JPH0354533A - 絞り板とステッピングモータとの位置調節方法 - Google Patents

絞り板とステッピングモータとの位置調節方法

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JPH0354533A
JPH0354533A JP19083789A JP19083789A JPH0354533A JP H0354533 A JPH0354533 A JP H0354533A JP 19083789 A JP19083789 A JP 19083789A JP 19083789 A JP19083789 A JP 19083789A JP H0354533 A JPH0354533 A JP H0354533A
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堀尾 元彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は絞り板とステッピングモータとの位置調節方法
に係り、特に絞り板やステッピングモータ等を含む絞り
機構の組立て時において、絞り板の基準位置とステッピ
ングモータの基準位置との初期の位置調節を行う絞り板
とステッピングモータとの位置調節方法に関する。
〔従来の技術〕
カメラの絞り機構には、複数の絞り孔が形成されたター
レット型の絞り板をステッピングモータによって回転さ
せ、絞り板の所望の絞り孔を撮影レンズの光軸上に位置
決めするようにしたものがある。
上記絞り機構は、アイリス地板に絞り板が回転自在に配
設され、またステッピングモータはモータ地板を介して
アイリス地板に固定され、ステッピングモータの出力ギ
アと絞り板に固定されたギアとは、減速用のギア列を介
して回転駆動力が伝達できるようになっている。
上記構戒の絞り機構においては、ステッピングモータを
所定のステップ数だけ回転させたときに、絞り板の所望
の絞り孔が撮影レンズの光軸上に正確に位置決めできる
ように、絞り板の基準位置とステッピングモータの基準
位置とを予め位置調節しておく必要がある。
ところで、従来のこの種の位置調節は、例えば絞り板と
この絞り板に固定されるギアとの間で、相対的に角度調
節ができる調節機構を設けておき、上記絞り機構の組立
て完了後にステッピングモータを所定の励磁状!!(基
準位置)にし、このとき絞り板がその基準位置にくるよ
うに前記調節機構によって絞り板のギアに対して絞り仮
の角度を調節するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の絞り板とステッピングモータ
との位置調節方法は、絞り板と絞り仮に固定されるギア
との間に角度調節機構が必要となり、また調節自体も難
しいという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたちので、従来
の角度調節機構が不要で、且つ調節も簡単に行うことが
できる絞り板とステッピングモータとの位置調節方法を
提供することを目的とする。
〔il!l題を解決する為の手段〕
本発明は前記目的を達或するために、複数の絞り孔が形
威されたターレット型の絞り板をステッピングモータに
よって回転させ、所望の絞り孔を撮影レンズの光軸上に
位置決めするようにしたカメラの絞り機構において、ア
イリス地板に位置決め用孔を穿設し、前記絞り板の孔と
アイリス地板の位置決め用孔とにピンを差し込んでアイ
リス地板に対して絞り板が所定の基準位置となるように
固定し、前記ステッピングモータを励磁した状態にして
、該ステッピングモータの出力ギアと前記絞り板に回転
動力を伝達するギアとが噛合するようにステッピングモ
ータの取付角度を調節したのち、該ステッピングモータ
を固定するようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、ステッピングモータを固定配設する前
に、アイリス地板に対して絞り板が所定の基準位置とな
るように固定する。そして、ステッピングモータを励磁
した状態にし、その出力ギアと前記絞り板に回転動力を
伝達するギアとが噛合するようにステッピングモータの
取付角度を調節したのち、ステッピングモータを固定す
るようようにしている。また、アイリス地板に対して絞
り板が所定の基準位置となるように固定する場合には、
アイリス地吸に予めに穿設した位置決め用孔と、絞り板
に設けた所定の絞り孔或いは位置決め用孔とにピンを差
