JPS6375717A - 自動合焦装置 - Google Patents

自動合焦装置

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JPS6375717A
JPS6375717A JP61219371A JP21937186A JPS6375717A JP S6375717 A JPS6375717 A JP S6375717A JP 61219371 A JP61219371 A JP 61219371A JP 21937186 A JP21937186 A JP 21937186A JP S6375717 A JPS6375717 A JP S6375717A
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JP
Japan
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light receiving
light
receiving element
lens
subject
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Application number
JP61219371A
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English (en)
Inventor
Kenji Sano
賢治 佐野
Hironobu Sato
裕信 佐藤
Takesuke Maruyama
竹介 丸山
Takaki Hisada
隆紀 久田
Takashi Azumi
安積 隆史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/32Means for focusing
    • G03B13/34Power focusing
    • G03B13/36Autofocus systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/305Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using a scanner

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオカメラなどに用いて好適な自動合焦装
置に関する。
〔従来の技術〕
最近、家庭用ビデオカメラにおいては、その操作性を高
めるために、自動的罠被写体に合焦する手段が設けられ
ているものが多くなった。かかる手段の一例としては、
被写体までの距離を測定して、合焦用レンズの合焦位置
からずれを検出し、この検出結果によりモータ等により
合焦用レンズを駆動し合焦位置まで、合焦用レンズを移
動する。
ところで、被写体までの距離を測定する手段としては、
たとえば、特公昭45−32747号公報や特公昭46
−28500号公報に開示されているように、光を利用
する方法が知られている。すなわち、かかる手段は、投
射レンズと発光素子とからなる発光部と、受光レンズと
受光素子からなる受光部とを備えており、発光部から被
写体に光を照射して、被写体からの反射光を受光部で受
光するようにし、受光素子上での受光状態によって被写
体までの距離を測定するものである。この場合、受光素
子での反射光の受光状態に応じて合焦用レンズを移動さ
せるのであるが、被写体までの距離に応じて受光素子で
の反射光の受光状態が異なり、この受光状態が特定の状
態となるように、発光部を動かしく特公昭45−327
47号公報)、あるいは、受光部を動かしく特公昭46
−28500号公報)、これらの動きに応じて合焦用レ
ンズを移動させるようにしている。したがって、被写体
がいずれの距離にあっても、これに合焦した状態に合焦
用レンズが位置づけらハたと弾には、受光素子での受光
状態は上記の同じ特定状態くある。
以下第12図により、かかる自動合焦装置をビデオカメ
ラに適用した従来の装置を具体的に説明する。なお同図
において、1は投射レンズ、2は発光素子、3は受光レ
ンズ、4は受光素子、5は合焦用レンズの一部、6は合
