JPS6226975B2 - - Google Patents

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JPS6226975B2
JPS6226975B2 JP58211997A JP21199783A JPS6226975B2 JP S6226975 B2 JPS6226975 B2 JP S6226975B2 JP 58211997 A JP58211997 A JP 58211997A JP 21199783 A JP21199783 A JP 21199783A JP S6226975 B2 JPS6226975 B2 JP S6226975B2
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JP
Japan
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wire
waste paper
compressed waste
cutting
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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JP58211997A
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English (en)
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JPS60110633A (ja
Inventor
Yoshihiko Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Shoji KK
Original Assignee
Sanko Shoji KK
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Publication date
Application filed by Sanko Shoji KK filed Critical Sanko Shoji KK
Priority to JP21199783A priority Critical patent/JPS60110633A/ja
Publication of JPS60110633A publication Critical patent/JPS60110633A/ja
Publication of JPS6226975B2 publication Critical patent/JPS6226975B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の圧縮古紙を縛る針金を切断し、緩め、
後処理において単に引くだけで針金の除去ができ
るようにする圧縮古紙の針金除去前処理装置に関
する。
新聞、雑誌等の古紙は回収された後、古紙業者
により1×1×2m程度の直方体に圧縮され、第
1図に示すような圧縮古紙10に形成され、通常
5本の針金12で縛られる。この圧縮古紙は運搬
され、製紙工場において解砕機で解砕され、溶解
して再生される。ここで解砕機を使用するに当
り、圧縮古紙から針金を取除く作業が必要とな
る。本発明はこの作業の自動化に利用されるもの
である。なお本発明は圧縮古紙のほかに、パル
プ、綿等を縛る針金、紐の除去の際にも応用可能
である。
従来の技術 従来この作業は圧縮古紙を移送するコンベアの
一側面において針金を切断し緩める一人の作業者
と、他側面において針金をつかんで引取る他の作
業者の2人によりなされている。
この作業には、針金の切断の後に緩めることが
必要であるため、通常のデパレタイザ等を応用す
ることはできず、未だこの作業を自動的に行なう
装置は存在しない。
発明が解決しようとする問題点 本発明はこの針金を切断し緩める作業を自動的
に行なう装置を得るものであつて、針金を引取る
一人の作業者のみで、あるいは針金を引取る他の
装置と組合わせ完全自動的に針金除去作業を行な
えるようにするものである。
なお、針金を切断するだけでなく、緩めること
が必要であるのは次の理由による。第2図に示す
ように圧縮古紙10は針金12で外周を縛られて
いる(A参照)が、この針金12を切断しても圧
縮古紙10の切断した側の角14において針金は
古紙内に食込んでいる(B参照)ため切断部の反
対側から引いても取外すことはできない。そこで
針金12を角14から離し(C参照)、この後、
針金12を引取るのである(D参照)。このとき
針金12が圧縮古紙10の引取る側の角16に接
することは何等支障がない。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明は、圧縮古紙の一側面のほぼ中
央で、この圧縮古紙を水平に縛る針金を切断する
切断装置と、切断後、前記側面の角近くで、針金
を保持し移動し、この針金をこの角から離す緩め
装置とからなり、圧縮古紙の前記側面と反対側の
側面から針金を引き、圧縮古紙から針金を除去す
ることを可能とした圧縮古紙の針金除去前処理装
置である。
作 用 したがつて本発明装置では、針金を切断した
後、圧縮古紙の角から針金を離すので、針金の引
取りが可能となる。
実施例 以下本発明を図示する実施例により具体的に説
明する。
第3図は装置全体を示す平面図である。圧縮古
紙10はベルトコンベア18に載せられ、第3図
において右から左へ移送され、光センサ20で検
