圧電共振子およびその製造方法を提
供することにある.〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、第1の発明は、2以上の素子
を含み、厚みすべり振動モードを利用した圧電共振子に
おいて、少なくとも1個の素子の分極軸方向が厚み方向
に.傾いており、各素子の周波数が相違していることを
特徴とする.また、第2の発明は、2以上の素子を含み
、厚みすべり振動モードを利用した圧電共振子の製造方
法において、圧電セラ主ツク基板に対しその平面方向に
前分極処理を行う工程と、圧電セラミック基板の表裏面
の対向位置に複数組の電極を設ける工程と、圧電セラξ
ツク基板の少なくとも1&llの電極に直流電圧を印加
することにより、厚み方?の後分極処理を行う工程とを
含むものである.〔作用〕 例えば2個の素子を含む厚みすべり振動モードの圧電共
振子の場合、片方の素子の分極軸方向を厚み方向に少し
傾けると、両方の素子の周波数が相違することになる.
一般に、同一厚みの圧電セラミック基板において、厚み
すべり振動の周波数より厚み縦振動の周波数の方が高い
ので、分極軸を厚み方向に傾けると、分極軸を傾けた素
子の周波数は分極軸を傾けない素子の周波数に比べて高
くなる.そのため、両素子の共振特性は第3図破線のよ
うに、主となる厚みすべり振動モードにおいて2個の共
振周波数f■+fr2と2個の反共振周波数f■,fo
とを有することになり、その合成された共振特性は実線
のようになる.したがって、両素子をトラップ回路に用
いると、その伝送特性は第6図実線のようにトラップ帯
域幅が高周波数域へ拡大することになる. なお、厚み方向の後分極電圧は、マザープレート状態で
前分極処理された電圧に比べて、単位厚み当りの電圧は
低くてよい.その理由は、分極軸の傾きが僅かでも第6
図実線で示すようなトラップ帯域幅の拡大効果を発揮で
きるからであり、逆に分極軸を傾け過ぎると、両素子の
共振周波数が掛け離れてしまい、目的とする伝送特性が
得られなくなるからである. また、後分極処理に際して、圧電セラミック基板に格別
な電極を形成する必要はなく、予め形威された電極に直
流電圧を印加するだけで簡単に分極軸を傾けることがで
きるので、分極処理作業が簡単である. 〔実施例〕 第1図は本発明にかかる2素子を含む圧電共振子の一例
を示す. この圧電共振子lは、圧電セラミック基板2の一生面に
人出力電極3.4が設けられており、各電極3.4は円
形の振動電極3a+4aと、各振動電極3a,4aから
圧電セラミック基Fi2の下縁部両端に引き出された端
子電極3b, 4bとで構威されている。また、圧電セ
ラξツク基板2の他主面には1個の共通電極5が設けら
れ、この電極5は上記振動電極3a,4aと対向する2
個の振動電極5a,5bと、これら振動電極5a,5b
から圧電セラミック基仮2の下縁部中央に引き出された
端子電極5Cとで構威されている.圧電セラミック基仮
2の全域には、平面方向(矢印P方向)の前分極処理が
施されているので、上記振動電極3a,4aおよび5a
,5bで挟まれた圧電セラミック基板2の部分にはj1
みすべり振動が励起される。
上記振動電極3a.4aおよび5a,5bのうち、一方
の振動電極(例えば4a,5b)で挟まれた圧電セラミ
ック基板2の部分には、厚み方向の後分極処理が施され
、第2図に示すように分極軸P゜が厚み方向に若干傾い
ている.この後分極処理の直流電圧は、矢印P方向の前
分極処理の電圧に比べて、単位厚み当りの電圧が172
〜1/5程度である.このように一方の振動電極4a,
5b部分の分極軸P“を傾けることにより、振動電極3
a,5aおよび4a.5bで構威される2個の素子の共
振周波数が第3図破線で示すように相違することになり
、この圧電共振子1を第7図のようなトラップ回路に用
いると、第6図実線で示すようなトラップ帯域幅の広い
伝送特性を得ることができる. ここで、上記圧電共振子の製造方法を第4図に従って説
明する. まず、第4A図のようなマザープレート10を焼威した
後、第4B図のようにマザープレート10の表裏面に電
極11を形威してその厚み方向(矢印P方向)に前分極
処理を施す.その後、第4C図のようにマザープレート
lOをその厚み方向にスライスカットし、第4D図のよ
うな薄肉な短腑状のマザー基板l2を形威する.続いて
、このマザー基板l2に第4E図のように多数の電極3
.4を形威し、このマザー! !7i+ 12を第4F
図のように適当個数にカットすることにより、第4G図
のような圧電共振子1を得る.この状態で、一方の振動
電極48.5b間に後分極処理を施すために直流電圧を
かけると、上記振動電極4a,5bで挟まれた圧電セラ
ξツク基板2の部分の分極軸はP方向から若干厚み方向
P’ (第2図参照)に傾く.後分極処理が終了した
圧電共振子lに対して、第4H図のように端子電極3b
,4b,5cに夫々リード13, 14. 15を接続
