JPH0355091A - 布縁倣い縫ミシン - Google Patents

布縁倣い縫ミシン

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JPH0355091A
JPH0355091A JP19013489A JP19013489A JPH0355091A JP H0355091 A JPH0355091 A JP H0355091A JP 19013489 A JP19013489 A JP 19013489A JP 19013489 A JP19013489 A JP 19013489A JP H0355091 A JPH0355091 A JP H0355091A
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JP
Japan
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feed
cross
cloth
sewing
sewing machine
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JP19013489A
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Inventor
Takafumi Tanaka
隆文 田中
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は横送り機構を備えた布縁倣い縫ミシンに関し、
特に横送り機構による横送り誤差を補正するようにした
ものに関する。
〔従来技術〕
従来、針落ち位置が布端から設定倣い幅分隔てた位置と
なるように横送り機構で加工布を横送りしつつ布縁倣い
縫を行なう倣い縫逅シンが提案されている。例えば、本
願出願人は先の出願に係る特願平1−52205号にお
いて、押え足上に設けた検出器からの検出信号に基いて
横送り最大ピッチが約0.6m+wの横送り機構を横送
り用ステッピングモー夕で駆動し、加工布を横送りしつ
つ設定された倣い幅の位置に縫目を形戒するようにした
倣い縫ミシンを提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記先の出願に係る倣い縫ミシンでは、横送り用ステッ
ピングモー夕に供給するパルス数が少ないときつまり横
送り量が0.1〜0.41のように小さいときには、横
送り機構の駆動系の遊びや加工布の送り歯に対するスリ
ップなどにより、加工布の実際の横送り量は制御装置内
で決定された横送り量より少なくなり、針落ち位置が正
規の位置から横方向にズレた状態で倣い縫されるので、
倣い縫の品質が低下するという問題がある。
本発明の目的は、横送り機構による加工布の横送り精度
を向上させて倣い縫の品質を向上し得るような布縁倣い
縫ミシンを提供することにある。
(課題を解決するための手段〕 本発明に係る布縁倣い縫ミシンは、第1図の機能ブロッ
ク図に示すように、下端に縫針が取付けられ上下動可能
な針棒と、送り歯で加工布を移送する送り機構と、壽シ
ンのベッド面上の加工布の布端を検出する布端検出手段
と、加工布の布端から針落ち位置までの倣い幅を設定す
る倣い幅設定手段とを備えたξシンにおいて、送り歯の
上下動と調時して送り歯を加工布の送り方向と直交する
方向に横送り可能な横送り機構及びこの横送り機構を駆
動する横送り用アクチュエータと、横送り用アクチュエ
ータを制御する横送り制御手段と、布端検出手段からの
検出信号に基いて倣い幅設定手段で設定された設定倣い
幅で倣い縫するように横送り量を決定する縫製位置決定
手段と、縫製位置決定手段から出力された横送り量に基
いて予め設定された補正テーブル又は補正演算式を用い
て補正された横送り量を求めて横送り制御手段に出力す
る横送り量補正手段とを備えたものである。
〔作用〕
本発明に係る布縁倣い縫ごシンにおいては、縫製位置決
定手段は布端検出器からの検出信号に基いて倣い幅設定
手段で設定された設定倣い幅で倣い縫するように横送り
量を決定する。横送り量補正手段は、縫製位置決定手段
から出力された横送り量に基いて予め設定された補正テ
ーブル又は補正演算式を用いて横送り機構の駆動系の遊
び分や加工布の送り歯に対するスリップ分を加味して補
正された横送り量を求めて横送り制御手段に出力する。
〔発明の効果〕
