JPH035334B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH035334B2 JPH035334B2 JP59058782A JP5878284A JPH035334B2 JP H035334 B2 JPH035334 B2 JP H035334B2 JP 59058782 A JP59058782 A JP 59058782A JP 5878284 A JP5878284 A JP 5878284A JP H035334 B2 JPH035334 B2 JP H035334B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- cylindrical member
- boss
- internal gear
- soft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 4
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/027—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/04—Hand wheels
- B62D1/10—Hubs; Connecting hubs to steering columns, e.g. adjustable
- B62D1/105—Non-rotatable hubs, e.g. the central part of the steering wheel not rotating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Retarders (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、自動車などのステアリング装置に関
するもので、とくにステアリングホイールの中央
部のパツド部が非回転状態を保持するものに関す
る。
するもので、とくにステアリングホイールの中央
部のパツド部が非回転状態を保持するものに関す
る。
近時、ステアリングホイールの中央部のパツド
部に各種操作機構の操作部が配置したものが用い
られるようになつているが、この場合、ステアリ
ングホイールの回転に際してパツド部を非回転状
態に保持する必要がある。
部に各種操作機構の操作部が配置したものが用い
られるようになつているが、この場合、ステアリ
ングホイールの回転に際してパツド部を非回転状
態に保持する必要がある。
従来、このようにパツド部を非回転状態にする
ものとしては、たとえば、第1図に示すように、
ステアリングシヤフトaの先端にステアリングパ
ツドbを回転自在に装着し、このパツドbの取付
部材cおよびステアリングコラムdの端部に内歯
車e,fをそれぞれ形成するとともに、ステアリ
ングホイールgをその取付ボス部hが内歯車e,
f間に位置するようにステアリングシヤフトaに
固着し、このボス部hに軸iを回転自在に挿通
し、この軸iの両端に上記内歯車e,fに噛み合
う遊星歯車j,kを固着して、ステアリングホイ
ールgを回転させても中心のパツドbが回転され
ないようになつている。
ものとしては、たとえば、第1図に示すように、
ステアリングシヤフトaの先端にステアリングパ
ツドbを回転自在に装着し、このパツドbの取付
部材cおよびステアリングコラムdの端部に内歯
車e,fをそれぞれ形成するとともに、ステアリ
ングホイールgをその取付ボス部hが内歯車e,
f間に位置するようにステアリングシヤフトaに
固着し、このボス部hに軸iを回転自在に挿通
し、この軸iの両端に上記内歯車e,fに噛み合
う遊星歯車j,kを固着して、ステアリングホイ
ールgを回転させても中心のパツドbが回転され
ないようになつている。
しかしながら、上記のような従来のステアリン
グ装置にあつては、固定側の内歯車fの内周を遊
星歯車kが自転しながら公転し、反対側の遊星歯
車jが内歯車eを相対的に逆方向に回転させるこ
とにより内歯車eと一体の取付部材cおよびパツ
ドbを回転させないようになつており、内歯車
e,fと遊星歯車j,kとの間にはどうしてもバ
ツクラツシユが必要であるため、そのバツクラツ
シユの分だけはステアリングパツドbが微動して
しまうという問題点があつた。
グ装置にあつては、固定側の内歯車fの内周を遊
星歯車kが自転しながら公転し、反対側の遊星歯
車jが内歯車eを相対的に逆方向に回転させるこ
とにより内歯車eと一体の取付部材cおよびパツ
