JPH0354323A - 横置きエンジンのパワープラント - Google Patents

横置きエンジンのパワープラント

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Publication number
JPH0354323A
JPH0354323A JP18864089A JP18864089A JPH0354323A JP H0354323 A JPH0354323 A JP H0354323A JP 18864089 A JP18864089 A JP 18864089A JP 18864089 A JP18864089 A JP 18864089A JP H0354323 A JPH0354323 A JP H0354323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
engine
crankshafts
cylinder
block
Prior art date
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Pending
Application number
JP18864089A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Nakaji
義晴 中路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP18864089A priority Critical patent/JPH0354323A/ja
Publication of JPH0354323A publication Critical patent/JPH0354323A/ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用汁野) 本発明は、横置きエンジンのパワープラントに関する. (従米の技術およびその課題) 自動車に横置きに搭載されるエンジンは、エンジンルー
ムの限られたスペースでトランスミッション等を結合し
なければならないため、多ス筒エンジンの場合これらパ
ワープラントの剛性を十分に確保することが難しく、不
快な振動や騒音を対策する必要があった。
従来の横置きエンジンのパワープラントとして、第11
図に示すように、エンジンのシリングブロック61と並
列にクラッチケース62お上びトランスミッシタンケー
ス63を配置し、エンジンのクランク紬の略中央部にス
プロケットを連結し、このスブロケ7}に掛け回される
チェーンによりエンジンの駆動力をトランスミッシタン
に伝達するものがあった. しかしながら、この場合、第12図に示すように、シリ
ンダブロック61の側壁に上記チェーン等を通す開口部
64が空けられ、シリンダブロック単体を構造体として
みた場合、その中失部付近に空いた開口部は曲げやわじ
れ変形に対する剛性を着しく低下させ、不快な振動や騒
音を増すという問題点があった(例えば、特開平1−1
13521号公報参照). 本発明は、こうした従来の問題点を解決することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達或するため本発明では、横置きエンジンの
パワープラントにおいて、ス筒列の中央部で分割して設
けられる2本のクランク紬と、各クランク紬の間でこれ
らに直交して設けられる出力軸とをそれぞれ設け、各ク
ランク軸および出力軸の各端部に互いに噛み合うカサバ
歯車をそれぞれ固着して、出力軸よりエンジンの回転力
を取り出rように構戒した。
(作用) エンジンの回転力を取り出すためにシリングブロックに
設けられる開口部は、出力軸の外径に対応して比較的に
小さく形威することができ、この部分の剛性低下を抑え
て、シリングブロノクの弾性変形に伴う応力集中を回避
する. 出力軸がス筒列の中央部に設けられることに対応して、
車両のトランスミッシ5ン等をシリングブロックの中央
部に連結することが可能となり、シリングプロ・冫クの
弾性変形に対してこれらの重量物が振動の節の位置に米
で、不快な振動や騒音を抑制する。
また、出力軸に固Hされるカサバ歯車には各クランク軸
に固着される2つのカサバ歯車に噛み合い、両者から出
力軸の回転中心を挾んで対称的に回転力が与えられるた
め、互いに並進或分が打ち消されて、軸受部のラノアル
方向に作用する荷重を小さくしてその7リクシ3ンを低
減し、潤滑や強度の面で有利となる。
(実施例) 以下、本発明を前輪駆動式自動車用の車体府部に横置き
に搭載されるエンジンに適用した実施例を添付図面に基
づいて説明する。
第2図において、1は直列6ス筒エンジンのシリングブ
ロック、2はクラッチハウノングと一体化して形戊され
るトランスミッシランケースであり、トランスミγシタ
ンケース2はシリングブロック1の側壁の略中夫部に連
結される。
第3図に示すよう1こ、# 1 .# 2 ,# 3λ
筒1こ灯応してクランク紬3が、$4.$5,#6fi
筒に対応してクランク紬4がそれぞれ設けられる。すな
わち、各クランク軸3.4は気筒列の中央部で対称的i
こ分割して設けられる、互いに同軸上に配置される. fs1図に示すように、各クランク紬3,4の互いに対
峙する端部にはカサバ歯車5,6が一体的に形或される
図中7は各クランク紬3.4の間でこれらに直ズして設
けれる出力軸であり、この出力軸7の一4にはカサバ歯
118が一体的に形FI1され、このカサバ歯車8を両
クランク紬側カサバ歯II15,6に噛み合わせて、出
力軸7からエンジンの回転力を取り出すようになってい
る。
6ス筒エンジンの場合、720゜(2回転)を6作動行
程に等分するため、図示しないピンストをコンロッドを
