JPH0355482A - 冷蔵庫の霜取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、ガラス管ヒータを使用した冷蔵庫の霜取装
置に関するものである． ［従来の技術コ 第４図ないし第８回は実開昭６３−４９４８３号公報に
示された従来の冷蔵庫における霜取装置を示し，これら
の図において（１）は冷蔵庫本体で内箱（２）、外箱（
３）およびこれらの間に充填された発泡断熱材（４）と
で構或されている．そして上記の内箱（２）内は冷凍室
（５）と冷蔵室（６）との上下二室に仕切部（７）で区
画されている。（８）は冷凍室（５）の仕切表板で、上
部に冷気吹出部と下部に冷気吸込部とを有し、その背部
に冷却器室（９）を形或している。

（ＩＯ）はこの冷却器室（９）内に配設された冷却器、
（１１〉はこの冷却器（１０）の上方に設置された庫内
送風用ファン付のモータ、（１２）は上記仕切表板（８
）の背面に重合された断熱裏板で，その上方に開［Ｊし
た庫内送風用ファンのベルマウス部と冷蔵室（６）へ連
通ずる吹出風路を形威している。（１３）は内箱（２）
の中仕切（７）内の断熱材で、その内部に冷蔵室（６）
の上部前側に開口する冷気吸込入口と冷却器（１０）下
部に形威された凹部（１４）に開口した冷気吸込出口を
有する連通吸込風路を形成している。

（１５）は冷却１８（１０）下部に設置されたその霜取
用ガラス管ヒータで電熱線（１６）を内蔵し、両端はキ
ャップ（１７）で密封されている。（ｌ８）は冷却器（
１ｏ）の除霜水を受けこれを庫外徘水パイプ（１９）に
導く排水樋であり、冷却器（１０）からの除霜水が直接
ガラス管ヒータ（１５）に触れることを防ぐ防滴カバー
（２０）およびガラス管ヒータ（１５）のキャップ（１
７）部を嵌着するように、この防滴カバー（２０）の両
端に形威した支持板（２２）を一体に備えている。（２
３）はガラス管ヒータ（ｌ５）の外れを防止するストッ
パー（２４）は排水樋（１８）の底部にあり除霜水を庫
外排水パイプ（１９）へ導く排水穴、（２５）は反射板
であり防滴カバー（２０）に係合する係止片（２６）を
有している．次に霜取時の動作について説明する。冷蔵
庫が一定時間運転し冷却器（１０）に着霜した後、自動
的に霜取をするためにガラス管ヒータ（１５）に通電さ
れて雰囲気温度が上昇し、自然対流により冷却器（１０
）に上昇していく。一方輻射熱は排水樋（１８）や反射
板（２５）等により反射され雰囲気をさらに加熱し、ま
た一部は冷却器（１０）を直接加熱してこれの着霜融解
を促進するものであり，これにより除霜水は排水Ｍ（１
８）に滴下し底部の排水穴（２４）より排水パイプ（１
９）に導かれて康外に排出される。

なお第８図（イ）（口）に示すようにガラス管ヒータ（
ｌ５）の電熱線（ｌ６）の幅（Ａ）と排水樋（１８）の
排水穴（２４）との位置関係は、この排水穴が上記の幅
（Ａ）内に対向した位置にあることが望ましいが、ＩＩ
ＩＩ？　（Ａ）外へ出た場合は排水穴（２４）に除霜水
が残り、霜取終了後の運転時に氷結し、次の霜取時に幅
射熱が届きにくく氷が解氷されず、正常な排水機能を失
うという問題を発生するので上記の反射板（２５）が付
設されているものである。

［発明が解決しようとする課題］ 以上のように従来の霜取装置では排水樋（１８）と反射
板（２５）とが別部品で構成されているために、反射板
の所定位置への取付け作業が必要となり、また反射板の
取付け方によっては、これとガラス管ヒータ（１５）と
の位置関係が必ずしも一定にならず、霜取性能にバラツ
キがでる等の問題点があった。

この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、反射板を排水樋の防滴カバーの一部゛に一体成形さ
せると共に、さらに排水樋に係止突部を配設して反射板
の自由端をこの係止突部に係合させることを目的とする
。

［課題を解決するための手段コ この発明の場合は、排水樋（ｌ８）の一方の立上り壁（
１８ａ）に設けた防滴カバー（２０）の一部をさらに延
長して舌片状の反射板（２７）に形戊し，この反射板の
折曲げ状態での自由端を、これに近接する上記排水樋（
１８）の反対側の立上り壁の傾斜面（２９）に設けた係
止突部（２８）に係合させている。