し、外装(図示せず)で被覆することによって、製品を
完成する. なお、後分極処理は、電極パターン形戒後(第4E図)
の段階で行ってもよく、あるいはリード接続後(第4H
図)の段階で行ってもよく、さらには完成品の状態で振
動電極4a,5bに対応するリード14. 15間に直
流電圧を印加してもよい.本発明の圧電共振子は上記実
施例のような2素子型に限らず、3素子以上の圧電共振
子にも同様に適用できる.例えば第5図のような3素子
型圧電共振子の場合には、lまたは2個の素子の分極軸
を傾けることができる.2個の素子の分極軸を傾ける方
法として、例えば左側の振動電極20. 21は後分極
処理を行わず、中央の振動電極22. 23と右側の振
動電極24. 25とを異なる電圧で後分極処理すると
、トラップ帯域幅をさらに拡大することが可能である. 〔発明の効果〕 以上の説明で明らかなように、第1の発明によれば、2
個以上の素子のうち、少なくとも1個の素子の分極軸方
向を厚み方向に傾けたので、各素子の共振周波数に差が
生じ、この圧電共振子をトラップ回路に用いた場合、l
枚の圧電基板でトラップ帯域幅を高周波域へ拡張できる
. また、第2の発明によれば、圧電セラミック基板に設け
た少なくとも1Allの電極に厚み方向の後分極処理を
行うことにより、この電極で構成される素子の分極軸方
向を厚み方向に傾けることができるので、トラップ帯域
幅の広い圧電共振子を簡単に製造できる.しかも、後分
極処理のために格別な電極を設ける必要がなく、後分極
処理が簡単になるとともに、必要箇所のみ分極できるの
で、後分極を行わない素子には悪影響を及ぼさない.
の振動電極(例えば4a,5b)で挟まれた圧電セラミ
ック基板2の部分には、厚み方向の後分極処理が施され
、第2図に示すように分極軸P゜が厚み方向に若干傾い
ている.この後分極処理の直流電圧は、矢印P方向の前
分極処理の電圧に比べて、単位厚み当りの電圧が172
〜1/5程度である.このように一方の振動電極4a,
5b部分の分極軸P“を傾けることにより、振動電極3
a,5aおよび4a.5bで構威される2個の素子の共
振周波数が第3図破線で示すように相違することになり
、この圧電共振子1を第7図のようなトラップ回路に用
いると、第6図実線で示すようなトラップ帯域幅の広い
伝送特性を得ることができる. ここで、上記圧電共振子の製造方法を第4図に従って説
明する. まず、第4A図のようなマザープレート10を焼威した
後、第4B図のようにマザープレート10の表裏面に電
極11を形威してその厚み方向(矢印P方向)に前分極
処理を施す.その後、第4C図のようにマザープレート
lOをその厚み方向にスライスカットし、第4D図のよ
うな薄肉な短腑状のマザー基板l2を形威する.続いて
、このマザー基板l2に第4E図のように多数の電極3
.4を形威し、このマザー! !7i+ 12を第4F
図のように適当個数にカットすることにより、第4G図
のような圧電共振子1を得る.この状態で、一方の振動
電極48.5b間に後分極処理を施すために直流電圧を
かけると、上記振動電極4a,5bで挟まれた圧電セラ
ξツク基板2の部分の分極軸はP方向から若干厚み方向
P’ (第2図参照)に傾く.後分極処理が終了した
圧電共振子lに対して、第4H図のように端子電極3b
,4b,5cに夫々リード13, 14. 15を接続
し、外装(図示せず)で被覆することによって、製品を
完成する. なお、後分極処理は、電極パターン形戒後(第4E図)
の段階で行ってもよく、あるいはリード接続後(第4H
図)の段階で行ってもよく、さらには完成品の状態で振
動電極4a,5bに対応するリード14. 15間に直
流電圧を印加してもよい.本発明の圧電共振子は上記実
施例のような2素子型に限らず、3素子以上の圧電共振
子にも同様に適用できる.例えば第5図のような3素子
型圧電共振子の場合には、lまたは2個の素子の分極軸
を傾けることができる.2個の素子の分極軸を傾ける方
法として、例えば左側の振動電極20. 21は後分極
処理を行わず、中央の振動電極22. 23と右側の振
動電極24. 25とを異なる電圧で後分極処理すると
、トラップ帯域幅をさらに拡大することが可能である. 〔発明の効果〕 以上の説明で明らかなように、第1の発明によれば、2
個以上の素子のうち、少なくとも1個の素子の分極軸方
向を厚み方向に傾けたので、各素子の共振周波数に差が
生じ、この圧電共振子をトラップ回路に用いた場合、l
枚の圧電基板でトラップ帯域幅を高周波域へ拡張できる
. また、第2の発明によれば、圧電セラミック基板に設け
た少なくとも1Allの電極に厚み方向の後分極処理を
行うことにより、この電極で構成される素子の分極軸方
向を厚み方向に傾けることができるので、トラップ帯域
幅の広い圧電共振子を簡単に製造できる.しかも、後分
極処理のために格別な電極を設ける必要がなく、後分極
処理が簡単になるとともに、必要箇所のみ分極できるの
で、後分極を行わない素子には悪影響を及ぼさない.