本発明に係る布縁倣い縫ミシンによれば、以上説明した
ように、補正テーブルや補正演算式を備えた横送り量補
正手段を設け、横送り機構による横送り誤差を補正する
ようにしたので、加工布が正確に横送りされ、倣い縫の
品質を格段に向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は布縁倣い縫可能な電子制御式ジグザグミシン
に本発明を適用したものである。
第2図〜第4図に示すように、ミシンMのアーム部2内
には、針棒上下駆動装置と針捧揺動駆動装置とが組込ま
れ、これらの装置は通常のミシンのものと同様でありそ
の概要を説明すると、頭部4に固着された支持部6には
、針棒台7がその上端部で框支ビン8により揺動可能に
枢支され、この針棒台7には針棒9が上下動可能に支持
されており、針棒9の下端には縫針10が取付けられて
いる。
針棒9は針棒抱き11やミシン主軸44などを介してミ
シンモータ155(第13図参照)に連結されており、
ミシンモータ155の回転により針棒9及び縫針10が
上下往復運動するようになっている。前記針棒台7の下
端部は連杆12を介して針棒揺動用ステッピングモータ
l35(第13図参照)に連結され、針棒揺動用ステッ
ピングモータ135の駆動により針棒台7及び針棒9を
介して縫針10が揺動ずるようになっている。
次に、布端検出装置について説明する。
前記針棒台7の下端部の直ぐ前方と後方とに、頭部4か
ら左方へ水平に延出する案内部材13・14が頭部4に
夫々固着され、針棒台7の下端部は案内部材13及び案
内部材14とに狭持案内されている。布端検出器18は
、支持部材17に所定の角度で左右対称に取付けられた
赤外線を放射する発光素子19と赤外線の反射光を受光
する受光素子20とからなり、赤外線のみの通過を許す
光学フィルタ21は受光素子20の直ぐ下方位置で支持
部材17に取付けられている。また、前記支持部材17
の両素子19・20の後方部には、左右方向に延びるガ
イド軸22が挿通し、左右方向に延び支持部材l7に螺
合したスピンドル軸23がガイド軸22と平行に配設さ
れ、ガイド軸22及びスピンドル軸23の左端部は案内
部材l4に固着の取付部材15に夫々回転可能に支持さ
れ、それらの右端部は案内部材14に固着の取付部材1
6に夫々回転可能に支持されている。更に、スピンドル
軸23の右端部は頭部4に取付けられた布端検出用モー
タ24の駆動軸に固着されている。
従って、モータ24によりスピンドル軸23を介して支
持部材17が両取付部材15・16間を左右方向に移動
可能である。
摺動型の可変抵抗器からなる布端位置検出器25は支持
部材17の直ぐ上方位置で案内部材14に固着されてい
る。布端位置検出器25の摺動部26は支持部材l7か
ら上方に突出した連結突部27に連結されている。従っ
て、布端位置検出器25は、支持部材17の左右方向へ
の移動に伴う摺動部26の移動により布端検出器18の
現在位置に対応する布端位置電圧Vdを出力する。
縫針10の下方に位置する針板28の部分には、左右方
向に長い針孔29が形成され、支持部材17の下方に位
置する針板28の部分には矩形の反射面30が形威され
て、発光素子19から放射された赤外線を受光素子20
に向かって反射させ、受光素子20は反射面30で反射
した赤外線の量に応じて検出電圧Vsを出力する。
前記頭部4には、縫製運転を開始或いは停止するための
起動・停止ボタン136が設けられ、脚柱部3の機枠5
には所望の縫製模様を選択するテンキーからなる模様選
択スイッチ137、加工布Wの送り量を調節する送り量
調節ツマミ141、縫針10の揺動量をg4節する針揺
動量調節ツマミ144、縫製速度を設定するスピード調
節ツマミ147、布端からの倣い幅を設定する倣い幅設
定ツマal50、倣い縫を指令するための倣い縫ボタン
139などが設けられている。
次に、針棒9の上下動を一時的に停止させる針棒クラッ
チ機構110について第5図〜第7図に基いて説明する
前記アーム部2内で左右方向に配設されミシンモータ1
55で回転されるごシン主軸44の左端部近傍には円筒
状のセットカラー111が逅シン主軸44に外嵌されて
ビスで固着され、このセットカラー111の外周部の一
箇所にはその左右方向の全幅に亙って凹部112が形威
されている。
セットカラー111の左端部にはクランク板113が回
転自在に外嵌され、セットカラー111及びクランク板