介して連結する各クランクビンは120゜間隔で配ra
され、この場合#】と#6、#2と#4、#3と#5が
同一方向に向けられる。
したがって、各クランク軸3.4は基本的に同一形状と
することができる。
各クランク紬3,4は互いに逆方向に回転するが、ピス
トンが上死点に到達する順序は通常の単一のクランク紬
を備えるエンジンと変わらないため、点火順序は通常の
6気筒エンジンと同じく、例えば# 1 −# 5 −
# 3 −# 6 −# 2 −# 4と設定すること
ができる。
出力軸7のf6!.端には第4図に示すフライホイール
11が連結される。クラッチ装置10はクラッチベタル
13が踏み込まれることによりマスターシリンダ14か
らの油圧がグンバー15を介してオペレーティングシリ
ンダ1Gに送られ、ウィズドロアルレパ−17を介して
クラノチディスク12をフライホイール11から引!離
すようになっている。クラッチディスク12の摩耗に伴
ってクラッチベタル13/)踏み代が変わらないように
、オペレーティングシリンダ16によってクラッチ装置
10がエンジン側にわずかな力で押し付けられているた
め、フライホイール11および出力軸7を介してカサバ
歯$8はクランク軸側力サバ歯車5.6にわずかな力で
押し付けられ、各歯車間のクリアランスを零に保ち、円
滑な作動性を維持して騒音を低減する. 第5図に示すように、トランスミッションはクラッチ装
置10を介して出力軸7と同紬上に配置されるインフ゜
冫トンヤ7ト20と、このインプントシャフト20と各
種変速ギアを介して平行に配置されるメインシャフト2
】とをそれぞれ備え、メインシャフト21の一端からフ
ァイナルギア22を介してデ7アレンシャルギア23に
回転力が伝達され、このデ7アレンシャルギ72 3 
カ− ?, 図示しない左右のドライブシャ7}を介し
て左右の前輪を駆動するようになっている。
なお、4輪駆動車の場合は、第6図に示すように、メイ
ン冫ヤ7}21を外筒21aと、内軸21bとからなる
二重構造として、外筒21aには変速ギアを介して回転
力が伝達され、外筒21aの一端に設けられるセンター
ヂ7γレンシャルギア24を介して内袖2lbと図示し
ない後輪のトランス7Tにそれぞれ回転力が伝達され、
内軸21}〕の先端倶hこ設{ナられる7アイナノレギ
ア22およびデ7Tレンシャルギア23を介して左右の
前輪を駆動するようにしても良い。
第1図において、図中25は出力軸8と同軸上に両クラ
ンク紬側カサバ歯JT15.6を挾んで設けられる第二
出力軸であり、この第二出力軸25の一端には両クラン
ク軸側力サバ歯車5,6に噛み合うカサバ歯車26が、
他端にはカサバ歯1!27がそれぞれ一体的に形或され
る。図中29はシリングブロック1の外側に回転力を取
り出すプーリ紬であり、このプーり紬29はクランク紬
3と平行に配置され、その一端には第二出力軸25のカ
サバ歯車27に噛み合うカサバ歯1128が一体的に形
戊される。シリングブロック1に設けられるブーリ紬2
9の紬受部31の外側にはシールリング32がVC着さ
れ、この部分の油密がはかられている。
第7図に示すように、シリングブロンク1の側壁には気
筒列方向について中央部に4i置してオルタネータ37
と、車室内空調用のフンブレンサ38が並んで取付けら
れる。図中33はプーリ紬29の先端に固着されるプー
りであり、このプーリ33とオルタネータ37とコンブ
レソサ38にそれぞれ設けられたブーり35,36との
開にベルト34が掛け回されて、これらに回転力を伝達
する。
第8図に示すように、シリングブロック1のスカート部
には%筒列方向について中央部に位置して軸受部41が
一体的に形或される。軸受部41の下部には軸受キャン
プ42が固着され、両者の間に出力軸7が回転自在に支
持される.納受部41によって切欠がれた凹部46を覆
うリテーナ43が設けられる。リテーナ43は所定の肉
厚を有する板状に形威され、その中央部に出力軸7を通
す穴45が開口する。リテーナ43はシリングプロソ7
1のスカート部外壁;こ接一合し、図示しない4本のボ
ルトを介して締結され、この部分の剛性を確保している
. 出力軸7の摺動部分にはリテーナ43を介して図示しな
いシールリングが装着され、油密がはかられる。
シリングブロンク1の側壁邪には紬受部41を囲むよう
;こしてトランスミンン3ンケース2{こ討する接合7
ランノ44が半環状(こ一体形戊され、トランスミンン
ヨンケース2は図示しない複数のボルトを介して締結さ
れる。
次に作用について説明する。
第9図に破線で示すように、エンジン運転中にシリンダ
ブロック1には気筒列方向に沿って弾性変形が生じるた
め、気筒列方向について中火部に位置してブロック壁部
の断面変化があると、その部分に応力が集中しやすい。
これに対して、本実施例ではシリンダブロック】のスカ
ートff!,に開口する四部46を覆うようにしてリテ
ーナ43が締結され、リテーナ43の穴45の開日径は
出力軸マに対応して、従米装置のチェーン等を通す開口
部に比較して小さいため、この部分の剛性低下を回避し
て応力集中を抑制することができる. トランスミンンヨンケース2と、オノレタネータ37お
よびフンフ゜レンサ38等の補磯類はシリングブロック
1に対して六筒列方向について中央部に位置して結合さ
れているため、第9図に示したシリングブロック1の曲
げ変形に対してこれらの重量物が振動の節の位置に米る
ことになる.第9図に示すシリングブロ7ク1の上下方
向の曲げだけでなく、水平方向の曲げ、およびシリング
ブロック1の両端部が逆方向に捩れる変形についても同
様なことがいえ、エンジン内部で発生する加振力の周波
数範囲からシリングブロック1の弾性変形の固有振動数
を外すか、あるいは該加振力の周波数範囲内にある該固
