JPH0352889A - ピロリジン化合物 - Google Patents

ピロリジン化合物

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JPH0352889A
JPH0352889A JP1187012A JP18701289A JPH0352889A JP H0352889 A JPH0352889 A JP H0352889A JP 1187012 A JP1187012 A JP 1187012A JP 18701289 A JP18701289 A JP 18701289A JP H0352889 A JPH0352889 A JP H0352889A
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JP
Japan
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formula
give
compound
acid
solution
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Application number
JP1187012A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takano
誠一 高野
Kuniro Ogasawara
国郎 小笠原
Koji Iwabuchi
好治 岩淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はビロリジン化合物に関し,さらに詳しくは、神
経系脱分極作用や駆虫作用を有するアクロメリン酸Bの
合威に際し、その中間体として重要などロリジン化合物
に関する. [従来の技術および発明が解決しようとする課題] アクロメリン酸Bは、我国固有のキノコであるトクササ
ゴの極微量成分であり、カイニン酸やトウモウ酸にくら
べ強力な神経系脱分極作用を有することから、脳の機能
研究のための試薬として有用である. ま.た、駆虫作用を有することから、たとえばゴキブリ
などの害虫駆除薬としても期待されている. しかし、このように薬理的にも特異な性質を有するアク
ロメリン酸Bを人工的に製造することは必ずしも容易な
ことではない. 本発明者らは、従来からアルカロイドの立体選択的合成
法について研究を重ねてきた結果、このほど、この合成
法に基いて前記アクロメリン酸Bの合成に有用な中間体
を見出すことに初めて成功したものである. すなわち、本発明の目的は、たとえばアクロメリン酸B
の合虞に欠かせない新規な中間体として,特定のビロリ
ジン化合物を提供することにある. [前記課題を解快するための手段] 本発明のピロリジン化合物は下記の一般式で表(ただし
、式中Bnは保護基を表わす.)以下、図面を参照しな
がら本発明を詳しく説明する. 本発明のピロリジン化合物は、たとえば第1図に示す工
程に従って合或することができる.まず、出発原料とし
て(S)−O−ペンジルグリシドール[11を用いる.
これはたとえばD−マンニトールから公知の方法( S
 .Takano,M . Akiyama and 
K . Ogasawara ,Synthesis,
1985,503)で容易に誘導することができる. この(S)−O−ペンジルグリシドール[11を3−エ
チニル−2−メチルピリジンのりチウムアセチリドと反
応させることによって、アセチレンーアルコール[2]
が得られる. このリチウムアセチリトは、たとえばヘキサメチルフォ
スフォソツクトリアミト(HMPA)を含むテトラヒト
ロフラン(THF)中でn−ブチルリチウムに3−エチ
ニル−2−メチルビリジンを反応させることによって得
られる. 次にアセチレンーアルコール[2]を水添処理すると2
一才レフィン[3]が得られる.この水添処理にはリン
トラー触媒を用いることが好ましい. 続いて2−オレフィン[3]をトリエチルアミンのよう
な第3級アミンの存在下で2、3−ジブロモブロピオニ
ルクロライトで処理し、さらにジクロロメタン中でベン
ジルアミンと反応させると,アジリジンエステル[4]
が得られる。
次にアジリジンエステル[4]をキシレン中で熱分解,
たとえば封管内で200℃程度に加熱すると、立体選択
的分子内環化反応が起こり、中間生虞物であるアゾメチ
ンイリド体[5]を経て目的のビロリジン化合物[6]
を得ることができる.このビロリジン化合物[6]は前
記一般式で表わされるものであり、保護基Bnとしては
ベンジル基、p−メトキシベンジル基およびp−ニトロ
ベンジル基等を挙げることができる. このピロリジン化合物は,実施例にも明らかなようにと
くにアクロメリン酸Bの合t,i料として重要である. その合成方法の概略を述べると、まずビロリジン化合物
[6]から保護基を脱離してアミノアルコール[7]を
得、次いでこれをジーt−プチルジカーボネイトでラク
トンーカルバメイト[8]とし、さらに苛性ソーダある
いは苛性カリを用いてラクトン環を開裂すると同時に酸
化してジカルボン酸とし,単離することなく直ちにメチ
ルエステル化することにより中間生成物[9]を経てジ
メチルエステル[10]へと導くことができる.さらに
これを適当な溶媒、たとえばベンゼン中で水素化ナトリ
ウム(NaH)や1.8−ジアザビシクロ[5、4.0
]ウンデセン−7(DBU)などと室温で処理すること
により、目的とする化合物[11]へエビマー化する.
