JP3044688B2 - カメラの制御方法 - Google Patents
カメラの制御方法Info
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- JP3044688B2 JP3044688B2 JP2739890A JP2739890A JP3044688B2 JP 3044688 B2 JP3044688 B2 JP 3044688B2 JP 2739890 A JP2739890 A JP 2739890A JP 2739890 A JP2739890 A JP 2739890A JP 3044688 B2 JP3044688 B2 JP 3044688B2
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Description
テムを簡易で且つ繰り返し誤差の少ない機構とすること
ができるカメラの制御方法に関する。
ヘリコイドねじにより繰り出すことによってピント調節
を行っている。また、被写体距離に応じて絞りを制御す
ることは公知である。
移動させるため機械的ストップ誤差が入りやすく、許容
錯乱円直径が小さくなりレンズの移動制御量が小さくな
ってくると、このストップ誤差が問題となってくる。
機的に組み合わさっていないため、合焦範囲を広くして
撮影するということがなされていない。
写体に対して自動合焦システムを簡易で且つ繰り返し誤
差の少ない機構とするとともに、被写体側での深度を可
能な限り広くすることができるカメラの制御方法を提供
することを目的とする。
軸上に1又は複数の平行平板光学素子を出し入れするこ
とにより該撮影レンズのピント位置を調節するようにし
たカメラの制御方法において、被写体の距離及び明るさ
を示す測距値及び測光値を測定し、前記測定した測距値
に基づいて前記平行平板光学素子の出し入れを選択し、
前記測定した測光値に基づいて絞りの選択及びシャッタ
速度の決定を行う際に、少なくとも絞りの選択は、前記
測定した測距値及び測光値に基づいて前記選択した平行
平板光学素子の出し入れによってピント位置が調整され
た状態で、被写体が被写界深度に入る絞りをプログラム
により選択し、更にシャッタ速度を決定することを特徴
としている。
素子を出し入れすることにより、ピント位置を調節する
ようにしている。そして、この平行平板素子の出し入れ
は、測距した被写体距離に基づいて選択するようにして
いる。この合焦システムによるピント位置調節は、平行
平板光学素子の出し入れによって行われるため、その繰
り返し誤差は皆無である。また、測定した被写体の距離
及び明るさに基づいて絞りの選択を行うようにしてい
る。この絞りの選択に際し、明るい被写体ではその絞り
を選択できる範囲が広がるが、この場合には、最も被写
界深度の深い絞りを選択するようにしている。
の好ましい実施例を詳説する。
このカメラは電子スチルカメラであり、シャッタレリー
ズボタン10をONにすると、撮影レンズ12によってCCDセ
ンサ(図示せず)上に結像した被写体像は、CCDセンサ
によって光電変換されて1画面分のビデオ信号として図
示しない磁気記録再生装置に出力される。
磁気ディスクを所定の回転速度で回転させるディスク駆
動部、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に移動させ
るヘッド送り機構及びディスク駆動部、ヘッド送り機構
等を制御する制御部から構成されており、前記ビデオ信
号は磁気ヘッドを介して磁気ディスクの所定のトラック
に磁気記録される。また、磁気ディスクに記録されたビ
デオ信号は、磁気ヘッドを介して適宜読み出される。
設けられ蓋14と共に開閉するフロッピーホルダ内に挿入
され、かつ蓋14を閉じることにより所定の磁気記録再生
位置に位置決めされる。尚、16は蓋14を開くためのレバ
ーである。
(ワイド)の2種類の撮影ができるようになっており、
このテレ(T)とワイド(W)の切り替えは、T/Wボタ
ン18によって行う。更に、ストロボ20はカメラ上面に開
閉自在に配設されており、閉時(収納時)のストロボ20
は開レバーツマミ22を操作することによって開くことが
できるようになっている。尚、24はカメラに電源を供給
するためのバッテリーである。
の内部構成を示す斜視図である。このカメラ部は、主と
して駆動ユニット100と、ターレットレンズユニット200
と、アイリスユニット300と、ファインダユニット400
と、AFユニット500と、CCDユニット600とから構成され
ている。尚、700はAE基板であり、800はマウント蓋部で
ある。
て説明する。
ターレット板206の回転中心から等距離に配設されて成
るターレットレンズ(以下T/Wレンズという)210のレン
ズ切り替えと、Tレンズ402とWレンズ404とがそれぞれ
対物レンズ枠406に配設されて成るファインダ対物レン
ズユニット410の対物レンズ切り替えと、撮影レンズの
ピント調整を行うためのピント切換レバー130の出し入
