JP2513253Y2 - タ―ボコンパウンドエンジン - Google Patents

タ―ボコンパウンドエンジン

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JP2513253Y2
JP2513253Y2 JP1991045946U JP4594691U JP2513253Y2 JP 2513253 Y2 JP2513253 Y2 JP 2513253Y2 JP 1991045946 U JP1991045946 U JP 1991045946U JP 4594691 U JP4594691 U JP 4594691U JP 2513253 Y2 JP2513253 Y2 JP 2513253Y2
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JP
Japan
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solenoid valve
hydraulic
hydraulic clutch
valve
engine
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JP1991045946U
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JPH04129850U (ja
Inventor
一哉 竹谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は将来の戦車用ディーゼル
エンジン過給システムの過給装置に関する。本考案は一
般車両用荷役運搬機械用建設機械用、特車用、舶用など
に使用される2サイクル4サイクル内燃機関にも広く利
用可能である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術のターボコンパウンドエンジ
ンシステムのシステム構成の例を図2、図4によって説
明する。図4は従来の技術のターボコンパウンドエンジ
ンの全体システム構成図、図2は従来の技術のターボコ
ンパウンドエンジンの油圧クラッチの構成図である。図
において11は機関、12は排気マニホルド、13は給
気冷却器、14は給気マニホルド、15はクランク軸で
前記機関11のクランク軸である。16は減速ギヤ列で
前記クランク軸15に連結されている。19は排気ター
ボ過給機で前記排気マニホルド12に接続されている。
7は油圧クラッチで前記減速ギヤ列と前記排気ターボ過
給機を連結する。18はワンウェイクラッチで前記排気
ターボ過給機19と前記減速ギヤ列16とを連結し排気
ターボ過給機19から前記機関への動力伝達のみ可能で
ある。01は油圧ポンプ、02は調圧弁で前記油圧ポン
プ01の吐出口に設けられている。POは圧力計で前記
調圧弁02の出口側に設けられている。03は電磁弁で
前記調圧弁02の出口側に接続され常時閉である。04
は油圧クラッチである。
【0003】従来技術の作用を説明する。前記構成によ
りエンジン運転モードが負荷条件に応じて、(1)油圧
クラッチ7を結合にしてエンジン側から排気ターボ過給
機19を駆動する機械駆動過給が可能であり、(2)油
圧クラッチ7を切りはなして排気ターボ過給機19側か
らエンジンを駆動するターボコンパウンドエンジンが可
能であり、(3)エンジン回転と切り離す排気ターボ自
由過給(フリーターボ過給)が可能である3モードとな
っている。
【0004】油圧ポンプ01は油を吐き出し、この油を
調圧弁02は一定圧に保つ、この油は電磁弁03へ流れ
る。電磁弁03が通になると前記油は油圧クラッチ04
へ流れるが、前記油圧クラッチ04と前記電磁弁03と
の間の管路の油は電磁弁03が断になっている間排油さ
れて管路は空になっているので、まづ油圧クラッチ04
に到る管路を油で満たしてから油圧クラッチ04に油圧
が働き油圧クラッチ04が結合することになる。電磁弁
03を断にする油圧ポンプ01からの管は閉じられ、油
圧クラッチ04の管路は排油されて油圧クラッチ04は
切れる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来技術の構成で電磁
弁の電流を切って油圧クラッチを切っているとき、前記
電磁弁と前記油圧クラッチの間の管路の油は排出されて
管路は空になる。それで電磁弁に通電して油圧クラッチ
への管路を通にしたとき、まず前記管路に油を満たさな
