JPH034479Y2 - - Google Patents

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JPH034479Y2
JPH034479Y2 JP13457985U JP13457985U JPH034479Y2 JP H034479 Y2 JPH034479 Y2 JP H034479Y2 JP 13457985 U JP13457985 U JP 13457985U JP 13457985 U JP13457985 U JP 13457985U JP H034479 Y2 JPH034479 Y2 JP H034479Y2
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brake
clutch
solenoid valve
crankshaft
air
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JP13457985U
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  • Control Of Presses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はプレス機械のクラツチ・ブレーキの動
作のタイミングを最適とし、プレスの寸動操作あ
るいはプレスの起動時においてプレスのスライド
に十分なトルクを与えて下死点におけるステイツ
クを防止するプレス機械におけるクラツチ・ブレ
ーキ制御装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、プレス機械のクランク軸に設け、モータ
で駆動されるフライホイールの回動力をクランク
軸に伝達させるクラツチと、クランク軸とプレス
のフレームとの間に制動力を発生してクランク軸
を停止させるブレーキとは、電磁弁に電気信号を
送り切り換えて圧力エアを供給することによつて
クラツチを接続しブレーキを解除し、逆に圧力エ
アを排気することによつてクラツチを解除しブレ
ーキを接続していた。
「考案が解決しようとする問題点」 上述の従来のクラツチ・ブレーキ制御装置で
は、第3図に示すように電磁弁に時間0で信号を
送ると、制御装置の電気的機械的な遅れにより、
約時間t1遅れたA時点からブレーキは次第に解放
されて制動トルクが低下し、クラツチは次第に接
続されて伝達トルクが増加し、B時点近傍からク
ランク軸が回転を初めC時点でやつと伝達トルク
が100%に上昇した。従つてB時点からC時点に
至るまでの間にクランク軸が下死点(クランク角
度180゜)に達するとクラツチが十分な伝達トルク
を発生しないうちにプレス加工は最大荷重に達
し、加工重が伝達トルク以上の場合にクランク軸
は下死点を越えて回転することができずに停止す
る。すなわち、ステイツクを起こす。クランク軸
が正常に停止するクランク角度0゜近傍から起動す
る場合には、通常ステイツクは起こらないが、ク
ラツチの摩耗した場合、あるいはプレスを寸動運
転して例えばクランク角度90゜近傍から起動した
場合にはステイツクを起こすことが多かつた。本
考案の目的はこの欠点を除き、クラツチの伝達ト
ルクが100%近傍まで上昇してからブレーキが解
放されてクランク軸が回転しステイツクを起こす
ことが防止できるプレス機械におけるクラツチ・
ブレーキ制御装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段及び作用」 本考案の構成は、プレスのスライドをコンロツ
ドを介してその偏心部に連結し、プレスのフレー
ムに回動自在に支持されたクランク軸と、クラン
ク軸の一端部に回動自在に設けられ、モータで駆
動されるフライホイールとの間に圧力エアを給排
して接続、解放に切り換わるクラツチを設け、ク
ランク軸の他端部とプレスのフレームとの間に、
ばねに付勢されて制動し、圧力エアを給排するこ
とによつて解放・制動に切り換わるブレーキを設
け、圧縮エア源の圧力エアを電気信号のON、
OFFによつて給排に切り換わる電磁弁を介して
クラツチに接続すると共に、この圧力エアを逆止
弁を介してブレーキに接続供給し、ブレーキに接
続した回路を電気信号のOFF、ONにより大気に
開閉する別の電磁弁を設けた。電磁弁は夫々クラ
ツチ、ブレーキの近傍に設け制御遅れを極力減少
させておく。これらの両電磁弁に同時に電気信号
をONとすると、第2図に示すように、その時点
を時間0としてクラツチは直ちに給気されて次第
に接続され伝達トルクをを増加し、ブレーキは逆
止弁の逆止力によつて若干遅れて給気され、D時
点から解放し始める。このD時点でクラツチが
100%に近い伝達トルクを発生した状態となりク
ランク軸が回転を始めるから、クランク角度0゜〜
90゜からクランク軸が回転を始めた場合、ステイ
ツクを防止することができる。両電磁弁の電気信
号を同時にOFFとすると、クラツチ及びブレー
キは直ちに排気され、クラツチの伝達トルクは低
下し、ブレーキの制動トルクは増加してクランク
軸は急速に停止する。このような構成と作用を有
する特徴がある。
「実施例」 第1図において、プレスのクランク軸1はプレ
スのフレーム2に回転自在に支持されている。ク