第1図は本発明にかかる圧電共振子の一例の正面図、第
2図は第1図の■一■線拡大断面図、第3図は圧電共振
子の共振特性図、第4A図〜第4H図は圧電共振子の製
造プロセス図、第5図は3素子型圧電共振子の正面図、
第6v!Jは圧電共振子をトラップ回路に用いた場合の
従来と本発明の伝送特性比較図、第7図は一般的なトラ
ップ回路の回路図である. 1・・・圧電共振子、2・・・圧電セラミック基板、3
.4・・・入出力電極、5・・・共通電極、3a +
4a + 5a + sb・・・振動電極.
2図は第1図の■一■線拡大断面図、第3図は圧電共振
子の共振特性図、第4A図〜第4H図は圧電共振子の製
造プロセス図、第5図は3素子型圧電共振子の正面図、
第6v!Jは圧電共振子をトラップ回路に用いた場合の
従来と本発明の伝送特性比較図、第7図は一般的なトラ
ップ回路の回路図である. 1・・・圧電共振子、2・・・圧電セラミック基板、3
.4・・・入出力電極、5・・・共通電極、3a +
4a + 5a + sb・・・振動電極.
Claims (2)
- (1)2以上の素子を含み、厚みすべり振動モードを利
用した圧電共振子において、 少なくとも1個の素子の分極軸方向が厚み方向に傾いて
おり、各素子の周波数が相違していることを特徴とする
圧電共振子。 - (2)2以上の素子を含み、厚みすべり振動モードを利
用した圧電共振子の製造方法において、圧電セラミック
基板に対しその平面方向に前分極処理を行う工程と、圧
電セラミック基板の表裏面の対向位置に複数組の電極を
設ける工程と、圧電セラミック基板の少なくとも1組の
電極に直流電圧を印加することにより、厚み方向の後分
極処理を行う工程とを含む圧電共振子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1192077A JP2513166B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 厚みすべり振動モ―ドを利用した圧電トラップおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1192077A JP2513166B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 厚みすべり振動モ―ドを利用した圧電トラップおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0355911A true JPH0355911A (ja) | 1991-03-11 |
JP2513166B2 JP2513166B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=16285257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1192077A Expired - Fee Related JP2513166B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 厚みすべり振動モ―ドを利用した圧電トラップおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513166B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0750547A (ja) * | 1992-05-11 | 1995-02-21 | Tdk Corp | 高調波モードセラミックトラップ及びトラップ回路 |
US8101073B2 (en) | 2004-08-31 | 2012-01-24 | Shinwa Chemical Industries, Ltd. | Separating agent for solid-phase extraction |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49131556A (ja) * | 1973-04-20 | 1974-12-17 | ||
JPS5063862A (ja) * | 1973-10-09 | 1975-05-30 | ||
JPS59115608A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-04 | Murata Mfg Co Ltd | 圧電共振子 |
JPS6113809A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 複数型圧電振動子 |
-
1989
- 1989-07-24 JP JP1192077A patent/JP2513166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49131556A (ja) * | 1973-04-20 | 1974-12-17 | ||
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JPS6113809A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 複数型圧電振動子 |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JPH0750547A (ja) * | 1992-05-11 | 1995-02-21 | Tdk Corp | 高調波モードセラミックトラップ及びトラップ回路 |
US8101073B2 (en) | 2004-08-31 | 2012-01-24 | Shinwa Chemical Industries, Ltd. | Separating agent for solid-phase extraction |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2513166B2 (ja) | 1996-07-03 |
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