JPS626258Y2 - - Google Patents

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JPS626258Y2
JPS626258Y2 JP11347282U JP11347282U JPS626258Y2 JP S626258 Y2 JPS626258 Y2 JP S626258Y2 JP 11347282 U JP11347282 U JP 11347282U JP 11347282 U JP11347282 U JP 11347282U JP S626258 Y2 JPS626258 Y2 JP S626258Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
nozzle area
turbine
signal
turbine nozzle
engine
Prior art date
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JP11347282U
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JPS5919928U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はギヤシフト時にノズル面積を絞つてタ
ービン入口圧力を高めタービン回転の低下を抑制
し加速特性の改善をはかつた、ターボ過給機の可
変ノズル面積式ターボ過給機の制御装置に関す
る。
ターボ過給機エンジンの低速トルクを向上させ
るようにしたV,Gタービンでは、従来はエンジ
ン回転数信号と負荷信号により第3図の図表のよ
うにノズル面積を変化させる所謂3ポジシヨン制
御を使用していた。この制御方式ではギヤシフト
時には負荷が85%以下となるためノズル面積が大
となり一時的にタービン回転数が低下し発進加速
性能に時間的おくれを生じる欠点があつた。
本考案の目的はギヤシフト時のタービン回転低
下を防止して発進加速の向上をはかつた可変ノズ
ル面積式ターボ過給機を提供するにある。
本考案はギヤシフト信号(クラツチペタルのふ
み込み信号+アクセルペタル踏力解除信号)を検
知しタービンノズル面積を絞る制御を新たに追加
して前記目的の達成をはかつたもので、本方式の
原理はギヤシフト時にタービンノズル面積を絞つ
てエンジン側の排気損失を増してエンジン回転を
下げる代わりにタービン入口圧力を高めてタービ
ンを高回転に保持し、次の加速時にブロアのブー
スト圧が急激に立上がり加速特性が改善されるよ
うに構成したものである。
以下本考案を第1図乃至第5図に示す実施例に
もとづいて説明すると、1はエンジン回転数を検
出する回転数検出センサ、2はエンジン負荷を検
出する負荷検出センサ、3はアクセルペダル、
2′はギヤシフト信号、3′はクラツチペタル、4
はコントローラ、5は第1電磁弁6および第2電
磁弁7よりなる開閉弁手段、8は第1電磁弁6に
連通する第1室9と第2電磁弁7に連通する第2
室10とスプリング11を内蔵したスプリング室
12と第1ピストン13と第2ピストン14と第
1ストツパ15と第2ストツパ15′とからなる
アクチユエータシリンダである。16は過給機の
タービン入口側に設けられ上記第2ピストン14
側に連結した可動リング、17は同可動リング1
6に係合されピン18の回りに回動するように設
けた複数個の可動ベーンである。上記コントロー
ラ4はタービンノズル面積を可動ベーンを介して
コントロールする特性を内蔵した電子デバイス
で、本実施例の場合第2,3,4図に示されるよ
うにエンジン回転数と、エンジン負荷(トルク)
と、ギヤシフト信号によつてタービンノズル面積
が決定されるように形成されている。
次に開閉弁手段5について説明すると、第1,
第2両電磁弁6,7が無通電の場合はエアタンク
19のエア供給を遮断し、通路20,21は共に
大気開口部22,23を介して大気開放される。
そのとき、第1,第2両ピストン13,14はス
プリング11のばね力によつてそれぞれ左方端に
変位し、可動ベーン17はピン18の回りに反時
計方向に回動し、タービンノズル面積を最大にす
る。また第1電磁弁6だけが通電されたときには
エアタンク19からのエアが通路20を介して第
1室9に供給され第1ピストン13は第1ストツ
パ15に当接する位置まで右方変位する。さらに
第2電磁弁7が通電されたときには通路21を介
して第2室10にもエアタンク19のエアが供給
され第2ピストン14は第2ストツパ15′に当
接する位置まで右方変位する。すなわち、第1,
第2電磁弁6,7が通電されたときには、アクチ
ユエータシリンダ8の作動により可動リング16
を介して可動ベーン17は時計方向に回動し、ノ
ズル面積がさらに小さくなるように形成されるも
のである。
なお高負荷でないときにはコントローラ4より
第1,第2電磁弁6,7へは無通電としタービン
ノズル面積を最大のF3とし又ギヤシフト時は局
所的に第1,第2電磁弁6,7に通電しノズル面
積を最小のF1にするように構成されている。
次に上記実施例の作用について説明する。
1からのエンジン回転信号とセンサ2からの負
荷信号とが入力されたコントローラ4は開閉弁手
段5に制御信号を出力する。高負荷時回転数が変
化する場合は第2図のように変化する。即ち () エンジン回転数が区間Cのとき。
第1,第2両電磁弁6,7は無通電で、エアタ
ンク19からのエアはアクチユエータシリンダ8
へ供給されない。このため第1,第2両ピストン
13,14はばね11の力により左方変位し、可
動ベーン17は反時計方向に回動し、タービンノ
ズル面積はF3になる。
() 区間Bのとき。
コントローラ4からの制御信号によつて第1電
磁弁6のみが通電され第1室9にエアが供給され
第1ピストン13は第1ストツパ15に当接する
位置まで右方変位する。同時に、第2ピストン1
4も第1ピストン13と連動して右方変位する。
この結果、可動リング16は時計方向に回動し、
可動ベーン17も時計方向に回動し、ノズル面積
はF2になる。
() 区間Aのとき。
コントローラ4からの制御信号によつて第1,
第2両電磁弁6,7が通電し、第1,第2両室
9,10へ同時にエアがエアタンク19から供給
されて、第2ピストン14は第2ストツパ15′
に当接する位置まで右方変位する。すなわち、可
動リング16の時計方向回動量は最大になり、可
動ベーン17によるタービンノズル面積も最小量
F1となる。
以上の事実を表示すると第3図のとおりで負荷
(トルク)が大きいときにエンジン回転数がA,
