JPH0353322Y2 - - Google Patents

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JPH0353322Y2
JPH0353322Y2 JP1985040871U JP4087185U JPH0353322Y2 JP H0353322 Y2 JPH0353322 Y2 JP H0353322Y2 JP 1985040871 U JP1985040871 U JP 1985040871U JP 4087185 U JP4087185 U JP 4087185U JP H0353322 Y2 JPH0353322 Y2 JP H0353322Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パソコンなどのコンピユータの入力
装置であつて、デイスプレイ画面上のカーソルを
所定距離移動させたり、画面上の操作指令メニユ
ーを選択するために所定の点を指示するためのデ
ータを入力するカーソル・ポインテイングデバイ
スの一種であるマウスに関するものである。
[従来の技術] 一般に、この種マウスは、例えば、本体に回転
可能なボールを設け、このボールの回転を回転検
出センサーで検出し、前記本体の移動量データと
して出力し、画面上でカーソルを所定距離移動さ
せる。このとき、マウスから移動量データとして
出力されるカウント数はマウスの移動距離によつ
て一定に定められていた。例えばマウスの移動距
離0.25mmに対して移動量データとして1パルスの
信号(カウント数「1」)が出力するように設定
されていた。この設定値は操作者によつて変える
ことができなかつた。
[考案が解決しようとする問題点] 上述のように、マウスの単位移動距離に対応し
た画面上のカーソルの移動距離は一定の比率に設
定されていたので、画面上でカーソルを長い距離
移動させる場合にはマウス移動用の机上面を広く
するか、広くできないときはボールが回転しない
ようにマウスを机上面から持ち上げて元に戻して
何度も移動操作をしなければならないという面倒
があり、また、画面上でカーソルをほんの僅かの
距離だけ移動させる場合には、カーソルが移動し
すぎてしまい、所望の短かい距離だけカーソルを
移動させることがむずかしいという問題点があつ
た。
また、マウスのカウント数を大きく、すなわち
カーソルの移動量を大きくしようとすると、ロー
タリエンコーダなどの回転検出器が大型化すると
いう問題点もあつた。
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、
マウスの単位移動距離に対応したカーソルの移動
距離の比率設定を少なくとも3段に切り換えるた
めの切換スイツチを設け、この切換スイツチを切
り換えることによつて、カーソルの移動速度を速
くしたり遅くしたりできるようにして、目的に適
したカーソル移動のできる操作性の良いマウスを
提供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上述のような問題点を解決するために
なされたもので、本体の移動によつて転動するボ
ールを本体内に設け、このボールのx軸、y軸方
向の回転量を検出して本体のx軸、y軸方向の移
動量に対応した数のパルスを出力する回転検出セ
ンサーを設け、この回転検出センサーの出力パル
ス数をカウントしてカウント数に対応した信号を
本体の移動量データとして出力するマウスにおい
て、前記本体に少なくとも3段に切り換え可能な
切換スイツチを設け、この切換スイツチの3段の
切り換えに基づいて前記回転検出センサーの出力
パルス数をフアーストモードのm倍とノーマルモ
ードの1倍とスローモードの1/n倍に変換して
カウンタに出力する変換部を設け、前記変換部に
は、前記回転検出センサーからの1個のパルス出
力により1個の矩形波を出力する単安定マルチバ
イブレータと、この単安定マルチバイブレータの
モノステーブル時間に所定数のパルスを出力する
パルス発生器と、前記短安定マルチバイブレータ
とパルス発生器の出力が入力されるAND回路と
により、回転検出センサーの出力パルスを前記フ
アーストモードのm倍にして出力せしめる手段を
具備してなるものである。
[作用] 切換スイツチを1倍のノーマルモードにしたと
きは、画面上のカーソルの移動速度は設定比率の
モードとなり、通常の移動操作に適する。切換ス
イツチをm倍のフアーストモードにしたときは画
面上のカーソルの移動速度は設定比率のm倍のフ
アーストモードとなり、長い距離の移動操作に適
する。切換スイツチを1/n倍のスローモードに
したときは画面上のカーソルの移動速度は設定比
率の1/n倍のスローモードとなり、ほんの僅か
の移動操作に適する。
[実施例] 第1、第2および第3図は本考案の一実施例を
示すもので、これらの図において、1はマウス、
2はマウス1の本体である。前記本体2には、押
ボタンスイツチで形成されたトリガースイツチ
3,4と、本考案の特有の3段切り換え可能な切
換スイツチ5とが設けられ、これらのスイツチ
5、4,3は、前記本体2を手で把持したとき
に、親指、人指し指、中指でそれぞれ押圧操作で
きる位置に設けられている。
前記本体2には、金属製のボール(図示せず)
の回転を検出してx軸方向、y軸方向の移動量デ
