JPH0355850A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0355850A
JPH0355850A JP19285589A JP19285589A JPH0355850A JP H0355850 A JPH0355850 A JP H0355850A JP 19285589 A JP19285589 A JP 19285589A JP 19285589 A JP19285589 A JP 19285589A JP H0355850 A JPH0355850 A JP H0355850A
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JP
Japan
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layer
gate
polysilicon layer
amorphous silicon
insulating film
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JP19285589A
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Masanori Noda
昌敬 野田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
以下の順序に従って本発明を説明する。 A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第7図1 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F,作用 G.実施例[第1図乃至第6図] a.第1の実施例[第1図] b.第2の実施例[第2図] C.第3の実施例[第3図] d.第4の実施例
【第4図、第5図】 e.第5の実施例[第6図] H.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は半導体装置の製造方法、 特に半導体基 板の表面部に例えばボロンB等の不純物をドーブしてp
’n接合を形成する半導体装置の製造方法に関する。 (B.発明の概要) 本発明は、上記の半導体装置の製造方法において、 チャネリングを防止したり、接合深さを浅<シたりする
ため、 ゲート絶縁膜上にポリシリコン層とアモルファスシリコ
ン層を順次積層してなるゲートを形成し、該ゲートをマ
スクとして半導体基板へ不純物を導入したり、 あるいは、半導体基板上に高融点金属シリコン化合物層
を形威し、該高融点金属シリコン化合物層越しにボロン
Bをイオン注入するものである。 (C.従来技術)[第7図] 第7図(A)乃至(D)はMOSLSIの製造方法の従
来例の一を工程順に示す断面図である。 (A)半導体基板aの表面部を選択的に酸化することに
よりフィールド絶縁膜bを形成し、半導体基板aの素子
を形成すべき領域の表面を酸化することによりゲート絶
縁膜Cを形成し、その後、ゲートとなるポリシリコン層
dをCVDにより形成する。第7図(A)はポリシリコ
ン層dの形成後の状態を示す。 (B)次に、同図(B)に示すように不純物、例えばP
OCI.をボリシリコン層d内にドーブし、その後アニ
ールすることによりポリシリコン層dを導体化する。 (C)次に、同図(C)に示すようにポリシリコン層d
をフォトエッチングすることによりゲートfを形成する
。eはこのエッチングに際してマスクとなったレジスト
膜である。 (D)次に、同図(D)に示すようにゲートf及びフィ
ールド絶縁膜bをマスクとして不純物、例えばボロンB
をイオン打込みすることにより、ソース領域g及びドレ
イン領域hを形成する。 (D.発明が解決しようとする問題点)ところで、第7
図に示すMOSLSIの製造方法によれば、先ず、第1
に同図(D)に示す不純物のイオン打込みの際にチャネ
リングが生じるという問題があった。同図(D)中のi
はチャンネル部に入った不純物を示す。特に素子の微細
化に伴うゲートの薄膜化によってチャネリングが生じ易
くなる傾向にあり、この問題は無視できない。 尤も、ソース領域g、ドレイン領域hの形成前にポリシ
リコン層dの表面を酸化し、これによって生じたシリコ
ン酸化膜により不純物の突き抜けを防止する技術が存在
している。しかし、熱工程の低温化によってこの技術は
使えなくなりつつある。 第2に、第7図に示す製造方法にはソース、ドレインの
