JPH0355422B2 - - Google Patents

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JPH0355422B2
JPH0355422B2 JP29675686A JP29675686A JPH0355422B2 JP H0355422 B2 JPH0355422 B2 JP H0355422B2 JP 29675686 A JP29675686 A JP 29675686A JP 29675686 A JP29675686 A JP 29675686A JP H0355422 B2 JPH0355422 B2 JP H0355422B2
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glass
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guide
wall
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JP29675686A
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JPS63151633A (ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B17/00Forming molten glass by flowing-out, pushing-out, extruding or drawing downwardly or laterally from forming slits or by overflowing over lips
    • C03B17/06Forming glass sheets
    • C03B17/064Forming glass sheets by the overflow downdraw fusion process; Isopipes therefor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、板ガラスを製造するための装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、比較的薄肉の板ガラスを製造する方法と
して、第3図に示すようなものがある(例えば特
開昭60−11235号公報)。溶融ガラス11を溶融槽
12の底部に設けたスリツトから流出させ、下方
に配置した成形体13に供給し、分流させた後、
下端部において合流させ板ガラスとする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した方法では、ガラスが成
形体13から離れると同時にその流れの幅が収縮
する。その結果、両側端部に生じたふくらみ(玉
縁)を切捨て、中央寄りの平坦な部分のみを実用
に供することとなる。切捨てられた側端部は両端
合せて全幅の2〜3割に達し、きわめて効率が悪
い。
この欠点を解決する手段として、例えば特公昭
46−24909号公報、特公昭50−2611号公報に記載
されたようなものが提案されている。これは、溶
融ガラスを溶融炉底部のスリツトから流出させて
成形体に供給する代りに、第4図に示すような溢
流成形体20を用いるもので、上部開口溝21に
流入したガラスは、溝壁を越えてオーバーフロー
し、両側端部を案内ガイド縁22に接触させた状
態で、両側面を流下する。このとき、下端部にお
いては、幅方向側端部は案内突出部23の表面に
沿つて流れるため、流れの水平方向成分が実効的
に案内ガイド縁22に沿つて増大し、下向きの板
状の流れに対して外方に引張る力が生じる。それ
により、側端部が薄くなり、玉縁の形成が抑えら
れる。
しかし、この溢流成形体20は、ガラス供給機
能と板ガラスの取出し可能の2つの機能を併有す
るために、いわば第3図において溶融槽12のス
リツトと成形体13とを一体にした構成を有し、
構造が複雑で加工工数が増大する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、表裏両面の左右両端またはその近傍
に、頂部より下端部に至りかつ下端部において表
裏一体に連結したガイド壁を設けるとともに、ガ
イド壁下端部と成形体下端部との境界部に、ほぼ
三角形状のフイン状突出体を設けた成形体を備え
たものである。
成形体の各面の左右両端またはその近傍に設け
られた両ガイドは、面に沿つてほぼ鉛直下方に平
行に、より好ましくは左右対称に次第にその間隔
を狭めるように配設される。
突出体は、ガイド壁の成形体下方に突出した下
端部内壁と成形体下端とに、三角形の2辺を接触
させた形で、左右ほぼ対称状に設ける。
〔作用〕
成形体の頂部に供給された溶融ガラスは、両側
のガイド壁まで一杯に広がり、両面を流下し、下
端で合流して1枚の板ガラスとなる。このとき、
成形体の下端部において、突出体が流れの両側端
部を外方に広げ、内方に縮むのを防ぐ作用をす
る。
〔実施例〕
第1図に、本発明の一実施例を示す。同図aは
成形体を示す縦断面図、同図bは正面図であり、
同図aは同図bのa−a断面図に相当する。
成形体1は、下端部において、近接した表裏一
対の幅広の面1A,1Bを有し、両面には、それ
ぞれ左右両端近傍に、頂部より下端部に至るガイ
ド壁2を有している。ガイド壁2は、成形体1の
下端において、表裏のガイド壁がそれぞれ一体に
連結した構造を有し、その連結した下端部は成形
体1の下方に突出している。
このガイド壁2の成形体下方に突出した下端部
と成形体下端部との境界部との境界部に、フイン
状の突出体3が配置してある。この突出体3は、
三角形状で、その2辺をガイド壁下端部内壁と成
形体下端とに接触させて、左右ほぼ対称状に取付
けてある。
成形体1の頂部に、例えば第3図に示したよう
な溶融槽底部のスリツトから、泡や異物を含ま
ず、脈理のない均質な溶融ガラス4を帯状に幅広
く供給する。流下した溶融ガラス4は、成形体1
の頂部より表裏両面1A,1Bに分流し、それぞ
れ成形体1の表面に沿つて、両側のガイド壁2ま
で一杯に広がり、ガイド壁2に接触した状態で流
下する。
溶融ガラス4は、成形体1の表面に沿つて流下
するにつれ、表面張力によつて流れの幅を狭めよ
うとする。これに対しガイド壁2は、流下する溶