焦用レンズを保持し回動によって矢印Z方向に移動可能
なフォーカス環7はフォーカス環に設けたAFギア、8
はAFギア7に歯合しAFギア7を駆動する駆動ギアを
有するAFモータ、9は受光素子を保持する受光素子保
持部材、10はフォーカス環の端面11に当接するカム
フォロワ12αと、受光素子保持部材に当接するカムフ
ォロワ12bとを植設したリンク機構、13はリンク機
構な回動可能に軸支する軸受部、14はカムフォロワが
常に受光素子保持部材に当接するよ5&CLだ弾性部材
、15は発光素子を発光させたり、受光素子での受光状
態を検知し合焦判定を行い、非合焦判定時AFモータを
駆動し合焦動作をさせる等を行わせるための自動合焦回
路である。
この自動合焦装置は、投射レンズ1と発光素子2とから
なる発光部と、受光レンズ3と、受光面が2つに分かれ
た、2分割受光素子4とからなる受光部と1.フォーカ
ス環6とリンク機構10と受光素子保持部材9と、弾性
部材14とからなる受光素子駆動部と、受光素子4の受
光状態により、被写体への合焦状態を判定しフォーカス
環6を回動させ合焦動作をさせる回路部15とで構成さ
れている。
尚、合焦の判定は、前記2分割受光素子4に受光する被
写体からの反射光の光量が均等に入射した状態である。
合焦状態からずれた状態では、前記2分割受光素子4の
夫々の受光光量に差があり、受光光量の差に応じ、AF
モータ8を動作させ、フォーカス環6fjt回動して合
焦レンズをZ方向に移動する。これとともに受光素子4
が上記合焦状態になるように移動し、合焦状態となると
AFモータ8は停止し、したがって、フォーカス環6も
停止する。このとき合焦用レンズは被写体に対し合焦位
置にある。
上記動作に際し、リンク機構10は、フォーカス環6の
矢印Z方向の動きにつれ、受光素子4を矢印X方向の運
動に変換している。このリンク機構10において、フォ
ーカス環6に当接するカムフォロワ12αと、軸受部1
3との距離llは、受光素子保持部材9に当接するカム
フォロワ12hと、軸受部13との距離12より長く設
定されている。即ちリンク機構により受光素子の動きは
拡大され、これによって受光素子の位置決め精度を高め
ている。
ところで受光素子4の移動t−は、投射レンズ10光軸
と、受光レンズ30光軸との間隔Jj(以下基線長とい
う)と、受光レンズ3の焦点距離fと、被写体までの距
離y(合焦用レンズが合焦する最近被写体までの距離)
とにより、次式で示される。
X=1     ・・・・・・・・・・・・・・・(1
)また、受光素子4の移動蓋2とフォーカス環の移動f
Zと、リンク機構10でのll、 12との間には次の
関係式が成り立つ。
上記(11、(21式により受光素子4の移動量が関係
づけられた自動合焦装置を有するカメラを小形化するた
めには、上記基線長1f7小さくする必要がある。この
基線長lを小さくすると、(1)式より分かる如く、受
光素子4の移動t−も小さくなる。
このため、(2)式において、12を小さくするか、ま
たはZを小さくするか、あるいは11を大きくする必要
がある。しかし移動量Zを小さくすることは、前記した
受光素子位置決め精度を劣化させるため。
小さくすることは不適である。また12を小さくするこ
とも構造上限界がある。
また11を大きくすると、受光部とレンズとの距離が離
れる方向となり、カメラが全体として大きくなる。この
ように、リンク機構lOを用いると、基線長lを小さく
することは困難である。従ってカメラ自体も小形化する
ことは難しい。
また受光素子4は、合焦動作のために移動する構造にな
っているため、リンク機構10を含む受光素子移動機構
は、組立に際し、取付は精度等高めなければならない。
しかしこれを実現することは、困難である。このために
取付時の受光素子位置設定誤差を除くため、受光素子移
動機構に、この前記設定位置を調整するための機構が必
要である。
従って受光素子4は可動部、調整部を有する複雑な機構
部に取付けられることになる。可動部と調整部との干渉
をさけるため受光素子4の保持部構造は規模が大きくな
る。また前記した如く、可動部をさけて調整部を設ける
ため、設計の自由度も小さくなるし、部品点数が多くな
るため部材の積上げによる誤差を生じ精度を出すことが