し込むようにしている。これにより、絞り板をアイリス
地板に対して正確且つ簡単に位置決めすることができる
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る絞り板とステッピン
グモータとの位置調節方法の好ましい実施例を詳説する
第1図は本発明が適用されたカメラの外観図である。こ
のカメラは電子スチルカメラであり、シャツタレリーズ
ボタンlOをONにすると、撮影レンズl2によってC
CDセンサ(図示せず)上に結像した被写体像は、CC
Dセンサによって光電変換されて1画面分のビデオ信号
として図示しない磁気記録再生装置に出力される。
磁気記録再生装置は、主としてビデオフロッピー内の磁
気ディスクを所定の回転速度で回転させるディスク駆動
部、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に移動させる
ヘッド送り機構及びディスク駆動部、ヘッド送り機構等
を制御する制@部から構戊されており、前記ビデオ信号
は磁気ヘッドを介して磁気ディスクの所定のトラックに
磁気記録される。また、磁気ディスクに記録されたビデ
オ信号は、磁気ヘッドを介して適宜読み出される。
前記ビデオフロッピーは、カメラ前面の蓋14の内側に
設けられ蓋l4と共に開閉するフロッピーホルダ内に挿
入され、かつ蓋l4を閉じることにより所定の磁気記録
再生位置に位置決めされる。
尚、16は蓋14を開くためのレバーである。
また、この電子スチルカメラは望遠(テレ)と広角(ワ
イド)の2種類の撮影ができるようになっており、この
テレ(T)とワイド(W)の切り替えは、T/Wボタン
18によって行う。更に、ストロボ20はカメラ上面に
開閉自在に配設されており、閉時(収納時)のストロボ
20は開レバーツマミ22を操作することによって開く
ことができるようになっている。尚、24はカメラに電
源を供給するためのバッテリーである。
第2図は第l図に示した電子スチルカメラのカメラ部の
内部構戊を示す斜視図である。このカメラ部は、主とし
て駆動ユニット100と、ターレットレンズユニット2
00と、アイリスユニット300と、ファインダユニッ
ト400と、AFユニット500と、CCDユニット6
00とから構成されている。尚、700はAE基板であ
り、800はマウント蓋部である。
〔駆動ユニット〕
次に、第2図に示した駆動ユエット100の詳細につい
て説明する。
駆動ユニット100は、Tレンズ202とWレンズ20
4とがターレット板206の回転中心から等距離に配設
されて戒るターレγトレンズ〈以下T/Wレンズという
)210のレンズ切り替えと、Tレンズ402とWレン
ズ404とがそれぞれ対物レンズ枠406に配設されて
成るファインダ対物レンズユニツ} 4 1. 0の対
物レンズ切り替えと、撮影レンズのピント調整を行うた
めのピント切換レバー130の出し入れとを、1つのモ
ータ102によって行うものである。
第3図は駆動ユニット100内の1つのモータ102か
ら上記T/Wレンズ2lO、ファインダ対物レンズユニ
ット410及びピント切替レバー130に駆動力をそれ
ぞれ伝達する動力伝達手段を示す斜視図である。
同図において、モータ102の駆動力はその出力ギア1
02Aからアイドルギア104を介してそれぞれ駆動力
ムギア106及び108に伝達される。駆動力ムギア1
06の下面には、三角カム109が配設され、この三角
カム109は、謳型フォロワllOo長方形の孔110
A内に係合し、孔110Aの内側の2平行面に摺接でき
るようになっている。従って、駆動力ムギア106の回
転に伴って三角カム109が回転すると、扇型フォロワ
110は所定の角度範囲内で揺動する。
扇型フォロワ110には扇ギアIIOBが設けられてお
り、この扇ギアIIOBは切替ギアl12と噛合してい
る。この切替ギア112にはターレット板206に動力
を伝達するための突起1l2Aが植立されており、一方
、切替ギア112と同軸上に回動自在に配設されるター
レット板206にも前記突起112Aと異なる半径位置
に突起206Aが植立されている。そして、前記突起1
12A及び206Δをその両端部で挟むように捩りばね
114が掛けられている。従って、切替ギアil2が回
動すると、その回動力は切替ギア112の突起11.2
AS捩りばね114及びターレブト板206の突起20
5Aを介してターレット板206に伝達され、該ターレ
ット板206を回動させる。これにより、T/Wレンズ