113の左端面に当接して天秤クランク114がミシン
主軸44に回転自在に外嵌され、クランク板113は天
秤クランク114に固着され、天秤クランク114はミ
シン主軸44の左端部に取付けたストップリング115
で抜止めされている。
前記クランク板113の右側面には湾曲状のクラッチ板
117の基端部がクランク板113に固着したピン11
6でミシン主軸44と直交する面内で回動自在に枢支さ
れている。このクラッチ板117の基端部近傍には凹部
112に係合し得る凸部118が形威され、引っ張りバ
ネ119によってクラッチ板117はその凸部11Bが
凹部112に係合する方向に付勢されている。従って、
ミシン主軸44の回転により凹部112と凸部■18と
の係合を介してクラッチ板117が回転し、クランク板
113及び天秤クランク114が回転する。尚、符号1
20は天秤クランク114のクランクピン121に連結
された針棒クランク、符号122は天秤である。
前記凹部112と凸部118との保合を解除して天秤ク
ランク114の回転の停止により針棒9をその最上位置
に一時的に停止させるために、機枠5に固着した取付板
123上には左右方向向きにソレノイド124が固着さ
れ、このソレノイド124の出力軸125はピン134
で回動可能な回動レバー126の基端部に連結され、そ
の先端韻の二股部127はスライド板128のピン12
9に係合している。前記取付板123に固着された支持
板130には1対のビン131が取付けられ、両ビン1
31はスライド板128に形或された1対の長穴132
に夫々係合し、スライドFi128はピン131の頭部
で規制されて左右方向にのみ移動可能になっている。更
に、スライド板128と支持板130とに引っ張りバネ
133が張架され、スライド板128は常に右方に付勢
されている。
ミシン主軸44が回転中にこのソレノイド124が駆動
されると、回動レバー126がバネ133のバネ力に抗
して第5図にて反時計方向に回転してスライド板128
が左方の作用位置へ移動し、針棒9が略最上位置のとき
にクラッチ板117の先端部がスライド板128の先端
部に当接するので、ミシン主軸44の回転によりクラッ
チ板117が第7図に2点鎖線で示す不作動位置に回動
して凹部112と凸部118との係合が解除され、針棒
9はミシン主軸44の回転に拘らず最上位置に保持され
る。ソレノイド124の駆動が停止されるとスライド板
128はバネ133のバネ力で不作用位置に復帰するの
で、ミシン主軸44の略0度の位相のときにバネ119
のバネ力によりクラッチ板117は作用位置に復帰して
凹部112と凸部118とが再び係合し、針棒9の上下
動が再開される。
次に、ベッド部1内に設けられた上下送り駆動装置及び
前後送り駆動装置について、第8図〜第12図に基いて
説明する。
ベッド部1の底部近傍には左右方向に延びる板状のベー
スプレート40が機枠5に固着され、ベッド部1の前後
方向の略中央で左右方向に延びる下軸41は、このベー
スプレート40に固着され且つ上方に延びる複数の軸受
部42で回転自在に支持されている。下軸41の右端部
にはブーり43が取付けられ、このブーり43とごシン
主軸44に取付けたプーりとにタイミングベルト45が
掛装され、下軸41はミシン主軸44の回転によりタイ
よングベルト45及びブーり43を介してξシン主軸4
4と同期して回転される。
ベースプレート40の右端部近傍には正面視略U字状で
前後方向に延びるチャンネル部材46が固着され、この
チャンネル部材46の左端の側壁47は前方に突出して
おり、この側壁47には送り歯48を前後動させるため
の送り用ステッピングモータ49が取付けられている。
ベースプレート40の前端近傍部にはベースプレート4
0の左右方向の中央よりやや左方寄りからチャンネル部
材46に亙り固定軸50が左右方向向きに配設され、こ
の固定軸50はその左端部においてベースブレー}40
に固着された軸受部51にビス52で取付けられるとと
もに、その右端部はチャンネル部材46の左右両側壁4
7に固着されている。
第1揺動部材53はその下部に形威したl対の枢支部5
4に固定軸50を挿通させることにより固定軸50回り
に揺動自在に支持されている。更に、固定軸50と平行
に配設された軸55は左右両端部において第1揺動部材
53の上部に形威した1対の支持部56に夫々取付けら
れている.第12図に示すように、側面視略L字状で第