難しいとい5問題もあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記した如く、上記従来技術においては、装置の小形化
、構造の簡略化の点について配慮がされておらず、基線
長が大きいため装置が大きなものになっている。また受
光素子を可動しかつ位置を調整する機構に取付けである
ため構造が複雑になっており、精度を扁く出すことが難
しいという問題があった。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点を解消し、構
成が簡単でかつ小形化可能な自動合焦装置を提供するに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、受光素子を位置
設定調整機構に取りつけるとともに、該受光素子と受光
レンズとの間に、受光レンズの光軸と投射レンズの光軸
とを含む平面に直交する軸に関して回転可能で、かつ、
発光素子から投射された光線を通す平面板を設け、この
平面板をフォーカス環と連結してその動きに応じて回動
させるようにし、受光素子の出力によってフォーカス環
を駆動する手段を設けたものである。
〔作用〕
平面板は、フォーカス環の移動にともなって回動するの
で、受光光線は平面板回動圧つれ偏向し、受光素子での
受光状態が変化する。
このように受光素子を直接動かさずに、光学的に、被写
体からの反射光を動かす機構を設けたので、受光素子部
の組立・取付けに際し受光素子位置を調整する機構と分
離できる。従って構造は簡略化することができ精度も出
しやすい。また受光素子を直接動かしていた時の移動量
に比べると、平面板による反射光を偏向させて動かす方
が、移動量を大きくとれるため、精度が出せる。このた
め従来基線jを大きくして、受光素子部の精度の悪くな
った分を補償していたが、光学的に反射光を偏向する方
法では、その必要がなくなり、基線長を短縮化すること
ができる。
第13図を用いて、平面板の作用について詳細に以下説
明をする。
いま平面板が、受光レンズ光軸CVc対して角度βだけ
傾いているとする。この光軸Cに対し角度θで平面板に
入射した光線りは、受光面Rで、平面板がない場合に比
較して、1だけ位置ずれが生じる。このずれ量eは次式
により求められる。
g = A (−β−■β−θ)  ・・・・・・(3
)但し、人= d (tani −mi )龜=θ+9
♂−β sin i = Nm i である。
iは平面板に入射する光線りの、平面板に対する入射角
、iは屈折角を示す。
上記式より、位置ずれ量eは、平面板の屈折率Nと、厚
さd、平面板に入射する光線りの光軸Cとなす角θ、平
面板の光軸Cに対する傾き角βで定められる値である。
屈折率Nは、平面板の材質で定まり、厚さdは平面板の
形状寸法を決めることで定まる。また角度θは、被写体
距離(第12図のy)と基線長!で定まる値であるから
、βをコント四−ルすることによって、位置ずれ量−を
決定することができる。
例えば、被写体距離1m、基線長1 =25111 、
受光レンズの焦点距離f =3Qi11.平面板の屈折
率N = 1.5168 、厚さd = 3 xxとし
た場合、受光面R上では、平面板がない時次式で求まる
Xだげ光軸Cよりずれが生じる。
よ=K 即ちx = 0.75111となる。このずれ量を平面
板で光軸Cにもっていくためには、式(3)で# : 
Q、751mとして角度βを求める。β=54.7度と
なり、平面板を光軸に対し54.7度傾ければよい。
至近被写体距離1mから、無限距離まで測距するとし、
(3)式で計算をすると、平面板の光軸Cに対する角度
βは、54.7度から90度までの範囲である。
次に、角度βから求まる平面板の回転角は、90−βで
ある。この回転角は、基線長lと平面板の厚さdによっ
て大きく変化する。
このことは、基線長lを短縮した場合においても、厚さ
dを適当に選択することで、基線長!を短縮する以前と
同等の平面板回転角を得ることができることを示してい
る。
具体的に説明をすると、前述と同条件で、基線長lを5
011とした場合、板厚dが3顛平面板の回転角は56
.2度となる。ここで板厚dを3mのままにして、基線
