JPH0353880B2 - - Google Patents

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JPH0353880B2
JPH0353880B2 JP16129380A JP16129380A JPH0353880B2 JP H0353880 B2 JPH0353880 B2 JP H0353880B2 JP 16129380 A JP16129380 A JP 16129380A JP 16129380 A JP16129380 A JP 16129380A JP H0353880 B2 JPH0353880 B2 JP H0353880B2
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pulse
rotor
pulse motor
time
drive circuit
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors of the kind having motors rotating step by step
    • H02P8/36Protection against faults, e.g. against overheating, step-out; Indicating faults
    • H02P8/38Protection against faults, e.g. against overheating, step-out; Indicating faults the fault being step-out

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はパルスモータの駆動方法に関するも
のである。
従来技術 従来、一般にパルスモータの駆動は第1図に示
すようにパルスモータ駆動回路1が入力パルス信
号CPと回転方向信号CW/CCWとに基づいてパ
ルスモータ2の所定の相の巻線を順次励磁させる
ことにより、同パルスモータ2のロータを回転さ
せるようになつている。
そして、その駆動原理は、説明の便宜上パルス
モータ2を第2図に示すように5相の永久磁石型
パルスモータとすれば、ステータ3の各相突極に
それぞれ巻線L1〜L5が巻装され、その各巻線
L1〜L5により各突極がN極に励磁されるよう
になつている。一方ロータ4は永久磁石で構成さ
れ、同永久磁石と前記突極に励磁された磁極との
吸引作用に基づいて同ロータ4が保持される。
そして、上記のように構成されたパルスモータ
2を例えば二、三相励磁方式により駆動させるに
は、前記パルスモータ駆動回路1が順次入力され
る入力パルス信号CPに応答して、第4図に示す
関係に従つて所定の相のスイツチ(実際にはトラ
ンジスタ等よりなるスイツチング回路によつて行
われる)SW1〜SW5をオン〔論理値1〕させ
ることにより10パルス1周期すなわち第5図に示
すように一励磁サイクル中に10個の励磁状態を作
り前記ロータ4を1回転させるようになつてい
る。
しかし、起動に際して自起動周波数以下の周期
の入力パルス信号CPを前記パルスモータ駆動回
路1に入れても第12図に一点鎖線で示すように
パルスモータ2は脱調しない範囲内で遅れて始動
を開始する。そして、この遅れを小さくするため
に、いいかえれば入力パルス信号CPに対する応
答性を高めるために、パルスモータ2の相数を増
加(例えば二、三相励磁等の励磁方式により見掛
けの相数を増加)させて、ステツプ角を小さくさ
せることにより、非脱調周波数範囲を広くして、
ある程度遅れを改善することがモータ停止時にお
ける信号等に対しては満足する結果は得られなか
つた。
目 的 そこで、本発明者はパルスモータの静止トルク
の特性を利用して、パルスモータの起動から停止
までの時間を短縮するすなわち、複数パルス応答
特性を向上させるパルスモータの駆動方法を見い
出した。
すなわち、前記パルスモータ2の静止トルク曲
線は第6図に示すように表わされ、その最大静止
トルク(保持トルク)は例えば第5図0の励磁状