出されて停止する。圧縮古紙10の一側面のほぼ
中央位置のコンベア18側部に切断装置22が設
けられ、この切断装置22は圧縮古紙10の停止
後、前進して圧縮古紙10に先端を接触させ、す
べての針金12を切断し、元の位置に後退する。
圧縮古紙10の同側面の角14近くのコンベア1
8側部には緩め装置24が設けられ、この緩め装
置24は切断装置22の後退に連動して前進し、
各針金12を保持し、この後緩め装置24全体は
後退しつつ側方へ移動し、針金12を角14から
引離し、さらに緩め装置24は針金12を解放し
元の位置に戻る。
この装置は以上のような構成、作動を有し、針
金12を切断し緩めるから、この後圧縮古紙10
のカツタ22の反対側からフツク26を用いて手
作業または自動装置により針金12を引取り、針
金除去作業を終え、再びコンベア18を作動させ
圧縮古紙10を解砕機へ移送する。
上記装置の切断装置22としては、例えば第4
図〜第6図に示す構成のものを使用することがで
きる。これらの図において、28,28はコラム
であり、コンベア18の側部に固定されている。
このコラム28,28の下部には前方に伸びる支
持棒30,30が突設され、ここに歯列板32の
下部が摺動自在に嵌合している。また、この歯列
板32は、上下2箇所の支持点34,36におい
て、コラム28,28に取付けられたエアシリン
ダ38,40と結合され、これらのエアシリンダ
38,40の作動により全体が前後動し、傾斜す
ることができる。歯列板32は横断面が略箱型と
なり、前端には先端が尖つた歯42が上下方向一
列に設けられている。歯列板32内には他の歯列
板44が設けられ、この歯列板44の前端にも歯
列板32と同様な歯46が形成され、両歯42,
46は互に密着するよう配置されている。さらに
歯列板42の上端には長方形孔48が設けられ、
ここに歯列板32に取付けられたモータ50によ
り駆動される偏心円カム52が挿嵌され、このモ
ータ50の作動により、歯列板44は歯列板32
に対し上下動し、歯32,46は摺り合わされ
る。歯列板32の支持点34,36近くには、そ
れぞれ前方に突出するリミツトスイツチ54,5
6が設けられ、上部のミリツトスイツチ54は上
部のエアシリンダ38と、下部のリミツトスイツ
チ56は下部のエアシリンダ40と結合され、歯
列板32,44が、歯42,46の先端がわずか
に圧縮古紙10に進入する程度まで圧縮古紙10
に近接したことを検出し、エアシリンダ38,4
0の作動を停止させる。
この切断装置22は以上の構成であり、制御装
置(図示しない)により次のように作動する。は
じめにモータ50が作動し歯列板44が上下動を
開始し、同時にエアシリンダ38,40が作動し
て歯列板32,44が前進し始める。次にリミツ
トスイツチ54,56によりエアシリンダ38,
40が停止する。このとき歯列板32,44の歯
42,46は圧縮古紙10の側面に平行し、しか
も歯42,46は圧縮古紙10に侵入しているの
で、すべての針金12はその位置によらず確実に
切断される。次にエアシリンダ38,40が再び
作動し歯列板32,44は元の位置に戻り、モー
タ50を停止させて切断作業を終わる。
なお本発明においては上記切断装置22以外
に、任意の構成の切断装置を用いることができる
ことはいうまでもない。
上記除去前処理装置の緩め装置24としては例
えば第7図〜第12図に示す構成のものを使用す
ることができる。これらの図において58,58
はコラムであり、コンベア18の側部を平行に走
るレール60に載せられている。このコラム58
の側方のレール60上に固定コラム62が固定さ
れ、この固定コラム62に取付けられたエアシリ
ンダ64,64により両コラム58,58は一体
となつてレール60上を左右に移動する。コラム
58,58の下部には前方に伸びる支持棒66,
66が突設され、ここに支持台68の下部が摺動
自在に嵌合している。またこの支持台68は上下
2箇所の支持点70,72において、コラム5
8,58に取付けられたエアシリンダ74,76
と結合され、これらのエアシリンダ74,76の
作動により全体が前後動し、傾斜することができ
る。支持台68の前面には圧縮古紙10の針金1
2の高さに合わせて5個の挾持装置78が取付け
られている。この挾持装置78は第11図〜第1
2図に示すように、先端が尖鋭な固定された下挾
持片80と、この上に重なり、先端が尖鋭な、エ
アシリンダ82で開閉する上挾持片84とからな
る。支持台58の支持点70,72近くにはそれ
ぞれ前方へ突出するリミツトスイツチ86,88
が設けられ、上部のリミツトスイツチ86は上部
のエアシリンダ74と、下部のリミツトスイツチ
88は下部のエアシリンダ76と結合され、支持
台68が、挾持装置78の両挾持片80,84の
先端が圧縮古紙10に接触する程度に近接したこ
とを検出し、エアシリンダ74,76を停止させ
る。
このクランパは以上の構成であり制御装置(図
示しない)により次のように作動する。はじめに
コラム58,58は挾持片80,84が圧縮古紙
10の角14よりやや切断装置22よりにあるよ
うに位置し、切断装置22の歯列板32,44の
後退に連動して、エアシリンダ74,76が作動
し支持台68が前進し始め、リミツトスイツチ8
6,88の作動により支持台68は停止する。こ
のとき各挾持装置78の挾持片80,84は開い
た状態であり、またリミツトスイツチ86,88
により支持台68は圧縮古紙10の側面に平行と
なり、各挾持片80,84の先端はすべて圧縮古