長lを25闘と半減すると平面板の回転角は35.4度
になる。しかし、板厚dを2顛にすると、回転角は47
.4度と増大する。
このよさに、基線長!を短縮した場合においても平面板
の厚さdを薄くすることによって、回転角を大きくする
ことができるので、同一撮影レンズにおいては回転の精
度を一定に保つことができる。
以上述べたように、このように光学的に反射光を偏向す
る方法を用いれば、基線長とを短縮することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明するも第1図
は本発明による自動合焦装置の一実施例を示す概略構成
図である。構成は大別すると以下の4部分に分けて考え
ることができる。
(a)被写体測距部、(h)合焦機構部、(C)回路部
、(d)ズームレンズの4つであり以下順に説明する。
被写体測距部の構成において、1は投射レンズ、2は発
光素子、3は受光レンズ、4は受光素子である。合焦機
構部の構成において、21は平面板、22は平面板21
につながっているレバー、23はレバー22に設置した
カム7オロワ、24はフォーカス環端面に設けたカム面
、14はカムフォロワ23をカム面に当接させておくた
めの弾性部材である。次に回路部は、発光素子2の駆動
、受光素子4での受光光量の状態により合焦状態を判定
し、AFモータ8を駆動制御する自動合焦回路15で構
成される。
ズームレンズは被写体に合焦するレンズ部5を含み、被
写体像を撮像素子(図示せず)に結ばせるd構成なさら
に詳細に以下説明をする。第2図は本実施例により構成
した自動合焦装置の組図である。131はズームレンズ
、132はズームレンズの鏡筒に固定したフィルタを含
むフィルタカバー、31は自動合焦装置の測距部及び合
焦機構部を内包するAFユニットホルダ、134は自動
合焦回路を組んだ基板、135は基板134をズームレ
ンズに保持する為に、ズームレンズ鏡筒に設けた基板取
付i、 136はAFユニットホルダを取付るための、
ズームレンズ鏡筒に設けたユニット取付部である。
第3図は、このAFユニットホルダに内包し組込まれた
測距部1合焦機構部を示す図である。第4図は合焦機構
部要部断面図である。
投射レンズ1の形状をプラスチック成形によって構成し
た一例として、第5図に示す。レンズの両面は非球面構
成とし、光軸方向で発光素子2と投射レンズ1の位置決
めをするための突起部51を設けである。52 、53
は投射レンズ1をユニットホルダ31に組込み時レンズ
倒れを防止するためのソバ部である。ソバ部53の一部
切欠き部54は、投射レンズ1をユニットホルダ31に
組込後接着するための接着剤の溜め部である。第31図
において、ユニットホルダ31には前記投射レンズ1の
突起部51に嵌合する位置決め穴を設けである(図示せ
ず)32はツバ部520案内部である。発光素子2は基
板61に取付けた後、ホルダ62に取付け、このホルダ
62をユニットホルダ31に組込む構造としている。
この部分の分解図を第6図に示す。基板61には発光素
子2の端子を挿入する六63と、ホルダ62にネジ固定
する穴が設げである。ホルダ62には、発光素子2の外
径な基準とし、はめ合い嵌合するバーリング部65と、
発光素子位置決めの為の突起部66と、倒れ防止のツバ
部67が設けである。尚発光素子2の輝点け、投射レン
ズの光軸より若干偏寄させである。これは、投射光線が
撮影レンズの光軸と略3m付近で交叉するように設定さ
せるためである。
ユニットホルダ31において、33は仕切部であり発光
素子2で発した光が受光部側にもれこまないようにしで
ある。受光レンズ3の形状も、投射レンズと同じくプラ
スチック成形により非球面レンズであり、同様に位置決
め突起部、倒れ防止ツバ部を有している。
次に合焦機構部の構成について詳細にのべる。
21は平面板、34は平面板ホルダ、35は平面板ホル
ダ34に植設した回転軸、36は回転軸を受ける軸受部
材、37は平面板ホルダ34と一体となったレバ一部、
38はレバ一部37に設けた弾性部材16の引かけのた
めの切欠部、17はレバ一部に取付けたカムフォロワ、
39は弾性部材16の取付ピン、40はカムフォロワ1
7が回動するために設けたユニットホルダのカムフォロ
ワ逃げ穴である。