210のレンズ切替えが行われる。
一方、駆動力ムギア108の上面には、ファインダの対
物レンズ切替カム120及びピント切替カム122が配
設されている。対物レンズ切替カム120は、その回転
位置に応じてダンブばねl24を有するファインダ切替
レバー126を回動させる。このファインダ切替レバー
126の回動によりダンブばね124を介してファイン
ダ対物レンズユニッ}410が回勤させられ、T/Wの
対物レンズの切替えが行われる。
また、ピント切替カム122は、その回転位置に応じて
光路長切替手役としての平行ガラスl28を有するピン
ト切替レバー130を回動させる。
このピント切替レバー130の回勤による平行ガラス1
28の出し入れにより、撮影レンズのピント位置、本実
施例ではTレンズ202のピント位置が切り替えられる
。尚、ピント切替レバー130は、そのカムフォロワが
ピント切替カム122のカム面に当接するようにばね1
32によって常時付勢されている。
第4図は上述した動力伝達手段の平面図であり、T/W
レンズ210はTレンズ202を使用する位置に切り替
えられ、ファインダ対物レンズユニット410もTレン
ズ402を使用する位置に切り替えられ、ピント切替用
の平行ガラス128は撮影レンズ光軸から退避している
状態に関して示している。
同図に示すように、アイドルギア104によって駆動カ
ムギア106が回転させられると、この駆動力ムギア1
06の下面に設けられた三角カム109によって扇型フ
ォロワ110は支軸l11を中心にして所定の回動範囲
内で間欠的に揺動ずる。即ち、扇型フォロワ110は、
その回勤端に達すると、その後三角カム109が60゜
回転したのち、逆方向に回動を開始し、三角カム109
が1回転すると扇型フォロワ110も1往復する。
この扇型フォロワ110の回動により扇ギアl10Bと
噛合する切替ギア112は120゜の範囲で回動ずる。
一方、この切替ギア112から捩りばね114を介して
駆動力が伝達されるターレット板206は、図示しない
ストッパによって90゜の範囲で回動できるようになっ
ている(第5図(A)参照)。
即ち、切替ギア112はターレット板206よりも±1
5°の回転量だけオーバストロークし、ターレット板2
06の2つの停止位置(Tレンズ使用位置とWレンズ使
用位置)においてターレット板206を捩りばね114
によってばね付勢するようにしている。
第6図(A>乃至(C)はそれぞれ切替ギアll2から
捩りばね114を介してターレット板206に回転駆動
力を伝達する態様を示しており、ターレット板206が
回動範囲内にある場合には、第6図(A)に示すように
切替ギア112の駆動力はその突起112Aから捩りば
ね114を介してターレット板206の突起206Aに
伝達され、ターレット板206は切替ギア112ととも
に回動する。即ち、第6図<A)に示すように突起11
2Aと206Aは常に対向した位置にある。
一方、第6図(B)に示すように、ターレット阪206
がTレンズ使用位置に達したのち、切替ギア112が更
に時計回り方向に15“回動ずると、突起112A,2
06A間が離間し、捩りばね114を介してターレット
板206に時計回り方向のばね付勢力が加わる。
同様に、第6図(C)に示すように、ターレット板20
6がWレンズ使用位置に達したのち、切替ギア112が
更に反時計回り方向に15゜回動ずると、突起112A
,206Aが離間し、捩りばね114を介してターレッ
ト板206に反時計回り方向のばね付勢力が加わる。
このように、1本の捩りばね114によってターレット
板206に回転駆動力を伝達するとともに、Tレンズ使
用位置とWレンズ使用位置の2つの停止位置においてタ
ーレフト板206をばね付勢するようにしている。
次に、ピント切替レバー130及びファインダ対物レン
ズユニット410の切替えについて説明する。
第4図において、前述した駆動力ムギア106とギア数
が同数の駆動力ムギア108がアイドルギア104によ
って回転させられると、この駆動カムギア108の上面
に設けられたピント切替カム122及び対物レンズ切替
カム120が回転する。
第5図(B)は上記ピント切替カムとピント切替レバー
130との関係と示すカム線図である。
第5図(A)に示したカム線図との比較からも明らかな
ように、ピント切替レバー130は、T/Wレンズ21
0がTレンズ使用位置で停止している期間中に、ピント
切替カム122によって駆動され、第4図上で反時計回
り方向に回動させられる。これにより、ピント切替レバ