化合物[11]をビリジン中にて二酸化セレン( S 
e O t )で酸化したのちジアゾメタンでメチルエ
ステルとすることにより2(S)一エステル[12]を
得る. この2(S)一エステル[l2]をm−クロロ過安息香
酸で酸化してから無水トリフルオロ酢酸で処理すると、
ビリトン[13]を得ることができる.そしてこのビリ
ドン[13]を苛性カリ、次いでトリプルオロ酢酸で処
理すると、目的のアクロメリン酸B[14]を得ること
ができる.次に本発明の実施例について説明する.[実
施例] (R)−3−(5−ペンジルオキシ−4−ヒトロキシー
1−ベンチニル)−2−メチルビリジン{第1図中の[
2]}の合成: 3−エチニル−2−メチルビリジン2.34 g (2
0ミリモル)のTHF20mJL溶液に対し、−25℃
でn−ブチルリチウム(n−ヘキサン中で15%濃度)
 13.1mM (20.4−tリモル)を20分間に
わたり滴下する.この黄色懸濁液にH M P A 3
.83m交(22ミリモル)を加え、さらに同温度で3
0分間攪拌後,この赤紫色溶液に(S)−O−ペンジル
グリシドール[ 3 1 3.94 g (24mmo
l)のTHF10ml溶液を滴下し、室温に戻してから
IO時間攪拌する。飽和食塩水50m lを加え、エチ
ルエーテル100mJLで抽出する.無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去する.残液をシリカ
ゲル180gを用いたカラムクロマトグラフィーに付し
、酢酸エチル/n−ヘキサン(1 : 2 v/v)混
合溶媒の流分よりアセチレンアルコール[2]4.69
.g (83. 6%)を得た.このアセチレンアルコ
ール[2]の物性を以下に示す. I  R  y 二:XLC m −’ +  220
0、3250[ (X ] o’ : − 18.2°
 ( c 1.25、CHCfL.)”  H   N
MR  (CDCis  )  δ :2.55 ( 
l H,brs、交換可能),2.60(38,S)、
2.83 (2H,d,J=6.4  H2).3.6
2(2H,m),4.08(I H,m),4.60(
2H,S),7.:15(5H,S)  、 (IH.
  dd,  J=4.9  ,1.7  HZ). 
 7.60(IH,  dd,  J ヨ7.5,1.
7Hz).8.37( IH,dd,J−4.9  ,
1.7 Hz)MS!/!  : 281  (M”)
、91(100 %)元素分析( C +aH x*o
 z Nとして)計測値: C 76.84:H 6.
81 : N 4.98実測値:C77.旧. H6.
91; N4.73(R) −(Z)−3−(5−ペン
ジル才キシ−4ーヒトロキシーl−ベンテニル)−2−
メチルビリジン{第1図中の【31}の合或; アセチレンアルコール[2]  6.71 g (23
.8ミリモル)のベンゼン100mJl溶液にキノリン
1.23m l < 37.6ミリモル〉、5%Pd−
BaS0.200 mgを加え、水素気流下に室温で6
時間攪拌した後、セライトで濾過し、減圧下じ溶媒を留
去した.残液をシリカゲル200gを用いたカラムクロ
マトグラフィーに付し、エーテル/n−ヘキサン(1:
2V/V)混合溶媒の流分より無色油状の(2)一才レ
フィンアルコール[ 3 1 6.50g (収率96
.5%)を得た。
[ α] o’: −14.8° ( C I.11,
  C H C l s )?Ry:::’cm−’:
   :l:lOO、’  H − N M R  (
 C D C l s  )  δ :2.31 (2
H,  td,  J=6.8,  1.511z )
 .  2.47(3H, S) . 2.7−:l.
1ロ(IH,m,交換可能)、3.30(  I H,
  dd,  J=9.3 ,  7.3 Hz) .