次に受光素子部の構成についてのべる。第7図は、受光
素子部を第3図の矢印P方向よりみた図である。
受光素子4は、基板71に搭載されており、この基板7
1は、スライダ72に取付けられている。スライダ72
の突起72αと側面72hとで受光素子の高さ方向と、
横方向の位置決めを行っている。矢印A−A′方向にス
ライダ72が移動できるように、案内溝72C,72d
を設けである。73は、案内溝72dにガタつぎなく嵌
合し、ユニットホルダ31に圧入された案内部材、74
は位置調整部材、74aはネジ部、74bはテーパ部、
75はこのネジ部74αに係合するネジ、76はこのテ
ーパ部74A K当接するピン、77はこのピン76と
テーパ部74bとを当接せしめるバネである。このバネ
77は、スライダ72の折曲ゲ部に一方を係止してあり
、他方は案内部材73に係止している。
41α、41hはユニットホルダ31ヲズームレンズ1
31に取付けるためのネジ穴、42α、42bはユニッ
トホルダ31と、ズームレンズ131の位置を決める、
位置決めピンの入る穴であり、位置決めピンはズームレ
ンズ131に設けである(図示せず)。
133はユニットホルダのフタである。
次に自動合焦回路15の詳細についてのべる。第8図に
自動合焦回路の一例のブロック図を示す。
4は2分割受光素子、102α、 102Aは受光素子
4の各受光部4α、4Aに光を受けたときに生じる光電
出力電流を、電圧に変換するプリアンプ、1oaa 。
103bはAGCアンプ、104α、 104bはAG
Cアンプの制御用の検波器、114は検波器104α、
 104bの大きい方の出力圧よってAGCアンプ10
3α、 1034の利得を制御するコントローラ、10
5α、 105bは被写体からの反射光の信号成分であ
るAGCアンプの出力を検波する同期検波器、106α
、 106bは同期検波器105α、 105bの出力
をそれぞれ時間積分する積分器、1074 、107b
は積分出力電圧を基準電圧(図。
示せず)と比較する比較器、108は2つの比較器出力
を論理的に加算するオアゲートであり、オアゲート出力
が真ならば、積分器106α、 106Aを入力信号に
無関係に強制的に所定の積分動作をさせる。
109は同期信号、タイミング信号、モータ駆動信号等
を発生するマイクロプロセッサ、110は発光素子、例
えば赤外発光ダイオード2を駆動する発光素子駆動回路
、111はAFモータ8を駆動するモータ駆動回路であ
る。
次に自動合焦動作について説明する。
発光素子2から発した光を投射レンズ1により、被写体
に投射する。この被写体からの反射光を受光レンズ3.
平面板21を経て受光素子4上に受光させる。被写体に
投射される投射光は、発光素子2の輝点が一例では円状
であるので、被写体上でも円状を保っている。従ってこ
の被写体からの反射光を受光する受光素子上での受光光
も円状である。第10図体)K示す如く、受光素子4の
各受光部4α、 4AK均等に光を受光しているときに
は合焦状態、同図(b)のように均等に受光していない
場合には非合焦状態である。なお、スポット形状は円状
である必要性はなく、受光素子の分割方向に対称であれ
ばよい。
即ち、受光素子4αでの受光スポットSαと、受光素子
4hでの受交スポットShによる、各受光素子での光量
がバランスしたとき合焦状態である。第10図(b)の
状態のときは受光スポットを矢印A1の方向へ動くよう
に動作させる。
このため自動合焦回路15では、受光スポットのバラン
スを調べることにより合焦状態か否かを判別し、非合焦
状態にあるときは、合焦状態にすべく、AFモータ8を
動作させる。AFモータ8を動作させると第4図に示し
たように、AFモータ8の出力軸に取付けであるAFモ
ータギアが回転し、これに歯合しているフォーカス環6
に設けたAFギア7が回転する。フォーカス環6とAF
ギア7は一体になっているため、フォーカス環6も回転
する。フォーカス環6には、合焦用レンズ5が保持され
ており(第1図)、かつフォーカス環6はズームレンズ
本体の固定筒(図示せず)に多条ネジ(へりコイドネジ
)で係合している。フォー・カス環6が回動すると、こ
のヘリコイドネジのリードに沿ってフォーカス環が光軸
方向に動き、被写体に合焦する動作をする。また、この