1揺動部材53とチャンネル部材46との間に配設され
た揺動駆動部材57はその基端部に固定軸50を挿通し
て回動自在に枢支され、前方に延びる駆動腕58の前端
部には湾曲状にセクタギャが形威され、このセクタギャ
は前記送り用ステッピングモータ49の出力軸に固着し
た駆動ギャ59と噛み合っている。尚、符号10Bは揺
動駆動部材57の原点位置を決定するためのセンサであ
る。
この播動駆動部材57の揺動腕60はビス6lで第1揺
動部材53に締結されている。従って、送り用ステッピ
ングモータ49を駆動させると、揺動駆動部材57及び
第1揺動部材53が固定軸50を中心として一体的に回
動する。
−4、ベースプレート40の後端近傍部にはその左右方
向の中央部分に固定軸62が左右方向向きに配設され、
この固定軸62はベースプレート40に固着された1対
の台座63にビス64で取付けられている。第2揺動部
材65はその下部に形威した1対の枢支部66・67に
固定軸62を挿通させることにより固定軸62回りに揺
動自在に支持されている。更に、固定軸62と平行に配
設された軸68は第2揺動部材65の上部に形威した1
対の支持部69に夫々取付けられている。
第I揺動部材53の揺動を第2揺動部材65に伝達する
ための連結部材70には3つの枢支部71・72・73
が形威され、枢支部71には軸55が挿通され、枢支部
73には軸68が挿通されるとともに枢支部72の右半
部分に形威した軸穴に軸68の左端部が嵌合されている
。従って、第1揺動部材53が揺動ずるのに伴って連結
部材70が前後方向に移動し、軸68を介して第2揺動
部材65が揺動ずる。尚、連結部材70が軸68に対し
て左右方向に移動しないように、軸68に挿通した固定
輪74が枢支部73に左方から当接して軸68に固着さ
れている。
送り歯48は送り台75にビス76で固着され、送り台
75の右端部で下方へ延びる第1脚部77はその下端部
に形威されたU字状の切欠部で鉛直軸回りの回転を防止
し、送り台75の左端部で下方へ延び且つ水平に曲げた
第2脚部78の下端部には上下方向向きの駆動ピン79
を挿通させる挿通孔80が形威されている。また、挿通
孔80に対向する送り台75及び送り歯48の位置にも
駆動ピン79が挿通し得る挿通孔8■が形威されている
。立向きの駆動ピン79は枢支部72を挿通し且つ両挿
通孔80・81に嵌合した状態で枢支部72にビス止め
されている。従って、第2揺動部材65の前後方向の揺
動により駆動ピン79及び送り台75を介して送り歯4
8が前後方向に移動する。
前記送り台75の直ぐ左方には前後方向向きに揺動レバ
ー82が配設され、この揺動レバー82の前端部はビン
83でベースブレー}40に回動可能に枢支され、その
後端部にはピン84を介して略球状の上下動部材85が
取付けられている。
前記下軸4Lの揺動レバー82に対向する位置に偏心カ
ム86が固着されており、下軸4■の回転に伴い偏心カ
ム86のカム形状により揺動レバー82はピン83を揺
動中心として上下方向に揺動する。更に、前記第2脚部
78には側面視L字状の取付板87の鉛直部がビス止め
され、その水平部は上下動部材85に上方から当接可能
になっている。取付板87を上下動部材85に常に上方
から押圧させるために、枢支部72と第28部7日との
間の駆動ピン79の部分には圧縮バネ88が外装されて
いる。その結果、下軸4lの回転により描動レバー82
を介して上下動部材85が上下動するのに伴って、取付
板87を介して送り台75つまり送り歯48が上下動す
る。これに調時して、送り歯48が上昇したとき及び下
降したときに送り用ステッピングモータ49の駆動によ
り送り歯48が前後移動する。
次に、横送り駆動装置89について、第8図〜第12図
に基いて説明する。
前記固定軸62に環状の1対の摺動部材91・92が夫
々摺動可能に外装され、正面視略コ字状の可動部材93
の左右の支持部94がこれらの摺動部材9l・92に回
動可能に夫々枢支され、可動部材93の可動部95はベ
ースプレート40に形威した矩形状の切欠部96内に位
置し、可動部95の下端面はベースプレート4oより下
方に僅かに突出している。摺動部材91の左端を枢支部
66の右端に当接させた状態で、枢支部66にビス97
で固着した取付板98の2股部99を摺動部材91の右
端で前方へ折り曲げることにより、枢支部66と摺動部
材9lとが一体化され、第2揺動部材65は枢支部66
