JPH0355072Y2 - - Google Patents

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JPH0355072Y2
JPH0355072Y2 JP9646985U JP9646985U JPH0355072Y2 JP H0355072 Y2 JPH0355072 Y2 JP H0355072Y2 JP 9646985 U JP9646985 U JP 9646985U JP 9646985 U JP9646985 U JP 9646985U JP H0355072 Y2 JPH0355072 Y2 JP H0355072Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は電子体温計に係り、殊に本体ケースの
内部に配設される報知用発音器の配設構造に関す
る。
(考案の概要) 電子体温計として、検温が終了したならば本体
ケース内に設けられた発音器によりこれを報知す
るようにしたものが知られている。この種電子体
温計の配線基板などの主要構成部品は、一般に中
ユニツトとして一体的に形成されており、この中
ユニツトを上記本体ケースの内部に装着して組立
てられる。本考案はこの種電子体温計の改良に関
するものであつて、報知用発音器を本体ケースの
内部に簡単にかつしつかりと配設できる電子体温
計を提供することを目的とする。このために本考
案は、配線基板などの構成部品が装着された中ユ
ニツトを本体ケースの内部に挿入して電子体温計
を組み立てるうえにおいて、上記中ユニツトの上
記挿入方向先端部に設けられた弾性保持部材に報
知用発音器を抱持せしめ、中ユニツトを本体ケー
スに挿入する際に、上記保持部材を本体ケース側
の壁面に摺接せしめて上記発音器に圧接すること
により、該発音器を本体ケースの内部にしつかり
と配設するようにしたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図は本考案に係る電子体温計の分解図、第
2図および第3図を組み立て状態での断面図およ
び部分平面図であつて、本電子体温計1は合成樹
脂などから成る可撓性本体ケース2と、この本体
ケース2の内部に収納される中ユニツト3と、こ
の本体ケース2の後部に着脱自在に装着される電
池蓋4から成つている。本体ケース2は略長箱状
基体部2aと、これに一体的に連設された先細の
プローブ部2bから成つており、プローブ部2b
の先端部には検温部5が装着されている。基体部
2aの上面には、上記中ユニツト3に設けられた
体温表示部6および押圧式ラバースイツチから成
るスイツチ操作部7をそれぞれ露呈させるための
窓部8および開口部9が形成されており、またそ
の後端下部には上記中ユニツト3の挿入口を兼ね
た上記電池蓋4の装着口10が開設されている。
29は電池蓋の止ネジである。11は指先の滑り
止め用凹凸部であつて、使用時には肌に触れない
位置に形成されている。
中ユニツト3は、長坂状上板部31の両側部に
側板部32,32を垂設して成る略々鞍状体の中
ケース3′を主体とし、その鞍状内部や上面など
に配線基板12や上記体温表示部6,スイツチ操
作部7等の主要構成部品を配設して成つている。
20は略短円柱形のモノモフル型圧電ブザーやマ
グネツトスピーカのような報知用発音器であつ
て、その発音面20aを下側にして、中ケース
3′の先端両側部に前方へ向かつて一体もしくは
別体に突設されたナイロン、ポリアセタール、
ABS樹脂やリン青銅薄板のような可撓性の弾性
保持部材21,21によりその側面から抱持され
ている。これらの保持部材21,21は、中ユニ
ツト3を上記挿入口10から本体ケース2の内部
に矢印a方向(第3図参照)に挿入する際に、プ
ローブ部2bの内壁面2b′,2b′に摺接し、内方
へ撓んで発音器20の壁面に圧接され、該発音器
20をしつかりと抱持する。13,13は上記検
温部5と配線基板12を接続する接続線、24は
発音器20の上面20b上の接続部20cにハン
ダ付けなどにより接続されたリード線である。2
5は本体ケース2の下面に複数個形成された放音
孔であつて、組み立て状態において上記発音器2
0の発音面20aはこの放音孔25に対向する。
14,15,16,17は両側板部32,32
に切欠形成された脚部であり、最後部の脚部17
は他の脚部14〜16よりもわずかに下方まで突
出している。23,23は本体ケース23内の両
側部に突設されたリブであり、後述するように上
記脚部14〜17はこのリブ23,23の上面に
摺接して組み立てられる。18は上記スイツチ操
作部7周囲の上記開口部周縁部9aに対応する位
置に突設された突部であつて、この突部18は組
立て状態において、先鋭な上記周縁部9aに係合
して中ユニツト3を本体ケース2の内部に固定す
る。30,35は発音部20を上下方向からささ
えるためのリブであり、本体ケース内壁に一体形
成されている。19は電源電池、22,22は端
子板である。
本電子体温計1を組み立てるにあたつては、発
音器20を保持部材21,21に仮保持させたう
えで、中ユニツト3を上記挿入口10から中ケー