フォーカス環の端面に設けたカム面24には、平面板2
1とリンクしたカムフォロワ17が当接しており、弾性
部材16により常にカム面24に接触している。このた
めフォーカス環6が光軸方向に動くとカムフォロワ17
も動く、従って、平面板21は、回転軸35を回転中と
して、回動する。平面板21は、前記作用の所で説明し
た如く、回転することにより、被写体からの反射光を偏
向する。以上述べたことより分るごとくフォーカス環6
0光軸方向の動き(へりコイドネジによる動きと回転に
よるカム面の移動の両者)により、合焦用レンズは被写
体に合焦するように動き、平面板21は、受光素子上の
受光スポットが、2分割された各受光素子上でバランス
するように回動する。即ち合焦用レンズが被写体に合焦
したときに、2分割された受光素子上で、受光スポット
がバランスするように、フォーカス環6のカム面24を
設定しである。
フィルタカバー132に取付けであるフィルタは、発光
素子2から出た赤外光の波長成分を有する光を通過させ
、それ以外の波長の光を通過させないように働く。これ
により合焦用受光光のみを選んでいる。また発光素子で
発する元は、マイクロプロセッサ109より発生する同
期信号で、変調をしている。このようにすることにより
、外界の同じ赤外光成分と、測距する被写体からの反射
光とを区別して取るようにしている。即ち、この変調さ
れた光のみを、前記した自動合焦回路15の、同期検波
器105α、 105hによって取出している。
次に回路動作について詳細に述べる。
受光素子4α、4hで受光した光量に応じて電圧に変換
された電圧をプリアンプ102α、102bで増幅し、
A G Cアンプ103α、 103bへ入力する。こ
のA G Cアンプ103a、 10:lの出力が、一
定振幅を起えて飽和する事のないよう、検波器104α
、 104Aとコントローラ114により利得制御する
。AGCアンプ103α、 103hで得られた信号は
、発光素子2を駆動したと同じ同期信号で、同期検波し
、ここで被写体からの反射光成分として取り出す。しか
しこの取り出した信号成分の出力は、微弱であり、かつ
高周波成分が含まれており、S/Nが悪い。従って、積
分器106α、 106hで積分すると、高周波成分は
時間平均すると零になり、検波した信号成分が時間に比
例した負となって得られる。今各受光累子4a。
4bはそれぞれ受光光量と検出する系統を持って丁6す
、受光素子4αの方をAch 、 4bの方をf3ch
とする。
第9図は、受光素子4α、4bとで受光スポットの受光
状態が異なっている場合の積分動作の説明をするための
波形図である。各チャンネルでの積分動作において、A
ch側の受光量の方がf3ch側より多いとすると、積
分出力が基準電圧v1に達する時刻がAch 、 B1
?Aで異なり、Ac Aでは、積分スタート後、時刻t
1で基準電圧に達したとする。時刻t1で基準電圧に達
したことが比較器107αで検出さ才すると、その出力
はオアゲート108を通して積分器106α、 106
bに印加されて、その後の積分動作をあらかじめ設定し
た時間積分の動作に切換えられる。
そして、BchO方の積分回路106hが時刻t2で基
準電圧に達したとする。積分特性を同じとすると、この
時間差1.−11を計測することにより、合焦状態を判
定できる。またどちらの方向(前ビンか後ビンか)にズ
しているかも判る。即ち12−11の符号をみれば方向
が、12−1.の絶対値をみればズレ量が判る。この時
間差をマイクロプロセッサ109により計測し、AFモ
ータ8に回転方向を指示し、AFモータ8の動作を制御
している。
以上のべた如く、自動合焦動作は、被写体の位置を、被
写体に投射した投射スポットの反射光を、2分割受光素
子4α、4b上に受光し、この受光スポットのバランス
を検出することにより測距し、自動合焦回路15で被写
体距離と、この被写体距離和合焦するフォーカス環6の
位置とのズレな出し、合焦状態を判別し、平面板21に
よりフィードバックをかげて、被写体に合焦するよ5K
した制御を行っているといえる。
第11図は、受光素子部構成の他の実施例を示すもので
ありノイズの影響を小さくするため受光素子基板の分解