ー130に配設された平行ガラス128が撮影光軸上に
介在し、Tレンズ202のピント位置が切り替えられる
第5図(C)は上記対物レンズ切替カム120とファイ
ンダ切替レバー126 (ファインダ対物レンズユニッ
}410)との関係を示すカム線図である。即ち、第4
図に示すようにファインダ切WL/バー126は、対物
レンズ切替カム120の回転によって支軸127を中心
にして揺動する。
このファインダ切替レバー126はダンブばね124を
有しており、このダンプばね124を介してファインダ
対物レンズユニット410に第4図上で反時計回り方向
の回転力を伝達できるようになっている。
一方、ファインダ対物レンズユニット410は支軸42
0を中心にして回動自在に配設され、Tレンズ402又
はWレンズ404を使用する位置に達するとストッパに
よって停止させられるようになっている。また、このフ
ァインダ対物レンズユニット410には、前記ダンプば
ね124が当接するピン412が配設されるとともに、
ファインダ対物レンズユニット410を第4図上で時計
回り方向に付勢する付勢ばね414が設けられている。
第4[!Iに示すファインダ対物レンズユニット410
の位置は、前述したようにTレンズ402を使用する位
置にあり、このファインダ対物レンズユニット410は
付勢ばね414の付勢力によって図示しないストッパに
当接している。このとき、ダンプばね124とピン41
2とは離間している。
ここで、対物レンズ切替カム120によってファインダ
切替レバー126が第4図上で時計回り方向に回勤させ
られると、レバー126と同時にダンブばね124が回
動する。このダンブばね124の回転駆動力はピン41
2に加わり、付勢ばね414の付勢力に抗してファイン
ダ対物レンズユニット410を第4図上で反時計回り方
向に回動させる。そして、ファインダ対物レンズユニッ
ト4lOがWレンズ404を使用する位置に達してスト
ッパによって停止すると、ダンブばねl24はファイン
ダ対物レンズ410をストッパに付勢する付勢ばねとし
て機能する。即ち、ファインダ切替レバー126は、フ
ァインダ対物レンズユニ−/ } 4 1 0がWレン
ズ404の使用位置に達して停止したのち、更に時計回
り方向に回動し、ダンプばね124による付勢力がファ
インダ対物レンズユニット410に加わるようになって
いる。
このように、この駆動ユニット100はlつのモータ1
02によってT/Wレンズ210のTレンズ202とW
レンズ204の切替え、ファインダ対物レンズユニット
410のTレンズ402とWレンズ404の切替え及び
ピント切替レバー130の出し入れを行っている。
尚、駆動力ムギア108の下面には、図示しないブラシ
が配設され、また駆動力ムギア108が取り付けられる
地板上には位置検出用のコード板(図示せず)が配設さ
れており、コード板のブラシの位置によりWレンズ使用
位置、Tレンズ使用平行ガラス未使用位置及びTレンズ
使用且つ平行ガラス使用位置の3つの位置が検出できる
ようになっている。そして、この検出出力に基づいてモ
ータ102が制御される。
〔ターレフトレンズのピント出し調整機構〕次に、ター
レフトレンズ(T/Wレンズ210)のピント出し調整
機構について脱明する。
第7図に示すように、T/Wレンズ210は、ターレッ
ト板206とTレンズ202、Wレンズ204及び回転
軸208等から戒り、ターレット板206には回転軸2
08が固着されるとともに、Tレンズ202及びWレン
ズ204がねじ込み固定できるようになっている。
ここで、ターレット板206へのWレンズ204の取付
けは、Wレンズ204のフランジ部204Aがターレッ
ト板206に当接するまでねじ込み接着することによっ
て行う。
同様にしてTレンズ202もターレット板206に取付
けられるが、その取付時のTレンズ202のスラスト方
向の位置調整は以下のようにして行う。
先ず、オートコリメータ220の所定位置にT/Wレン
ズ210をセットする。そして、T/Wレンズ210の
Wレンズ204をオートコリメータ220の光路内に入
れ、オートコリメーション法により鏡222の位置(ス
ラスト方向〉をセットする。これが基準零点である。
次に、T/Wレンズ210をTレンズ202に切り替え
、オートコリメータ220の検出部224からの出力を
たよりにTレンズ202をスラスト方向に移動させ、T
レンズ202の結像点をWレンズ204の結像点に合わ
せる。
これにより、Tレンズ202とWレンズ204の相互間