ランク軸1の偏心部3にはコンロツド4を介して
プレスのスライド5を連結している。クランク軸
1の右端部には同心にフライホイール6を回転自
在に設け、フライホイール6はモータ(図示せ
ず)により駆動される。クランク軸1とフライホ
イール6との間にクラツチ7を設けている。クラ
ンク軸1の左端部にはフレーム2との間にブレー
キ8を設けている。
クラツチ7には圧縮エア源9から電磁弁10を
介して圧力エアを給排するエア回路11を設けて
いる。電磁弁10はクラツチ7に接近させて設け
制御遅れを除いている。電磁弁10は電気信号を
NO、OFFさせるとエア回路11に給気、排気す
るように切り換わる。エア回路11から分岐して
ブレーキ8に至るエア回路12にはブレーキ8に
向けて開く逆止弁13を設けている。
エア回路12から分岐させたエア回路14には
ブレーキ8に接近させて電磁弁15を設けてい
る。電磁弁15は電磁弁10と同時に電気信号を
ON、OFFされて閉、開に切り換わり、開いてブ
レーキ8の圧力エアを排気する。
図の状態は電磁弁10,15の電気信号を
OFFとしたところで、クラツチ7、ブレーキ8
は排気され、クラツチ7は解放、ブレーキ8は制
動されクランク軸1は停止している。電気信号を
ONとし電磁弁10を給気、電磁弁15を閉とす
ると、クラツチ7は接続を始め伝達トルクが上昇
を始める。逆止弁13を介して若干遅れてブレー
キ8が解放され始める。この間逆止弁13を通つ
て流れる圧力エアの圧力が完全に上昇するまでは
クラツチ7の圧力エアの圧力は若干低く保持され
るので、半クラツチの状態でブレーキ8が解除さ
れ始め、ブレーキ8の解除が若干進んだ時、クラ
ツチ8の伝達トルクは100%となる。従つてクラ
ンク軸1は回転を始めると間もなく100%トルク
で回転するので下死点に至るまでのクランク角度
が約90゜まではステイツクを起こすおそれがない。
なお、クラツチ7及びブレーキ8に接近させて
給排に切り換わる電磁弁を夫々設け、これらの電
磁弁の電気信号のタイミングを調整して同様の作
用をうることもできる。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、クラツチ及びブレーキに接近させた電磁弁と
逆止弁を設けたことにより、プレスの起動に当た
りクラツチを半クラツチの状態としてブレーキを
解除し、その後間もなくクラツチのトルクを100
%とすることができるので制御遅れがなく、プレ
スの通常の運転で起こるステイツクは殆ど完全に
防止することができる。またプレスを停止させる
ときも制御遅れを殆どなくすることができる。な
ど実用上の効果と利点は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示すプレス要部の正面図及び
エア回路図、第2図はその作用説明用のトルク対
時間線図、第3図は従来例のトルク対時間線図で
ある。 1はクランク軸、2はフレーム、3は偏心部、
4はコンロツド、5はスライド、6はフライホイ
ール、7はクラツチ、8はブレーキ、9は圧縮エ
ア源、10は電磁弁、11はエア回路、12はエ
ア回路、13は逆止弁、14はエア回路、15は
電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機械のクランク軸に設けたクラツチ7と
    ブレーキ8を制御する装置において、クラツチ7
    と圧縮エア源との間に設けられ、電気信号の
    ON、OFFで夫々給気、排気に切り換わる電磁弁
    10と、クラツチ7と電磁弁10間のエア回路か
    ら分岐しブレーキ8に至るエア回路に設けられ、
    ブレーキ8に向けて開く逆止弁13と、ブレーキ
    8と逆止弁13間のエア回路から分岐したエア回
    路に設けられ、電磁弁10と同時にON、OFFさ
    れる電気信号で夫々閉、開に切り換わり、開でブ
    レーキ8に供給された圧力エアを排気する電磁弁
    15とを具備することを特徴とする、プレス機械
    におけるクラツチ・ブレーキ制御装置。
JP13457985U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH034479Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13457985U JPH034479Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JP13457985U JPH034479Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JPS6246200U JPS6246200U (ja) 1987-03-20
JPH034479Y2 true JPH034479Y2 (ja) 1991-02-05

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ID=31035951

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JPS6246200U (ja) 1987-03-20

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