JPH0348228A - ターレットレンズのピント出し調整機構 - Google Patents

ターレットレンズのピント出し調整機構

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JPH0348228A
JPH0348228A JP18402089A JP18402089A JPH0348228A JP H0348228 A JPH0348228 A JP H0348228A JP 18402089 A JP18402089 A JP 18402089A JP 18402089 A JP18402089 A JP 18402089A JP H0348228 A JPH0348228 A JP H0348228A
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JP
Japan
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lens
turret
plate
finder
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP18402089A
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English (en)
Inventor
Masaaki Morizumi
雅明 森住
Hidekazu Hayashi
英一 林
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH0348228A publication Critical patent/JPH0348228A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はターレットレンズのピント出し調整機構に係り
、特にテレレンズ、ワイドレンズ等の複数の撮影レンズ
がそれぞれターレット板の回転中心から等距離に配設さ
れて成るターレットレンズを回動させ、これにより使用
する撮影レンズを切り替えるターレットレンズに適用さ
れるターレットレンズのピント出し調整機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、テレレンズとワイドレンズとの切り替えが可能な
撮影レンズとしては、固定レンズに対して補助レンズを
出し入れするようにしたものがある。
かかる撮影レンズのピント出し調整は、前記固定レンズ
及び補助レンンズをそれぞれ別々に光釉方向に移動調整
できるように構戒し、まず平行光を固定レンズに入射さ
せ、その結像面上で1点で結像できるように固定レンズ
を光軸方向に移動調整し、続いて補助レンズを入れて平
行光を入射させ、その結像面上で1点で結像できるよう
に補助レンズを光輪方向に移動調整するようにしていた
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の撮影レンズのピント出し調整は、撮影レンズ
をカメラに組み込んだのち、各レンズ毎にピント出し調
整を行わなければならず、ピント出し調整が煩雑である
という問題がある。
尚、補助レンズの出し入れによるテレレンズとワイドレ
ンズの切り替えが可能な撮影レンズは、それぞれテレレ
ンズとワイドレンズとが別々に構成されたものに比べて
性能が補償できないという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、複数
の撮影レンズのピント出し調整が容易であり、特にレン
ズをカメラに組み込んだのちピント出し調整を1箇所の
みで行うことができるターレットレンズのピント出し調
整機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は前記目的を達戊するために、複数の撮影レンズ
がそれぞれターレット板の回転中心から等距離に配設さ
れて成るターレフトレンズを有し、該ターレットレンズ
をその回転軸を中心にして回転させることにより、前記
複数の撮影レンズを切替え使用するカメラにおいて、前
記ターレットレンズ板に対して前記複数の撮影レンズを
光軸方向に移動調整するitの調整手段と、前記ターレ
ットレンズをカメラに組み込んだ後に該ターレットレン
ズの回転軸を軸方向に移動調整する第2の調整手段と、
を備えたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、前記第1の調整手段によって複数の撮
影レンズの相互間の光軸方向の位置を調整することによ
