JPH0354743B2 - - Google Patents

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JPH0354743B2
JPH0354743B2 JP5252885A JP5252885A JPH0354743B2 JP H0354743 B2 JPH0354743 B2 JP H0354743B2 JP 5252885 A JP5252885 A JP 5252885A JP 5252885 A JP5252885 A JP 5252885A JP H0354743 B2 JPH0354743 B2 JP H0354743B2
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JP
Japan
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column
diagonal member
frame
diagonal
truss
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Application number
JP5252885A
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JPS61211429A (ja
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Publication date
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Landscapes

  • Vibration Dampers (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は格納庫、展示場等各種構造物の構格に
係るものである。
(従来の技術)及び(発明が解決しようとする問
題点) 従来の構造物の構格は垂直の柱と、これに接合
される水平の梁、桁とより構成され、応力解析が
煩雑であり、上部架構との取合が容易でなく、ま
た部屋内に柱型が突出するという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、稜線に沿つて配設された
上部斜材よりなる上部逆四角錐部材と、稜線に沿
つて配設された下部斜材よりなる下部四角錐また
は三角錐部材の接合部をピン接合して構成された
柱部材における前記上部斜材の上端部を上部トラ
ス、梁に接合してなることを特徴とする構造物の
構格に係るものである。
(作用)及び(発明の効果) 本発明においては前記したように、稜線に沿つ
て上部斜材が配設された上部逆四角錐と、稜線に
沿つて下部斜材が配設された下部四角錐または三
角錐の接合部をピンで接合して鉛直材のない柱部
材を構成し、同柱部材の上部斜材の上端部を上部
のトラスや梁に接合して構造物の構格を構成した
ので、鉛直、水平応力とも前記柱架構における各
斜材の軸力で処理される。
更に柱架構の中間位置にピンがあるので、設計
時の応力と現実の応力の状態とがよく符号し、構
造設計が明解な構格が構成される。
即ち従来の架構では第14図に示すように、P
部(上部架構と柱の接合部)Q部(柱と基礎との
接合部)の各接合部の剛性によつて応力が変動す
るものである。(第14図左半部は鉛直応力図、
右半部は水平応力図) 而して設計に際しては前記接合部と接合条件を
仮定するもので、この接合条件によつて架構に生
じる応力が変動するため、誤差を見込んだ設計と
なり、合理的でない。
これに反して本発明においては前記接合条件の
如何にかかわらず、上部斜材と下部斜材とを中間
でピン接合して主架構を構成したので、斜材には
軸方向力が明確に生じ、実際と架構と設計との応
力誤差が少ない。
また前記柱部材における上部斜材と下部斜材と
を連結する中間ピンの位置を任意のレベルに設定
することができるので、上部のトラスや梁及び基
礎の剛性に応じて前記ピンのレベルを調整し、経
済的で且つ合理的な構造設計が可能となる。
また柱部材において中間ピンより上方に放射状
に延びる上部斜材群を上部梁架構に連結すること
によつて前記柱架構Aと立体トラス、三角トラス
上部架構との取合が容易になる。
更にまた前記柱部材を、その各斜材を間仕切位
置に合致させて配設することにより、部屋内に柱
型を出すことなく、任意の柱成をとることができ
る。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
1は上部逆四角錐の稜線に沿つて延びる上部斜
材、2は下部四角錐または三角錐の稜線に沿つて
延びる下部斜材で、前記上部斜材1よりなる上部
逆四角錐と下部斜材2よりなる下部四角錐または
三角錐とを中間ピン3で連結して鉛直材のない柱
部材Aを構成する。
第1図乃至第4図は前記柱部材Aと三角トラス
Bとを組合わせた構格を示し、4は同トラスの上
弦材、5は下弦材、6は斜材、7は繋材である。
而して前記柱架構Aにおける上部斜材1を夫々
上弦材4と斜材6との節点a、及び下弦材5と斜
材6との節点bに連結して、三角トラスBと柱部
材Aとよりなる構格を構成する。図中cは端部柱
である。
第5図乃至第7図は前記柱架構Aと立体トラス
B′とを組合せた構格を示し、4′は上弦材、5′
は下弦材、6′は斜材で、前記柱構格Aにおける
上部斜材1を夫々立体トラスB′の下弦材5′と斜
材6′との節点b′に連結して構格を構成するもの
である。
前記実施例から明らかなように、前記柱架構A
は立体トラスB′、三角トラスBとの取合が容易
であり、また柱架構Aは上部逆四角錐の稜線に沿
つて延びる上部斜材1と、下部四角錐または三角
錐の稜線に沿つて延びる下部斜材2とが中間ピン
3で連結されているので、前記したように設計時
の応力と現実の応力との状態がよく符号し、明快
な構造となり、また前記中間ピン3の位置を任意
のレベルに設定することができるので、上部のト
ラスや梁及び基礎の剛性に応じて中間ピン3の位
置を所要のレベルに設定して、合理的、且つ経済
的な設定が可能になる。
また第13図に示すように、柱部材Aの各斜材
1,2を間仕切壁8内位置せしめることによつ
て、部屋内に柱型を出すことなく、任意の柱成を
とることができる。
なお前記上部斜材1及び下部斜材2は正四角
錐、正三角錐の他、第8図及び第10図からも判
るように任意の四角錐、三角錐より構成されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る構造物の構格の一実施例
を示す正面図、第2図はその平面図、第3図及び
第4図は夫々第2図の矢視−図、並に矢視
−図、第5図は本発明に係る構造物の構格の他
の実施例を示す平面図、第6図及び第7図は夫々
その正面図並に側面図、第8図は柱架構の柱頭部
平面図、第9図はその中間部平面図、第10図は
その柱脚部平面図、第11図及び第12図は夫々
第8図の矢視XI−XI図、並に矢視XII−XII図、第1
3図は柱梁構を間仕切壁内に配置した状態を示す
平面図、第14図は従来の架構の応力分布図であ
る。 A……柱架構、B……三角トラス、B′……立
体トラス、1……上部斜材、2……下部斜材、3
……中間ピン、4,4′……上弦材、5,5′……
下弦材、6,6,……斜材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 稜線に沿つて配設された上部斜材よりなる上
    部逆四角錐部材と、稜線に沿つて配設された下部
    斜材よりなる下部四角錐または三角錐部材の接合
    部をピン接合して構成された柱部材における前記
    上部斜材の上端部を上部トラス、梁に接合してな
    ることを特徴とする構造物の構格。
JP5252885A 1985-03-18 1985-03-18 構造物の構格 Granted JPS61211429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5252885A JPS61211429A (ja) 1985-03-18 1985-03-18 構造物の構格

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JP5252885A JPS61211429A (ja) 1985-03-18 1985-03-18 構造物の構格

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Publication Number Publication Date
JPS61211429A JPS61211429A (ja) 1986-09-19
JPH0354743B2 true JPH0354743B2 (ja) 1991-08-21

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