の位置調整が行われる。
この位置調整が完了したT/Wレンズ210は、第8図
に示すようにカメラに組み込まれる。即ち、T/Wレン
ズ210の回転軸208は、鏡胴ベース部230とマウ
ント蓋部800との間に回勤自在に軸支される。ここで
、鏡胴ベース部230には、鋼球232と付勢ばね23
4が設けられており、またマウント蓋部800には、調
整ねじ802が設けられている。尚、付勢ばね234は
、銅球232を介して回転軸208をマウント蓋部80
0の謂整ねじ802に向かってばね付勢している。
そして、カメラに組み込まれたT/Wレンズ210のピ
ント出しは、Wレンズ204の像をたよりに調整ねじ8
02を回転させ、T/Wレンズ210のスラスト方向の
位置を麿整することによって行う。尚、Wレンズ204
のピント出し調整が行われると、前述したようにWレン
ズ204とTレンズ202の相互間の位置調整が予め完
了しているため、Tレンズ202のピント調整も同時に
なされる。
〔アイリスユニット〕
次に、第2図に示したアイリスユニット300の詳細に
ついて説明する。
第9図はアイリスユニット300の分解斜視図である。
同図において、ステブピングモータ302は、止めねじ
304、304によって押え板306を介してモータ地
板308に固定される。モータ地板308の下面には、
ギア310、312が支軸314によって回転自在に配
設されており、このモータ地板308は台座320を挟
んでアイリス地板330に止めじね316、316によ
って固定される。尚、台座320には、ターレット型の
絞り板340のホームポジション(gJ欠き部342)
を検出するためのフォトインタラプタ322が押え板3
24によって固定されている。
絞り板340にはギア344が固定されており、このギ
ア344は支軸346によってアイリス地坂330に回
動自在に配設されている。
従って、ステッピングモータ302が回転すると、ステ
ッピングモータ302の出力軸302Aに配設されたギ
ア303からギア310、312及び344の順に回転
駆動力が伝達され、絞り板340が回転させられる。
ところで、上記ステフピングモータ302のモータ地板
308への取付けは以下のようにして行う。
先ず、アイリス地板330に対して絞り板340を所定
の基準位置で回動不能に固定するため、アイリス地板3
30と絞り板340にそれぞれ位置決め用孔(図示せず
)を穿設し、これらの孔にピンを差し込む。尚、絞り板
340には複数の絞り孔が穿設されているため、これら
の絞り孔のうち1つを上記位置決め用孔として兼用して
もよい。
次に、ステッピングモータ302を励磁した状態にして
、その出力ギア303と後続のギア3lOとが噛合する
ようにステッピングモータ302を適宜回転させたのち
、核ステッピングモータ302を止めねじ304、30
4によって固定する。
このようにして、ステッピングモータ302の基準位置
と絞り板340の基準位置とが合うように位置調整した
のち、アイリス地板330に絞り板340を回転不能に
固定するピンを外す。
第10図はT/Wレンズ210とターレ7ト型の絞り板
340との配置関係を示す図であり、第11図は絞り板
340の平面図である。
第10図に示すように、絞り板340はT/Wレンズ2
10のTレンズ202とWレンズ204との間に配置さ
れており、Tレンズ202に対しては後方に、Wレンズ
204に対しては前方に位置している。
また、第11図に示すように絞り板340には、Tレン
ズ202及びWレンズ204用の5つの絞り孔340A
〜340Eが穿設されており、かつ一部の絞り孔はTレ
ンズ202用とWレンズ204用に併用されている。尚
、Tレンズ202とWレンズ204は、その焦点距離の
比率が2倍の関係になっている。
第1表は、上記絞り孔340A〜340EのTレンズ2
02及びWレンズ204に対するFナンバーを示してい
る。同表に示すように、絞り孔340C,340D,3
40EはそれぞれTレンズ202及びWレンズ204の
共通の絞りとして機能している。
第1表 〔ファインダユニット〕 次に、第21!Iに示したファインダユニット400の
詳細について脱明する。
第l2図はファインダユニット400の分解斜視図であ
る。同図において、対吻レンズ枠406にはTレンズ4
02とWレンズ404とが配設され、押え!1408に
よって固定されている。この対物レンズ枠406は支軸
420によって支持台422に回動自在に支持されてい
る。
