JPH0354005Y2 - - Google Patents

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JPH0354005Y2
JPH0354005Y2 JP9386386U JP9386386U JPH0354005Y2 JP H0354005 Y2 JPH0354005 Y2 JP H0354005Y2 JP 9386386 U JP9386386 U JP 9386386U JP 9386386 U JP9386386 U JP 9386386U JP H0354005 Y2 JPH0354005 Y2 JP H0354005Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はぶどうの蔓を支柱に結束する場合に用
いられるようなテープ結束機において、テープ結
束操作時に生じたテープの切断屑を外部に排出す
る屑除去機構に関するものである。
(従来技術とその問題点) この種のテープ結束機は、実公昭53−15673号
公報に示されるように、内方側に弯曲空間部を有
するとともに先端部にテープ掴み機構が設けられ
た台板6と、テープ供給部とテープ結着機構と切
断機構とが設けられた操作枠(押圧体1)とから
構成されている。上記テープ結束機は、テープ供
給部から繰り出されたテープAの先端をテープ掴
み機構によつて台板6上に保持した状態のとき
に、被結束物を台板6と操作枠(押圧体1)との
間から挿入配置して弯曲空間部内に配置させた
後、台板6を操作枠(押圧体1)に当接させ、こ
のときに被結束物の周囲に巻き回されたループ状
テープの重ね合せ部分を結着機構によつて結着
し、結束状態のテープを切断機構によつて切り離
す。さらに台板6を操作枠(押圧体1)から離し
た後、再び操作枠(押圧体1)を台板6に当接さ
せることにより、新しいテープ先端をテープ掴み
機構によつて台板6上に保持する。
ところで、上記テープ結束機の結束操作におい
ては、前記公報第4図に示されるように、テープ
の切断はテープ掴み機構と結着機構との間で行な
われる関係上、テープ掴み機構におけるテープ保
持板(爪受片27)と爪部材(爪21)との間に
保持されたテープ先端部は切断後の台板6上に保
持されることがあり、切断屑となつて台板上のテ
ープ掴み機構内に残される現象が発生する。この
場合、上述のテープ切断後にテープ供給部から供
給された新しいテープの端部がテープ掴み機構に
おけるテープ保持板と爪部材との間にうまく進入
することができず、テープ掴み不良となることが
ある。
そのため、テープ切断屑を排出させるための除
去機構を有するものとして、例えば特公昭51−
2872号公報に示されるようなテープ結束機が知ら
れている。しかしながら、この除去機構はテープ
の切断屑を台板(挟持体6)の内部下方に突き出
すものであるため、テープ切断屑が台板(挟持体
6)内で詰つて新たなテープ切断屑の突き出し排
除がうまく行なわれなくなり、テープの掴み不良
を生じることがあつた。
(考案の技術的課題) 本考案は上記欠点を解消し、特に一回の結束操
作毎にテープ掴み機構におけるテープ保持板と爪
部材との間に残されたテープ切断屑を確実に排出
させてテープの掴み動作を円滑に行なわせること
ができるテープ結束機の屑除去機構を提供するこ
とをその技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案に係るテープ
結束機の屑除去機構は、内方側に弯曲空間部を有
するとともに先端部にテープ掴み機構が設けられ
た台板と、先端にテープ供給部と結着機構及び切
断機構が設けられた操作枠とを有し、上記台板と
操作枠の各先端部を当接、離間させる際に、テー
プ供給部から供給されたテープの先端をテープ掴
み機構を構成するテープ保持板と可動爪部材とに
よつて台板上に保持し、上記台板と操作枠とを離
間させて台板の弯曲空間部内に挿入配置された被
結束物の周囲に巻き回されたテープの重なり部を
上記台板と操作枠の各先端部を当接させる際に結
着機構によつて結着すると同時に、結束状態のテ
ープを切断機構によつて切り離すテープ結束機に
おいて、テープ掴み機構のテープ保持板と爪部材
との間に、通常時には台板上に突出し、結束操作
時には台板に当接する操作枠によつて押圧されて
