JPH035284A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

車両の前部車体構造

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JPH035284A
JPH035284A JP14089989A JP14089989A JPH035284A JP H035284 A JPH035284 A JP H035284A JP 14089989 A JP14089989 A JP 14089989A JP 14089989 A JP14089989 A JP 14089989A JP H035284 A JPH035284 A JP H035284A
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JP
Japan
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cowl
panel
upper panel
dash
upper member
Prior art date
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Pending
Application number
JP14089989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hayaji Harasaki
原崎 隼次
Reiji Kikuchi
礼治 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH035284A publication Critical patent/JPH035284A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の前部車体構造であって、特にカウル部
分の構造に関する。
(従来の技術) 車両の前部には、空調用の空気取り入れに供されると共
にフロントウィンドガラスの下端部を保持するカウルが
存在する。
従来のカウルは、−船釣に、例えば実開昭170382
号公報に記載されているように、カウルの上面を構成す
る°と共にフロントウィンドガラスの保持部を有するカ
ウルアッパパネルと、該カウルアッパパネルに接続され
カウルの後面および下面を構成するダッシュアッパパネ
ルと、該ダッシュアッパパネルに接続されカウルの前面
を構成するカウルフロントパネルとで構成され、上記各
パネルはそれぞれ一枚の金属板により形成されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記カウル部分の構造は、燃費等の関係から
可能な限り軽量化を図ることが望ましく、また該カウル
はフロントウィンドガラスを保持するものであるから、
衝突時、特に正面衝突(1突)時における該フロントウ
ィンドガラスの保持性能が充分に高い、即ち玉突時にお
いても玉突前とほぼ同様の状態でフロントウィンドガラ
スを確実に保持し得るものであることが望ましい。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、軽量化を図り得ると
共にウィンドガラスの保持性能の向上も図り得る車両の
前部車体構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る車両の前部車体構造は、上記目的を達成す
るため、 カウル上面を構成しダッシュアッパパネルと接続される
カウルアッパパネルが、ウィンドガラス保持部を有する
第1アッパメンバと該第1アッパメンバと上記ダッシュ
アッパパネルとを連結する第2アッパメンバとに分割さ
れ、該第2アッパメンバが樹脂により形成されているこ
とを特徴とする。
(作  用) 上記の如く構成されたカウル構造においては、カウルア
ッパパネルの一部が樹脂によって形成されているので、
全て金属により形成されていた従来構造に比して軽量化
が実現される。
また、カウルアッパパネルを第1アッパメンバと第2ア
ッパメンバとに分割し、ウィンドガラス保持部を有する
第1アッパメンバを樹脂製の第2アッパメンバを介して
ダッシュアッパパネルに連結するようにしているので、
玉突時におけるウィンドガラス保持性能の向上が図られ
る。つまり、玉突時車両前端部に車体後方向きの大きな
荷重が作用し、該荷重によってエンジン等が後方に移動
し、それによってダッシュアッパパネルに大きな後方向
きの荷重が作用するが、上記第2アヅパメンバは樹脂製
であるので、ある程度大きな荷重が作用すると該第2ア
ッパメンバと上記ダッシュアッパパネルもしくは第1ア
ッパメンバとの連結部が破損してしまい、その結果上記
ウィンドガラス保持部を有する第1アッパメンバには上
記ダッシュアッパパネルからの大きな荷重が伝達されず
、よって該第1アッパメンバは玉突時においても殆ど変
位することがなく、ウィンドガラスをほぼ玉突前の状態
で確実に保持することが可能である。
(実 施 例) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を詳細に説
明する。
第1図は本発明に係る構造の第1実施例を備えた車体前
部をステアリングシャフト近傍位置において車体前後方
向に延びる鉛直平面で切断して示す断面斜視図である。
図示の車体前部構造は、車室2と該車室2より車体前方