ドbを回転させないようになつており、内歯車
e,fと遊星歯車j,kとの間にはどうしてもバ
ツクラツシユが必要であるため、そのバツクラツ
シユの分だけはステアリングパツドbが微動して
しまうという問題点があつた。
そこで、このような問題を解決するものとし
て、先に、実開昭58−80361号公報のものが提案
されている。
て、先に、実開昭58−80361号公報のものが提案
されている。
この従来の装置を第2図ないし第4図について
説明する。
説明する。
1はステアリングホイール本体で、このステア
リングホイール本体1は、リム芯金2の外側を被
覆材3で被つた円環状のリム部4、上記リム芯金
2に溶接連結したスポーク芯金5の外側を被覆材
6で被つた板状のスポーク部7および上記スポー
ク芯金5の中央部に溶接固着したボス8を有して
いる。このボス8は、スポーク芯金5に溶接した
下端基部9の上部に円環状のフランジ部10が設
けられ、このフランジ部10の上部に円筒状11
が設けられ、この円筒部11の上端外周部にリン
グ溝12が形成されている。そして、ボス8の中
心部をステアリングシヤフト13の上端部に嵌合
してナツト14で締着固定されている。
リングホイール本体1は、リム芯金2の外側を被
覆材3で被つた円環状のリム部4、上記リム芯金
2に溶接連結したスポーク芯金5の外側を被覆材
6で被つた板状のスポーク部7および上記スポー
ク芯金5の中央部に溶接固着したボス8を有して
いる。このボス8は、スポーク芯金5に溶接した
下端基部9の上部に円環状のフランジ部10が設
けられ、このフランジ部10の上部に円筒状11
が設けられ、この円筒部11の上端外周部にリン
グ溝12が形成されている。そして、ボス8の中
心部をステアリングシヤフト13の上端部に嵌合
してナツト14で締着固定されている。
15は合成樹脂で一体に形成した円筒状の上側
筒状部材で、この上側筒状部材15は、内側の嵌
合筒部16および外周の円環状部17を有し、こ
の円環状部17の内側になめらかな摺接面18b
および内歯車状の係合部18bが形成されてい
る。そして、内側の嵌合筒部16の上記ボス8の
円筒部11の外周に回転自在に嵌合されていると
ともに、ボス8のリング溝12に嵌合筒部16の
上面に当接して抜け上め用のスナツプリング19
が嵌着されている。
筒状部材で、この上側筒状部材15は、内側の嵌
合筒部16および外周の円環状部17を有し、こ
の円環状部17の内側になめらかな摺接面18b
および内歯車状の係合部18bが形成されてい
る。そして、内側の嵌合筒部16の上記ボス8の
円筒部11の外周に回転自在に嵌合されていると
ともに、ボス8のリング溝12に嵌合筒部16の
上面に当接して抜け上め用のスナツプリング19
が嵌着されている。
20は合成樹脂で一体に形成した円筒状の下側
筒状部材で、この下側筒状部材20は、内側下部
の円筒状の取付部21および外周の円環状部22
を有し、この円環状部22の内側になめらかな摺
接面23aおよび内歯車状の係合部23bが形成
されている。そして、内側の取付部21が上記ス
テアリングシヤフト13を挿通したステアリング
コラム24の外側に嵌合してねじ25で固着され
ている。
筒状部材で、この下側筒状部材20は、内側下部
の円筒状の取付部21および外周の円環状部22
を有し、この円環状部22の内側になめらかな摺
接面23aおよび内歯車状の係合部23bが形成
されている。そして、内側の取付部21が上記ス
テアリングシヤフト13を挿通したステアリング
コラム24の外側に嵌合してねじ25で固着され
ている。
上記スポーク芯金5の中央部近くにほぼコ字形
の支持枠26が取付片27を介してねじ28で固
着され、この支持枠26に弾性材からなる遊星ロ
ーラ29が支軸30で回転自在に軸架されてい
る。この遊星ローラ29には、上記上側筒状部材
15および下側筒状部材20の摺接面18a,2
3aに摺接するローラ部31aと両端の上記係合
部18b,23bに対する歯車状のストツプ部3
1bが形成されている。
の支持枠26が取付片27を介してねじ28で固
着され、この支持枠26に弾性材からなる遊星ロ
ーラ29が支軸30で回転自在に軸架されてい
る。この遊星ローラ29には、上記上側筒状部材
15および下側筒状部材20の摺接面18a,2
3aに摺接するローラ部31aと両端の上記係合
部18b,23bに対する歯車状のストツプ部3
1bが形成されている。
上記上側筒状部材15上に電気ユニツト32が
取付片33を介してねじ34で取付けられ、この
電気ユニツト32の上面に複数個の操作ボタン3