ければならないのでその油を送る時間だけ油圧クラッチ
の動作がおくれる。即ち機械駆動過給への切換えがおく
れ一時的な排気吐煙の発生や過渡応答特性の不良等の不
具合がある。
【0006】本考案の目的は油圧管路に常時油を満たし
ておき機械駆動過給への切換時応答性のよいターボコン
パウンドエンジンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のターボコンパウ
ンドエンジンは、エンジンのクランク軸とターボ過給機
の回転軸とを油圧クラッチにより連結/切り離しするタ
ーボコンパウンドエンジンにおいて;前記油圧クラッチ
への作動油供給源となる油圧ポンプAと;該油圧ポンプ
の出口側から前記油圧クラッチまでの間に順次接続され
る電磁弁A、電磁弁Bと;該電磁弁Bをバイパスして該
電磁弁Aの他の出口側と該電磁弁Bの出口側との間に接
続される減圧弁と;該減圧弁を流れる作動油の方向を前
記電磁弁Bの出口側方向のみに制限する逆止弁とを有し
てなり、前記電磁弁Aに対して電圧OFF時にはその出
口ポートを前記減圧弁側へ連通し、電圧ON時にはその
他の出口ポートを前記電磁弁B、前記油圧クラッチへと
連通し;前記電磁弁Bに対して電圧OFF時には前記電
磁弁Aとが前記油圧クラッチと連通し、ON時には前記
油圧クラッチを排油路へ連通することを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】油圧ポンプは作動油を吐出し調圧弁は前記油圧
を一定に保つ。前記電磁弁Aは前記油圧を減圧弁に接続
する。減圧弁は前記調圧された油圧を減圧して逆止弁を
通して油圧クラッチの管路に流す。此の際電磁弁Bでは
油はドレンされておらず、減圧された油圧が油圧クラッ
チに働いているがこの油圧では油圧クラッチは切れてい
る。コントローラの制御により電磁弁Aが電磁弁Bへ切
り換えられると調圧された作動油は直ちに電磁弁Bをへ
て油圧クラッチに働き油圧クラッチは入る。次にコント
ローラの制御により電磁弁Aが減圧弁側へ切り換えられ
ると同時に電磁弁Bは同じ制御により排油に接続され油
圧クラッチの管路は排油され油圧クラッチは速に切れ
る。このとき減圧弁を通った作動油も排油される。油圧
クラッチが切れると直ちにコントローラの制御により電
磁弁Bが電磁弁Aへ通にされ排油は止る。これにより減
圧された作動油が油圧クラッチの管路をみたす。この圧
力では油圧クラッチは入らない。
【0009】
【実施例】図1及び図4を参照して本考案の実施例を説
明する。図4は従来のターボコンパウンドエンジンの全
体システムの構成図である。図1は本考案に係るターボ
コンパウンドエンジンの油圧クラッチシステムの構成図
である。図において11は機関、12は前記機関11の
排気マニホルド、19は排気ターボ過給機で前記排気マ
ニホルド12に接続されている。14は前記機関11の
給気マニホルドである。15はクランク軸で前記機関1
1の出力軸である。16は歯車列で前記クランク軸15
と前記排気ターボ過給機19を連結する。7は油圧クラ
ッチで前記歯車列16と前記排気ターボ過給機を連結す
る。18はワンウェイクラッチで前記歯車列16と前記
ターボ過給機を連結し前記排気ターボ過給機19から前
記クランク軸15への動力の伝達のみが可能で且前記ク
ラッチ7と並列に設けられている。
【0010】次に前記実施例における油圧クラッチ7の
詳細を説明する。7は油圧クラッチで前記排気ターボ過
給機19と歯車列16との間に設けられている。1は油
圧ポンプで前記油圧クラッチ7の作動油源である。4は
電磁弁Bで前記油圧クラッチ7の作動油の管に設けられ
常時通であり図示しないコントローラにより制御され
る。5は減圧弁で前記油圧クラッチ7の作動油の管路に
前記B電磁弁4と並列に設けられている。6は逆止弁で
前記減圧弁5の出口側に設けられ前記減圧弁5から油圧
クラッチ7の方向への流れのみを許容する。2は調圧弁
で前記油圧ポンプ1の吐出口に設けられている。3は電
磁弁Aで前記調圧弁2の出口側に設けられ管路を前記B
電磁弁4と減圧弁5に切換えて居り常時減圧弁へ通じて
居り且つ図示しないコントローラに制御される。POは
圧力計で前記調圧弁の出口に設けられている。PCは圧
力計で前記油圧クラッチ7の入口管路に設けられてい
る。
【0011】次に前記実施例の作用を説明する。油圧ポ
ンプ1は作動油を吐出し調圧弁2は前記作動油を定めら
れた一定圧に保ちA電磁弁3へ流しA電磁弁3で減圧弁