態において、ロータ4を第5図に示す位置まで変
位させた時である。いいかえれば、n個の励磁状
態を有するパルスモータの静止トルクは1/2n
個の入力パルス信号CPがパルスモータ駆動回路
の入力された場合におけるロータが歩進(ステツ
プ)する位置に相当する変位が最大静止トルクと
なる。
従つて、ある励磁状態から自起動周波数以上の
周期の1/2n個の入力パルス信号がパルスモータ
駆動回路に入力されても脱調することなく、ロー
タは前記所定の励磁状態から1/2n個目の励磁状
態に対応する位置まで追随することがわかる。す
なわち、パルスモータの励磁相の変化が最大静止
トルクの範囲内であれば、ロータは脱調すること
なく変化した励磁相まで歩進する。このことはリ
ラクタンス型若しくはハイブリツド型(永久磁石
とリラクタンス型と併用によるもの)のパルスモ
ータについても同様である。
この発明は上記の解析に基づき従来と全く別の
方法で、しかもパルスモータの起動から停止まで
の時間を短縮することができ、パルスモータの性
能を向上させることができるパルスモータの駆動
方法を提供するにある。
実施例 以下、この発明を具体化したパルスモータの駆
動方法の一実施例を図面に従つて説明する。
まず、このパルスモータの駆動方法に採用され
るパルスモータ制御装置について説明すると、第
7図において、制御回路11はパルスモータのス
テツプ数を決定する移動ステツプデータSとパル
スモータの回転方向を決定する回転方向データD
を入力し、その両データに基づいて次段のパルス
モータ駆動回路12に入力パルス信号CP及び回
転方向信号CW/CCWを出力する。同制御回路
11は第8図に示すように中央処理装置(以下、
CPUという)13、読出し専用メモリ(リー
ド・オンリー・メモリ;以下、ROMという)1
4、読出し及び書込み可能なメモリ(ランダム・
アクセス・メモリ;以下、RAMという)15及
びI/Oポート16,17よりなり、前記ROM
14にはパルスモータの駆動制御のための制御プ
ログラムが記憶され、一方RAM15にはI/O
ポート16及びデータバス18を介して前記移動
ステツプデータS及び回転方向データD等の各種
データ及び前記CPU13の演算結果等が記憶さ
れるようになつている。
パルスモータ駆動回路12は公知の二、三相励
磁のための駆動回路であつて、前記制御回路11
からの入力パルス信号CP及び回転方向信号
CW/CCWに基づいて次段のパルスモータ19
を所定の回転方向に所定のステツプ数だけ駆動さ
せる。パルスモータ19は第9図に示すように5
相のリラクタンス型パルスモータであつて、一励
磁サイクル中に10個の励磁状態(励磁相)を有す
るようにステータ20の各相突極に巻線L11〜
L15が巻装され、前記駆動回路12のスイツチ
ング動作(第4図参照)によりロータ21が回動
されるようになつている。
次にパルスモータの駆動方法について前記パル
スモータ制御装置におけるCPU13の演算処理
動作を示す第10図のフローチヤート図に従つて
説明する。
さて、CPU13が初期設定されて、同CPU1
3によりROM14はパルスモータ19の駆動制
御のための制御プログラムを有効化し、かつ
RAM15にはnレジスタにパルスモータ19の
一励磁サイクル中の励磁状態の数と等しい「10」
の値nが記憶されるとともに、パルスモータ19
のロータ21が第9図に示す状態に保持されてい
るとき、制御回路11に移動ステツプデータSと
回転方向データDが入力されると、同CPU13
は両データS,Dをそれぞれ前記RAM15のN
レジスタ及びDレジスタに書込む。
続いて、CPU13は前記nレジスタの内容n
とNレジスタの内容Sとの大小を比較判断する。
ここで、説明の便宜上移動ステツプデータSすな
わちステツプ数を「15」とすると、CPU13は
移動ステツプデータSの方が大きいことを判断し
て、1/2n個すなわち5個の入力パルス信号CPを
非常に短かい周期〔Ta〕にて、次段のパルスモ
ータ駆動回路12に出力する。
パルスモータ駆動回路12は5個の入力パルス
信号CPに応答してスイツチング動作し、励磁相
を5つ順次遷移させ、停止状態における巻線L1