紙10の側面にほぼ接触した状態となつている。
次にエアシリンダ82を作動させて上挾持片84
を下げ針金を挾み、支持台68をエアシリンダ7
4,76で後退させつつ同時にエアシリンダ6
4,64を作動させてコラム58,58をレール
60に沿つて切断装置22から離れる方向に移動
させ、針金12を圧縮古紙10の角14から離
す。このとき挾持片80,84は、十分大きく開
いた状態から挾持するので、針金12が正規の位
置から多少外れた位置にあつても、確実に挾むこ
とができる。こうして針金12を緩める作業を終
え、挾持装置78は針金12を解放し、コラム5
8,58は移動し元の位置に戻る。
なお、本発明においては、上記緩め装置24以
外に針金を引掛けて移動させるもの等、任意の構
成の緩め装置を使用することができる。
発明の効果 上述のように本発明の針金除去前処理装置によ
れば、圧縮古紙の針金を切断し緩める作業を自動
化することができ、針金を引取る一人の作業者の
みで、あるいは針金を引取る他装置と組合わせて
完全自動的に針金除去作業を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧縮古紙の斜視図、第2図は針金除去
作業の工程を示す説明図、第3図は本発明の一実
施例を示す平面図である。第4図〜第6図は同例
に使用する切断装置を示し、第4図は正面図、第
5図は左側面図、第6図はA―A線断面図であ
る。第7図〜第13図は同例に使用する緩め装置
を示し、第7図は正面図、第8図は右側面図、第
9図は左側面図、第10図は平面図、第11図は
挾持装置部分を示す拡大正面図、第12図は同拡
大右側面図、第13図は同拡大平面図である。 10…圧縮古紙、12…針金、14…切断側面
の角、22…切断装置、24…緩め装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧縮古紙の一側面のほぼ中央で、この圧縮古
    紙を水平に縛る針金を切断する切断装置と、切断
    後、圧縮古紙の前記側面の角近くで、針金を保持
    し移動し、この針金をこの角から離す緩め装置と
    からなり、圧縮古紙の前記側面と反対側の側面か
    ら針金を引き、圧縮古紙から針金を除去すること
    を可能とした圧縮古紙の針金除去前処理装置。 2 圧縮古紙の側面に押付けられ、重なつて摺動
    する2枚の歯列板からなり、この歯列板の歯で針
    金を切断するようにしてなる切断装置を用いる特
    許請求の範囲第1項記載の圧縮古紙の針金除去前
    処理装置。 3 針金を挾んで保持する挾持片と、この挾持片
    を支持し、針金を挾持片に挾んだ後圧縮古紙の角
    から針金を離すよう移動するコラムとからなる緩
    め装置を用いる特許請求の範囲第1項記載の圧縮
    古紙の針金除去前処理装置。
JP21199783A 1983-11-11 1983-11-11 圧縮古紙の針金除去前処理装置 Granted JPS60110633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21199783A JPS60110633A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 圧縮古紙の針金除去前処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21199783A JPS60110633A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 圧縮古紙の針金除去前処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60110633A JPS60110633A (ja) 1985-06-17
JPS6226975B2 true JPS6226975B2 (ja) 1987-06-11

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ID=16615180

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JP21199783A Granted JPS60110633A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 圧縮古紙の針金除去前処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0520044Y2 (ja) * 1987-11-12 1993-05-26

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554061A (en) * 1978-06-27 1980-01-12 Asahi Chem Ind Co Ltd Dry type image forming material

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0520044Y2 (ja) * 1987-11-12 1993-05-26

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JPS60110633A (ja) 1985-06-17

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