JPH0353361Y2 - - Google Patents

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JPH0353361Y2
JPH0353361Y2 JP7789987U JP7789987U JPH0353361Y2 JP H0353361 Y2 JPH0353361 Y2 JP H0353361Y2 JP 7789987 U JP7789987 U JP 7789987U JP 7789987 U JP7789987 U JP 7789987U JP H0353361 Y2 JPH0353361 Y2 JP H0353361Y2
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outer cylinder
hood
pin
reflector
light
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、乾電池を電源とする筒形携帯電灯に
関し、更に詳しくは、前方照明灯と警告表示灯と
を兼ねる発光部からなる携帯電灯に関する。
〔従来の技術〕
携帯電灯において、従来、赤色発光などの警告
表示機能を有するものは、種々提供されている。
そして、これ等警告灯併用器具の多くは、通常で
の前方投光位置にある光源球を緊急時などに警告
表示位置移動させるもの、或いは、通常下で警告
表示部分に被つた外筒を移動させて警告表示する
ものなど、移動切替型の発光部構造が採用されて
いる。
而して、かかる移動切替型の器具では、その機
構上、切り替えのための摺動自在構造が必要であ
ると共に、切換位置を保持するためのスナツプ機
構の付設が要求される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、この種従来器具における摺動且つス
ナツプ機構は、これ等機構の組付けスペースの制
限下で、その発光部を構成する数点の構造部品を
組付ける装置構成要素に摺動自在構造及びスナツ
プ構造を附加しなければならず、当該発光部の構
造が複雑になると共に、特に、その組上げ作業が
面倒で、未だ改良の余地があつた。
そこで、本考案は、このような摺動且つスナツ
プ機能を有する発光部の構成を構造簡単にして一
連の作業によつて簡便に組上げることの出来る携
帯電灯を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
而して、かかる目的を達成するために、本考案
では、電球の挿通を許容する中心孔を有する反射
傘体と、この反射傘体を下端に一体的に取付ける
反射筒と、該反射筒と嵌合する内径からなる周壁
の少なくとも二個所以上に溝孔を開穿してなる有
色透明な本体側取付けフードと、前記溝孔に嵌装
する形状からなり、その一部に弾性接片を有する
スナツプピンと、内裝した前記反射傘体付き反射
筒の外周と内裝壁との間に前記フードの挿入隙間
を有し、該フードの溝孔から突出した前記スライ
ドピンの該内裝壁面におけるスライド域の少なく
とも両端付近に、該ピンに対する係合作用部を形
成した摺動外筒及び前記外筒の先端に係止される
投光レンズ体とを組付けた発光部を有する携帯電
灯を提案する。
そして、上記手段において、前記スナツプピン
を摺動外筒に設けたスライド溝に摺嵌させるよう
に構成して、該外筒の位置決め部材及び引き出し
位置規制部材として活用することが出来、更に該
スナツプピンを中央の駒体から両翼に張り出した
弾性片の先端に摺接ピンを設けた形状に構成して
有効であり、該ピンに対する前記係合作用部を該
ピンのスライドを許容するガイド溝に沿つて設け
ることが好ましい。
〔作用〕
上記の本考案による構成によれば、先ず、フー
ドの溝孔にスナツプピンを嵌合せしめた状態で、
これを外筒の後端側からこれに差し入れ、次いで
下端に反射傘体を一体に取付けた反射筒を外筒の
前端側からフード内に挿入する。その後に、投光
レンズ体を外筒の先端に圧入係止することによつ
て、前記反射筒の抜け出しが阻止されると共に、
発光部の組付けを終了する。
この発光部は前記フードの後方端を、光源球を
突出させた携帯電灯本体の先端に係着させる。