1,L12,L15による励磁状態から巻線L1
3,L14による励磁状態すなわち、最大静止ト
ルクの変位に相当する位置における励磁相までそ
の励磁状態を非常に速く遷移させる。
従つて、パルスモータ19のロータ21は励磁
相の遷移により起動開始する。この時、励磁相と
ロータ21との位相差が5パルス分となるため同
ロータ21はほぼ最大静止トルクに相当する力で
励磁相に吸引される。
一方、5個の入力パルス信号CPを出力した
CPU13は前記Nレジスタの内容S(=15)を5
減算するとともに同CPU13に内蔵されたタイ
マをT1時間(本実施例ではロータ21が先の励
磁相の遷移により回動して、1ステツプ位置まで
回動するに要する時間)作動させる。タイマルー
チンによるT1時間経過後、CPU13は入力パ
ルス信号CPを1個次段のパルスモータ駆動回路
12に出力するとともに、Nレジスタの内容Sを
1減算する。この時パルスモータ駆動回路12は
前記1個の入力パルス信号CPに応答して、励磁
相を1つ遷移させるが、この時すでにロータ21
は1ステツプ回動しているため、前記ロータ21
の励磁相に対する位相差は5パルス分となり、前
記ロータ21はひきつづき最大静止トルクに相当
する力でもつて励磁相に吸引されて回動を続け
る。
一方、CPU13はNレジスタの内容S、すな
わち減算の結果〔S=10−1=9〕が比較値K
(この実施例では4(=1/2n−1))より大きいか
どうかチエツクし、いまだNレジスタの内容Sが
比較値Kより大きいことをチエツクして、前記タ
イマをT2時間(ほぼ自起動周波数の周期に相当
する時間)作動させる。
タイマルーチンによるT2時間経過後、CPU
13は入力パルス信号CPを1個前記駆動回路1
2に出力して、前記と同様に励磁相を1つ遷移さ
せるとともに、Nレジスタの内容Sを1減算させ
る。そして再びNレジスタの内容Sと比較値Kと
を比較した後、タイマをT2時間作動させる。以
後Nレジスタの内容Sが「4」になるまで、略T
2時間ごとにCPU13はパルスモータ駆動回路
12に入力パルス信号CPを出力して、励磁相を
1づつ遷移させる。
従つて、励磁相はこの間ほぼ自起動周波数に相
当する周期T2の入力パルス信号CPにより遷移
され、ロータ21は脱調することなく回動され
る。
Nレジスタの内容Sが「4」になつた時、
CPU13は前記タイマをT3時間作動させ、タ
イムアツプ後直ちに4個の入力パルス信号CPを
非常に短かい周期Taで次段のパルスモータ駆動
回路12に出力する。なお、タイマのT3時間は
ロータ21が10個の入力パルス信号CPによつて
遷移した励磁相の位置をオーバーランして再び同
励磁相の位置に復帰しようとするまでの時間と一
致させていて、この実施例においては同ロータ2
1がちようど前記移動ステツプデータSに基づく
最終ステツプ位置までオーバーランされているも
のとして予め設定されている。
従つて、パルスモータ19のロータ21がオー
バーランして移送ステツプデータSに基づく最終
ステツプ位置に回動して来た時、すなわちロータ
21の回動速度が0になつた時に最後の4個の入
力パルス信号CPが非常に短かい周期Taで制御回
路11から出力されて、同最終ステツプ位置に励
磁相が直ちに遷移するため、同ロータ21は減衰
振動されることなく最終ステツプ位置で停止され
る。
ロータ21が停止すると、CPU13は同ロー
タ21をその状態に保持するとともに、次の新た
な移送ステツプデータS及び回転方向データDの
入力を持つ。
このように、移送ステツプデータSに基づいて
パルスモータ19は起動時において脱調すること
なく起動するとともに、停止時に不用な振動をす
ることなく所定の最終ステツプ位置で確実に停止
する。
ちなみに、本実施例について試験した結果、第
12図に実線で示すパルスモータ変位曲線R1が
得られ、従来の駆動方法によるパルスモータ変位
曲線(同図に一点鎖線で示す曲線)R2に比べ
て、起動時においては加速性に優れ、停止時にお
いては不用な振動がすることなく最終ステツプ位
置にすばやく停止することがわかつた。
従つて、パルスモータの起動から停止までに要