れとを、1つのモータ102によって行うものである。
記T/Wレンズ210、ファインダ対物レンズユニット410及
びピント切替レバー130に駆動力をそれぞれ伝達する動
力伝達手段を示す斜視図である。
Aからアイドルギア104を介してそれぞれ駆動カムギア10
6及び108に伝達される。駆動カムギア106の下面には、
三角カム109が配設され、この三角カム109は、扇型フォ
ロワ110の長方形の孔110A内に係合し、孔110Aの内側の
2平行面に摺接できるようになっている。従って、駆動
カムギア106の回転に伴って三角カム109が回転すると、
扇型フォロワ110は所定の角度範囲内で揺動する。
この扇ギア110Bは切替ギア112と噛合している。この切
替ギア112にはターレット板206に動力を伝達するための
突起112Aが植立されており、一方、切替ギア112と同軸
上に回動自在に配設されるターレット板206にも前記突
起112Aと異なる半径位置に突起206Aが植立されている。
そして、前記突起112A及び206Aをその両端部で挟むよう
に捩りばね114が掛けられている。従って、切替ギア112
が回動すると、その回動力は切替ギア112の突起112A、
捩りばね114及びターレット板206の突起206Aを介してタ
ーレット板206に伝達され、該ターレット板206を回動さ
せる。これにより、T/Wレンズ210のレンズ切替えが行わ
れる。
物レンズ切替カム120及びピント切替カム122が配設され
ている。対物レンズ切替カム120は、その回転位置に応
じてダンプばね124を有するファインダ切替レバー126を
回動させる。このファインダ切替レバー126の回動によ
りダンプばね124を介してファインダ対物レンズユニッ
ト410が回動させられ、T/Wの対物レンズの切替えが行わ
れる。
光路長切替手段としての平行ガラス128を有するピント
切替レバー130を回動させる。このピント切替レバー130
の回動による平行ガラス128の出し入れにより、撮影レ
ンズのピント位置、本実施例ではTレンズ202のピント
位置が切り替えられる。尚、ピント切替レバー130は、
そのカムフォロワがピント切替カム122のカム面に当接
するようにばね132によって常時付勢されている。
レンズ210はTレンズ202を使用する位置に切り替えら
れ、ファインダ対物レンズユニット410もTレンズ402を
使用する位置に切り替えられ、ピント切替用の平行ガラ
ス128は撮影レンズ光軸から退避している状態に関して
示している。
ムギア106が回転させられると、この駆動カムギア106の
下面に設けられた三角カム109によって扇型フォロワ110
は支軸111を中心にして所定の回動範囲内で間欠的に揺
動する。即ち、扇型フォロワ110は、その回動端に達す
ると、その後三角カム109が60゜回転したのち、逆方向
に回動を開始し、三角カム109が1回転すると扇型フォ
ロワ110も1往復する。
する切替ギア112は120゜の範囲で回動する。一方、この
切替ギア112から捩りばね114を介して駆動力が伝達され
るターレット板206は、図示しないストッパによって90
゜の範囲で回動できるようになっている(第5図(A)
参照)。
回転量だけオーバストロークし、ターレット板206の2
つの停止位置(Tレンズ使用位置とWレンズ使用位置)
においてターレット板206を捩りばね114によってばね付
勢するようにしている。
捩りばね114を介してターレット板206に回転駆動力を伝
達する態様を示しており、ターレット板206が回動範囲
内にある場合には、第6図(A)に示すように切替ギア
112の駆動力はその突起112Aから捩りばね114を介してタ
ーレット板206の突起206Aに伝達され、ターレット板206
は切替ギア112とともに回動する。即ち、第6図(A)
に示すように突起112Aと206Aは常に対向した位置にあ
る。
がTレンズ使用位置に達したのち、切替ギア112が更に
時計回り方向に15゜回動すると、突起112A、206A間が離
間し、捩りばね114を介してターレット板206に時計回り
方向のばね付勢力が加わる。
6がWレンズ使用位置に達したのち、切替ギア112が更に
反時計回り方向に15゜回動すると、突起112A、206Aが離
間し、捩りばね114を介してターレット板206に反時計回
り方向のばね付勢力が加わる。
板206に回転駆動力を伝達するとともに、Tレンズ使用
位置とWレンズ使用位置の2つの停止位置においてター
レット板206をばね付勢するようにしている。
ズユニット410の切替えについて説明する。
が同数の駆動カムギア108がアイドルギア104によって回
転させられると、この駆動カムギア108の上面に設けら
れたピント切替カム122及び対物レンズ切替カム120が回
転する。
ー130との関係と示すカム線図である。第5図(A)に
示したカム線図との比較からも明らかなように、ピント
切替レバー130は、T/Wレンズ210がTレンズ使用位置で
停止している期間中に、ピント切替カム122によって駆