融ガラスが常にこのガイド壁2に接触しこれを濡
らすようになることから、流れの幅が縮まるのを
防ぐ作用を有する。左右の両ガイド壁は、成形体
の下端に向かうにつれて、相互の間隔が徐々に狭
まるように配置してあるが、このようにする方
が、真直ぐ下方に配置するよりも流れが円滑にな
り望ましい。本実施例では、成形体1の頂部にお
ける左右ガイド壁間の間隔310mmに対し、下端部
ではこの間隔を290mmとした。なお、左右のガイ
ド壁は、どちらか一方が他方に近づくのではな
く、左右均等に、対称状に近づくようにする。一
般には、上下端における左右ガイド壁間の間隔の
差は10〜20mm程度が適当で、30mmを越えると、成
形された板ガラスの両側端部が厚くなり、玉縁が
大きくなる。なお、両ガイド壁2は、成形体下端
より突出した下端部においては、ほぼ平行に鉛直
下方に延在させてある。また、ガイド壁2の高さ
は、本実施例では10mmとした。
成形体1の高さは、頂部やや下方における成形
体の最大厚みを30mmとし、流下するガラスの粘度
を103ポアズ、成形しようとする板ガラスの板厚
を1.1mm、引上量を18Kg/hrとして、175〜250mm
が適当であり、本実施例では、200mmに設定した。
この成形体1の高さは、左右両ガイド壁2の間の
間隔、成形体1の厚み、ガラスの粘度および引上
げ量等に応じて、適宜設定する。なお、成形体1
の表面は白金によつて被覆され、内部は発泡アル
ミナ等の耐火断熱材5が充填されている。白金の
代りに、白金−ロジウム合金等を用いてもよい。
このようにして成形体1の側面を流下した溶融
ガラス4は、成形体1の下端において合流し、1
枚の板状のガラスとなる。このときの溶融ガラス
の粘度は104〜105ポアズであつた。このガラス
は、次いで、例えば第3図に示すロール14のよ
うに、下方の適当な位置に配置されたロール(第
1図には図示せず)によつて、下方に連続的に引
抜かれ、冷却されて、板ガラスとなる。
このとき、突出体3を設けない場合には、先に
第3図の説明で述べたように、ガラス流の側端部
は表面張力によつて玉縁を形成して縮もうとす
る。
これに対し、突出体3を配置し、溶融ガラスが
この突出体3に接触しこれを濡らすようにするこ
とにより、溶融ガラス4を外側に広げる力が働
き、内方に縮むのを防ぐことができる。
突出体3は、本実施例では成形体下端およびそ
こから鉛直下方に突出したガイド壁下端部の内壁
に2辺を接触させた直角三角形状であるが、成形
体頂部より斜めに降りるガイド壁を成形体の下方
までそのまま斜めに延ばし、その下端部内壁と成
形体下端とに2辺を接触させるように固定しても
よく、正確に直角三角形とならなくても差支えな
い。直角を挾む2辺は、本実施例ではいずれも30
mmとしたが、2辺の比が1:1から多少ずれても
さしつかえない。また、斜辺は、必ずしも直線で
なくても、例えば第2図に示す突出体3′のよう
に、曲線状としてもよい。なお、本実施例では突
出体1の厚みは1mmとした。
このようにして得られた板ガラスは、幅方向中
央部の厚みが1.1mm、全板幅250〜260mmで、厚み
が1.1mm±0.1mmの範囲におさまる有効幅は220〜
230mmであつた。これに対し、突出体3を設けな
いものでは全板幅180〜200mm、厚みが1.1mm±0.1
mmとなる有効幅は120〜140mmとなり、突出体3の
有効性が確認された。
本実施例の成形体1は、単に供給されたガラス
を分流させ、下端部で合流させて板状のガラスと
するだけの機能を有するものであり、またガイド
壁2および突出体3も平板状で、その構造はきわ
めて単純で、製作も容易である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、成形体の表裏両面の左右両端
近傍に、頂部より下端部に至りかつ下端において
表裏一体に連結してなるガイド壁を設けるととも
に、ガイド壁下端部と成形体下端部との境界部
に、2辺をガイド壁下端部内壁と成形体下端とに
接触させたほぼ三角形状のフイン状突出体を設け
たことにより、単純でしかも製作の容易な構造で
ありながら、成形される板ガラスの端部の玉縁を
極力抑え、厚みの均一な有効幅部分を大きくとる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の一実施例を示す断面図、同
図bはその正面図、第2図は本発明の他の実施例
を示す要部断面図、第3図は従来例を示す断面
図、第4図は従来例を示す一部断面斜視図であ
る。 1……成形体、2……ガイド壁、3,3′……
突出体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下端部において近接した表裏一対の幅広の面
    を有する成形体を備え、頂部に供給された溶融ガ
    ラスを表裏両面に分流させ、かつ下端部で合流さ
    せて板状のガラス体を取出す板状ガラスの製造装
    置において、成形体の表裏両面の左右両端または
    その近傍に、頂部より下端部に至りかつ成形体の
    下端において表裏一体に連結するガイド壁を設
    け、このガイド壁の成形体下方に突出した下端部
    と成形体下端部との境界部に、2辺をガイド壁下
    端部内壁および成形体下端に接触固定させたほぼ
    三角形状のフイン状突出体を、左右ほぼ対称状に
    設けたことを特徴とする板ガラスの製造装置。 2 成形体の表裏各面の左右両端またはその近傍
    に設けられた両ガイドが、頂部より下端部に向か
    つて左右対称に次第にその間隔を狭めていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の板ガラ
    スの製造装置。
JP29675686A 1986-12-15 1986-12-15 板ガラスの製造装置 Granted JPS63151633A (ja)

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JPS63151633A JPS63151633A (ja) 1988-06-24
JPH0355422B2 true JPH0355422B2 (ja) 1991-08-23

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