JPH092327A - 自動車のフロントボディ構造 - Google Patents
自動車のフロントボディ構造Info
- Publication number
- JPH092327A JPH092327A JP14852095A JP14852095A JPH092327A JP H092327 A JPH092327 A JP H092327A JP 14852095 A JP14852095 A JP 14852095A JP 14852095 A JP14852095 A JP 14852095A JP H092327 A JPH092327 A JP H092327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- side wall
- shelf
- reinforcing member
- fender panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フードとフロントフェンダパネルとの境に生
じる割線が、前記フロントピラーの前縁と同一直線上に
延びて、ボディ外観に斬新なアクセントを施しながら、
前部空間の上部に入力する衝撃加重を効率良く吸収する
ことが出来るようにする。 【構成】 フロントフェンダパネル1に、フロントピラ
ー4の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚部11を形成す
ると共に、フロントフェンダパネル1の内側方上部に、
前後方向に延びる補強メンバ6を、棚部11に対して交
差させて配設して、該補強メンバ6の前部側を、前記棚
部11の前部上方において前方に突出させる一方、フー
ド2の車幅方向側部に側壁部21を一体形成して、該側
壁部21の端縁を前記棚部に僅少間隔開けて対向させ、
該側壁部21の端縁と該側壁部21の端縁が対向する前
記棚部11との境に生じる割線Lが、前記フロントピラ
ー4の前縁と同一直線上に延びるようにしている。
じる割線が、前記フロントピラーの前縁と同一直線上に
延びて、ボディ外観に斬新なアクセントを施しながら、
前部空間の上部に入力する衝撃加重を効率良く吸収する
ことが出来るようにする。 【構成】 フロントフェンダパネル1に、フロントピラ
ー4の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚部11を形成す
ると共に、フロントフェンダパネル1の内側方上部に、
前後方向に延びる補強メンバ6を、棚部11に対して交
差させて配設して、該補強メンバ6の前部側を、前記棚
部11の前部上方において前方に突出させる一方、フー
ド2の車幅方向側部に側壁部21を一体形成して、該側
壁部21の端縁を前記棚部に僅少間隔開けて対向させ、
該側壁部21の端縁と該側壁部21の端縁が対向する前
記棚部11との境に生じる割線Lが、前記フロントピラ
ー4の前縁と同一直線上に延びるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフロントボデ
ィ構造、詳しくは前部空間の後方においてフロントウイ
ンドの両側に配設されるフロントピラーが、上端部から
下端に向かって斜め前方に傾斜している自動車のフロン
トボディ構造に関する。
ィ構造、詳しくは前部空間の後方においてフロントウイ
ンドの両側に配設されるフロントピラーが、上端部から
下端に向かって斜め前方に傾斜している自動車のフロン
トボディ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に客室の前方に、エンジンなどの器
機類を収容する前部空間を設けた車両においては、該前
部空間の車幅方向両側部をフロントフェンダパネルで覆
い、また該前部空間の上方に、該前部空間を開閉するフ
ードを設ける一方、前記フロントフェンダパネルの内側
方で、且つ該フェンダパネルとフードの車幅方向両側縁
との境に生じる割線に沿って補強メンバを配設し、例え
ば車両の前突時、前記補強メンバを座屈させて、衝撃エ
ネルギーを吸収するようにしている。
機類を収容する前部空間を設けた車両においては、該前
部空間の車幅方向両側部をフロントフェンダパネルで覆
い、また該前部空間の上方に、該前部空間を開閉するフ
ードを設ける一方、前記フロントフェンダパネルの内側
方で、且つ該フェンダパネルとフードの車幅方向両側縁
との境に生じる割線に沿って補強メンバを配設し、例え
ば車両の前突時、前記補強メンバを座屈させて、衝撃エ
ネルギーを吸収するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記フロン
トフェンダパネルとフードと境界に生じる割線を、前記
フロントピラーの前縁と同一直線上に延びるようにした
場合において、前部空間内の側部に配設する前記補強メ