接合深さを浅くすることが難しいという問題がある。特
に、pチャンネルMOS}ランジスタのソース、ドレイ
ンを形或する場合に接合深さを浅くすることが難しい。 というのは、p型半導体領域を形成する場合、不純物と
してボロンBをドープしなければならない.ところが、
ボロンBは砒素Asと比較して拡散定数が大きい。その
ため、ボロンBが半導体基板内に深く拡散しようとする
のでp9・n接合の接合深さが深くなってしまうのであ
る。従って、RTPの如き不安定な熱処理を施すことに
より接合深さを浅くするというような姑息な手段を採ら
ざるを得なかった.これでは、信頼度の高い高性能の安
定した特性のLSI,VLSIを得ることが難しくなる
. 本発明はこのような問題点を解決すべく為されたもので
あり、第1にチャネリングを防止することを目的とする
ものであり、第2にp0・n接合の接合深さを浅くする
ことを目的とするものである. (E.問題点を解決するための手段) 本発明半導体装置の製造方法の第lのものは、上記問題
点を解決するため、ゲート絶縁膜上にポリシリコン層と
アモルファスシリコン層を順次積層してなるゲートを形
成し、該ゲートをマスクとして半導体基板へ不純物をド
ーブすることを特徴とする。 本発明半導体装置の製造方法の第2のものは、半導体基
板上に高融点金属シリコン化合物層を形成し、該高融点
金属シリコン化合物層越しにボロンBをイオン注入する
ことを特徴とする。 (F.作用) 本発明半導体装置の製造方法の第1のものによれば、ポ
リシリコン層とアモルファスシリコン層を積層したゲー
トをマスクとして不純物のイオン注入を行なうのできめ
がこまかく、従って不純物の通過を阻む性質の強いアモ
ルファスシリコン層によってチャンネリングを防止する
ことができる。 そして、イオン注入の際のアモルファスシリコン層のチ
ャージアップはアモルファスシリコン層の下側にある多
結晶シリコン層によって阻むことができるので、アモル
ファスシリコン層のチヤージアップによってゲート絶縁
膜が絶縁破壊する虞れもない。即ち、ゲート絶縁膜の絶
縁破壊の虞れなくチャネリングを防止することができる
。 また、本発明半導体装置の製造方法の第2のものによれ
ば、高融点金属シリコン化合物層内にてボロンBが相当
に拡散し、イオン注入したボロンBのごく一部のみが半
導体基板の表面部に入ってp1 ・n接合が形成される
ようにすることができる。従って、半導体基板表面から
のp0・n接合の深さを浅くすることができる。 (G.実施例)[第1図乃至第6図] 以下、本発明半導体装置の製造方法を図示実施例に従っ
て詳細に説明する。 (a.第1の実施例)[第1図] 第1図(A)乃至(E)は本発明半導体装置の製造方法
の一つの実施例を工程順に示す断面図である. (A)半導体基板1の表面部を選択的に酸化することに
よりフィールド絶縁膜2を形成し、半導体基板1の素子
を形成すべき領域の表面を酸化することによりゲート絶
縁膜3を形成し、その後、ゲートとなるポリシリコン層
4を例えばCVDにより形成する。第1図(A)はポリ
シリコン層4形成後の状態を示す。 (B)次に、同図(B)に示すように不純物、例えばP
OC 1 .をボリシリコン層4内にドーブし、その後
、アニールすることによりポリシリコン層4を導体化す
る。 (C)次に、同図(C)に示すようにポリシリコン層4
の表面上にアモルファスシリコン層5をスパッタリング
、プラズマCVD又はLPCVDにより形成する。この
アモルファスシリコン層5の厚さはポリシリコン層4に
比較して薄く形成する。そして、アモルファスシリコン
層5とポリシリコン層4の厚さの和が第7図に示した従
来例におけるゲートfの厚さに略等しくなるようにする
と良い。 (D)次に、同図(D)に示すようにアモルファスシリ
コン層5及びポリシリコン層4aをフォトエッチングす
ることにより、ポリシリコン層4の及びアモルファスシ
リコン層5aからなる二層構造のゲートを形成する.6
はこのエッチングに際してマスクとなったレジスト膜で
ある。 (E)次に、同図(E)に示すようにゲート4a,5a
及びフィールド絶縁膜2をマスクとして不純物をイオン
注入することによりソース領域7及びドレイン領域8を
形成する。 このイオン注入の際アモルファスシリコン層5aがチャ
ネリングを抑止するので、不純物がゲート4a,5aを
突き抜けてチャンネルに達してしきい値電圧が変動する
ことを防止することができる。アモルファスシリコン層
5aは、単結晶と単結晶との間に大きな隙間を有するポ