  3.48(IH,  dd,  J=9.3  ,
3.4 Hz  )  ,  3.90(IH,m).
4.52(2H,S).5.91(IH,dt,J=1
1.5,7.:l Hz ) .  6.52(IH,
  d,  J =11.5}1z) .  7.06
(IH,  dd,  J=7.6 ,4.9 Hz 
)、7.31(5H,S).7.50(LH,dd,正
冨7.61,1.7Hz  ).816(IH,dd,
J=4.9,1.7H.) 元素分析(C1aH■02として) 計算値: C76.28 , H7.47、N 4.9
5実測値: C76.37、H 0 7.63、N 4
.88M S m / e :283( M ” ) 
. 91(100%).4(R) , 2 ’(R, 
S) − (Z)−3 − {5−ペンジルオキシ−4
−[2−(1−ペンジルアジリジニル)カルボニルオキ
シ]−1−ベンテニル}−2−メチルビリジン{第1図
中の[4]}の合成(Z)一オレ7 イ’:/7ル”:
X−ル[ 3 ]  285 mg  (1.0ミリモ
ル)の塩化メチレン溶液(5mSL)に,水冷下でトリ
エチルアミン 0.46m l ( 3.3ミリモル)
を滴下した後、同温度で2.3−ジブロモブロビオニル
クロライト 0.14m i( L.2ミリモル)を滴
下して30分間かけて攪拌すると、塩が析出し茶褐色溶
液となった.ペンジルアミン0.44 ml (4.0
ミリモル)を滴下した後、反応温度を室温にまで上げ,
さらに2時間かけて攪拌した.飽和重曹水溶液を加え、
塩化メチレンで抽出し有機層を飽和食塩水で洗浄後、無
水炭酸カリで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した.残液を
シリカゲル15gを用いたカラムクロマトグラフィーに
付し、エーテル流分より黄色油状のアジリジンエステル
[4]  276 stg (収率52.4%)を得た
.I  R  F III:II  CM−” :  
1730、’  H − N M R  ( C D 
C fLz  )  δ :2.45 (3 H,  
S )  .  2.62−162 (5 H,  m
)  、3.66−3.40(4H,m).4.50(
2H,S)  、5.18(IH,m).5.94−5
.54(2H,m)  、6.51 ( l H , 
brd,J−11.3Hz) 、7.57−6.91 
(12H,  m) .  8.48 ( I H, 
brd.J =4.2 Hz)MS!/旦 :442(
M”)、91(100 %)1(s),4(R),6(
[1),7(s)−9−ベンジル−4−ペンジルオキシ
メチル−7− (3− (2−メチルビリジル)]一2
−オキソー9−アザー3−オキサビシクロ[4,3,0
]ノナン{第1図中の[6]}の合成: アジリジンエステJレ[4]  410鳳g  (0.
93ミリモル)のキシレン 30mJ1溶液を封管に入
れ, 15mmHgで脱気した後にアルゴンガスでW#
lIした.200℃で1.5時間加熱した後に冷却し、
反応後に減圧下で溶媒を留去し、残渣をシリカゲル20
gを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、エーテル
流分からピロリジン体[ a ] 272mg (収率
66.3%)を得た. [α’J”o  : −  102.6 (C = 1
.95, C H C文3)IR  ν0二:二  C
1宜 :  1745、’  H−NMR  (CDC
文3 )δ :0.90(IH,m).1.76(IH
,m),2.47(3H,  S),2.89(IH,
m),  106(IH,m),  3.16(IH,
m),3.37(IH,m)  、:I.50−:1.
59(2H,m),3.65( IH,d,J=12.
8  Hz  ).4.36( L H,m),4.4
9(2H,m) ,  4.54 ( I H,  d
,  J =12.8 Hz )MS!八 : 442
(M”) ,  91 (100 %〉m p  : 
 102  − 103  ℃! (S) , 4(R
) . 6 (R) , 7(S) −4−ヒドロキシ
メチル−7− [3− (2−メチルピリジル)]一2
−オキソー9−アザー3一才キサビシクロ[4、3、0
1ノナン{第1図中の[8]}の合成; ビロリジン体[ 6 ] 1.0 g (2.26ミリ
モル)をメタノール25mlに溶解させ、さらに塩酸で
飽和したメタノール溶液8 m lを加え、10%パラ
ジウム/炭素500 Bを入れ,水素気流下室温で3日
攪拌した. 反応液をセライト濾過し、濾液を減圧下で濃縮した後、
室温下で塩化メチレン10mJlに溶解し,トリエチル
アミン0.95 m fL ( 6.78ミリモル)、
ジーt−プチルジカーボネート0.58m文(2.50
ミリモル)を加えて30分間攪拌した後、飽和食塩水で
洗浄し、無水炭酸カリで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し
、残渣をシリカゲル20gを用いてカラムクロマトグラ
フィーに付し,5%メタノール/エーテル混合溶媒の流
分よりN−t−ブトキシカルボニルアルコール[8]6
70龜g(収率73.0%)を得た. [α]二″”: −  12117゜( CI.10.