構成を示したものである。
基板71に受光素子4、受光素子4の近傍にプリアンプ
81を配置(2つを一体にしてもよい)このプリアンプ
81を前後方向よりシールド板82 、84によりカバ
ーするように取付ける。前カバーは受光部(受光素子面
上に一部切欠き部83を設けであるまた後カバーには線
材通し部六85を設けてあり、それぞれのカバーは舌状
突起部86を基板71に設けた六87に挿入し、固定す
るよ5にしである。このようにすることによりノイズの
影響を少なくできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、基線長を短縮す
ることができ、フォーカス環の回転運動を平面板に伝達
する機構も簡単な構成とすることが出来、全体として小
形な自動合焦装置が得られる。また前記機構により被写
体からの反射光を偏向する機構部が独立して設けること
ができ、受光素子の初期位置設定調整機構も独立させる
ことができる。従って夫々の機構は簡略化、規模の縮小
部品点数の削減をはかることができる。また夫々の機構
ガタつき分も少なく、組立も簡単となり組立誤差も少な
くなり、精度向上がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の自動合焦装置の一実施例を示す概略
構成図、第2図は、本発明による自動合焦装置を設けた
ズームレンズの全体を示す側面図、第3図は、AFユニ
ットホルダに組込まれた測距部及び合焦機構部の一例を
示す平面図、第4図は、合焦機構部の要部断面図、第5
図は、投射レンズ形状の一例を示す斜視図、第6図は、
発光部の構成の一例を示す分解図、第7図は、受光素子
部の一例を示す平面図、第8図は、自動合焦回路の一例
を示すブロック図、第9図は、積分動作を説明するため
の波形図、第10図は、受光スポットの受1・・・投射
レンズ、   2・・・発光素子、3・・・受光レンズ
、   4・・・受光素子、5・・・合焦用レンズ、 
 6・・・フォーカス環、7・・・AFギア、    
8・・・AFモータ、14 、16・・・弾性部材、 
 15・・・自動合焦回路、21・・・平面板、   
  17 、23・・・カムフォロワ、24・・・カム
面、31・・・ユニットホルダ、34・・・平面板ホル
ダ、  35・・・回転軸、36・・・軸受部材。 /−゛ 代理人弁理士 小 川 勝 男X 芭1図 第 2 図 案十図 葛乙図 第7 図 萬ε図 5シ!」71ノto’a弓jしす、tlaぜi→〕1λ
−2吊 10 図 ((1)合、!!、状飄   1’b)非合焦状乞莫 
ll  図 第 72 図 篤 13  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 投射光学系と発光素子からなり被写体に光を投射する発
    光部と、受光光学系と受光素子とからなり該被写体に投
    射した投射光の該被写体からの反射光を受光する受光部
    とを備え、該受光部での該反射光の受光素子上での受光
    状態に応じて、合焦用レンズを保持したレンズ保持部材
    を駆動する駆動部材を制御し、該被写体に合焦するよう
    に保持部材を駆動するようにした自動合焦装置において
    、前記受光光学系と受光素子との間に、該反射光を偏向
    させる偏向部材と、この偏向部材を保持し回転可能に軸
    支する保持部材と、この保持部材とレンズ保持部材とを
    係合する係合部材と、偏向部材を被写体の距離に応じて
    所定量回動させる部材とを設けたことを特徴とする自動
    合焦装置。
JP61219371A 1986-09-19 1986-09-19 自動合焦装置 Pending JPS6375717A (ja)

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US4782356A (en) 1988-11-01
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KR880004685A (ko) 1988-06-07

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