リシリコン層4aとは異なり非常に緻密なので、チャネ
リング防止効果を有する. (F)イオン注入後ソース領域7、ドレイン領域8の活
性化のためにアニールを行なう。すると、そのアニール
によってポリシリコン層4a中の不純物がアモルファス
シリコン層5a中に再拡散して第1図(F)に示すよう
にアモルファスシリコン層5aがポリシリコン層4aに
一体化してポリシリコン化したゲート9ができる。従っ
て、ゲート9には第7図に示す製造方法におけるゲート
fと略同じ特性(例えば仕事関数等)を持たせることが
できる。 尚、本半導体装置の製造方法において、工程(A)でゲ
ート材料としてポリシリコン層ではなくアモルファスシ
リコン層を形成し、これをフォトエッチングしてゲート
を形成し、その後ソース領域7及びドレイン領域8を形
成するための不純物イオン打込みを行なうようにするこ
とも考えられ得る。即ち、ゲート9をポリシリコン層と
アモルファスシリコン層の二層構造にするのではなく、
アモルファスシリコン層のみからなる単層構造にしてイ
オン注入をすることが考えられなくはないのである。 しかし、これはイオン注入によるチャージアップによっ
てゲート絶縁膜3が絶縁破壊する虞れがあるという問題
があるので実用性が全くない。なぜならば、アモルファ
スシリコン層は比抵抗が非常に大きいのでイオン注入に
よりチャージアップされ、アモルファスシリコン層のみ
からなるゲートと半導体基板との間に大きな電位差が生
じ、その結果、ゲート絶縁膜3が絶縁破壊する虞れが生
じるからである。 しかるに、本半導体装置の製造方法においてはアモルフ
ァスシリコン層5aの下側に不純物(本例ではPOCI
s)がドープされて導体化したポリシリコン層4aがあ
るので、イオン注入の際にアモルファスシリコン層5a
がチャージアップする虞れはなく、従って、ゲート絶縁
膜3の絶縁破壊の虞れもない。 尚、ゲートをアモルファスシリコン層のみで形成するこ
ととし、それに不純物をドーブして導体化した上でソー
ス領域7、ドレイン領域8形成のためのイオン注入をす
ることによりチャージアップしないようにすることも考
えられ得るが、このようにした場合はアモルファスシリ
コン層が導体化された段階でポリシリコン層化してしま
うので、チャンネリング防止効果が得られなくなり、無
意味となる。 (b.第2の実施例)[第2図] 第2図(A)乃至(F)は本発明半導体装置の製造方法
の第2の実施例を工程順に示す断面図である。本実施例
は、第1の実施例を埋込みコンタクトを設けた半導体装
置の製造方法に応用したものである。 (A)半導体基板lを選択酸化することによりフィール
ド絶縁膜2を形或した後、素子を形或すべき領域の表面
部に薄いゲート絶縁膜(膜厚例えば200人)3を形成
し、次いで.全面にポリシリコン層(膜厚例えば1 0
00人)4を形成し、その後、埋込みコンタクトを形成
すべき部分以外をレジストlIl6でマスクする。第2
図(A)はこのマスクをした後の状態を示す。 (B)次に、上記レジスト膜6をマスクとしてポリシリ
コン層4を除去する。次いでマスクとじて用いたレジス
ト膜6を除去する。そして、この除去及び前処理工程の
時に半導体基板1の表面に成長した低級酸化膜(厚さ3
0人程度)11をHP : Ha O=5 : 1 0
0の液によりエッチング除去する。このとき、ゲート絶
縁膜3は1 000人もの厚さのポリシリコン層4によ
りマスクされているのでエッチオフされる虜れはない。 第2図(B)は低級酸化膜除去時の状態を示す。 (C)上記低級絶縁膜l1のエッチング除去を終えると
、同図(C)に示すように全面にアモルファスシリコン
層5を形成する。このアモルファスシリコン層5と上記
ポリシリコン層4の厚さの和がゲートの厚さになる。 (D)次に、同図(D)に示すようにゲート電極及び配
線膜となる部分をレジスト膜6で覆う。 (E)次に、レジスト膜6をマスクとしてアモルファス
シリコン層5及びポリシリコン層4をエッチングし、更
に素子分離用の溝12を形成する。 第2図(E)は溝l2形成後の状態を示す。 (F)次に、同図(F)に示すようにソース7、ドレイ
ン8を形成するために不純物のイオン注入を行なう。 この際、ゲートなる部分のアモルファスシリコン層5a
がチャンネリングを防止する働きをする。 その後、アニールすると、ソース7、ドレイン8が活性
化されるだけでなく、アモルファスシリコン層5の半導
体基板1と接する部分が埋込みコンタクト領域となる。 この半導体装置の製造方法は低級酸化膜の除去をゲート
絶縁膜のエッチオフを伴うことなく行なうことができる