する時間を短縮することができ、パルスモータの
性能を向上させることができる。
なお、本実施例では、前記移動ステツプデータ
Sが前記RAM15のnレジスタに記憶した値n
より小さい場合、すなわち一励磁サイクル中の励
磁状態の総数より小さい場合には、CPU13は
同データSと値nの大小をチエツクした後、デー
タSと値nの差に応じてnレジスタの内容をパル
スモータ19がスムースに起動停止できる値とな
るように演算して書替えるようにしている。そし
て、この書替えられたnレジスタの内容に基づい
てパルスモータ19は起動停止されるようになつ
ている。
又、本実施例では、T1時間を周期Taの5個
の入力パルス信号CPに基づいて遷移した励磁相
により回動されるロータ21が1ステツプ移動す
るに要する時間、すなわち次の6個目の入力パル
ス信号CPに基づいて励磁相が1つ遷移した場合
に、ロータ21が同遷移した励磁相における静止
最大トルク位置まで回動するに要する時間となる
ように設定したが、ロータ21と励磁相との位相
差が1/2n個以内となる時間で適宜に変更しても
よい。同様にT3時間についても負荷変動による
オーバーランの多少に基づいて適宜に変更しても
よい。
さらに、本実施例では、起動時における入力パ
ルス信号CPの数を5個出力するように設定した
が、一励磁サイクル中にn個の励磁状態があるな
らば、1/2n個以下(本実施例の場合は5個以下)
の数の範囲で適宜に変更してもよい。又、停止時
における入力パルス信号CPの数については予め
負荷イナーシヤ等を考慮して運動方程式から計算
されたデータに基づき求めた最適数4個を用い
た。上記入力パルス信号CPの周期Taについては
非常に高い周波数であつて、パルスモータ駆動回
路12が応答できる(スイツチング動作できる)
範囲内であればどれだけ短かい周期に変更しても
よく、又起動時と停止時における周基Taを異な
るものにしてもよい。
次に、この発明の第二の実施例について説明す
る。
この実施例では本発明の駆動方法をフイードバ
ツク制御に応用したものであつて、第13図に示
すようにパルスモータ19が1ステツプするたび
ごとにフイードバツク信号SG1を出力する位置
検出器25を同モータ19に設けるとともに、こ
のフイードバツク信号SG1に制御回路11の
CPU13が応答して、入力パルス信号CPの出力
を制御させるようにしたものである。
以下、この実施例におけるパルスモータの駆動
方法について第15図に示すCPU13の演算処
理動作を示すフローチヤート図に従つて説明す
る。
前記実施例と同様に制御回路11に移送ステツ
プデータS及び回動方向データDが入力される
と、CPU13は両データをそれぞれNレジスタ
及びDレジスタに書込むとともに、データSとn
レジスタに記憶した値nとを比較する。そして
CPU13は値n(=10)より移動ステツプデータ
S(=15)の方が大きいと判断すると、Nレジス
タの内容Sを1/2n減算(S=10)させた後、自
起動周波数以上の周期Taの5個の入力パルス信
号CPを次段のパルスモータ駆動回路12に出力
する。パルスモータ駆動回路12は前記と同様に
パルスモータ19の励磁相を5パルス分遷移させ
る。この時、パルスモータ19のロータ21は最
大静止トルクにより励磁相まで回動を開始する。
そして、ロータ21が1ステツプ分変位した時、
前記位置検出器25からフイードバツク信号SG
1が出力される。このフイードバツク信号SG1
に応答してCPU13は1個入力パルス信号CPを
パルスモータ駆動回路12に出力させて、パルス
モータ19の励磁相を1つ遷移させる。励磁相が
1つ遷移した時、ロータ21と励磁相との位相差
が5パルス分となるため同ロータ21はほぼ最大
静止トルクに相当する力で励磁相に吸引されてさ
らに回動する。
1個の入力パルス信号CPを出力して、Nレジ
スタの内容Sを1減算した後、CPU13は同N
レジスタの内容Sが減算されて「5」になるまで
前記位置検出器25から出力されるフイードバツ
ク信号SG1を入力するたびごとに入力パルス信
号CPを出力して、パルスモータ19の励磁相を
1づつ遷移させ、ロータ21を回動させる。