ス3′の上壁面を本体ケース2の上記開口部9が
形成された内壁面に摺接せしめて、中ケース3′
に形成された突部18により本体ケース2をわず
かに弾性変形させながら該本体ケース2内に強制
的に挿入する。すると上記突部18は開口部9の
周縁部9aに嵌着係合して本体ケース2は弾性復
帰し、中ユニツト3と本体ケース2の係合関係が
得られて組み立てられる。また発音器20を仮保
持する保持部材21,21は、上記挿入を行う際
に先細に傾斜するプローブ部2bの内壁面2b′,
2b′に到達すると摺接して内方へわずかに撓み、
発音器20の壁面に圧接されて該発音器20をし
つかりと抱持する。また中ケース3′を本体ケー
ス2に挿入するときは、脚部14〜17の下端面
はリブ23,23の上面に摺接し、このため中ケ
ース3′はわずかに上方に押し上げられてその上
面の突部18は上記開口部9aに弾性的に嵌着さ
れ、また発音器20の発音面20aと本体ケース
2下板の間には上述した発音器押し上げ用リブ3
0により共鳴空間Tが確保され発音特性が向上す
る。また発音器20のリード線24との接続側に
は押さえリブ35が本体ケース内壁から一体形成
されており、この押さえリブ35により空間
T′を確保して、接続部20cと本体ケース内壁
が摺接し、両者を傷つけるなどの不都合を防止し
ている。その際、各脚部14〜17は切欠形成さ
れて弾性が付与されているため、中ケース3′を
本体ケース2内に摺動的に挿入しやすい。また本
体ケース2にも開口部9が開設されているため該
本体ケース2は弾性変形しやすく、難なく中ケー
ス3′を本体ケース2内に摺動的に挿入すること
ができる。また挿入方向aに対して最前部の脚部
14,14を最後部の脚部17,17の前面下
部、並びに上記リブ23,23の後端部にはテー
パ面14a,17a,23aがそれぞれ形成され
ており(第2図部分拡大図参照)、したがつて中
ケース3′を本体ケース2に挿入する際には、ま
ず脚部14のテーパ面14aがリブ23のテーパ
面23aに乗り上げ、最後に脚部17のテーパ面
17aがテーパ面23aに当接して中ケース3′
を上方に押し上げる構造となつており、このため
中ケース3′を本体ケース2内に強制的に挿入し
やすく、かつ中ケース3′を上方へ押し上げて突
部18を開口部9に確実に嵌着でき、かつ上述の
押し上げリブ30により発音器20の共鳴空間T
を十分に確保できる。
このように本電子体温計1は、中ユニツト3を
本体ケース2の内部に挿入しながら、該中ユニツ
ト3や発音器20を本体ケース2の内部に簡単に
かつしつかりと固定することができる。殊に本実
施例においては、発音器20を側方から抱持する
だけでなく、上記押し上げリブ30、押さえ用リ
ブ35により上下方向の保持も行われているの
で、さらに装着性が増大するものである。なお第
4図に示すように、保持部材21,21の外面と
内面に凹凸部21a,21aを形成しておけば、
その摩擦効果によつてよりビビリ音もなくしつか
りと発音器20を固定することができる。
(他の実施例) 第5図aは本考案の他の実施例を示すものであ
つて、本体ケース42は箱形状基体部42aと先
細棒状プローブ部42bから成つており、中ユニ
ツト43は基体部42aの後部挿入口40から該
基体部42a内に挿入される。44,44は基体
部42aの前部両側部に傾斜して設けられたリブ
であり、中ケース43′の先端部に突設された保
持部材41,41は、中ユニツト43を基体部4
2aに挿入する際に、リブ44,44の内壁面4
4a,44aに摺接して内方にわずかに撓み、発
音器20に圧接される。また同図bにおいては、
基体部42aの前側角部に滑らかな弧状壁面45
a,45aを有するリブ45,45が突設されて
おり、保持部材46,46は上記壁面45a,4
5aに摺接して発音器20に圧接される。
また発音器の形状を種々考えられるのであつ
て、同図cに示すように箱形状発音器52であつ
てもよく、この場合保持部材51,51の内側に
突部51a,51aを設けるとともに、発音器5
2の側壁面に突部51a,51aが嵌合する凹部
52a,52aを形成しておけば、よりしつかり
と発音器52を固定できる。更には同図dに示す
ように、保持部材57,57を湾曲状にして中ケ
ース43′の側方まで突出させ、保持部材57,
57の外壁面を基体部42aの平行な内壁面42
1a,421aに摺接させるようにしてもい。更
には第6図a,bに示すように、発音器20の外
壁面と保持部材48,48の内壁面に横溝20
e,48a,48aを形成してもよく、このよう
にすることにより発音器20の上下方向の位置ず
れをより確実に阻止できる。
(他の実施例) 第7図a,b,cは本考案の更に他の実施例を
示すものであつて、保持部材61,61は中ユニ
ツト3の先端部上下に突設されており、該保持部
材61,61により発音器20を上下から抱持し
ている。したがつて中ユニツト3を本体ケース2
内に挿入すると、保持部材61,61は本体ケー
ス2の上下壁面62,62に摺接して内方へ撓ん
で発音器20を抱持し、また発音器20の外壁面
は本体ケース2の両側内壁面2b′,2b′に摺接
し、結局発音器20は上下左右からしつかりと抱
持されることとなる。また実施例では上記リブ3