に位置するエンジンルーム4とを仕切るダツシュロアパ
ネル6と、該ダツシュロアパネル6の上端部に接続され
たカウル8とを備えて成る。
上記カウル8は、カウルの上面を構成するカウルアッパ
パネル10と、カウルの後面および下面を構成するダッ
シュアッパパネル12と、カウルの前面を構成するカウ
ルフロントパネル14とで構成されている。
上記カウルアッパパネル10は車幅方向に延びて左右両
端がそれぞれ左右のフロントピラー(ヒンジピラー)1
6部分に接合されるものであり、車幅方向1コ延びる線
で前方に位置する第1アツパメン/<18と後方に位置
する第2アッパメンバ20どに分割されている。
上記第1アッパメンバ18は金属板から成り、フロント
ウィンドガラス22の下端部を保持するウィンドガラス
保持部24が形成され、フロントウィンドガラス22の
下端は接着剤26を介して上記保持部24に接着保持さ
れ、また該保持部24の下側には補強材28が接合され
該補強材28と保持部24とで車幅方向に延びる閉断面
30が形成されている。
上記第2アッパメンバ20は樹脂によって形成され、そ
の前端部は上記第1アブパメンバ18の後端部にビス3
2で接合され、左右両端部は上記左右のフロントピラー
16部分に接合されている。また、上記第1アッパメン
バ18とのビス32による接合は、車幅方向全域にわた
って所定間隔毎に行なわれている。
上記ダッシュアッパパネル12は、金属板から成り、後
端部は上記第2アッパメンバ20の後端部にビス34で
接合され、前端部は上記ダ・ソシュア・ソバパネル12
の上端とカウルフロントパネル14の下端とに重ね合せ
溶接により接合されている。かかるダッシュアッパパネ
ル12の前端部および後端部の接合も、車幅方向全域に
わたって所定間隔毎に行なわれている。また、ダッシュ
アッパパネル12のカウル下面構成部分には車幅方向に
延びるビード36が形成されている。
上記カウルフロントパネル14は金属板から成り、その
上端と上記第1アッパメンバ18の前端との間には車幅
方向に延びる開口38が形成され、該開口38からカウ
ル8内に外気が取り入れられる。
上記樹脂製の第2アッパメンバ20には、デフロスタダ
クト38が、一体成形によって形成され、また上記ダッ
シュアッパパネル12のカウル下面構成部分には孔が形
成され、該孔にデフロスタホース上端部40が挿通され
、該ホース上端部40の上端が上記第2アッパメンバ2
0に形成されたデフロスタダクト38に接続され、丁度
このデフロスタホース上端部40がカウル8内を貫通し
た態様となっている。
また、上記カウル8の後方であって特にダッシュアッパ
パネル12のカウル後面構成部の後方には、所定の小さ
な間隔を置いて金属製のインストールメンドパネル42
が配設され、該インストールメンドパネル42は閉断面
44を有して車幅方向に延び、両端は左右のフロントピ
ラー16に接合されている。
なお、図中46はエンジンルーム4の上部を覆うボンネ
ットであり、48は上記インストールメンドパネルメン
バ42に接合されたブラケット50によって支持されて
いるステアリングシャフトである。
上記の如く構成された車体前部構造においては、カウル
の一部を構成する第2アッパメンバ20が樹脂製である
ので、従来の全て金属製であった場合に比して軽量化が
図られる。
また、上記構造の概略断面図である第2図に示す様に、
正面衝突時エンジン52が破線で示す様に後方に押し込
まれ、該エンジン52によってダッシュアッパパネル1
2も後方に向けて押され、もしカウル部分が全て金属板
同志で接合されて成る従来構造の場合には、該ダッシュ
アッパパネル12と一体的にカウルアッパパネル10も
後方に移動し、該カウルアッパパネルのウィンドガラス
保持部24モ後方に移動してウィンドガラス22の保持
に支障が生じる。しかしながら、上記本発明の構造にお
いては、ウィンドガラス保持部24を有する第1アッパ
メンバ18を樹脂製の第2アッパメンバ20を介してダ
ッシュアッパパネル12に連結して成るので、上記ダッ
シュアッパパネル12に所定以上の後方荷重が作用する
と、該荷重によって樹脂製第2アッパメンバ20が、特
に上記実施例では該第2アッパメンバ20のビス32も
しくは34によるビス止め部が破損してしまい、その結
果ダッシュアッパパネル12からの大きな後方荷重は第
1アッパメンバ18には伝達されず、従ってウィンドガ
ラス保持部24が大きく後方へ移動する恐れはなく、玉
突時においてもウィンドガラス22を確実に保持するこ
とができる。
さらに、従来は、デフロスタホースやデフロスタダクト
をカウルの外側を通して配設していた、つまりカウルの
下から後ろを通してカウルの上まで回し込んでいたが、
上記実施例では、第2アッパメンバ20が樹脂製であり
複雑な形状のものも容易に成形し得ることを利用して、
該第2アッパメンバ20にデフロスタダクト38を一体
成形し、また該ダクト38に接続するデフロスタホース
40をカウル8内に貫通させて設ける構成を採用したの
で、従来の様にカウルの後ろや上にデフロスタホースや
デフロスタダクトを配置する必要がなく、その分だけカ
ウルの後部および上部に余剰スペースが創出され、イン
ストールメンドパネルを前方に移動させたりする等のイ
ンストールメンドパネルのデザイン自由度の向上が図ら
れる。また、第2アッパメンバ20によりデフロスタダ
クト38を一体成形して成るので、従来の別個に設けら
れていたデフロスタダクトを省略できると共にデフロス