［作　用］ この発明の場合は、反射板およびこの反射板の自由端に
係止突部を排水樋に一体成形させているので、反射板の
所定折曲げだけでガラス管ヒータと排水穴に対するその
関係位置が常に一定に決まることになる。

［実施例］ 以下この発明の一実施例について説明する．すなわち第
１図および第２図において、従来のものと同一または相
当個所は同一符号を付してその重複説明は省略すること
にするが、これら第１図および第２図において、（２７
）はこの発明のものにおける反射板でありこの反射板は
、排水樋（ｌ８）の一方の立上り壁（１８ａ）から当該
排水樋の排水穴（２４）の近傍に延長された防滴カバー
（２０）における上記排水穴（２４）側の突出端縁の一
部に、これからさらに延長された舌片状に形成されてお
り、上記防滴カバー（２０）の直下に設けた霜取用ガラ
ス管ヒータ（１５）からの反射熱で上記排水穴（２４）
の近傍を加熱する役目をしている。また（２８）は上記
反射板（２７）の自由端に近接した上記排水樋（ｌ８）
の反対側の立上り壁の傾斜面（２９）の途中に突設した
係止突部であり、頂部に上記反射板（２７）の所定折曲
げ状態での自由端を係止する凹溝（３１）が第２図のよ
うに形成されている点にこの発明の特徴を有するもので
ある。

要約するとこの発明の場合は排水ｇ（ｉａ）の一方の立
上り壁（１８ａ）に設けた防滴カバー（２０）の排水樋
における排水穴（２４）の近傍には該部の延長によって
反射板（２７）を折曲げ形成して、その自由端を反対側
の立上り壁の傾斜面（２９）の途中に設けた係止突部（
２８）の凹溝（３１）に係止させるだけで、上記防滴カ
バー（２０）の直下における霜取ガラス管ヒータ（１５
）からの反射熱で上記の排水穴（２４）の近傍が効果的
に加熱されるようになっているものである。

また第３図はこの発明の他の実施例を示すものであり、
図中の（３２）は反射板（２７）と防滴カバー（２０）
との折曲げ稜線部に均等間隔で配設した複数個の長大、
（３３）は反射板（２７）と防滴カパー（２０）との間
に形成した該部の補強ビードであり、上記長穴（３２）
により反射板（２７）を曲げやすくすると共に上記補強
ビード（３３）により防滴カバー（２０）の変形を防止
させているものである。

［発明の効果］ この発明の冷蔵庫の霜取装置では以上のように，排水樋
の排水穴近傍を加熱する反射板を防滴カバーと一体構威
したので、従来のように双方の連結作業を必要とせず、
さらに反射板の上記排水穴に対する関係位置はその所定
折曲げ係止だけで常に一定に決まり、ガラス管ヒータに
よる霜取り作用と排水穴の氷結防止作用が常に安定した
状態で効果的に得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第工図はこの発明の冷蔵庫の霜取装置の一実施例を示す
要部の拡大斜視図、第２図は第１図の■−ｎ断面図、第
３図はこの発明の他の実施例を示す要部の拡大斜視図、
第４図、第５図、第６図、第７図および第８図は従来例
を示すもので、第４図は冷蔵庫の断面図，第５図および
第６図はガラス管ヒータの取付け構造を示す斜視図、第
７図は第６図の■−■断面図、第８図（イ）（口）は冷
却器廻りの関係を示す投影図である。 なお図中（ｌＯ）は冷却器、（１５）はガラス管ヒータ
、（Ｉ８）は排水樋，（１８ａ）は立上り壁、（２０）
は防腐力バー、（２４）は排水穴、（２７）は反射板、
（２８）は係止突部、（２９）は傾斜面である。その他
図中同一符号は同一または相当部分を示すものとする。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷却器から除霜水を受けて排出させる排水樋の一側立上
   り壁から当該排水樋の内側に向けて延長突出され、上記
   冷却器に対する霜取用ガラス管ヒータの上部を覆うその
   取付け固定用の防滴カバーを備えたものにおいて、上記
   防滴カバーの延長突出端縁に、この突出端縁からさらに
   延長され上記排水樋の排水穴を照射加熱するための上記
   ガラス管ヒータの反射板を形成させると共に、この反射
   板の折曲げ自由端を、上記排水樋の反対側の立上り壁の
   傾斜面に設けた係止突部に係合させたことを特徴とする
   冷蔵庫の霜取装置。