台板内に沈下し、結束操作完了時に再び突出位置
に復帰するテープ除去手段を設けたことを特徴と
する。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案に係るテープ結束機の屑
除去機構によれば、テープ除去手段は通常時には
台板上に突出しているが、結束操作時には台板に
対して操作枠が当接し、該操作枠がテープ除去手
段を台板内部に押し込み沈下させ、結束操作完了
時に再び操作枠が台板から離れるときに、同時に
テープ除去手段も元の突出位置に復帰するので、
このとき、結束操作時にテープ保持板と爪部材と
の間に残つたテープ切断屑を上方に排出する。
このように、本考案によれば、一回の結束操作
毎にテープ掴み機構におけるテープ保持板と爪部
材との間のテープ切断屑を確実に排出させること
ができ、テープの掴み動作及び結束操作を円滑に
行なわせることができるので、実用上の効果は非
常に大である。
(実施例) 以下、図面によつて本考案に係る実施例につい
て説明する。
第1図において符号Aはテープ結束機を示す。
このテープ結束機Aの結束機構は、前述の実公昭
53−15673号公報に示されるものと同じで、内方
側に弯曲空間部1aを有するとともに先端部にテ
ープ掴み機構aが設けられた台板1と、テープ供
給部bと結着機構c及び切断機構dが設けられた
操作枠2とを有するものであり、その結束装置自
体の詳細な内部構造及び作用は上記公報に示され
ている通りであり、ここでは簡単な説明にとどめ
ることとする。
まず、結束操作にあたつては、台板1と操作枠
2に連結されたハンドル3を握り締めることによ
り、操作枠2に対して台板1が当接し、第2図a
のようにテープ供給部bから繰り出されたテープ
10の先端がテープ掴み機構aにおけるテープ保
持板4と爪部材5との間に入り込むとともに、ロ
ツド押圧板6がブツシユロツド板7を押圧して爪
部材5をテープ保持板4に当接させ、テープ10
の先端を爪部材5とテープ保持板4との間に保持
させる。
次に、ハンドル3の手を緩め、第1図と同じよ
うに操作枠2と台板1とを離間させて、その間か
らぶどうの蔓と支柱等の被結束物9を挿入して台
板1の弯曲空間部1a内に配置させた後、操作枠
2のハンドル3を強く握り締めて台板1を操作枠
2に当接させると、テープ10は被結束物9の周
囲に巻き回されて第1図に2点鎖線で示すように
ループ状となり、台板1の針受台11上で重ね合
せ状態となり、操作枠2と台板1とをさらに圧接
させると、第2図bに示すようにテープ10の重
ね合せ部分に結着機構cの針収容部内のステープ
ル針(図示せず)が上記針受台11上に打出され
るので、上記重ね合せ部分が結着され、同時にテ
ープ保持板4と爪部材5とによつて保持されたテ
ープ10先端と針受台11上の結着部との間は切
断機構dの切断刃12によつて切断され、結束さ
れたテープ10は切り離される。さらに、台板1
を操作枠2から離間させた後、再びハンドル3を
握り締めて操作枠2を台板1に当接させることに
より、操作枠2のテープ10供給部bからの新し
いテープ10先端は台板1のテープ掴み機構aの
テープ保持板4と爪部材5との間に保持される。
上述の結束操作において、テープ10の切断は
テープ掴み機構aと結着機構cとの間で行なわれ
るので、テープ掴み機構aのテープ保持板4と爪
部材5との間に保持されたテープ10の先端部は
切断後も台板1上に保持され、切断屑10aとな
つて台板1上のテープ掴み機構a内に残される可
能性がある。そこで、上記テープ掴み機構aを構
成するテープ保持板4と爪部材5との間にはテー
プ除去手段13が設けられ、これによつてテープ
切断屑除去機構が構成されている。テープ除去手
段13はトーシヨンバネから構成され、その中心
部13aは針受台11に軸着されているととも
に、その一端13bは針受台11に固定され、他
端13cは通常時には爪部材5とテープ保持板4
との間よりも上方に突出するように設けられてい
る。また、テープ除去手段13の上記他端部13
cは上記ロツド押圧板6の移動時にはこれに係合
するように設定されている。
したがつて、テープ除去手段13は結速操作前
にはテープ掴み機構aのテープ保持板4と爪部材
5との間の上方に位置しているが、結束操作時に
は操作枠2のハンドル3を強く握り締めることに
より、操作枠2と台板1を当接させると、ロツド