本体側に固定的に取付けられた前記フードの溝
孔に嵌装したスナツプピンは、該フード内周に嵌
合せしめた前記反射筒の外周壁によつて、該溝孔
から内側への脱落を防止されていると共に、外側
に向かつて幾分突出した状態に置かれる。
従つて、このスナツプピンの組付け状態で、前
記反射筒と摺動外筒との環状隙間に位置する該フ
ードは、その組付けピンが前記外筒の内周壁に該
ピンにおける素材弾性並びに構造弾性による弾力
でもつて圧接する。
このスナツプピンの摺動外筒内周壁への圧接下
に、該外筒はフードに対して適度の摺り抵抗を有
して移動可能であり、しかも、該ピンの外筒内周
壁における相対移動域の少なくとも両端付近に形
成した係合作用部が当該位置に至つた該ピンを比
較的強く拘束することによるスナツプ機能を発揮
する。
これによつて、該外筒は設定した移動範囲を前
後向きに占位位置替えを行うことが出来、それ等
の切換位置でスナツプ保持される。
次に、本考案の好ましい実施例について添附図
面を参照して説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す要部の分解斜
視図であり、図において、1は投光レンズ、2は
反射筒、3は反射傘体、4は外筒、5はフード、
6はスナツプピン及び7は本体を夫々示す。そし
て、前記投光レンズ1は合成樹脂材の成型体から
なり、その外周縁の数個所に係止爪8,8……を
突設せしめてある。また、前記反射筒2はその前
端外周に鍔部9を有し、後端内周壁に周回する嵌
合溝10(第3図参照)を設けて、前記反射傘体
3の前端周縁における周堤11を該嵌合溝10に
圧入させて、これ等反射筒2を反射傘体3とを一
体に組付けるようになしてある。
そして、前記外筒4にはその内周壁の前端縁に
投光レンズ1の係止爪8,8……を圧入係合せし
める係止溝12,12……を形成すると共に、該
内周壁の前方から後方に掛けて筒長方向に延びる
ガイド溝13及び該溝13の側堤部分に形成した
突起14を設けてある。なお、この突起14は、
第4図示の如く、前記溝13の上方域と下方域と
の二個所に夫々左右一対に形成されている。
更に、前記フード5は赤色に着色した透明な合
成樹脂材からなる光透過性筒体で、その外周は断
面半球状に肉付けしたレンズ部15とフレネル状
の周回レンズ片に形成した部分16a及び16b
とからなり、その前端部分に横十字状の溝孔17
を開穿すると共に、後端外周に携帯電灯本体7の
嵌合溝18と係合させる係止突起19を設けてあ
る。この溝孔17に嵌装する前記スナツプピン6
は、有弾性合成樹脂材からなる成型体で、中心に
厚型正方形状の駒体20を有し、その両翼に張り
出した弾性片21の両先端に摺接ピン22を夫々
形成してある。
その他、23は電球で、前記本体7の先端から
突出して設けてある。
しかして、外筒4にスナツプピン6を嵌装した
フード5の前半部分を差し入れ、次に、反射傘体
3を一体に取付けた反射筒2を、この反射筒2の
外壁と該外筒4の内周壁との間に前記フード5を
臨ませる状態で、その鍔部9が内周突堤24に当
接するまで差し入れ、最後に投光レンズ1の外筒
先端への係止によつて組付けられた発光部は、第
2図示の如く、その外筒4がフード5のレンズ部
15より前半部分を被う位置(同図実線図示位
置)にあるとき、本体7側の電球23が前記反射
傘体3の中心孔を挿通して該傘体3内に在り、そ
の発光光は該傘体3で反射されて、前面の投光レ
ンズ1による集光下に前方照明光として作用す
る。
この外筒4の位置状態におけるフード5側との
関連位置を第3図および第4図に示す。即ち、こ
の状態で、フード5の上縁が外筒4の内周突堤2
4の下方に当接しており、該外筒4のこれ以上の
下向き移動を阻止している一方、該フード5の溝
孔7に嵌装したスナツプピン6の摺接ピン22が
上方の突起14を乗り越えた位置(第3図及び第
4図上実線図示位置)にあつて、これ等摺接ピン
22と突起14によるスナツプ作用下に、該外筒
4の上方への容易な移動を阻止している。
しかし、この外筒4を把持してフード5側即ち
本体7との間で引き合うように操作することによ
り、前記摺接ピン22が下方に引かれて前記突起
14に圧接し、更に、その弾性片21の撓みによ