ータを出力する回転検出センサーとしてのロータ
リー・エンコーダ6が設けられ、さらに、このロ
ータリー・エンコーダ6の出力側に結合された演
算・制御部としてのMPU(マイクロプロセツサユ
ニツト)7が設けられている。前記MPU7はパ
ソコン8に結合され、前記トリガースイツチ3,
4からの押圧信号に基づいて、前記パソコン8の
デイスプレイ画面上のメニユーを指定するための
コマンド信号を出力する制御部を具備し、さら
に、前記切換スイツチ5の共通端子9側の切換子
10をフアーストモード端子F、ノーマルモード
端子N、スローモード端子Sのそれぞれに接続し
たときに、前記ロータリ・エンコーダ6から前記
切換スイツチ5の共通端子9に入力した移動量デ
ータをm倍(m=2,3,4,……)、1倍、
1/n倍(n=2,3,4,……)に変換して出
力する変換・制御部11を具備している。
前記変換・制御部11は、具体的には、例えば
第3図のように形成されている。すなわち、切換
スイツチ5のスローモード端子Sはフリツプフロ
ツプ回路12,13を経、オア回路14を介して
カウンタ15に結合され、ノーマルモード端子N
は前記オア回路14の他方の入力側に結合され、
フアーストモード端子Fは単安定マルチバイブレ
ータ16を経、アンド回路17を介して前記オア
回路14のさらに他方の入力側に結合されてい
る。前記アンド回路17の他方の入力側には、前
記マウス1の移動に基づいて前記ロータリ・エン
コーダ6から出力するパルス周波数の4倍以上の
周波数であつて、しかも、前記単安定マルチバイ
ブレータ16で設定されたモノステーブル時間に
対して4パルスの割合でパルス信号を発生するパ
ルス発生器18が結合されている。
つぎに前記実施例の作用を第4図を用いて説明
する。
(イ) まず、ノーマルモードについて説明する。
切換スイツチ5の切換子10をノーマルモー
ド端子Nに接続する。すると、「フアーストモ
ードか?」が「NO」で、「ノーマルモード
か?」が「YES」となりマウス1を机上面で
移動させると、その移動距離に対応したパルス
信号(例えば0.25mm移動に対して1パルス)が
ロータリ・エンコーダ6から出力し、切換スイ
ツチ5の共通端子10、ノーマルモード端子N
を経、オア回路4を介してカウンタ15に入力
する。このため、カウンタ15はロータリ・エ
ンコーダ6から出力したパルス数をカウント
し、そのカウント数に対応した信号が移動量デ
ータとしてパソコン8へ伝送される。したがつ
て、パソコン8のデイスプレイ画面上において
はカーソルは設定比率のノーマルモードで移動
する。
(ロ) つぎに、フアーストモードについて説明す
る。
切換スイツチ5の切換子10をフアーストモ
ード端子Fに接続する。すると、「フアースト
モードか?」が「YES」となりロータリ・エ
ンコーダ6から出力した1パルス毎に単安定マ
ルチバイブレータ16がトリガーされ、そのモ
ノステーブル時間の間アンド回路17が開とな
り、パルス発生器18から4パルス分が通過す
るので、カウンタ15はカウント数「4」をカ
ウントする。すなわち、カウンタ15はロータ
リ・エンコーダ6の出力するパルス数の4倍を
カウントする。このとき、パルス発生器18の
パルス周波数はロータリ・エンコーダ6から出
力するパルス周波数の4倍以上であつて、しか
も単安定マルチバイブレータ16のモノステー
ブル時間に対して4パルスの割合のパルス信号
を発生するように構成されているので、単安定
マルチバイブレータ16は、ロータリ・エンコ
ーダ6の出力する1パルス毎に1回トリガーさ
れ、連続してトリガーされることがない。した
がつて、カウンタ15は、マウス1の移動速度
に関係なく、ロータリ・エンコーダ6の出力す
るパルス数の4倍をカウントし、そのカウント
数に対応した信号が移動量データとしてパソコ
ン8に伝送される。このため、カーソルは画面
上において設定比率の4倍のフアーストモード
で移動する。
(ハ) つぎにスローモードについて説明する。
切換スイツチ5の切換子10をスローモード
端子Sに接続する。すると、「フアーストモー
ドか?」が「NO」、「ノーマルモードか?」が
「NO」となり、ロータリ・エンコーダ6から
出力したパルス信号はフリツプフロツプ回路1
2,13を経、オア回路14を介してカウンタ
15へ送出される。このため、カウンタ15は
ロータリ・エンコーダ6の出力する4パルス毎
に「1」をカウントする。すなわち、カウンタ
15は、ロータリ・エンコーダ6の出力するパ
ルスの1/4をカウントし、そのカウント数に対
応した信号が移動量データとしてパソコン8に
伝送される。したがつて、カーソルは画面上に
おいて、設定比率の1/4のスローモードで移動
する。
前記実施例では、フアーストモードは設定比率
の4倍(m=4)とし、スローモードは設定比率
の1/4倍(n=4)としたが、本考案はこれに限
るものでないこと勿論である。
[考案の効果] 本考案によるマウスは、上記したように、少な
くとも3段に切り換え可能な切換スイツチと、こ
の切換スイツチの3段の切り換えに基づいて、移
動量データをm倍、1倍、1/n倍に変換して移
動量データとして出力せしめる変換・制御部とを
設けたので、マウスの単位移動距離に対応したカ
ーソルの移動距離の比率を、設定比率とするノー
マルモードと、設定比率のm倍(例えば4倍)と