動され、第4図上で反時計回り方向に回動させられる。
これにより、ピント切替レバー130に配設された平行ガ
ラス128が撮影光軸上に介在し、Tレンズ202のピント位
置が切り替えられる。
ンダ切替レバー126(ファインダ対物レンズユニット41
0)との関係を示すカム線図である。即ち、第4図に示
すようにファインダ切替レバー126は、対物レンズ切替
カム120の回転によって支軸127を中心にして揺動する。
このファインダ切替レバー126はダンプばね124を有して
おり、このダンプばね124を介してファインダ対物レン
ズユニット410に第4図上で反時計回り方向の回転力を
伝達できるようになっている。
中心にして回動自在に配設され、Tレンズ402又はWレ
ンズ404を使用する位置に達するとストッパによって停
止させられるようになっている。また、このファインダ
対物レンズユニット410には、前記ダンプばね124が当接
するピン412が配設されるとともに、ファインダ対物レ
ンズユニット410を第4図上で時計回り方向に付勢する
付勢ばね414が設けられている。
置は、前述したようにTレンズ402を使用する位置にあ
り、このファインダ対物レンズユニット410は付勢ばね4
14の付勢力によって図示しないストッパに当接してい
る。このとき、ダンプばね124とピン412とは離間してい
る。
切替レバー126が第4図上で時計回り方向に回動させら
れると、レバー126と同時にダンプばね124が回動する。
このダンプばね124の回転駆動力はピン412に加わり、付
勢ばね414の付勢力に抗してファインダ対物レンズユニ
ット410を第4図上で反時計回り方向に回動させる。そ
して、ファインダ対物レンズユニット410がWレンズ404
を使用する位置に達してストッパによって停止すると、
ダンプばね124はファインダ対物レンズ410をストッパに
付勢する付勢ばねとして機能する。即ち、ファインダ切
替レバー126は、ファインダ対物レンズユニット410がW
レンズ404の使用位置に達して停止したのち、更に時計
回り方向に回動し、ダンプばね124による付勢力がファ
インダ対物レンズユニット410に加わるようになってい
る。
によってT/Wレンズ210のTレンズ202とWレンズ204の切
替え、ファインダ対物レンズユニット410のTレンズ402
とWレンズ404の切替え及びピント切替レバー130の出し
入れを行っている。
が配設され、また駆動カムギア108が取り付けられる地
板上には位置検出用のコード板(図示せず)が配設され
ており、コード板のブラシの位置によりWレンズ使用位
置、Tレンズ使用平行ガラス未使用位置及びTレンズ使
用且つ平行ガラス使用位置の3つの位置が検出できるよ
うになっている。そして、この検出出力に基づいてモー
タ102が制御される。
し調整機構について説明する。
206とTレンズ202、Wレンズ204及び回転軸208等から成
り、ターレット板206には回転軸208が固着されるととも
に、Tレンズ202及びWレンズ204がねじ込み固定できる
ようになっている。
は、Wレンズ204のフランジ部204Aがターレット板206に
当接するまでねじ込み接着することによって行う。
れるが、その取付時のTレンズ202のスラスト方向の位
置調整は以下のようにして行う。
0をセットする。そして、T/Wレンズ210のWレンズ204を
オートコリメータ220の光路内に入れ、オートコリメー
ション法により鏡222の位置(スラスト方向)をセット
する。これが基準零点である。
トコリメータ220の検出部224からの出力をたよりにTレ
ンズ202をスラスト方向に移動させ、Tレンズ202の結像
点をWレンズ204の結像点に合わせる。
置調整が行われる。
すようにカメラに組み込まれる。即ち、T/Wレンズ210の
回転軸208は、鏡胴ベース部230とマウント蓋部800との
間に回動自在に軸支される。ここで、鏡胴ベース部230
には、鋼球232と付勢ばね234が設けられており、またマ
ウント蓋部800には、調整ねじ802が設けられている。
尚、付勢ばね234は、鋼球232を介して回転軸208をマウ
ント蓋部800の調整ねじ802に向かってばね付勢してい
る。
出しは、Wレンズ204の像をたよりに調整ねじ802を回転
させ、T/Wレンズ210のスラスト方向の位置を調整するこ
とによって行う。尚、Wレンズ204のピント出し調整が
行われると、前述したようにWレンズ204とTレンズ202
の相互間の位置調整が予め完了しているため、Tレンズ
202のピント調整も同時になされる。
ついて説明する。
同図において、ステッピングモータ302は、止めねじ30
4、304によって押さえ板306を介してモータ地板308に固
定される。モータ地板308の下面には、ギア310、312が
支軸314によって回転自在に配設されており、このモー
タ地板308は台座320を挟んでアイリス地板330に止めじ
ね316、316によって固定される。尚、台座320には、タ