Nレジスタの内容Sが「4」になると、CPU
13はタイマをT4時間(ロータ21が10個の入
力パルス信号CPによつて遷移した励磁相の位置
をオーバーランして再び励磁相の位置に戻ろうと
する時間)作動させる。タイマルーチンによるT
4時間経過してCPU13は前記実施例と同様に
4個の非常に短かい入力パルス信号CPを出力し
て、ロータ21を脱調させることなく、かつ減衰
振動が生じることなく所定の励磁相位置に停止さ
せる。
従つて、このフイードバツク制御においても、
前記実施例と同様にパルスモータ19を脱調する
ことなく起動させ、停止時においても不用な振動
をすることなく所定のステツプ位置で停止させる
ことができるとともに、起動から停止するまでに
要する時間を非常に短縮することができる。
次にこの発明の第三の実施例について説明する
と、この実施例は第13図に示すようにさらにパ
ルスモータ19に速度検出器26を設けたもので
あつて、同検出器26からの回転速度検出号信号
SG2を制御回路11に出力して、前記第二の実
施例とは別の方法でパルスモータ19を停止制御
させるものである。
以下、この方法を第17図に示す制御回路11
のCPU13の演算処理動作を示すフローチヤー
ト図に従つて説明する。なお、本実施例はロータ
21を停止させる前までの方法は前記第二の実施
例と同じなのでその説明は省略し、同ロータ21
を停止させる場合についてのみ説明する。
さら、Nレジスタの内容Sが「4」になつたこ
とをCPU13がチエツクすると、次に、同CPU
13はロータ21のオーバーランに基づく前記位
置検出器25からのフイードバツク信号SG1に
応答して、Nレジスタの内容Sを1減算する。続
いて、CPU13はNレジスタの内容Sがいまだ
「0」でないことをチエツクした後に遅延タイマ
を作動させ、同ロータ21のオーバーランに基づ
く次のフイードバツク信号SG1を待つ。遅延タ
イマがタイムアツプした後次のフイードバツク信
号SG1が出力されると、CPU13は再びNレジ
スタの内容Sを1減算して、以後内容Sが「0」
となるまですなわち、ロータ21が移動ステツプ
データSに基づくステツプ位置をオーバーランす
るまで減算を繰り返す。
ロータ21が移送ステツプデータSに基づくス
テツプ位置までオーバーランすることを前記フイ
ードバツク信号SG1によりCPU13が判別する
と、同CPU13は速度検出器26からの回転速
度検出号信号SG2によりロータ21の回転速度
が「0」すなわちオーバーランして次に元の励磁
相位置に復帰する瞬間をチエツクして、4個の入
力パルス信号CPを所定の短かい周期Taで出力さ
せる。これによつて、ロータ21が速度「0」に
なつた位置すなわち移送ステツプデータSに基づ
くステツプ位置に励磁相が直ちに遷移するため、
同ロータ21は脱調かつ減衰振動することなく停
止される。
従つて、ロータ21が確実にオーバーランして
移送ステツプデータSに基づくステツプ位置に来
たか否かを確実に検出してロータ21を停止させ
ることができ、前記第二の実施例のT4時間を設
定するタイマは不用となり、しかも負荷の変動に
よるオーバーランの変動においても確実にロータ
21は脱調かつ減衰振動することはない。
なお前記各実施例は5相のリラクタンス型パル
スモータを二、三相励磁方式で運転させる場合に
ついて説明したが、他の励磁方式でも可能である
とともに、5相機以外のパルスモータであつても
よい。さらに永久磁石型パルスモータ等、他のパ
ルスモータの応用することは勿論可能である。
効 果 以上詳述したようにこの発明は、パルスモータ
を起動時においては加速性を高め、停止時におい
ては不用な振動をさせることなく最終ステツプ位
置にすばやく停止させることができ、パルスモー
タの起動から停止までに要する時間を短縮するこ
とができるため、パルスモータの性能を向上させ
ることができる。又、本発明においては、ロータ
の1ステツプごとの変位に基づいて励磁相を1ス
テツプずつ遷移させロータと励磁相との位相差が
常に5パルス以内となるようにしたので、負荷の
変動に対してもロータは脱調することなく確実か