を介して可動部材93と同期して固定軸62に沿って左
右方向へ移動可能になっている。一方、可動部材93の
下面にはその長さ方向の中央部でビン100が固着され
、このピン100を左右方向へ移動させるために揺勤ア
ーム101が第11図に示すように配設されている。
揺動アーム101の左端部はピン102でべ一スプレー
ト40に回動自在に框着され、この左端部には後方へ突
出した2股状の出力部103が形威されており、引っ張
りバネ104のバネ力によりビン100はこの出力部1
03の2股状部分に係合している。更に、揺動アーム1
0lの右端部の湾曲状の拡大部105にはギヤが形戒さ
れており、このギヤはベースプレート40に固着された
横送り用ステッピングモータ90の出力軸の駆動ギャ1
06に噛み合っている。従って、モータ90の駆動によ
り駆動ギャ106を介して揺動アーム101が回動する
のに伴って出力部103が揺動してピン100つまり可
動部材93が左右方向に移動し、第2揺動部材65と連
結部材70及び駆動ビン79を介して送り歯48が左右
方向に移動する。この送,り歯48の左右方向への移動
により加工布Wが横送りされる。
ここで、横送り駆動装置89で加工布Wを横送りする最
大横送り量は約0 . 625mmであり、横送り用ス
テッピングモータ90の8ステップ分に相当する。
次に、ミシンMの制御系の全体構戒について、第l3図
のブロック図に基いて説明する。
制御装Hcの入出力インターフエイス161には駆動回
路156〜160・180を介してモータやソレノイド
などが接続され、A/D変換器142・145・148
・151・152・182を介して調節ボリュームが接
続され、倣い縫スイッチ139a、模様選択スイッチ1
37、布送りタイくング信号発生器153、針揺動タイ
ξング信号発生器154から夫々スイッチ信号やタイミ
ング信号が人力される。
制御装置CはCPU (中央演算装置)163と、その
CPU163にデータバスなどのバス162を介して接
続された入出力インターフェイス■61、ROM164
及びRAM170とから構威されている。
ROM164には、次のようなデータやプログラムが予
め格納されている。
(1)文字や記号やマークなどの多数の縫目模様の夫々
について各縫い動作毎の針位置データを模様番号と対応
させて記憶した縫目模様データ(2)  スピードボリ
ューム147aから出力される設定速度信号と起動・停
止スイッチ136aから出力される起動信号及び停止信
号に基いてミシンモータ155を制御する制御プログラ
ム(3)選択された模様データに基いて針揺動タイミン
グのときに針棒揺動用ステッピングモータ135を制御
し、送りタイξングのときに送り用ステッピングモータ
49及び横送り用ステッピングモータ90を制御する制
御プログラム (4)倣い縫スイッチ139aからの倣い縫信号に基い
て開始される布縁倣い縫制御プログラムこの布縁倣い縫
制御プログラムには、次のようなデータやサブルーチン
が予め格納されている。
(i)針棒9を揺動させずにその揺動範囲の中央に固定
させる針棒制御サブルーチン ( ii )布端検出器18の発光素子19から放射さ
れる赤外線を加工布Wの布端に追従させるための受光量
しきい値に相当する基準値データDe(品)布端検出器
18の受光素子20からの検出電圧Vsに相当する検出
データDsと基準値データDeとの差が略零となるよう
に布端検出用モータ24を駆動する駆動量及び駆動方向
を指令する布端検出サブルーチン (iv)第l4図に示すように、反射面30の全幅に相
当する検出範囲に対応する検出範囲データDc(V )
 Dc/2=Dw+Ddの関係式により、倣い幅検出デ
ータS一をSw− (Dc/2  Dd)により演算す
る演算サブルーチン。但し、D一は倣い幅設定ボリュー
ム150aから入力された倣い幅電圧Vwに相当する倣
い幅設定データ、Ddは布端位置検出器25から人力さ
れた右端位置電圧Vdに相当する布端位置データ。
(vi)横送り用ステッピングモータ90の横送り最大
ピッチデータA(例えば、0.625mmに相当)(v
i)次の表1に示すように、横送り指令パルス数に基き
、横送り駆動装置89の駆動系の遊び分や加工布Wの送
り歯48に対するスリップ分を加味して補正された横送
りパルス数を求めるための補正テーブル 表1 RAM170には、 ソレノイド124が駆動し たときにセットされるソレノイドフラグLPを格納する