CHC文,)’  H − N M R  ( C D
 C l 3  )  δ :1.00(IH,m).
1.52(9H,brs  ),1.8:l(I H,
  m)  .  3.4  −3.55(3H,  
m) .  3.62(IH,m).3.70−:l.
82(2B,m).:l.93(IH,  m),  
8.32(IH,  dd,  J=4.9Hz1.7
Hz  ),  7.57(IH,  dd,  J 
=7.8,1.7Hz)  ,  ?.1:l ( I
 H ,  d d ,  7.8,4.9Hz)M 
Ss/a  : 362(M”).160(100  
%)、M S m/e  ( C +sH *aO s
 N 2として)計算値: 362 . 1842 実測偵: 362 , 1817. 元素分析値( C 19H *sO s N *として
)計算偵: C6100 , H7.23、N 7.7
3実測値: C6.21, H1.34、N 7.54
.2 (R),3 (S).4 (S) − 1 − 
t−ブトキシカルボニル−4− (3− (2−メチル
ビリジル)]一2−メトキシカルボニル−3−メトキシ
カルボニルメチルビロリジン{第1図中の[10]}の
合成; N−t−ブトキシカルボニルアルコール[8]181厘
g (o.soミリモル)をTHF/水(7:3)混合
溶液Ion nに溶解し、水冷下に、苛性ソーダ100
mgを加え15分攪拌した.シリカゲル薄層クロマトグ
ラフ(n−ブタノールー酢酸一水、4:1:5v/v)
で原料の消失を確認した後,この反応溶液に過ヨウ素酸
ソーダ214膳g(1.0ミリモル)の2rrjL水溶
液をO℃で滴下し,同温度で30分攪拌し,過マンガン
酸カリ 158mg (1.0ミリモル)を加え、1時
間同温度で攪拌した.酸性亜硫酸ソーダを加え、生じる
不溶物をセライト濾過で除き、減圧下に溶媒を留去した
.残渣をメタノール5 m lに溶解し、5%塩酸を用
いて酸性に1ノてから、ジアゾメタン/エーテル混合溶
液を加えた.また弱酸性にした後アルカリ性にもどして
から減圧下にメタノールを留去した.残渣を工一テルに
溶解させ、有機層を飽和重曹水溶液、飽和食塩水で順次
に洗浄した.無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒
を減圧下に留去し,残渣をシリカゲル10gを用いたカ
ラムクロマトグラフィーに付し、エーテル/n−ヘキサ
ン(4:1V/V)混合溶媒の流分より淡黄色油状のシ
スージエステル[10]150麿g(76.5%)を得
た.I  R  y  二::’(1− 皇 :  1
750 %1705’  H − NM R ( C 
D C 41 3)δ :1.4:l ( 9 H ,
 brs)、2.44 〜1.80 ( 2 H , 
 m )、2.59(38,S).:1.39(3H,
S),3.69(3H,  S) ,  4.00 〜
3.26(4H,  m) ,  4.72−4.51
(1B,m).7.15(IH,dd,J=7.6  
,4.9 Hz) .  7.53(IH,  dd,
  J=7.6  ,  1.5Hz) , 8.41
(IH, dd, J=4.9 , 1.5 Hz)[
 Q ] o’ ; − 34.1°( C2.8GM
 Ss/e  : 392 (M”)、233 ( 1
00 %)M S II/e  ( C ton to
o a N *として)計算値=392、1948、 実測値:392、1977, C H C l 3) 2 (S),3 (S),4 (S) − 1−t−ブ
トキシヵルボニル−4− [3− (2−メチルピリジ
ル)]一2−メトキシカルボニル−3−メトキシヵルポ
ニルメチルビロリジン{第1図中の[11]}の合成; アルゴン気流下、シスージエステル[ 101 30m
g(0.0765ミリモ″ル)をt−ブタノールに溶解
し、t−ブトキシカリ 20mg(0.18ミリモル)
を加え,40℃で12時間攪拌した.一部の加水分解の
ため、メタノール5 m lを加え、1%塩酸で弱酸性
にし、ジアゾメタンのエーテル溶液を加えて弱酸性にし
,また弱アルカリ性にした後、減圧下に溶媒を留去し、
その歿渣をエーテルで抽出した.飽和食塩水で洗浄した
のち、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧下に留
去した.残液をシリカゲル5gを用いたカラムクロマト
グラフィーに付し、酢酸エチル/n−ヘキサン(4 :
 l  v/v)混合溶媒の流分より淡黄色油状のトラ
ンスージエステル[11]23鳳g(収率76.7%)
を得た.I  R  y wa’ax’cm−” : 
 1695  、1738[  α l  n   +
  −27.6@  (C   1.00  ,  C
HCI.  )”  H−NMR (  CDCf3 
)8 :!.48、1.45(9H,  S) .  