押圧板6がプツシユロツド板7を押圧するととも
にテープ除去手段13に係合してその弾発力に抗
して撓ませ、台板1の内部に押し込み沈下させる
(第2図a,b参照)。
次に、結着、切断が終了し、結束操作が完了し
たところでハンドル3を緩めると、台板1と操作
枠2とが離間するから、ロツド押圧板6もプツシ
ユロツド板7から離れ、第1図に示すように、テ
ープ除去手段13はその弾発力によつて台板1の
上方位置に復帰する。そして、復帰移動の途中で
テープ保持板4と爪部材5との間に残つたテープ
切断屑10aを上方に排出することができる。
上述のように、一回の結束操作毎にテープ掴み
機構におけるテープ保持板4と爪部材5との間の
テープ切断屑10aを確実に排出させることがで
きる。
なお、テープ切断屑除去機構は上述の例に限定
されない。例えば、第3図a,bに示すように、
プツシユロツド板7の先端に突片14を屈曲形成
するとともに、該突片14の先端をテープ保持板
に形成した長孔15内に挿入する構成としてもよ
い。この場合、プツシユロツド板7は結束操作前
は台板1上に突出しているが、結束操作時にはロ
ツド押圧板6からの押圧力によつて台板1の内部
に沈下し、結束完了時には上記押圧力の解除によ
り再び台板1上に突出する。この復帰移動時に突
片14も長孔15に沿つて移動し、テープ保持板
4と爪部材5との間に残つたテープ切断屑10a
を上方に排出することができる。
なお、テープ保持板4に長孔15を形成するこ
となく、突片14をテープ保持板4の対向面に沿
つて摺動させる構成であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る屑除去機構を有するテー
プ結束機の全体側面図、第2図a,bは上記テー
プ結束機の結束操作時及び結束完了時における屑
除去機構の要部の側面図であり、第3図a,bは
屑除去機構の他の実施例の側面図である。 符号、A……テープ結束機、1……台板、2…
…操作枠、3……ハンドル、4……テープ保持
板、5……爪部材、6……ロツド押圧板、7……
プツシユロツド板、9……被結束物、10……テ
ープ、13……テープ除去手段、14……突片、
15……長孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内方側に弯曲空間部を有するとともに先端部に
    テープ掴み機構が設けられた台板と、先端にテー
    プ供給部と結着機構及び切断機構が設けられた操
    作枠とを有し、上記台板と操作枠の各先端部を当
    接、離間させる際に、テープ供給部から供給され
    たテープの先端をテープ掴み機構を構成するテー
    プ保持板と可動爪部材とによつて台板上に保持
    し、上記台板と操作枠とを離間させて台板の弯曲
    空間部内に挿入配置された被結束物の周囲に巻き
    回されたテープの重なり部を上記台板と操作枠の
    各先端部を当接させる際に結着機構によつて結着
    すると同時に、結束状態のテープを切断機構によ
    つて切り離すテープ結束機において、 テープ掴み機構のテープ保持板と爪部材との間
    に、通常時には台板上に突出し、結束操作時には
    台板に当接する操作枠によつて押圧されて台板内
    に沈下し、結束操作完了時に再び突出位置に復帰
    するテープ除去手段を設けたことを特徴とするテ
    ープ結束機の屑除去機構。
JP9386386U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0354005Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPS631704U JPS631704U (ja) 1988-01-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4729824B2 (ja) * 2001-08-10 2011-07-20 マックス株式会社 園芸用結束機

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JPS631704U (ja) 1988-01-07

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