ンバを、従来のように、フロントフェンダパネルの内側
方において前記割線に沿って配設すると、該補強メンバ
の後端部は、前部空間内の上部に位置するにしても、該
補強メンバは前端部に向かうに従って前部空間内の底部
側に向かって延びることとなり、従って、例えば車両の
前突時に、前部空間の前端上部側に作用する衝撃エネル
ギを前記補強メンバで吸収することが困難となる。
トフェンダパネルとフードと境界に生じる割線を、前記
フロントピラーの前縁と同一直線上に延びるようにした
場合において、前部空間内の側部に配設する前記補強メ
ンバを、従来のように、フロントフェンダパネルの内側
方において前記割線に沿って配設すると、該補強メンバ
の後端部は、前部空間内の上部に位置するにしても、該
補強メンバは前端部に向かうに従って前部空間内の底部
側に向かって延びることとなり、従って、例えば車両の
前突時に、前部空間の前端上部側に作用する衝撃エネル
ギを前記補強メンバで吸収することが困難となる。
【0004】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、フードに形成する側壁
部の端縁と該側壁部の端縁が対向するフロントフェンダ
パネルの棚部との境に生じる割線が、前記フロントピラ
ーの前縁と同一直線上に延びるようにしてボディ外観に
斬新なアクセントを施しながら、前部空間の上部に入力
する衝撃加重を効率良く吸収することの出来る自動車の
フロントボディ構造を提供するにある。
であって、目的とするところは、フードに形成する側壁
部の端縁と該側壁部の端縁が対向するフロントフェンダ
パネルの棚部との境に生じる割線が、前記フロントピラ
ーの前縁と同一直線上に延びるようにしてボディ外観に
斬新なアクセントを施しながら、前部空間の上部に入力
する衝撃加重を効率良く吸収することの出来る自動車の
フロントボディ構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明は、フード2により開閉される前部空間Rの
後方で且つフロントウインド3の両側に配設されるフロ
ントピラー4が、上端部から下端に向かって斜め前方に
傾斜している自動車において、前部空間Rの車幅方向両
側方に配設されるフロントフェンダパネル1に、車幅方
向内方側に屈曲して、前記フロントピラー4の前縁とほ
ぼ同一直線上に延びる棚部11を形成すると共に、フロ
ントフェンダパネル1の内側方上部に、後端部が車体の
骨格部材31に固定された前後方向に延びる補強メンバ
6を、前記棚部11に対して交差させて配設して、該補
強メンバ6の前部側を、前記棚部11の前部上方におい
て前方に突出させる一方、前記フード2の車幅方向側部
に、前記補強メンバ6の前部側外側方を覆う側壁部21
を一体形成して、該側壁部21の端縁を前記棚部に僅少
間隔開けて対向させ、該側壁部21の端縁と該側壁部2
1の端縁が対向する前記棚部11との境に生じる割線L
が、前記フロントピラー4の前縁と同一直線上に延びる
ようにしていることを特徴とするものである。
め、本発明は、フード2により開閉される前部空間Rの
後方で且つフロントウインド3の両側に配設されるフロ
ントピラー4が、上端部から下端に向かって斜め前方に
傾斜している自動車において、前部空間Rの車幅方向両
側方に配設されるフロントフェンダパネル1に、車幅方
向内方側に屈曲して、前記フロントピラー4の前縁とほ
ぼ同一直線上に延びる棚部11を形成すると共に、フロ
ントフェンダパネル1の内側方上部に、後端部が車体の
骨格部材31に固定された前後方向に延びる補強メンバ
6を、前記棚部11に対して交差させて配設して、該補
強メンバ6の前部側を、前記棚部11の前部上方におい
て前方に突出させる一方、前記フード2の車幅方向側部
に、前記補強メンバ6の前部側外側方を覆う側壁部21
を一体形成して、該側壁部21の端縁を前記棚部に僅少
間隔開けて対向させ、該側壁部21の端縁と該側壁部2
1の端縁が対向する前記棚部11との境に生じる割線L
が、前記フロントピラー4の前縁と同一直線上に延びる
ようにしていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】以上のフロントボディ構造によれば、前記補強
メンバ6は、前記フロントフェンダパネル1及びフード
2で覆われて、ボディの外観を損なう虞がないのは勿論
のこと、フード2の側壁部21の端縁と該側壁部の端縁
が対向するフロントフェンダパネル1の棚部11との境
に生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と同一
直線上に延びて、ボディの外観に斬新なアクセントを施
すのであり、しかも前部空間Rの前端上部に入力する衝
撃加重は、前部空間R内の上部において前後方向に延び
