JPH0353295B2 - - Google Patents

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JPH0353295B2
JPH0353295B2 JP28877688A JP28877688A JPH0353295B2 JP H0353295 B2 JPH0353295 B2 JP H0353295B2 JP 28877688 A JP28877688 A JP 28877688A JP 28877688 A JP28877688 A JP 28877688A JP H0353295 B2 JPH0353295 B2 JP H0353295B2
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aza
dimethylmethano
carbatrombo
enoic acid
oxo
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JP28877688A
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Haniroku Myake
Tadao Okegawa
Akyoshi Kawasaki
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な13−アザ−14−オキソ−TxA2
類似化合物に関する。 さらに詳しく言えば、本発明は(1)トロンボキサ
ンA2(TxA2)に対して拮抗作用を有する新規な
13−アザ−14−オキソ−TxA2類似化合物、(2)そ
れらの製造方法および(3)それらを有効成分として
含有するトロンボキサンA2起因疾患治療剤(予
防剤としての使用も含む)に関する。 〔従来の技術〕 1975年、ハンベルグ(Hamberg)らは血小板
内でプロスタグランジンG2がヘミアセタール誘
導体に変換される系において、不安定な中間体を
経ることを見出した〔Proc.Nat.Acad.Sci.U.S.
A.,72巻第8号、2994ページ参照のこと〕。その
のち、この中間体はトロンボキサンA2(TxA2
と命名され、次のような構造を有していることが
確認された。 TxA2には種々の生理作用、例えば血小板凝集
作用、動脈収縮作用、血栓形成作用があることが
見出され、炎症、血栓症、心筋硬塞等の疾病の一
因であると考えられている。 TxA2に対して拮抗作用を有する化合物とし
て、いくつかのTxA2類似体が提案されており、
例えば11a位の酸素原子および9,11−エポキシ
の酸素原子を炭素原子で置換えた化合物〔特願昭
55−143930号参照〕、ピナン骨核を有する化合物
〔Proc.Nat.Acad.Sci.U.S.A.,76巻6号2566ペー
ジ〕がある。 さらに最近になつて浜中らは13位を窒素原子に
置換えた一般式 〔式中、Aは()−CH2CH2−(CH2n−、()
cis−CH=CH−(CH2n−、()−CH2O−
(CH2n−、または()
【式】(各式中mは1〜6の 整数を表わし、()の二重結合はまたは
EZを表わし、フエニレン基はo−、m−または
p−フエニレン基を表わす。)を表わし、R10
水素原子または炭素数1〜12の直鎖または分枝鎖
のアルキル基を表わし、R20はともに水素原子を
表わすか、ともにメチル基を表わし、R30は水酸
基または水素原子を表わし、R40は単結合または
炭素数1〜5の直鎖または分枝鎖のアルキレン基
を表わし、R50は () 炭素数1〜8の直鎖または分枝鎖のアルキ
ル、アルコキシまたはアルキルチオ基、 () 無置換かまたは少なくとも1つの炭素数1
〜8の直鎖または分枝鎖のアルキル基で置換さ
れているシクロアルキルまたはシクロアルキル
オキシ基、または () 式【式】(式中、Zは単結 合、酸素原子またはイオウ原子を表わし、R60
は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1
〜5の直鎖または分枝鎖のアルキルまたはアル
コキシ基、トリハロメチル基、アミノ基または
炭素数1〜5のモノまたはジアルキルアミノ基
を表わす。)で示される基を表わし、 15位の炭素原子についている波線は、α−また
はβ−配置(すなわち、−または−配置)ま
たはそれらの混合物(すなわちRS)を表わす。
ただし、R30が水酸基を表わし、R4が単結合を表
わすときには、R50はアルコキシ、アルキルチ
オ、シクロアルキルオキシまたはシクロアルキル
チオ基は表わさないものとする。〕 で示される一群の13−アザ−TxA2類似化合物を
提案した〔特願昭57−108046号、同57−24338号、
同58−13548号および同58−13551号明細書参照〕。 〔発明の開示〕 本発明者らは、今回、13−アザトロンボキサン
類似化合物が有する「アミノ酸構造(一分子内に
カルボン酸とアミンが存在する。)」をなくする修
飾体として、13位の2級アミンがアミドに変換さ
れた新規なトロンボキサン類似化合物の合成に成
功した。本発明の13,14−アミド化合物は従来の
アミン化合物からは全く予期されない新規な化学
的構造を有する化合物である。 そして本発明化合物は従来の13−アザトロンボ
キサン類似化合物が有するTxA2に対する拮抗作
用は、そのまま保持したうえ、従来の類似体が有
する製剤上の欠点(溶解性等)を大きく改善する
ことを見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は一般式 〔式中、Aは()一般式−CH2CH2−(CH2n
−、()一般式ccis−CH=CH−(CH2n−、
()一般式−CH2O−(CH2n−、()一般式
−S−(CH2n−(各式中のmは1〜6の整数を表
わす。)、または()一般式
【式】で示される基を表わ し、R1は水素原子または炭素数1〜4の直鎖ま
たは分枝鎖のアルキル基を表わし、R2は単結合
または無置換かもしくは少なくとも1つの水酸
基、アミノ基、ハロゲン原子またはフエニルチオ
基で置換されている炭素数1〜10の直鎖または分
枝鎖のアルキレンまたはアルケニレン基を表わ
し、R3は()無置換かもしくは少なくとも1
つの炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキル
または炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルコ
キシ、ハロゲン原子または水酸基で置換されてい
るフエニル、フエノキシまたはフエニルチオ基、
()無置換かもしくは少なくとも1つのハロゲ
ン原子または水酸基で置換されている炭素数1〜
6の直鎖または分枝鎖のアルキル、アルケニルま
たはアルキニル基、()無置換かもしくは少な
くとも1つの炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖の
アルキル基、または水酸基で置換されている炭素
数4〜7のシクロアルキル、シクロアルキルオキ
シまたはシクロアルキルチオ基、()ナフチル
基、インドリル基またはインダニル基または
()少なくとも1つの炭素数1〜6の直鎖また
は分枝鎖のアルキル基で置換されているアミノ基
を表わし、R4は水素原子またはメチル基を表わ
す。ただし、()R3が無置換かもしくは置換さ
れているフエニルオキシ、フエニルチオ、シクロ
アルキルオキシまたはシクロアルキルチオ基であ
る場合には、R2中のR3に隣接した炭素原子は置
換基を持たず、また()R2が単結合である場
合にはR3はトリフルオロメチル基をとらないも
のとし、さらに()一般式
【式】で示され る化合物を除く。〕 で示される新規な13−アザ−14−オキソ−TxA2
類似化合物、およびそれらのシクロデキストリン
包接化合物、およびR1が水素原子を表わすとき
にはその酸の非毒性塩と、さらにそれらの製造方
法およびそれらを有効成分として含有するトロン
ボキサンA2起因疾患治療剤に関する。 なお、一般式()で示される本発明化合物の
構造式は、8位、9位、11位がα−配置、12位が
β−配置である天然型の表示であるが、一般的に
認められているように、その鏡像体(エナンチオ
マー)および天然型のその鏡像体との混合物を包
含する。 また、一般式()で示される本発明化合物の
構造式を含む本明細書中の構造式において、特に
限定されない立体配置(不斉炭素、二重結合等)
の存在により生ずる異性体はおのおの一般式
()および各構造式に含まれる。 一般式()中、式−(CH2n−で示される基
は、メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラ
メチレン、ペンタメチレンおよびヘキサメチレン
基を表わし、好ましい基は、トリメチレンおよび
テトラメチレン基である。 一般式()中、R1が表わす炭素数1〜4の
アルキル基としては、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル基およびこれらの異性体が挙げられ、
好ましいR1は水素原子およびメチル基である。 一般式()中、R2が表わす無置換の炭素数
1〜10の直鎖または分枝鎖のアルキレン基として
は、メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラ
メチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘ
プタメチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、
デカメチレン基およびこれらの異性体が挙げら
れ、好ましい基としてはメチレン、エチレン、ト
リメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、
1−メチルエチレン、2−メチルエチレン、2−
メチルトリメチレン、1−メチルテトラメチレ
ン、3−メチルトリメチレン、3−メチルテトラ
メチレン、4−メチルテトラメチレン、2,4−
ジメチルテトラメチレン、1,1−ジメチルエチ
レン、1,1−ジメチルトリメチレン、1,1−
ジメチルテトラメチレン、1,1−ジメチルペン
タメチレン、2,2−ジメチルトリメチレン基が
挙げられる。 一般式()中、R2が表わす少なくとも1つ
の水酸基、アミノ基、ハロゲン原子またはフエニ
ルチオ基で置換されている炭素数1〜10の直鎖ま
たは分枝鎖のアルキレン基の好ましい基として
は、1−ヒドロキシメチレン、1−ヒドロキシエ
チレン、1−ヒドロキシトリメチレン、1−ヒド
ロキシテトラメチレン、1−ヒドロキシペンタメ
チレン、1−ヒドロキシ−2−メチルエチレン、
1−ヒドロキシ−3−メチルトリメチレン、1−
アミノエチレン、1−クロロメチレン、1−クロ
ロエチレン、2−フエニルチオトリメチレンが挙
げられる。 一般式()中、R2が表わす炭素数2〜10の
直鎖または分枝鎖のアルケニレン基としては、ビ
ニレン、プロペニレン、ブテニレン、ペンテニレ
ン、ヘキセニレン、ヘプテニレン、オクテニレ
ン、ノネニレン、デセニレンおよびこれらの異性
体が挙げられ、好ましい基としては、1−メチル
ビニレン、1−ブテニレン、2−ブテニレン基が
挙げられる。 一般式()中、R2が単結合を表わす場合も
好ましい。 一般式()中、R3が表わす()無置換も
しくは少なくとも1つの炭素数1〜6の直鎖また
は分枝鎖のアルキルまたは炭素数1〜4の直鎖又
は分枝鎖のアルコキシ基、ハロゲン原子または水
酸基で置換されているフエニル、フエノキシ、フ
エニルチオ基の好ましい基としては、フエニル、
4−メトキシフエニル、4−メチルフエニル、4
−プロピルフエニル、4−ブチルフエニル、フエ
ノキシ、フエニルチオ、3−クロロフエニルおよ
び4−クロロフエニル基が挙げられる。 一般式()中、R3が表わす()無置換か
もしくは少なくとも1つのハロゲン原子または水
酸基で置換されている炭素数1〜6の直鎖または
分枝鎖のアルキル、アルケニルまたはアルキニル
基の好ましい基としては、メチル基、クロロメチ
ル基、2−メチル−1−プロペニル基および1−
プロピニル基が挙げられる。 一般式()中のR3が表わす()無置換か
もしくは少なくとも1つの炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝鎖のアルキル基または水酸基で置換され
ている炭素数4〜7のシクロアルキル、シクロア
ルキルオキシまたはシクロアルキルチオ基として
好ましい基は、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、3−ブチルシクロペンチル、3−プロピルシ
クロペンチル、1−ヒドロキシシクロペンチル、
シクロペンチルオキシおよびシクロペンチルチオ
基が挙げられる。 一般式()中のR3がナフチル基、インドリ
ル基、インダニル基またはプロピルアミノ、ブチ
ルアミノ基である場合も好ましい。 一般式()中のハロゲン原子としては、フツ
素、塩素、ヨウ素、臭素原子が挙げられ、好まし
いハロゲン原子は塩素原子である。 ただし、()R3が無置換かもしくは置換され
ているフエニルオキシ、フエニルチオ、シクロア
ルキルオキシまたはシクロアルキルチオ基である
場合には、R2中のR3に隣接した炭素原子は置換
基を持たず、また()R2が単結合である場合
にはR3はトリフルオロメチル基をとらないもの
とし、さらに()一般式 【式】 で示される化合物は除く。 〔本発明化合物の製造方法(1)〕 本発明は、化合物自体、そのシクロデキストリ
ン包接物、その非毒性塩、その用途、用法のみに
かかるものではなく、化合物の製造方法をも包含
する。 本発明に従えば、一般式()で示される本発
明化合物は、一般式 〔式中、R1aは炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖
のアルキル基を表わし、その他の記号は前記と同
じ意味を表わす。〕 で示されるアミンと一般式 HOOC−R2a−R3 () 〔式中、R2aは単結合または無置換かもしくは少
なくとも1つの水酸基、ベンジルオキシカルボニ
ルアミノ基、ハロゲン原子またはフエニルチオ基
で置換されている炭素数1〜10の直鎖または分枝
鎖のアルキレンまたはアルケニレン基を表わし、
その他の記号は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される酸または一般式 OCN−R5 () 〔式中、R5は水素原子、炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝鎖のアルキル基を表わす。〕 で示されるイソシアネートを反応させ、アミド
(ウレイド)結合を形成させ、必要により保護基
(ベンジルオキシカルボニル基)を除去し、また
はケン化反応に付すことにより得ることができ
る。 酸とアミンからアミド結合を形成させる反応は
公知であり、例えば (A) 混合酸無水物を用いる方法 (B) 酸ハライドを用いる方法 (C) DCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)を
用いる方法 等が挙げられる。 これらの方法を具体的に説明すると、 (A) 混合酸無水物を用いる方法は、例えば一般式
()で示される酸を、不活性有機溶媒(クロ
ロホルム、塩化メチレン、ジエチルエーテル、
THF等)中または無溶媒で、三級アミン(ピ
リジン、トリエチルアミン、ピコリン等)の存
在下、酸ハライド(ピバロイルクロライド、ト
シルクロライド、メシルクロライド、オギザリ
ルクロライド等)または酸誘導体(クロロギ酸
エチル、クロロギ酸イソブチル等)と、0℃〜
40℃で反応させ、得られた混合酸無水物と一般
式()で示されるアミンを不活性有機溶媒
(上記と同じ)中、0℃〜40℃で反応させるこ
とにより行なわれる。 (B) 酸ハライドを用いる方法は、例えば一般式
()で示される酸を、不活性有機溶媒(上記
と同じ)中、または無溶媒で、酸ハライド(上
記と同じ)と−20℃〜還流温度で反応させ、得
られた酸ハライドを三級アミン(上記と同じ)
の存在下もしくは非存在下、一般式()で示
されるアミンと不活性有機溶媒(上記と同じ)
中、0℃〜40℃で反応させることにより行なわ
れる。 (C) DCCを用いる方法は、例えば一般式()
で示される酸と一般式()で示されるアミン
を、不活性有機溶媒(上記と同じ)中、または
無溶媒で、三級アミン(上記と同じ)の存在下
もしくは非存在下、DCCを用いて0℃〜40℃
で反応させることにより行なわれる。 これら(A)、(B)および(C)の反応は、いずれも不活
性ガス(アルゴン、窒素等)雰囲気下、無水条件
で行なうことが好ましい。 一般式()で示されるアミンは、一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示されるアミドを後述のケン化反応に付すこと
により得ることができる。 一般式()で示されるアミドは、一般式 〔式中、各記号は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される酸を後述のエステル化反応に付すこと
により得ることができる。 一般式()で示される化合物のうち、一般式 〔式中、Bは()一般式−CH2CH2−(CH2n
−、()一般式cis−CH=CH−(CH2n−また
は()一般式【式】で示さ れる基を表わし、その他の記号は前記と同じ意味
を表わす。〕 で示される化合物は、次に示される一連の反応工
程式に従つて合成することができる。 反応工程式〔A〕中の各記号は、おのおの下記
の意味を表わし、その他の記号は前記と同じ意味
を表わす。 R6−テトラヒドロピラン−2−イル基、テトラ
ヒドロフラン−2−イル基または1−エトキシ
エチル基 R7−置換されていないかもしくは炭素数1〜4
の直鎖または分枝鎖のアルキル基で置換されて
いるフエニル基または炭素数1〜6のアルキル
またはアルコキシ基 T1−p−トルエンスルホニル基またはメタンス
ルホニル基 D−一般式−(CH2n−または一般式
【式】で表わされる基 X1−ハロゲン原子 B1−()一般式cis−CH=CH−(CH2n−また
は ()一般式【式】で示さ れる基 B2−一般式−CH2CH2−(CH2n−で示される基 前記の反応工程式〔A〕の各反応は、すべて公
知の反応であるが、簡単に説明すると、 工程〔a〕は付加反応であり、例えばパラホル
ムアルデヒドと一般式()で示される化合物を
封管中で加熱することにより行なわれる。 工程〔b〕は保護基の導入反応であり、例えば
適当な不活性有機溶媒(塩化メチレン等)中、縮
合剤(酸、例えばp−トルエンスルホン酸等)の
存在下2,3−ジヒドロピラン、2,3−ジヒド
ロフランまたはエチルビニルエーテルを用いて行
なわれる。 工程〔c〕はハイドロボレーシヨンであり、例
えば適当な不活性有機溶媒(テトラヒドロピラン
等)中アルカリ条件下、ジボランと過酸化水素を
用いて行なわれる。 工程〔d〕は酸化反応であり、例えばクロム酸
を用いたJones酸化、Collins酸化、Swern酸化等
の手法により行なわれる。 工程〔e〕は還元反応であり、例えばアルカノ
ール中、水素化ホウ素ナトリウムを用いることに
より行なわれる。 工程〔f〕は水酸基のトシル化もしくはメシル
化であり、例えば適当な不活性有機溶媒(塩化メ
チレン等)中、三級アミン(トリエチルアミン
等)の存在下、p−トルエンスルホニルクロライ
ドまたはメタンスルホニルクロライドを用いて行
なわれる。 工程〔g〕はアジ化反応であり、例えば適当な
有機溶媒(HMPA等)中、アジ化ナトリウム等
を用いて加熱することにより行なわれる。 工程〔h〕は還元反応であり、例えばエーテル
中、還元剤(水素化リチウムアルミニウム等)を
用いて加熱することにより行なわれる。 工程〔i〕はアミノ基への保護基(トリフルオ
ロアセチル基)の導入であり、例えば不活性有機
溶媒(塩化メチレン等)中、三級アミン(ピリジ
ン等)の存在下、無水トリフルオロ酢酸を用いて
行なわれる。 工程〔j〕は水酸基の保護基の除去反応であ
り、例えば溶媒(メタノール、水等)中、酸(p
−トルエンスルホン酸、酢酸等)を用いて行なわ
れる。 工程〔k〕は酸化反応であり、例えば適当な有
機溶媒(DMSO等)中、三級アミン(トリエチ
ルアミン等)の存在下、酸化剤(シユウ酸クロリ
ド、無水硫酸−ピリジン錯体等)を用いて行なわ
れる。 工程〔l〕はWittig反応であり、一般式(