5が並設されている。そして、上記電気ニユニツ
ト32を被つてかつ各操作ボタン35を突出した
状態でパツド36が被嵌されている。
取付片33を介してねじ34で取付けられ、この
電気ユニツト32の上面に複数個の操作ボタン3
5が並設されている。そして、上記電気ニユニツ
ト32を被つてかつ各操作ボタン35を突出した
状態でパツド36が被嵌されている。
そうして、ステアリングホイール本体1を回転
すると、遊星ローラ29のローラ部31aが下側
筒状部材20の摺接面23aとの摺接を介して自
転しつつ公転し、かつ、ローラ部31aと上側筒
状部材15の摺接面18aとの摺接を介して上側
筒状部材15を相対的に逆方向に回転させ、見掛
け上は上側筒状部材15とともに電気ユニツト3
1およびパツド35を静止状態に保持し、急激な
ハンドル操作時には係合部18b,23bと遊星
ローラ29のストツパ部31bとの係合によりす
べり止めするようにしている。
すると、遊星ローラ29のローラ部31aが下側
筒状部材20の摺接面23aとの摺接を介して自
転しつつ公転し、かつ、ローラ部31aと上側筒
状部材15の摺接面18aとの摺接を介して上側
筒状部材15を相対的に逆方向に回転させ、見掛
け上は上側筒状部材15とともに電気ユニツト3
1およびパツド35を静止状態に保持し、急激な
ハンドル操作時には係合部18b,23bと遊星
ローラ29のストツパ部31bとの係合によりす
べり止めするようにしている。
このようにすることにより、先の歯車連動のよ
うなバツクラツシユが不用であるので、ステアリ
ングホイール本体1の回転中にパツド36が微動
するようなことを防止できるが、なお、遊星ロー
ラ29のローラ部31aと歯車状のストツパ部3
1bは回転力を伝達するだけの摩擦係数を有する
合成樹脂やゴムなどの弾性材で形成されているた
め、急激なハンドル操作に対してはローラ部31
aにおいて多少のスリツプが生じるおそれがあ
る。
うなバツクラツシユが不用であるので、ステアリ
ングホイール本体1の回転中にパツド36が微動
するようなことを防止できるが、なお、遊星ロー
ラ29のローラ部31aと歯車状のストツパ部3
1bは回転力を伝達するだけの摩擦係数を有する
合成樹脂やゴムなどの弾性材で形成されているた
め、急激なハンドル操作に対してはローラ部31
aにおいて多少のスリツプが生じるおそれがあ
る。
本発明は、上述のような点を解決し、急激なハ
ンドル操作においても確実に非回転状態を維持さ
せることを目的とするものである。
ンドル操作においても確実に非回転状態を維持さ
せることを目的とするものである。
本発明のステアリング装置は、リム部、スポー
ク部およびボスを有しそのボスによつてステアリ
ングシヤフトに固着するステアリングホイール本
体と、上記ボスの外周に回転自在に嵌合され外周
内側に内歯車を有するとともに上部にパツドを設
けた上側筒状部材と、この上側筒状部材の下方に
おいて実質的に非回転状態に固定され外周内側に
内歯車を有する下側筒状部材と、上記上側筒状部
材および下側筒状部材の内歯車に噛合され上記ボ
スと共動回転する遊星歯車と、を備え、上記遊星
歯車は、上記上側筒状部材および下側筒状部材の
内歯車に噛合する部分を、バツクラツシユを有し
てASTMシヨア硬度Aスケールで硬度70以上の
硬質合成樹脂または金属からなる硬質歯車部と、
上記内歯車に常に接していてASTMシヨア硬度
Aスケールで硬度30〜60の軟質合成樹脂またはゴ
ム材質からなる硬質歯車部とで形成し、これらの
硬質歯車部と軟質歯車部を同軸上で一体的に回転
するように形成したことを特徴とし、常時は内歯
車に硬質歯車部で嵌合するとともに、急激な操作
時には硬質歯車部で噛合するようにしたものであ
る。
ク部およびボスを有しそのボスによつてステアリ
ングシヤフトに固着するステアリングホイール本
体と、上記ボスの外周に回転自在に嵌合され外周
内側に内歯車を有するとともに上部にパツドを設
けた上側筒状部材と、この上側筒状部材の下方に
おいて実質的に非回転状態に固定され外周内側に
内歯車を有する下側筒状部材と、上記上側筒状部
材および下側筒状部材の内歯車に噛合され上記ボ
スと共動回転する遊星歯車と、を備え、上記遊星
歯車は、上記上側筒状部材および下側筒状部材の
内歯車に噛合する部分を、バツクラツシユを有し
てASTMシヨア硬度Aスケールで硬度70以上の
硬質合成樹脂または金属からなる硬質歯車部と、
上記内歯車に常に接していてASTMシヨア硬度
Aスケールで硬度30〜60の軟質合成樹脂またはゴ