り、各撮影レンズの結像点を合わせるようにしている。
この段階の調整は、ターレットレンズをカメラに組み込
む前に行うことができる。続いて、ターレットレンズを
カメラに組み込んだのち、前記第2の調整手段によって
複数の撮影レンズのうちのいずれか1つの撮影レンズを
基準にして該撮影レンズのピントが合うように前記回転
軸の軸方向の位置を調整することにより、全ての撮影レ
ンズのピント出し調整が完了する。
即ち、ターレットレンズをカメラに組み込んだのちのピ
ント出しのための調整は、1箇所のみで行うことができ
る。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係るターレットレンズの
ピント出し調整機構の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明が適用されたカメラの外観図である。こ
のカメラは電子スチルカメラであり、シャツタレリーズ
ボタン10をONにすると、撮影レンズ12によってC
CDセンサ(図示せず)上に結像した被写体像は、CC
Dセンサによって光電変換されて1画面分のビデオ信号
として図示しない磁気記録再生装置に出力される。
磁気記録再生装置は、主としてビデオフロッピー内の磁
気ディスクを所定の回転速度で回転させるディスク駆動
部、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に移動させる
ヘッド送り機構及びディスク駆動部、ヘッド送り機構等
を制御する制御部から構戊されており、前記ビデオ信号
は磁気ヘッドを介して磁気ディスクの所定のトラックに
磁気記録される。また、磁気ディスクに記録されたビデ
オ信号は、磁気ヘッドを介して適宜読み出される。
前記ビデオフロッピーは、カメラ前面の蓋14の内側に
設けられ蓋14と共に開閉するフロッピーホルダ内に挿
入され、かつ蓋14を閉じることにより所定の磁気記録
再生位置に位置決めされる。
尚、16は蓋l4を開くためのレバーである。
また、この電子スチルカメラは望遠(テレ〉と広角(ワ
イド)の2種類の撮影ができるようになっており、この
テレ(T)とワイド(W)の切り替えは、T/Wボタン
18によって行う。更に、ストロボ20はカメラ上面に
開閉自在に配設されており、閉時(収納時)のストロボ
20は開レバーツマミ22を操作することによって開く
ことができるようになっている。尚、24はカメラに電
源を供給するためのバッテリーである。
第2図は第1図に示した電子スチルカメラのカメラ部の
内部構戒を示す斜視図である。このカメラ部は、主とし
て駆動ユニット100と、ターレットレンズユニット2
00と、アイリスユニット300と、ファインダユニッ
ト400と、AFユニット500と、CCDユニット6
00とから構或されている。尚、700はAE基板であ
り、800はマウント蓋部である。
〔駆動ユニット〕
次に、第2図に示した駆動ユニツ}100の詳細につい
て説明する。
駆動ユニットl00は、Tレンズ202とWレンズ20
4とがターレット板206の回転中心から等距離に配設
されて成るターレットレンズ(以下T/Wレンズという
〉2lOのレンズ切り替えと、Tレンズ402とWレン
ズ404とがそれぞれ対物レンズ枠406に配設されて
戊るファインダ対物レンズユニツ}410の対物レンズ
切り替えと、撮影レンズのピント調整を行うためのピン
ト切換レバー130の出し入れとを、1つのモータ10
2によって行うものである。
第3図は駆動ユニット100内の1つのモータ102か
ら上記T/Wレンズ210、ファインダ対物レンズユニ
ット410及びピント切替レバー130に駆動力をそれ
ぞれ伝達する動力伝達手段を示す斜視図である。
同図において、モータ102の駆動力はその出力ギア1
02Aからアイドルギア104を介してそれぞれ駆動力
ムギアl06及び108に伝達される。駆動力ムギア1
06の下面には、三角カム109が配設され、この三角
カム109は、扇型フォロワ110の長方形の孔110
A内に係合し、孔110Aの内側の2平行面に摺接でき
るようになっている。従って、駆動力ムギア1060回
転に伴って三角カム109が回転すると、扇型フ゛オロ
ワ110は所定の角度範囲内で揺動ずる。
扇型フォロワl10には墨ギア110Bが設けられてお
り、この扇ギア110Bは切替ギア112と噛合してい
る。この切替ギア112にはターレット板206に動力
を伝達するための突起112Aが植立されており、一方
、切替ギア112と同軸上に回動自在に配設されるター
レット板206にも前記突起112Aと異なる半径位置