だけでなく、チャンネリングを防止することができると
いう効果をも奏する。 (c.第3の実施例)[第3図] 第3図(A)乃至(F)は本発明半導体装置の製造方法
の第3の実施例を工程順に示す断面図である。本実施例
は第2の実施例を素子分離用の膚l2を形成する必要性
がないように改良したものである。 (A)半導体基板lにフィールド絶縁膜2を形成し、次
いで拡散領域13を形成し、しかる後ゲート絶縁膜3を
形成する。そして、その後、ポリシリコン層4を形成し
、該ポリシリコン層4をレジスト膜6により選択的にマ
スクする。第3図(A)はこのマスクをした後の状態を
示す。 (B)次に、レジスト膜6をマスクとしてポリシリコン
層4を除去し、更にレジストの除去及び前処理工程にお
いて生じた低級酸化膜11を除去する.この工程(B)
は第2の実施例における工程(B)と全く同じである。 第3図(B)は低級酸化膜除去時の状態を示す。 (C)次に同図(C)に示すようにアモルファスシリコ
ン層5を形成する。 (D)次に、同図(D)に示すようにゲート及び配線と
なる部分をレジスト膜6で覆う。尚、配線用のシリコン
層5のFET側の端は拡散領域13のFET側の端を越
えないようにレイアウトする必要がある。 (E)次に、レジスト膜6をマスクとしてアモルファス
シリコン層5及びポリシリコン層4をエッチングする。 第3図(E)はこのエッチング後の状態を示す。 (F)次に、同図(F)に示すように不純物のイオン注
入をしてソース7、ドレイン8を形成すると共に埋込み
コンタクトをとる。 (d.第4の実施例)[第4図、第5図]第4図(A)
乃至(G)は本発明半導体装置の製造方法の第4の実施
例を工程順に示す断面図であり、第5図はイオン注入に
おける深さ方向の不純物濃度分布プロファイル図である
。 本実施例は接合深さの浅いp゜型ソース、ドレインを形
成しようとするものである。 (A)半導体基板1表面部のn型ウエル1aのゲート絶
縁膜3上にポリシリコン層からなるゲート14及び該ゲ
ートl4表面を覆う絶縁層l5を形成し、その後、サイ
ドウォール形成用絶縁膜l5を形成する。 絶縁層l5の材料は例えばSi O 2である。 (B)次に、上記サイドウォール形成用絶縁層15に対
してRIEを行なうことによりゲート14の側面にサイ
ドウォール15aを形成する。 同図(B)はサイドウォール15a形成後の状態を示す
。 尚、ゲート絶縁膜3のゲート14以外の部分は除去され
る。 (C)次に、同図(C)に示すように全面的にタングス
テンシリサイド膜16を形成する。このタングステンシ
リサイド膜16はソース、ドレインの接合深さを浅くす
るために形成するが、本実施例においてはソース電極、
ドレイン電極としても用いられる。 (D)次に、同図(D)に示すようにタングステンシリ
サイド膜l6の電極と、配線となる部分をレジスト膜6
でマスクする。 (E)次に、同図(E)に示すようにタングステンシリ
サイド膜16をフォトエッチングする。 (F)その後、同図(F)に示すようにボロンBをイオ
ン注入する。この場合、深さ方法における不純物濃度分
布のピークが第5図に示すようにタングステンシリサイ
ド膜16と半導体基板(の半導体ウエル)laとの界面
よりもやや浅いところに来るように打ち込みエネルギー
を設定することが接合深さを浅くするために必要である
。 (G)その後、熱処理(アニール)を行なうと、第4図
(G)に示すようにソースl7、ドレインl8が形成さ
れる。 本半導体装置の製造方法によれば、高融点金属シリコン
化合物であるタングステンシリサイド膜16中に深さ方
法における不純物濃度分布のピークが来るようにボロン
Bをイオン注入してp0n接合を形成するので、接合深
さを戊くすることができる。 というのは、もともとボロンBはシリコン半導体基板中
における拡散定数が大きいが、しかし、タングステンシ
リサイド膜等高融点金属シリコン化合物層中における拡
散定数の方がもっと大きい。従って、半導体基板上に高
融点金属シリコン化合物層を形成し、該高融点金属シリ
コン化合物層越しに半導体基板表面部にイオン注入する
と深さ方法における不純物濃度分布のピークを高融点金
属シリコン化合物層中になるようにイオン注入エネルギ
ーを設定した場合、イオン注入されたボロンBは大部分
が高融点金属シリコン化合物層中にとどまり、半導体基
板へは僅かしか拡敗しない。しかも、半導体基板中のボ
ロンBは高融点金属シリコンン化合層中へ容易に拡散す
る。 しかして、高融点金属シリコンン化合層によって半導体