ム材質からなる硬質歯車部とで形成し、これらの
硬質歯車部と軟質歯車部を同軸上で一体的に回転
するように形成したことを特徴とし、常時は内歯
車に硬質歯車部で嵌合するとともに、急激な操作
時には硬質歯車部で噛合するようにしたものであ
る。
以下、本発明の一実施例を第5図ないし第11
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
なお、前記第2図ないし第4図に示した装置と
対応する部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
対応する部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
上側筒状部材15および下側筒状部材20の円
環状部17,22の内側に内歯車41,42を形
成する。また、支持枠26に支軸30で遊星歯車
43を軸架する。そして、この遊星歯車43の上
側筒状部材15および下側筒状部材20の内歯車
41,42に噛合する上下部分において、端部側
に硬質歯車部44を設けるとともに、中間側に軟
質歯車部45を上記軟質歯車部44と同軸上で一
体的に回転するように設ける。この硬質歯車部4
4は、バツクラツシユを有してASTMシヨア硬
度Aスケールで硬度70以上の硬質合成樹脂または
金属によつて形成されている。また、軟質歯車部
45は、上記硬質歯車部44よりやや大径で内歯
車41,42に常に接しているASTMシヨア硬
度Aスケールで硬度30〜60の軟質合成樹脂または
ゴム材質によつて形成されている。この遊星歯車
43の製作にあたつては、たとえば、第8図に示
すように、支軸30とともに硬質歯車部44を一
体に形成し、これに軟質歯車部45を射出成形よ
り第7図のように一体に形成する。
環状部17,22の内側に内歯車41,42を形
成する。また、支持枠26に支軸30で遊星歯車
43を軸架する。そして、この遊星歯車43の上
側筒状部材15および下側筒状部材20の内歯車
41,42に噛合する上下部分において、端部側
に硬質歯車部44を設けるとともに、中間側に軟
質歯車部45を上記軟質歯車部44と同軸上で一
体的に回転するように設ける。この硬質歯車部4
4は、バツクラツシユを有してASTMシヨア硬
度Aスケールで硬度70以上の硬質合成樹脂または
金属によつて形成されている。また、軟質歯車部
45は、上記硬質歯車部44よりやや大径で内歯
車41,42に常に接しているASTMシヨア硬
度Aスケールで硬度30〜60の軟質合成樹脂または
ゴム材質によつて形成されている。この遊星歯車
43の製作にあたつては、たとえば、第8図に示
すように、支軸30とともに硬質歯車部44を一
体に形成し、これに軟質歯車部45を射出成形よ
り第7図のように一体に形成する。
また、ボス8の中間部に円環状のフランジ部1
0を一体に設け、このフランジ部10の上部に上
記のように円筒部11を設け、この円筒部1の上
端外周部にリング溝12を形成するとともに、上
記ボス8のフランジ部10の下部にも円筒部46
を設け、この円筒部46の下端外周部にリング溝
47を形成する。
0を一体に設け、このフランジ部10の上部に上
記のように円筒部11を設け、この円筒部1の上
端外周部にリング溝12を形成するとともに、上
記ボス8のフランジ部10の下部にも円筒部46
を設け、この円筒部46の下端外周部にリング溝
47を形成する。
そして、上側筒状部材15の内側の嵌合筒部1
6を上記ボス8の上部の円筒部11の外周に回転
自在に嵌合するとともに、ボス8のリング溝12
に嵌合筒部16の上面に当接した抜け止め用のス
ナツプリング19を嵌着する。
6を上記ボス8の上部の円筒部11の外周に回転
自在に嵌合するとともに、ボス8のリング溝12
に嵌合筒部16の上面に当接した抜け止め用のス
ナツプリング19を嵌着する。
また、下側筒状部材20には、従来のようなス
テアリングコラム24にねじ25で取付けるため
の内側下部の円筒状の取付部21を設けずに、内
側上部に嵌合筒部48を設ける。
テアリングコラム24にねじ25で取付けるため
の内側下部の円筒状の取付部21を設けずに、内
側上部に嵌合筒部48を設ける。
そして、下側筒状部材20の内側の嵌合筒部4
8を上記ボス8の下部の円筒部46の外周に回転
自在に嵌合するとともに、ボス8のリング溝47
に嵌合筒部48の下面に当接した抜け止め用のス
ナツプリング49を嵌着する。
8を上記ボス8の下部の円筒部46の外周に回転
自在に嵌合するとともに、ボス8のリング溝47
に嵌合筒部48の下面に当接した抜け止め用のス