1.90−2.35(21{,m) 2.54 ( 3
H, S) . :I.81 (3H, S) . :
l.54(3H,  S),  :i.O  −3.3
  (  18,  m).  3.60−4.0  
(2H,m),7.15− (IH,dd,J=7.6
 , 84.9) , 7.53( I H, d d
,ユ=7.6,1 . 5Hz)、8.41( IH,
 dd, J=4.9 ,  1.5Hz)M S 鳳
le  :392% (M”)  .  23:+(1
00  %)MS鰺/e 計算値( C *oH tao s N tとして):
392、1g48 実測値: 392 . 1962 [α]。;−27.6°( CI.00,CHCM3 
).2(S) , 3(S),4(S) − 1−t−
ブトキシカルボニル−2−メトキシヵルボニル−3−メ
トキシカルボニルメチル−4−[3− (2−メトキシ
ヵルボニルビリジル)]一ピロリジン{第1図中の[1
2]}の合虚; トランスージエステノレ[113501g(0.127
ミリモル)のビリジンlmi溶液(、二酸化セレン60
mg(o.soaミリモル)を加え2日間加熱還流した
.反応腋にメタノールを加えセライト濾過し、濾液を減
圧下に濃縮した.残液を1%塩酸で弱酸性にしてから、
ジアゾメタンのエーテル溶液を加えた.また弱酸性にし
たのち、飽和重曹水溶液を加え減圧下にメタノールを留
去した.残渣をエーテルに溶解させ,有機層を飽和重曹
水溶液、飽和食塩水で順次に洗浄した。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去し、残液をシリカ
ゲル3gを用いたカラムクロマトグラフイーに付し、エ
ーテル/n−ヘキサン(4 : I V/V)混合溶媒
の流分より淡黄色油状のトリエステル体[12]  2
9重g (52.4%)を得た.I  R  y 二:
mtCm−’ :  1700、 1738[α] o
  : −32.1”  (C  O.455、CHC
i3 )I  H−NMR  (CDCiff  ) 
 δ :1.46(6H,S),1.52(3H,S)
,2.1  −2.3  (2H,m)1.58(3H
,S),3.80(38,S),197(3H,S).