に突起206Aが植立されている。そして、前記突起1
12A及び206Aをその両端部で挟むように捩りばね
114が掛けられている。従って、切替ギア112が回
動すると、その回動力は切替ギア112の突起112A
,捩りばね114及びターレット板206の突起206
Aを介してターレット板206に伝達され、該ターレッ
ト板206を回動させる。これにより、T/Wレンズ2
10のレンズ切替えが行われる。
一方、駆動力ムギア108の上面には、ファインダの対
物レンズ切替カム120及びピント切替カム122が配
設されている。対物レンズ切替カム120は、その回転
位置に応じてダンプばね124を有するファインダ切替
レバー126を回動させる。このファインダ切替レバー
126の回動によりダンプばね124を介してファイン
ダ対物レンズユニット410が回助させられ、T/Wの
対物レンズの切替えが行われる。
また、ピント切替カム122は、その回転位置に応じて
光路長切替手段としての平行ガラスl28を有するピン
ト切替レバー130を回動させる。
このピント切替レバー130の回動による平行ガラス1
28の出し入れにより、撮影レンズのピント位置、本実
施例ではTレンズ202のピント位置が切り替えられる
。尚、ピント切替レバー130は、そのカムフォロワが
ピント切替カム122のカム面に当接するようにばね1
32によって常時付勢されている。
第4図は上述した動力伝達手段の平面図であり、T/W
レンズ210はTレンズ202を使用する位置に切り替
えられ、ファインダ対物レンズユニット410もTレン
ズ402を使用する位置に切り替えられ、ピント切替用
の平行ガラス128は撮影レンズ光軸から退避している
状態に関して示している。
同図に示すように、アイドルギア104によって駆動力
ムギア106が回転させられると、この駆動力ムギア1
06の下面に設けられた三角カム109によって!I型
フォロワ110は支軸111を中心にして所定の回動範
囲内で間欠的に揺動する。即ち、扇型フォロワ110は
、その回動靖に達すると、その後三角カム109が60
゜回転したのち、逆方向に回動を開始し、三角カム10
9が1回転すると扇型フォロワ110も1往復する。
この扇型フォロワ110の回動により扇ギア110Bと
噛合する切替ギア112は120゜の範囲で回動する。
一方、この切替ギア112から捩りばね114を介して
駆動力が伝達されるターレット板206は、図示しない
ストッパによって90゜の範囲で回動できるようになっ
ている(第5図(A)参照〉。
即ち、切替ギア112はターレット板206よりも±1
5゜の回転量だけオーバストロークし、ターレット板2
06の2つの停止位置(Tレンズ使用位置とWレンズ使
用位置)においてターレット板206を捩りばね114
によってばね付勢するようにしている。
第6図(A)乃至(C)はそれぞれ切替ギア112から
捩りばね114を介してターレット板206に回転駆動
力を伝達するII?1を示しており、ターレット板20
6が回動範囲内にある場合には、第6図(A)に示すよ
うに切替ギア112の駆動力はその突起112Aから捩
りばね114を介してターレット板206の突起206
Aに伝達され、ターレット板206は切替ギア112と
ともに回動ずる。即ち、第6図(A)に示すように突起
112Aと206Aは常に対向した位置にある。
一方、第6図(B)に示すように、ターレット板206
がTレンズ使用位置に達したのち、切替ギア112が更
に時計回り方向にl5゜回動ずると、突起112A.2
06A間が離間し、捩りばね114を介してターレット
板206に時計回り方向のばね付勢力が加わる。
同様に、第6図(C)に示すように、ターレット板20
6がWレンズ使用位置に達したのち、切替ギア112が
更に反時計回り方向に15゜回勤すると、突起112A
,206Aが離間し、捩りばね114を介してターレッ
ト板206に反時計回り方向のばね付勢力が加わる。
このように、1本の捩りばね114によってターレット
板206に回転駆動力を伝達するとともに、Tレンズ使
用位置とWレンズ使用位置の2つの停止位置においてタ
ーレット板206をばね付勢するようにしている。
次に、ピント切替レパー130及びファインダ対物レン
ズユニット410の切替えについて説明する。
第4図において、前述した駆動力ムギア106とギア数
が同数の駆動力ムギア108がアイドルギア104によ
って,回転させられると、この駆動力ムギア108の上
面に設けられたピント切替カム122及び対物レンズ切
替カム120が回転する。
第5図(B)は上記ピント切替カムとピント切替レバー
130との関係と示すカム線図である。