ナツプリング49を嵌着する。
また、上記下側筒状部材20にステアリングコ
ラム24側に対して実質的に固定する固定機構5
0を設ける。この固定機構50は、下側筒状部材
20の下面に複数個の回転防止用の突起51を一
体に突設するとともに、ステアリングコラム24
に固定されたコンビネーシヨンスイツチケース5
2に各突起51に対応する係合孔53を形成し、
各突起51を各係合孔53内に係合して下側筒状
部材20を回り止めする。
ラム24側に対して実質的に固定する固定機構5
0を設ける。この固定機構50は、下側筒状部材
20の下面に複数個の回転防止用の突起51を一
体に突設するとともに、ステアリングコラム24
に固定されたコンビネーシヨンスイツチケース5
2に各突起51に対応する係合孔53を形成し、
各突起51を各係合孔53内に係合して下側筒状
部材20を回り止めする。
その他の構成は、第1図ないし第3図のものと
同様である。
同様である。
そうして、ステアリングホイール本体1を回転
すると、ボス8およびシヤフト13は回転する
が、下側筒状部材20は固定されているコンビネ
ーヨンスイツチケース52に突起51が係合して
いるので回転しない。
すると、ボス8およびシヤフト13は回転する
が、下側筒状部材20は固定されているコンビネ
ーヨンスイツチケース52に突起51が係合して
いるので回転しない。
したがつて、前記と同様に、支持枠26がステ
アリング芯金5とともに回転し、遊星歯車43が
下側筒状部材20の内歯車42との噛合を介して
自転しつつ公転し、かつ、遊星歯車43と上側筒
状部材15の内歯車41との噛合を介して上側筒
状部材15は相対的に逆方向に回転し、見掛け上
は上側筒状部材15とともに電気ユニツト32お
よびパツド36は静止状態に保持される。
アリング芯金5とともに回転し、遊星歯車43が
下側筒状部材20の内歯車42との噛合を介して
自転しつつ公転し、かつ、遊星歯車43と上側筒
状部材15の内歯車41との噛合を介して上側筒
状部材15は相対的に逆方向に回転し、見掛け上
は上側筒状部材15とともに電気ユニツト32お
よびパツド36は静止状態に保持される。
この際、通常は、第9図のように、遊星歯車4
3の軟質歯車部45が内歯車41,42に当接し
て噛合しており、操作時には第9図の状態で、ま
た、やや大きな操作に対しては第10図のように
やや変形した軟質歯車部45のみで非回転状態が
保たれている。したがつて、歯車噛合による異音
は発生しない。
3の軟質歯車部45が内歯車41,42に当接し
て噛合しており、操作時には第9図の状態で、ま
た、やや大きな操作に対しては第10図のように
やや変形した軟質歯車部45のみで非回転状態が
保たれている。したがつて、歯車噛合による異音
は発生しない。
また、何らかの急激なハンドル操作が生じた場
合、軟質歯車部45が変形しても、第11図のよ
うに硬質歯車部44が内歯車41,42に噛合す
るので、非回転状態は確実に維持できる。
合、軟質歯車部45が変形しても、第11図のよ
うに硬質歯車部44が内歯車41,42に噛合す
るので、非回転状態は確実に維持できる。
そして、第11図のように軟質歯車部45が変
形した場合でも、次の時点で軟質歯車部45の弾
性力で第9図のように復帰する。
形した場合でも、次の時点で軟質歯車部45の弾
性力で第9図のように復帰する。
また、第12図に示すように、遊星歯車43の
軟質歯車部45を傘歯車形状にして、上側筒状部
材15および下側筒状部材20の内歯車、41,
42の傾斜部分で噛合することにより、上側筒状
部材15および下側筒状部材20の上下左右方向
のガタを防止することができる。
軟質歯車部45を傘歯車形状にして、上側筒状部
材15および下側筒状部材20の内歯車、41,
42の傾斜部分で噛合することにより、上側筒状
部材15および下側筒状部材20の上下左右方向
のガタを防止することができる。
また、第13図に示すように、遊星歯車43の
上下端部側に軟質歯車部45を設けるとともに、
中間部側に硬質歯車部44を設け、この上下の硬
質歯車部44間の中間外周部に円形状のフランジ
部54を一体的に形成し、このフランジ部54の
上下面に上側筒状部材15および下側筒状部材2
0の端面を摺接するようにすることによても、上
側筒状部材15および下側筒状部材20の上下左
右方向のガタを防止することができる。
上下端部側に軟質歯車部45を設けるとともに、
中間部側に硬質歯車部44を設け、この上下の硬
質歯車部44間の中間外周部に円形状のフランジ
部54を一体的に形成し、このフランジ部54の
