JPH0355448Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0355448Y2
JPH0355448Y2 JP1984175417U JP17541784U JPH0355448Y2 JP H0355448 Y2 JPH0355448 Y2 JP H0355448Y2 JP 1984175417 U JP1984175417 U JP 1984175417U JP 17541784 U JP17541784 U JP 17541784U JP H0355448 Y2 JPH0355448 Y2 JP H0355448Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notch
mounting base
stopper
bracket
forklift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984175417U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6188827U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984175417U priority Critical patent/JPH0355448Y2/ja
Publication of JPS6188827U publication Critical patent/JPS6188827U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0355448Y2 publication Critical patent/JPH0355448Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフオークリフトに搭載するLPGタン
クの固定機構に関するものである。
(従来の技術) 一般にLPGを燃料とするフオークリフトにあ
つては、LPGタンクを車体本体の運転座席の後
方に固定してあるため、エンジンの点検、整備に
あたつて、前記LPGタンクがその作業に支障を
与えている。第7図乃至第9図は、従来のLPG
タンクを搭載したフオークリフトの概略を示すも
ので、aはエンジンカバー、bはカウンタウエイ
ト、cは運転座席、dはLPGタンク、eはLPG
タンクの取付台、fはシヤフトである。
フオークリフトにおけるエンジンの点検、整備
作業は、エンジンカバーaを開いて行なうが、
LPGタンクdが固定された位置にあると、第7
図の2点鎖線で示すように、運転座席cとLPG
タンクdが当たつてしまい、エンジンカバーaを
開くことができない。そこで第8図に2点鎖線で
示すように、LPGタンクdの取付台eを、シヤ
フトfを中心として90度回転させた後、エンジン
カバーaを開く方法を採つている。
しかしこの方法の場合においては、エンジンカ
バーaを開く必要があるとき以外は、台eが車体
に固定されていなければならない。この固定が不
充分であると、走行中に振動等によつて台eが回
転するため危険である。前記従来の機構では、こ
の固定を完全にするために台eをブラケツトgに
ボルト等で取付けていた。従つてボルトの取付
け、取外しが煩わしいばかりでなく、そのための
工具が必要であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の如く従来のフオークリフトに搭載する
LPGタンクの固定装置によると、同LPGタンク
を回転させるとき、その都度固定を解除するため
の煩雑な作業をしなければならないという問題が
あつた。本考案はこの従来の問題を解決しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、フオークリフト車体上部の
後方位置にLPGタンク搭載用の取付台を設けた
フオークリフトにおいて、同取付台の一端を水平
回動自在に軸支し、他端に切欠部を設けると共
に、同他端の前方角部を曲線部に形成し、前記切
欠部に嵌入するストツパを車体側に垂直回動自在
に軸支し、かつ同ストツパを前記取付台の軸支側
に向かい前記切欠部に嵌入するよう付勢してなる
もので、これを問題点解決のための手段とするも
のである。
(作用) エンジン部の点検、整備作業を始めるにあたつ
て、LPGを載置する取付台を回動するときは、
ストツパをその付勢力に抗して垂直方向に回動さ
せて切欠部との係止を解除させる。また前記作業
の終了後は取付台を元の固定位置の方向に回動さ
せると、ブラケツトの曲線部に沿つてストツパは
自動的に付勢力に抗して回動し、続いて切欠部に
嵌め込まれて自動的に係止され、取付台を元の固
定位置に固定することができる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第1図〜第6図は本考案の実施例を示す。図
において1はエンジンカバー、2はカウンタウエ
イト、3はLPGタンク、4はLPGタンク取付台、
5はバンド、6はピン、7はエンジンカバー1と
カウンタウエイト2との間に配設されたブラケツ
トである。
また11は取付台4のシヤフト6とは反対側の
端面に固設されたブラケツトで、切欠部11aが
設けられている。12はブラケツト7に立設され
たストツパ取付用のブラケツト、13はブラケツ
ト12にピン14にて軸支され、ねじりばね15
によつて取付台4のピン6による軸支側に向かい
前記切欠部11aに嵌入するよう付勢されたスト
ツパである。また切欠部11aの一端から、ブラ
ケツト11の前方角部に向けた曲線部11bが形
成されている。
またブラケツト12には、前記ブラケツト11
の下面が載る上面12aと、同ブラケツト11の
端面と衝突するプレート12bと、前記ピン14
及びねじりばね15を取付けるためのプレート1
2c,12dが設けられている。更にストツパ1
3の形状はブラケツト11の切欠部11aの巾よ
りも広い上方部13aと、切欠部11aの巾より
やや狭い下方部13bからなる略T字状のプレー
トからなり、その上端に把手13cを備えてい
る。またねじりばね15の一方は前記プレート1
2bに装着され、他方はストツパ13の背面に装
着されており、常にストツパ13を取付台4の軸
支側に向かい切欠部11aに嵌入するように付勢
している。
