JPH0353832Y2 - - Google Patents

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JPH0353832Y2
JPH0353832Y2 JP1986149847U JP14984786U JPH0353832Y2 JP H0353832 Y2 JPH0353832 Y2 JP H0353832Y2 JP 1986149847 U JP1986149847 U JP 1986149847U JP 14984786 U JP14984786 U JP 14984786U JP H0353832 Y2 JPH0353832 Y2 JP H0353832Y2
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JP
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clutch
valve
pressure
outlet side
air
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JP1986149847U
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JPS6356999U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、試験打などのように一工程ごとのプ
レス加工においてクラツチライニングの焼付を防
止し、寿命を向上することのできるプレス機械の
クラツチ制御回路に関するものである。
「従来の技術」 従来、大型のトランスフアを有する機械プレス
のクラツチは、トランスフアの送り機構に大きな
加速度が作用して破損しないように、圧力エアを
供給してクラツチをON、ブレーキをOFFとする
とき、圧力エアの流量を一定に制御し、クランク
軸の立ち上がりの角加速度をある範囲に保つよう
になつていた。すなわち第3図に示すように、プ
レスの回転軸に設けたクラツチ1に、圧力調整弁
2で一定圧力に調整した圧力エアを絞り弁3で流
量を規制し、電磁弁4を信号で開に切り換え制御
両逆止弁5を介して供給し、信号を切つて電磁弁
4を排気に切り換え制御両逆止弁5をクラツチ1
の残圧で排気に切り換えて排気していた。
「考案が解決しようとする問題点」 上述の従来の装置は、試験打などのような一工
程ごとのプレス加工では、クラツチ1のクラツチ
が規定のトルク能力に達する前に作業荷重が作用
し、クラツチが滑りを起こし、これを繰り返すう
ちにクラツチライニングの焼付が発生し寿命を低
下させるという欠点があつた。
本考案の目的はこの欠点を除き、クランク軸の
立ち上がりの角加速度をある範囲に保つと共に、
規定のトルク能力に達する時間を短縮してクラツ
チライニングの焼付による寿命低下を防止できる
プレス機械のクラツチ制御回路を提供することに
ある。
「問題点を解決するための手段及び作用」 本考案の構成は、クラツチに圧力エアを給排す
る制御回路に圧力エア源の圧力を所要の一定圧力
に調整する圧力調整弁を設け、この圧力エアを給
排に切り換える電磁弁を設け、続いて圧力エアの
流量を一定に制限する絞り弁と、クラツチ側が或
る一定圧力p1まで上昇すると開となるバルブとを
併列に設け、続いて入口側と排気側とを切り換え
て逆止めし、中央の出口側をクラツチに連絡し、
クラツチ側が入口側より圧力が高いとき、この圧
力が排気側を開とする制御両逆止弁を設けたこと
を特徴とする。
「実施例」 第1図において、プレスの回転軸(図示せず)
に設けたクラツチ6に対する本考案の圧力エアの
制御回路7の構成を示している。この制御回路7
には、圧力エア源8からクラツチ6までの間に、
圧力エア源8側から順にストツプバルブ9、所要
の一定エア圧力に調整する圧力調整弁10、圧力
計11及びエア圧力が所要値となつたことを検出
し信号を発信する圧力センサ12、リリーフ弁1
3を有するエアタンク14、クラツチ6に圧力エ
アを信号ONで供給、OFFで排気に切り換える2
連の電磁弁15、電磁弁15の出口側に併列に設
けた圧力エアの流量を規制する絞り弁16、及び
クラツチ6側のエア圧力がp1に達すると開とな
る。バルブ17、入口側と排気側とを切り換えて
逆止めし、中央の出口側をクラツチ6に連絡し、
圧力エアが入口側から供給されると排気側を閉じ
てクラツチ6に給気し、入口側が排気されるとク
ラツチ6側の圧力エアの残圧で入口側を閉、排気
側を開とし、クラツチ6を排気する制御両逆止弁
18を設けている。
第1図及び第2図において作用を述べる。電磁
弁15に信号を送つた時を時間0としてクラツチ
6に給気すると、圧力エアは絞り弁16、制御両
逆止弁18を介してクラツチ6に供給され、クラ
ツチ6の内圧は上昇を始める。t0秒後にブレーキ
がOFFとなつた後クラツチがONとなると、クラ
ンク軸の角速度が或る角加速度の範囲に保たれて