)で示されるアルデヒドと一般式(XI)で示
されるWittig試薬を、適当な有機溶媒(DMSO、
テトラヒドロフラン、トルエン等)中、−50℃〜
80℃で反応させることにより行なわれる。 工程〔m〕は還元反応であり、例えばアルカノ
ール中、水素化触媒(パラジウム−炭素、ニツケ
ル等)の存在下、水素ガスを用いて行なわれる。 また、一般式()で示される化合物は、一
般式()で示される化合物をオキシム化し、
さらに得られたオキシムを還元することによつて
得ることもできる。 オキシム化は、例えば有機溶媒(メタノール
等)中、アルカリ(炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸バリウム等)の存在下、ヒドロキシルア
ミン塩酸塩等を用いて還流することにより行なわ
れる。 還元は、例えば水素雰囲気下、有機溶媒(メタ
ノール等)中、触媒(ニツケル等)を用いるか、
有機溶媒(エチルエーテル等)中、水素化リチウ
ムアルミニウムを用いるか、またはアルコール
(プロピルアルコール等)中、金属ナトリウムを
用いて還流することにより行なわれる。 一般式()で示される化合物のうち、一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される化合物は、一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される化合物を酸化反応に付すことにより得
ることができる。 酸化反応は、例えば前述の反応工程式〔A〕中
の工程〔d〕と同様の方法を用いることができ
る。 一般式(XII)で示される化合物は、前述の反
応工程式〔A〕中の一般式(XI)で示される化合
物に替えて、一般式 〔式中、R8はテトラヒドロピラン−2−イル基、
テトラヒドロフラン−2−イル基または1−エト
キシエチル基を表わし、その他の記号は前記と同
じ意味を表わす。〕 で示される化合物を用いて工程〔c〕から〔j〕
と同様の反応により得ることができる。 一般式()で示される化合物は、一般式
()で示される化合物と一般式 X2−(CH2n−CH2OR8 (XI) 〔式中、X2はハロゲン原子を表わし、その他の
記号は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物を反応させることにより得るこ
とができる。 この反応は公知であり、例えば適当な有機溶媒
(DMSO等)中、塩基(水素化ナトリウム等)の
存在下で行なわれる。 一般式()で示される化合物のうち、一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される化合物は、一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される化合物を加水分解反応に付し、必要に
よりアミノ基に保護基(トリフルオロアセチル
基)を導入することにより得られる。 シアノ基をカルボキシ基に変換する加水分解反
応は公知であり、例えば高沸点の極性有機溶媒
(エチレングリコール等)中、塩基(水酸化カリ
ウム等)を用いて還流させることにより行なわれ
る。 アミノ基に保護基を導入する反応は、前述の反
応工程式〔A〕中の工程〔i〕と同様の方法で行
なわれる。 一般式()で示される化合物は、一般式 〔式中、T2はp−トルエンスルホニル基または
メタンスルホニル基を表わし、その他の記号は前
記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物と一般式 HS−(CH2n−CN () 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される化合物を反応させることにより得るこ
とができる。 この反応は公知であり、例えば適当な有機溶媒
(DMSO、1,2−ジメトキシエタン等)中、塩
基(水素化ナトリウム等)の存在下で行なわれ
る。 一般式()で示される化合物は、一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される化合物の水酸基をトシル化もしくはメ
シル化することにより得られる。 この反応は前述の反応工程〔A〕中の工程
〔f〕と同様の方法を用いることができる。 一般式()で示される化合物は、前述の
反応工程式〔A〕中の一般式()に替えて、一
般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される化合物を用いて、工程〔b〕から
〔j〕と同様の反応により得ることができる。 〔本発明化合物の製造方法(2)〕 一般式()で示される本発明化合物は、前述
の製造方法(1)の他に下記の一連の反応工程式
〔B〕に示される経路によつても合成することが
できる。 反応工程式〔B〕中の各記号はおのおの下記の
意味を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を
表わす。 R2b−単結合または無置換かもしくは少なくとも
1つの保護された水酸基(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ基、テトラヒドロフラン−2
−イルオキシ基または1−エトキシエチルオキ
シ基)、保護されたアミノ基(ベンジルオキシ
カルニルアミノ基)、ハロゲン原子またはフエ
ニルチオ基で置換されている炭素数1〜10の直
鎖または分枝鎖のアルキレンまたはアルケニレ
ン基 R9−テトラヒドロピラン−2−イル基、テトラ
ヒドロフラン−2−イル基または1−エトキシ
エチル基 前記の反応工程式〔B〕の各反応はすべて公知
の反応であるが、簡単に説明すると、 工程〔n〕および〔v〕はアミド結合形成の反
応で例えば一般式()で示される化合物と一般
式()で示される化合物から一般式()で示
される化合物を得る前述した各方法により行なわ
れる。 工程〔o〕、〔p〕、〔q〕および〔r〕はおのお
の前述の反応工程式〔A〕中の工程〔j〕、〔k〕、
〔l〕および〔m〕と同様の反応により行なわれ
る。 工程〔s〕は付加反応で、例えば一般式()
で示される化合物と一般式()で示される
化合物から一般式()で示される化合物を
得る前述した反応と同様にして行なわれる。 工程〔t〕および〔u〕はおのおの前述の反応
工程式〔A〕中の工程〔j〕および〔d〕と同様
の反応により行なわれる。 工程〔w〕および〔x〕はおのおの前述の反応
工程式〔A〕中の工程〔j〕および〔f〕と同様
の反応により行なわれる。 工程〔y〕および〔z〕は、例えば一般式(
)で示される化合物と一般式()で示
される化合物から、一般式()を経て、一
般式(c)で示される化合物を得る反応と同様
にして行なわれる。 〔本発明化合物のその他の製造方法〕 一般式()で示される本発明化合物のうち、
R1が炭素数1〜12の直鎖または分枝鎖のアルキ
ル基(R1aで表わされる。)である化合物は前述
の各製法における一般式(a)、(b)、(
c)および(d)で示される化合物をエステル
化反応に付すことにより得ることができる。もち
ろんあるエステルを加水分解し、酸にすることも
できるし、異なるエステルに交換することもでき
る。 酸をエステルに変換する反応(エステル化)は
公知であり、例えば (1) ジアゾアルカンを用いる方法 (2) アルキルハライドを用いる方法 (3) DMF−ジアルキルアセタールを用いる方法 (4) 相当するアルカノールと反応させる方法 等が挙げられる。 これらの反応を具体的に説明すると、 (1) ジアゾアルカンを用いる方法は、例えば不活
性有機溶媒(ジエチルエーテル、酢酸エチル、
塩化メチレン、アセトン、メタノール、エタノ
ール等)中相当するジアゾアルカンを用いて行
なわれる。 (2) アルキルハライドを用いる方法は、例えば有
機溶媒(アセトン、N,N−ジメチルホルムア
ミド、DMSO等)中、塩基(炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウム、酸化カルシウム等)の存在下、相
当するアルキルハライドを用いて行なわれる。 (3) DMF−ジアルキルアセタールを用いる方法
は、例えば不活性有機溶媒(ベンゼン、トルエ
ン等)中、相当するDMF−ジアルキルアセタ
ールを用いて行なわれる。 (4) 相当するアルカノールと反応させる方法は、
例えば相当するアルカノール中、酸(塩酸、硫
酸、p−トルエンスルホン酸、塩化水素ガス
等)または縮合剤(DCC、ピバロイルハライ
ド、アリールスルホニルハライド、アルキルス
ルホニルハライド等)を用いて行なわれる。 これらの反応は通常−10℃〜100℃の温度で行
なわれ、また、反応に関与しない不活性有機溶媒
(THF、塩化メチレン等)を加えて行なつてもよ
い。 エステルを酸に変換する反応(ケン化)は公知
であり、例えば(1)水と混和しうる有機溶媒
(THF、ジオキサン、エタノール、メタノール
等)中、アルカリ(水酸化カリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化リチウム、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム等)の水溶液を用いるか、(2)アルカノー
ル(メタノール、エタノール等)中、上記のアル
カリを用いて無水条件で行なわれる。 これらの反応は通常−10℃〜100℃の温度で行
なわれる。 本明細書中の各反応において反応生成物は通常
の精製手段、例えば常圧下または減圧下における
蒸留、シリカゲルまたはケイ酸マグネシウムを用
いた高速液体クロマトグラフイー、薄層クロマト
グラフイー、あるいはカラムクロマトグラフイー
または洗浄、再結晶等の方法により精製すること
ができる。精製は各反応ごとに行なつてもよい
し、いくつかの反応終了後行なつてもよい。 〔出発物質〕 本発明における各出発物質および各試薬は、す
べてそれ自身公知であるかまたは公知の方法によ
り合成することができる。 例えば、一般式()で示される化合物のう
ち、2つのR4がメチル基である化合物はβ−ピ
ネンとして公知であり、2つのR4が水素原子で
ある化合物は2−オキソノルピナン(Chem.
Ber.,100,3627(1967)記載)からJ.Org.
Chem.,28,1128(1963)記載の方法を用いるこ
とにより得ることができる。 また一般式()で示される化合物のう
ち、2つのR4がメチル基である化合物はミルテ
ノールとして公知であり、2つのR4が水素原子
である化合物は2−ホルミル−2−ノルピネン
(J.Am.Chem.Soc.,102,1404(1980)記載)を
還元することにより得ることができる。 また、一般式(XI)で示されるWittig試薬、
一般式()で示されるハロゲン化物、一般
式()で示されるチオール化合物、一般式
()で示される酸、一般式()で示されるイ
ソシアネートも同様にそれ自身公知であるか、ま
たは公知の方法(例えば特開昭58−13548号明細
書記載の方法)を用いることにより合成すること
ができる。 また一般式()で示される化合物は、
反応工程式〔A〕に従つて、一般式()で示
される化合物と同様にして合成することができ
る。 〔シクロデキストリン包接化合物および塩〕 一般式()で示される13−アザ−14−オキソ
−TxA2類似化合物のシクロデキストリン包接化
合物は、α−、β−あるいはγ−シクロデキスト
リンあるいはそれらの混合物を用いて、特開昭50
−33620号または同52−31404号明細書記載の方法
を用いることにより得ることができる。 シクロデキストリン包接化合物に変換すること
により一般式()で示される13−アザ−14−オ
キソ−TxA2類似化合物の安定性が増大する。 R1が水素原子を表わす一般式()で示され
る酸は公知の方法により塩に変換される。 塩は非毒性の塩であることが好ましい。 ここで非毒性の塩とは生体(ヒトを含む動物)
の組織に対して、比較的無害で治療に必要な量を
用いたとき、一般式()で示される化合物の有
効な薬理的性質がそのカチオンにより生じた副作
用によつて損なわれないようなカチオンの塩を意
味する。 また、塩は水溶性であることが好ましい。 適当な塩には、例えばアルカリ金属(ナトリウ
ム、カリウム等)、アルカリ土類金属(カルシウ
ム、マグネシウム等)の塩、アンモニウム塩およ
び薬学的に許容される(非毒性の)アミン塩が挙
げられる。 カルボン酸とそのような塩を形成する適当なア
ミンは良く知られており、例えば理論上アンモニ
アの1個あるいは複数個の水素原子を他の基に置
き換えて得られるアミンが挙げられる。 これらのアミンの例としては、糖アミン(N−
メチルグルカン、N−メチルマンノースアミン、
N−メチルガラクトースアミン、N−メチルフル
クトースアミン、N−メチルアラビノースアミ
ン、N−メチルリボースアミン、N−メチルラク
トースアミン等)、その他のアミン(エタノール
アミン、トリエタノールアミン、トリエチルアミ
ン、メグレミン等)が挙げられる。 塩は公知の方法、例えば適当な溶媒中、R1
水素原子を表わす一般式()で示される酸と適
当な塩基、例えばアルカリ金属、アルカリ土類金
属の水酸化物または炭酸塩、アンモニアまたはア
ミンを理論量ずつ反応させて得られる。 塩は溶液を凍結乾燥するか、あるいは反応溶媒
に充分不溶ならば、ろ過するか、あるいは必要な
らば、溶媒を一部除去したのちろ過することによ
り単離される。 〔本発明化合物の薬理活性〕 一般式()で示される本発明化合物は、トロ
ンボキサンA2に対する拮抗作用、特に血小板凝
集抑制作用、動脈収縮を抑制する作用を有してい
る。 例えば、実験室の実験では、()ヒトの血液
を用いた、STA2(9α,11α−エピチオ−15α−ヒ
ドロキシ−11a−カルバトロンボ−5Z,13E−ジ
エン酸)によつて誘発される血小板の凝集を50%
阻害するのに必要な濃度(IC50)、および()
モルモツトにおけるSTA2誘発の動脈収縮を抑制
する作用はおのおの次表に示すとおりであつ
た。実験方法については後述する。 【表】 【表】 各活性における実験方法の詳細は以下の通りで
ある。 () ヒトの血液におけるSTA2誘発血小板凝集
阻害作用:健常成人男子より採血したクエン酸
血20mlを180×gで10分間遠心分離し、得られ
た上清を血小板貧血漿で希釈して血小板数を30
万セル/μに調製したもの250μに各化合
物の1μエタノール溶液を加えたのち、STA2
のエタノール溶液を加え、Bornの方法により
測定し、IC50を算出した。 () モルモツトにおけるSTA2誘発血圧上昇阻
害作用:体重250〜350gの雄性モルモツトを用
いてウレタン投与による麻酔下、各化合物をグ
リシン−水酸化ナトリウムバツフア(PH10)に
溶かしたものを100μg/Kg動物体重で頚静脈
より投与し、そののちリン酸バツフア(PH7.4)
に溶かしたSTA2を投与し、頚動脈における血
圧変化を測定し、抑制率(%)を算出した。 〔医薬への適応〕 一般式()で示される本発明化合物、そのシ
クロデキストリン包接化合物、およびその非毒性
塩はTxA2に対する拮抗作用、特に血小板凝集抑
制作用、動脈収縮を抑制する作用を有しているの
で、人間を含めた哺乳動物、特に人間における炎
症、高血圧、血栓、脳卒中、喘息、心筋硬塞、狭
心症、脳硬塞、急性心臓死の予防および/または
治療のために有用である。 一般式()で示される本発明化合物、そのシ
クロデキストリン包接化合物およびその非毒性塩
を上記の目的で用いるには、通常全身的あるいは
局所的に、経口または非経口で投与される。投与
量は年令、体重、症状、治療効果、投与方法、処
置時間等により異なるが、通常成人ひとりあた
り、1回につき1mg〜5gの範囲で1日1回〜数
回経口投与されるか、または成人ひとりあたり1
回につき10μg〜1gの範囲で1日1回から数回
非経口投与される。もちろん前記したように、投
与量は種々の条件で変動するので上記投与範囲よ
り少ない量で十分な場合もあるし、また範囲を越
えて投与する必要のある場合もある。 本発明による経口投与のための固体組成物とし
ては、錠剤、散財、顆粒剤等が含まれる。このよ
うな固体組成物においては、ひとつまたはそれ以
上の活性物質が、少なくともひとつの不活性な希
釈剤、例えば乳糖、マンニトール、ブドウ糖、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、微結晶セルロー
ス、デンプン、ポリビニルピロリドン、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウムと混合される。組成物
は、常法に従つて、不活性な希釈剤以外の添加
剤、例えばステアリン酸マグネシウムのような潤
滑剤、繊維素グルコン酸カルシウムのような崩壊
剤、アルギニン、グルタミン酸またはアスパラギ
ン酸の如きアミノ酸を用いた溶解補助剤を含有し
ていてもよい。錠剤または丸剤は必要により白
糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート
などの胃溶性あるいは腸溶性物質のフイルムで被
膜していてもよいし、また2以上の層で被膜して
もよい。さらにゼラチンのような吸収されうる物
質のカプセルも包含される。 経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容
される乳濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロツプ剤、エ
リキシル剤等を含み、一般的に用いられる不活性
な希釈剤、例えば精製水、エタノールを含む。こ
の組成物は不活性な希釈剤以外に湿潤剤、懸濁剤
のような補助剤、甘味剤、風味剤、芳香剤、防腐
剤を含有していてもよい。 経口投与のためのその他の組成物としては、ひ
とつまたはそれ以上の活性物質を含み、それ自体
公知の方法により処方されるスプレー剤が含まれ
る。 本発明による非経口投与のための注射剤として
は、無菌の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤、
乳濁剤を包含する。水性の溶液剤、懸濁剤として
は例えば注射用蒸留水及び生理食塩水が含まれ
る。非水溶性の溶液剤、懸濁剤としては、例えば
プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、オリーブ油のような植物油、エタノールのよ
うなアルコール類、ポリソルベート80等がある。
このような組成物には、さらに防腐剤、湿潤剤、
乳化剤、分散剤、溶解補助剤(例えばアルギニ
ン、グルタミン酸、アスパラギン酸の如きアミノ
酸)のような補助剤を含んでもよい。これらは例
えばバクテリア保留フイルターを通す過、殺菌
剤の配合または照射によつて無菌化される。これ
らはまた無菌の固体組成物を製造し、使用前に無
菌水または無菌の注射用溶媒に溶解して使用する
こともできる。 非経口投与のためのその他の組成物としては、
ひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、それ自
体公知の方法により処方される、外用液剤、軟コ
ウのような塗布剤、直腸内投与のための坐剤及び
膣内投与のためにペツサリー等が含まれる。 一般式()で示される本発明化合物中、好ま
しい化合物としては、例えば 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニル−17,18,19,20−テトラノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−メチルフエニル)−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−プロピルフエニル)−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−ブチルフエニル)−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−メトキシフエニル)−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−クロロフエニル)−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−メチルフエニル)−18,19,20−
トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−プロピルフエニル)−18,19,20
−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−ブチルフエニル)−18,19,20−
トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−メトキシフエニル)−18,19,20
−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(3−クロロフエニル)−18,19,20−
トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18−フエニル−19,20−ジノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18−(4−メチルフエニル)−19,20−ジノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−プロピルフエニル)−19,20−ジ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−ブチルフエニル)−19,20−ジノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−メトキシフエニル)−19,20−ジ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−クロロフエニル)−19,20−ジノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(4−メチルフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(4−プロピルフエニル)
−17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(4−ブチルフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(4−メトキシフエニル)
−17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(3−クロロフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−フエニル−18,19,20−
トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−(4−メチルフエニル)−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−(4−プロピルフエニル)
−18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−(4−ブチルフエニル)−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−(4−メトキシフエニル)
−18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−(3−クロロフエニル)−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−18−フエニル−19,20−ジノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−18−(4−メチルフエニル)−
19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−18−(4−プロピルフエニル)
−19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−18−(4−ブチルフエニル)−
19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−18−(4−メトキシフエニル)
−19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−18−(3−クロロフエニル)−
19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−16−(4−メチルフエ
ニル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−プロピルフエニル)−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−ブチルフエニル)−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−メトキシフエニル)−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−クロロフエニル)−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−17−フエニル−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−17−(4−メチルフエ
ニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−17−(4−プロピルフ
エニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−17−(4−ブチルフエ
ニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−17−(4−メトキシフ
エニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−17−(3−クロロフエ
ニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−18−フエニル−19,20
−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−18−(4−メチルフエ
ニル)−19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−18−(4−プロピルフ
エニル)−19,20−ジノル−11a−カルバトロン
ボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−18−(4−ブチルフエ
ニル)−19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−18−(4−メトキシフ
エニル)−19,20−ジノル−11a−カルバトロン
ボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18−(3−クロロフエニル)−19,20−ジノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−19−フエニル−20−ノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−19−(4−メチルフエ
ニル)−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−19−(4−プロピルフ
エニル)−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−19−(4−ブチルフエ
ニル)−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−19−(4−メトキシフ
エニル)−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−19−(3−クロロフエ
ニル)−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−17−フエニル−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−17−(4−メチルフエ
ニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−17−(4−プロピルフ
エニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−17−(4−ブチルフエ
ニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−17−(4−メトキシフ
エニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−17−(3−クロロフエ
ニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z,
15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(4−メチルフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z,15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(4−プロピルフエニル)
−17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z,15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(4−ブチルフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z,15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(4−メトキシフエニル)
−17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z,15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−16−(3−クロロフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z,15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
11a−カルバトロンボ−5Z,16E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−メチルフエニル)−18,19,20−
トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z,16E−ジ
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−プロピルフエニル)−18,19,20
−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z,16E−
ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キシ−17−(4−ブチルフエニル)−18,19,20−
トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z,16E−ジ
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−メトキシフエニル)−18,19,20
−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z,16E−
ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(3−クロロフエニル)−18,19,20−
トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z,16E−ジ
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−フエノキシ−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(4−メチルフエノキシ)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(4−プロピルフエノキシ)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(4−ブチルフエノキシ)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(4−メトキシフエノキシ)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−クロロフエノキシ)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−フエニルチオ−16,17,18,19,20−
ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(4−メチルフエニルチオ)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(4−プロピルフエニルチオ)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(4−ブチルフエニルチオ)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(4−メトキシフエニルチオ)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−クロロフエニルチオ)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−17,18,19,20−テト
ラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−メチルフエニルチオ)−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−プロピルフエニルチオ)−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−ブチルフエニルチオ)−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−メトキシフエニルチオ)−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−クロロフエニルチオ)−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17,18,19,20−テトラノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18,19,20−トリノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−20−メチル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−クロロ−17,18,19,20−テトラノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−クロロ−18,19,20−トリノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18−クロロ−19,20−ジノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−19−クロロ−20−ノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−20−クロロ−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−17,18,19,20−テトラノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−18,19,20−トリノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−18,19,20−トリノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−メチル−19,20−ジノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−19,20−ジノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−19,20−ジノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18−メチル−20−ノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−メチル−20−ノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−20−ノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−20−ノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−19−メチル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18−メチル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−メチル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−メチル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,16−ジメチル−18,19,20−トリノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,16−ジメチル−19,20−ジノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,17−ジメチル−19,20−ジノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,17−ジメチル−19,20−ジノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,16−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,17−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,18−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,17−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,18−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17,18−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,16−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,17−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,18−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,19−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,17−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,18−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,19−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17,18−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17,19−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18,19−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−18,19,20−トリノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル19,20−ジノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−19,20−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17,17−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17,17−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−18,18−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン−17−イン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン−17−イン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン−17−イン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,19,20−トリメチル−11a−カルバト
