JPH0355760Y2 - - Google Patents

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JPH0355760Y2
JPH0355760Y2 JP3808885U JP3808885U JPH0355760Y2 JP H0355760 Y2 JPH0355760 Y2 JP H0355760Y2 JP 3808885 U JP3808885 U JP 3808885U JP 3808885 U JP3808885 U JP 3808885U JP H0355760 Y2 JPH0355760 Y2 JP H0355760Y2
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JP
Japan
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stainless steel
core metal
steel tube
end edge
circumferential grooves
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JP3808885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はステツプに関する。
〔従来の技術〕
プールの内壁、マンホールの内周壁、煙突、建
物等に、足を掛けて登り降りする為に付設された
従来のステツプは、鋼鉄製若しくはステンレス製
の中実丸棒材にて形成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、鋼鉄製のものは錆が発生し易
く、耐用寿命が短いという欠点や、使用場所や目
的・用途等が制限されるという問題点があつた。
また、ステンレス製のものは、錆びる心配がない
が、非常に高価であるという問題があつた。
本考案は従来のこのような問題点を解決して、
全く錆びることがなく、しかも原価の低減が図れ
るステツプを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のステツプは、芯金に被覆状としてステ
ンレス管を外嵌すると共に、該ステンレス管の開
口端縁部と、該開口端縁部から突出状の芯金の露
出部との間にシール材を付着し、さらに、上記ス
テンレス管の開口端縁部寄りの外周面に、芯金と
ステンレス管とを共に塑性変形させて適数本の凹
周溝を形成して、該凹周溝の内少なくとも一本
を、コンクリート等からなる壁面への埋込み位置
の表示部とした。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、ステンレス管の開口端
縁部は完全に密封されると共に、該ステンレス管
と芯金とが一体状に形成され、しかも、壁面に埋
込んだときは、芯金は外部に露出することがな
い。さらに、壁面への埋込み取付けは正確に行え
る。また、ステンレスは、外部被覆管のみの使用
で済む。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
第1図乃至第3図において、1は基端2,2側
が夫々略直角状に屈曲した全体略U字形状のステ
ツプであつて、軟鋼等の芯金3と、該芯金3に被
覆状として外嵌されるステンレス管4と、から構
成される。
具体的には、芯金3の外径寸法をステンレス管
4の内径寸法と同一乃至僅かに小さく設定すると
共に、該ステンレス管4の長さ寸法を該芯金3の
長さ寸法より短く設定し、該芯金3を該ステンレ
ス管4に嵌挿して2重構造の中実状杆材とし、そ
の杆材の所定部位を左右対称形に折曲げて略U字
形状とし、さらに、ステンレス管4の開口端縁部
5,5から突出状の夫々の露出部6,6を側面か
ら見て略L字状に折曲げる。
そして、上記ステンレス管4の夫々の開口端縁
部5,5側の外周面9に、芯金3とステンレス管
4とを共に塑性変形(例えば、割り型の金型を外
径方向からプレスで押圧してかしめる)して夫々
の2本の凹周溝8,8を形成する。つまり、第4
図に示す如く、凹周溝8に対応する芯金3の外周
面9も凹溝状となり、芯金3とステンレス管4と
は凹周溝8部でもつて圧着される。また、夫々の
開口端縁部5,5側の凹周溝8,8は対称形であ
る。
10,10は半硬化型の合成樹脂からなるシー
ル材であつて、ステンレス管4の開口端縁部5
と、芯金3の露出部6との間に付着されている。
11,11はステンレス管4の略中央部12の
外周面7に設けられたスベリ止め部であつて、複
数個の独立した小突出部13……を備えている。
具体的には、第5図に示す如く、図中の上下に、
芯金3とステンレス管4とを共に塑性変形して外
方弯曲状の略平面部14,14を形成すると共
に、その略平面部14,14に複数個の小突出部
13……を形成する。
そして、以上の如く構成されたステツプ1……
は第6図に示す如くプールの内壁、マンホールの
内周壁等のコンクリート等からなる壁面15に、
ステンレス管4の開口端縁部5,5から2番目の
凹周溝8,8まで埋込まれる。つまり、該ステン
レス管4の開口端縁部5,5から2番目の凹周溝
8,8をもつて、壁面15への埋込み位置の表示
部としている。
以上の実施例によれば、基端2,2側が夫々略
直角状に屈曲しているので、壁面15への埋込み
取付け強度が大となり、がたつきが防止される。
さらに、外方弯曲状の略平面部14,14を形成
すると共に、該略平面部14,14に小突出部1
3……を形成してスベリ止め部11,11を設け
たので、該スベリ止め部11,11に水がたまる
ことがなくなつて安全性が向上し、かつ、このス
ベリ止め部11,11によつて芯金3とステンレ
ス管4とが一層強固に一体化できる。
本考案は図示の実施例に限定されず、本考案の
要旨を逸脱しない範囲で設定変更自由であり、例
えば、凹周溝8を3本以上形成して壁面15への
埋込み位置を任意に選べるようにするも自由であ
る。また、基端2,2側を略直角に限らず種々の
角度に形成するも好ましい。
〔考案の効果〕
本考案のステツプ1は、ステンレス管4の開口
端縁部5,5は完全に密封されると共に、該ステ
ンレス管4と芯金3とが一体状に形成され、しか
も、壁面15に埋込んだときは、該芯金3は外部
に露出することがないので、水中や湿気の多い場
所に取付けられても錆びることがなくなる。従つ
て、耐用寿命を高めることとなる。さらに、使用
するステンレスは少量で済むので、全体の材料費
の低減が図れる。また、スポツト溶接やアーク溶
接等の溶接を取らずに塑性変形にて芯金3とステ
ンレス管4とを一体化出来るので、製造が容易で
かつ作業環境が良くなる。しかも、凹周溝8を埋
込みの目安とできるから壁面15に埋込み位置の
確定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は側面図、第3図は簡略斜視図、第4図は要部
拡大断面図、第5図は第1図の−線拡大断面
図、第6図は取付状態を示す側面図である。 3……芯金、4……ステンレス管、5……開口
端縁部、6……露出部、7……外周面、8……凹
周溝、10……シール材、15……壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯金3に被覆状としてステンレス管4を外嵌す
    ると共に、該ステンレス管4の開口端縁部5と、
    該開口端縁部5から突出状の芯金3の露出部6と
    の間にシール材10を付着し、さらに、上記ステ
    ンレス管4の開口端縁部5寄りの外周面7に、芯
    金3とステンレス管4とを共に塑性変形させて適
    数本の凹周溝8を形成して、該凹周溝8の内少な
    くとも一本を、コンクリート等からなる壁面15
    への埋込み位置の表示部としたことを特徴とする
    ステツプ。
JP3808885U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0355760Y2 (ja)

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JP3808885U JPH0355760Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP3808885U JPH0355760Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Publications (2)

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JPS61155600U JPS61155600U (ja) 1986-09-26
JPH0355760Y2 true JPH0355760Y2 (ja) 1991-12-12

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ID=30544771

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JP3808885U Expired JPH0355760Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP (1) JPH0355760Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030734A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Hoya Corp 取付部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030734A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Hoya Corp 取付部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61155600U (ja) 1986-09-26

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