る前記補強メンバ6で受け止めて、該補強メンバ6の座
屈により効率よく吸収することが出来るのである。
メンバ6は、前記フロントフェンダパネル1及びフード
2で覆われて、ボディの外観を損なう虞がないのは勿論
のこと、フード2の側壁部21の端縁と該側壁部の端縁
が対向するフロントフェンダパネル1の棚部11との境
に生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と同一
直線上に延びて、ボディの外観に斬新なアクセントを施
すのであり、しかも前部空間Rの前端上部に入力する衝
撃加重は、前部空間R内の上部において前後方向に延び
る前記補強メンバ6で受け止めて、該補強メンバ6の座
屈により効率よく吸収することが出来るのである。
【0007】
【実施例】図に示す自動車は、車室前方に設けられる前
部空間Rの車幅方向両側部をフロントフェンダパネル1
で覆うと共に、前部空間Rの上方に、該前部空間Rを開
閉するフード2を設けたものであって、前部空間Rの後
部上方に設けられるフロントウインド3及び該フロント
ウインド3の両側に配設されるフロントピラー4は、上
端部から下端に向かって斜め前方に傾斜している。
部空間Rの車幅方向両側部をフロントフェンダパネル1
で覆うと共に、前部空間Rの上方に、該前部空間Rを開
閉するフード2を設けたものであって、前部空間Rの後
部上方に設けられるフロントウインド3及び該フロント
ウインド3の両側に配設されるフロントピラー4は、上
端部から下端に向かって斜め前方に傾斜している。
【0008】尚、前記前部空間Rには、エンジンなどの
器機類を収容してもよいが、この他、前記前部空間Rを
荷物の収容室として利用するようにしてもよい。
器機類を収容してもよいが、この他、前記前部空間Rを
荷物の収容室として利用するようにしてもよい。
【0009】しかして以上のフロントボディにおいて、
図に示す実施例では、前記フロントフェンダパネル1
に、車幅方向内方側に屈曲して、前記フロントピラー4
の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚部11を形成し、該
棚部11の前端部を、前部空間Rの前方に配設するフロ
ントバンパ5の上面に連続させると共に、該棚部11の
車幅方向内側部に、後記する補強メンバ6への取付壁1
2を縦壁13を介して一体形成している。
図に示す実施例では、前記フロントフェンダパネル1
に、車幅方向内方側に屈曲して、前記フロントピラー4
の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚部11を形成し、該
棚部11の前端部を、前部空間Rの前方に配設するフロ
ントバンパ5の上面に連続させると共に、該棚部11の
車幅方向内側部に、後記する補強メンバ6への取付壁1
2を縦壁13を介して一体形成している。
【0010】尚、前記取付壁12は、前後方向に延び
て、車両の側方から見た場合に、その長さ方向中間部で
前記棚部11と交差している。
て、車両の側方から見た場合に、その長さ方向中間部で
前記棚部11と交差している。
【0011】また前部空間R内の上部側方には、前後方
向に延びるボックス断面の補強メンバ6を配設して、該
補強メンバ6の後端部を、前記フロントウインドの下縁
に沿って配設される車体骨格部材としてのカウル31の
長さ方向端部に、また前端部を、前部空間Rの上部前縁
端に沿って配設されている車体骨格部材としてのラジエ
ータサポートメンバ32の長さ方向端部にそれぞれ固定
することで、フロントボディを側方から見た時、前記補
強メンバ6が、前記前記フロントフェンダパネル1の棚
部11に対して交差して、該補強メンバの前部側が、前
記棚部11の前部上方において前方に突出するようにし
ている。
向に延びるボックス断面の補強メンバ6を配設して、該
補強メンバ6の後端部を、前記フロントウインドの下縁
に沿って配設される車体骨格部材としてのカウル31の
長さ方向端部に、また前端部を、前部空間Rの上部前縁
端に沿って配設されている車体骨格部材としてのラジエ
ータサポートメンバ32の長さ方向端部にそれぞれ固定
することで、フロントボディを側方から見た時、前記補
強メンバ6が、前記前記フロントフェンダパネル1の棚
部11に対して交差して、該補強メンバの前部側が、前
記棚部11の前部上方において前方に突出するようにし
ている。
【0012】また、前記フード2の車幅方向側部には、
該フードの車幅方向側部から下方に湾曲状に屈曲して、
前記補強メンバ6の前部側外側方を覆う側壁部21を一
体形成して、該側壁部21の後縁を前記棚部11に僅少
間隔開けて対向させると共に、前記側壁部21の下縁と
前記棚部11の前部との間にガーニッシュ7を介装し
て、該ガーニッシュ7を前記縦壁11の前端部にボルト
止めし、前記棚部11と、該棚部11に対向する前記フ