タホース40もカウルの後ろを回し込まないので短くで
き、それらによる軽量化も図られる。
さらに、上記実施例では、カウルの後部に位置していた
デフロスタホースをカウル内を貫通させて設けるように
しているので、カウル後部に所望部材を配置することが
可能となり、よって該カウル後部に図示の如く車幅方向
に延びる閉断面を有するインストールメンドパネルメン
バ42を配置し、該メンバ42によってカウル8が補強
され、玉突時のダッシュアッパパネル12の大幅な後退
を阻止することができる。
第3図および第4図は第2実施例を示す図であり、第3
図は車幅方向中央において車体前後方向に延びる鉛直平
面で切断した断面図であり、第4図は車幅方向中央から
所定長車幅方向外方の位置において切断した断面斜視図
である。
この第2実施例は、デフロスタホース40をカウル8内
を貫通させず、カウル8の後ろを通すようにしたもので
あり、そのためダッシュアッパパネル12と第2アッパ
メンバ20の形状が第1実施例に比して異なるが、他の
部材は第1実施例と基本的に同様であるので、それらの
同様の部材については同様の符番を符し説明を省略する
この第2実施例においては、ダッシュアッパパネル12
の後面構成部分12aを車幅方向中央部分において他の
部分よりも前方に位置させてそこにデフロスタホース4
0を回し込み、第2アッパメンバ20にはデフロスタダ
クト38を一体成形すると共に車幅方向中央部分には上
記デフロスタホース40と接続する開口38aを一体成
形して成る。本実施例においては、デフロスタホース4
0がカウル8の後側を通っているので、該ホース40が
カウル8内を貫通している第1実施例に比して、カウル
剛性の低下が少なく、また第1実施例に比べてカウル貫
通部の取付ブラケット54や該ブラケット部分に設けら
れたシール材(図示せず)等が不要であり、組付が簡単
であると共にコスト内にも重量的にも有利である。
(発明の効果) 上述の様に、本発明に係る車両の前部車体構造は、カウ
ル上面を構成するカウルアッパパネルを、ウィンドガラ
ス保持部を有する第1アッパメンバと該第1アブパメン
バとダッシュアッパパネルとを連結する第2アッパメン
バとに分割し、該第2アッパメンバを樹脂製としたので
、カウル部分の軽量化が図られると共に玉突時における
ウィンドガラス保持性能の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面斜視図、第2図は
第1図に示す実施例の断面概略図、第3図および第4図
は他の実施例を示す図であり、第3図は断面図、第4図
は断面斜視図である。 第2図 8・・・カウル IO・・・カウルアッパパネル 12・・・ダッシュアッパパネル 18・・・第1アッパメンバ 20・・・第2アッパメンバ 22・・・ウィンドガラス 609−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カウル上面を構成しダッシュアッパパネルと接続される
    カウルアッパパネルが、ウィンドガラス保持部を有する
    第1アッパメンバと該第1アッパメンバと上記ダッシュ
    アッパパネルとを連結する第2アッパメンバとに分割さ
    れ、該第2アッパメンバが樹脂により形成されているこ
    とを特徴とする車両の前部車体構造。
JP14089989A 1989-06-02 1989-06-02 車両の前部車体構造 Pending JPH035284A (ja)

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JP14089989A JPH035284A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 車両の前部車体構造

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ID=15279385

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JP14089989A Pending JPH035284A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 車両の前部車体構造

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JP (1) JPH035284A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6601902B1 (en) * 1997-11-20 2003-08-05 Sommer Allibert-Lignotock Gmbh Motor vehicle cockpit
JP2008013144A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Mazda Motor Corp 自動車の前部車体構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6601902B1 (en) * 1997-11-20 2003-08-05 Sommer Allibert-Lignotock Gmbh Motor vehicle cockpit
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