B,Cと上昇するにつれてタービンノズル面積が
F1,F2,F3と上昇することを示している。さら
に負荷が小になると吸気空気は多くする必要はな
くなるので第3図下段のように回転数の如何に関
らずタービンノズル面積を大(F3)としてタービ
ンの効率を悪くしてブロアを不必要に高速回転さ
せないようにしている。
第4図はある特定エンジンのターボチヤージヤ
のコントロールについて表示したもので、前述の
第2図,第3図で回転数Aは1400rpm以下、Bは
1400〜1800rpm、Cは1800rpm以上、高負荷は85
%負荷以上、−印は制御フアクタとならないこと
を意味している。
なおこの制御はギヤシフト時には負荷が85%以
下(アクセルペダルの踏み代小)となるためノズ
ル面積大となり、タービン回転は従来方式だけで
は第5図点線のようにタービン回転は低下する。
このようなタービン回転の低下を防ぎ発進加速の
向上を図るため、ギヤシフト信号(クラツチペタ
ルON信号+アクセルペタルOFF信号)を検知し
てノズル面積をF1に絞る制御を新しく追加して
いる。本方式の原理はギヤシフト時にノズル面積
を絞つてエンジン側の排気損失を増してエンジン
回転を下げる代わりにタービン入口圧力を高めて
タービンを高回転に保持し、次の加速に際してブ
ースト圧が急激に立ち上がり加速性能を改善する
ようにしたものである。第5図の実線は本考案に
よるギヤシフト時のタービン回転数変化(発進加
速時)を図示したもので変速加速時間が短縮され
る効果が大である。
本考案に係る可変ノズル面積式ターボ過給機で
は、ギヤシフト時軽負荷になるため従来の制御方
式のみではタービンノズル面積が大となりタービ
ン回転が低下する。従つて、ギヤシフト(アクセ
ル踏力解除+クラツチ踏込)信号を検知してノズ
ル面積を絞る制御を加えたので、ギヤシフト時の
タービン入口圧力を高めてタービン回転の低下を
防止し発進加速特性が改善される効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に実施例のシステム図、第2図
はエンジン回転数とタービンノズル面積との関係
を示す線図、第3図はコントローラに内蔵される
特性であつてエンジン回転数と負荷(トルク)と
タービンノズル面積との関係を示す図表、第4図
は本実施例の全般的制御に関する図表、第5図は
ギヤシフト時のタービン回転数変化(発進加速
時)状況線図である。 1……エンジン回転数センサ、2……エンジン
負荷センサ、3……アクセルペタル、2′……ギ
ヤシフトセンサ、3′……クラツチペタル、4…
…コントローラ、5……開閉弁手段、8……アク
チユエータシリンダ、17……可動ベーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気タービンのノズルを可動ベーン方式とした
    ターボ過給機において、エンジン回転数センサ、
    エンジン負荷センサの検出信号およびギヤシフト
    信号が入力されるコントローラと、同コントロー
    ラの出力信号によつてアクチユエータへの流体圧
    供給通路を開閉する開閉弁手段と、同開閉弁手段
    の開閉作動に応じ前記流体圧により作動するアク
    チユエータシリンダと、同アクチユエータシリン
    ダに連結された過給機のタービン入口に枢設され
    た複数の前記可動ベーンとを備え、同可動ベーン
    を回転操作してエンジン回転数の増加に応じてタ
    ービンノズル面積を拡げ、エンジン負荷の減少に
    応じてタービンノズル面積を拡げ又チエンジギヤ
    信号によつてタービンノズル面積を絞るように構
    成した可変ノズル面積式ターボ過給機。
JP11347282U 1982-07-28 1982-07-28 可変ノズル面積式タ−ボ過給機 Granted JPS5919928U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11347282U JPS5919928U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 可変ノズル面積式タ−ボ過給機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11347282U JPS5919928U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 可変ノズル面積式タ−ボ過給機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5919928U JPS5919928U (ja) 1984-02-07
JPS626258Y2 true JPS626258Y2 (ja) 1987-02-13

Family

ID=30262662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11347282U Granted JPS5919928U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 可変ノズル面積式タ−ボ過給機

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JP (1) JPS5919928U (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059463Y2 (ja) * 1985-03-13 1993-03-09
JPS60178333U (ja) * 1984-05-08 1985-11-27 三菱自動車工業株式会社 タ−ボ過給機付エンジン
JPH0240274Y2 (ja) * 1984-10-18 1990-10-26
JPH0415952Y2 (ja) * 1985-06-12 1992-04-09
JPH0322522Y2 (ja) * 1985-08-07 1991-05-16
JPH0322524Y2 (ja) * 1985-08-12 1991-05-16
JPH0330591Y2 (ja) * 1985-08-12 1991-06-27
JP2573107Y2 (ja) * 1991-10-31 1998-05-28 いすゞ自動車株式会社 車両用過給機の過給気圧制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5919928U (ja) 1984-02-07

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