ーレット型の絞り板340のホームポジション(切欠き部3
42)を検出するためのフォトインタラプタ322が押え板3
24によって固定されている。
4は支軸346によってアイリス地板330に回動自在に配設
されている。
ッピングモータ302の出力軸302Aに配設されたギア303か
らギア310、312及び344の順に回転駆動力が伝達され、
絞り板340が回転させられる。
08への取付けは以下のようにして行う。
準位置で回動不能に固定するため、アイリス地板330と
絞り板340にそれぞれ位置決め用孔(図示せず)を穿設
し、これらの孔にピンを差し込む。尚、絞り板340には
複数の絞り孔が穿設されているため、これらの絞り孔の
うち1つを上記位置決め用孔として兼用してもよい。
て、その出力ギア303と後続のギア310とが噛合するよう
にステッピングモータ302を適宜回転させたのち、該ス
テッピングモータ302を止めねじ304、304によって固定
する。このようにして、ステッピングモータ302の基準
位置と絞り板340の基準位置とが合うように位置調整し
たのち、アイリス地板330に絞り板340を回転不能に固定
するピンを外す。
の配置関係を示す図であり、第11図は絞り板340の平面
図である。
レンズ202とWレンズ204との間に配置されており、Tレ
ンズ202に対しては後方に、Wレンズ204に対しては前方
に位置している。
02及びWレンズ204用の5つの絞り孔340A〜340Eが穿設
されており、かつ一部の絞り孔はTレンズ202用とWレ
ンズ204用に併用されている。尚、Tレンズ202とWレン
ズ204は、その焦点距離の比率が2倍の関係になってい
る。
Wレンズ204に対するFナンバーを示している。同表に
示すように、絞り孔340C、340D、340EはそれぞれTレン
ズ202及びWレンズ204の共通の絞りとして機能してい
る。
について説明する。
る。同図において、対物レンズ枠406にはTレンズ402と
Wレンズ404とが配設され、押え環408によって固定され
ている。この対物レンズ枠406は支軸420によって支持台
422に回動自在に支持されている。
この遮光筒424の前端には防塵ガラス426が配設され、後
端にはレチクル板428、視野枠430、コンデンサレンズ43
2が順次配設される。尚、434は図示しないLEDの発光を
ファインダ内に導くための表示プリズムであり、436は
レチクル枠である。
ファインダ本体440に固定される。
合して成る接合プリズム442が収納されており、この接
合プリズム442に入射する光はファインダ本体440の後部
に配設される接眼レンズ444に導かれる。尚、446は接眼
枠である。
ファインダ本体440の側部に収納される測光系に導かれ
る。この測光系は、間隔環448を挟んだ2枚のAEレンズ4
50、452、拡散板454、AEセンサ460が配設されたセンサ
枠456及びシールドケース470がファインダ本体440の側
部に順次配設され、止めねじ472、472によって固定され
ており、スポット測光と平均測光を行う。
の光軸(対物レンズ光軸)とファインダ本体440側の光
軸(接眼レンズ光軸、AEレンズ光軸)間の光軸調整につ
いて説明する。
本体440との関係を示す斜視図であり、第14図は対物レ
ンズ枠406に配設される対物レンズ(Tレンズ402、Wレ
ンズ404)の側面図である。
番玉404Bとから成り、このWレンズ404の1番玉404Aと
Tレンズ402とは、一体成形されている。これは、Wレ
ンズ404の光軸とTレンズ402の光軸とが近接しており、
Wレンズ404の1番玉404AとTレンズ402のスラスト位置
も近いため、両者間を精度よく一体成形することが可能
だからである。これにより、Tレンズ402とWレンズ404
の1番玉404Aのレンズ光軸方向及びレンズ間の調整が不
要になる。
レンズ枠406は、第13図に示すように支軸420によって支
持台422に回動自在に配設される。
る2つのストッパ部422A、422Bが設けられており、この
ストッパ部422A、422Bには対物レンズ枠406の回動範囲
を微調整するための調整ねじ423A、423Bが螺着されてい
る。更に、支持台422には、ファインダ本体440への取付
け用の長孔425A、425B、425Cが形成されている。そし
て、この支持台422は、長孔425A、425B、425Cに挿通さ
れる止めねじ438、438、438によってファインダ本体440
に固定される。
25Cは、第15図に示すように孔の長手方向が、対物レン
ズ枠406の支軸420と対物レンズ光軸Aとを結ぶ方向と同
じ方向となるように形成されており、その結果、支持台
422はファインダ本体440への取付けに際し、前記支軸42
0と対物レンズ光軸Aとを結ぶ方向にのみ取付位置の調
整を行うことができる。
23Bによって支軸420と対物レンズ光軸Aとを結ぶ方向と
直交する方向の調整が行われる。
の取付位置調整及び調整ねじ423A、423Bによる対物レン
ズ枠406の回動停止位置調整により、支持台422側の光軸