5に接続され、減圧弁5はこれを減圧して逆止弁6を通
して油圧クラッチ7に通じ油圧クラッチ7はこの低圧で
は係合しない。排気ターボ過給機はワンウェイクラッチ
18によって減速歯車列16に連結されている。図示し
ないコントローラの制御によりA電磁弁3がB電磁弁4
の方に切り換ると前記調圧された油圧はB電磁弁4を通
り、減圧弁5への管路は逆止6で閉じられ、速かに油圧
クラッチ7に作用し油圧クラッチ7は速かに結合にな
る。排気ターボ過給機は油圧クラッチ7によって減速歯
車列16に結合され機関に機械駆動過給が可能になる。
【0012】図示しないコントローラの制御によりA電
磁弁3の電流が断たれるとA電磁弁3が減圧弁5側へ切
換ると同時に前記と同じ制御によりB電磁弁4に電流を
流し調圧された油の管を閉じ油圧クラッチ7の管路を排
油する。油圧クラッチ7は切れる。油圧クラッチ7が切
れると直ちに図示しないコントローラの制御によりB電
磁弁4の電流が断たれB電流弁3は通になる。減圧弁5
で減圧された油が逆止弁6を通って油圧クラッチ7の管
路に流入し、この圧力では油圧クラッチ7は切れてい
る。排気ターボ過給機はワンウェイクラッチ18によっ
て減速歯車列16に結合される。
【0013】
【考案の効果】この考案のターボコンパウンドエンジン
はエンジンの負荷条件に応じて過給モードを機械駆動過
給とフリーターボ過給及びターボコンパウンドに切換え
ることができるターボコンパウンドエンジンにおいて、
過給モード切換え時の油圧クラッチの応答性を向上させ
ることにより車両搭載時のドライバビリティ及び車両の
加速性が改善される。従来の技術と本考案のシステムの
動作線図を図3に示す。本考案により電磁弁Aが通電さ
れた瞬間から油圧クラッチが完全に係合されるまでの時
間tが短縮される。またデッドボリュームの影響が無視
できることから電磁弁や油圧ポンプ等のレイアウトの自
由度が高くなり、デザインメリットが向上する。これに
よりエンジンシステムのコンパクト化に大きく寄与す
る。よってこの考案は油圧管路に常時作動油を満たして
おき機械駆動過給への切換時応答性のよいターボコンパ
ウンドエンジンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るターボコンパウンドエンジンの油
圧クラッチシステムの構成図。
【図2】従来の技術のターボコンパウンドエンジンの油
圧クラッチシステムの構成図。
【図3】本考案及び従来の技術の油圧クラッチシステム
の動作線図。
【図4】従来の技術の排気ターボコンパウンドエンジン
の全体システム構成図。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2 調圧弁 3 電磁弁A 4 電磁弁B 5 減圧弁 6 逆止弁 7 油圧クラッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク軸とターボ過給機の
    回転軸とを油圧クラッチにより連結/切り離しするター
    ボコンパウンドエンジンにおいて;前記油圧クラッチへ
    の作動油供給源となる油圧ポンプAと:該油圧ポンプの
    出口側から前記油圧クラッチまでの間に順次接続される
    電磁弁A、電磁弁Bと;該電磁弁Bをバイパスして該電
    磁弁Aの他の出口側と該電磁弁Bの出口側との間に接続
    される減圧弁と;該減圧弁を流れる作動油の方向を前記
    電磁弁Bの出口側方向のみに制限する逆止弁とを有して
    なり、前記電磁弁Aに対して電圧OFF時にはその出口
    ポートを前記減圧弁側へ連通し、電圧ON時にはその他
    の出口ポートを前記電磁弁B、前記油圧クラッチへと連
    通し;前記電磁弁Bに対して電圧OFF時には前記電磁
    弁Aとが前記油圧クラッチと連通し、ON時には前記油
    圧クラッチを排油路へ連通することを特徴とするターボ
    コンパウンドエンジン。
JP1991045946U 1991-05-22 1991-05-22 タ―ボコンパウンドエンジン Expired - Lifetime JP2513253Y2 (ja)

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JPH04129850U JPH04129850U (ja) 1992-11-27
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