上下面に上側筒状部材15および下側筒状部材2
0の端面を摺接するようにすることによても、上
側筒状部材15および下側筒状部材20の上下左
右方向のガタを防止することができる。
なお、実施にあたつて、自定機構50において
回転防止用の突起51をコンビネーシヨンスイツ
チケース52に突設するととともに、下側筒状部
材20に係合孔53を設け、これらの結合により
下側筒状部材20を回り止めてもよい。
回転防止用の突起51をコンビネーシヨンスイツ
チケース52に突設するととともに、下側筒状部
材20に係合孔53を設け、これらの結合により
下側筒状部材20を回り止めてもよい。
また、下側筒状部材20はコンビネーシヨンス
イツチケース52に固定するほか、ステアリング
コラム24またはステアリングコラム24側の他
の固定部に固定してもよい。
イツチケース52に固定するほか、ステアリング
コラム24またはステアリングコラム24側の他
の固定部に固定してもよい。
また、上側筒状部材15と下側筒状部材20は
同一形状に形成して共用するようにしてもよい。
同一形状に形成して共用するようにしてもよい。
なお、いずれの実施例においても、下側筒状部
材20はボス8に回動自在に嵌合しているが、場
合によつては、従来と同様に第3図および第4図
のようにステアリングコラム24に固定してもよ
い。
材20はボス8に回動自在に嵌合しているが、場
合によつては、従来と同様に第3図および第4図
のようにステアリングコラム24に固定してもよ
い。
本発明はよれば、通常の操作時においては遊星
歯車の軟質歯車部で回動力を伝達するとともに、
急激なハンドル操作に対しては遊星歯車の硬質歯
車部で受けて確実に非回転状態を維持でき、しか
も、通常の操作時は軟質歯車部のみが内歯車に接
しているので、操作時の異音などを解消すること
ができ、その上、軟質歯車部と硬質歯車部が遊星
歯車として1部品となつているため、部品点数及
び組立工数が増加することがない。
歯車の軟質歯車部で回動力を伝達するとともに、
急激なハンドル操作に対しては遊星歯車の硬質歯
車部で受けて確実に非回転状態を維持でき、しか
も、通常の操作時は軟質歯車部のみが内歯車に接
しているので、操作時の異音などを解消すること
ができ、その上、軟質歯車部と硬質歯車部が遊星
歯車として1部品となつているため、部品点数及
び組立工数が増加することがない。
第1図は従来の装置の断面図、第2図は他の従
来の装置の平面図、第3図はその断面図、第4図
はその一部の拡大断面図、第5図は本発明の装置
の一実施例を示す断面図、第6図はその一部の拡
大断面図、第7図および第8図はその遊星歯車の
斜視図、第9図ないし第11図は作動説明図、第
12図および第13図は他の実施例の一部の断面
図である。 1……ステアリングホイール本体、4……リム
部、7……スポーク部、8……ボス、13……ス
テアリングシヤフト、15……上側筒状部材、2
0……下側筒状部材、36……パツド、41,4
2……内歯車、43……遊星歯車、44……硬質
歯車部、45……軟質歯車部。
来の装置の平面図、第3図はその断面図、第4図
はその一部の拡大断面図、第5図は本発明の装置
の一実施例を示す断面図、第6図はその一部の拡
大断面図、第7図および第8図はその遊星歯車の
斜視図、第9図ないし第11図は作動説明図、第
12図および第13図は他の実施例の一部の断面
図である。 1……ステアリングホイール本体、4……リム
部、7……スポーク部、8……ボス、13……ス
テアリングシヤフト、15……上側筒状部材、2
0……下側筒状部材、36……パツド、41,4
2……内歯車、43……遊星歯車、44……硬質
歯車部、45……軟質歯車部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 リム部、スポーク部およびボスを有しそのボ
スによつてステアリングシヤフトに固着するステ
アリングホイール本体と、 上記ボスの外周に回転自在に嵌合され外周内側
に内歯車を有するとともに上部にパツドを設けた
上側筒状部材と、 この上側筒状部材の下方において実質的に非回
転状態に固定され外周内側に内歯車を有する下側
筒状部材と、 上記上側筒状部材および下側筒状部材の内歯車
に噛合され上記ボスと共動回転する遊星歯車と、
を備え、 上記遊星歯車は、上記上側筒状部材および下側
筒状部材の内歯車に噛合する部分をバツクラツシ
ユを有してASTMシヨア硬度Aスケールで硬度
70以上の硬質合成樹脂または金属からなる硬質歯
車部と、上記内歯車に常に接していてASTMシ