ード2における側壁部21の後端縁及びガーニッシュ7
の後端縁との境に生じる割線Lが、前記フロントピラー
4の前縁と同一直線上に延びるようにしている。
該フードの車幅方向側部から下方に湾曲状に屈曲して、
前記補強メンバ6の前部側外側方を覆う側壁部21を一
体形成して、該側壁部21の後縁を前記棚部11に僅少
間隔開けて対向させると共に、前記側壁部21の下縁と
前記棚部11の前部との間にガーニッシュ7を介装し
て、該ガーニッシュ7を前記縦壁11の前端部にボルト
止めし、前記棚部11と、該棚部11に対向する前記フ
ード2における側壁部21の後端縁及びガーニッシュ7
の後端縁との境に生じる割線Lが、前記フロントピラー
4の前縁と同一直線上に延びるようにしている。
【0013】尚、図中8はフロントヘッドランプユニッ
ト、9はフロントサイドドアを示す。
ト、9はフロントサイドドアを示す。
【0014】斯くして以上の実施例によれば、前記棚部
11と、該棚部11に対向する前記フード2における側
壁部21の後端縁及びガーニッシュ7の後端縁との境に
生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と同一直
線上に延びており、この割線Lが、フロントボディの外
観に斬新なアクセントを与えるのであり、また前記補強
メンバは、前記フロントフェンダパネル1及びフード2
で覆われるので、ボディの外観が補強メンバにより、損
なわれる虞がないのである。
11と、該棚部11に対向する前記フード2における側
壁部21の後端縁及びガーニッシュ7の後端縁との境に
生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と同一直
線上に延びており、この割線Lが、フロントボディの外
観に斬新なアクセントを与えるのであり、また前記補強
メンバは、前記フロントフェンダパネル1及びフード2
で覆われるので、ボディの外観が補強メンバにより、損
なわれる虞がないのである。
【0015】しかも前部空間Rの前端上部に入力する衝
撃加重は、前部空間R内の上部において前後方向に延び
る前記補強メンバ6で受け止めて、該補強メンバ6の座
屈により効率よく吸収することが出来るのである。
撃加重は、前部空間R内の上部において前後方向に延び
る前記補強メンバ6で受け止めて、該補強メンバ6の座
屈により効率よく吸収することが出来るのである。
【0016】ところで例えば車両の前突時において、前
部空間の前端上部に衝撃加重が入力された場合には、前
記前部空間内の上部において前後方向に配設されている
前記補強メンバ6で受け止められて、該補強メンバ6の
座屈変形でもって、前記衝撃荷重は効率良く吸収される
のである。
部空間の前端上部に衝撃加重が入力された場合には、前
記前部空間内の上部において前後方向に配設されている
前記補強メンバ6で受け止められて、該補強メンバ6の
座屈変形でもって、前記衝撃荷重は効率良く吸収される
のである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前部空間Rの車幅方向両側方に配設されるフロントフェ
ンダパネル1に、車幅方向内方側に屈曲して、フロント
ピラー4の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚部11を形
成すると共に、フロントフェンダパネル1の内側方上部
に、後端部が車体の骨格部材31に固定された前後方向
に延びる補強メンバ6を、前記棚部11に対して交差さ
せて配設して、該補強メンバ6の前部側を、前記棚部1
1の前部上方において前方に突出させる一方、前記フー
ド2の車幅方向側部に、前記補強メンバ6の前部側外側
方を覆う側壁部21を一体形成して、該側壁部21の端
縁を前記棚部に僅少間隔開けて対向させ、該側壁部21
の端縁と該側壁部21の端縁が対向する前記棚部11と
の境に生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と
同一直線上に延びるようにしたことにより、前記補強メ
ンバ6は、前記フロントフェンダパネル1及びフード2
で覆われて、ボディの外観を損なう虞がないのは勿論の
こと、フード2の側壁部21の端縁と該側壁部21の端
縁が対向するフロントフェンダパネル1の棚部11との
境に生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と同
一直線上に延びて、ボディの外観に斬新なアクセントを
施すことが出来ながら、しかも前部空間Rの前端上部に
入力する衝撃加重は、前部空間R内の上部において前後
方向に延びる前記補強メンバ6で確実に受け止めて、該
補強メンバ6の座屈により効率よく吸収することが出来
るのである。
前部空間Rの車幅方向両側方に配設されるフロントフェ