基板へのボロンBの拡散を極めて有効に抑制することが
でき、延いてはボロンBの半導体基板表面からの拡散深
さを極めて浅くすることができるのである。 (e.第5の実施例)[第6図] 第6図(A)、(B)は本発明半導体装置の製造方法の
第5の実施例を工程順に示す断面図である。 本実施例はMOSI−ランジスタのソース、ドレインを
形成するのではなく、単にp9・n接合を形成するもの
である。 先ず、同図(A)に示すようにn型半導体基板1の表面
にボロンBをイオン注入し、次いでアニールすることに
よりp0型半導体層l8を形成する。 その後、同図(B)に示すように高融点金属シリコン化
合物層l6を除去する。 このようにソース、ドレイン以外のp′″ ・n接合の
形成においても接合深さを浅くするという効果を奏する
。 (H.発明の効果) 以上に述べたように、木発明半導体装置の製造方法の第
1のものは、ゲート絶縁膜上にポリシリコン層とアモル
ファスシリコン層を順次積層してなるゲートを形成する
工程と、該ゲートをマスクとして不純物を導入する工程
と、を有することを特徴とするものである。 従って、本発明半導体装置の製造方法の第lのものによ
れば、ポリシリコン層とアモルファスシリコン層を積層
したゲートをマスクとして不純物のイオン注入を行なう
ので、きめがこまかく不純物の通過を阻む性質の強いア
モルファスシリコン層によってチャンネリングを防止す
ることができる。そして、イオン注入の際のアモルファ
スシリコン層のチャージアップはアモルファスシリコン
層の下側にある多結晶シリコン層によって阻むことがで
きるので、アモルファスシリコン層のチャージアップに
よってゲート絶縁膜が絶縁破壊する虞れもない。即ち、
ゲート絶縁膜の絶縁膜破壊の虞れなくチャネリングを防
止することができるのである。 本発明半導体装置の製造方法の第2のものは、半導体基
板上に高融点金属シリコン化合物層を形或し、該高融点
金属シリコン化合物層越しにボロンBをイオン注入する
ことを特徴とする。 従って、本発明半導体装置の製造方法の第2のものによ
れば、高融点金属シリコン化合物層内にてボロンBが相
当拡敗し、イオン注入したボロンBのごく一部のみが半
導体基板の表面部に入ってp′″ ・n接合が形成され
るようにすることができる。従って、半導体基板表面か
らのp0・n接合の深さを浅くすることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)乃至(F)は本発明半導体装置の製造方法
の第1の実施例を工程順に示す断面図、第2図(A)乃
至(F)は本発明半導体装置の製造方法の第2の実施例
を工程順に示す断面図、第3図(A)乃至(F)は本発
明半導体装置の製造方法の第3の実施例を工程順に示す
断面図、第4図及び第5図は本発明半導体装置の製造方
法の第4の実施例を説明するためのもので、第4図(A
)乃至(G)は製造方法を工程順に示す断面図、第5図
はイオン注入したときの不純物の深さ方法における不純
物濃度分布図、第6図(A)、(B)は本発明半導体装
置の製造方法の第5の実施例を工程順に示す断面図、第
7図(A)乃至(D)は従来例を工程順に示す断面図で
ある。 符号の説明 i・・・半導体基板、3・・・ゲート絶縁膜、4、4a
・・・ポリシリコン層、 5、5a・・・アモルファスシリコン層、16・・・高
融点金属シリコン化合物層、l7・・・不純物。 0 H)   v−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲート絶縁膜上にポリシリコン層とアモルファス
    シリコン層を順次積層してなるゲートを形成する工程と
    、 上記ゲートをマスクとして不純物を導入する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法
  2. (2)半導体基板上に高融点金属シリコン化合物層を形
    成する工程と、 深さ方向における不純物濃度分布のピークが上記高融点
    金属シリコン化合物層内にくるエネルギーでボロンを含
    むイオンを注入するイオン注入工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法
JP19285589A 1989-07-25 1989-07-25 半導体装置の製造方法 Pending JPH0355850A (ja)

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