第5図(A)に示したカム線図との比較からも明らかな
ように、ピント切替レバー130は、T/Wレンズ21
0がTレンズ使用位置で停止している期間中に、ピント
切替カム122によって駆動され、第4図上で反時計回
り方向に回動させられる。これにより、ピント切替レバ
ー130に配設された平行ガラス128が撮影光軸上に
介在し、Tレンズ202のピント位置が切り替えられる
第5図(C)は上記対物レンズ切替カム120とファイ
ンダ切替レバー126 〈ファインダ対物レンズユニッ
ト4lO)との関係を示すカム線図である。即ち、第4
図に示すようにファインダ切替レバー126は、対物レ
ンズ切替カム120の回転によって支軸127を中心に
して揺動する。
このファインダ切替レバー126はダンプばねl24を
有しており、このダンプばね124を介してファインダ
対物レンズユニット410に第4図上で反時計回り方向
の回転力を伝達できるようになっている。
一方、ファインダ対物レンズユニット410は支軸42
0を中心にして回動自在に配設され、Tレンズ402又
はWレンズ404を使用する位置に達するとストッパに
よって停止させられるようになっている。また、このフ
ァインダ対物レンズユニット410には、前記ダンブば
ね124が当接するピン412が配設されるとともに、
ファインダ対物レンズユニット410を第4図上で時計
回り方向に付勢する付勢ばね414が設けられている。
第4図に示すファインダ対物レンズユニット410の位
置は、前述したようにTレンズ402を使用する位置に
あり、このファインダ対物レンズユニット410は付勢
ばね414の付勢力によって図示しないストッパに当接
している。このとき、ダンプばね124とピン412と
は離間している。
ここで、対物レンズ切替カム120によってファインダ
切替レバー126が第4図上で時計回り方向に回肋させ
られると、レバー126と同時にダンプばね124が回
動する。このダンプばね124の回転駆動力はビン41
2に加わり、付勢ばね414の付勢力に抗してファイン
ダ対物レンズユニット410を第4図上で反時計回り方
向に回動させる。そして、ファインダ対物レンズユニッ
ト4lOがWレンズ404を使用する位置に達してスト
ッパによって停止すると、ダンプばね124はファイン
ダ対物レンズ410をストツパに付勢する付勢ばねとし
て機能する。即ち、ファインダ切替レバ−126は、フ
ァインダ対物レンズユニッ}410がWレンズ404の
使用位置に達して停止したのち、更に時計回り方向に回
動し、ダ゜ンプばね124による付勢力がファインダ対
物レンズユニット410に加わるようになっている。
このように、この駆動ユニット100は1つのモータ1
02によってT/Wレンズ210のTレンズ202とW
レンズ204の切替え、ファインダ対物レンズユニ−,
 } 4 1 0のTレンズ402とWレンズ404の
切替え及びピント切替レバー130の出し入れを行って
いる。
尚、駆動力ムギア108の下面には、図示しないブラシ
が配設され、また駆動力ムギア108が取り付けられる
地板上には位置検出用のコード板(図示せず)が配設さ
れており、コード板のブラシの位置によりWレンズ使用
位置、Tレンズ使用平行ガラス未使用位置及びTレンズ
使用且つ平行ガラス使用位置の3つの位置が検出できる
ようになっている。そして、この検出出力に基づいてモ
ータ102が制御される。
〔ターレットレンズのピント出し調整機構〕次に、ター
レットレンズ(T/Wレンズ2lO)のピント出し調整
機構について説明する。
第7図に示すように、T/Wレンズ210は、ターレッ
ト板206とTレンズ2 0 2、Wレンズ204及び
回転軸208等から或り、ターレット板206には回転
軸208が固着されるとともに、Tレンズ202及びW
レンズ204がねじ込み固定できるようになっている。
ここで、ターレット板206へのWレンズ204の取付
けは、Wレンズ204の7ランジ部204Aがターレッ
ト板206に当接するまでねじ込み接着することによっ
て行う。
同様にしてTレンズ202もターレット板206に取付
けられるが、その取付時のTレンズ202のスラスト方
向の位置調整は以下のようにして行う。
先ず、オートコリメータ220の所定位置にT/Wレン
ズ210をセットする。そして、T/Wレンズ210の
Wレンズ204をオートコリメータ220の光路内に入
れ、オートコリメーション法により鏡222の位置(ス
ラスト方向〉をセットする。これが基準零点である。
次に、T/Wレンズ210をTレンズ202に切り替え
、オートコリメータ220の検出部224からの出力を
たよりにTレンズ202をスラスト方向に移動させ、T