支持台422には遮光簡424が一体的に設けられてお
り、この遮光筒424の前端には防塵ガラス426が配
設され、後端にはレチクル板428、視野枠430、コ
ンデンサレンズ432が順次配設される。尚、434は
図示しないLEDの発光をファインダ内に導くための表
示プリズムであり、436はレチクル枠である。
そして、上記支持台422は止めねじ438、438に
よってファインダ本体440に固定される。
ファインダ本体440内には、4つの三角プリズムが接
合して或る接合プリズム442が収納されており、この
接合プリズム442に入射する光はファインダ本体44
0の後部に配設される接眼レンズ444に導かれる。尚
、446は接眼枠であろう また、前記接合プリズム442に入射する光の一部は、
ファインダ本体440の側部に収納される測光系に導か
れる。この測光系は、間隔環448を挟んだ2枚のAE
レンズ450、452、拡散板454、AEセンサ46
0が配設されたセンサ枠456及びシールドケース47
0がファインダ本体440の(!lISに順次配設され
、止めねじ472、472によって固定されており、ス
ポット測光と平均測光を行う。
次に、上述したファインダユニット400の支持台42
2側の光軸《対物レンズ光軸)とファインダ本体440
側の光軸(W!眼レンズ光軸、AEレンズ光釉)間の光
軸調整について税明する。
第13図は対物レンズ枠406、支持台422及びファ
インダ本体440との関係を示す斜視図であり、第i4
図は対物レンズ枠406に配設される対物レンズ(Tレ
ンズ4 0 2, Wレンズ404)の側面図ある。
IJ i 4 Zに示すように、Wレンズ404は1番
玉404Aと2番玉404Bとから戊り、このWレンズ
404の1番玉404AとTレンズ402とは、一体成
形されている。これは、Wレンズ404の光軸とTレン
ズ402の光軸とが近接しており、Wレンズ404の1
番玉404AとTレンズ402のスラスト位置も近いた
め、両者間を精度よく一体戒形することが可能だからで
ある。これにより、Tレンズ402とWレンズ404の
1番玉404Aのレンズ光軸方向及びレンズ間の調整が
不要になる。
上記Tレンズ402とWレンズ404とが取付けられる
対物レンズ枠406は、第13図に示すように支軸42
0によって支持台422に回助自在に配設される。
支持台422には、対物レンズ枠406の回勤範囲を規
制する2つのストッパIffl422A,422Bが設
けられており、このスl−7パ部422A,422Bに
は対物レンズ枠406の回動範囲を微調整するための調
整ねじ423A、423Bが螺着されている。更に、支
持台422には、ファインダ本体440への取付け用の
長孔425A、425B,425Cが形威されている。
そして、この支持台422は、長孔425A,425B
,425Cに挿通される止めねじ438、438、43
8によってファインダ本体440に固定される。
ところで、支持台422に形威された長孔425A,4
25B,425Cは、第15図に示すように孔の長手力
向が、対物レンズ枠406の支軸420と対物レンズ光
軸Aとを結ぶ方向と同じ方向となるように形成されてお
り、その結果、支持台422はファインダ本体440へ
の取付けに際し、前記支軸420と対物レンズ光軸Aと
を結ぶ方向にのみ取付位置の調整を行うことができる。
一方、対物レンズ枠406は、前述した調整ねじ423
A、423Bによって支軸420と対物レンズ光軸Aと
を結ぶ方向と直交する方向の調整が行われる。
即ち、上記長孔425A、425B,425C等による
支持台422の取付位置調整及び謂整ねじ423A,4
23Bによる対物レンズ枠406の回動停止位置調整に
より、支持台422側の光軸を該光軸と直交する平面内
で任意に調整することができ、これにより支持台422
側の光軸をファインダ本体440側の光軸に一致させる
ことができる。
(AFユニット〕 次に、第2図に示したAFユニット500の詳細につい
て説明する。
第16図はAFユニット500の分解斜視図である。同
図において、502は赤外光を発光する発光ダイオード
(L E D)であり、このLED502は投光枠50
4を介して投光台506に取付けられ、更にこの投光台
506はAF枠508に取付けられる。また、AF枠5
08の前面のLED502に対向する位置には投光レン
ズ510が配設される。
一方、2つの受光素子512、514が配設されたセン
サ基板516は、受光枠518を介してAF枠508に