る交しでこれに乗り上げ乗り越すことが出来るの
で、該外筒4をフード5との間において相対的に
移動させることが出来、第2図上鎖線図示位置に
引き出すことができる。
この外筒4の引き出し操作の終段で、前記摺接
ピン22が下方の突起14に達し、該筒4を幾分
強く引くことにより、該ピン22が該突起14を
乗り越す(第4図上鎖線図示状態)と共に、かか
る移動中にガイド溝13を摺動していたスナツプ
ピン6における駒体20が、該外筒4の回動向き
の動きを阻止する位置決め部材として機能しなが
ら、該溝13の下端縁に当接する。
これによつて、該駒体20即ちこれを一体に組
付けた外筒4自体の以後の引き出し移動が阻止さ
れると共に、前記摺接ピン22と突起14とによ
るスナツプ作用によつて、この引き出し位置が保
持される。
この外筒4の上昇引き出しに伴いこれと一体の
反射筒2及び反射傘体3も上昇するので、電球2
3が反射傘体3から抜け出た状態になり、その側
方照射によりレンズ体15及びフレネル状の部分
16a及び16bを透して発光部を赤色に発光さ
せることが出来る。
〔考案の効果〕
このように、本考案携帯電灯によれば、反射傘
体、反射筒、有色透明なフード、スナツプピン、
摺動外筒及び投光レンズからなる発光部を各部材
間の貼着あるいは熔着などの機械的処理による組
付けを必要とせずに、単に嵌合係合からなる一連
の作業によつて組付けることができるので、作業
性に優れ、しかも、限られた組込みスペースを有
効に利用して効果的なスナツプ機構の構成が可能
であるなど、本考案携帯電灯は従来のこの種装置
に比して実用上卓越したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案携帯電灯の一実施例における要
部を示す分解斜視図、第2図は同じく要部の組付
け状態を示す斜視図、第3図は前記要部の半裁断
面図、第4図は前記要部におけるスナツプ機構を
拡大して示す斜視図である。 1……投光レンズ、2……反射筒、3……反射
傘体、4……摺動外筒、5……フード、6……ス
ナツプピン、7……本体、13……ガイド溝、1
4……突起、15……レンズ体、17……溝孔、
20……駒体、21……弾性片、22……摺接ピ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) A 電球の挿通を許容する中心孔を有する反
    射傘体、 B 該反射傘体を下端に一体的に取付ける反射
    筒、 C 該反射筒と嵌合する内径からなる周壁の少
    なくとも二個所以上に溝孔を開穿してなる有
    色透明な本体側取付けフード、 D 前記溝孔に嵌装する形状からなり、その一
    部に弾性接片を有するスナツプピン、 E 内裝した前記反射傘体付き反射筒の外周と
    内裝壁との間に前記フードの挿入隙間を有
    し、該フードの溝孔から突出した前記スライ
    ドピンの該内裝壁面におけるスライド域の少
    なくとも両端付近に、該ピンに対する結合作
    用部を形成した摺動外筒、 F 前記外筒の先端に係止される投光レンズ体
    とを組付けた発光部を有する携帯電灯。 (2) 前記スナツプピンが、前記フードにおける溝
    孔への嵌装下に、そのスライドを許容する前記
    外筒内壁面のガイド溝に結合して該外筒の回動
    を防ぎ、且つ、該ガイド溝の下端縁に当接して
    該外筒の最伸張位置を規制するところの位置決
    め部材と引き出し位置規制部材とを兼ねる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の携帯電灯。 (3) 前記スナツプピンが、中央の駒体から両翼に
    張り出した弾性片の先端に摺接ピンを有すると
    ころの実用新案登録請求の範囲第1項記載の携
    帯電灯。 (4) 前記外筒における係合作用部が、前記スナツ
    プピンのスライドを許容するガイド溝に沿つて
    形成されているところの実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の携帯電灯。
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