ロンボ−5Z,19−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,19−ジメチル−11a−カルバトロンボ
−5Z,18−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,18−ジメチル−20−ノル−11a−カル
バトロンボ−5Z,17−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−14−シクロペンチル−15,16,17,18,
19,20−ヘキサノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−14−(3−プロピルシクロペンチル)−15,
16,17,18,19,20−ヘキサノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−14−(3−ブチルシクロペンチル)−15,
16,17,18,19,20−ヘキサノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−シクロペンチル−16,17,18,19,20
−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−プロピルシクロペンチル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−ブチルシクロペンチル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−シクロペンチル−17,18,19,20−テ
トラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−プロピルシクロペンチル)−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−ブチルシクロペンチル)−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−シクロペンチルチオ−16,17,18,
19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−プロピルシクロペンチルチオ)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−ブチルシクロペンチルチオ)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−シクロペンチルチオ−17,18,19,20
−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−プロピルシクロペンチルチオ)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−ブチルシクロペンチルチオ)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−シクロペンチルチオ−18,19,20−ト
リノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(3−プロピルシクロペンチルチオ)−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(3−ブチルシクロペンチルチオ)−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−シクロペンチルオキシ−16,17,18,
19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−プロピルシクロペンチルオキシ)
−16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−ブチルシクロペンチルオキシ)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−シクロペンチルオキシ−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−プロピルシクロペンチルオキシ)
−17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−ブチルシクロペンチルオキシ)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−16−シクロペンチル−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−16−(3−プロピルシクロペ
ンチル)−17,18,19,20−テオラノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−16−(3−ブチルシクロペン
チル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−メチル−17−シクロペンチル−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−メチル−17−(3−プロピルシクロペ
ンチル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−メチル−17−(3−ブチルシクロペン
チル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−シクロペンチル−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−(3−プロピルシクロペ
ンチル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−メチル−17−(3−ブチルシクロペン
チル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−14−(1−ヒドロキシシクロペンチル)−
15,16,17,18,19,20−ヘキサノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−14−(1−ヒドロキシ−3−プロピルシク
ロペンチル)−15,16,17,18,19,20−ヘキサ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−14−(1−ヒドロキシ−3−ブチルシクロ
ペンチル)−15,16,17,18,19,20−ヘキサノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−シクロペンチル−18,19,20−トリノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z,15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キシ−17−(3−プロピルシクロペンチル)−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z,
15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(3−ブチルシクロペンチル)−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z,
15E−ジエン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−シクロペンチル−17,18,19,20−テ
トラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−プロピルシクロペンチル)−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−ブチルシクロペンチル)−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−16−シクロペンチル−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−16−(3−プロピルシ
クロペンチル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチル−16−(3−ブチルシク
ロペンチル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−16−シクロペンチル−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−16−(3−プロピルシ
クロペンチル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16,16−ジメチル−16−(3−ブチルシク
ロペンチル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−シクロヘキシル−17,18,19,20−テ
トラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−プロピルシクロヘキシル)−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−ブチルシクロヘキシル)−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−シクロヘキシル−18,19,20−トリノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−プロピルシクロヘキシル)−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(4−ブチルシクロヘキシル)−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(2−ナフチル)−16,17,18,19,20
−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(2−ナフチル)−17,18,19,20−テ
トラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(2−ナフチル)−18,19,20−トリノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(3−インドリル)−16,17,18,19,
20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(3−インドリル)−17,18,19,20−
テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(3−インドリル)−18,19,20−トリ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−(2−インダニル)−16,17,18,19,
20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(2−インダニル)−17,18,19,20−
テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−17−(2−インダニル)−18,19,20−トリ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13,15−ジアザ−
14−オキソ−20−ノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13,15−ジアザ−
14−オキソ−19,20−ジノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13,15−ジアザ−
14−オキソ−18,19,20−トリノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−フエニル−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(4−メチルフエニ
ル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(4−プロピルフエ
ニル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(4−ブチルフエニ
ル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(4−メトキシフエ
ニル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(3−クロロフエニ
ル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−フエニル−18,19,
20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(4−メチルフエニ
ル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(4−プロピルフエ
ニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(4−ブチルフエニ
ル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(4−メトキシフエ
ニル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(3−クロロフエニ
ル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−アミノ−16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−アミノ−16−(4−メチルフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−アミノ−16−(4−プロピルフエニル)
−17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−アミノ−16−(4−ブチルフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−アミノ−16−(4−メトキシフエニル)
−17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−アミノ−16−(3−クロロフエニル)−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17,18,19,20−テトラ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−18,19,20−トリノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−19,20−ジノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−20−ノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−20−メチル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−メチル−18,19,20
−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−メチル−19,20−ジ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−18−メチル−20−ノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−19−メチル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−20,20−ジメチル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−メチル−19,20−ジ
ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−メチル−20−ノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−メチル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16,20−ジメチル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−メチル−20−ノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−メチル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17,20−ジメチル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−18−メチル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−18,20−ジメチル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−19,20−ジメチル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−15−(3−プロピルシク
ロペンチル)−16,17,18,19,20−ペンタノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−15−(3−ブチルシクロ
ペンチル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−15−シクロペンチル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−15−(3−プロピルシクロペ
ンチル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−15−(3−ブチルシロペンチ
ル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−フエニルチオ−15−シクロペンチル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−フエニルチオ−15−(3−プロピルシ