ンダパネル1に、車幅方向内方側に屈曲して、フロント
ピラー4の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚部11を形
成すると共に、フロントフェンダパネル1の内側方上部
に、後端部が車体の骨格部材31に固定された前後方向
に延びる補強メンバ6を、前記棚部11に対して交差さ
せて配設して、該補強メンバ6の前部側を、前記棚部1
1の前部上方において前方に突出させる一方、前記フー
ド2の車幅方向側部に、前記補強メンバ6の前部側外側
方を覆う側壁部21を一体形成して、該側壁部21の端
縁を前記棚部に僅少間隔開けて対向させ、該側壁部21
の端縁と該側壁部21の端縁が対向する前記棚部11と
の境に生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と
同一直線上に延びるようにしたことにより、前記補強メ
ンバ6は、前記フロントフェンダパネル1及びフード2
で覆われて、ボディの外観を損なう虞がないのは勿論の
こと、フード2の側壁部21の端縁と該側壁部21の端
縁が対向するフロントフェンダパネル1の棚部11との
境に生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と同
一直線上に延びて、ボディの外観に斬新なアクセントを
施すことが出来ながら、しかも前部空間Rの前端上部に
入力する衝撃加重は、前部空間R内の上部において前後
方向に延びる前記補強メンバ6で確実に受け止めて、該
補強メンバ6の座屈により効率よく吸収することが出来
るのである。
【図1】本発明にかかるフロントボディ構造を採用した
自動車の概略側面図。
自動車の概略側面図。
【図2】同、概略斜視図。
【図3】本発明のフロントボディ構造を採用する自動車
の骨格を示す概略斜視図
の骨格を示す概略斜視図
【図4】図1におけるX−X線拡大断面図。
【図5】フロントフェンダパネルの概略側面図。
1 フロントフェンダパネル 11 棚部 2 フード 21 側壁部 3 フロントウインド 4 フロントピラー 6 補強メンバ R 前部空間 L 割線
Claims (1)
- 【請求項1】 フード(2)により開閉される前部空間
(R)の後方で且つフロントウインド(3)の両側に配
設されるフロントピラー(4)が、上端部から下端に向
かって斜め前方に傾斜している自動車において、前部空
間(R)の車幅方向両側方に配設されるフロントフェン
ダパネル(1)に、車幅方向内方側に屈曲して、前記フ
ロントピラー(4)の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚
部(11)を形成すると共に、フロントフェンダパネル
(1)の内側方上部に、後端部が車体の骨格部材(3
1)に固定された前後方向に延びる補強メンバ(6)
を、前記棚部(11)に対して交差させて配設して、該
補強メンバ(6)の前部側を、前記棚部(11)の前部
上方において前方に突出させる一方、前記フード(2)
の車幅方向側部に、前記補強メンバ(6)の前部側外側
方を覆う側壁部(21)を一体形成して、該側壁部(2
1)の端縁を前記棚部に僅少間隔開けて対向させ、該側
壁部(21)の端縁と該側壁部(21)の端縁が対向す
る前記棚部(11)との境に生じる割線(L)が、前記
フロントピラー(4)の前縁と同一直線上に延びるよう
にしていることを特徴とする自動車のフロントボディ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14852095A JP2852204B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 自動車のフロントボディ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14852095A JP2852204B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 自動車のフロントボディ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH092327A true JPH092327A (ja) | 1997-01-07 |