したフアーストモード、設定比率の1/n倍(例
えば1/4倍)としたスローモードとの少なくとも
3段に切り換えることができる。このため、カー
ソルの移動距離が長いときは、フアーストモード
にすることによつてマウス移動用の机上面を広く
する必要がないばかりかマウスの移動距離が短か
くて済み、カーソルをほんの僅かだけ移動させる
場合にはスローモードにすることによつて、マウ
スの大きな動きでカーソルを小さく動かすことが
できる。このため、従来と比べてマウスの操作性
が極めて良く、とくに、パソコンのグラフイツク
機能を大幅に改善することができる。
また、パルス数を倍加できるので、小型の回転
検出器でも大きなカウント数を出力することがで
きるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1、第2および第3図は本考案によるマウス
の一実施例を示すもので、第1図はブロツク図、
第2図は外観の斜視図、第3図は第1図の一部を
示すブロツク図、第4図は作用を説明するフロー
チヤートである。 1……マウス、2……本体、5……切換スイツ
チ、6……ロータリー・エンコーダ、7……
MPU、8……パソコン、11……変換・制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体の移動によつて転動するボールを本体内に
    設け、このボールのx軸、y軸方向の回転量を検
    出して本体のx軸、y軸方向の移動量に対応した
    数のパルスを出力する回転検出センサーを設け、
    この回転検出センサーの出力パルス数をカウント
    してカウント数に対応した信号を本体の移動量デ
    ータとして出力するマウスにおいて、 前記本体に少なくとも3段に切り換え可能な切
    換スイツチを設け、 この切換スイツチの3段の切り換えに基づいて
    前記回転検出センサーの出力パルス数をフアース
    トモードのm倍とノーマルモードの1倍とスロー
    モードの1/n倍に変換してカウンタに出力する
    変換部を設け、 前記変換部には、前記回転検出センサーからの
    1個のパルス出力により1個の矩形波を出力する
    単安定マルチバイブレータと、この単安定マルチ
    バイブレータのモノステーブル時間に所定数のパ
    ルスを出力するパルス発生器と、前記短安定マル
    チバイブレータとパルス発生器の出力が入力され
    るAND回路とにより、回転検出センサーの出力
    パルスを前記フアーストモードのm倍にして出力
    せしめる手段を具備してなることを特徴とするマ
    ウス。
JP1985040871U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0353322Y2 (ja)

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JP1985040871U JPH0353322Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JP1985040871U JPH0353322Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS61155945U JPS61155945U (ja) 1986-09-27
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ID=30550168

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JP1985040871U Expired JPH0353322Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713807B2 (ja) * 1987-06-24 1995-02-15 東洋システム開発株式会社 マウス装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59127143A (ja) * 1983-01-10 1984-07-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 手操作形計算機制御装置
JPS59178534A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 Hitachi Ltd 座標入力装置
JPS59214942A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 Fuji Xerox Co Ltd 文書図形作成装置
JPS60160429A (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 Fuji Xerox Co Ltd ポインタ制御装置

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JPS61155945U (ja) 1986-09-27

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