クロペンチル)−16,17,18,19,20−ペンタノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−フエニルチオ−15−(3−ブチルシク
ロペンチル)−16,17,18,19,20−ペンタノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−シクロペンチル−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(3−プロピルシク
ロペンチル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(3−ブチルシクロ
ペンチル)−17,18,19,20−テトラノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−16−シクロペンチル−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オキ
ソ−15−クロロ−16 −(3−プロピルシクロペ
ンチル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−16−(3−ブチルシクロペン
チル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−16−シクロペンチル−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−16−(3−プロピルシ
クロペンチル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−16−(3−ブチルシク
ロペンチル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−シクロペンチル−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(3−プロピルシク
ロペンチル)−18,19,20−トリノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(3−ブチルシクロ
ペンチル)−18,19,20−トリノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−17−シクロペンチル−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−17−(3−プロピルシクロペ
ンチル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−17−(3−ブチルシクロペン
チル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
ロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−17−シクロペンチル−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−17−(3−プロピルシ
クロペンチル)−18,19,20−トリノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−17−(3−ブチルシク
ロペンチル)−18,19,20−トリノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−15−シクロヘキシル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−15−(4−プロピルシク
ロヘキシル)−16,17,18,19,20−ペンタノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−15−(4−ブチルシクロ
ヘキシル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−15−(4−プロピルシクロヘ
キシル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−15−(4−ブチルシクロヘキ
シル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−フエニルチオ−15−シクロヘキシル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−フエニルチオ−15−(4−プロピルシ
クロヘキシル)−16,17,18,19,20−ペンタノ
ル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−フエニルチオ−15−(4−ブチルシク
ロヘキシル)−16,17,18,19,20−ペンタノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−シクロヘキシル−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(4−プロピルシク
ロヘキシル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−16−(4−ブチルシクロ
ヘキシル)−17,18,19,20−テトラノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−16−シクロヘキシル−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−16−(4−プロピルシクロヘ
キシル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−16−(4−ブチルシクロヘキ
シル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−16−シクロヘキシル−
17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−16−(4−プロピルシ
クロヘキシル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−16−(4−ブチルシク
ロヘキシル)−17,18,19,20−テトラノル−
11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−シクロヘキシル−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(4−プロピルシロ
ヘキシル)−18,19,20−トリノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−ヒドロキシ−17−(4−ブチルシクロ
ヘキシル)−18,19,20−トリノル−11a−カル
バトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−17−シクロヘキシル−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15−クロロ−17−(4−プロピルシクロヘ
キシル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
トロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オキ
ソ−15−クロロ−17−(4−ブチルシクロヘキシ
ル)−18,19,20−トリノル−11a−カルバトロ
ンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−17−シクロヘキシル−
18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−17−(4−プロピルシ
クロヘキシル)−18,19,20−トリノル−11a−
カルバトロンボ−5Z−エン酸、 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−フエニルチオ−17−(4−ブチルシク
ロヘキシル)−18,19,20−トリノル−11a−カ
ルバトロンボ−5Z−エン酸、 それらのエステル(特にメチルエステル)、そ
れらのシクロデキストリン包接化合物およびそれ
らの非毒性塩が挙げられる。 〔命名法〕 特許請求の範囲を含む本明細書において、本発
明化合物は、TxA2(前述)または次式で示され
る11a−カルバトロンバン酸を母体として命名し
ており、その中に二重結合を1個または2個有す
る化合物は、おのおの11a−カルバトロンボエン
酸、11a−カルバトロンボジエン酸とした
〔Prostaglandins、16(6)、857(1978)参照〕。 また、特許請求の範囲を含む本明細書中の構造
式において、破線(−−−)は、一般的に認めら
れている命名法の規則に従い、それについている
基が紙面のうしろ側、すなわちα−配置であり、
先細太線(〓)は、それについている基が紙面の
手前側、すなわち、β−配置であり、波線()
は、それがついている基がα−またはβ−配置ま
たはそれらの混合物であることを表わす。 〔参考例および実施例〕 本発明化合物の製造の一例を参考例ならびに実
施例により詳述するが、もちろんこれにより発明
に限定するものではない。 なお、参考例および実施例中の「bp」、「mp」、
「TLC」、「IR」、「NMR」および「MS」は、お
のおの「沸点」、「融点」、「薄層クロマトグラフ
イ」、「赤外吸収スペクトル」、「核磁気共鳴スペク
トル」および「質量分析」を表わす。 クロマトグラフイによる分離の箇所に記載され
ている溶媒の割合は、体積比を表わし、カツコ内
の溶媒は、使用された展開溶媒または溶出溶媒を
示している。 また、特別の記載がない場合には、赤外吸収ス
ペクトルは液膜法で、核磁気共鳴スペクトルは重
クロロホルム溶液でおのおの測定している。 参考例 1 (1,5)−10−ヒドロキシメチル−2−
ピネンの合成 封管内にβ−ピネン(32ml)とパラホルムアル
デヒド(4g)を入れ、180℃で18時間反応させ
た。反応液を蒸留し、下記の物性値を有する標題
化合物(15.5g)を得た。 bp:133℃/30mmHg; NMR:δ=5.6−5.1(2H、m)、3.53(2H、
t)、1.27(3H、s)、0.85(3H、s)。 参考例 2 (1,5)−10−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)メチル−2−ピネンの合成 参考例1で合成したピネン(15.5g)の塩化メ
チレン(300ml)溶液に2,3−ジヒドロピラン
(9.4ml)を滴下し、さらに触媒量のp−トルエン
スルホン酸を加えて室温でかくはんした。反応後
トリエチルアミンを加え。減圧濃縮した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフイ(シクロヘ
キサン:酢酸エチル=99:1)で精製し、下記の
物性値を有する標題化合物(20.8g)を得た。 TLC:Rf=0.42(シクロヘキサン:酢酸エチル
=20:1)。 参考例 3 (1,2,3RS,5)−10−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)メチルピナン−
3−オールの合成 窒素雰囲気下、参考例2で合成したピネン
(20.8g)のテトラヒドロピラン(100ml)溶液に
ジボランの1Mテトラヒドロフラン溶液(200ml)
を0℃でゆつくり滴下し、室温で2時間でかくは
んした。反応液に水(15ml)および3N水酸化ナ
トリウム水溶液(50ml)を加え、さらに30%過酸
化水素(33ml)をゆつくり滴下し、50℃で1時間
かくはんした。反応混合液をジエチルエーテルで
抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイ(シクロヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)で精製し、下記の物
性値を有する標題化合物(20.2g)を得た。 TLC:Rf=0.31(シクロヘキサン:酢酸エチル
=2:1); NMR:δ=4.4(1H、m)、1.2(3H、s)、0.9
(3H、s)。 参考例 4 (1,2,5)−10−(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)メチルピラン−3−オン
の合成 参考例3で合成したピナン(20.2g)、ジエチ
ルエーテル(300ml)、クロム酸混液(三酸化クロ
ム3.8g、硫酸マンガン12.8g、濃硫酸4.2mlおよ
び水95mlより調製した:100ml)の混合液を0℃
で3時間かくはんした。反応混合物をジエチルエ
ーテルで希釈したのち、水、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイ(シクロヘキ
サン:酢酸エチル≒10:1)で精製し、下記の物
性値を有する標題化合物(11.6g)を得た。 TLC:Rf=0.30(シクロヘキサン:酢酸エチル
=5:1); NMR:δ=4.4(1H、m)、1.3(3H、s)、0.87
(3H、s)。 参考例 5 (1,2,3,5)−10−(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)メチルピラン−3
−オールの合成 窒素雰囲気下、参考例4で合成したピナン
(11.6g)のメタノール(200ml)溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム(16.5g)を0℃で加え、同温度
で2時間かくはんした。反応液を酢酸で中和し、
減圧濃縮した。残留物をジエチルエーテルに溶か
し、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧濃縮し、下記の物性値を有する標題化合物
(9.86g)を得た。 TLC:Rf=0.38(ベンゼン:酢酸エチル=5:
1); NMR:δ=4.4(1H、m)、1.15(3H、s)、1.0
(3H、s)。 参考例 6 (1,2,3,5)−5−メタンスル
ホニルオキシ−10−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)メチルピナンの合成 窒素雰囲気下、参考例5で合成したピナノール
(9.86g)、塩化メチレン(100ml)、トリエチルア
ミン(7.5ml)の混合液にメタンスルホニルクロ
リド(3ml)を−20℃で滴下し、同温度で15分間
かくはんした。反応液をジエチルエーテルで希釈
し、水、飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩
水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮し、下記の物性値を有する標題化合
物(12.7g)を得た。 TLC:Rf=0.31(シクロヘキサン:酢酸エチル
=2:1)。 参考例 7 (1,2,3,5)−10−(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)メチルピナン−3
−イルアジドの合成 窒素雰囲気下、参考例6で合成したピナン
(12.7g)のヘキサメチルホスフアアミド(40ml)
溶液にアジ化ナトリウム(2.9g)を加え、50℃
で2時間かくはんした。反応液をジエチルエーテ
ルで希釈したのち、水洗し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフイ(シクロヘキサン:酢酸
エチル=10.1)で精製し、下記の物性値を有する
標題化合物(4.03g)を得た。 TLC:Rf=0.24(シクロヘキサン:酢酸エチル
=20:1); NMR:δ=4.4(1H、m)、1.2(3H、s)、0.93
(3H、s)。 参考例 8 N−〔(1,2,3,5)−10−(テトラ
ヒドロピラン−2−イルオキシ)メチルピナン
−3−イル〕アミンの合成 窒素雰囲気下、参考例7で合成したアジド
(4.03g)のジエチルエーテル(150ml)溶液に水
素化リチウムアルミニウム(524mg)を少しずつ
加えたのち、1時間加熱還流した。反応液に水を
加えたのち、3N水酸化ナトリウム水溶液(150
ml)を加え、ジエチルエーテル抽出した。抽出液
を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し、
下記の物性値を有する標題化合物(3.73g)を得
た。 TLC:Rf=0.00(ジエチルエーテル)。 参考例 9 N−〔(1,2,3,5)−10−(テトラ
ヒドロピラン−2−イルオキシ)メチルピナン
−3−イル〕トリフルルオロアセトアミドの合
窒素雰囲気下、参考例8で合成したアミン
(534mg)の塩化メチレン(20ml)溶液に0℃でピ
リジン1.5ml、さらに無水トリフルオロ酢酸0.33
mlをゆつくり滴下し、15分間かくはんした。反応
液をジエチルエーテルで希釈し、水洗し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフイ(シクロヘ
キサン:酢酸エチル=9:1)で精製し、下記の
物性値を有する標題化合物(726mg)を得た。 TLC:Rf=0.36(シクロヘキサン:酢酸エチル
=9:1); NMR:δ=4.55−4.4(1H、m)、4.4−4.05
(1H、m)、1.24(3H、s)、1.02(3H、s)。 参考例 10 N−〔(1,2,3,5)−10−ヒドロ
キシメチルピナン−3−イル〕トリフルオロア
セトアミドの合成 窒素雰囲気下、参考例9で合成したアセトアミ
ド(726mg)、メタノール(20ml)およびp−トル
エンスルホン酸(触媒量)の混合液を室温で1時
間かくはんしたのち、トリエチルアミン(0.2ml)
を加え、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイ(シクロヘキサン:酢酸エチ
ル=4:1)で精製し、下記の物性値を有する標
題化合物(395mg)を得た。 =TLC:Rf:0.38(シクロヘキサン:酢酸エチル
=1:1); NMR:δ=4.55−4.1(1H、m)、3.62(2H、t)、
1.25(3H、s)、1.05(3H、s)。 参考例 11 N−〔(1,2,3,5)−10−ホルミ
ルメチルピナン−3−イル〕トリフルオロアセ
トアミドの合成 窒素雰囲気下、参考例10で合成したアルコール
(365mg)、ジメチルスルホキシド(20ml)および
トリエチルアミン(1.8ml)の混合液に無水硫酸
−ピリジン錯体(10.4g)のジメチルスルホキシ
ド(20ml)溶液を室温でゆつくり滴下し同温度で
15分間かくはんした。反応液を氷水に注ぎ、酢酸
エチル−ジエチルエーテル(1:1)の混合溶媒
で抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ(シクロ
ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、下記
の物性値を有する標題化合物(355mg)を得た。 TLC:Rf=0.44(シクロヘキサン:酢酸エチル=
2:1); NMR:δ=9.73(1H、s)、4.5−4.1(1H、m)、
1.25(3H、s)、1.05(3H、s)。 参考例 12 (5Z)−6−〔(1,2,3,5)−3
−トリフルオロアセトアミノピナン−10−イ
ル〕ヘキサ−5−エン酸の合成 窒素雰囲気下、水素化ナトリウム(1.52g;含
量63%)のジメチルスルホキシド(20ml)懸濁液
を70℃で1時間かくはんした。この液を4−カル
ボキシブチルトリフエニルホスホニウムブロマイ
ド(2.22g)のジメチルスルホキシド(10ml)溶
液に室温で滴下し、15分間かくはんした。反応液
に参考例11で合成したアルデヒド(355mg)のジ
メチルスルホキシド(5ml)溶液を滴下し、室温
で30分間かくはんした。反応液を氷水に注ぎ、シ
ユウ酸で酸性に調整し、酢酸エチル−ジエチルエ
ーテル(1:1)の混合溶媒で抽出した。抽出液
を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し、
下記の物性値を有する標題化合物(450mg)を得
た。 TLC:Rf=0.42(シクロヘキサン:酢酸エチル