レンズ202の結像点をWレンズ204の結像点に合わ
せる。
これにより、Tレンズ202とWレンズ204の相互間
の位置調整が行われる。
この位置調整が完了したT/Wレンズ210は、第8図
に示すようにカメラに組み込まれる。即ち、T/Wレン
ズ210の回転軸208は、鏡胴べ−スB230とマウ
ント蓋部800との間に回動自在に軸支される。ここで
、鏡胴ベース部230には、綱球232と付勢ばね23
4が設けられており、またマウント蓋部800には、調
整ねじ802が設けられている。尚、付勢ばね234は
、鋼球232を介して回転軸208をマウント蓋部80
0の調整ねじ802に向かってばね付勢している。
そして、カメラに組み込まれたT/Wレンズ210のピ
ント出しは、Wレンズ204の像をたよりに調整ねじ8
02を回転させ、T/Wレンズ210のスラスト方向の
位置を調整することによって行う。尚、Wレンズ204
のピント出し調整が行われると、前述したようにWレン
ズ204とTレンズ202の相互間の位置調整が予め完
了しているため、Tレンズ202のピント調整も同時に
なされる。
〔アイリスユニット〕
次に、′!J2図に示したアイリスユニット300の詳
細について説明する。
第9図はアイリスユニット300の分解斜視図である。
同図において、ステッピングモータ302は、止めねじ
304、304によって押さえ板306を介してモータ
地板308に固定される。
モータ地板308の下面には、ギア310、3l2が支
軸314によって回転自在に配設されており、このモー
タ地板308は台座320を挟んでアイリス地板330
に止めじね316、316によって固定される。尚、台
座320には、ターレット型の絞り板340のホームポ
ジション(切欠き部342)を検出するためのフォトイ
ンタラプタ322が押え板324によって固定されてい
る。
絞り板340にはギア344が固定されており、このギ
ア344は支軸346によってアイリス地板330に回
勤自在に配設されている。
従って、ステッピングモータ302が回転する・と、ス
テッピングモータ302の出力軸302Aに配設された
ギア303からギア310、312及び344の順に回
転駆動力が伝達され、絞り板340が回転させられる。
ところで、上記ステッピングモータ302のモータ地板
308への取付けは以下のようにして行う。
先ず、アイリス地板330に対して絞り板340を所定
の基準位置で回動不能に固定するため、アイリス地阪3
30と絞り板340にそれぞれ位置決め用孔(図示せず
)を穿設し、これらの孔にピンを差し込む。尚、絞り板
340には複数の絞り孔が穿設されているため、これら
の絞り孔のうち1つを上記位置決め用孔として兼用して
もよい。
次に、ステッピングモータ302を励磁した状態にして
、その出力ギア303と後続のギア3lOとが噛合する
ようにステッピングモータ302を適宜回転させたのち
、該ステッピングモータ302を止めねじ304、30
4によって固定する。
このようにして、ステッピングモータ302の基準位置
と絞り板340の基準位置とが合うように位置調整した
のち、アイリス地板330に絞り板340を回転不能に
固定するビンを外す。
第10図はT/Wレンズ210とターレット型の絞り板
340との配置関係を示す図であり、第11図は絞り板
340の平面図である。
第10図に示すように、絞り板340はT/Wレンズ2
10のTレンズ202とWレンズ204との間に配置さ
れており、Tレンズ202に対しては後方に、Wレンズ
204に対しては前方に位置している。
また、第11図に示すように絞り板340には、Tレン
ズ202及びWレンズ204用の5つの絞り孔340A
〜340Eが穿設されており、かつ一部の絞り孔はTレ
ンズ202用とWレンズ204用に併用されている。尚
、Tレンズ202とWレンズ204は、その焦点距離の
比率が2倍の関係になっている。
第1表は、上記絞り孔340A〜340EのTレンズ2
02及びWレンズ204に対するFナンバーを示してい
る。同表に示すように、絞り孔34,QC,3 4 0
D,3 4 0EはそれぞれTレンズ202及びWレン
ズ204の共通の絞りとして機能している。
jlE1表 〔ファインダユニット〕 次に、第2図に示したファインダユニツ−}400の詳
細について説明する。
第12図はファインダユニット400の分解斜視図であ
る。同図において、対物レンズ枠406にはTレンズ4
02とWレンズ404とが配設され、押え!ll408
によって固定されている。この対物レンズ枠406は支
軸420によって支持台422に回助自在に支持されて