次に作用を説明する。LPGタンク3を取付け
た取付台4を回転させたい場合には、把手13c
を持つて手前に引くと、切欠部11aとストツパ
13との係止が外れるので、取付台4をシヤフト
6を中心として回転させることができる。またエ
ンジン部の点検、整備等の作業が終了した場合に
は、ストツパ13を前記とは逆方向に回転させる
と、ブラケツト11がブラケツト12の上面12
aに載り、さらに曲線部11bによつてストツパ
13を付勢力に抗して押しながら、プレート12
bに衝突して停止する。また同時にストツパ13
はばね力により切欠部11aに嵌まり込み、両ブ
ラケツト11,12を係止固定する。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案によれば、スト
ツパを反付勢方向に手動で回動させるだけで、取
付台の切欠部との係止を解除することができ、取
付台は極めて簡単に水平方向に回動させることが
できる。また同取付台の前方角部を曲線部に形成
してあるため、取付台を固定位置に手動で回動さ
せるだけで、これがストツパを反付勢方向に押し
上げ、自動的に固定位置に至り、ストツパは取付
台の切欠部に自動的に嵌入して係止状態になる
等、ワンタツチ解除と自動固定の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すLPGタンクの
取付状態の斜視図、第2図は第1図の側面図、第
3図は第2図の要部拡大詳細図、第4図は同
LPGタンク取付台のブラケツトを示す斜視図、
第5図は同ストツパ取付用のブラケツトを示す斜
視図、第6図は第1図の一部の正面図、第7図は
従来装置の側面図、第8図は同一部の正面図、第
9図は同背面図である。 図の主要部分の説明、3……LPGタンク、4
……取付台、6……ピン、11……ブラケツト、
11a……切欠部、11b……曲線部、12……
ブラケツト、12c,12d……プレート、13
……ストツパ、13c……把手、14……ピン、
15……ねじりばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フオークリフト車体上部の後方位置にLPGタ
    ンク搭載用の取付台を設けたフオークリフトにお
    いて、同取付台の一端を水平回動自在に軸支し、
    他端に切欠部を設けると共に、同他端の前方角部
    を曲線部に形成し、前記切欠部に嵌入するストツ
    パを車体側に垂直回動自在に軸支し、かつ同スト
    ツパを前記取付台の軸支側に向かい前記切欠部に
    嵌入するよう付勢してなることを特徴とするフオ
    ークリフト搭載LPGタンクの固定機構。
JP1984175417U 1984-11-19 1984-11-19 Expired JPH0355448Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984175417U JPH0355448Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984175417U JPH0355448Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6188827U JPS6188827U (ja) 1986-06-10
JPH0355448Y2 true JPH0355448Y2 (ja) 1991-12-10

Family

ID=30733021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984175417U Expired JPH0355448Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0355448Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58101827A (ja) * 1981-12-10 1983-06-17 Nissan Motor Co Ltd 産業車両の燃料ボンベ支持装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027052Y2 (ja) * 1971-02-01 1975-08-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58101827A (ja) * 1981-12-10 1983-06-17 Nissan Motor Co Ltd 産業車両の燃料ボンベ支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6188827U (ja) 1986-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0355448Y2 (ja)
JP4691837B2 (ja) 産業車両用のフードの開閉構造
JP3716479B2 (ja) 車両用シート
JPH1111237A (ja) 産業車両のバッテリ取付構造
JP2804239B2 (ja) キャリヤ部材
JP2577542Y2 (ja) 乗用型移動農機のボンネツト構造
JPS6019872Y2 (ja) 開閉部材の締付装置
JPH035453Y2 (ja)
JPH0326044Y2 (ja)
JPH0127966Y2 (ja)
JPH0415758Y2 (ja)
JPS6316579Y2 (ja)
JPH0221304Y2 (ja)
JP4573674B2 (ja) フードロック装置
JPH086697Y2 (ja) 産業車両のシート回動装置
JP2875027B2 (ja) バッテリフードの開閉補助装置
JPH063109Y2 (ja) エンジンフード開閉ロック機構
JP3386993B2 (ja) コンクリートミキサー車におけるホッパ用シート装置
JPH072910Y2 (ja) 自動車用フードロック装置の盗難防止構造
JP2532482Y2 (ja) 車両用床点検蓋の開閉装置
JPS6325228Y2 (ja)
JP4627904B2 (ja) ミキサ車のホッパカバー装置
JPH0717646Y2 (ja) コンバインのエンジンカバー係止装置
JPS6313064Y2 (ja)
JPH0619404Y2 (ja) 車両用シート