=1:2)。 参考例 13 (5Z)−6−〔(1,2,3,5)−3
−トリフルオロアセトアミノピナン−10−イ
ル〕ヘキサ−5−エン酸メチルエステルの合成 参考例12で合成したカルボン酸(450mg)のメ
タノール溶液にジアゾメタソエーテレートを溶液
が淡黄色を呈するまで加えたのち、減圧濃縮し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
(シクロヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製
し、下記の物性値を有する標題化合物(411mg)
を得た。 TLC:Rf=0.49(シクロヘキサン:酢酸エチル
=2:1); NMR:δ=5.45−5.3(2H、m)、4.5−4.1(1H、
m)、3.67(3H、s)、1.24(3H、s)、1.07(3H、
s); IR:ν=3300、3080、1740、1720−1690cm-1。 参考例 14 (5Z)−6−〔(1,2,3,5)−3
−アミノピナン−10−イル〕ヘキサ−5−エン
酸メチルエステルの合成 参考例13で合成したアミド(373mg)に、水酸
化ナトリウム(10%w/v)水溶液2mlを加え、
室温で18時間かくはんしたのち、1時間加熱還流
した。放冷後、反応液を10%塩酸で酸性に調整し
たのち、過剰のアンモニア水を加えてろ過したろ
液を濃縮し、得られた残留物を少量のメタノール
に溶かし、これにジアゾメタン−エーテレート
を、溶液が淡黄色を呈するまで加え、減圧濃縮
し、下記の物性値を有する標題化合物(180mg)
を得た。 NMR:δ=5.6−5.2(2H、m)、3.67(3H、
s)、3.3−3.0(1H、m)、1.2(3H、s)、0.99
(3H、s); IR:ν=1740cm-1。 参考例 15 N−〔(1,2,3,5)−10−(テトラ
ヒドロピラン−2−イルオキシ)−メチルピナ
ン−3−イル〕ヘキサンアミドの合成 アルゴン雰囲気中、(1,2,3,5
−10−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)
メチルピナン−3−イルアミン(参考例8で合成
した)(20g)、トリエチルアミン(25ml)および
無水テトラヒドロフラン(200ml)の混合物に、
カプロン酸クロライド(13ml)の無水テトラヒド
ロフラン(30ml)溶液を滴下し、室温で2時間か
くはんした。反応液をジエチルエーテルで希釈
し、希釈液を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮し、下記の物
性値を有する標題化合物(28g)を得た。 TLC:Rf=0.27(シクロヘキサン:酢酸エチル
=2:1); NMR:δ=5.6−5.2(1H、m)、4.6−4.4(4H、
m)、1.2(3H、s)、1.0(3H、s); MS:m/e=365(M+)、281、264; 形状:黄色油状。 参考例 16 N−〔(1,2,3,5)−10−ヒドロ
キシメチルピナン−3−イル〕ヘキサンアミド
の合成 参考例15で合成した化合物(28g)、p−トル
エンスルホン酸−水和物(580mg)およびメタノ
ール(140ml)の混合物を40℃で1時間30分間か
くはんしたのち、トリエチルアミン(1ml)を加
えて減圧濃縮した。残留物をジエチルエーテルに
溶かし、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物を再
結晶法(ペンタン−ジエチルエーテル)により精
製して、下記の物性値を有する標題化合物(10.1
g)を得た。 TLC:Rf=0.10(シクロヘキサン:酢酸エチル
=1:1); NMR:δ=5.7−5.3(1H、m)、4.4−4.1(1H、
m)、3.65(2H、t)、1.2(3H、s)、1.0(3H、
s); MS:m/e=281(M+)、263、212; 形状:淡黄色結晶。 参考例 17 N−〔(1,2,3,5)−10−ホルミ
ルピナン−3−イル〕ヘキサンアミド アルゴン雰囲気下、シユウ酸クロライド(3.7
ml)の塩化メチレン(85ml)溶液およびジメチル
スルホキシド(6ml)の塩化メチレン(5ml)溶
液より調整した酸化剤に、−78℃で参考例16で合
成した化合物(10.1g)の塩化メチレン(20ml)
溶液を滴下し、20分間かくはんした。反応後、ト
リエチルアミン17.5mlを滴下し、0℃まで昇温
し、氷水を加え20分間かくはんし、有機層をジエ
チルエーテルで希釈し、水、飽和食塩水で順次洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮し
て下記の物性値を有する標題化合物(10g)を得
た。 TLC:Rf=0.34(シクロヘキサン:酢酸エチル
=1:1); NMR:δ=9.7(1H、s)、5.6−5.3(1H、m)、
4.5−4.1(1H、m)、1.2(3H、s)、1.0(1H、
s); MS:m/e=279(M+)、261、210; 形状:無色油状。 実施例 1 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15α−ヒドロキシ−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸およびそのメチルエステルの合成 2S−ヒドロキシ−3−フエニルプロピオン酸
(77mg;0.5mmol)トリエチルアミン(0.2ml;
2mmol)と無水テトラヒドロフラン(2ml)の
混合液を室温でかくはんし、これにピバロイルク
ロライド(144μ;0.5mmol)を滴下し、室温で
1時間かくはんしたのち、ろ過し、ろ液を濃縮
し、トルエンを加えて共沸蒸留し、脱水して相当
する混合酸無水物を得た。 これを無水テトラヒドロフラン(1ml)に溶か
し、参考例14で合成したアミン(60mg;
0.215mmol)のテトラヒドロフラン(0.5ml)溶
液を室温で滴下し、同温度で1時間かくはんした
のち減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフイ(ヘキサン−酢酸エチル)で精製
し、標題化合物(メチルエステル;56mg)を得
た。 このメチルエステルに2N水酸化ナトリウム水
溶液(0.2ml)とメタノール(1ml)を加え、60
℃で1時間かくはんし、水で希釈し、2N塩酸で
PH2に調整したのち、酢酸エチルで抽出した。抽
出液を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイ(ヘキサン−酢酸
エチル)で精製し、下記の物性値を有する標題化
合物(酸;3.5mg)を得た。 TLC:Rf=0.21(クロロホルム:メタノール=
10:1); NMR:δ=7.3−7.2(5H、m)、6.6−6.5(1H、
m)、5.5−5.2(2H、m)、4.5−4.1(2H、m)、
1.21(3H、s)、1.05(3H、s); IR:ν=3400−3300、2920、1710、1630、1530、
1240、695cm-1; MS:m/e=413(M+)、344; 形状:無色油状。 上記と同様の操作により、2S−ヒドロキシ−
3−フエニルプロパン酸にかえて、式HOOC−
R(′)に相当する酸(0.5mmol)を用いて次の
表に示される物性値を有する式 で示される化合物を得た。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 実施例 2 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15,15−ジメチ−17ル−フエニル−18,
19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸およびそのメチルエステルの合成 アルゴン雰囲気中、2,2−ジメチル−4−フ
エニルブタン酸(194mg;1mmol)と塩化チオニ
ル(0.3ml;4mmol)の混合物を5時間還流して
濃縮し、トルエンを加えて共沸蒸留して相当する
酸塩化物を得た。アルゴン雰囲気中、参考例14で
合成したアミン(100mg;0.36mmol)、トリエチ
ルアミン(0.2ml;2mmol)と無水ジエチルエー
テル(1ml)の混合液に上記の酸塩化物の無水ジ
エチルエーテル(0.5ml)溶液を、室温下で滴下
し、同温度で16時間かくはんした。析出した結晶
を取し、液を1N水酸化ナトリウム水溶液、
水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネミウム
で乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイ(ヘキサン−酢酸エチル)
で精製し、標題化合物(メチルエステル;117mg)
を得た。 得られたメチルエステルを実施例1記載と同様
の方法で加水分解し、下記の物性値を有する標題
化合物(酸;65mg)を得た。 TLC:Rf=0.16(シクロヘキサン:酢酸エチル
=2:1); N MR:δ=7.3−7.1(5H、m)、5.6−5.5(1H、
m)、5.4−5.2(2H、m)、4.3−4.1(1H、m)、
1.24(6H、s)、1.22(3H、s)、1.06(3H、s); IR:ν=3340、2920、1705、1620、1520、
1230、695cm-1; MS:m/e=439(M+)、370; 形状:無色油状。 上記と同様の操作により2,2−ジメチル−4
−フエニルブタン酸にかえて、式HOOC−R
(′)に相当する酸(1mmol)を用いて、次の
表に示される物性値を有する式 で示される化合物を得た。 【表】 【表】 実施例 3 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−16−(4−メトキシフエニル)−17,18,
19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−
5Z−エン酸およびそのメチルエステルの合成 アルゴン雰囲気中、3−(4−メトキシフエニ
ル)プロピオン酸(108mg;0.6mmol)の無水塩
化メチレン(3ml)溶液に、ジシクロヘキシルカ
ルボジイミド(154mg;0.75mmol)を加え、0℃
で1時間かくはんし、これに参考例14で合成した
アミン(80mg;0.29mmol)のピリジン(0.7ml)
溶液を滴下し、2時間かくはんした。反応液をろ
過し、酢酸エチルで希釈し、希塩酸、水、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で順次
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イ(ヘキサン−酢酸エチル)で精製し、標題化合
物(メチルエステル;80mg)を得た。 得られたメチルエステルを実施例1記載と同様
の方法で加水分解し、下記の物性値を有する標題
化合物(酸;38mg)を得た。 TLC:Rf=0.25(シクロヘキサン:酢酸エチル
=1:2); NMR:δ=7.1(2H、d)、6.8(2H、d)、5.5
−5.2(3H、m)、4.3−4.0(1H、m)、3.77(3H、
s)、1.18(3H、s)、1.02(3H、s); IR:ν=3290、2920、1710、1610、1510、
1240、820cm-1; 形状:無色油状。 上記と同様の操作により、3−(4−メトキシ
フエニル)プロピオン酸にかえて、式HOOC−
R(′)に相当する酸(0.6mmol)を用いて、次
の表に示される物性値を有する式 で示される化合物を得た。 【表】 【表】 実施例 4 9α,11α−ジメチルメタノ−13,15−ジアザ−
14−オキソ−20−ノル−11a−カルバトロンボ
−5Z−エン酸およびそのメチルエステルの合
アルゴン雰囲気中、n−ブチルイソシアネート
(60μ)の無水塩化メチレン(1ml)溶液に参
考例14で合成したアミン(100mg)の無水塩化メ
チレン(0.5ml)溶液を0℃で滴下し、1時間か
くはんした。反応液を減圧濃縮し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイ(ヘキサン:酢酸エチル=
3:1)を用いて精製し、標題化合物(メチルエ
ステル;100mg)を得た。 このメチルエステルに2N水酸化ナトリウム水
溶液(0.5ml)とメタノール(1ml)の混合液を
加え、50℃で1時間かくはんした。反応液を水で
希釈し、希塩酸でPH2に調整したのち、酢酸エチ
ルで抽出し、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥したのち減圧濃縮した。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ(ヘキ
サン:酢酸エチル=1:1)を用いて精製し、下
記の物性値を有する標題化合物(73mg)を得た。 TLC:Rf=0.20(ヘキサン:酢酸エチル=1:
2); NMR:δ=5.6−5.3(2H、m)、3.9−3.7(1H、
m)、3.3−3.1(2H、m)、1.22(3H、s)、1.03
(3H、s)、0.93(3H、t); IR:ν=3400−3300、3000−2850、1700、
1640−1540、1225cm-1; MS:m/e=364(M+)、295; 形状:無色油状。 実施例 5() 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15β−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−16−フエニル−17,18,19,20−テトラノル
−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸メチルエ
ステルの合成 アルゴン雰囲気下、2−ベンジルオキシカルボ
ニルアミノ−3−フエニルプロピオン酸(600mg)
の無水テトラヒドロフラン(10ml)溶液にトリエ
チルアミン(370μ)を加えたものを0℃でか
くはんし、これにピバロイルクロライド(268μ
)を滴下し、室温で1時間かくはんした。反応
液に参考例14で合成したアミン(400mg)の無水
テトラヒドロフラン(3ml)溶液を室温で滴下
し、1時間30分間かくはんした。反応液を水で希
釈し、酢酸エチルで抽出し、希硫酸、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ(ヘ
キサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、下記の
物性値を有する標題化合物(250mg)を得た。 TLC:Rf=0.41(シクロヘキサン:酢酸エチル
=4:1); NMR:δ=7.4−7.1(10H、m)、5.6−5.4(2H、
m)、5.4−5.2(2H、m)、5.08(2H、s)、4.4−
4.0(2H、m)、3.64(3H、s)、3.3−2.9(2H、
m)、1.17(3H、s)、1.0(3H、s); IR:ν=3300、2920、1730−1690、1650、
1530、1250、750、690cm-1; MS:m/e=560(M+)、529、469、453、
425; 形状:黄色油状。 実施例 5() 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オキ
ソ−15β−ベンジルオキシカルボニルアミノ−16
−フエニル−17,18,19,20−テトラノル−11a
−カルバトロンボ−5Z−エン酸の合成 実施例5()で合成したエステル(245mg)、
2N水酸化ナトリウム水溶液(1.2ml)、メタノー
ル(4ml)の混合物を室温で16時間かくはんして
濃縮し、水で希釈し、シユウ酸水溶液でPH3に調
整したのち、酢酸エチルで抽出し、抽出液を水、
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフイ(ヘキサン:酢酸エチル=2:
1)で精製し、下記の物性値を有する標題化合物
(175mg)を得た。 TLC:Rf=0.52(クロロホルム:メタノール=
10:1); 形状:無色油脂状。 実施例 5() 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オキ
ソ−15β−アミノ−16−フエニル−17,18,19,
2−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
ン酸の合成 アルゴン雰囲気中、実施例5()で合成した
化合物(165mg;0.30mmol)に臭化水素酸−酢酸
(3:7)の混合物1.5mlを加えて、0℃で30分間
かくはんし、氷水で希釈し、酢酸エチルで抽出
し、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイ(クロロホルム:
メタノール=98:2)で精製し、下記の物性値を
有する標題化合物(66mg)を得た。 TLC:Rf=0.14(クロロホルム:メタノール=
10:1); NMR:δ=7.4−7.1(5H、m)、6.4−6.2(1H、
m)、5.6−5.2(2H、m)、4.4−4.1(1H、m)、3.9
−3.7(1H、m)、3.2−2.8(2H、m)、1.20(3H、
s)、1.03(3H、s); IR(KBr錠剤法):ν=3300、2920、2700、
1660、1530、1390、750、690cm-1; MS:m/e=412(M+)、395、321; 形状:無色ワツクス状。 実施例 6 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸の合成 アルゴン雰囲気中、(4−カルボキシブチル)
トリフエニルホスホニウムブロマイド(31.5g)
とカリウムt−ブトキサイド(14.35g)をトル
エン(320ml)に溶かし、80℃で40分間かくはん
し、20℃に冷却したのち、参考例17で合成したア
ルデヒド(10g)のトルエン溶液を一度に加え、
30分間放置した。反応後、1N水酸化ナトリウム
溶液を加えてかくはんし、分液し、水層をジエチ
ルエーテルで洗浄したのち、2N塩酸でPH3に調
整し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、飽和
食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイ(ヘキサン:酢酸エチル=3:2)で精製
し、下記の物性値を有する標題化合物(8.9g)
を得た。 TLC:Rf=0.28(ヘキサン:酢酸エチル=1:
2); NMR:δ=5.6−5.2(3H、m)、4.4−4.1(1H、
m)、1.22(3H、s)、1.06(3H、s); IR:ν=3270、2870、2600、1700、1610、
1535、1230cm-1; MS:m/e=363(M+)、294; 形状:無色油状。 実施例 7 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−
オキソ−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z
−エン酸ナトリウム塩の合成 実施例6で合成した化合物(1.71g)を1N水
酸化ナトリウム水溶液(4.8ml)に加温して溶か
し、ろ過し、減圧濃縮した。残留分をエタノール
を用いた共沸蒸留にかけ、さらに減圧乾燥し、得
られた固体をアセトン(50ml)にけん濁させ、ろ
過し、乾燥して下記の物性値を有する標題化合物
(1.60g)を得た。 mp:130−140℃; NMR(メタノール−d4溶液):δ=5.5−5.2
(2H、m)、4.3−4.1(1H、m)、1.22(3H、s)、
1.08(3H、s)、1.0−0.8(3H、m); IR(KBr錠剤法):ν=3280、2910、2855、
1630、1550、1410cm-1; 形状:白色粉末状。 実施例 8 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−15β−ヒドロキシ−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロン
ボ−5Z−エン酸ナトリウム塩の合成 実施例3(a)で合成した化合物(520mg)を用い
て、実施例7と同様の操作により 下記の物性値