を該光軸と直交する平面内で任意に調整することがで
き、これにより支持台422側の光軸をファインダ本体440
側の光軸に一致させることができる。
説明する。
おいて、502は赤外光を発光する発光ダイオード(LED)
であり、このLED502は投光枠504を介して投光台506に取
付けられ、更にこの投光台506はAF枠508に取付けられ
る。また、AF枠508の前面のLED502に対向する位置には
投光レンズ510が配設される。
板516は、受光枠518を介してAF枠508に取付けられる。
また、AF枠508の前面の2つの受光素子512、514に対向
する位置には2つの受光レンズ520、522が押え枠524に
よって取付けられる。尚、受光レンズ520は、被写体で
反射した測距のための光束を受光素子512に導くための
レンズであり、受光レンズ522は参照光を受光素子514に
導くためのレンズである。
され、被写体で反射したのち、受光レンズ520、522を介
して受光素子512、514に受光される。そして、三角測量
法に基づき受光素子512、514から得られる信号の比率に
よって被写体距離が求められる。尚、第16図上で530はA
F基板である。
は、第17図に示すように空間540が設けられているが、
この空間540はT/Wレンズ210をTレンズ202に切り替えた
ときのWレンズ204のレンズ退避部として利用されてい
る。
る。
を出し入れすることによって、第18図及び第19図に示す
ように平行ガラス128が退避している状態では、物点A
が撮像面に結像し、平行ガラス128が入った状態では物
点Aよりも遠い物点Bが撮像面に結像することになる。
が設定できる。尚、平行ガラス128を入れた場合には、
Tレンズ202を、L×(1−1n)だけ撮像面側に繰り込
んだのと同じ効果が得られる。ここで、Lは平行ガラス
128の厚さ、nは平行ガラス128の屈折率である。
れした場合に、撮影レンズの設定合焦位置及び絞りに於
ける被写界深度の変化を示すグラフである。このグラフ
は縦軸に許容錯乱円径をとり、横軸に被写体距離をとっ
ている。各Fナンバーで示した円錐がそのFナンバーに
対応する被写界深度の状況を示す。即ち、各円錐が設定
許容錯乱円径を示す横線と交差した点が、前側、後側の
深度を示し、その横軸座標から被写体側での深度(距
離)が読める。
定された被写体距離は約1.8mであり、平行ガラスを入れ
た場合に設定された被写体距離は約3.0mである。
の選択の状況を示すグラフであり、第20図において被写
体距離に対して選択可能な最小のFナンバーのみが示さ
れている。
より近い物は比較的大き目に撮影されるということか
ら、許容錯乱円を大き目にとり、有効な撮影領域を広く
とっている。
の出し入れ及び絞りの選択を行うようにしている。例え
ば、被写体距離が1.4mの場合には、先ず平行ガラスを出
しピント位置を近側に設定する。即ち、平行ガラスの出
し入れは、被写体距離が所定の基準値(本実施例では約
2.4m)よりも近側又は遠側にあるかによって判別する。
また、絞りは第21図からも明らかなようにF5.6を選択す
ることになる。更に、シャッタ速度は被写体の明るさを
示す測光値と上記選択したFナンバーから決定される
が、シャッタ速度が手振れするような低速になる場合に
は、ストロボを自動的に発光させ、その光量不足を補う
ようにしている。
一の被写体距離であってもその絞りを選択できる範囲が
広がるが、この場合には、できるだけ深い被写体深度が
得られる絞りを選択するようにプログラムされている。
ようにしたが、これに限らず、例えば、厚さの異なる複
数枚の平行ガラスを適宜出し入れすることにより、3点
以上の合焦点の設定ができるようにしてもよい。
よれば、平行平板光学素子の出し入れによって撮影レン
ズのピント位置を選択するようにしたため、自動合焦シ
ステムの簡易化が図れると共に、ピント位置の繰り返し
誤差が生じないという利点があり、被写体側での深度を
可能な限り深くすることができる。
第1図に示したカメラの内部構成を示す斜視図、第3図
は第2図の駆動ユニットの動力伝達手段を示す斜視図、
第4図は第3図に示した動力伝達手段の平面図、第5図
(A)乃至(C)はそれぞれ前記動力伝達手段のうちの
三角カム、ピント切替カム及び対物レンズ切替カムのカ
ム線図、第6図(A)乃至(C)はそれぞれ前記動力伝
達手段のうちの切替ギアとターレット板との間の動力伝
達を説明するために用いた図、第7図はT/WレンズのT
レンズとWレンズ間のスラスト方向の調整を説明するた
めに用いた図、第8図はT/Wレンズをカメラに組み込ん
だのちのピント出し調整を説明するために用いた図、第
9図は第2図に示したアイリスユニットの分解斜視図、
第10図はT/Wレンズとアイリスユニット中の絞り板との
位置関係を示す斜視図、第11図は前記絞り板の詳細を示
す平面図、第12図は第2図に示したファインダユニット
の分解斜視図、第13図は前記ファインダユニットの対物
レンズ枠、支持台及びファインダ本体の関係を示す斜視