JP2852204B2 JP2852204B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=15454620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14852095A Expired - Lifetime JP2852204B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 自動車のフロントボディ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2852204B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7048326B2 (en) | 2003-10-08 | 2006-05-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Front body structure of motor vehicle |
JP2006219018A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
JP2012140045A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Suzuki Motor Corp | エンジンルーム側部構造 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP14852095A patent/JP2852204B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7048326B2 (en) | 2003-10-08 | 2006-05-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Front body structure of motor vehicle |
JP2006219018A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
JP4665542B2 (ja) * | 2005-02-10 | 2011-04-06 | マツダ株式会社 | 自動車の前部車体構造 |
JP2012140045A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Suzuki Motor Corp | エンジンルーム側部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2852204B2 (ja) | 1999-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2563632Y2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JP2001334955A (ja) | 車輌のドアの補強構造 | |
US6698823B2 (en) | Front pillar panel assembly structure of a vehicle | |
JP5703145B2 (ja) | 車両の前部車体 | |
JPH06144299A (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JPS62181976A (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JP2852204B2 (ja) | 自動車のフロントボディ構造 | |
KR20200117277A (ko) | 차량용 프론트필러구조 | |
JP3912034B2 (ja) | 自動車のフロントピラー構造 | |
JP2022083565A (ja) | 車体構造 | |
JPH0138711B2 (ja) | ||
EP3808606B1 (en) | Vehicle front structure, and vehicle | |
JPH1143071A (ja) | 自動車の車体前端部構造 | |
JP3460943B2 (ja) | 自動車のカウル部構造 | |
WO2022196667A1 (ja) | 車両のダッシュパネル及び車両のダッシュパネル取付構造 | |
JPH0439816Y2 (ja) | ||
JP2860903B2 (ja) | トラックのキャブ構造 | |
JPH01186481A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP2996038B2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JPH0439815Y2 (ja) | ||
KR0162153B1 (ko) | 차량의 센터 필러 보강구조 | |
JPH0241983A (ja) | 車両の前部車体構造 | |
KR0140310Y1 (ko) | 차체 바디 강성을 위한 선 루프의 루프 구조 | |
JPH10138759A (ja) | 自動車用ドアパネル構造 | |
JPH07205836A (ja) | 前部車体構造 |