を有する標題化合物(525mg)を得た。 NMR(メタノール−d4):δ=7.3−7.1(5H、
m)、6.3−6.1(1H、m)、5.4−5.2(2H、m)、4.3
−4.15(1H、m)、4.15−4.0(1H、m)、1.13(3H、
s)、0.94(3H、s); IR:ν=3400、2910、1640、1560、1400、
1085、695cm-1; 形状:白色固体。 実施例 9 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−オ
キソ−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
エン酸N−メチル−D−グルカミン塩の合成 ・N−メチル−D−グルカミン塩 実施例6で合成した化合物(145mg)とN−メ
チル−D−グルカミン(55mg)を蒸留水0.6mlに
溶かし、濃縮し、減圧乾燥し、下記の物性値を有
する標題化合物(141mg)を得た。 NMR(メタノール−d4溶液):δ=5.5−5.2
(2H、m)、4.4−4.1(1H、m)、4.1−3.9(1H、
m)、3.1(2H、d)、2.66(3H、s)、1.22(3H、
s)、1.08(3H、s)、1.00−0.80(3H、m); IR(KBr錠剤法):ν=3400−3250、2910、
1630、1540、1390、1070cm-1; 形状:無色油脂状。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、Aは()一般式−CH2CH2−(CH2n
    −、()一般式cis−CH=CH−(CH2n−、
    ()一般式−CH2O−(CH2n−、()一般式
    −S−(CH2n−(各式中、mは1〜6の整数を表
    わす。)または()一般式
    【式】で示される基を表わ し、R1は水素原子または炭素数1〜4の直鎖ま
    たは分枝鎖のアルキル基を表わし、R2は単結合、
    または無置換かもしくは少なくとも1つの水酸
    基、アミノ基、ハロゲン原子またはフエニルチオ
    基で置換されている炭素数1〜10の、直鎖または
    分枝鎖のアルキレンまたはアルケニレン基を表わ
    し、R3は()無置換かもしくは少なくとも1
    つの炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキル
    または炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルコ
    キシ基、ハロゲン原子または水酸基で置換されて
    いるフエニル、フエノキシまたはフエニルチオ
    基、()無置換かもしくは少なくとも1つのハ
    ロゲン原子または水酸基で置換されている炭素数
    1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキル、アルケニ
    ルまたはアルキニル基、()無置換かもしくは
    少なくとも1つの炭素数1〜6の直鎖または分枝
    鎖のアルキル基または水酸基で置換されている炭
    素数4〜7のシクロアルキル、シクロアルキルオ
    キシまたはシクロアルキルチオ基、()ナフチ
    ル基、インドリル基またはインダニル基、または
    ()少なくとも1つの炭素数1〜6の直鎖また
    は分枝鎖のアルキル基で置換されているアミノ基
    を表わし、R4は水素原子またはメチル基を表わ
    す。ただし()R3が無置換かもしくは置換さ
    れているフエニルオキシ、フエニルチオ、シクロ
    アルキルオキシ、またはシクロアルキルチオ基で
    ある場合には、R2中のR3に隣接した炭素原子は
    置換基を持たず、また()R2が単結合である
    場合には、R3はトリフルオロメチル基をとらな
    いものとし、さらに()一般式
    【式】で示され る化合物は除く。〕 で示される新規な13−アザ−14−オキソ−TxA2
    類似化合物、およびそれらのシクロデキストリン
    包接化合物、およびR1が水素原子を表わすとき
    には、その酸の非毒性塩。 2 Aが()一般式−CH2CH2−(CH2n−で
    示される基または()一般式cis−CH=CH−
    (CH2n−(各式中、mは特許請求の範囲第1項と
    同じ意味を表わす。)で示される基である特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 3 R4がメチル基である特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の化合物。 4 R2が単結合または無置換の炭素数1〜10の
    直鎖または分枝鎖のアルキレンまたはアルケニレ
    ン基である特許請求の範囲第1項、第2項または
    第3項記載の化合物。 5 R3が無置換かもしくは少なくとも1つの炭
    素数1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキルまたは
    炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルコキシ
    基、ハロゲン原子または水酸基で置換されている
    フエニル、フエノキシ、またはフエニルチオ基で
    ある特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れかの項記載の化合物。 6 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−
    オキソ−16−(4−メトキシフエニル)−17,18,
    19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
    −エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範
    囲第1項または第5項記載の化合物。 7 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−
    オキソ−16−フエニル−17,18,19,20−テトラ
    ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸または
    その非毒性塩である特許請求の範囲第1項または
    第5項記載の化合物。 8 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−
    オキソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
    11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非
    毒性塩である特許請求の範囲第1項または第5項
    記載の化合物。 9 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14−
    オキソ−16−(4−ブチルフエニル)−17,18,
    19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
    −エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範
    囲第1項または第5項記載の化合物。 10 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15−メチル−16−フエニル−17,18,
    19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−
    5Z,15E−ジエン酸またはその非毒性塩である特
    許請求の範囲第1項または第5項記載の化合物。 11 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15,15−ジメチル−16−フエニル−
    17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
    ンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である特
    許請求の範囲第1項または第5項記載の化合物。 12 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−18−フエニル−19,20−ジノル−11a
    −カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒
    性塩である特許請求の範囲第1項または第5項記
    載の化合物。 13 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15,15−ジメチル−17−フエニル−
    18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
    5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請求
    の範囲第1項または第5項記載の化合物。 14 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15,15−ジメチル−18−フエニル−
    19,20−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
    ン酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲第
    1項または第5項記載の化合物。 15 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15,15−ジメチル−19−フエニル−20
    −ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸また
    はその非毒性塩である特許請求の範囲第1項また
    は第5項記載の化合物。 16 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−メチル−16−フエニル−17,
    18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
    −5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請
    求の範囲第1項または第5項記載の化合物。 17 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−メチル−16−(4−メチルフエ
    ニル)−17,18,19,20−テトラノル−11a−カ
    ルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩
    である特許請求の範囲第1項または第5項記載の
    化合物。 18 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15−フエノキシ−16,17,18,19,20
    −ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
    酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1
    項または第5項記載の化合物。 19 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15−フエニルチオ−16,17,18,19,
    20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エ
    ン酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲第
    1項または第5項記載の化合物。 20 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16−(4−メチルフエニル)−17,18,
    19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
    −エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範
    囲第1項または第5項記載の化合物。 21 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16,16−ジメチル−17−フエニル−
    18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
    5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請求
    の範囲第1項または第5項記載の化合物。 22 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17−(3−クロロフエニル)−18,19,
    20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
    酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1
    項または第5項記載の化合物。 23 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17−(3−クロルフエニル)−18,19,
    20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z,16E
    −ジエン酸またはその非毒性塩である特許請求の
    範囲第1項または第5項記載の化合物。 24 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16αβ−メチル−17−フエニル−18,
    19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
    エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲
    第1項または第5項記載の化合物。 25 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16−フエニルチオ−17,18,19,20−
    テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸
    またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1項
    または第5項記載の化合物。 26 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16αβ−メチル−18−フエニル−19,
    20−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸
    またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1項
    または第5項記載の化合物。 27 R3が無置換もしくは少なくとも1つのハ
    ロゲン原子または水酸基で置換されている炭素数
    1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキル、アルケニ
    ルまたはアルキニル基である特許請求の範囲第1
    項から4項までのいずれかの項記載の化合物。 28 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15,15−ジメチル−20−ノル−11a−
    カルバトロンボ−5Z−エン−17−イン酸または
    その非毒性塩である特許請求の範囲第1項または
    第27項記載の化合物。 29 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15,15−ジメチル−20−ノル−11a−
    カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性
    塩である特許請求の範囲第1項または第27項記
    載の化合物。 30 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸ま
    たはその非毒性塩である特許請求の範囲第1項ま
    たは第27項記載の化合物。 31 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16αβ,20,20−トリメチル−11a−カ
    ルバトロンボ−5Z,19−ジエン酸またはその非
    毒性塩である特許請求の範囲第1項または第27
    項記載の化合物。 32 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−18,19,20−トリノル−11a−カルバ
    トロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩であ
    る特許請求の範囲第1項または第27項記載の化
    合物。 33 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−19,20−ジノル−11a−カルバトロン
    ボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許
    請求の範囲第1項または第27項記載の化合物。 34 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−20−ノル−11a−カルバトロンボ−5Z
    −エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範
    囲第1項または第27項記載の化合物。 35 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16,17,18,19,20−ペンタノル−
    11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非
    毒性塩である特許請求の範囲第1項または第27
    項記載の化合物。 36 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16αβ−メチル−19,20−ジノル−11a
    −カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒
    性塩である特許請求の範囲第1項または第27項
    記載の化合物。 37 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16−メチル−18,19,20−トリノル−
    11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非
    毒性塩である特許請求の範囲第1項または第27
    項記載の化合物。 38 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17−メチル−19,20−ジノル−11a−
    カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性
    塩である特許請求の範囲第1項または第27項記
    載の化合物。 39 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−18−クロロ−19,20−ジノル−11a−
    カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性