ヨア硬度Aスケールで硬度30〜60の軟質合成樹脂
またはゴム材質からなる軟質歯車部とで形成し、
これらの硬質歯車部と軟質歯車部を同軸上で一体
的に回転するように形成したことを特徴とするス
テアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59058782A JPS60203549A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59058782A JPS60203549A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | ステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60203549A JPS60203549A (ja) | 1985-10-15 |
JPH035334B2 true JPH035334B2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=13094137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59058782A Granted JPS60203549A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60203549A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060166782A1 (en) * | 2002-11-29 | 2006-07-27 | Quiet, vibration-free superimposed transmissionfor a superimposed steering system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57191654U (ja) * | 1981-06-01 | 1982-12-04 |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP59058782A patent/JPS60203549A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60203549A (ja) | 1985-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4561324A (en) | Steering wheel | |
US4607539A (en) | Steering wheel assembly with non-rotatable center hub | |
US4625578A (en) | Steering wheel assembly | |
JPS6121841A (ja) | ステアリング装置 | |
JPH035334B2 (ja) | ||
JPH01148640A (ja) | 自動車のステアリング装置 | |
US4602523A (en) | Steering system equipped with anti-rotation mechanism | |
JPH0555345B2 (ja) | ||
JPH0555344B2 (ja) | ||
JPH033087Y2 (ja) | ||
JPH0130291Y2 (ja) | ||
JPH0234115Y2 (ja) | ||
JPS6349406Y2 (ja) | ||
JP3485440B2 (ja) | 多回転体の回転検出装置 | |
JPH0223477Y2 (ja) | ||
JPS6080949A (ja) | ステアリング装置 | |
JPH0223478Y2 (ja) | ||
JPS6342668Y2 (ja) | ||
JPH0249180Y2 (ja) | ||
JPH0657518B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JPS6226307Y2 (ja) | ||
JP2556926B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JPS62231849A (ja) | ステアリング装置 | |
JPS6334341B2 (ja) | ||
JP2605317Y2 (ja) | ウォームギヤ付モータのトルク伝達装置 |