いる。
支持台422には遮光筒424が一体的に設けられてお
り、この遮光筒424の前端には防直ガラス426が配
設され、後端にはレチクル板428、視野枠430、コ
ンデンサレンズ432が順次配設される。尚、434は
図示しないLEDの発光をファインダ内に導くための表
示プリズムであり、436はレチクル枠である。
そして、上記支持台422は止めねじ438、438に
よってファインダ本体440に固定される。
ファインダ本体440内には、4つの三角プリズムが接
合して成る接合プリズム442が収納されており、この
接合プリズム442に入射する光はファインダ本体44
0の後部に配設される接眼レンズ444に導かれる。尚
、446は接眼枠である。
また、前記接合プリズム442に入射する光の一部は、
ファインダ本体440の側邪に収納される測光系に導か
れる。この測光系は、間隔!1448を挟んだ2枚のA
Eレンズ450、452、拡散板454、AEセンサ4
60が配設されたセンサ枠456及びシールドケース4
70がファインダ本体440の側部に順次配設され、止
めねじ・472、472によって固定されており、スポ
ット測光と平均測光を行う。
次に、上述したファインダユニット400の支持台42
2側の光軸(対物レンズ光軸〉とファインダ本体440
側の光紬(接眼レンズ光軸、AEレンズ光軸〉開の光軸
調整について説明する。
第13図は対物レンズ枠406、支持台422及びファ
インダ本体440との関係を示す斜視図であり、第14
図は対物レンズ枠406に配設される対物レンズ(Tレ
ンズ4 0 2、Wレンズ404)の側面図ある。
第14図に示すように、Wレンズ404は1番玉404
Aと2番玉404Bとから戊り、このWレンズ404の
1番玉404AとTレンズ402とは、一体戊形されて
いる。これは、Wレンズ404の光軸とTレンズ402
の光軸とが近接しており、Wレンズ404の1番玉40
4AとTレンズ402のスラスト位置も近いため、両者
間を精度よく一体戊形することが可能だからである。こ
れにより、Tレンズ402とWレンズ404の1番玉4
04Aのレンズ光軸方向及びレンズ間の調整が不要にな
る。
上記Tレンズ402とWレンズ404とが取付けられる
対物レンズ枠406は、第13図に示すように支軸42
0によって支持台422に回助自在に配設される。
支持台422には、対物レンズ枠406の回勤範囲を規
制する2つのストッパ#ls422A,422Bが設け
られており、このストッパ部422A,422Bには対
物レンズ枠406の回動範囲を微調整するための調整ね
じ423A、423Bが螺着されている。更に、支持合
422には、ファインダ本体440への取付け用の長孔
425A,425B,425Cが形威されている。そし
て、この支持台422は、長孔425A,425B,4
25Cに挿通される止めねじ438、438、438に
よってファインダ本体440に固定される。
ところで、支持台422に形戊された長孔425A、4
25B、425Cは、第l5図に示すように孔の長手力
向が、対物レンズ枠406の支軸420と対物レンズ光
軸Aとを結ぶ方向と同じ方向となるように形戊されてお
り、その結果、支持台422はファインダ本体440へ
の取付けに際し、前記支軸420と対物レンズ光軸Aと
を結ぶ方向にのみ取付位置の調整を行うことができる。
一方、対物レンズ枠406は、前述した調整ねじ423
A,423Bによって支軸420と対物レンズ光軸Aと
を結ぶ方向と直交する方向の調整が行われる。
即ち、上記長孔425A,425B,425C等による
支持台422の取付位置調整及び調整ねじ423A,4
23Bによる対物レンズ枠406の回動停止位置調整に
より、支持台422側の光軸を該光軸と直交する平面内
で任意に調整することができ、これにより支持台422
側の光軸をファインダ本体440側の光軸に一致させる
ことができる。
(AFユニット〕 次に、第2図に示したAFユニット500の詳細につい
て説明する。
第16図はAFユニット500の分解斜視図である。同
図において、502は赤外光を発光する発光ダイオード
(LED)であり、このLED502は投光枠504を
介して投光台506に取付けられ、更にこの投光台50
6はAF枠508に取付けられる。また、AF枠508
の前面のLED502に対向する位置には投光レンズ5
10が配設される。
一方、2つの受光素子512、514が配設されたセン
サ基板516は、受光枠518を介してAF枠508に
取付けられる。また、AF枠508の前面の2つの受光
素子512、514に対向する位置には2つの受光レン