    塩である特許請求の範囲第1項または第27項記
    載の化合物。 40 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17αβ−メチル−20−ノル−11a−カル
    バトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩で
    ある特許請求の範囲第1項または第27項記載の
    化合物。 41 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16αβ−メチル−20−ノル−11a−カル
    バトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩で
    ある特許請求の範囲第1項または第27項記載の
    化合物。 42 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−18−メチル−20−ノル−11a−カルバ
    トロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩であ
    る特許請求の範囲第1項または第27項記載の化
    合物。 43 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16,18−ジメチル−20−ノル−11a−
    カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性
    塩である特許請求の範囲第1項または第27項記
    載の化合物。 44 R3が無置換かもしくは少なくとも1つの
    炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキル基ま
    たは水酸基で置換されている炭素数4〜7のシク
    ロアルキル、シクロアルキルオキシまたはシクロ
    アルキルチオ基である特許請求の範囲第1項から
    第4項までのいずれかの項記載の化合物。 45 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15,15−ジメチル−16−(3S−ブチル
    シクロペンチル)−17,18,19,20−テトラノル
    −11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその
    非毒性塩である特許請求の範囲第1項または第4
    4項記載の化合物。 46 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15−シクロペンチル−16,17,18,
    19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z
    −エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範
    囲第1項または第44項記載の化合物。 47 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16−シクロヘキシル−17,18,19,20
    −テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
    酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1
    項または第44項記載の化合物。 48 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16−シクロペンチル−17,18,19,20
    −テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン
    酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1
    項または第44項記載の化合物。 49 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−14−(3S−ブチルシクロペンチル)−
    15,16,17,18,19,20−ヘキサノル−11a−カ
    ルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩
    である特許請求の範囲第1項または第44項記載
    の化合物。 50 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17−シクロヘキシル−18,19,20−ト
    リノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸また
    はその非毒性塩である特許請求の範囲第1項また
    は第44項記載の化合物。 51 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−14−シクロペンチル−15,16,17,
    18,19,20−ヘキサノル−11a−カルバトロンボ
    −5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請
    求の範囲第1項または第44項記載の化合物。 52 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15−シクロペンチルチオ−16,17,
    18,19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ
    −5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請
    求の範囲第1項または第44項記載の化合物。 53 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17−シクロペンチル−18,19,20−ト
    リノル−11a−カルバトロンボ−5Z,15E−ジエ
    ン酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲第
    1項または第44項記載の化合物。 54 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16−シクロペンチルチオ−17,18,
    19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ−5Z
    −エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範
    囲第1項または第44項記載の化合物。 55 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17−シクロペンチルチオ−18,19,20
    −トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸
    またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1項
    または第44項記載の化合物。 56 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−14−(1−ヒドロキシシクロペンチル)
    −15,16,17,18,19,20−ヘキサノル−11a−
    カルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性
    塩である特許請求の範囲第1項または第44項記
    載の化合物。 57 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16αβ−メチル−16−シクロペンチル
    −17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
    ロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である
    特許請求の範囲第1項または第44項記載の化合
    物。 58 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16αβ−メチル−17−シクロペンチル
    −18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ
    −5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請
    求の範囲第1項または第44項記載の化合物。 59 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17αβ−メチル−17−シクロペンチル
    −18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ
    −5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請
    求の範囲第1項または第44項記載の化合物。 60 R3がナフチル基、インドリル基またはイ
    ンダニル基である特許請求の範囲第1項から第4
    項までのいずれかの項記載の化合物。 61 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15−(2−ナフチル)−16,17,18,
    19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z
    −エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範
    囲第1項または第60項記載の化合物。 62 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−17−(3−インドリル)−18,19,20−
    トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸ま
    たはその非毒性塩である特許請求の範囲第1項ま
    たは第60項記載の化合物。 63 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15−(2−インダニル)−16,17,18,
    19,20−ペンタノル−11a−カルバトロンボ−5Z
    −エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範
    囲第1項または第60項記載の化合物。 64 R3が少なくとも1つの炭素数1〜6の直
    鎖または分枝鎖のアルキル基で置換されているア
    ミノ基である特許請求の範囲第1項から第4項ま
    でのいずれかの項記載の化合物。 65 9α,11α−ジメチルメタノ−13,15−ジア
    ザ−14−オキソ−20−ノル−11a−カルバトロン
    ボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許
    請求の範囲第1項または第64項記載の化合物。 66 R2が少なくとも1つの水酸基、アミノ基、
    ハロゲン原子またはフエニルチオ基で置換されて
    いる炭素数1〜10の直鎖または分枝鎖のアルキレ
    ンまたはアルケニレン基である特許請求の範囲第
    1項、第2項または第3項記載の化合物。 67 R3が無置換かもしくは少なくとも1つの
    炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキルまた
    は炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルコキシ
    基、ハロゲン原子または水酸基で置換されている
    フエニル基である特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項または第66項記載の化合物。 68 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15β−ヒドロキシ−16−フエニル−
    17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
    ンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である特
    許請求の範囲第1項または第67項記載の化合
    物。 69 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15β−アミノ−16−フエニル−17,
    18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロンボ
    −5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請
    求の範囲第1項または第67項記載の化合物。 70 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15α−ヒドロキシ−16−フエニル−
    17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
    ンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である特
    許請求の範囲第1項または第67項記載の化合
    物。 71 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−ヒドロキシ−17−(4−プロピ
    ルフエニル)−18,19,20−トリノル−11a−カ
    ルバトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩
    である特許請求の範囲第1項または第67項記載
    の化合物。 72 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−ヒドロキシ−17−フエニル−
    18,19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−
    5Z−エン酸またはその非毒性塩である特許請求
    の範囲第1項または第67項記載の化合物。 73 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15β−ヒドロキシ−16−フエニル−
    17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバトロ
    ンボ−5Z−エン酸メチルエステルである特許請
    求の範囲第1項または第67項記載の化合物。 74 R3が無置換かもしくは少なくとも1つの
    ハロゲン原子または水酸基で置換されている炭素
    数1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキル、アルケ
    ニルまたはアルキニル基である特許請求の範囲第
    1項、第2項、第3項または第66項記載の化合
    物。 75 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−ヒドロキシ−11a−カルバトロ
    ンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である特
    許請求の範囲第1項または第74項記載の化合
    物。 76 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−ヒドロキシ−17−メチル−20
    −ノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸また
    はその非毒性塩である特許請求の範囲第1項また
    は第74項記載の化合物。 77 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−ヒドロキシ−17−メチル−19,
    20−ジノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸
    またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1項
    または第74項記載の化合物。 78 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15α−ヒドロキシ−16−メチル−18,
    19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
    エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲
    第1項または第74項記載の化合物。 79 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15β−ヒドロキシ−16−メチル−18,
    19,20−トリノル−11a−カルバトロンボ−5Z−
    エン酸またはその非毒性塩である特許請求の範囲
    第1項または第74項記載の化合物。 80 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−ヒドロキシ−18,19,20−ト
    リノル−11a−カルバトロンボ−5Z−エン酸また
    はその非毒性塩である特許請求の範囲第1項また
    は第74項記載の化合物。 81 R3が無置換かもしくは少なくとも1つの
    炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖のアルキル基ま
    たは水酸基で置換されている炭素数4〜7のシク
    ロアルキル基である特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項または第66項記載の化合物。 82 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−クロロ−15−シクロペンチル
    −16,17,18,19,20−ペンタノル−11a−カル
    バトロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩で
    ある特許請求の範囲第1項または第81項記載の
    化合物。 83 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−15αβ−クロロ−16−シクロペンチル
    −17,18,19,20−テトラノル−11a−カルバト
    ロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である
    特許請求の範囲第1項または第81項記載の化合
    物。 84 9α,11α−ジメチルメタノ−13−アザ−14
    −オキソ−16αβ−フエニルチオ−17−シクロペ
    ンチル−18,19,20−トリノル−11a−カルバト
    ロンボ−5Z−エン酸またはその非毒性塩である
    特許請求の範囲第1項または第81項記載の化合
    物。 85 非毒性塩がN−メチルグルカミン塩である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 86 非毒性塩がナトリウム塩である特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。
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