有振動数の数を減らして、車体に伝わる不快な振動や騒
音を抑えることができる。
また、出力軸側カサバ歯車8には2つのクランク紬側カ
サバ歯車5,6に噛み合い、両者から出力軸7の回転中
心を挾んで対称的に回転力が与えられるため、互いに並
進戊分が打ち消されて、軸受1i4 1 .4 2のラ
ノアル方向に作用する荷重を小さくしてそのフリクシタ
ンを低減し、潤滑や強度の而で有利となる。
なお、各カサパ歯車5 ,6 .8はそれぞれ外周部分
の肉厚を大きく形或することにより、エンジンの回転変
動を抑制するフライホイールの役割を果たすことも可能
である。
池の実施例として、第10図に示すように、冷却ファン
51をシリングブロノク1の側部に設けても良い.この
場合、第3図に示す第二出力軸26の一端を延艮してシ
リングブロック】の外側に突出させ、この突出部分に冷
却ファン51を連結する二とにより、エンジンにより直
接駆動される。
したがって、従釆の電動式冷却ファンを廃止できる. 本発明は前記実施例のようにクラッチ装置を介して切換
え作動するトランスミノションに限らず、トルクフンバ
ータを備えるオートマチックトランスミッションに適用
しても良い。また、本発明はシリンダブロックがV型に
対向する2つの気筒列を持つものにも適用できる. (発明の効果) 以上の通り本発明によれば、横置きエンジンのパワープ
ラントにおいて、六筒列の中火部で分割して設けられる
2本のクランク軸と、各クランク軸の開でこれらに直交
して設けられる出力軸とをそれぞれ設け、各クランク軸
および出力軸の各端邪に互いに噛み合うカサバ歯車をそ
れぞれ固着して、出力軸よりエンジンの回転力を取り出
す上うに構或したため、シリングブロックの剛性を損な
うことがなく不快な振動や騒音を防止するとともに、パ
ワープラントのコンパクト化がはかれ、エンジンの多気
筒化を容易にし、また自動車用エンジンとしてトランス
ミンシタンの組み会わせ自由度を拡げて、車輪への駆動
力の取出しの多様化に対応できる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実MA例を示す勅力f云達部の額面図
、第2図はシリングブロックとトランスミッションケー
大の斜視図、第3図はクランク軸の概略図、#S4図は
クランチ装置の構或図、!¥!5図,第6図はそれぞれ
トランスミノシ3ンの構戊図、第7図は補Wi類とシリ
ングプロノクの斜視図、第8図はシリングブロックとリ
テーナの分解斜視図、第9図はシリングブロンクの変形
状態を示す斜視図、tjIJ10図は池の実施例を示す
冷却ファンとシリングブロックの斜視図である。第11
図,第12図はそれぞn従米例を示す斜視図である。 1・・・シリンダプロンク、2・・・トランスミノンa
ンケース、3.4・・・クランク軸、5 ,6 .8・
・カサバ歯車、7・・・出力軸. な↑ シ) I 図 出力枯 () 第3 図 ヰ1 午2 ダ3 44 斡5 搾6 第4 図 第5 X 23 第 6 X 2kl 第7図 菓9図 第10図 第11 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気筒列の中央部で分割して設けられる2本のクランク軸
    と、各クランク軸の間でこれらに直交して設けられる出
    力軸とをそれぞれ設け、各クランク軸および出力軸の各
    端部に互いに噛み合うカサバ歯車をそれぞれ固着して、
    出力軸よりエンジンの回転力を取り出すように構成した
    ことを特徴とする横置きエンジンのパワープラント。
JP18864089A 1989-07-20 1989-07-20 横置きエンジンのパワープラント Pending JPH0354323A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18864089A JPH0354323A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 横置きエンジンのパワープラント

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JPH0354323A true JPH0354323A (ja) 1991-03-08

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JP18864089A Pending JPH0354323A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 横置きエンジンのパワープラント

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8126373B2 (en) 2007-09-28 2012-02-28 Ricoh Company Limited Toner supply device and image forming apparatus that prevents toner from being scattered from the device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8126373B2 (en) 2007-09-28 2012-02-28 Ricoh Company Limited Toner supply device and image forming apparatus that prevents toner from being scattered from the device

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