取付けられる。また、AF枠508の前面の2つの受光
素子512、514に対向する位置には2つの受光レン
ズ520、522が押え枠524によって取付けられる
。尚、受光レンズ520は、被写体で反射した測距のた
めの光束を受光素子512に導くためのレンズであり、
受光レンズ522は参照光を受光素子514に導くため
のレンズである。
即ち、LED5 0 2の赤外光は投光レンズ510を
介して投光され、被写体で反射したのち、受光レンズ5
20、522を介して受光素子512、514に受光さ
れる。そして、三角測量法に基づき受光素子512、5
14から得られる信号の比率によって被写体距離が求め
られる。尚、第l6図上で530はAF基板である。
ところで、AFユニット500の投光部と受光部の間に
は、第l7図に示すように空間540が設げられている
が、この空間540はT/Wレンズ210をTレンズ2
02に切り替えたときのWレンズ204のレンズ退避部
として利用されている。
〔発明の効果コ 以上説明したように本発明に係る絞り板とステッピング
モータとの位Im節方法によれば、絞り板とその絞り板
に固定されるギアとの相対的な角度を調節ための角度調
節機構を設けずに、絞り板の基準位置とステッピングモ
ータの基準位置との位置調節ができ、またアイリス地板
に対する絞り板の基準位置の位It調節も正確に且つ簡
単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたカメラの外観図、第2図は
第1図に示したカメラの内部構成を示す斜視図、第3図
は第2図の駆動ユニットの動力伝達手段を示す斜視図、
第4図は第3図に示した動力伝達手段の平面図、′!J
5図(A)乃至(C)はそれぞれ前記動力伝達手段のう
ちの三角カム、ピント切替カム及び対物レンズ切替カム
のカム線図、′!JJ6図(A>乃至(C)はそれぞれ
前記動力伝達手役のうちの切替ギアとターレット板との
間の動力伝達を説明するために用いた図、第7図はT/
WレンズのTレンズとWレンズ間のスラスト方向の調整
を説明するために用いた図、第8図はT/Wレンズをカ
メラに組み込んだのちのピント出し調整を説明するため
に用いた図、第9図は第2図に示したアイリスユニット
の分解斜視図、第lO図はT/Wレンズとアイリスユニ
ット中の絞り板ζの位置関係を示す斜視図、第11図は
前記絞り坂の詳細を示す平面図、第12図は第2図に示
したファインダユニットの分解斜視図、第13図は前記
ファインダユニットの対物レンズ枠、支持台及びファイ
ンダ本体の関係を示す斜視図、第14図は前記対物レン
ズ枠に配設された対物レンズの側面図、第15図はファ
インダの光軸調整を説明するために用いた図、第l6図
は第2図に示したAFユニットの分解斜視図、第l7図
はT/WレンズとAFユニ2}との位置関係を説明する
ために用いた図である。 300・・・アイリスユニット、  302・・・ステ
ッピングモータ、 304、316・・・止めねじ、3
06・・・押え板、 308・・・モータ地板、 31
0、312、344・・・ギア、 320・・・台座、
330・・・アイリス地板、 340・・・絞り板、 
 340A〜340E・・・絞り孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の絞り孔が形成されたターレツト型の絞り板をステ
    ッピングモータによって回転させ、所望の絞り孔を撮影
    レンズの光軸上に位置決めするようにしたカメラの絞り
    機構において、 アイリス地板に位置決め用孔を穿設し、前記絞り板の孔
    とアイリス地板の位置決め用孔とにピンを差し込んでア
    イリス地板に対して絞り板が所定の基準位置となるよう
    に固定し、 前記ステッピングモータを励磁した状態にして、該ステ
    ッピングモータの出力ギアと前記絞り板に回転動力を伝
    達するギアとが噛合するようにステッピングモータの取
    付角度を調節したのち、該ステッピングモータを固定す
    るようにしたことを特徴とする絞り板とステッピングモ
    ータとの位置調節方法。
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JPH01126633A (ja) * 1987-11-12 1989-05-18 Canon Inc カメラの絞り制御装置

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