つすばやく目標位置へ回動させ得る効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパルスモータの駆動方法を説明
するための電気ブロツク回路図、第2図は5相の
永久磁石型パルスモータの構造を説明する説明
図、第3図は同じく電気回路図、第4図は同じく
パルスモータを二、三相励磁方式による駆動方法
を説明するための表図、第5図は同じく二、三相
励磁方式によるパルスモータの駆動状態を示す説
明図、第6図は静止トルク曲線、第7図はこの発
明を具体化したパルスモータの駆動方法の一実施
例を示す電気ブロツク回路図、第8図は制御回路
の電気ブロツク回路図、第9図はリラクタンス型
パルスモータの構造を説明するための説明図、第
10図は中央処理装置の演算処理動作を示すフロ
ーチヤート図、第11図は入力パルス信号の出力
波形図、第12図はロータの変位曲線図、第13
図はこの発明の第二の実施例を説明するための電
気ブロツク回路図、第14図は同じく制御回路の
電気ブロツク回路図、第15図は同じく中央処理
装置の演算処理動作を示すフローチヤート図、第
16図は同じく入力パルス信号の出力波形図、第
17図はこの発明の第三の実施例を説明するため
の中央処理装置の演算処理動作を示すフローチヤ
ート図である。 制御回路…11、パルスモータ駆動回路…1
2、中央処理装置…13、読出し専用メモリ…1
4、読出し及び書込み可能なメモリ…15、パル
スモータ…19、ステータ…20、ロータ…2
1、位置検出器…25、速度検出器…26、入力
パルス信号…CP、フイードバツク信号…SG1、
回転速度検出信号…SG2、移動ステツプデータ
…S。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1パルス信号の入力毎に複数相パルスモータ
    19の少なくとも1相の励磁状態を変化させてロ
    ータ21を1ステツプ定角度回動させるように各
    相の励磁状態を変化させる駆動回路12に対し、
    予め決められた目標数の前記パルス信号をパルス
    列として供給することによりロータ21を所定角
    度回転させるパルスモータの駆動方法において、 停止状態のロータ21を回転させる時、所定個
    の前記パルス信号を自起動周波数を越える周期の
    パルス列として前記駆動回路12に供給し、予め
    決定された第1の時間T1経過後に、続くパルス
    信号を自起動周波数以下の周期のパルス列として
    前記駆動回路12に供給するとともに、 前記目標数の最後のパルス信号よりも所定個前
    のパルス信号が前記駆動回路12に供給されてか
    ら予め決定された第2の時間T3経過後に、残る
    パルス信号を自起動周波数を越える周期のパルス
    列として前記駆動回路12に供給してロータ21
    を停止させること を特徴とするパルスモータの駆動方法。 2 前記第1の時間は、前記所定個のパルス信号
    が自起動周波数を越える周期のパルス列として前
    記駆動回路12に供給されてから、停止状態のロ
    ータ21が1ステツプ回転するまでの時間として
    設定されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のパルスモータの駆動方法。 3 前記第2の時間T3は、前記目標数の最後の
    パルス信号よりも所定個前のパルス信号が供給さ
    れてから、そのパルス信号により生成される励磁
    状態が指向する回転位置を越えるロータ21の過
    回動が復動に転ずるまでの時間として設定されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のパルスモータの駆動方法。
JP16129380A 1980-11-15 1980-11-15 Driving method for pulse motor Granted JPS5785599A (en)

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