0,35がなくても保持部材61,61により共
鳴空間Tや空間T′を確保でき、しかも軟質の絶
縁材が被着して成るリード線24が発音器20と
中ユニツト3前壁の間に介在するので、発音器2
0の前後方向のばらつきをこのリード線24によ
り吸収でき、装着性がより向上する利点がある。
以上のように保持部材や発音器、本体ケース等の
形状構造は種々のものが考えられるのであつて、
本考案は上記各実施例に限定されるものではな
い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る電子体温計1
は、本体ケース2と、構成部品12が装着された
中ユニツト3とから成り、該中ユニツト3を上記
本体ケース2に開設された挿入口10からその内
部に挿入して組み立てるようにした電子体温計1
であつて、上記中ユニツト3の上記挿入方向a先
端部に報知用発音器20を抱持する弾性保持部材
21,21を設け、該保持部材21,21を上記
本体ケース2側の壁面2b′,2b′に摺接せしめて
上記発音器20に圧接して成るので、中ユニツト
3を本体ケース2に挿入して電子体温計1を組み
立てる際に、この挿入作業とともに発音器20を
簡単にかつがたつきなくしつかりと配設できる。
またネジ手段や溶着手段などの発音器20の固定
手段を不要にできるので、それだけ部品点数や組
み立て工数を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は電子体温計の分解斜視図、第2図は組み立て
状態での断面図、第3図は平面図、第4図は他の
実施例の平面図、第5図a,b,c,dは本考案
の更に他の実施例の平面図、第6図a,bは更に
他の実施例の斜視図および正面図、第7図a,
b,cは更に他の実施例の断面図、斜視図、平面
図である。 1……電子体温計、2,42……本体ケース、
3,43……中ユニツト、10,40……挿入
口、12……構成部品、20,52……発音器、
21,41,46,48,51,57,61……
保持部材、2b′,44a,45a,421a……
壁面、a……挿入方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース2と、構成部品12が装着された中
    ユニツト3とから成り、該中ユニツト3を上記本
    体ケース2に開設された挿入口10からその内部
    に挿入して組み立てるようにした電子体温計1で
    あつて、上記中ユニツト3の上記挿入方向a先端
    部に報知用発音器20を抱持する弾性保持部材2
    1,21を設け、該保持部材21,21を上記本
    体ケース2側の壁面2b′,2b′に摺接せしめて上
    記発音器20に圧接して成る電子体温計。
JP9646985U 1985-06-25 1985-06-25 Expired JPH0355072Y2 (ja)

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JP9646985U JPH0355072Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JP9646985U JPH0355072Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

Publications (2)

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JPS625241U JPS625241U (ja) 1987-01-13
JPH0355072Y2 true JPH0355072Y2 (ja) 1991-12-06

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ID=30962253

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JP9646985U Expired JPH0355072Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JP (1) JPH0355072Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032324A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Omron Healthcare Co Ltd 電子体温計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032324A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Omron Healthcare Co Ltd 電子体温計

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JPS625241U (ja) 1987-01-13

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