ソレノイドフラグメモリ171、ミシンモータ155の
駆動が停止されたときにセットする停止フラグSFを格
納する停止フラグメモリ172、倣い幅設定データを格
納する倣い幅データメモリ173、加工布Wの送り量デ
ータBを格納する送り量データメモリ174、横送りの
回数を計数する横送り回数カウンタ(そのカウント値を
■とする)175、横送りを複数回連続して実行すると
きにセットされる横送りフラグYFを格納する横送りフ
ラグメモリ176、横送り最大ピッチA未満の余りの横
送り量Eを格納する余りデータメモリ177、CPU1
63で演算処理した結果を一時的に記憶する各種のメモ
リとが設けられている。
次に、ξシンMの制御装置Cで行なわれる布縁倣い縫制
御のルーチンについて、第I5図のフローチャートに基
いて説明する。尚、図中St(i=1、2、3・・)は
各ステップである。この制御は微小時間毎に実行され、
布送りタイξングのときに加工布Wの前後送りと横送り
が実行される。
但し、この制御が開始されると直線縫いが強制的に選択
される。
倣い縫スイッチ139aを倣い縫側に切換えると、布端
検出サブルーチンにより布端検出器18が布端を追従す
るように制御されるとともにこの制御が開始され、ミシ
ンモータ155に出力される駆動信号に基いてミシンの
運転が停止されているときには(31−32)、停止フ
ラグSFがセットされ(S3〜S4)、倣い幅設定デー
タD一が読込まれて倣い幅データメモリ173に格納さ
れ(S5)、リターンする。
倣い縫が開始された後布送りタイミングのときには(3
1−32・S6)、停止フラグSFがリセットされ(3
7〜S8)、横送りフラグYFがセットされていないの
で(S9)、送りtUN節ボリューム141aからの送
り量調節信号に基いた送り量データBが読込まれて送り
量データメモリ174に格納され(SIO)、布端位置
検出器25からの布端位置データDdが読込まれ(Sl
l)、検邸範囲データDcと倣い幅設定データDwとに
基いて倣い幅検出データS一を求める一方、倣い幅設定
データD一に対する倣い幅検出データS一の増減量つま
り倣い幅の増減量Qが演算され(312)、313〜S
29により倣い縫の針落ち位置が決定される。即ち、横
送り回数カウンタ175のカウント値Iがクリアされ(
313)、演算式Q/A (横送り最大ピッチ)により
横送り回数Nがカウント値Iとして格納され且つ横送り
最大ピッチ未満の余りの横送りデータEが余りデータメ
モリ177に格納され(314〜S15)、カウント値
Iが「1」以上のときには横送りフラグYFがセットさ
れ(3 1 6〜S17)、ソレノイド124を駆動し
てソレノイドフラグLPをセットする(318〜S20
)。その結果、スライド板128が左方へ移動してクラ
ッチ板117と係合し得る位置に保持される。そして、
横送り最大ピッチ八つまり横送り用ステッピングモータ
90に指令する横送り指令パルス数「8」に基いて補正
テーブルを用いて補正されたパルス数An(8パルス)
が求められ(S21)、送り量が「0」となるように送
り用ステッピングモータ49が駆動され且つ横送り用ス
テッピングモータ90が補正されたパルスAc(8パル
ス)分駆動され(S22)、カウント値Iが1つデクリ
メントされ(S23)、リターンする。この加工布Wの
横送り実行中にミシン主軸44の位相が略O度となって
縫針1oがその最上位置に到達したときに、スライド板
128とクラッチ板117とが係合して縫針10及び天
秤122の上下動が停止する。そして、布送りタイミン
ク毎に39・316〜322が繰り返されてカウント値
■が「0」になったときには、ソレノイド124の駆動
を停止させてソレノイドフラグLPがリセットされる(
324〜s26)。これにより、スライド仮128はも
との不作用位置に復帰するので、スライド板128とク
ラッチ板117との保合が解除される。次に、余りデー
タメモリ177の余りデータ已に対応するモータ9oの
駆動ステップ数(但し、少数点以下は四捨五入する)が
求められ、この横送り指令パルス数に基いて補正テーブ
ルを用いて補正されたパルス数Ecが求められ(327
)、送り量データメモリ174に格納されている送りI
Bとなるようにモータ49が駆動され且つモータ90が
補正されたパルス数Ec分駆動され(828)、横送り
フラグYFがリセットされる。尚、布送りが実行中にセ
ットカラー111の凹部112とクラッチ板117の凸