上昇し、t1秒後に規定の角速度に達する。このと
きクラツチ6の内圧はp1に達するが、なおクラツ
チは規定トルクに達していない。クラツチ6の圧
力がp1に達すると、バルブ17は開となり、圧力
エアは急速にクラツチ17に供給され、t2秒後に
クラツチ6の圧力はpに達し規定トルクを伝達で
きる。(従来は一点鎖線で示すようにt3秒を要し
ていた。) 逆に信号をOFFとし電磁弁15を排気すると、
制御両逆止弁18は入口側が閉、排気側が開とな
りクラツチ6は急速に排気されクラツチがOFF、
ブレーキがONとなりプレスの回転軸は急速に停
止する。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、電磁弁のあとに絞り弁とバルブとを併列に設
け圧力エアを制御するので、クラツチがONとな
つてからクランク軸が規定回転に達するまでは、
ある角加速度範囲に保持してクランク軸の角速度
を徐々に上昇させ、プレスのトランスフアの破損
を防止し、それ以後は急速にクラツチを規定トル
ク能力に上昇させ、試験打などの一工程ごとのプ
レス加工で作業荷重が作用してもクラツチの滑り
が発生しないようにし、クラツチライニングの焼
付を防止し寿命を向上させることができる。など
実用上の効果と利点は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の制御回路図、第2図はそのク
ラツチのエア圧力とクランク軸角速度とのタイミ
ング線図、第3図は従来例のエア回路図である。 1はクラツチ、2は圧力調整弁、3は絞り弁、
4は電磁弁、5は制御両逆止弁、6はクラツチ、
7は制御回路、8は圧力エア源、9はストツプバ
ルブ、10は圧力調整弁、11は圧力計、12は
圧力センサ、13はリリーフ弁、14はエアタン
ク、15は電磁弁、16は絞り弁、17はバル
ブ、18は制御両逆止弁である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プレス機械のクラツチに一定圧力のエアを供給
    して連結させるとともに、排気して連結を解除さ
    せる機械プレスのクラツチ制御回路において、 その入口側に前記一定圧力のエアを供給され、
    信号ONでその入口側とその出口側とを連絡さ
    せ、信号OFFでその入口側を閉じ、かつその出
    口側を排気に切り換える電磁弁15と、 電磁弁15の出口側に併列に接続して設けら
    れ、それぞれの入口側に供給された前記一定圧力
    のエアを一定流量に規制してその出口側に吐出さ
    せる絞り弁16と、その出口側が前記一定圧力よ
    り低い圧力p1に達するとその入口側とその出口側
    とを連絡させ、その出口側の圧力を急速に前記一
    定圧力に到達させるバルブ17と、 絞り弁16及びバルブ17の出口側にその入口
    側を接続し、かつその出口側をクラツチ6に接続
    して設けられ、その入口側に供給された圧力エア
    でその排気側を閉じるとともに、その入口側をそ
    の出口側に連絡させてクラツチ6に給気し、その
    入口側を排気するとクラツチ6側エアの残圧でそ
    の入口側を閉じるとともに、その出口側をその排
    気側に連絡させてクラツチ6を急速に排気する制
    御両逆止弁18と、 を具備することを特徴とする機械プレスのクラツ
    チ制御回路。
JP1986149847U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0353832Y2 (ja)

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JP1986149847U JPH0353832Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6356999U JPS6356999U (ja) 1988-04-16
JPH0353832Y2 true JPH0353832Y2 (ja) 1991-11-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5328982B2 (ja) * 1974-04-17 1978-08-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5328982U (ja) * 1976-08-19 1978-03-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5328982B2 (ja) * 1974-04-17 1978-08-17

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JPS6356999U (ja) 1988-04-16

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