図、第14図は前記対物レンズ枠に配設された対物レンズ
の側面図、第15図はファインダの光軸調整を説明するた
めに用いた図、第16図は第2図に示したAFユニットの分
解斜視図、第17図はT/WレンズとAFユニットとの位置関
係を説明するために用いた図、第18図及び第19図はそれ
ぞれ平行ガラスの出し入れによるピント位置の切り替え
を説明するために用いた図、第20図及び第21図はそれぞ
れ平行ガラスを出し入れした時の各絞りに於ける被写界
深度を示すグラフである。 122……ピント切替カム、128……平行ガラス、 130……ピント切替レバー、202……Tレンズ、 340……絞り板、 340A〜340E……絞り孔。
Claims (3)
- 【請求項1】撮影レンズの光軸上に1又は複数の平行平
板光学素子を出し入れすることにより該撮影レンズのピ
ント位置を調節するようにしたカメラの制御方法におい
て、 被写体の距離及び明るさを示す測距値及び測光値を測定
し、 前記測定した測距値に基づいて前記平行平板光学素子の
出し入れを選択し、 前記測定した測光値に基づいて絞りの選択及びシャッタ
速度の決定を行う際に、少なくとも絞りの選択は、前記
測定した測距値及び測光値に基づいて前記選択した平行
平板光学素子の出し入れによってピント位置が調整され
た状態で、被写体が被写界深度に入る絞りをプログラム
により選択し、更にシャッタ速度を決定することを特徴
とするカメラの制御方法。 - 【請求項2】前記被写体が被写界深度に入る絞りが複数
存在する場合には、最も被写界深度の深い絞りを選択す
ることを特徴とする請求項(1)記載のカメラの制御方
法。 - 【請求項3】前記測光値及び前記選択した絞りに基づい
て決定されたシャッタ速度が手振れするような低速にな
る場合には自動的にストロボを発光させ、シャッタ速度
を手振れが生じない速度にすることを特徴とする請求項
(1)又は(2)記載のカメラの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2739890A JP3044688B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | カメラの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2739890A JP3044688B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | カメラの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03231234A JPH03231234A (ja) | 1991-10-15 |
JP3044688B2 true JP3044688B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=12219956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2739890A Expired - Fee Related JP3044688B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | カメラの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3044688B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2006078713A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Hitachi High-Tech Electronics Engineering Co Ltd | ワークの識別情報読取装置および読取方法 |
JP2010181222A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Mitsutoyo Corp | プローブ顕微鏡 |
US20100277638A1 (en) * | 2009-04-29 | 2010-11-04 | Thomas Craven-Bartle | Image space focus |
JP2019028366A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | オリンパス株式会社 | 撮像光学系及び内視鏡 |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP2739890A patent/JP3044688B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03231234A (ja) | 1991-10-15 |
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