部118とが係合して縫針10及び天秤122の上下動
が開始されて倣い縫が開始される。従って、針落ち位置
が設定倣い幅に相当する正規の位置となるように加工布
Wが横送りされつつ、倣い縫が実行される。
ところで、補正テーブルに代えて補正演算式により求め
るようにしてもよい。即ち、補正演算式として例えばf
(p)=0.8 xp +1.5を用い、この演算式で
得られる値を四捨五入して加工布Wを正確に横送りする
ための補正された横送り量としてもよい。但し、pは横
送り指令パルス数であり、pが1以上のときにこの演算
式を適用する。この場合、布縁倣い縫制御のS21及び
327において、この演算式により補正された横送り量
が夫々求められる。
以上説明したように、モータ90は補正テーブル又は補
正演算弐を用いて横送り駆動装置89の駆動系の遊び分
や加工布Wの送り歯48に対するスリップ分を加味して
補正されたパルス数(横送り量)で駆動されるので、針
落ち位置が設定倣い幅に相当する正規の位置となるよう
に加工布Wが横送りされ、倣い縫の品質が格段に向上す
る。
尚、補正テーブルや補正演算式を加工布Wの種類や縫製
速度に応じて複数設け、これらの補正テーブルや補正演
算式から所望のテーブルや演算式を選択し得るように構
威してもよい。
尚、本実施例の横送り駆動装置は1例に過ぎず、種々の
構威からなる横送り装置であっても本発明を適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構或を示す機能ブロック図、第2図〜
第15図は本発明の実施例を示すもので、第2図は頭部
の内部機構を示すミシンの斜視図、第3図は頭部の要部
縦断面図、第4図は第3図■一■線断面図、第5図は針
棒クラッチ機構の平面図、第6図は針棒クラッチ機構の
正面図、第7図は第6図■一■線断面図、第8図はミシ
ンのベッド部に組み込まれた内部機構の平面図、第9図
は同内部機構の正面図、第10図は同内部機構の背面図
、第11図は同内部機構の要部底面図、第12図は同内
部機構の左側面図、第l3図はミシンの制御系のブロッ
ク図、第14図は倣い縫における針落ち位置制御を説明
する説明図、第15図は布縁倣い縫制御のルーチンの概
略フローチャートである。 M・・ミシン、 9・・針棒、  18・・布端検出器
、 24・・布端検出用モータ、 25・・布端位置検
出器、 44・・ミシン主軸、 48・・送り歯、 4
9・・送り用ステッピングモータ、 53・・第1揺動
部材、 65・・第2揺動部材、 89・・横送り駆動
装置、 90・・横送り用ステンピングモータ、  1
50a・・倣い幅設定ボリューム、  135・・針棒
揺動用ステッピングモータ、  139a・・倣い縫ス
イッチ、  163・・CPU,   164・・RO
M,170・・RAM、  174・・倣い幅データメ
モリ、 C・・制御装置。 特許出 願 人 ブラザー工業株式会社 第 3 図 ■ 第 4 図 第 6 図 第7図 第12図 t 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下端に縫針が取付けられ上下動可能な針棒と、送
    り歯で加工布を移送する送り機構と、ミシンのベッド面
    上の加工布の布端を検出する布端検出手段と、前記加工
    布の布端から針落ち位置までの倣い幅を設定する倣い幅
    設定手段とを備えたミシンにおいて、 前記送り歯の上下動と調時して送り歯を加工布の送り方
    向と直交する方向に横送り可能な横送り機構及びこの横
    送り機構を駆動する横送り用アクチュエータと、 前記横送り用アクチュエータを制御する横送り制御手段
    と、 前記布端検出手段からの検出信号に基いて倣い幅設定手
    段で設定された設定倣い幅で倣い縫するように横送り量
    を決定する縫製位置決定手段と、前記縫製位置決定手段
    から出力された横送り量に基いて予め設定された補正テ
    ーブル又は補正演算式を用いて補正された横送り量を求
    めて横送り制御手段に出力する横送り量補正手段とを備
    えたことを特徴とする布縁倣い縫ミシン。
JP19013489A 1989-07-21 1989-07-21 布縁倣い縫ミシン Pending JPH0355091A (ja)

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