ズ520、522が押え枠524によって取付けられる
。尚、受光レンズ520は、被写体で反射した測距のた
めの光束を受光素子512に導くためのレンズであり、
受光レンズ522は参照光を受光素子514に導くため
のレンズである。
即ち、LED5 0 2の赤外先は投光レンズ510を
介して投光され、被写体で反射したのち、受光レンズ5
20、522を介して受光素子512、514に受光さ
れる。そして、三角測量法に基づき受光素子512、5
14から得られる信号の比率によって被写体距離が求め
られる。尚、第l6図上で530はAF基板である。
ところで、AFユニット500の投光部と受光部の間に
は、第l7図に示すように空間540が設けられている
が、この空間540はT/Wレンズ210をTレンズ2
02に切り替えたときのWレンズ204のレンズ退避部
として利用されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るターレットレンズのピ
ント出し調整機構によれば、複数の撮影レンズのピント
出し調整が容易であり、特にレンズをカメラに組み込ん
だのちのピント出しのための調整は撮影レンズの数に限
らず1箇所のみで行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第l図は本発明が適用されたカメラの外観図、第2図は
第1図に示したカメラの内部構戒を示す斜視図、第3図
は1J2図の駆動ユニットの動力伝達手段を示す斜視図
、第4図は第3図に示した動力伝達手段の平面図、第5
1!I (A)乃至(C)はそれぞれ前記動力伝達手段
のうちの三角カム、ピント切替カム及び対物レンズ切替
カムのカム線図、第6図(A)乃至(C)はそれぞれ前
記動力伝達手段のうちの切替ギアとターレット板との間
の動力伝達を説明するために用いた図、第7図はT/W
レンズのTレンズとWレンズ間のスラスト方向の調整を
説明するために用いた図、第8図はT/Wレンズをカメ
ラに組み込んだのちのピント出し調整を説明するために
用いた図、第9図は第2図に示したアイリスユニットの
分解斜視図、第10図はT/Wレンズとアイリスユニッ
ト中の絞り坂との位置関係を示す斜視図、第11図は前
記絞り板の詳細を示す平面図、第12図は第2図に示し
たファインダユニットの分解斜視図、第13図;ま前記
ファインダユニットの対物レンズ枠、支持台及びファイ
ンダ本体の関係を示す斜視図、第14図は前記対物レン
ズ枠に配設された対物レンズの側面図、第15図はファ
インダの光軸調整を説明するために用いた図、第16図
は第2図に示したAFユニットの分解斜視図、第17図
はT/WレンズとAFユニットとの位置関係を説明する
ために用いた図である。 202・・・Tレンズ、  204・・・Wレンズ、2
06・・・ターレット板、 208・・・回転軸、21
0・・・T/Wレンズ(ターレットレンズ)、230・
・・鏡胴ペース部、 2 3 2・・・鋼球、 2 3 4・・・ 付勢ばね、 8 0 0・・・マウン ト蓋部、 8 0 2・・・ 調整ねじ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の撮影レンズがそれぞれターレット板の回転中心か
    ら等距離に配設されて成るターレットレンズを有し、該
    ターレットレンズをその回転軸を中心にして回転させる
    ことにより、前記複数の撮影レンズを切替え使用するカ
    メラにおいて、前記ターレットレンズ板に対して前記複
    数の撮影レンズを光軸方向に移動調整する第1の調整手
    段と、前記ターレットレンズをカメラに組み込んだ後に
    該ターレットレンズの回転軸を軸方向に移動調整する第
    2の調整手段と、 を備えたことを特徴とするターレットレンズのピント出
    し調整機構。
JP18402089A 1989-07-17 1989-07-17 ターレットレンズのピント出し調整機構 Pending JPH0348228A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008001045A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Sumitomo Heavy Ind Ltd 樹脂封止装置及び樹脂封止方法
CN106908457A (zh) * 2017-02-28 2017-06-30 赛诺威盛科技(北京)有限公司 基于实时跟踪x射线焦点位置的动态校准方法

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