7.40(IH,d d ,  J = 5.8Hz)
,  7.61 ( I H ,  d d ,  J
 =1.5 .  8) , 8.61(IH,  d
d, J=1.5  5Hz)?.S!八 :436 
(M”) MSg/e 計算値C■H..N. os : 436 .1845
 (M″)、実測偵: 436 .1879 , 2 (S).3 (S).4 (S) − 1 − t
−ブトキシカルボニル−2−メトキシカルボニル−3−
メトキシカルポニルメチル−4− [3− (2−メト
キシカルボニル−6−オキソー1.6−ジヒトロビリジ
ル)]一ピロリジン{第1図中の[13]}の合1; トリエステル体[ 121 131mg(0.30ミリ
モル)の塩化メチレン溶液に70%m−クロロ過安怠香
酸123mg(0.50ミリモル)を加え、室温下で2
3時間攪拌した.減圧下に溶媒を留去し、残液を酢酸エ
チルで抽出し、飽和重曹水溶液.飽和食塩水で順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した.減圧下に溶媒を
留去し、粗2 (S),3 (S).4 (S) −1
−t−ブトキシカルボニル−2−メトキシカルボニル−
3−メトキシカルボニルメチル−4−[3−(2−メト
キシカルボニルーN−オキソビリジル)]ビロリジン1
41皇gを得た.I  R  y  +s:X’CIl
−’  :  1600、 l695、 17コ5’ 
 H−NMR  (CDC文3 )δ :0.95 (
9 H,S).2.35 (2H,brd  ,J−7
Hz).3.16( L H,m)  、3.40−4
.35(4M,m)3.65(3H,S).:1.78
(3H,S),4.02(3H,S) MSg/e  :452 (1g”)  39:l(M
−Co. Me)、:l51  (100%) MS!/竺 計算値.Ca+HteOs Nm : 452 , 7
95  (j”)実測値: 452 .1752 次に、この粗結晶のD M F 3 m l溶液に無水
トリフルオロ酢酸0.30m l (2.08 Qリモ
ル)を滴下し、48時間攪拌した.減圧下で溶媒を留去
した後、残液に水5 m lを加え,塩化メチレンで抽
出した.有機層を飽和重曹水溶液,飽和食塩水で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留
去し、残渣をシリカゲル3gを用いたカラムクロマトグ
ラフィーに付し,3%メタノール/エーテル混合溶媒の
流分より淡黄色油状のピリトン体[ 131 73m 
g (収率53.8%)を得た.[α] :’ : −
 30.6°(C0.17、CHCfL3)、文献値[
α] o :−28.0@( C  O.5、CHC立
3) I R y ::: cm−” : 1695、l73
5、’  H−NMR  (CDC文,)δ :1.4
5 ( 9 H ,  brs)、3.80(3H,b
rd  ),3.99(3H,brs) M S II/e =452 (M″′) 448 ( M ” 4 ) 496 (l00%) MS!/生計算値.C2sH 2110 9 N t 
: 451.1795  (M”) 実測値: 452 .1852 , アクロメリン酸B{第1図中の[14] }の合威:ビ
リドン体[ 13]  451g(0.10mmol)
のIN苛性カリ水溶液を室温で24時間攪拌してから、
トリプルオロ酢酸2m文を水冷下で滴下し、48時間攬
拌した。減圧下に溶媒を留去して得た残液を陰イオン交
換樹脂アムバーライト IRA− 904  ( H 
C 00一型)5g用いたクロマトグラフィーに付し、
粗アクロメリン酸Bを得た.これをセルロース薄層クロ
マトグラフを用いてブタノールーギ酸一水(6:1:2
v/v)混合溶媒で精製した後,陽イオン交換樹脂アン
ハーライトCG−120 4 gを用いたカラムクロマ
トグラフィーに付し、INビリジン水溶液流分よりアク
ロメリン酸B[14]221g(収率67,5%)を得
た. 【 α] 二”:−53.07  ゜ (C D.26
、H衾 O)文献値[α] :3: − 50.1° 
(C O.45、H t O ) ,C D  ( H
.  O ) 227(−1270)、246  (−
6220)  294  (−4520)、 I  H−NMR  (Da  O)  δ :2.4
2 ( 2 H,  d d,  J −9.14, 
17.1Hz)、2.62 ( IH,  d d, 
 J−17.09  ,6.10Hz)、3.311t
 ( I Hm) ,  3.72(IH,  t.J
=11.60Hz)、3.84 ( LH.dd,  
J=11.9.7.93Hz)、4.22(IH,  
dJ − 5.4Hz)、6.78 ( I H,  
d,  J =9.16Hz)  ,  7.73 (
 I H,  d ,  J =9.16Hz)  .
[ α] n’ : − 74.0゜ (C G.1,
 H. O)天然物[ Q] ,a, −79.6° 
(C O.29、H20)[発明の効果] 本発明によれば、特にアクロメリン酸Bの合成に必要な
中間体であるビロリジン化合物を提供することかできる
ので、アクロメリン酸Bの工業的な生産への道が開けた
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビロリジン化合物およびアクロメリン
酸Bの製造方法を示す工程図である.Bn・・・・・・
・・・・・保護基 Boc・・tert−ブトキシルヵルボニル基M−e・
・・・・・・・・・・メチル基py・・・・・・・・・
・2−メチル−3−ピリジル基

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式で表わされるピロリジン化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中Bnは保護基を表わす。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999010351A1 (fr) * 1997-08-22 1999-03-04 Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd. Derives d'acide pyridonecarboxylique et intermediaires aux fins de leur preparation
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